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Posted by naturum at

2017年09月11日

ヤマゲラ事情

01


ここ2週間ほど、A公園「森の家」の周りで
ヤマゲラの姿をよく見ます。

これは今朝撮影した雌の個体。

ヤマゲラはカラ類のように採餌中に声を出すことはあまりなく、
木をつつく音で気づくか、さもなくば鉢合わせしてしまい、
そこで初めて「キュキュッ」と声を出して飛んで逃げます。

しかし一度に遠くまで飛ぶことはめったになく、
5mから15mくらいの近い木や地面にすぐにとまります。


02


今朝の雌同一個体をもう1枚。

今朝は散策路脇の笹薮に生えた木の下の方で
採餌していたところに僕が通りかかって飛んで逃げた。

10mほど逃げた先で木にとまるのではなく地面に降り、
地面をつついて何かを食べ始めました。

そうなんです、ここ2週間で見られるヤマゲラの
もうひとつの共通項は、いつも地面か木の下の方にいる。
この期間、飛んで逃げた時以外はすべて、
僕の腰より下にいたところを最初に見つけました。

つまり、いつも下の方で何かを食べているということですが、
アリと考えると納得はできます。
アリ多いですからね、今の時期。

今朝はこの1羽以外に笹薮で少し大きめの音がしたので
探しましたが、ヤマゲラがもう1羽いたのか他の鳥かは分からず、
こちらの個体を追いかけているうちにもう一方は見失いました。


03


6日遡って9月5日撮影のこちらは雄の個体。

雄の個体ですが、顔の周りの羽がぽやぽやした感じで、
幼鳥と思われます。

木にとまっていますが、これもやはり最初に鉢合わせした時は、
僕の膝くらいの木の幹にいました。


04


同じ雄の幼鳥と思われる個体。

この時は見ていると木をどんどん登っていきました。
笹薮に生えた木の場合、ある程度上がってくれる方が
撮影はしやすいんですよね。

なんて人間の事情はいいとして、これ、目の周りが特に
不揃いな感じがして、見慣れたヤマゲラ成鳥とは少し違う。

最初の2枚、今朝撮影した雌は成鳥ですが、
となるとこの2羽は親子なのかもしれない。
餌の取り方をお母さんが子供に教えているのかな。


05


さらに6日遡って8月31日の1枚。

雌成鳥、この日からほぼ毎日ヤマゲラを見ていますが、
この時はこの個体の近くにもう1羽いたのを目視しました。

しましたが、飛ぶ後ろ姿を一瞬見ただけで、
頭に赤い部分があるかどうかは確認できず。

親子、母子だったのかな。

もし親子だとすれば、ある程度の期間一緒にいるとして、
でもそろそろお別れの時期を迎えることでしょう。

「森の家」の周りで見られるのももうそろそろ終わりかな。

その間また見て撮れるといいのですが。


06


この期間に見た他のキツツキの写真を2枚ほど。

アカゲラ雄、成鳥。

今年は結局幼鳥を見ることが少なかったので、
7月にお伝えしたように、アカゲラの羽が飛散していた、
その羽の持ち主は幼鳥だったのではないか、
巣立ち後すぐに襲われたのでは、と、考えずにはいられません。


07


クマゲラ雌、同じ時に撮った同一個体の他の写真を見ると、
虹彩が緑がかっていないので成鳥と思われますが、でも、
この時期にはもう幼鳥も緑みが抜けているかもしれず、
なんとも言えないです。

クマゲラは週に1回くらい「森の家」の周りで見ますが、
この前に見た8月下旬の時は雄の今年巣立った幼鳥でした。
それは虹彩の色でわかったのですが、でも、鳴き方も
幼鳥はなんとなくしゃきっとしない感じの声を出します。


