ナチュログ管理画面 エコロジーライフ エコロジーライフ 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
プロフィール
guitarbird
guitarbird
ゴジュウカラは、木の幹を下向きに歩ける唯一の鳥。 
ゴジュウカラを見習うと、違った視点が得られるかも・・・
僕が最も好きな鳥です。
これは北海道の亜種シロハラゴジュウカラ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 26人
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

QRコード
QRCODE


日本に生まれてよかった


鳥の名前と季節を追って


手軽な歳時記、改訂版


丸谷才一エッセイ傑作選


シェイクスピアに親しもう


4人は何を言ったのか


身の周りにある「遺産」


植物のすごさよ



友人著、「見る」とは・・・



写真による野鳥図鑑



これは使える!



野鳥の本のリンク



俳句の本のリンク



草思社の応援リンク



ちくま文庫のリンク


2016年03月15日

Touch And Go エマーソン・レイク&パウエル ~追悼キース・エマーソン

01
Touch And Go エマーソン・レイク&パウエル ~追悼キース・エマーソン

キース・エマーソンが亡くなりました。

今回は複数のネット上の記事をひとつにまとめて紹介します。

***

キース・エマーソンが3月10日、米カリフォルニア州の自宅で他界した。
享年71。
エマーソン・レイク・アンド・パーマーがバンドの
公式フェイスブックを通じて発表した声明は以下の通り。

「残念なことに、キース・エマーソンが昨晩、
ロサンゼルス・サンタモニカの自宅で亡くなったことを
お伝えしなければなりません。
71歳でした。
ご家族のプライヴァシーとご心痛にご配慮いただけますよう
お願い申し上げます」

キース・エマーソンは1970年、キング・クリムゾンのグレッグ・レイク、
そしてカール・パーマーと共にELPを結成。
彼らは同年8月のワイト島フェスティヴァルで華々しいデビューを飾り、
続けてデビュー・アルバム『エマーソン、レイク&パーマー』を発表した。
79年の活動休止までに7枚のアルバムをリリースし、
91年の再始動以降もアルバム2作を発表。
バンドは98年に再び活動休止を迎えたが、
結成40周年にあたる2010年には復活ライヴも行っていた。
また、ELPでの活動のほかにもソロ・アルバムや
映画音楽作品を数多く残し、4月には
「キース・エマーソン・バンド featuring マーク・ボニーラ」
として来日公演を予定していた。



ELPのベースでもありヴォーカルのグレッグ・レイクは
以下のような追悼文を発表している。

「世界中にいるELPの友人、ファンのみなさんへ 
この悲報に接し、僕は深い悲しみに包まれている。
みんなも知っている通り、キースと僕は長年に渡り、
人生の素晴らしいときを一緒に過ごしてきた。
彼の人生がこのような形で終わりを迎えるとは、
僕自身、そして彼を知る全ての人々にとって痛ましいことだ」

「キースの死は悲しく、痛みをともなうものではあるが、
僕はみんなにこればかりを記憶に留めておいて欲しくない。
僕がこの先ずっと、キース・エマーソンについて思い出すのは、
そのミュージシャン、作曲家としての素晴らしい才能と
エンターテイナーとしての生まれながらの素質と情熱だ。
音楽は彼の人生だった。
彼が困難に直面したとしても、僕は、
彼が作った音楽は永遠に生き続けると確信している」

ドラマーのカール・パーマーも、キースの死を悼んでいる。

「親友であり音楽的なブラザーでもあるキースが亡くなったと知り、
悲しみにたえません。
キースは優しい心の持ち主でした。
彼の音楽に対する愛やキーボード・プレイヤーとしての
パフォーマンスへの情熱はこれからもずっと
比類のないものであり続けることでしょう。
先駆者にして革新者であり、その音楽的な才能は、
ロックやクラシック、ジャズの世界にいる我々すべてを魅了しました」

「彼の温かい笑顔や、ユーモア・センスや、
人を惹きつけずにはおかないショウマンシップ、
音楽への献身を僕はずっと忘れません。
彼と出会い、共に音楽を作ることができたのは
とても幸運なことでした。
安らかに、キース」



