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2018年05月22日

2018年5月の洋楽ドライブCD-R

01 北見滝の上 芝桜
2018年5月の洋楽ドライブCD-R


遠出が続く5月、久し振りに洋楽ドライブCD-Rを作りました。

今回は21曲、早速いきます。


◎1曲目


 I Can't Explain
 The Who
 (1965)

ザ・フーの1960年代の発掘音源ライヴが発売されました。
僕も久し振りにザ・フーを聴いて、やっぱりここで心が釘付けに。
これはCD-Rの曲の流れ的に2曲目に入れたかったのですが、
1曲目に入れる適当な曲が今回他に思いつかず、
むしろこれが1曲目にふさわしいと(というか普通そうですよね)。
アップテンポでパワフルだけど繊細かつセンチメンタル。
こういう曲ってめったにない、さすが。



◎2曲目


 I'm Gonna Getcha Good
 Shania Twain
 (2002)

最近シャナイア・トウェインがここによく出てくる、今気づいた。
これは弟の車に乗る用事があった時に、USBを挿した
カーステレオから流れてきて強く印象に残りました。
でも、はい、僕は正直、シャナイアの低音が苦手なんです、ええ。
重たくて押し殺したようなあの声が窮屈で、この曲は特に、
アルバムUPをよく聴いていた頃に気になった。
でも今回、それは彼女の「妖艶さ」であり歌手としての魅力である
ということがよく分かりました。
この曲は ♪げっちゃぐぅ~ど と歌う部分が出来た時点で
もうシャナイアと彼女の陣営の勝ち、それほど魅惑的な歌い方。
聴いてゆくとそこ以外も歌メロがいいし、もうお気に入り。
CD-Rを作ると1曲か2曲何度も何度も繰り返し聴く「はまる」曲が
必ずあるんだけど、今回はこれですね。
こればっかり10回くらい繰り返したり。
しかっし、それにしてもシャナイアのこのPVの衣装といったら・・・
黒豹のイメージなのでしょうね、歌の通りに。



◎3曲目


 That's What I Like
 Bruno Mars
 (2016)

ブルーノ・マーズの時代といっていいのでしょう、この曲は今年の
グラミー賞「最優秀年間楽曲賞」Song Of The Yearを受賞。
この賞を取った曲には昔から一目置いてきていますが、
僕も現金なもので、取ったとなるとこの曲への見方が急変(笑)。
ごめんなさい、でも僕はこの曲があまり印象に残っていなくて、
久し振りにアルバムを聴き、ここに入れて聴くことにしました。



◎4曲目


 Fly Like An Eagle
 Steve Miller Band
 (1976)

前回この記事を上げてから4ヶ月余りの間で、僕の身に
直接起こったことではないものとして最大の出来事が
フィラデルフィア・イーグルスのスーパーボウル制覇でしょう。
まさか僕が生きているうちにこの夢がが叶うとは!
ほんとうはその日に記事を上げるつもりでいたのですが、
気がつくと翌日になっていてもう上げる気が失せていました。
でも今となっては上げるべきだったと少々後悔しています。
話せば長くなるのでやめますが、ここから5曲は
フィラデルフィア・イーグルスに関係する曲を並べました。

ロック界で鷲の曲といえばやっぱりこれにとどめを刺すでしょう。
自由に向かって飛び立ちたい。
でも自由を手にするには勇気が要る。
不安のその先に自由があるのです。
ロックの楽曲として最高の1曲、至宝ですね。



◎5曲目


 Eagles Fly
 Sammy Hagar
 (1987)

イーグルス優勝で僕は長袖半袖Tシャツたくさん買いました。
その中の1枚には"Fly Eagles Fly"の文字が。
とくればもう反射的にサミー・ヘイガーこの1曲。
この曲は、ヴァン・ヘイレン東京ドーム公演において、
サミー1人のセットの時にアコースティックギター弾き語りで
歌ってくれたのが、今でも映像として頭に甦ります。
貼り付けた映像はヴァン・ヘイレンのものとして上げられており、
まさにこんな感じだったなあと懐かしく思いました。
しかしここに入れたのはサミーのアルバムに収録された
普通のロックヴァージョン、もちろんそれも素晴らしいのですが。
この曲もやっぱりどこか不安に感じさせるものがある。
アメリカの国鳥はハクトウワシですが、アメリカの人はきっと、
ただぼけーっと「鷲が飛んでるなぁ」とは思わないのでしょうね。
そう思うのはむしろバーダーだけかもしれない(笑)。