あ、せっかくなのにコゲラを撮っていませんでした。
コゲラは声はよく聞きますが、そういえばこの間は、
近くでは見なかったのでした。


みなさん、撮らせてくれてありがとう。


さて犬たち。

08


今朝の3ショット。

もう朝は涼しいのですが、でも今朝はそういえば、
なんとなく湿度が高いように感じられました。

犬たちにはまだ涼しいとまではいかないかも。


09


久し振りなので3ショットをもう1枚。

秋の鳥が少ない時期、
ヤマゲラが近くでよく見られるのは嬉しいですね。

また撮れないかなぁ。
  


Posted by guitarbird at 23:14鳥情報板

2017年08月14日

ホオジロ幼鳥今年2回目

01


ホオジロの巣立ち幼鳥を見ました。
この写真は8月4日に撮影したものです。

尾羽がまだまともに生えていない、
まさにぽやっぽやといった感じ。
大丈夫かな、不安にさせられもしますね。

ホオジロの親子は今年一度記事にしています。
ホオジロの親子の記事リンク

今回の巣立ち幼鳥は2回目ということになります。

同じつがいが2度繁殖したのでしょうか。

前回の雛は6月20日頃に巣立っていました。

6月と8月に見られた場所は200mほど離れていますが、
同じつがいか、はたまた別のつがいが時期をずらして
営巣したものなのか?

ホオジロの繁殖の様子をウィキペディアから引用します。
(引用者は改行や表記変更など適宜施しています)。


繁殖期は日本では4-7月。
低木の枝や地上に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、
一度に3-5個前後の卵を産む。(中略)
卵は白色で、黒褐色の斑点や曲線模様がある。
また、カッコウに托卵されることがある。
抱卵期間は約11日で、雌が抱卵する。
雛は約11日で巣立ちするが、
その後も親から給餌を受け約1ヶ月で親から独立する。



02


同じ日に撮った別の幼鳥、2羽いて運よく両方撮れました。

さて、仮に同じペアが2回繁殖を行ったとの仮定で計算してみます。

1回目の幼鳥が親から独立したと思われるのは7月20日頃。
その後産卵し、11日抱卵し、さらに11日で巣立つとすると、
8月11日頃に巣立ち幼鳥が見られるという計算になります。
ということは8月4日に2回目の巣立ち幼鳥がいたのは
1週間ほど早いということになります。

ということは、別の個体がたまたま近くで時期をずらして営巣?

でも、ホオジロの雄が近くで2羽でいるというのを、
今年はA公園では見ていません、春から夏までずっと。

だとすればやっぱり同じつがいの2回目かな。

幼鳥が独立する前から母鳥が抱卵していたというのは
(ホオジロは雌しか抱卵しない)、給餌は雌雄で行うため
可能性が低そうですが、でも雄だけが給餌することも
ないわけではないかもしれない。
そこはデータを持ち合わせていないので不明です。

巣立ちが早かったという可能性は、尾羽のない幼鳥を見ると
ないわけではないかもしれません。

もうひとつ、2羽いた1回目の幼鳥が巣だって早いうちに
どちらも外敵の獲物となってしまったために、
もう一度繁殖したという可能性はどうでしょう。
ウィキペディアの引用にはありませんが、天候などの理由により
春から秋の間に繁殖を2回以上行うのは、ホオジロに限らず、
シジュウカラなどで知られており、不思議はありません。

傍証といえるかどうか、あくまでも印象程度ですが、そういえば
7月半ばくらいから、1回目の幼鳥の姿を見ていなかった気が。

個体識別をしていなかったので(できないのですが)、
そこは分かりようがない。
でも、とにかく今年はホオジロ巣立ち幼鳥が時期を異にして
2回見られたことに間違いはありません。


03


04


こちら8月7日、幼鳥の3日後に撮影したホオジロ雌成長。

大きな芋虫を捕まえ、さてどうやって食べさせようか、
嘴でつまんで地面に叩きつけていましたが、
僕が見ている間の5分くらいではらちが明かないようでした。
最後まで見ていられればよかったのですが、そうもゆかず。

この芋虫はあの3日前に見た幼鳥に食べさせるのかな。

など、いろいろ考えるのが自然観察の楽しいところです。

撮らせてくれてありがとう。


さて犬たち。

05


最近は庭の椅子との取り合わせて撮るのがテーマ。


06


ここのところ記事の間隔があいているので、
今日は特別にもう1枚。

なお、「ペルセウス座流星群」、
今年は天気が悪くて見られませんでした、残念。

そして今年は本格的な夏が、ひとあし早く
7月上旬に来ただけで夏は終わりました。

  