キース・エマーソン(71)が亡くなったことに関し、サンタモニカ警察は
彼が頭部を自ら銃で撃ったことにより亡くなったとし、自殺と断定した。

また、同居するカリフォルニアの住まいでエマーソンの遺体を発見した
ガールフレンドのマリ・カワグチが、イギリスのタブロイド紙、
デイリー・メールに対して語り、同キーボーディストが
自ら命を絶つことになった理由にもなり得る事情を打ち明けた。

「彼はここ何年も右手に問題を抱えていました。
2、3年前に悪い筋肉を取り除く手術を受けましたが、
右手の痛みと神経の問題は更に悪化したのです。
彼は日本でのコンサートを控えており、サポートのための
バックアップ・キーボード・プレイヤーを雇っていましたが、
それでもキースは心配していたのです。
彼はネット上の批判を全て読み、繊細な心の持ち主でした。
昨年、彼がコンサートで演奏すると人々は、
“彼にプレイを止めてもらいたい”
といったような趣旨のコメントを投稿したのです。
彼は十分にできないのではとの心配に苦悩し、
日本公演の後に引退する予定でした。
ファンを失望させたくなかったのです。
彼は完璧主義者で、パーフェクトなプレイが出来ないとの思いが
自分を憂うつにさせ、ビクビクし、不安にさせたのです」


***

ヤフーのニュースで第一報に接し、またか、まだ続くのか、と。
しかもまだ71歳。

第一報では「死因は明らかにされていない」とありましたが、
時間を追うごとに情報が上がってきて、死因が分かりました。
拳銃による自殺。

ショックでした。
昨年秋から訃報を多く上げてきていますが、
今回のショックはまったく別のものでした。

今回は、特にファンの方、申し訳ないと先に言っておきます。

キース・エマーソン、エマーソン・レイク&パーマー、
僕は今まであまり聴いてきていません。
弟の収集癖のおかげで正規盤はすべて家にCDがあるのですが、
聴き込んだといえるアルバムは、正直、ありません。

鳩の1枚目、タルカス、展覧会の絵、トリロジー、恐怖の頭脳改革、
これらは20代前半に買って聴き、今でもたまに取り出し聴いています。
ファンには不評といわれるLOVE BEACHも加えておきますか。
僕の悪癖(!?)、「このアルバムを好きになりたい」という思いが
そうさせていますが、特に鳩のは挑戦してきた回数が多いですね。
タルカスと頭脳改革もそこそこ以上に気に入ってはいます。

でも、愛聴盤といえるものはない。
だから、彼らの音楽について話せることは何もありません。
かえすがえすも申し訳ないのですが。

そのようなわけで、キース・エマーソンの訃報に接し、
記事にするのをためらいました。

でも、
少なくとも「好きになろう」と思っているミュージシャンだから、
記事にしてもいいのではないか、と、自分なりに思うに至りました。
上げないともやもやしたものが残りそうというのもあって。


僕がキース・エマーソンでいちばん好きであり、
思い入れが強い曲が、実はこれなのでした。



 Touch & Go
 Emerson Lake & Powell
 (1986)

カール・パーマーがエイジアで活動していた1980年代、
故意か偶然か、同じ"P"ではじまるドラマー
コージー・パウエルを迎えて制作された唯一のアルバムから。
コージーは「神」でもあり、当時日本でも話題になりました。

この曲は当時まだあった朝日放送系の番組MTVで流れ、
そこで観て知った、というのがまず思い入れが強い部分。
貼り付けたYou-Tube映像には懐かしのMTVのロゴもあり、
夜中にテレビにかじりついていた当時を懐かしく思い出しました。

純粋に曲がいいですよね。
歌はもちろん、特にキーボードのイントロ。
体の中から勇気が湧いてくるような旋律が素晴らしい。
出た頃僕は浪人生だったけど、その後大学で東京に行き、
自分の気持ちが上昇機運にあったことと絡めて懐かしい。

個人的な思い出をもうひとつ。
僕は大学3年の頃、羽田空港でアルバイトをしていました。
週3回夜勤で、土曜は大学の授業の後で仕事、
日曜は帰って寝て起きてまた夜勤、
そして月曜は夜勤明けでそのまま大学へという日々でしたが、
ほんと、今考えるとよく体が持った、若かったんだなあと。

