2014年05月18日
BACK IN BLACK AC/DC
01
BACK IN BLACK AC/DC
バック・イン・ブラック AC/DC
今日は僕がBLOGを始めてからずっと記事に上げたかったけど、
なかなかきっかけがつかめなかったこの1枚、
AC/DCのアルバムをついに記事にすることができました。
昨日、プロ野球セパ交流戦
北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズ
の試合を札幌ドームに観に行きました。
元々がヤクルトのファンでもあり、東京にいた頃にはよく神宮に行き、
ヤクルトを飲んでいるわが家でFS観戦はもはや年中行事ですが、
今年はいきなり交流戦の開幕戦がこのカードとなりました。
試合を先に短く振り返ると、ファイターズ側からすれば昨日の試合は、
相手はセでもトップクラスの投手であるエースの館山投手であり、
1シーズン144試合すべて勝てるわけでもないのだから、
負けなければいけない試合を選ぶとすれば昨日がその1つだった
というだけで、0-2で負けてもサバサバしていました。
またそういう試合だから逆にテレビではなく実際に観戦したことで、
納得して帰って来ることができました。
ただ、4試合連続完封負けの試合に投げてしまった武田勝投手は
ちょっと以上に可哀想で申し訳ないけど。
そして昨日札幌ドームに行ったことでついに、
このアルバムを記事にする確かなきっかけが得られたのです。
ファイターズに今年入団した
マイカ・ホフパワー選手の登場テーマ曲が
AC/DCのBack In Blackだったのです!
この曲のイントロのギターリフがフェイドインして始まり
ヴォーカルの前にフェイドアウトしました。
なんでこの曲なんだろう、ファンなのかな。
ロックバカ人間としてはかなりうれしかった。
しかもこの曲というのが意味ありげで。
2枚目以降の写真は昨日撮影した札幌ドームの様子です。
02 これは別のバンドにお似合いか・・・(笑)・・・
AC/DCはハードロック/ヘヴィメタルに分類されるバンドです。
しかし僕が思うこのバンドの本質はこうです。
「単なるロックンロールのオールディーズの焼き直し」
演奏なしで曲だけ聴けば古いスタイルのR&Rにしか聴こえません。
それを中途半端ではなくハードな演奏で味付けしているだけです。
そもそもハードなギターの音と金切り声が生理的に苦手という人には
何を言っても通じないとは思うのですが(笑)、でも、もしAC/DCが
「ヘヴィメタル」だからといって避けている人がいれば僕はそう言いたい。
「単なる」楽しいだけのロックンロールバンドです。
まあ、そこに遊び心というか商業戦略として悪魔や地獄やランドセルや
角が出てくるわけですが、それはあくまでも表面上の装飾であって、
音楽の本質は「単なる」ロックンロールです。
先ほどから「単なる」と書いていますがそれはもちろんほめ言葉であり
偏見を取り払うために敢えてつけているものですが、彼らについては
とにかくシンプルに派手にカッコよくきめることだけを考えているようで、
僕が彼らを表現すると「単なる」という言葉しか浮かばないのです。
僕も一応はいろいろなロックを聴いていますが、AC/DCほど徹底して
シンプルな音作りを目指しているバンドは他には思い当たりません。
シンプルなのに飽きがこない、これもAC/DCの特徴であって
もはや至芸と言える領域に達しているとすら思います。
曲が似てるとかそういう話は関係なくただ単に楽しい音楽。
まあだからアルバムごとの違いを語るのが難しいんですが(笑)、
でもそれは僕がそこまで深い思い入れがないということなのでしょう。
語れる人は頭に角をつけて語ると思います。
このアルバムは、前作でアメリカの人気に火がついたところで
急逝してしまった前任のヴォーカリストである、
ボン・スコットの鎮魂の意味も込めて制作されました。
新しいヴォーカリストはブライアン・ジョンソンで今でも現役、
これが声の質という点ではボン・スコットによく似ていて、
これだけ似ている人をよく探したなというくらい。
いや、似ているというのは適当ではなく、彼らの音楽のイメージに
ぴたりとはまる人と言った方がいいでしょう。
そういうひとはたいていひとつのバンドでひとりしかいないものですが、
AC/DCはそれが2人いるというのもある意味奇跡ではないかと。
音楽がシンプルなだけ合いやすいのかもしれない。
ブライアン・ジョンソンはハンチング帽がトレードマークで
これがなかなかカッコいい。
隣に住んでいると楽しそうなおじさんというイメージですね(笑)。
このアルバムについてもうひとつ話さなければならないこと。
これは全世界で2番目に売れたロックのレコードである。
1位はマイケル・ジャクソンのTHRILLERで納得でしょうけど、
2位がこれというのは意外に思うかたがほとんどではないかと。
僕だってそうだから(笑)。
AC/DCも今はそれなりに日本でも人気が出ているようですが、
この事実は長い間彼らにとって日本が空白地帯であったことを
物語っているのではないでしょうか。
またシンプルだけど奥が深いこのアルバムの魅力を表していますね。
多分、他にも要因があるのでしょうけどね。
というわけで、ヘヴィメタル、悪魔、地獄というイメージとは裏腹に
安心して聴けるロックンロールというのがAC/DCだと僕は思います。
さて聴いてゆきますか。
なお曲はすべてバンドのメンバーである
アンガス・ヤング、マルコム・ヤング、ブライアン・ジョンソン
この3人によって書かれています。
(All titles A. Young - M. Young - B.Johnson)
03 バズーカ砲を持ったB.B.
