2014年12月21日
ハイタカ現る
01T
昨日の「コゲラ運」の記事において、
ぽちわかやさんが以下の句を書き込みしてくださいました。
冬の鷹二つ耳もち生き残る 寺田京子
本日、A公園にハイタカが現れました!
しかもなんと、写真が撮れた!!
ハイタカはこのところ割と目にしていたので、
現れることはそれほど珍しくないですが、
割と近くで写真を撮れたとなると、珍しい、というより
僕自身これだけ近くで撮れたのは何度かしかないというくらい。
02
これがオリジナルの大きさ、さすがにこれでは小さいので
これ以外のハイタカの写真はトリミングしていますが、とにかく近い。
カラマツでハシブトガラが3羽で採餌し、別の木にコゲラがいて、
どちらもサンヨンでは遠く、もう少し近くに来ないかと待っていました。
すると、ハシブトガラス2羽が叫びながら林の上を飛び始めました。
すぐに、1羽のハイタカが林の向こうから飛んで来て、
僕から7mほど離れた木のてっぺん近くの枝にとまりました。
ハイタカが現れると、ハシブトガラは低く飛んで逃げ、
コゲラは「ギギギーィッ」と激しく鳴きました。
03T
僕は向こうから見ると木の陰にいたようで、ハイタカはこちらを
うかがいつつ、それが何だか分からないといった様子。
半逆光だったので、レンズに反射していたかもしれない。
顔を傾けて僕との距離を測ったり、横を見てきょろきょろしたり。
そんな1枚を大きくトリミングした顔のアップです。
雌の個体ですね、横縞が灰褐色。
大きさはカラスより少し小さいくらい。
近くで見ると、オオタカよりも目と目の間が近いですが、
飛んでいる状態のしかも見上げでは分かりません。
04T
この時はたまたまMF=マニュアルフォーカスにしていたので、
枝が入り組んだ木にとまってもすぐに対応できました。
AFだったら手前や横の枝に合焦して失敗だったかもしれない。
しかし、僕は色気を出し、もう少し近くでより逆光ではない場所に
移動しようと歩き始めると、案の定、林を低く飛んで逃げました。
それにしても、10秒近く同じ枝にいて撮れたのは
珍しい、貴重な時間でした。
そして、そうか、今日もコゲラを追っていてハイタカが現れた、
つまり「コゲラ運」が続いていたんだ。
でも、コゲラは運よくハイタカから逃れられた、のですが、
ハイタカ側からすると運が悪かったようですね・・・
ともあれ、撮らせてくれてありがとう。
05
そして僕にハイタカの接近を教えてくれた
このハシブトガラスもありがとう。
鳥見の際は、カラスだからといってばかにできません。
そもそも僕はカラスをばかにはしていないつもりですが、
猛禽の接近をカラスの鳴き声で知ることは多いのです。
ヒヨドリをはじめ他の鳥は、猛禽が近寄ってから反応しますが、
カラスは遠くから近づいてくる段階で鳴いてくれるからです。
だけどもちろん、カラスに餌をあげたりはしませんが(笑)。
06
昨日は天気が悪い方に向かっているのを察知してか、
鳥の動きが不気味なほど少なかったと書きました。
今日は真冬日、積もらないほどの雪が断続的に降りましたが、
風はあまりなく、昨日よりは穏やかな1日でした。
鳥たちはしかし、昨日よりはいたけれど、という程度。
カラ類とヒヨドリは戻ったかな、でもベニヒワとツグミは少ない。
もしかして、ハイタカやオオタカが近くにいつもいるらしい、
という情報が小型鳥類の間に広まっているのかもしれないですね。
07
日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ 寺田京子
A公園こと旭山記念公園には、寺田京子句碑がありますが、
それ以外にも、鷹の句を詠んでおられらたのですね。
もしかして、A公園の辺りは昔から
鷹がよく見られた場所だったのかもしれないですね。
句を紹介し、今日の幸運を呼んでくださった
ぽちわかやさん、ありがとうございます。
08
今日のマーサ、ハイタカをイメージしてみました・・・
09
ポーラは落ち着いた表情。
ハウは近すぎてアウトフォーカスですが、
表情が分かるので、まあ、お許しください。
昨日の「コゲラ運」の記事において、
ぽちわかやさんが以下の句を書き込みしてくださいました。
冬の鷹二つ耳もち生き残る 寺田京子
本日、A公園にハイタカが現れました!
しかもなんと、写真が撮れた!!
