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2017年03月19日

チャック・ベリー氏

01
チャック・ベリー氏

今朝の仕事前に
チャック・ベリーが亡くなったという報に接しました。

BARKSの記事を引用します。

***

ロックンロールの創始者の1人、チャック・ベリーが土曜日(3月18日)、
ミズーリ州セントチャールズの自宅で亡くなった。
90歳だった。

地元の警察によると、
意識がないとの通報により12時40分に駆け付け、
救命措置を施したが、回復することはなく、
13時26分に死亡が確認されたという。

1926年にミズーリで誕生したベリーは、
20代初めで結婚し子供が誕生。
家族を養うため工場などで働くと同時に、
臨時収入を得るため、地元のバンドで
ブルースやR&Bをプレイし始めた。

1955年、シカゴを訪れた際、
マディ・ウォーターズから勧められ、チェス・レコードと契約。
後にロックンロール最初の曲の1つと呼ばれるようになる
Maybelleneをレコーディングし、ヒットさせ、
翌年、あのRoll Over Beethovenが誕生した。
その後、School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)、
Rock And Roll Music、Sweet Little Sixteen、
Johnny B. Goodeなど、
ロック史上最も重要な曲をいくつも世に送り出した。

ベリーのサウンドとスタイルは、ザ・ビートルズ、
ザ・ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、
ジミ・ヘンドリックスら多くのミュージシャン―
―この世の全てのロックンローラーと言ってもいいだろう―
―に影響を与え、ジョン・レノンはかつて、
「ロックンロールに別の名前を付けるとしたら、“チャック・ベリー”だ」
と表した。

合掌。


***

もちろん残念だし寂しいし時代が終わったとの感慨はあるけれど、
90歳という年齢を考えると、まあ、ショック、ではないかな。
むしろ90歳まで生きられたことに感心するくらい。
冷たい言い方に聞こえたら申し訳ないですが、
90歳でショックを受けていたら人間やっていられない、と。
90歳まで生きてみたいですしね。
(それとてもう人生の折り返し地点は通過しているのですが)。

チャック・ベリー。

細かい話をするときりがないので、今回は(も、ですが)、
あくまでも僕の思い出と絡めて話させていただきます。

やっぱりね、ビートルズバカが出発点なので、
チャック・ベリーは最初から別次元の人でしたね。
引用文にもあるように、ジョン・レノンの本などを読むと
必ずといっていいほどチャック・ベリーが出てきましたからね。

ジョン・レノンを通してチャック・ベリーの名前を知った時、
僕は、エルヴィス・プレスリーじゃないんだと意外でした。
エルヴィスより偉い人がこの世界にいたんだ、と知りました。
(偉い、というのは違うかもしれないですが)。

でも、チャック・ベリー自身の音楽を聴いたのはかなり遅く、
もう大学生でCDの時代になってからでした。

もちろんというか、高校時代にラジオで数曲聴きましたが
どの曲だったかは覚えていない。
でも、聴いた時、正直、拍子抜けしたことは覚えています。
はい、申し訳ない。
やっぱりビートルズ以前の音楽だから演奏が薄いというか、
音が軽かったのがあまりなじめなかったのだと記憶しています。
しかも当時ビートルズでも音がハードな曲の方が
どうやら俺は好きみたいだぞと思い始めた頃だったので、
それだったらビートルズやジョン・レノンのカヴァーの新しい音で
聴く方がいいと、いかにも(当時)現代っ子らしいことを思い、
すぐにレコードを買うには至りませんでした。

でもやっぱりルーツは聴いておきたい。
CDの時代になり、LPサイズの箱に入ったCDボックスセットが
流行り、写真01のChessの音源を集めた4枚組を買いました。
そこで初めて真面目にチャック・ベリーを聴いたのですが、
やっぱり軽いと。

しかも、当時は(生意気にも)なんとなく黒人音楽や
ブルーズっぽいというのを感じられるようになった頃だったので、
チャック・ベリーの「黒っぽくなさ」が意外でもありました。
まあリズムの部分ではやっぱり黒人らしさはあるのでしょうけれど、
全体の印象としては敢えて黒っぽくなくしていると感じました。
だから広く受け入れられたのかもしれないですが、でも、
80年代はソウルやR&Bが「死んだ」と言われていた頃で、
その中にいたまだまだ音楽をよく知らない(今もですが)僕が、
そういう考えに流れるのは仕方なかったのかもしれない、と。

チャック・ベリーといえば1980年代のパルコのCMを
思い出す方も多いのではないでしょうか。
その時初めて動くチャック・ベリーを観たという人も多いでしょう。
そう、CMでダックウォークしていましたね。
You-Tubeで探しましたが見当たりませんでした。
パルコはジェイムス・ブラウンのCMもありましたが、
昔はCMが面白かったですね、鼻につくのもあったけれど。

その後1990年代に来日公演がありましたが、
行けばよかったと今でも思っているコンサートのひとつです。
つまり僕は生のチャック・ベリーはついぞ見ることがなかった。


02
チャック・ベリー氏

アルバムDOZEN BERRYSの紙ジャケットCD。
今はもうないさいたまの「ジョン・レノン・ミュージアム」、
展示入口のブースにこのLPがあり、欲しくなって探すと
紙ジャケットCDが出ていたので買いました。
だからこれは、チャック・ベリーというよりは、
ジョン・レノンの想い出に結びついたアルバムですね。

ところで余談、このアルバムのBERRYSというのは
僕の打ち間違いではなくジャケットにそう記されています。
PCで打つとスペルミスを示す赤い波下線が出てきます(笑)。
ロックでスペルを1つかそれ以上変えるという伝統は
もうチャック・ベリーから始まっていたのですね。