Posted by guitarbird at 22:16鳥情報板

2017年07月10日

ホオジロの親子

01T


5月に「優しいホオジロ」と題して(記事こちら)、
ホオジロが巣造りをしていた様子を報告しました。

繁殖は成功したようで、巣に幼鳥が2羽いるのを確認していました。

幼鳥は6月20日頃に巣立ちました。
地面に営巣するホオジロは巣が外敵に狙われやすいため、
卵からかえって10日ほどでもう幼鳥が巣立ち、
親子で巣から離れます。

先日、その親子を見かけました。
写真01Tに3羽写っていますが、左が雌の親、
あとの2羽は幼鳥です。
雄の親も近くにいて一緒に行動していました、ご安心を。

なお、この記事のホオジロの写真はすべてトリミングしています。


02T


03T


04T


口の中が赤くて嘴が黄色く大きい。
まだまだ幼鳥ですね。

一生懸命餌をねだっていたのがかわいい。

ホオジロは、巣立つのが早い代わりに、巣を出て暫くは
親が子に餌を上げて大きく育てていくようです。


05


これがホオジロの巣。
草で作ったきれいなお椀型の巣です。

完全に戻って来なくなったのを確認して撮影しました。

人が結構通る場所に営巣していて驚きました。
よく見つからなかったなあと。

でも、巣に入る時は慎重に人が見ていない瞬間を
狙うほど用心深かったし、そもそもほとんどの人が
そんなところに巣があるとは思わず素通りしたことでしょう。


06T


幼鳥。
顔の隈取がまだなく、一見ホオジロとは分からないですね。
これより少し育った8月のホオジロの幼鳥は見たことありますが、
ここまで若いのは初めて見ました。

もう少し、外で餌をもらう幼鳥の姿が見られるかな。


06


ホオジロがより身近に感じられた今年のA公園でした。


07


最後は昨日の犬たち3ショット。

日差しが強いと写真もきりっとして、ないか、こいつらは(笑)。


  


Posted by guitarbird at 22:22鳥情報板

2017年06月13日

シマエナガ巣立ち幼鳥こんにちは

01


亜種シマエナガの巣立ち幼鳥が撮れました。

昨日の夕方、A公園を歩いていると、
「ツツーツツーッ」という甲高い声が賑やかに聞こえてきました。
1羽や2羽ではない、聞いたことがない音。

すぐにシマエナガと分かりました。

探すと、法面の下にある木を数羽で西から東に、
少しずつ進みながら移動していました。

最初に見えたのは成鳥でしたが、その音の多さ、
そして音色の違い、幼鳥連れだろうと。

いました、幼鳥。

シマエナガは「雪ん子バード」と言われるように、
顔が雪だるまみたいに白いのが特徴ですが、
幼鳥は巣立ち後暫くは内地の亜種エナガ同様、
顔に目にかかる黒くて太い帯があります。


02


頭を後ろからみると見事な「逆モヒカン」。

ただ、他の個体の写真を見ると(写真ひどくてお見せできませんが)、
前や横から見ると顔が白いけれど、後ろから、つまり
羽が生えている方向と逆から見ると黒っぽく見えるものがいて、
どうやら幼鳥の成鳥度合いにより黒さが違うようです。

ということは、シマエナガの幼鳥の顔に黒い帯があるのは、
そんなに長い期間ではないのでしょうね。

写真を拡大して見ると、目の周りが赤くてまさに「赤ちゃん」。
瞳も瞳孔が青っぽく見えたのが成鳥との違いでした。


03


この個体はこの枝に30秒くらいじっとしていて、
50カットくらい写しました。

エナガはちょこまか動いて餌を探すので、
なかなかとまってくれないのですが、
幼鳥ということもあって、なんというか、とろかった。

こんなチャンスは滅多にない。
しかし、意外と冷静に撮れました。

しかも、実は、僕はもうA公園で10年以上鳥見をしていますが、
シマエナガの幼鳥をA公園で撮った、いや、見たこと自体、
今年が初めてなのでした。

巣が近くにあったのかな。

撮らせてくれてありがとう!


あ、ふと気づいた。
今日のタイトル、たまたまだけど俳句になってる!

