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2016年04月04日

DIG IN DEEP ボニー・レイットの新譜

01
DIG IN DEEP ボニー・レイットの新譜

DIG IN DEEP
Bonnie Raitt
ディグ・イン・ディープ
ボニー・レイット
(2016)

今日は2月に出たボニー・レイットの新譜を紹介します。
今僕が最もよく聴いているロック系CDがこれですね。
つまりとてもいいということ!

スワンピーでポップ、軽やかで心地よい響きの中にも
スワンプ感覚が息づいている。
幾つになっても(失礼!)キュートなボニーの声に
お得意のブルージーなギターを突き刺してゆく。
良い意味で昔から変わらない彼女の音楽ですが、
タイトルにあるように軽やかな響きというだけでは表せない深み、
ちょっとしたかげりのようなものが絶妙にまぶされている。
前作SLIPSTREAM、悪くはなかったのですが、
軽いという部分だけが印象に残っていたのとはそこが違う。
直接的にはブルージーさが濃くなっていると感じ、またそれが
力唱タイプではない彼女の声にちょうどいいさじ加減。

サウンドは軽くて聴きやすく、今これはちょっと聴きたくない
という瞬間があまりない。
しかしそれでいて深く聴き応えがある。
僕には理想的なロックアルバムの形といえますね。


02
DIG IN DEEP ボニー・レイットの新譜


1曲目 Unintended Consequence Of Love
シンコペーションで入ってくる最初のエレピの音を聴いただけで、
これはいいアルバムに違いないと直感しました。
いいアルバムとの出会いにそういうことは多いのではないかと。
ボニーの声は軽やかと書いたけれど、よく聴くと粘りがあって、
その辺もスワンプ感覚につながるところかもしれない。
曲は「ニューオーリンズに憑りつかれた英国人」
ジョン・クリアリーとボニーの共作で、そうか、僕は
ジョン・クリアリーもアルバム買って聴くほど大好きだから、
気に入らないわけがないですね。
ジョン・クリアリーはエレピとコーラスでも参加しています。


2曲目 Need You Tonight
これを聴いて驚き、飛び上がるほど嬉しくなりましたね。
僕が二十歳の頃のNo.1ヒットであるインエクセスのカヴァー。
当時斬新かつユーモラスともいえる独特の音で一発で気に入り、
1位になったことを喜んだ思い入れたっぷりのこの曲を
「姉御」があの声で歌ってくれた。
これが意外にというか、とてもよく合う。
曲の流れを少し変えているものの(そして歌詞の性同一化)、
オリジナルへの敬意と愛情が感じられるのがいい。
ただ単に曲が好き以上の何かを感じる、ということですが、
それはリアルタイムでオリジナルを聴いた者の思いかもしれない。
近年の良いカヴァーのひとつに間違いない。
マイケル・ハッチェンスも草葉の陰で喜んでいるでしょうね。

ここでYou-Tube映像、ボニーのカヴァーとオリジナルを。



 Need You Tonight
 Bonnie Raitt
 (2016)




 Need You Tonight
 Inxs
 (1987)


3曲目 I Knew
大きな陰りに心を覆われどこか不安で拗ねたような歌い方。
ただ明るいだけではない、多少の湿り気がある彼女の声は
こういう曲で気持ちの波がよく伝わってきますね。
サビの歌メロがちょっとだけAlways On My Mindに似ている、
これは決して批判ではなく、そこがすぐに気に入ったところ。


4曲目 All Alone With Something To Say
いかにもブルーズが分かっている人らしいバラード。
タイトルを歌う部分とギターソロで特にそれを強く感じます。
静かに流れていく曲が後半(Bメロ)でダイナミックに変転する。
僕は、アメリカ人のブルージーでスロウな曲を聴くと
なぜか「河」を連想してしまう、「川」ではなく、という
僕の悪い癖がここでも出てしまいました(笑)。
これ、曲としては最初に聴いていちばん印象に残りました。
「愛していると言いたい、ごめんなさいと」
と歌う部分にはっとさせられます。


5曲目 What You're Doin' To Me
ボニーひとりのペンによる軽快なシャッフル。
ホンキートンク調のピアノとオルガンがシンプルな曲に
彩を添えています。


6曲目 Shakin' Shakin' Shakes
このスウィング感がたまらない。
しかしこのはつらつとした曲では逆にボニーの声が眠たげに聴こえ、
キレではなくコクで勝負といった感じに響いてきます。
Tボーン・バーネットの曲で(共作)、You-Tubeで
ロス・ロボスのヴァージョンが見つかりましたが、
どうやらそれがオリジナルということのようです。
その曲が入ったアルバムは(チープな)紙ジャケ5枚組で
持っているのですが、覚えていなかった・・・
ボニーがオリジナルを聴いてからずっと歌いたかったであろうことが
感じられる、これも好カヴァーといえますね。