ハイタカはこのところ割と目にしていたので、
現れることはそれほど珍しくないですが、
割と近くで写真を撮れたとなると、珍しい、というより
僕自身これだけ近くで撮れたのは何度かしかないというくらい。
02
これがオリジナルの大きさ、さすがにこれでは小さいので
これ以外のハイタカの写真はトリミングしていますが、とにかく近い。
カラマツでハシブトガラが3羽で採餌し、別の木にコゲラがいて、
どちらもサンヨンでは遠く、もう少し近くに来ないかと待っていました。
すると、ハシブトガラス2羽が叫びながら林の上を飛び始めました。
すぐに、1羽のハイタカが林の向こうから飛んで来て、
僕から7mほど離れた木のてっぺん近くの枝にとまりました。
ハイタカが現れると、ハシブトガラは低く飛んで逃げ、
コゲラは「ギギギーィッ」と激しく鳴きました。
03T
僕は向こうから見ると木の陰にいたようで、ハイタカはこちらを
うかがいつつ、それが何だか分からないといった様子。
半逆光だったので、レンズに反射していたかもしれない。
顔を傾けて僕との距離を測ったり、横を見てきょろきょろしたり。
そんな1枚を大きくトリミングした顔のアップです。
雌の個体ですね、横縞が灰褐色。
大きさはカラスより少し小さいくらい。
近くで見ると、オオタカよりも目と目の間が近いですが、
飛んでいる状態のしかも見上げでは分かりません。
04T
この時はたまたまMF=マニュアルフォーカスにしていたので、
枝が入り組んだ木にとまってもすぐに対応できました。
AFだったら手前や横の枝に合焦して失敗だったかもしれない。
しかし、僕は色気を出し、もう少し近くでより逆光ではない場所に
移動しようと歩き始めると、案の定、林を低く飛んで逃げました。
それにしても、10秒近く同じ枝にいて撮れたのは
珍しい、貴重な時間でした。
そして、そうか、今日もコゲラを追っていてハイタカが現れた、
つまり「コゲラ運」が続いていたんだ。
でも、コゲラは運よくハイタカから逃れられた、のですが、
ハイタカ側からすると運が悪かったようですね・・・
ともあれ、撮らせてくれてありがとう。
05
そして僕にハイタカの接近を教えてくれた
このハシブトガラスもありがとう。
鳥見の際は、カラスだからといってばかにできません。
そもそも僕はカラスをばかにはしていないつもりですが、
猛禽の接近をカラスの鳴き声で知ることは多いのです。
ヒヨドリをはじめ他の鳥は、猛禽が近寄ってから反応しますが、
カラスは遠くから近づいてくる段階で鳴いてくれるからです。
だけどもちろん、カラスに餌をあげたりはしませんが(笑)。
06
昨日は天気が悪い方に向かっているのを察知してか、
鳥の動きが不気味なほど少なかったと書きました。
今日は真冬日、積もらないほどの雪が断続的に降りましたが、
風はあまりなく、昨日よりは穏やかな1日でした。
鳥たちはしかし、昨日よりはいたけれど、という程度。
カラ類とヒヨドリは戻ったかな、でもベニヒワとツグミは少ない。
もしかして、ハイタカやオオタカが近くにいつもいるらしい、
という情報が小型鳥類の間に広まっているのかもしれないですね。
07
日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ 寺田京子
A公園こと旭山記念公園には、寺田京子句碑がありますが、
それ以外にも、鷹の句を詠んでおられらたのですね。
もしかして、A公園の辺りは昔から
鷹がよく見られた場所だったのかもしれないですね。
句を紹介し、今日の幸運を呼んでくださった
ぽちわかやさん、ありがとうございます。
08
今日のマーサ、ハイタカをイメージしてみました・・・
09
ポーラは落ち着いた表情。
ハウは近すぎてアウトフォーカスですが、
表情が分かるので、まあ、お許しください。
Posted by guitarbird at 20:29
│鳥情報板
この記事へのコメント
ギタバさん、こんばんは。
いやぁ、吃驚ですね。
これはきっと寺田京子さんがハイタカに降臨して
A公園でギターバードさんに会いに来はった
んやとおれには感じられました。
それにしても03Tでの阿修羅の如き眼力、これぞ
ホンマもんの迫力でっせ!
じつは何故か昨夜は寺田さんの発句ありきで
あの書き込みをしたのですが、たぶん拙者の
ところにも京子さんが来ていたのかもしれません、
これは霊的共時性ちゅうことですかね?(・ω・^)
元南海ホークスファンのわしにとってもうれしい
師走の偶然でっせU^ェ^U ワン!
ガイド役のハシブトはんらにはわしから黒ニッカ奢っときまっさ。
いやぁ、吃驚ですね。
これはきっと寺田京子さんがハイタカに降臨して
A公園でギターバードさんに会いに来はった
んやとおれには感じられました。
それにしても03Tでの阿修羅の如き眼力、これぞ
ホンマもんの迫力でっせ!