Tr1:Hells Bells
ボン・スコット鎮魂の重たい鐘の音で始まるスローテンポの曲。
鐘の音で始まる曲といえばジョン・レノンのMotherかこれか。
いきなり冒頭から重たくてヘヴィメタル的イディオムの曲ですが、
ご安心ください、歌が始まると雰囲気が一転します。
新任のブライアン・ジョンソンのヴォーカルは、金切り声を上げても
どこか抜けたユーモアを感じる暖かい声の持ち主です。
ハンチングが似合うというそのイメージがここで生きてきます。
ブライアンは真面目にやればやるほどユーモアが増してくるという
稀有なキャラクターの持ち主で、このバンドがここまでビッグになり
長く続いているのはブライアンのキャラのおかげも大きいのでしょう。
大きなうねりがある彼らにしては劇的な曲でアルバムが始まります。
Tr2:Shoot To Thrill
アップテンポで爽快に行きましょう。
ベースがずっと高い音で引っ張ってギターが空気を切りまくる。
典型的なAC/DCのスタイル。
爽快ですね、海が似合いますね。
と思って聴き進めると後半にひと悶着、いや展開があるのが新味。
Tr3:What Do You Do For Money Honey
最後にブライアンが「わっちゅごなどぅ」と金切り声を上げますが、
この声を聴くとブライアンのキャラのすべてが分かると思います。
つまりちょっと笑える、でも嘲笑ではなく納得の笑み。
"money honey"はロックで韻を踏む常套句のひとつでしょうけど、
日本語の外来語として表記した場合は「マネー」「ハニー」となって
韻を踏まないのはいかがなものか・・・
Tr4:Given The Dog A Bone
「犬に骨をやれ」、犬好きとしてはたまらない曲(笑)。
ただ犬に骨をやるだけでこんなに大仰に盛り上がるのが
聴いていてもう笑っちゃうしかないですね。
ちなみにうちのハウもポーラも骨をあげたことがないし、
この曲のスピード感にはついてゆけないと思います・・・
Tr5:Let Me Put My Love Into You
AC/DCに楽はブルージーな響きがあってブルーズがルーツの
ひとつであるのは分かるんだけどでもブルーズが好きな人から
すれば、それは違うだろと言われそうな音楽ですね(笑)。
それからもちろんラヴソングだってあるということです。
04 帰りの札幌ドームの上に浮かぶ月
Tr6:Back In Black
この世で最高のロックンロールソングのひとつ。
ザクザク刻むギターリフがとにかくカッコよく曲の流れもいいけど、
途中の一度しか出てこないギターリフがもう壮絶なカッコよさで、
HR/HM界でも屈指の決めのギターフレーズのひとつでしょうね。
ただこの曲には大変残念なことが。
この曲はフェイドアウトしているのです。
AC/DCはアイアン・メイデンと同じくコンサートで演奏することを
最前提にしているためフェイドアウトで終わる曲は皆無に等しいのですが、
彼らの代表曲であるこの曲でフェイドアウトしているのは痛恨の極み。
プロデューサーのロバート・ジョン・マット・ランジに今でも文句を言いたい。
まあ本人たちがたまには違うことをやってみたいと透かしたのかもしれず
でもやはりそうであってもフェイドアウトしてほしくなかった。
僕個人としてはフェイドアウトしていないものを入れて出し直して欲しい。
でもまあ仕方ないですね、それが当時の考えであるのだろうから。
Tr7:You Shook Me All Night Long
ポップソングとしてはこの曲がこの中ではいちばん親しみやすいかな。