Shakin' Shakin' Shakes
Bonnie Raitt
(2016)




Shakin' Shakin' Shakes
Los Lobos
(1989)


7曲目 Undone
荘厳な響きの正調R&Bバラード。
ごめんなさい、やっぱり「河」を思い出してしまいました(笑)。
スワンプロックの心の故郷といった響きがしますね。
そしてこういう曲でも熱唱も力唱もせず感情をさらりと
露わにするだけなのが、ボニーがロックの人だからであって、
元々ロック人間だった僕には真っ直ぐに伝わる部分です。


8曲目 If You Need Somebody
イントロのギターの音がU2のPride(In The Name Of Love)
と同じなのもなんだか嬉しくなってくる。
口を酸っぱくしていいますが、それは決して非難ではなく、
「ロック愛」のひとつと捉えていただければ。
曲自体も80年代アメリカによくあった感じなのが嬉しい。
しかも曲の後半でやはり強烈にブルージーになるのがたまらない。


9曲目 Gypsy In Me
先に話が逸れて、"Gypsy"「ジプシー」は今は差別語として
扱う向きも多くなっているようですが、新曲でこうした曲が
あるというのは、アメリカでは(まだ)そうでもないのかな。
そこは微妙な問題なので、また別の機会に話すとして、
曲はやはり心のどこかにある放浪癖を歌ったもの。
スライドギターの浮遊感ある響きがいい。

この曲はオフィシャルビデオクリップがありました。
車で放浪しながら見た標識や看板に歌詞が出てくるという
面白い趣向ですが、できればボニーの姿も見たかったな。



 Gypsy In Me
 Bonnie Raitt
 (2016)

そしてこの曲は、新譜のプロモーションでテレビに出演した際の
映像も上がっていたので、それも貼り付けました。



 Gypsy In Me
 Bonnie Raitt
 (2016)



10曲目 The Comin' Round Is Going Through
これがですね、サウンドプロダクションがもろ
1990年代以降のローリング・ストーンズ。
最初ストーンズのカヴァーと信じて疑わなかったくらい。
特にギターのバッキングはキースのプレイそのものといっていい。
曲はオリジナルなのですが(バンドメンバーと共作)、まあ、
ボニーがストーンズの真似をして怒る人はいないでしょう(笑)。
きっとミックやキースやチャーリーやロンもむしろ喜ぶはず。
もちろん僕はこれも嬉しくなりました。
そしてストーンズの新譜が出ないのかなあ、とも思いました。
その中でこの曲をやっても何の違和感もないでしょうね。


11曲目 You've Changed My Mind
アコースティックギター弾き語り風のバラード。
実際にはエレクトリックギターもドラムスもキーボードも
入っていますが、ベースはアップライトを使っています。
しんみり歌う中、曲の途中で声が裏返る、気持ちが伝わる。
「貴方がわたしの考えを変えた」
それくらい影響力がある人に出会ったのですね。


12曲目 The Ones We Couldn't Be
最後2曲はしんみりとしたおとなしい曲でしめてきました。
ボニーの曲で、彼女はピアノ、他にキーボードだけの荘重な曲。
軽いようで深くて重たいというのはこの部分にあるのでしょう。
アルバムはもっと明るく終わってほしいという人もいるでしょうし、
前半は明るい曲が際立っていただけに、どうしちゃったんだろう、
という思いが残るかもしれない。
まあ僕はこれはこれでよい終わり方だと思いますが、
重たくて静かなだけ、引きずるものは大きいですね。





今回も国内盤は出ないようですね・・・

早くも今年大晦日の1位候補、というくらいに気に入っています。

最近はクラシックを聴く時間が多いのですが、
ブルーズの要素というのはクラシックから遠いところにある、
ということがこのアルバムを聴いて分かった気がしました。
そしてもちろんというか、ブルージーなロックもいいなあ、と、
あらためて思っているところです。

まあ、自分の中でバランスを取りながら聴いてゆきたい。
というより僕は、基本、その時の気持ちに任せて音楽を聴くので、
自然とバランスが取れてくるのでしょうね。


最後は今朝の3ショットにて。

03
DIG IN DEEP ボニー・レイットの新譜








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Posted by guitarbird at 19:12 │ロックA-B
この記事へのコメント
ボニー・レイット なかなか良いですね(^^♪
いっぺんに気にいりました。

ブルージィで枯れてるも、心地良いロックですね! 歌声は、ジャニスを連想させる酒焼け?してて、思わずこちらもバーボンのロックをダブルで手にしたくなりますね(笑)

ギタバさん! ナイスチョイス!

