2015年02月24日
ウソが今年も庭に来た
01

ウソが庭に来ました。
毎年1、2回は来てくれます。
まあ、留守の時にも来ているかもしれないですが。
昨日のこと。
A公園がつるつるで歩くのを諦め、失意の中で、は大げさか(笑)、
買い物が終わって帰宅すると庭にいました。
しかも、車をすぐ近くにとめても逃げることなく、
庭で餌を探し続けていました。
02

昨日は雄ばかり4羽が来ました。
僕は、幼鳥連れ以外、ウソを複数で見た際に
雄だけだったというのは初めての経験でした。
何があったのだろう、たまたまだといいのですが。
4羽同時には撮れませんでしたが、これは2羽が写っています。
イチイの木の下で採餌中。
気温が上がって雪が解け、以前誰かが食べた木の実の
食べ残しがまた出てきて見つけやすくなったのでしょう。
03

植栽のバイカウツギの種子も食べていました。
ウソは木の実が大好きですが、バイカウツギは珍しいのかな、
これが主目的だったように感じました。
04

つぎにとまったのはこれも植栽のモミジの一種。
僕がここに来る前からある木で、正確な種類は分からないのですが、
あまり赤くならないモミジ、その芽を食べていました。
05T

ウソといえば嘴についた「お弁当」。
大きくトリミングすると、やはり嘴についていました。
ふっくらとした体つきと相まって、食いしん坊のイメージですね。
06

ところで、この写真、胸の羽が、ごく薄く茶色がかった灰色。
亜種アカウソとまではいかないけれど、灰色ともいいきれない。
07

一方、こちらの個体はほとんど茶色みがない。
亜種ウソと考えていいでしょう。
亜種アカウソは北海道では繁殖しないとされていますが、
亜種ウソは繁殖しています。
ということは、地元のウソが、外国から越冬にやって来たウソを
出迎えている、ということかもしれない、いや考え過ぎか。
亜種ウソも大陸から越冬に来る個体もいるようだし。
ウソのこの両亜種間の違いは完全なものではなく、
中間的なタイプもいるということで、生態観察に加えて
遺伝子レベルで詳しく調べないと分かり得ないことなのでしょう。
08

ともあれ、今年も来てくれた上に、
逃げずに撮らせてくれてありがとう!
ウソはA公園でほぼ毎日声を聞くのですが、
撮影できるほど近くで見られることは少なかったので、
余計にうれしかったです。
さて犬たち
09

今日の車の中のポーラとマーサ。
ポーラほとんど居眠り(笑)。
10

そして家の前で3頭。
雪が降り、気温もプラスにはなったというくらい、
久し振りに少し寒い1日でした。
でも、その雪も雪かきが必要なほどは積もらないという。
やはり、春が近づいているようですね。

ウソが庭に来ました。
毎年1、2回は来てくれます。
まあ、留守の時にも来ているかもしれないですが。
昨日のこと。
A公園がつるつるで歩くのを諦め、失意の中で、は大げさか(笑)、
買い物が終わって帰宅すると庭にいました。
しかも、車をすぐ近くにとめても逃げることなく、
庭で餌を探し続けていました。
02

昨日は雄ばかり4羽が来ました。
僕は、幼鳥連れ以外、ウソを複数で見た際に
雄だけだったというのは初めての経験でした。
何があったのだろう、たまたまだといいのですが。
4羽同時には撮れませんでしたが、これは2羽が写っています。
イチイの木の下で採餌中。
気温が上がって雪が解け、以前誰かが食べた木の実の
食べ残しがまた出てきて見つけやすくなったのでしょう。
03

植栽のバイカウツギの種子も食べていました。
ウソは木の実が大好きですが、バイカウツギは珍しいのかな、
これが主目的だったように感じました。
04

つぎにとまったのはこれも植栽のモミジの一種。
僕がここに来る前からある木で、正確な種類は分からないのですが、
あまり赤くならないモミジ、その芽を食べていました。
05T

ウソといえば嘴についた「お弁当」。
大きくトリミングすると、やはり嘴についていました。
ふっくらとした体つきと相まって、食いしん坊のイメージですね。
06

ところで、この写真、胸の羽が、ごく薄く茶色がかった灰色。
亜種アカウソとまではいかないけれど、灰色ともいいきれない。
07

一方、こちらの個体はほとんど茶色みがない。
亜種ウソと考えていいでしょう。
亜種アカウソは北海道では繁殖しないとされていますが、
亜種ウソは繁殖しています。
ということは、地元のウソが、外国から越冬にやって来たウソを
出迎えている、ということかもしれない、いや考え過ぎか。
亜種ウソも大陸から越冬に来る個体もいるようだし。
ウソのこの両亜種間の違いは完全なものではなく、
中間的なタイプもいるということで、生態観察に加えて
遺伝子レベルで詳しく調べないと分かり得ないことなのでしょう。
08