ビデオクリップも作られていますがブライアン・ジョンソンが例の
ハンチングを被ったままバスタブに入っている光景が印象的。
曲名はレッド・ツェッペリンやジェフ・ベックもカバーしたあの曲への
オマージュというかリスペクトでロックのそういうつながりも楽しい。
だから思いが入りやすい曲でもありますね。
Tr8:Have A Drink On Me
これといった特徴が見当たらない曲なんだけど、
ここまできたらもう勢いだけで聴いちゃってください(笑)。
Tr9:Shake A Leg
横滑りするようなギターリフが面白くて印象的。
この2曲は以下同文という感じですかね。
Tr10:Rock And Roll Ain't Noise Pollution
「ロックンロールは騒音公害なんかではない!」
このタイトルはまさにロック青少年の気持ちを代弁していますね。
僕はもう青年になっていましたが僕たちがいいたいことを
代弁し宣言してくれたようでうれしかった。
しかも曲がミドルテンポでもったりとしていていわゆる一般的な
イメージのテンポが速いロックンロールではないところが
この人たちなかなかやるなと思わされた部分です。
またこの名盤の最後で自らがロックンロール・バンドであることを
たからかと宣言しているのは納得させられます。
ロック好きなら一家に一枚必需品のひとつ、かな(笑)。
僕がファイターズ関係でロックのアルバム記事を上げたのはこれで
4回目で、過去の3つは以下の当該文字がリンクになっています。
ターメル・スレッジ選手のテーマ曲Sledgehammerが入ったSO
糸井嘉男選手のテーマ曲Livin' On A Prayerはボン・ジョヴィ
オルガンで流れるジョン・フォガティのCenterfield
スレッジ選手のテーマ曲は横浜に移籍しても
使われているのがうれしいですね。
ということで、
札幌ドームにお越しの洋楽をあまり聴かない皆様、
マイカ・ホフパワー選手のテーマ曲は
AC/DCのBack In Blackという曲ですよ
CDをお探しの際はご参考までに(笑)。
BACK IN BLACK AC/DC
バック・イン・ブラック AC/DC
今日は僕がBLOGを始めてからずっと記事に上げたかったけど、
なかなかきっかけがつかめなかったこの1枚、
AC/DCのアルバムをついに記事にすることができました。
昨日、プロ野球セパ交流戦
北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズ
の試合を札幌ドームに観に行きました。
元々がヤクルトのファンでもあり、東京にいた頃にはよく神宮に行き、
ヤクルトを飲んでいるわが家でFS観戦はもはや年中行事ですが、
今年はいきなり交流戦の開幕戦がこのカードとなりました。
試合を先に短く振り返ると、ファイターズ側からすれば昨日の試合は、
相手はセでもトップクラスの投手であるエースの館山投手であり、
1シーズン144試合すべて勝てるわけでもないのだから、
負けなければいけない試合を選ぶとすれば昨日がその1つだった
というだけで、0-2で負けてもサバサバしていました。
またそういう試合だから逆にテレビではなく実際に観戦したことで、
納得して帰って来ることができました。
ただ、4試合連続完封負けの試合に投げてしまった武田勝投手は
ちょっと以上に可哀想で申し訳ないけど。
そして昨日札幌ドームに行ったことでついに、
このアルバムを記事にする確かなきっかけが得られたのです。
ファイターズに今年入団した
マイカ・ホフパワー選手の登場テーマ曲が
AC/DCのBack In Blackだったのです!
