2015年11月03日
本日の野鳥観察会2015年11月3日
01
本日、A公園にて、「早朝野鳥観察会」を行いました。
文化の日、晴れの特異日、今朝もそれほど寒くもなくていい天気。
今日の鳥合わせ板から。
02
本日確認できた野鳥は17種
クマゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、
ツグミ、ルリビタキ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、
ゴジュウカラ、エナガ、キバシリ、メジロ、ウソ、
シメ、イカル
今日は子どもさんも参加していたので、絵があります(笑)。
今日はやっぱりクマゲラ!!
「森の家」を出て外でハシブトガラを観察していたところ、
藻岩山方向から「プルプルプル」とクマゲラの声。
だんだん近づいてきて、何と、我々の頭の真上に!
肉眼で顔がはっきりと見えるほどの低さでした。
そのクマゲラは50mほど離れた木にとまり採餌を始める。
逃げないようその場で参加者全員双眼鏡で観察。
2分ほどして奥の森の方に飛んで行きました。
しかし、それから20分ほど、奥の森の散策路に入ったところ、
雄のクマゲラが30m先のケヤマハンノキで採餌しているのを発見。
こちらは話ながら歩いていましたが、あまり気にする様子もなく、
20mほどまで近寄ったところで立ち止まりまた観察。
肉眼でも見えるほどですが、双眼鏡でじっくりと観察。
さらにあまり動かないのでフィールドスコープでの捕捉も成功。
クマゲラは木の穴に頭を突っ込んで何かを食べたり、
ホバリングのような仕草で木の幹の周りを移動したり。
まるで警戒していないようにも見えました。
その木で15分、さらに近くの木に移動して5分、
計20分ほどクマゲラをじっくりと観察することができました。
参加してくださった方もみな近くでクマゲラを見るのは初めて。
僕も、もう10年ここで野鳥観察会を行っていますが
これだけ近くで長く見られたのは初めてでした。
03
今日はしかし案内役のため自分で写真を撮ることができず。
今年6月にA公園で撮った雄のクマゲラの写真を代用します。
同一個体の可能性はあるのですが、調べようがない。
クマゲラを見ている時、谷のやや遠くにオオアカゲラ雄、
さらにクマゲラが逃げてから近くにアカゲラ雌も表れ
コゲラも声だけ聞こえ、さながらきつつきまつりでした(笑)。
他の話題としては、こちらでは夏鳥のメジロがいたこと。
11月以降にここでメジロを見たのは初めて。
10日ほど見ておらず、もう南に移動したかと思っていましたが、
いました、寒さは乗り切ったんだな。
でもまあ、すぐに南に行ってしまうでしょうけど。
夏鳥ではイカルもまだいました。
イカルは一度越冬したり、11月に確認したことも何度かあるので
驚きはしませんでした、いや、やっぱり少しは驚いた。
ルリビタキは札幌周辺では11月上旬まで残っていることも珍しく
ないですが、A公園で11月に出たのは何回目か、といったところ。
エナガも数羽の群れが通過しましたが、
ゆっくりと見られなくて残念。
カケス、キバシリ、マヒワといったレギュラーメンバーが見られず、
ヒレンジャクもいなかったのですが、それでも今日は
クマゲラがじっくりと見られただけでもよかったです、はい。
なお、道中最もよく見られたのは、やはりというか、ハシブトガラでした。
04
野鳥観察会は冬の間も行います。
2月はスノーシューかな。
いや、長靴やスノーブーツでも歩くことはできるけれど。
冬鳥の動きも追ってゆかないと。
05
最後は犬たち3ショット。
今日は朝が早かったので、一昨日の写真にて失礼します。
本日、A公園にて、「早朝野鳥観察会」を行いました。
文化の日、晴れの特異日、今朝もそれほど寒くもなくていい天気。
今日の鳥合わせ板から。
02
本日確認できた野鳥は17種
クマゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、
ツグミ、ルリビタキ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、
ゴジュウカラ、エナガ、キバシリ、メジロ、ウソ、
シメ、イカル
今日は子どもさんも参加していたので、絵があります(笑)。
今日はやっぱりクマゲラ!!
「森の家」を出て外でハシブトガラを観察していたところ、
藻岩山方向から「プルプルプル」とクマゲラの声。
だんだん近づいてきて、何と、我々の頭の真上に!