チャック・ベリーの半生を、ローリング・ストーンズの
キース・リチャーズのプロデュースにより綴った映画
『ヘイル! ヘイル! ロックンロール』
数年前にDVDで観ました。

キース・リチャーズがとにかく一緒に仕事をやりにくい人であり、
なんども切れたとのこと。
お金にうるさい人という話は聞いていましたが、
映画でもその様子が描かれているのは
キースの心が透けて見えるようで興味深い。

チャック・ベリー自身の話もエピソードも面白いし
キースを含めたライヴシーンもよかったですが、
僕がいちばん印象に残ったのは最後のシーン。

チャック・ベリーが広いスタジオにひとり残って、
キーボード弾きながらロックンロールとはまるで違う
バッハのような重たい曲を演奏するというもの。
それまでの(金まみれの)人生を顧みているのか、
ほんとうは違うことをやりたかったことの表れか、
ロックンロールの将来を案じているのか、
はたまた自らの老い先を憂いているのか。
あまりにも意味深、これだけ意味深で示唆的なラストシーンは
音楽に限らず他の映画でもあまりなかったというくらい。

別に予感したとかそういうことはないただの偶然ですが、
つい最近、また観てみようかなと思いました。


03
チャック・ベリー氏

 THE GREAT TWENTY-EIGHT
 Chuck Berry

チェス時代の28曲を1枚にまとめた好編集のベスト盤。
車に積んでいて時々聴きたくなってかけています。

このCDは実は2枚目です。

ちょっと汚い話で特にお食事中の方申し訳ないですが、
かつて家にいたキャバリアのアイーダという犬を連れて
支笏湖畔の美笛キャンプ場に行った時のこと。
キャンプサイトには夕方集合、アイーダを助手席に乗せ
午後3時前に出発。
道中バディ・ホリーとチャック・ベリーのベスト盤のCDを
聴くことにしましたが、キャンプ場まであと少しというところで
アイーダの様子がおかしい。
どうやら大を我慢していたようで、キャンプ場に着く前に
助手席でもらしてしまいました。
その時車内にはチャック・ベリーの歌声が。
助手席にはスーパーマップルとチャック・ベリーのCDのケースが
置いてあり、それが黄色く汚れてしまった。
CDケースは普通ダッシュボードに置いておくのですが、
その時はその瞬間聴いていなかったバディ・ホリーなどで
ダッシュボードが埋まっていてそれは助手席に置いたのでした。
ディスクは無事だったけどやっぱり買い直したというわけですが、
このCDを見ると、その時のことを思い出してしまいますね。
チャック・ベリーとファンの方には失礼かもしれない話ですが。

さて、やっぱりこの曲を聴かないと始まらないし終わらない。




 Johnny B. Goode
 Chuck Berry

この曲も"Be Good"のスペルを一部変えていますよね。


You-Tubeになんと、チャック・ベリーとジョン・レノンが
共演したこの曲もありました。




 Johnny B. Goode
 Chuck Berry & John Lennon

テレビ番組のライヴでしょう。

この共演の経緯を想像すると、
ビートルズのCome Togetherが
チャック・ベリーのYou Can't Catch Meの
盗作ではないかと問題になり、裁判の結果、
チャック・ベリーの曲の著作権を持つ音楽出版社の曲を
ジョン・レノンが録音して正式にリリースすることになり、
まずWALLS AND BRIDGESでYa-Yaを演奏した。
その流れと仲直りの意味があったのかなと。
まああくまでも想像ですが。
(そもそも仲直りする気があったのかな・・・)

チャック・ベリーは昨秋、二十何年振りに
新しいアルバムを作ったと報じられており、
どんな音なのだろうと楽しみにしていました。
それが最近はアナウンスもニュースもなかったので、
どうしたのだろうと思っていました。
本人が嫌がったのかな。
完成しているのであれば、やっぱり聴きたいし
リリースされることを願っています。

チャック・ベリー。

僕はCDをよく聴くし大好きですが、ミュージシャンではないし、
直接的に大きな影響を受けたというわけではない。

しかし、間接的影響は計り知れないものがある。
それがなければ音楽は聴けない、というくらいに。

太く長く、そんな人生だったのかもしれない。

R.I.P.


04
チャック・ベリー氏

今朝の3ショット。

チャック・ベリーには暗いのは似合わないかな、と。







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この記事へのコメント
私もこのニュースを知って驚きましたが、90歳という年齢を聞いて納得しました。
ビートルズやローリングストーンズなどイギリスのグループが「尊敬するミュージシャン」として、チェック・ベリーやレイ・チャールズの名前を上げていました。
ギタバさんと同じく、私もビートルズを通じてその存在を知ったのでした。
ビートルズの背景にチャック・ベリーがいて、その奥にブルースがあるということも分かってきました。
数多くのミュージシャンやギタリストが影響を受けてきたでしょうから、ショックを受けている人も多いでしょうね。時代をつくった人ですから。
Posted by fagus06 at 2017年03月20日 08:02
fagus06さん、こんにちわ
チャック・ベリーも昨年のB.B.キングと同じでもしかすると
いつまでも現役でいられるのではと思う部分がありました。
新譜の話を聞いていたので余計に。
音楽の背景は探っていくと面白いし興味深いですよね。
ストーンズの記事でも書きましたが、ロック音楽というのは
そうした背景の奥深い音楽を教えてくれるという点で
単なるポピュラー音楽以上のものがあるのではと思います。
(だからロックだけ聴いて遡らない人はもったいない・・・)
時代を作った人、そうですよね、そういう観点でいえば
ロック史上でも最大の功労者のひとり、というかもしかして
最高の功労者かもしれないですね、お疲れさまでした。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年03月20日 15:04

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チャック・ベリー氏