当時、空港では早朝、始発便が出る前に
パイロットの飛行訓練が行われていました。
滑走路に降りてきてギア(車輪)が着地した飛行機が、
そのまま再び離陸するという訓練でした。
その様子を見ていたところ、バイト先の人が
「タッチ&ゴーをやっているんだ」と説明してくれ、
もちろんその時、エマーソン・レイク&パウエルのこの曲が
頭の中で高らかに鳴り始めました。
"Touch & Go"とはそういう意味でもあったんだ、と。
だから僕は今でも、空港に行くとこの曲が頭をかすめます。
ついでにというか、これアルバムもなかなかよくて、
The Miracleはかなりいい曲だと思います。

まあ、そんな他愛のない話ですが、
僕は今でもこの曲が大好きであり、
好きであることについては負い目も何もありません。

ところで、肝心のこのCDが家庭内行方不明になっており、
代わりにその3人のライヴ盤を冒頭写真に使いました。
どこ行っちゃったんだろう・・・

もうひとつ、あまりにも他愛のない話。
NFLアリゾナ・カーディナルスの正QBはカーソン・パーマー。
わが家では、試合中継で彼が写ると
「エマーソン・レイク&カーソン・パーマーだ」と呼んでいます。
もちろん、どちらに対しても親しみを込めたつもりで。

さてこのまま終わるのも何なので、ここで鳩から1曲。



 Lucky Man
 Emerson, Lake & Palmer
 (1970)

この曲は好きですよ、最初から。

これ、グレッグ・レイクが
リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドに
参加した時にも歌っていました。



 Lucky Man
 Greg Lake - Ringo Starr & His All-Star Band
 (2001)

キース・エマーソンからは離れてしまいました・・・

あと3曲ほど好きな曲を。


 
 Love Beach
 Emerson, Lake & Palmer
 (1978)

彼らのみならずプログレの勢いが落ちてきた頃、
ELPもこんなことをやっていました、という例。
断っておきますが、僕は好きです、はい。


続いて



 Are You Ready Eddie ?
 Emerson, Lake & Palmer
 (1971)

僕が初めて買ったELPのアルバムはTARKUS。
大学時代、キング・クリムゾンのあれと一緒に買いました。
「プログレ四天王」のうち、それまで聴いていたピンク・フロイドと
イエス以外のあとふたつ制覇しようと思ってのことでしたが、
その最後にこれが入っていて驚きました。
「プログレの人でも普通のロックンロールやるんだあ」、と。
偏見みたいなものがあったのでしょうね(笑)。

コーラスがなんだかユーモラスですよね。
クイーンのCrazy Little Thing Called Loveの
"Ready Freddie"というコーラスはこれを意識した?! なんて。

ついでにいえば、アイアン・メイデンのマスコットキャラクター
「エディ」を連想する曲でもあります。


そしてもう1曲。



 Jerusalem
 Emerson, Lake & Palmer
 (1973)

このアルバムは最初、特殊デザインのCDを
中古で見つけて買ったのもちょっとした思い出。


自殺は決して肯定されるものではない。
でも、完璧主義というキース・エマーソンの話、
理解できる部分がないわけではない。
だけどやっぱり、生きてほしかったですね。
来日公演を控えていたというだけに。

もちろん僕は、これからELPを少しずつ聴いてゆきます。

安らかにお眠りください。


03
Touch And Go エマーソン・レイク&パウエル ~追悼キース・エマーソン






同じカテゴリー(音楽家追悼記事)の記事画像
トム・ペティが
クリス・コーネルが急に
チャック・ベリー氏
ジョン・ウェットンの死を悼む
今日はこの話題をしないわけには・・・ジョージ・マイケルを悼む
レオン・ラッセル
トゥーツ・シールマンスへ Leave A Tender Moment Alone
プリンスが死ぬなんて
ありがとう、ジョージ・マーティン、そしてさようなら
同じカテゴリー(音楽家追悼記事)の記事
 トム・ペティが (2017-10-03 19:29)
 クリス・コーネルが急に (2017-05-18 23:07)
 チャック・ベリー氏 (2017-03-19 20:06)
 ジョン・ウェットンの死を悼む (2017-02-01 18:54)
 今日はこの話題をしないわけには・・・ジョージ・マイケルを悼む (2016-12-26 20:56)
 レオン・ラッセル (2016-11-15 19:29)
 トゥーツ・シールマンスへ Leave A Tender Moment Alone (2016-08-25 21:35)
 プリンスが死ぬなんて (2016-04-22 20:21)
 ありがとう、ジョージ・マーティン、そしてさようなら (2016-03-09 18:54)