じつは何故か昨夜は寺田さんの発句ありきで
あの書き込みをしたのですが、たぶん拙者の
ところにも京子さんが来ていたのかもしれません、
これは霊的共時性ちゅうことですかね?(・ω・^)
元南海ホークスファンのわしにとってもうれしい
師走の偶然でっせU^ェ^U ワン!
ガイド役のハシブトはんらにはわしから黒ニッカ奢っときまっさ。
Posted by ぽちわかや at 2014年12月22日 00:15
ハイタカは飛んでいるところはよく見かけますが、木に止まっているところはなかなか見られないですね。しかも、カメラに収めるのは至難の技です。
私も昨年、すぐ近くの木に止まったハイタカを撮ろうとしましたが、カメラを調整している間に逃げられました。
動画の場合は、水平調整に時間を取られて、タイミングを逃がすことが多いです。
先日、よく行くフィールドで木にタカが止まっているので、とりあえずカメラに収めました。「やっとハイタカが撮れた」と思ったのですが、カラスにモビングされたのを見ると、同じくらいの大きさだったのでオオタカの幼鳥のようです。
私も昨年、すぐ近くの木に止まったハイタカを撮ろうとしましたが、カメラを調整している間に逃げられました。
動画の場合は、水平調整に時間を取られて、タイミングを逃がすことが多いです。
先日、よく行くフィールドで木にタカが止まっているので、とりあえずカメラに収めました。「やっとハイタカが撮れた」と思ったのですが、カラスにモビングされたのを見ると、同じくらいの大きさだったのでオオタカの幼鳥のようです。
Posted by fagus06 at 2014年12月22日 08:33
ハイタカって初めて見ます。鷹独特の眼光に痺れますね。ある種の仏像にも通じるトコがありますね。
昨日は、ハヤブサが居る高知城の下で映画見てたので、関連があるのかと...無理やりこじつけてしまいました。(笑)
運がいい時が続き良かったですね。
有馬記念の前にも何かもう一つラッキーな写真お願いします。(笑) 他力本願。
昨日は、ハヤブサが居る高知城の下で映画見てたので、関連があるのかと...無理やりこじつけてしまいました。(笑)
運がいい時が続き良かったですね。
有馬記念の前にも何かもう一つラッキーな写真お願いします。(笑) 他力本願。
Posted by matsu at 2014年12月22日 08:56
ぽちわかやさん、こんにちわ
ほんとうに私も驚きましたし、なんだか不思議を通り越して
笑ってしまいそうにすらなりました。
私は、寺田京子さんの俳句はこの2つしか知らないのですが、
もっと読みなさい、と言われているようにも感じられます。
そしてぽちわかやさんのところには、私にそのように伝えなさい
と言いに来たのかもしれないですね。
元南海ホークスファンとのことで、やはり鷹を引き寄せる
何かがあるに違いないですね。
それにしても鷹の眼力、私もPCで写真を大きくして見て
これほどのものか、と思いました。
黄色い虹彩、この色しかない、という色をしていると思いました。
そしてハシブトガラスにもお心遣いありがとうございます(笑)。
ほんとうに私も驚きましたし、なんだか不思議を通り越して
笑ってしまいそうにすらなりました。
私は、寺田京子さんの俳句はこの2つしか知らないのですが、
もっと読みなさい、と言われているようにも感じられます。
そしてぽちわかやさんのところには、私にそのように伝えなさい
と言いに来たのかもしれないですね。
元南海ホークスファンとのことで、やはり鷹を引き寄せる
何かがあるに違いないですね。
それにしても鷹の眼力、私もPCで写真を大きくして見て
これほどのものか、と思いました。
黄色い虹彩、この色しかない、という色をしていると思いました。
そしてハシブトガラスにもお心遣いありがとうございます(笑)。
Posted by guitarbird at 2014年12月22日 12:47
fagus06さん、こんにちわ
ハイタカは確かに飛んでいるところは私もよく見ますが、
木に止まっているところを見ても一瞬、すぐに逃げますね。
とまっているのを予見していつもカメラを構えて歩くこともないし。
だから今回は向こうから来たという偶然を活かせてよかったです。
動画はやはり水平がきちんとしていないと見にくいですね。
スティルで鳥を撮る時そういえば水平はほとんど気にしないですが。
オオタカ幼鳥はカラスにやられていたんですね。
鳥社会の洗礼を浴びせられたのですね(笑)。
ハイタカは確かに飛んでいるところは私もよく見ますが、
木に止まっているところを見ても一瞬、すぐに逃げますね。
とまっているのを予見していつもカメラを構えて歩くこともないし。