◎6曲目


 Streets Of Philadelphia
 Bruce Springsteen
 (1993)
 
ブルース・スプリングスティーンのこれは
映画『フィラデルフィア』のテーマ曲。
シングル曲でありオリジナルアルバム未収録のため、
僕はこの曲をあまり聴いてこなかったので、今回入れることに。
映画は、当時はそのような言葉はまだなかったけれど、
"LGBT"問題を真正面から捉えたものとして大いに話題に。
映画のテーマ曲もこれとニール・ヤングの2本立てのような
感じで大きく取り上げられ、こちらはTop10ヒットとなりました。
そして映画とこの曲のプロモーションビデオの監督、
ジョナサン・デミは昨年亡くなりました。
この曲も不安の先に光があるように感じられますね。
ボスの曲にしては珍しくキーボードが強く印象に残ります。
そしてもうひとつ、ボスもこの当時流行っていたこの
跳ねたリズムを取り入れたか、と、その頃一部のロックファンの
間で密かに話題になっていたことも付記しておきます。


◎7曲目


 Then Came You
 Dionne Warwick & The Spinners
 (1974)

フィラデルフィアといえば「フィリーソウル」。
フィリーソウルといえばこの人たち、という2組を続けましょう。
先ずはスピナーズ。
もっともスピナーズはデトロイト出身で最初はモータウンにいた
いわば「移籍組」なのですが、まあそれはいいでしょう。
スピナーズを入れるぞ、とCD-Rを作る際に決めたのですが、
はて、どの曲を?
僕はスピナーズはベスト盤を含め数枚CD持ってますが、
ごめんなさい、正直それほど聴いてきていなくて、
有名な何曲かを知っているくらい。
そこであらためてWikipediaを見ると、なんと、
ディオンヌ・ワーウィックと共演してビルボードNO.1になった曲がある、
ということが分かってベスト盤を見ると、入っていた、か。
まあいい。
なんだか爽やかで心地よい曲ですが、軽い響きの中にたっぷりと
情感がこもったディオンヌの声はこの曲にぴったりですね。
今回「発見」して大好きになった1曲です。



◎8曲目


 Love Train
 O'Jays
 (1972)

そしてフィラデルフィアコーナーのラスト。
フィリーソウルといえばこの人たち、オージェイズ。
ここまで不安を抱えてきていたけれど、ここはひとつ
ぱーっと明るくとにかく前向きにいきましょうか。
ふと思ったのですが、これはかの有名なインプレッションズ
People Get Readyの明るい面を強調したかった曲かもしれない。
「ほんとうの」アメリカという国は誰でもウェルカムなのだよ、
というメッセージを、時代感覚とともに強く感じました。

なお、フィラデルフィアといえば忘れてはならないのが
ダリル・ホール&ジョン・オーツですが、
今回は曲のバランスを考え、敢えて外しました。
でも忘れていないことを表すため、ここに一筆加えておきます。



◎9曲目


 My Favorite Things
 Jewel
 (2011)

僕の洋楽ソースのひとつ、「吉田類の酒場放浪記」。
オープニングで、誰だったか忘れましたがこの曲が使われていて、
うちにCDがある中からジュエルのを入れることにしました。
これ、「大好きなこと」を歌っているはずなのに、
なんでこんなに暗いんだろう。
そう思って歌詞をネットで見ると、つらい時期に
大好きなことを思い出して頑張ろうという歌のようで納得。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』挿入歌、映画は観たのだけれど、
この曲のシーンは覚えていません・・・
というわけで、貼り付けたYou-Tube映像はその映画のシーン、
ジュリー・アンドリュースが歌っているものです。
ジュエルのがYou-Tubeにはなかったこともあって。
このところ作るCD-Rにジュエルが毎回のように出てきますが、
やっぱり僕は彼女の声が大好きなようです、はい。



◎10曲目


 Raindrops Keep Fallin On My Head
 B.J.Thomas
 (1969)