この記事へのコメント
こんばんは。

続きますね、
という言葉が枕詞になっていますね。

中学生時代に好きでした。
と、言いながら持っていたのは
「展覧会の絵」と「レディース&ジェントルメン」のライブ2組
(ライブ盤好きだったのと周りにスタジオ盤
所有者が多かった)。

レコード以上にNHKの
”ヤング・ミュージック・ショー”で観た
「展覧会の絵」の映像のインパクトが一番
大きかったですが。
但し、今になってみると
かなりはったりの効いた
大娯楽ショーですね。
キース・エマーソンという人は
その辺りをライブでは全開にする人、
だったようです。
なにせキーボードに日本刀で
切りつけてましたから。。。。

正直今は殆ど聴かないのですが、
ぐだぐだ理屈を言いながら音楽を聴く
ようになる前に素直に聴いていた
ミュージシャンの代表です。
「ワークス」は買わなかったのですが、
キースのホンキー・トンキーなピアノを
フィーチャーした曲のシングル盤は
買ったはず。
手放して中古盤屋行きとなりましたが、
どなたかが今でも聴いていてくれれば、
と思います。

そうだ、
「展覧会の絵」とマイルス・コープランド
(「庶民のファンファーレ」)への
導き役でもありました。

ご冥福をお祈りします。
Posted by ミグの父 at 2016年03月15日 21:07
guitarbird さん、おはようございます。

キース・エマーソンと云えば、先ず、私が中学生の頃封切られた角川アニメ、「幻魔大戦」の主題歌、ローズマリー・バトラーが歌う「光の天使」を思い浮かべます。
当時の角川は勢いがありましたね。
数年前に角川映画の主題歌集のCDを購入し、今でも時々聴いています。
そのCDの中でもこの曲は大好きです。
Posted by masaki at 2016年03月16日 05:55
ミグの父さん、おはようございます
ほんとに続きますね・・・
昨秋からこの嫌な「流れ」が続いていますが、それまでももちろん
ミュージシャンの訃報もありましたが、今回の「流れ」では、
バンドの中心人物やスターと呼ばれる人が多いですね。
そろそろこの「流れ」が止まってほしいものです。

私が初めて接したのは、ロックの歴史を振り返る番組で、
曲は忘れたのですが、屋外スタジアムでのライヴ会場で、
リハーサルとして3人で演奏する映像でした。
その映像は客がいないので静かなものでしたが、でも
ELPの大娯楽ショーというのはなるほどと思いました。
私は実は映像もほとんど観たことがないのですが、
その少ない機会の時に、イメージが違って驚きました。
日本刀で切り付けていたという話も知りませんでした。
ご紹介いただきありがとうございます。

理屈を言うようになる前に聴いていたとのことですが、私はそもそも
根が理屈っぽいので、最初のビートルズからそういう意味では
素直に音楽を聴いていなかったような気がします(笑)。
周りにスタジオ盤所有者が多かったとのことですが、
そもそも聴いている人がやはり多かったのですね。
80年代はもう過去のバンド的扱いで(実際活動していなかった)、
聴いている人は皆無でした。
ELPを聴くという人リアルではひとりしか会ったことがありません。
昨日は記事を上げてから1枚目を久し振りに聴きましたが、
せっかくあるのでこれから少しずつ聴いてゆきます。
私も最近は逆に、理屈の前に聴けるようになってきたかな、
と思うようになりました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月16日 06:25
masakiさん、おはようございます
「幻魔大戦」の音楽はヤフーのニュースの書き込みでも多くの人が
触れていましたが、私は当時はそれが彼だとは知りませんでした。
そういえば最近大河ドラマの音楽もやっていたような記憶が。
角川映画、昔はすごかったですよね。
私はやっぱり「悪霊島」のテーマ曲がLet It Beだったことが
印象大きいです。
あとインパクト大きかったのは「八つ墓村」。
私の場合、角川は俳句の本が多く出ていて、俳句を始めてから
むしろよくお世話になるようになりました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月16日 06:30
こんばんは。