さて寝酒に今宵は、ブラックニッカとモッタレラチーズにしますか。
Posted by matsu at 2016年04月06日 01:53
matsuさん、おはようございます
気に入られましたか、よかった。
ブルージーというのはやはり素直に響いてきますよね。
みうらじゅん氏もきっと気に入るだろうと思いながら聴いています(笑)。

お酒が合うというのも分かります。
悪酔いしないタイプの音楽かな、と思います。
バーボンのロック、フォアローゼズがいいですかね。
実はそれ飲んだことないのですが・・・でも似合いそう(笑)。

ブラックニッカご愛飲いただきありがとうございます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月06日 07:05
guitarbird さん、おはようございます。

ボニー・レイット最高ですね!
ボニーの「ニック・オブ・タイム」がグラミーを受賞したのは知っており、当時から気になっておりましたが、今まで一度もそれと意識して聴いた事はありませんでした。
私の全く個人的な思いですが、ルックス的に好きになれなかったのだと思います。
私にとっては、そういう意味では、guitarbird さんがよく云っておられるトム・ペティーの分析と同じでしょうか?

しかし今回、こちらの記事のお陰でボニーの曲を聴く機会を得て、そのブルージーさにすぐにファンになりました。
なかでもGypsy In Me は私自身放浪癖があるので、MVも大好きです。
以前は泊まるホテルも予約しないで、一週間程度、ホントに車やバイクのステアリングの赴くままに旅に出ておりました。
いざとなったら、車でしたら車内泊も出来ますし。(笑)
バイクの場合、テントを張ってまでという気はしますが。(笑)
ですので、Gypsy In Meの映像は、「そうそうこの感じ!」と観ていてワクワクして来ました!
今の自分にはこの先何年も「一週間の放浪」なんて叶わぬ夢ですが、この映像を観られて良かったです。

ここ暫くはボウイのオリジナルアルバムを1st、2nd以外全て手に入れて、「ボウイ漬け」だったので、そんな時ボニーの曲は新鮮で、それでいて故郷に帰って来た気がしました。
(勿論、ボウイの曲もいいですが。)
放浪好きなのに故郷に帰って来て嬉しいとは変な表現ですが。(笑)
でも旅の醍醐味の一つは「家に帰りつく時」なのかも知れませんね。
「オズの魔法使い」のラストでも主人公のドロシーが冒険の後、「There is no place like home」と云っていますし。
話が色々飛びましたが、ボニーの他の曲も聴いてみたいので、CD買いますね。
ご紹介ありがとうございました。
Posted by masaki at 2016年04月07日 05:41
masakiさん、こんばんわ
ボニー・レイット私は存在自体をそのグラミーの時に知りました。
確かグラミー受賞した時日本ではほとんど報道されず、ジョージ・マイケル
やU2とは大違いだと思った記憶があります。
でも私も当時はまだ聴こうとは思わず、それから15年以上経ってから
聴き始めたという次第です。
私の場合は若い頃には渋すぎたのだと思っています。

ルックスは、まあそうでしょうね。
美人というタイプではないですからね(私は好きですが)。
ただ、根本的に日本ではアメリカンロックが広くは受け入れられない
というのはあると思います。

Gypsy In Me気に入られましたか、よかったです。
かつてはふらっと旅に出ていたのですね。
私はそういうのは憧れる部分があるけどそれ以上に恐いかな。
私は、ちょっとした遠出、20kmくらいでも、朝起きて
天気がいいから行ってみようか、て、できないたちなのです。
少なくとも前の日寝る前に考えないと行動できないですね。

以前、仕事で車中泊をしていた時期がありました。
最初のうちは慣れないことで楽しさがあったのですが、
そのうちやっぱり不安になってきました。
泊っていたのは道の駅かトイレのある駐車スペースでしたが、
一度だけ山の中に泊ったことがありましたが、あれは恐かった。
その仕事は2人一組で泊まる場所も同じでしたが、
ひとりだったら絶対にできなかったと思います(笑)。
ただ、にヨタカやアオバズクの声を聞けたのはよかった。
私の場合、恐いというのは、心霊とかそういうのではなく、
人、なんですよね、寝ている間は無防備だから・・・
今は、星が好きな友人がいて、いつか空気のきれいな場所に
星を見に行こうと話しています。
星ということでみれば札幌は十分汚いのです・・・
その場合は起きているから大丈夫そうです(笑)。
旅の醍醐味のひとつは家に帰ることというのは、なるほどそうですね。
私も遠征の仕事が終わって帰る時が好きでした。
知床から8時間かけて走ってきたこともありましたが、
あの時程長いと感じたことはなかったです(笑)。
そうですね、私は結局家が好きです。
休みの日も11時までには帰宅できるように出かけます。
(午後から何かを始めるのが苦手というのもあるのですが)。