B・J・トーマスが歌うこれ、昔っから雨が降るとよく口ずさみます。
今回は春先の次のCD-Rを考え始める頃に口ずさんだのですが、
それは、降るものが雪から雨に変わる頃、ということなのです。
この曲、表向きは一見明るい曲に聞こえますが、でも
どこか虚しさや寂しさが漂っていることを感じます。
映画の結末を知っていればそれがなぜかは分かるのですが、
なんとも奥の深い味わいある曲ですね。
ところでこれ、"Raindrops keep falling"ってうまく言えない。
若い頃何度も何度も歌ったけれど、"P""S""k"の三つ続く子音が
どうもスムーズに言えないし、"p"と"f"にしたってそう。
それはきっと僕がネイティヴスピーカーじゃないから、
それはもちろんあるだろうけれど、でも実はこの曲の中で
"Raindrops are"と歌い変えている部分があるので、
きっとネイティヴでも言いにくいのでは、と思ったりもします。
僕の中ではバート・バカラックといえばこの曲です。



◎11曲目


 Slippin' And Slidin'
 John Lennon
 (1975)

CD-R後半戦スタート、まずは景気よく一発。
NHK「笑う洋楽展」、番組が3月で終了してしまいました。
まあ、今は同じ二人で同じような「笑う洋楽園」を放送していて、
いわゆる「ロス」状態にはなっていないのが幸いですが、
でも正直僕は音楽の楽しさに焦点を当てた「展」の方が好き。
これは番組終わり近くの「被ってる」というテーマの回に
取り上げられていて、番組で紹介されたテレビのライヴ映像は、
ジョン生前最後に人前で歌った時のものだと言われると、
やっぱり某かの感慨のようなものがありますね。
その映像ではバンドメンバーが被り物をしていましたが、
「被っている」にはそれ以外(以上)の意味があるそうです。
でも僕にはなののことだかさっぱり分かりませ~ん(笑)。
なんてカマトトぶってみました(死語か?)
しかしみうらじゅん氏が「ジョンやっぱりかっこいい」と呟いて、
その言い方がリアルで、うんうんそうだよなあと共感を覚えました。
でも一方みうらさんは、こんな人だったら身内で酔っ払いでも許す
と言ってたけど、僕はそれはどうかなあ、と真面目に答えてみる。
貼り付けたのはその「笑う」で紹介された映像、お楽しみあれ。



◎12曲目


 You Won't See Me
 Anne Murray
 (1974)

「カナダの歌姫」アン・マレー。
ビートルズのカバーですが、ジョン・レノンが1975年の
グラミー賞授賞式で久し振りに人前に出ることになり、
楽屋にいたアン・マレーの姿を見つけて自らにじり寄り、
あなたのこの歌は僕が聴いたビートルズのカバーで
いちばん素晴らしい、と話しかけたのだとか。
そういう時のジョンって少年のような瞳だったでしょうね。
ビートルズではアルバムの中の1曲ですが、
それを自分のものにしたアン・マレーも素晴らしい。
後半のたたみかけるような1人コーラスは、もしかして
ビートルズのオリジナル以上のアイディアの勝利でしょう。
貼り付けたYou-Tube映像は、"Anne Murray and Chicago"
となっていますが、あのシカゴと共演したのではなく、
シカゴにある農場で歌っている映像のようです、念のため。
まあそれでも彼女の歌の素晴らしさは分かりますね。
こんなところで歌うんだ、という驚きもいくばくかありますが(笑)。



◎13曲目


 Positively 4th Street
 Bob Dylan
 (1965)

このCD-Rは曲と曲、アーティストとアーティストの
「つながり」を考えて曲を並べています。
ここは、ジョン・レノンがボブ・ディランのこの曲を好きだった、
というつながりでこれが頭に浮かびました。
これもシングル曲でアルバム未収録のためあまり聴いてきておらず、
この場で聴きなじもうかという1曲。
ぱっと見(聴き)、いかにもボブ・ディランという一般のイメージに
ぴったりの曲だとあらためて思いました、時代感覚も含めて。
でもよく聴くと、同じ8小節を歌詞だけ変えて延々と繰り返すという、
実はかなり人を喰った曲であることが分かります。
もちろん、人を喰うこと自体がディランらしさなのでしょうけれど。
ぞしてその歌メロが耳にこびりついて離れない。