肉眼で顔がはっきりと見えるほどの低さでした。
そのクマゲラは50mほど離れた木にとまり採餌を始める。
逃げないようその場で参加者全員双眼鏡で観察。
2分ほどして奥の森の方に飛んで行きました。
しかし、それから20分ほど、奥の森の散策路に入ったところ、
雄のクマゲラが30m先のケヤマハンノキで採餌しているのを発見。
こちらは話ながら歩いていましたが、あまり気にする様子もなく、
20mほどまで近寄ったところで立ち止まりまた観察。
肉眼でも見えるほどですが、双眼鏡でじっくりと観察。
さらにあまり動かないのでフィールドスコープでの捕捉も成功。
クマゲラは木の穴に頭を突っ込んで何かを食べたり、
ホバリングのような仕草で木の幹の周りを移動したり。
まるで警戒していないようにも見えました。
その木で15分、さらに近くの木に移動して5分、
計20分ほどクマゲラをじっくりと観察することができました。
参加してくださった方もみな近くでクマゲラを見るのは初めて。
僕も、もう10年ここで野鳥観察会を行っていますが
これだけ近くで長く見られたのは初めてでした。
03
今日はしかし案内役のため自分で写真を撮ることができず。
今年6月にA公園で撮った雄のクマゲラの写真を代用します。
同一個体の可能性はあるのですが、調べようがない。
クマゲラを見ている時、谷のやや遠くにオオアカゲラ雄、
さらにクマゲラが逃げてから近くにアカゲラ雌も表れ
コゲラも声だけ聞こえ、さながらきつつきまつりでした(笑)。
他の話題としては、こちらでは夏鳥のメジロがいたこと。
11月以降にここでメジロを見たのは初めて。
10日ほど見ておらず、もう南に移動したかと思っていましたが、
いました、寒さは乗り切ったんだな。
でもまあ、すぐに南に行ってしまうでしょうけど。
夏鳥ではイカルもまだいました。
イカルは一度越冬したり、11月に確認したことも何度かあるので
驚きはしませんでした、いや、やっぱり少しは驚いた。
ルリビタキは札幌周辺では11月上旬まで残っていることも珍しく
ないですが、A公園で11月に出たのは何回目か、といったところ。
エナガも数羽の群れが通過しましたが、
ゆっくりと見られなくて残念。
カケス、キバシリ、マヒワといったレギュラーメンバーが見られず、
ヒレンジャクもいなかったのですが、それでも今日は
クマゲラがじっくりと見られただけでもよかったです、はい。
なお、道中最もよく見られたのは、やはりというか、ハシブトガラでした。
04
野鳥観察会は冬の間も行います。
2月はスノーシューかな。
いや、長靴やスノーブーツでも歩くことはできるけれど。
冬鳥の動きも追ってゆかないと。
05
最後は犬たち3ショット。
今日は朝が早かったので、一昨日の写真にて失礼します。
Posted by guitarbird at 21:40
│鳥情報板
この記事へのコメント
私も野鳥観察会を担当する機会が多いので、よく分かりますが、参加者にクマゲラをじっくり観察していただいたのはよかったですね。それだけで大成功でしょう。
初めて見られる方にとっては、感動ものだったと思います。
特にスコープで見ると羽根のディテールも観察できて、美しく見えます。
キツツキは人気者ですから、オオアカゲラやコゲラも見られて、参加者は満足されたと思います。
初めて見られる方にとっては、感動ものだったと思います。
特にスコープで見ると羽根のディテールも観察できて、美しく見えます。
キツツキは人気者ですから、オオアカゲラやコゲラも見られて、参加者は満足されたと思います。
Posted by fagus06 at 2015年11月04日 08:13
fagus06さん、こんばんわ
そうですよね見る機会が少ない鳥はその季節だけの鳥が
じっくりと見られると、もうそれだけでいいですよね。
クマゲラは幹にいてすぐに大きくは動かないので、
スコープでじっくりと見られた、それもよかったです。
春はキビタキなどほぼ確実に見られるのですが、秋以降は
不安定要素が多いのが行う側としても心配ではありますね。
まあそれも含めて自然であることを理解していただければ
それはそれでいいのかもしれないですが。
そうですよね見る機会が少ない鳥はその季節だけの鳥が
じっくりと見られると、もうそれだけでいいですよね。
クマゲラは幹にいてすぐに大きくは動かないので、
スコープでじっくりと見られた、それもよかったです。
春はキビタキなどほぼ確実に見られるのですが、秋以降は
不安定要素が多いのが行う側としても心配ではありますね。
まあそれも含めて自然であることを理解していただければ
それはそれでいいのかもしれないですが。
Posted by guitarbird at 2015年11月04日 18:58