2013年01月09日
動物の足跡を見てみよう
00
この写真は、記事の内容とはあまり関係がありません(笑)。
雪の写真ばかりではあまり見映えがしないので入れました。
A公園とAの森で今朝見つけた
動物の足跡をまとめてみました。
昨日、今日と、天気がよかったせいなのか、
今朝はいつもより多くの足跡が見られました。
1 エゾリス
1-1
ひとつの足跡をアップにしました。
矢印が向いている右が進行方向。
ひとつの写真は今後もすべてこのように右が進行方向です。
蝶のような形が特徴で、
蝶でいえば前翅にあたる、幅の広い前側=外側が後ろ足、
後翅にあたる狭い後ろ側=内側が前足。
1-2
連続した足跡。
これは奥から手前に進んでいます。
跳び箱を飛ぶ要領で進んで行きます。
2 キタキツネ
2-1
ひとつの足跡のアップ。
犬と基本的には同じで、これだけ見ると、
散歩の犬と区別がつかないこともあります。
キタキツネは、前足で踏んだ場所を後ろ足も踏むので、
基本的には足跡がひとつだけ残ります。
2-2
連続した足跡。
これは手前から奥に進んでいます。
犬とキタキツネの足跡を「見分ける」簡便な方法として、
犬の足跡は、人間が歩ける道の上か道に沿って続いており、
そこからあまり離れないのに対して、
キタキツネは、人間が行かない谷や森の中などに続いていゆく、
というものがあります。
もっとも、犬の綱を放している人がいれば、
それも完全ではないのが困るのですが・・・(笑)・・・
3 テンの仲間
3-1
ひとつの足跡。
前後に少しずれて2つ横に並ぶのが特徴です。
しかし、この足跡はイタチ科に共通のもので、
足跡だけで種まで断定するのは難しいです。
3-2
連続した足跡。
手前から奥に進んでいます。
ただ、A公園で見る機会が多いのはキテンであり、
僕も実際に、雪を歩いて足跡をつけているのを見たことがあり、
頻度や足跡の大きさからみて、テンではないかと推測しました。
なお、この辺りでよく見られるキテンは、毛皮採取を目的に、
内地から人為的に持ち込まれたものが野生化したものです。
4 ネズミの仲間
4-1
ひとつの足跡。
外側の楕円形は足跡、
真ん中の紐上のものは尻尾の跡です。
4-2
連続した足跡。
手前から奥に進んでいます。
ネズミも足跡だけでは種類は断定できませんが、
ここではヒメネズミ、アカネズミが罠にかかったことがあります。
ネズミの足跡は造形的にとりわけ面白いです。
4-3
ネズミは、このように、
木の周りにあいた穴などから雪の下に入るので
木の周りで足跡が終わっていることがよくあります。
5 ユキウサギ
5-1
ひとつの足跡。
エゾリスと同じく跳ねながら前に進むため形も似ていて、
外側の幅が広いほうが後ろ足、中が前足の跡ですが、
ウサギは、前足は、跳び箱のように同時につくのではなく、
少しずらしてつくので、前足の跡が縦に並んでいます。
5-2
連続した足跡。
奥から手前に進んでいます。
ユキウサギ、足跡は冬の間によく見るのですが、
A公園とAの森ではまだ、生きた姿を見たことがありません。
毎年、冬になって足跡を見つけると、
今年こそは生きた姿を見たいと思うのですが、
なかなか見られません。
この辺りは数が少ないのかな?
ユキウサギは、エゾリスやキタキツネほどではないですが、
生きた姿を見る機会が割と多い動物だということなのですが。
06
さて、これは何の足跡? どっちに進んでいる?