◎14曲目


 I'm Walkin'
 Tom Petty & The Heartbreakers

そして「ディランの子ども達」トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ。
昨秋大往生したファッツ・ドミノのカバー集から。
トムの音楽の先達への敬意をあらためて感じますね。
軽いのりでさらっとやってのけるところが、逆に。
そしてやっぱりトムがアメリカでこれほどまでに支持されるのは、
この「スウィング感」を自然に出せるからなのかもしれない、と。
トムたちが心からスウィングを楽しんでいることが伝わり、
こちらも自然と楽しくなってしまう。
こんな楽しさってある?
シャナイアとともに今回「はまった」曲、いつも繰り返しかけてます。



◎15曲目


 Landslide
 Fleetwood Mac
 (1975)
 
ここのつながりは、スティーヴィー・ニックスはかつて
トム・ペティとのデュエット曲を大ヒットさせたということ。
先日「ベストヒットUSA」でフリートウッド・マックが話題となり、
スティーヴィー・ニックスについての一悶着に触れたところで
流れてきたこの曲がやっぱり素晴らしかった。
カントリー調というよりもうほとんどカントリーといったこの曲、
僕は二十歳の頃に知りましたが、この曲がアメリカでは
人気があると聞いて最初はなぜか分かりませんでした。
でも、今となってはもうそれがなんとなく分かります。
アメリカとはそういう国、このような曲が受けるのでしょう。
もちろん今は大好きですよ。
スティーヴィー・ニックスもカントリーっぽいのが似合うし、
僕の彼女もカントリーっぽい曲が大好きなのでした。



◎16曲目


Torna A Surriento
Luciano Pavarotti

このCD-Rではつながりを大切にすると書きましたが、
一方で、大きく展開する部分も交えてゆきます。
もちろん無理のない流れの中でということにはなりますが、
これがですね、自己満足ですが、うまくはまると楽しい。
ルチアーノ・パヴァロッティは折に触れて1曲挟み込みたいと
常々考えていて、今回はこの曲が聴きたくなったのですが、
この曲はこの辺りに置くと先に決めて前後の曲を考えると、
自分としては意外とうまくそして面白くつながったかな、と。
この曲は小さい頃に日本語の歌詞でも聴いていたので、
「帰れよ~ 我を捨つるな~ 帰れソレントへ 帰れよ~」
と、パヴァロッティに日本語でも歌って欲しかったですね。



◎17曲目


 Scream
 Janet Jackson & Michael Jackson
 (1995)

長崎銘菓「シースクリーム」をご存知ですか?
黄桃とパイナップルが乗った四角いショートケーキ。
知らなかった。
弟が録画して観ていた刑事ドラマで村上弘明が食べていて
興味を持ち、ネットで探すと冷凍物の通販があったので、
早速取り寄せて食べてみました。
おいしい。
少し解けた頃のクリームとスポンジに味わいがあった。
また取り寄せようと思う。
それを食べている時ふと頭に浮かんだ歌が「スクリーム」、
ジャネット・ジャクソンとマイケル・ジャクソンのこれでした。
大スター兄妹初共演が当時話題になりましたが、MTVではよく
観て聴いてはいたけれど、音楽としてはあまり聴いてこなかった。
しょ~~じきいえば大好きな曲というわけではなかったのですが、
楽しいしカッコいいし、こういうのがあってもいいかなと思って。
そして予想通り、今回ここに入れたことで、以前よりぐっと
この曲を好きになりました。
サビの"Stop pressuring me"の歌詞が一カ所だけ、
"f"で始まる4文字単語に置き換わっているのは、
ちょっとおふざけが過ぎるんじゃないとは思いますが(笑)。



◎18曲目


 Nikita
 Elton John

ここでよく話題にするHBCラジオ「バン・バン・レイディオ」で、
2月にこれがかかっていて、これもMTV時代によく観て
聴いていたけれど、じっくり聴いたことはなかった、と。
で実は、当時僕はこの歌い方が好きじゃなかった。
今は気にならない。
曲も昔はかかっているとなんとなくいい、くらいだったけど、
今はほんとうにいいと思う。
バッキングのカッカッと鳴るギターがいいですね。



◎19曲目


 American Tune
 Paul Simon
 (1973)