ともあれ、今年も来てくれた上に、
逃げずに撮らせてくれてありがとう!
ウソはA公園でほぼ毎日声を聞くのですが、
撮影できるほど近くで見られることは少なかったので、
余計にうれしかったです。
さて犬たち
09

今日の車の中のポーラとマーサ。
ポーラほとんど居眠り(笑)。
10

そして家の前で3頭。
雪が降り、気温もプラスにはなったというくらい、
久し振りに少し寒い1日でした。
でも、その雪も雪かきが必要なほどは積もらないという。
やはり、春が近づいているようですね。
Posted by guitarbird at 21:39
│鳥情報板
この記事へのコメント
庭にウソが4羽も!
こちらでは考えられないですね、うらやまし~。
そういえば、私は今シーズンまだ見ていないです。
記事とは関係ないですが、今日の早朝の番組「大人の社会見学」で、札幌の地下鉄を大泉洋が見学する番組を放送していました。
そちらの地下鉄はタイヤで走行しているんですね。そのために「チュンチュン」とスズメみたいな音をたてると紹介していました。
こちらでは考えられないですね、うらやまし~。
そういえば、私は今シーズンまだ見ていないです。
記事とは関係ないですが、今日の早朝の番組「大人の社会見学」で、札幌の地下鉄を大泉洋が見学する番組を放送していました。
そちらの地下鉄はタイヤで走行しているんですね。そのために「チュンチュン」とスズメみたいな音をたてると紹介していました。
Posted by fagus06 at 2015年02月25日 07:47
fagus06さん、こんにちわ
ウソはこうして見ていると住宅街には意外と食べるものが
多くで寄り付きやすいのかなと思いました。
後半のお話ですが、そうなんですゴムタイヤで走ってます。
1970年代の導入当時は先進的なシステムとして脚光を
浴びたそうですが、後が続かず、ここだけのようですね・・・
要は地面を走るモノレールです。
そうそう、乗っているとスズメの鳴き声みたいな音がします。
さすが大泉洋はうまいこと言いますね!
それとホームで待っている時、隣の駅から車両が近付いてくると、
レールからカモメの鳴き声のような音もするんですよ。
なんだか鳥ばかり(笑)。
ウソはこうして見ていると住宅街には意外と食べるものが
多くで寄り付きやすいのかなと思いました。
後半のお話ですが、そうなんですゴムタイヤで走ってます。
1970年代の導入当時は先進的なシステムとして脚光を
浴びたそうですが、後が続かず、ここだけのようですね・・・
要は地面を走るモノレールです。
そうそう、乗っているとスズメの鳴き声みたいな音がします。
さすが大泉洋はうまいこと言いますね!
それとホームで待っている時、隣の駅から車両が近付いてくると、
レールからカモメの鳴き声のような音もするんですよ。
なんだか鳥ばかり(笑)。
Posted by guitarbird at 2015年02月25日 11:10
庭で見れるのはいいですね。
まだ夜明けと日の暮れの時間が鳥を見るには(私の場合は野菜見に)適してないので土日しかゆっくり出来ません。
スズメと言えば、今の季節見かけないですが もしかして夏鳥なんですか?季語は? なんてふと思いましたが。
まだ夜明けと日の暮れの時間が鳥を見るには(私の場合は野菜見に)適してないので土日しかゆっくり出来ません。
スズメと言えば、今の季節見かけないですが もしかして夏鳥なんですか?季語は? なんてふと思いましたが。
Posted by matsu at 2015年02月25日 20:22
matsuさん、こんばんわ
実は今朝、出発しようとしたところでまたウソの群れが来ました・・・
でも今日は出発しないわけにはゆかなくて、泣く泣く・・・
明日も来ないかな、と、今は願っています(笑)。
スズメは留鳥で無季語ですね(歳時記でも調べました)。
冬は集まって群れで生活しているので、その群れがいない場所では
あまり見ない、ということはあるかもしれないです。
実は今朝、出発しようとしたところでまたウソの群れが来ました・・・
でも今日は出発しないわけにはゆかなくて、泣く泣く・・・
明日も来ないかな、と、今は願っています(笑)。
スズメは留鳥で無季語ですね(歳時記でも調べました)。
冬は集まって群れで生活しているので、その群れがいない場所では
あまり見ない、ということはあるかもしれないです。
Posted by guitarbird
at 2015年02月25日 20:58