屋外の寒そうなスタジアムでの演奏、
ですよね。
確か曲は「庶民のファンファーレ」。

大河ドラマに起用したスタッフの方も、
確か私の同世代。
まさに70年代前半の洋楽人気を代表する
バンドだったんだなぁ、と思います。
Posted by ミグの父 at 2016年03月16日 21:24
ミグの父さん、こんばんわ
そうです「寒そうな」やつ。
曲はそれでしたか、わざわざありがとうございます。
よく使われる映像なのですねきっと。

70年代洋楽人気を代表するバンドというのは、なるほど。
前回も書きましたが私が洋楽を聴き始めた頃ELPはもうなかったので、
そういう実感が薄いというのが正直なところです。
ピンク・フロイドは「狂気」がずっと売れ続けているとして、
今で言う「レジェンド」的な扱いでしたし。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月16日 22:49
guitarbird さん、おはようございます。

私事ですが、仕事の方は7年前に金融機関より融資を受けて自分で開業しました。
7年経った今でこそ少しは安定して来ましたが、開業当初はすぐに利益が出るわけではなく(いえ、そういうやり方もあったかもしれませんが、私の能力不足、勉強不足で)、最初の1~2年は金融機関への月々の返済、人件費などの固定費で、どんどん運転資金の通帳預金残高が減っていき、これからどうなるのだろうと、何とも言えない気分を味わいました。
(少し安定したとは云え、今でもその気持ちは常にあります。)
私が死亡した場合、開業時に契約した生命保険の保険金で借金が全て返済出来る為、ふと、そんな気になる事もありました、正直。
そんな時期、薬師丸ひろ子主演の角川映画、「Wの悲劇」のリメイクがテレビで放映されていて、薬師丸ひろ子が歌ったその主題歌を平井堅がカヴァーして、それがそのドラマで流れており、なつかしくてオリジナルの方をYoutube でよく聴いておりました。
その関連でキース・エマーソンの「光の天使」など他の角川映画の主題歌も視聴し、当時の心の支えの一つになってくれました。
私の場合、お恥ずかしながら、苦しい時期には小さい頃聴いた音楽に戻りたがるのかも知れません。(笑)
その時期はCD一枚とはいえ買う気分にはなれなかったです。(笑)
しばらく経って僅かな余裕が出てから、一番最初にその曲の入った角川映画の主題歌集のCDを購入しました。
私のキース・エマーソンに纏わる一番の思い出は、そんな感じなので、「私じゃなくて、何もお前がそんな死に方することないだろう?」と勝手に思ってしまいました。
でも、その辺の事情は当人にしか分からないでしょうから、部外者の私がとやかく云う事は出来ませんね。
ありがとう、と今は云いたいです。
Posted by masaki at 2016年03月17日 03:34
masakiさん、こんばんわ
詳しいお話をお聞かせいただきありがとうございます。
今は安定しているとのことですが、厳しい時期があったのですね。
CDを1枚でも買う気になれなかったというのも。

キース・エマーソンの死に際して思ったことは、リアルに感じられました。
本文でも書きましたが、心情を察して理解できる部分はありますが、
でもやっぱり、そこまで行くことなく思い止まってほしかったですね。
むしろ、演奏できないんだと開き直ってトークをするとか、
ファンミーティングみたいなかたちにできなかったのか、と。
でもそれは彼のプロである部分が受け付けなかったのかな。
でもやはり、ありがとうと言えるのはよかったです。

角川のCDの話、思い入れが強いのですね。
思い入れというよりはもう人生の一部になっていると感じました。
私は、苦労というよりも、落ち込んだ時にはやっぱり
ビートルズに戻ってしまいますね、しまう、というのもなんですが。
音楽ってそういうものなのかもしれないし、そういう部分があるから
いいのかもしれないですね。
で、私の場合、落ち込んでビートルズに戻る度に、
「音楽は裏切らない」と思います。
ついでにいえば「犬も裏切らない」と私は思っていて、
結局のところ裏切らないものを求めているのかもしれないです。
まあそれはともかく、大切な音楽があるというだけで、
人生がまた違ったものに感じられるのは素晴らしいですね。
そしてmasakiさんは音楽とともに、つらかった時代のことも
むしろ大切な思いとしてこれから過ごしていかれるのだと思います。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月17日 19:33
guitarbird さん、おはようございます。