シマエナガ巣立ち幼鳥こんにちは 樹翔


04


最後は今朝の3ショット。

シマエナガ幼鳥が撮れたのが嬉しくて、
犬たちも、光と影を利用し多少よく撮ってみました(笑)。



  


Posted by guitarbird at 21:29鳥情報板

2017年05月23日

優しいホオジロ

01


数日前のA公園。

ホオジロの雌が巣材を集めていました。

展望台近くの開けた場所、
しかもこの写真で僕との距離が5mあるかないか。

見ている間ずっと地上を歩きながら、
何かの毛や植物繊維を集めていました。

イッピツケイジョウ

そこに囀りが聞こえてきました。
ホオジロは雌は囀りません。
どこか他に雄がいるのです。


02


いました。

雌から5mほど離れた地面で囀りをしていました。

「一筆啓上仕り候」

しかし、あれ?
口元には何もありません。

雄は巣材を集めないの?

雌が黙って巣材を集めている間、外敵(=僕)の気を引くために
雄は近くで囀りをしているのだと推測しました。

しかしそれにしては雄君、君は僕よりも
雌のホオジロから遠い所にいるよ、それでいいの?

後で調べると、そうでした。

ホオジロは巣造りは雌のみが行うのだそうです。

雄はこのように近くで囀りをして外敵の気を引いて
雌を励ますのがせいぜい。

もしかして「情けない夫」に見えるかもしれない。

でも、僕は、優しい夫だなと思いました。
少なくともそばにいて見守っているのだから。


03


雌のホオジロは、僕がずっと見ていても構わず
巣材を拾い続けていました。
よほどそこにある巣材がよかったのでしょう。

雄ももちろんずっとそばで囀りをしていましたが、
雄の方は僕をちら見しつつ、早くそこを離れようよと
雌に呼びかけているようにも感じられました。

でも、優しいホオジロなんです。


04


巣造りの3週間ほど前のつがい。

場所が近いのでおそらく同じつがいだと思いますが、
この頃はまだ新婚旅行から帰ったばかりくらいかな。

いい子が育つといいなあ。

撮らせてくれてありがとう。


05


最後は一昨日の犬たち3ショットにて。

今日の札幌は最高気温が20度を下回り、
明日もそんな予報、少し季節が戻りました。

  


Posted by guitarbird at 22:46鳥情報板

2017年04月27日

夏鳥情報2017年4月後半

01


札幌A公園の夏鳥到来情報、4月後半編です。


ヤブサメ

2017年4月24日
2016年4月22日
2015年4月21日

今年は昨年より2日遅れですが、その前2日ほど寒かったので、
こちらに来るのを待っていたと考えるとほぼ同じですね。
夏鳥到来、前後2日は小気候の影響と考えています。

写真は今日撮影したヤブサメ。
近くの笹薮で囀りしていたのでしゃがんで待っていたところ、
よこの木にとまって囀り始めました。
ヤブサメが笹から出ることは少ないのですが、
今日はとっても運がよかったです。

そしてこの歌い方がかわいい。

ヤブサメは地味にファンなのです、はい(笑)。


メジロ

2017年4月24日

2016年4月15日
2015年4月25日

メジロもヤブサメと同じ日に来ましたが、
やはり前日までの寒さが過ぎるのを待っていたのでしょう。

メジロは昨年より9日も遅いですが、20日になり、
まだかまだかと待ち望んでいました。

しかしいざ来ると、いちばん賑やかな鳥で目立ちますね(笑)。


コマドリ

2017年4月25日

2016年4月27日
2015年(記録なし)

コマドリの初認日は鳥仲間情報ですが、
僕自身も今日鳴き声を聞きました。

2015年は記録なし、記載し忘れたのではなく、
その年はA公園でコマドリを確認できませんでした。
参考までに2014年の記録を見ると4月27日で、
やはり同じ頃に来ていますね。

コマドリは1週間ほどでA公園からいなくなり山地に移動します。
いる間に今年こそは撮りたい。


センダイムシクイ

2017年4月27日

2016年4月27日
2015年4月30日

今日到着しましたが、その1羽1回しか確認できませんでした。
先遣隊かな。

センダイムシクイも本格的に来ると賑やかになりますね。


4月はまだ3日ありますが、記事の都合で今日上げました。
4月中に新着の夏鳥があればここに書き足します。


02


エゾエンゴサクが咲いていました。

植樹の根元で昨年までは咲いていなかった場所ですが、
土をいじったことで出てきたか運ばれてきたのでしょう。

公園内の目立つ場所なので、もっと広がるといいなあ。


03


最後は昨日の3ショット。

A公園は野鳥の声で賑やかになっていますよ。


  