ボウイ私はようやく落ち着いてきました(聴いていますが)。
ボニー・レイットは確かに毛色がかなり違いますね。
いい意味でボウイのような緻密さがないですが、音楽は気分により
聴くものを変えられるのも楽しいところですね。

ちなみに、ボニー・レイットで個人的に好きなのは、
SILVER LININGという2002年のアルバムです。
あとFUNDAMENTALというアルバムの輸入盤がなぜか
ブックオフで売られているのを何度も見ました。
それ以外はほとんど見たことがないのですが。
それからWarner時代のグラミー取る前までのもいいですもちろん。
というか今は基本みんな好きですが(笑)、でも特に
お気に入りの1枚はと言われるとSILVER...です。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月07日 19:03
ギタバさん、こんばんは。
軽ろみを極めつつも味わい深いアメリカーナな逸品、
と元締めに愛聴されまくりとなっては聴かぬわけには・・・ね。

未整理のCD棚を探ってみたらfundamentalが出てきたんで
聴いてます。
ボニーとブレディさんの共作二曲にハイアット兄貴の
カヴァーもあって悪くはないですよ、まぁあえていえば
予定調和なマンネリズム作やろうけどボニーのねぇさんの作品を味わうには
ちょっとしたさじ加減と聴き手との相性があるんやろうねぇ。
因みに拙者のお気に入りはジョン・ホールとの
仕事ぶりが見事にツボにハマってるTakin My Time(1973)でありまする。
エリック・カッツ、ランディ・ニューマンの絶品カヴァーに
タジ・マハルはんにローウェル・ジョージさんらの
客演も沁みるだよね、くぃ~~ん▽・。・▽ワン!
Posted by ぽちわかや at 2016年04月08日 01:41
以前にシェリル・クロウとボニー・レイットが共演している映像を見た事はありましたが美的には、ヤッパリ、シェリル?かもですがスライドギターは、ボニー格好良い印象がありました。
以前に、ギタバさんに送って頂いたJohn Hiatt perfecting good guitarを又聴いてます。ぽちわかやさんからも、なんばの立ち飲みで頂いたのは、偶然にもJohn HiattとJoe Sampleとぽちさんの好きなアーティストの自分用編集CDRでしたので(^^♪

この流れで、ボニー・レイットなんですが、DAMカラオケ調べると、
Something To Talk About
Nick of Time
Have A Heart があり一応聴きましたが、貴君が取り上げた最新アルバムの歌声と演奏がずっといい!
これは、スティルスが組んだThe Ridesのアルバムでも感じた事なんですが、音楽をやってきて、齢を重ねて分かってきたことを余計な部分を削いで、本質的な部分を残して演奏してるんでなんかゆったりと聴けて、良いですね(^^♪
このアルバムは、私も買ってみようと思います。
土曜日は、月一回のタウンですがレオン・ラッセルのSong For You と マスカレード
ヴァン・モリソンのロッドver. Have I Told You Latelyは、歌う予定です。
Posted by matsu at 2016年04月08日 03:56
ギタバさん、こんにちは。
先ほどチャリンコでの買い物の帰路、花曇りの空に番いのツバメが飛んでいました。

matsuさん「パーフェクトリー・グッド・ギター」は
ムカシトカゲさんがギターバンド少年に戻ったかのような
元気のええ作品やねぇ、春から初夏に聴くのがぴったりでっせ。
なかでもBuffalo River Homeがよろしおまんなぁ。
ニールぽいちょっと歪んだギターとテンポ、ジョンの渋い喉、そして現世の儚さを飄々と謳いあげる
詩の世界観がとにかくいいんです(訳を見ながらやけどね)。

 ~道の最後にはインディアンの毛布をかけ   た乗り手(ライダー)のいないポニー
   肉と骨を持ったライダーはいない
   バッファロー・リバー・ホームを探してるラ   イダーはいない


 薄鼠の宙に舞ひたる初燕    草右
Posted by ぽちわかや at 2016年04月08日 14:29
ぽちわかやさん、こんばんわ
ボニーの新譜はこういう音楽があってよかった、そしてそれを好きで
ほんとうによかったと心から思えるものでした。