上の私のリアクションし辛いようなコメントに、ご返信下さりありがとうございます。
コメント投稿させてもらった後、時間をおいて冷静になってみると、我ながら恥ずかしい気がしていましたので。(笑)
そうですね。確かに「音楽は裏切らない」と思います。
私自身、犬を飼ったことがありませんが、妻の実家にマルチーズとチワワがいて、私が行くと、いつもまとわりついて来て癒されます。
何かの折にふと振り向いた時、そこに変わらずにいてくれるものがあると安心しますね。
guitarbird さんが以前、友情を扱った映画作品が好きだと書かれていたと思いますが、友情もそうかも知れませんね。
Posted by masaki at 2016年03月18日 05:46
masakiさん、こんばんわ
私の場合記事でも、上げてから冷静に読み直すと恥ずかしいこと
書いたかな、と思うことが時々あります。
でも、書く時の心の在り様(敢えて「勢い」とはいわない)は
不思議なものだなと思います。

音楽は裏切らないですが、逆にこちらの気持ちの問題で、
大好きだった曲に何も感じなかったりということもありますよね。
でも、そうすることでかえって自分の気持ちが分かったりして、
やっぱり音楽は裏切らないのだなと思います。

犬たちは、仕事で疲れて帰宅した時は特にそう感じます。
私はもう犬のいない生活は考えられないです(笑)。

友情を扱った映画、そうです好きですが、私がそう言ったことを
覚えておられるのはなんだか嬉しいです。
この話をするとロバート・デ・ニーロの『ミッドナイト・ラン』を
最初に思い出しますが、確か前に書いた時もその話をして、
そろそろまた観たいと思いました。
今度こそそろそろまた観たいです(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月18日 18:48
ギタバさん、こんばんは。
エマーソンさんの経緯からのmasakiさんとのやり取り心して拝読せていただきました。
いずれにせよ生まれてきたとに感謝して自死を選なんて・・・とはいいたんのですが。

で『ミッドナイト・ラン』懐かしいなぁロードムービー的でもあり男の友情もありやったねぇ、飛行機嫌い
の弁護士との最後はベルトに仕込んだ・・・で空港の出口で
別れるラストシーンが蘇りました。

ああっ、今夜はマスヒリでのむウィスキーがうまいなぁ▽・。・▽ワン!
Posted by ぽちわかや at 2016年03月19日 00:05
ギタバさん、こんばんは。
エマーソンさんの経緯からのmasakiさんとのやり取り心して拝読せていただきました。
いずれにせよ生まれてきたとに感謝して自死を選なんて・・・とはいいたんのですが。

で『ミッドナイト・ラン』懐かしいなぁロードムービー的でもあり男の友情もありやったねぇ、飛行機嫌い
の弁護士との最後はベルトに仕込んだ・・・で空港の出口で
別れるラストシーンが蘇りました。

ああっ、今夜はマスヒリでのむウィスキーがうまいなぁ▽・。・▽ワン!
Posted by ぽちわかや at 2016年03月19日 00:05
ぽちわかやさん、おはようございます
キース・エマーソンの死は死について考えさせられますよね。
私は自殺しようと思ったことはないですが、でも、
自殺した方が楽なのだろうなと想像したことは何度かあります。
しかし私は幸か不幸かあまり深く突き詰めて考えない方なので、
そこから先には考えが及ばなかったのだと思います。

『ミッドナイト・ラン』はいいですよね。
当時劇場に観に行くつもりがいつの間にか公開が終わっていて、
珍しくレンタルビデオ出てすぐに借りて観た1本です。
多分、劇場で観られなかった悔しさがあって、
私は余計にこの映画への思い入れが強いのだと(笑)。

昨夜はマスヒリ聴いておられたのですね。
もうすっかりお酒のお供の愛聴盤となっているのですね。
ちなみに私は今ボイー・レイットの新譜をよく聴いてます。
月が変わったら記事で紹介しますがこれがとてもいいのですよ。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年03月19日 08:02

削除
Touch And Go エマーソン・レイク&パウエル ~追悼キース・エマーソン