Posted by guitarbird at 20:48鳥情報板

2017年04月17日

夏鳥情報2017年4月前半

01


春は夏鳥到来の季節。

A公園に4月前半(厳密には16日まで)にやって来た
夏鳥情報をまとめました。
今年の到来が早い順に並んでいます。


キジバト

2017年:3月27日

2016年:3月29日
2015年:4月2日

キジバトは3月22日に千歳にいました。
北海道に来たというより、A公園に来た日となるのでしょうね。


ホオジロ

2017年:3月29日

2016年:3月28日
2015年:3月29日

ここ3年で1日しか違わないですね。
ホオジロは10年前よりも5日ほど早い傾向にあります。
それまでは4月になると来るという感じでした。


ヤマシギ

2017年:4月6日

2016年:3月29日
2015年:(記録なし)

ヤマシギ一昨年の記録がないですが、見た記憶もない。
今年は逆によく目にします。



モズ

2017年:4月7日

2016年:4月7日
2015年:(記録なし)

モズも2015年はA公園で一度も見なかったのですが、
いずれにせよA公園ではあまり目立たない鳥です。



キセキレイ

2017年:4月9日

2016年:4月8日
2015年:3月29日

キセキレイは今勢いよく賑やかに鳴いていますが、
例年より早くこの鳴き方を始めています。



トラツグミ

2017年:4月11日

2016年:4月14日
2015年:4月4日

夜に鳴くはずのトラツグミは一昨日と今日、
雨でも曇りでもないのに、朝8時半頃囀りをしていました。


ルリビタキ

2017年:4月12日

2016年:4月10日
2015年:(記録なし)

今日はきれいな雄の姿を今年初めて見ました。
2015年は春に一度も見られませんでした。


クロツグミ

2017年:4月14日

2016年:4月27日
2015年:4月22日

今年は僕が記録を取り始めていちばん早く来ました。
クロツグミ、賑やかで朗らかで鳴いていると楽しいですね。


アオジ

2017年:4月15日

2016年:4月13日
2015年:4月17日

アオジが来ると一気に明るくなります。
今年はまともにいい写真を撮りたいですね。


ウグイス

2017年:4月16日

2016年:4月13日
2015年:4月18日

アオジとウグイスはだいたい毎年同じか1日違いです。
囀り、昨日より今日は少しは上手くなっていました(笑)。



以上が昨日までに記録が上がった夏鳥。

今日はアカハラを今年初めて確認しましたが、
アカハラは昨年一昨年と、通常来るよりはるかに遅い時期に
A公園で初めて確認したので、データの対象外としています。


次はもう明日明後日にでもヤブサメ、続いてメジロ、
今月末までにセンダイムシクイが来るでしょう。

ほんとうに春は一夜で世界が変わるのが
鳥見人間には楽しいですね!

最後3ショットにて。

02




  


Posted by guitarbird at 23:20鳥情報板

2017年03月22日

ダイサギタイム

01


仕事休みの今日は朝から
"Woman"と長都沼に鳥を見に行きました。

長都沼は水面の氷が解けてはいましたが、
まだ水鳥たちは多くは見られませんでした。

オオハクチョウは飛び立つところを数羽、
ヒシクイは地上にいる数羽、マガンは上空の編隊を2つ、
それくらい。
着いたのが8時過ぎで、もう沼から周辺に採餌に
出てしまった後というのもあったでしょうけれど、
思っていたほど多くはなかった。

しかしダイサギは数羽いて、じっくりと観察し撮影できました。


02


ダイサギが数羽、まだ周りに雪が残る沼を歩いていました。

川岸にアオサギも数羽いました。
アオサギは今年初めて見ました。

遠かったので撮影できず。

02から04も、サンヨンでは遠いので、
FD500mm+オリンパスOM-Dでの撮影に作戦変更。

30mは離れていましたが、それでも警戒していました。


03


見ていると時々魚も捕まえていました。
遠巻きだけど魚が見られたのは新鮮な気分ですね。

岸にいたアオサギは水に入ることなく、
気がつくと飛んでいなくなっていました。


04


飛び立つ瞬間も撮れました。
警戒していたから飛んだのかもしれないですが。

ダイサギは姿が優雅ですね。
今回、すっかりファンになりました。


05


飛んだ個体が1羽、頭の真上に来ました。

動いている個体はさすがに三脚固定のOM-Dセットでは撮れず。
サンヨンでなんとか撮れましたが、それでも頭上を通過すると
僕ものけぞりながら追ってバランスを崩しよろけました(笑)。