だから今回は向こうから来たという偶然を活かせてよかったです。
動画はやはり水平がきちんとしていないと見にくいですね。
スティルで鳥を撮る時そういえば水平はほとんど気にしないですが。
オオタカ幼鳥はカラスにやられていたんですね。
鳥社会の洗礼を浴びせられたのですね(笑)。
Posted by guitarbird at 2014年12月22日 12:53
matsuさん、こんにちわ
ハイタカは図鑑では「四国以北」に留鳥として分布し九州以南は
少数が冬鳥とのことで、高知は思って見ると、いることはいるようです。
ただいずれにせよこちらよりは珍しいのは間違いないようですね。
しかし高知ではこちらにいない鷹のサシバが見られると思います。
ところで、「ハイタカ 高知」で検索したところ、四万十町に
「ハイタカ」というバス停があることが分かりました。
名前になるということは、そこだけ特異的に見られることが多いか、
一度の目撃が印象的で名付けられたのかもしれないですね。
高知城はハヤブサがいるのですね。
いや、こじつけではなく鳥の神様のおかげでしょう(笑)。
ハヤブサは札幌でも市街地のマンションなどにねぐらがあり
見られる機会が増えてきましたが、A公園では稀です。
近くにドバトが集まる場所があるので、そこを狙いに
飛んで来やしないかと思っているのですが。
有馬記念の前にラッキーな写真、撮れればもちろん上げます。
ただ、鳥の写真は、狙って撮ると外すからなあ・・・(笑)。
有馬記念くらいは馬券を買おうと思います。
毎年応援する軸は「関東馬」と決まっているので。
ハイタカは図鑑では「四国以北」に留鳥として分布し九州以南は
少数が冬鳥とのことで、高知は思って見ると、いることはいるようです。
ただいずれにせよこちらよりは珍しいのは間違いないようですね。
しかし高知ではこちらにいない鷹のサシバが見られると思います。
ところで、「ハイタカ 高知」で検索したところ、四万十町に
「ハイタカ」というバス停があることが分かりました。
名前になるということは、そこだけ特異的に見られることが多いか、
一度の目撃が印象的で名付けられたのかもしれないですね。
高知城はハヤブサがいるのですね。
いや、こじつけではなく鳥の神様のおかげでしょう(笑)。
ハヤブサは札幌でも市街地のマンションなどにねぐらがあり
見られる機会が増えてきましたが、A公園では稀です。
近くにドバトが集まる場所があるので、そこを狙いに
飛んで来やしないかと思っているのですが。
有馬記念の前にラッキーな写真、撮れればもちろん上げます。
ただ、鳥の写真は、狙って撮ると外すからなあ・・・(笑)。
有馬記念くらいは馬券を買おうと思います。
毎年応援する軸は「関東馬」と決まっているので。
Posted by guitarbird at 2014年12月22日 13:09
guitarbirdさん、おはようございます。
お珍しい鳥が撮れたようでヨカッタですね。
お名前も初めて知りました。
トリミングしたアップのお顔、かわいいですね。
目がぱっちりで。
ハシブトさんもナイス・アシスト!だったようですね。
マーサのポーズ。 ちょっと猛禽類を表すような鋭さが出ていますね。
そこへ行くと、お姉さん方はまったりしちゃっていますね。 (笑)
ではまた!
お珍しい鳥が撮れたようでヨカッタですね。
お名前も初めて知りました。
トリミングしたアップのお顔、かわいいですね。
目がぱっちりで。
ハシブトさんもナイス・アシスト!だったようですね。
マーサのポーズ。 ちょっと猛禽類を表すような鋭さが出ていますね。
そこへ行くと、お姉さん方はまったりしちゃっていますね。 (笑)
ではまた!
Posted by はるちゃん at 2014年12月23日 08:33
はるちゃんさん、こんばんわ
ハイタカは関東ならいると思いますが、いつも単独行動で
目立つ鳥ではないので見る機会は少ないかもしれません。
目がぱっちりで嘴が短いのが余計にかわいいですね(笑)。
ハシブトガラスは役に立ってくれてありがたいです(笑)。
マーサのポーズはそうですね!
うちの3頭ではいちばん運動能力高いし。
お姉さまたちはも余裕でしょう(笑)。
ではまた
ハイタカは関東ならいると思いますが、いつも単独行動で
目立つ鳥ではないので見る機会は少ないかもしれません。
目がぱっちりで嘴が短いのが余計にかわいいですね(笑)。
ハシブトガラスは役に立ってくれてありがたいです(笑)。
マーサのポーズはそうですね!
うちの3頭ではいちばん運動能力高いし。
お姉さまたちはも余裕でしょう(笑)。
ではまた
Posted by guitarbird at 2014年12月23日 22:14