この曲のイントロのギターリフがフェイドインして始まり
ヴォーカルの前にフェイドアウトしました。
なんでこの曲なんだろう、ファンなのかな。
ロックバカ人間としてはかなりうれしかった。
しかもこの曲というのが意味ありげで。
2枚目以降の写真は昨日撮影した札幌ドームの様子です。
02 これは別のバンドにお似合いか・・・(笑)・・・
AC/DCはハードロック/ヘヴィメタルに分類されるバンドです。
しかし僕が思うこのバンドの本質はこうです。
「単なるロックンロールのオールディーズの焼き直し」
演奏なしで曲だけ聴けば古いスタイルのR&Rにしか聴こえません。
それを中途半端ではなくハードな演奏で味付けしているだけです。
そもそもハードなギターの音と金切り声が生理的に苦手という人には
何を言っても通じないとは思うのですが(笑)、でも、もしAC/DCが
「ヘヴィメタル」だからといって避けている人がいれば僕はそう言いたい。
「単なる」楽しいだけのロックンロールバンドです。
まあ、そこに遊び心というか商業戦略として悪魔や地獄やランドセルや
角が出てくるわけですが、それはあくまでも表面上の装飾であって、
音楽の本質は「単なる」ロックンロールです。
先ほどから「単なる」と書いていますがそれはもちろんほめ言葉であり
偏見を取り払うために敢えてつけているものですが、彼らについては
とにかくシンプルに派手にカッコよくきめることだけを考えているようで、
僕が彼らを表現すると「単なる」という言葉しか浮かばないのです。
僕も一応はいろいろなロックを聴いていますが、AC/DCほど徹底して
シンプルな音作りを目指しているバンドは他には思い当たりません。
シンプルなのに飽きがこない、これもAC/DCの特徴であって
もはや至芸と言える領域に達しているとすら思います。
曲が似てるとかそういう話は関係なくただ単に楽しい音楽。
まあだからアルバムごとの違いを語るのが難しいんですが(笑)、
でもそれは僕がそこまで深い思い入れがないということなのでしょう。
語れる人は頭に角をつけて語ると思います。
このアルバムは、前作でアメリカの人気に火がついたところで
急逝してしまった前任のヴォーカリストである、
ボン・スコットの鎮魂の意味も込めて制作されました。
新しいヴォーカリストはブライアン・ジョンソンで今でも現役、
これが声の質という点ではボン・スコットによく似ていて、
これだけ似ている人をよく探したなというくらい。
いや、似ているというのは適当ではなく、彼らの音楽のイメージに
ぴたりとはまる人と言った方がいいでしょう。
そういうひとはたいていひとつのバンドでひとりしかいないものですが、
AC/DCはそれが2人いるというのもある意味奇跡ではないかと。
音楽がシンプルなだけ合いやすいのかもしれない。
ブライアン・ジョンソンはハンチング帽がトレードマークで
これがなかなかカッコいい。
隣に住んでいると楽しそうなおじさんというイメージですね(笑)。
このアルバムについてもうひとつ話さなければならないこと。
これは全世界で2番目に売れたロックのレコードである。
1位はマイケル・ジャクソンのTHRILLERで納得でしょうけど、
2位がこれというのは意外に思うかたがほとんどではないかと。
僕だってそうだから(笑)。
AC/DCも今はそれなりに日本でも人気が出ているようですが、
この事実は長い間彼らにとって日本が空白地帯であったことを
物語っているのではないでしょうか。
またシンプルだけど奥が深いこのアルバムの魅力を表していますね。
多分、他にも要因があるのでしょうけどね。
というわけで、ヘヴィメタル、悪魔、地獄というイメージとは裏腹に
安心して聴けるロックンロールというのがAC/DCだと僕は思います。
さて聴いてゆきますか。
なお曲はすべてバンドのメンバーである
アンガス・ヤング、マルコム・ヤング、ブライアン・ジョンソン
この3人によって書かれています。
(All titles A. Young - M. Young - B.Johnson)
03 バズーカ砲を持ったB.B.