06


長都沼。
沼といっても実際は川=放水路なのですが。

ダイサギは毎年春と秋に必ずここで観察されますが、
道内での繁殖はまだ確認されていないという
なんとも不思議な鳥です。

ダイサギをこれだけじっくりと観察したのは初めてかもしれない。
他の鳥があまりいなかったからですが、
今日はダイサギだけで十分面白かったです。


07


今日は留守番部隊の3ショットなのでした。


  


Posted by guitarbird at 22:32鳥情報板

2017年03月08日

はぐれマヒワ

01T


日曜日のことですが、A公園にマヒワが1羽いました。
雌の個体が1羽。

この1羽というのが問題でして。

というのもマヒワは基本的に冬は群れで行動し、
A公園でも最低5羽、多いと30羽かそれ以上の群れで
見られることがほとんどだから。


02


この時は雌1羽でカラマツの松ぼっくりをあさり
小さな虫でしょうか、探して食べていました。

一生懸命といほどではないけれど、でも1羽というのは気になる。

群れからはぐれた?
近くの円山ではマヒワの群れが見られるそうですが、
A公園はこの冬、今年に入ってからは見る機会が少ない。

この個体はA公園の方が好きで単独行動している?

他の仲間とそりが合わない?

これが雄ならさもありなんと思うのですが、
雌というのが、どこかしら不安を感じてしまいます。


03


なんて、それほど気にすることもないのかな。

夏鳥で1羽だけ冬に残っているとなると、
それこそ命の危険もありますが、このマヒワの場合、
会おうと思えば会えるくらい近くに群れがいるから。

年に1、2回かな、マヒワを1羽だけで見るのは。
でも逆にいえば、年に1、2回は必ず1羽で見るんだ。
ということは、何か意味がある行動なのかもしれない。

様子を見てゆきましょう。


04


この時はカラマツでしたが、シラカンバには
マヒワやベニヒワがよく来ます。

シラカンバが多いA公園はこの点でも
アトリ科の鳥たちにはいいのでしょうね。


さて犬たち。

05


この日は日差しが強く、逆光に負けない犬たちが撮れました。

いや、負けてるかな(笑)。


06


今日はもう1枚。

日差しが強いとコントラストが出て、
それはそれで面白い写真が撮れますね。



  


Posted by guitarbird at 21:29鳥情報板

2017年02月11日

亜種ハチジョウツグミ続報

01


2017年1月の鳥残しの記事(こちら)でも話題に上げた
亜種ハチジョウツグミの続報です。

2017年1月29日にA公園で確認し撮影したとお伝えしましたが、
2週間近く経った2月10日、再び同じ場所で撮影できました。

さらに本日もA公園内で見たという情報が上がりました。


02


不思議というか、まったく同じナナカマドの木に
実を食べに来たのです。

高さ7m、シラカンバに覆われた木。

そこにいる時は警戒心が薄いようで、
この写真くらいまでは近づくことができました。
木の前に除雪した雪の山があることも、
こちらが見えにくくなって警戒心が薄い要因かもしれません。


03


これのみ1月29日の写真を再掲したもの。
まあ、木全体を撮っていないので分からないですが、
同じ木にいるのを見つけて「まさかっ」と思いました。


04


こちらが通常のツグミ。
脇腹の格子模様の色が違いますね。

ツグミはシベリアなど北極圏で繁殖するのに対し、
亜種ハチジョウツグミはそれより少し南の中国北部までで
繁殖し、日本は通常の渡りのルートにはない、
とネットで調べて分かりました。

自分の記録を調べて分かったのですが、
亜種ハチジョウツグミは昨年のみならず一昨年も
A公園で記録がありました(忘れてました・・・)

少数ですが、毎年来ているというのは不思議です。


05


こうなると来年以降も現れるのか、期待してしまいますね。
その前に明日以降、いつまで見られるかも追わないと。

もしかして、グミに混じって仲間から離れようとする
「さすらいハチジョウ」かもしれないですね。

撮らせてくれてありがとう。


06


最後は昨日の犬たち3ショット。

このところ気温がプラスになり暖かい日が続いています。

まあ、暖かい、というのはあくまでも感覚的なものですが。

  


Posted by guitarbird at 21:33鳥情報板