今年に入ってから、クラシックですが、ひとりの指揮者が指揮した
演奏を集めたボックスCDを何名か、何点か買いました。
そのひとり、ひとつが、サー・ジョン・エリオット・ガーディナーが
ドイツグラモフォンに録音した物の中から、宗教合唱曲や
オペラといった歌物を中心としたボックス。
その中のJ.S.バッハ「マタイ受難曲」を聴いていたところ、
耳になじんだ旋律が流れてきました。
あれ何の曲だったっけと思う間もなくすぐに、それが
ポール・サイモンの声に変換されて頭の中に流れました。
American Tune、僕がポール・サイモンでいちばん好きな
「ひとりごと」に入っていてここ15年で聴きなじんできた曲ですが、
バッハのマタイから旋律を引いていたことは知らなかった。
ポール・サイモンのこの曲をよく聴くようになってから、
バッハのマタイを聴いたのは初めてだったかもしれない。
それにしてもこの歌メロはしみてきますね。
引用したというよりは、ポール・サイモンの心の言葉が、心の
底の方に幼い頃からずっとあったマタイの旋律とふと結びついた、
それくらい自然に感じられます。



◎20曲目


 Have I Told You Lately
 Van Morrison
 (2018)

ヴァン・モリソン。
なんという人でしょう!?!
4月に新作YOU'RE DRIVING ME CRAZYをリリース。
昨年9月から9ヶ月で新作を3枚も出している。
これはオルガン奏者のジョーイ・ディフランチェスコとの
共同名義になってはいますが、それにしても旺盛な創作意欲。
今回はジャズッぽいというよりはジャズアルバム。
自分の曲を幾つかリメイクしていますが、その1曲がなんとこれ、
Have I Told You Latelyでびっくり。
リメイクすることがびっくりなのではなく、その出来映えに。
もうまるで違う、軽い軽~い曲に変貌を遂げています!
あの名曲をおちょくっているのか!
と机を3回叩きたくなるくらい、まったくイメージが違う。
昔の僕ならそうしていたかもしれない。
でも、今はこれはこれでいい、楽しめます。
だけどやっぱり真摯にカバーしたロッド・スチュワートも、
これを聴いたらやっぱり驚くだろうなあ。
これはヴァン・モリソンのロック的「照れ隠し」なのでしょうね。
おそらく欧米ではすっかりポピュラーでスタンダードな曲に
なったことへのアンチテーゼかもしれないし。
僕は今回の新作で初めて聴きましたが、You-Tubeを見ると、
その前に録音録画したと思われる同じスウィングヴァージョンの
ライヴ映像がありました。
こんな感じです、はい。
なんであれ、一筋縄ではいかないおじいさんです、はい(笑)。
そしてこのペースとはいわないけれど、この先も1年に1枚でも
2枚でも新作を聴かせ続けてほしい。
トム・ペティ亡き今、余計にそれを願います。



◎21曲目


 Let's Go Crazy
 Prince
 (1984)

前にも言いましたが、僕が作るCD-Rの編集方針は、
ラストは明るくてどこか抜けた感じの曲にしたい。
今回はプリンスのこれに。
最初の方がいい曲かもしれないですが、車でCDを聴くと
エンドレスになるので、これでまた最初からと考えることもできます。
この曲はこの中では最も聴いた回数が多いと思う。
それでも敢えて入れるのは、先日の「ベストヒットUSA」において、
この曲が持っているパワーを小林克也さんがうまく言い表していて、
そうだよなそういう曲だよなあといたく感心したからなのでした。
で、その話を聞いて、僕はプリンスが死んだ直後に
今はWhen Doves Cryはほとんど顧みられていない、
という主旨の嘆き節のような記事を上げていましたが、
やっぱり曲の力としてはLet's Go Crazyの方がはるかに上だな、
ということに、ま、気づかされ反省したのでした。
この曲が世の中にあってほんとうによかったですよね!



02 上富良野町 アオジ
2018年5月の洋楽ドライブCD-R

いかがでしたか!
もちろん小林克也さん風に。

最近は、こちら側の思いだけで曲を聴くのではなく、
曲に身を委ねるようになってきているようで、
以前よりも曲に対して気持ちが純粋に入っていくのを感じます。
多分、以前のような妙なこだわりがなくなっているからでしょう。

CD-R、一度作ると、時間や流れの関係で
落とさざるを得なかった曲が出てくるので、
またすぐにそれらを入れて作りたい、といつも思いますね。

また作ったらここに上げます。


03 紋別港 巨大蟹の爪の像
2018年5月の洋楽ドライブCD-R








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