Tr1:Hells Bells
ボン・スコット鎮魂の重たい鐘の音で始まるスローテンポの曲。
鐘の音で始まる曲といえばジョン・レノンのMotherかこれか。
いきなり冒頭から重たくてヘヴィメタル的イディオムの曲ですが、
ご安心ください、歌が始まると雰囲気が一転します。
新任のブライアン・ジョンソンのヴォーカルは、金切り声を上げても
どこか抜けたユーモアを感じる暖かい声の持ち主です。
ハンチングが似合うというそのイメージがここで生きてきます。
ブライアンは真面目にやればやるほどユーモアが増してくるという
稀有なキャラクターの持ち主で、このバンドがここまでビッグになり
長く続いているのはブライアンのキャラのおかげも大きいのでしょう。
大きなうねりがある彼らにしては劇的な曲でアルバムが始まります。
Tr2:Shoot To Thrill
アップテンポで爽快に行きましょう。
ベースがずっと高い音で引っ張ってギターが空気を切りまくる。
典型的なAC/DCのスタイル。
爽快ですね、海が似合いますね。
と思って聴き進めると後半にひと悶着、いや展開があるのが新味。
Tr3:What Do You Do For Money Honey
最後にブライアンが「わっちゅごなどぅ」と金切り声を上げますが、
この声を聴くとブライアンのキャラのすべてが分かると思います。
つまりちょっと笑える、でも嘲笑ではなく納得の笑み。
"money honey"はロックで韻を踏む常套句のひとつでしょうけど、
日本語の外来語として表記した場合は「マネー」「ハニー」となって
韻を踏まないのはいかがなものか・・・
Tr4:Given The Dog A Bone
「犬に骨をやれ」、犬好きとしてはたまらない曲(笑)。
ただ犬に骨をやるだけでこんなに大仰に盛り上がるのが
聴いていてもう笑っちゃうしかないですね。
ちなみにうちのハウもポーラも骨をあげたことがないし、
この曲のスピード感にはついてゆけないと思います・・・
Tr5:Let Me Put My Love Into You
AC/DCに楽はブルージーな響きがあってブルーズがルーツの
ひとつであるのは分かるんだけどでもブルーズが好きな人から
すれば、それは違うだろと言われそうな音楽ですね(笑)。
それからもちろんラヴソングだってあるということです。
04 帰りの札幌ドームの上に浮かぶ月
Tr6:Back In Black
この世で最高のロックンロールソングのひとつ。
ザクザク刻むギターリフがとにかくカッコよく曲の流れもいいけど、
途中の一度しか出てこないギターリフがもう壮絶なカッコよさで、
HR/HM界でも屈指の決めのギターフレーズのひとつでしょうね。
ただこの曲には大変残念なことが。
この曲はフェイドアウトしているのです。
AC/DCはアイアン・メイデンと同じくコンサートで演奏することを
最前提にしているためフェイドアウトで終わる曲は皆無に等しいのですが、
彼らの代表曲であるこの曲でフェイドアウトしているのは痛恨の極み。
プロデューサーのロバート・ジョン・マット・ランジに今でも文句を言いたい。
まあ本人たちがたまには違うことをやってみたいと透かしたのかもしれず
でもやはりそうであってもフェイドアウトしてほしくなかった。
僕個人としてはフェイドアウトしていないものを入れて出し直して欲しい。
でもまあ仕方ないですね、それが当時の考えであるのだろうから。
Tr7:You Shook Me All Night Long
ポップソングとしてはこの曲がこの中ではいちばん親しみやすいかな。
ビデオクリップも作られていますがブライアン・ジョンソンが例の
ハンチングを被ったままバスタブに入っている光景が印象的。
曲名はレッド・ツェッペリンやジェフ・ベックもカバーしたあの曲への
オマージュというかリスペクトでロックのそういうつながりも楽しい。
だから思いが入りやすい曲でもありますね。
Tr8:Have A Drink On Me
これといった特徴が見当たらない曲なんだけど、
ここまできたらもう勢いだけで聴いちゃってください(笑)。
Tr9:Shake A Leg
横滑りするようなギターリフが面白くて印象的。
この2曲は以下同文という感じですかね。
Tr10:Rock And Roll Ain't Noise Pollution
「ロックンロールは騒音公害なんかではない!」
このタイトルはまさにロック青少年の気持ちを代弁していますね。
僕はもう青年になっていましたが僕たちがいいたいことを
代弁し宣言してくれたようでうれしかった。
しかも曲がミドルテンポでもったりとしていていわゆる一般的な
イメージのテンポが速いロックンロールではないところが
この人たちなかなかやるなと思わされた部分です。
またこの名盤の最後で自らがロックンロール・バンドであることを
たからかと宣言しているのは納得させられます。
ロック好きなら一家に一枚必需品のひとつ、かな(笑)。
僕がファイターズ関係でロックのアルバム記事を上げたのはこれで
4回目で、過去の3つは以下の当該文字がリンクになっています。
ターメル・スレッジ選手のテーマ曲Sledgehammerが入ったSO
糸井嘉男選手のテーマ曲Livin' On A Prayerはボン・ジョヴィ
オルガンで流れるジョン・フォガティのCenterfield
スレッジ選手のテーマ曲は横浜に移籍しても
使われているのがうれしいですね。
ということで、
札幌ドームにお越しの洋楽をあまり聴かない皆様、
マイカ・ホフパワー選手のテーマ曲は
AC/DCのBack In Blackという曲ですよ
CDをお探しの際はご参考までに(笑)。
Posted by guitarbird at 18:54
│ロックA-B