エゾシカの足跡はありませんでした。
この辺りにはまだ定着はしていないようです。
他に、アライグマ、タヌキの足跡を見ることもあります。
意外とよく足跡を見るのが、カラス(笑)。
足跡を見ると、
普段は姿がほとんど見られない動物たちの息吹を
確かに感じることができます。
足跡を見るにはいい条件の日があって、
その時は指の跡まで残っていることがあるのですが、
それはまた見つけたら記事にします。
※なお、この記事の写真はみな露出アンダーですが、
足跡の写真は、アンダーで撮らないと、
周りの雪と同化して見分けがつきにくくなるので、
いつも意図的にアンダーで撮っています。
この写真は、記事の内容とはあまり関係がありません(笑)。
雪の写真ばかりではあまり見映えがしないので入れました。
A公園とAの森で今朝見つけた
動物の足跡をまとめてみました。
昨日、今日と、天気がよかったせいなのか、
今朝はいつもより多くの足跡が見られました。
1 エゾリス
1-1
ひとつの足跡をアップにしました。
矢印が向いている右が進行方向。
ひとつの写真は今後もすべてこのように右が進行方向です。
蝶のような形が特徴で、
蝶でいえば前翅にあたる、幅の広い前側=外側が後ろ足、
後翅にあたる狭い後ろ側=内側が前足。
1-2
連続した足跡。
これは奥から手前に進んでいます。
跳び箱を飛ぶ要領で進んで行きます。
2 キタキツネ
2-1
ひとつの足跡のアップ。
犬と基本的には同じで、これだけ見ると、
散歩の犬と区別がつかないこともあります。
キタキツネは、前足で踏んだ場所を後ろ足も踏むので、
基本的には足跡がひとつだけ残ります。
2-2
連続した足跡。
これは手前から奥に進んでいます。
犬とキタキツネの足跡を「見分ける」簡便な方法として、
犬の足跡は、人間が歩ける道の上か道に沿って続いており、
そこからあまり離れないのに対して、
キタキツネは、人間が行かない谷や森の中などに続いていゆく、
というものがあります。
もっとも、犬の綱を放している人がいれば、
それも完全ではないのが困るのですが・・・(笑)・・・
3 テンの仲間
3-1
ひとつの足跡。
前後に少しずれて2つ横に並ぶのが特徴です。
しかし、この足跡はイタチ科に共通のもので、
足跡だけで種まで断定するのは難しいです。
3-2
連続した足跡。
手前から奥に進んでいます。
ただ、A公園で見る機会が多いのはキテンであり、
僕も実際に、雪を歩いて足跡をつけているのを見たことがあり、
頻度や足跡の大きさからみて、テンではないかと推測しました。
なお、この辺りでよく見られるキテンは、毛皮採取を目的に、
内地から人為的に持ち込まれたものが野生化したものです。
4 ネズミの仲間
4-1
ひとつの足跡。
外側の楕円形は足跡、
真ん中の紐上のものは尻尾の跡です。
4-2
連続した足跡。
手前から奥に進んでいます。
ネズミも足跡だけでは種類は断定できませんが、
ここではヒメネズミ、アカネズミが罠にかかったことがあります。
ネズミの足跡は造形的にとりわけ面白いです。
4-3
ネズミは、このように、
木の周りにあいた穴などから雪の下に入るので
木の周りで足跡が終わっていることがよくあります。
5 ユキウサギ
5-1
ひとつの足跡。
エゾリスと同じく跳ねながら前に進むため形も似ていて、
外側の幅が広いほうが後ろ足、中が前足の跡ですが、
ウサギは、前足は、跳び箱のように同時につくのではなく、
少しずらしてつくので、前足の跡が縦に並んでいます。
5-2
連続した足跡。
奥から手前に進んでいます。
ユキウサギ、足跡は冬の間によく見るのですが、
A公園とAの森ではまだ、生きた姿を見たことがありません。
毎年、冬になって足跡を見つけると、
今年こそは生きた姿を見たいと思うのですが、
なかなか見られません。
この辺りは数が少ないのかな?
ユキウサギは、エゾリスやキタキツネほどではないですが、
生きた姿を見る機会が割と多い動物だということなのですが。
06
さて、これは何の足跡? どっちに進んでいる?
エゾシカの足跡はありませんでした。
この辺りにはまだ定着はしていないようです。
他に、アライグマ、タヌキの足跡を見ることもあります。
意外とよく足跡を見るのが、カラス(笑)。
足跡を見ると、
普段は姿がほとんど見られない動物たちの息吹を
確かに感じることができます。
足跡を見るにはいい条件の日があって、
その時は指の跡まで残っていることがあるのですが、
それはまた見つけたら記事にします。
※なお、この記事の写真はみな露出アンダーですが、
足跡の写真は、アンダーで撮らないと、
周りの雪と同化して見分けがつきにくくなるので、
いつも意図的にアンダーで撮っています。
Posted by guitarbird at 19:29
│動物たち