FUNDAMENTAL家にあったんですね。
あれ私も結構好きなのですがまだ細かいことが分かるまでは
聴き込んでいないのでまたそのうちに、です。
このCDが実は手に入れるのが少し手間取ったのですが、
そうした後でブックオフで半値以下であって驚いたのでした。
いいんだもん、新品で買ったから、と毒づきましたが(笑)。

TAKING MY TIME、いいですよね、大好きです。
ジョン・ホールさんとの仕事であるのは知りませんでした。
ボニーは割と短期間、半年以内ですべて集めたのですが、
だから駆け足で聴いていて何枚か以外はいいかどうかの
印象しか残っていない、というのが正直なところで申し訳ないです。
でも、GREENLIGHTが、80年代育ちの人間にとっては
懐かしい音で気に入りましたが、でも、そういうのはきっと
80年代の人だけだろうなあ、と(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月08日 19:51
matsuさん、こんばんわ
ボニー・レイットの容姿について、日本人であのタイプは、
ちょっと恐い、という感じがしますね・・・
シェリル・クロウですが、実は数年前から久本雅美が、外見を
シェリルに似せているのではと確信しています(笑)。
実際結構似ていると思います、細かいパーツはともかくとして、
顔の骨格、特に頬の辺りは。
シェリルを知らない人が(日本では大多数っでしょう)見ると、
かなりの確率で似てると思うであろうことに自信があります。

ボニー・レイットは一応カラオケあるんですね。
過去何年も日本でかかっていないのでは、と・・・(笑)。
ボニーは典型的に曲がシングル向きじゃない人だと思います。
だから余計に日本では人気がないのだろうなあと。
そしてmatsuさんが書いておられるように、齢を重ねて
うまみが増したというか良さが積み重ねられた人でしょうね。
だから私も30代までは良さが分からなかった(笑)。

ジョン・ハイアットのそれを聴いていただきありがとうございます。
あのアルバムはかなり好きです。

週末はまた歌われるのですね。
ヴァン・モリソンの今のマイブーム(というのはやや古いか)の曲は
Jackie Wilson Said (I'm In Heaven When You Smile)です。
一昨日から出だしのスキャットを口ずさみっ放しです(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月08日 19:59
ぽちわかやさん、こんばんわ
ツバメが飛んでいたのですね。
大阪でもやはり4月上旬なのですね。
ツバメといえば私は大学で東京に出た時、入学式ではなく、最初に
通学する朝に上野駅前で飛んでいた風景を今でも思い出します。

発句をありがとうございます。
ご存知のように(!?)、今の私は不調なのですが、
でも僭越ながら返句などを

人は皆燕の切り裂く空気吸い 樹翔

ジョン・ハイアットのそれは歌詞をよく聴いたことがないのですが、
いかにもアメリカ、しかしアメリカ人にしては湿り気がありますね。
そういうところに引かれているのかな、と、ふと思いました。
あのジャケットも印象的ですよね、そうそう。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月08日 20:10
ギタバさん、こんばんは。
返句ありがとうございます。
そうだ今日のおれは燕が切り裂いてくれた空気を
吸うていたんだよなぁ、発想が面白くて印象に残る
発句おおきにです。

ボニーさんの新譜とともにジョン・クリアリー氏の
トゥーサンカヴァー集もたぶん手に入れそうです。
これもまた嬉しい出会いやね▽・。・▽ワン!

さて、今夜はまだ少し肌寒いんでダバダ火振の
お湯割りを頂きながらポール・キャラックから始めましょうか( ´ー`)y-~~

 春嵐も名残り惜しみて花筏   草右
Posted by ぽちわかや at 2016年04月08日 23:05
ぽちわかやさん、こんにちは
俳句の感想をありがとうござます!
発想が面白いと言ってくださったのは自信になります、ほんとうに。
どうやらそこも自分は見失っていたように感じました・・・

ジョン・クリアリーのそれはOCCAPELLAのことですねきっと。
私もそれでジョンさんと出会った思い入れ深い1枚です。
ところで、そのアルバムを聴いてからネットで調べると、なんと、
リンゴがその表題曲をビートルズ解散直後にカヴァーしていた
ことが分かって、ああ俺の耳は節穴だらけだ、と(笑)。
ジョン・クリアリーの感想も時間がありましたらよろしくお願いします。

そしてまた一句ありがとうございます、いいですね。
昨日今日はそういう季節感なのですね。
こちらも今日は風が強いです。
では僭越ながら返句を。

頬白の声北東に流れたり 樹翔
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年04月09日 14:03

削除
DIG IN DEEP ボニー・レイットの新譜