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2013年06月25日

ジョージ・ハリスンの「オールタイム・ベスト」CDが出た!

今夜はいきなりこの記事です。
自分でも、夕食を食べるまでは考えていなかったのです・・・

01 ベスト→フラッシュバック→今日はフラッシュをたいて撮影
ジョージ・ハリスンの「オールタイム・ベスト」CDが出た!

LET IT ROLL SONGS BY GEORGE HARRISON
ジョージ・ハリスン・オールタイム・ベスト
 released in 2009

ジョージ・ハリスンのオールタイム・ベスト盤が出ました!

曲は、ジョージの妻であるオリヴィアさんが選曲。
ビートルズ解散後のアップル時代から、
自らのレーベルのダークホース時代、
そして死後にリリースされたアルバムまで。
全てのキャリアから選ばれたベスト盤は初めてです。
そして、ビートルズ時代の3曲もライヴ盤で収録されています。

ベスト盤は、好きな人であればあるほど、
その選曲に対していろいろ思うことがあるでしょう。
今回も、オリヴィアさんの意図には敬意を表しつつ、
でも、僕が思ったことも書かせていただきます。

不満に思ったのは、
1曲も選ばれていないアルバムが4枚もあることです。
具体的には、1970年のALL THINGS MUST PASSを1stとし、
ライヴ盤とベスト盤を省いて数えると、
3rdのDARK HORSE
4thのEXTRA TEXTURE
5thの33 1/3
8thのGONE TROPPO
この4枚からは、1曲も選ばれていません。
まあ、4thは「するめいか」系のいい曲が多いので、
ベスト盤には適さないのは分かるし、決して短くないキャリアで
ベスト盤に1曲も入らないアルバムはあってむしろ当然ですが、
4枚というのは多すぎるような気もします。
特に5thと8thは、僕が好きなジョージのアルバム
5枚のうち2枚なので、ちょっとがっかりしました。
なお、3rdからはDark Horseがアップル時代のベスト盤に、
5thからCrackerbox Palace、8thからThat's The Way It Goes
がダークホース時代のベスト盤に収録されていました。
2枚を1枚にまとめ、それ以降の音源もあるので、
物理的に無理なのは分かっていますし、それと、
3rd、4th辺りには、もしかして、オリヴィアさんには(も)、
あまりいい思い出がないのかもしれません。
そう思うと仕方ないですが、でもやっぱり、ちょっと残念だなぁ。
特にThat's The Way It Goesは隠れた名曲だと思うので、
こうした機会にその魅力を広めてほしかったです。

その他、1曲ずつ触れてゆきます。


02 今日の札幌は真夏日、ハウとポーラも暑かった・・・
ジョージ・ハリスンの「オールタイム・ベスト」CDが出た!


Tr1:Got My Mind Set On You
リアルタイムでジョージが大復活した87年の9th、CLOUD NINEから。
アルバム、そしてこの曲のインパクトの大きさは、今でも忘れません。
なんせ、ビデオクリップで、ジョージがバック転しましたからね(笑)。
もちろんあの間奏の部分は代役の人がやっていましたが、
それをはっきり分からせるところがいかにも人を喰ったジョージ、
当時は二重の意味で大爆笑しつつ拍手で迎え入れました。
ジョージのソロでは3曲目の、最後のNO.1ヒットで、
ルディ・クラークの曲のカバー。


Tr2:Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
2ndの73年LIVING IN THE MATERIAL WORLDから。
この曲がNO.1になったというのは、今の時代からすると、
半分ほど信じられないというか驚く部分がありますが、
ジョージはそれだけ当時は勢いに乗っていたのでしょう。
ジョージの「じわっといい曲系」の代表でしょう。


Tr3:Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
1stのALL THINGS MUST PASSから。
このアルバムからは、よく知られた4曲は選ばれ、
他に1曲何か入るだろうなと思っていましたが、
他の1曲がこれだったのは、ちょっと意外でした。
ただ、このサブタイトルがアルバムのサブタイトルにもなっている
ことを見ると、納得する部分はあります。


Tr4:My Sweet Lord
1stから。
言わずと知れたジョージの代表曲で初のNO.1曲。
この曲については話し出すと記事2つ分くらいになるので、
またの機会に。


Tr5:While My Guitar Gently Weeps (Live)
ビートルズの曲も3曲、Tr5、Tr14、Tr17と選ばれていますが、
これはみな、1972年の、バングラデシュ救済チャリティコンサート
THE CONCERT FOR BANGLA DESHからの音源です。
ビートルズの曲を入れることについても異論はあるかもですが、
ライヴというかたちならいいのではないでしょうか。
ただ、僕としては、今となってはレア音源である、
プリンス・トラスト・コンサートの音源を入れてほしかった・・・
まあ、それはいいとして、
ライヴということですがこちらもギターはエリック・クラプトン


Tr6:All Things Must Pass
1stのタイトル曲。
このアルバムはまだ記事にしていないので、
詳しくはまたの機会にと思いつつ、ひとつ余談で、
フリートウッド・マッククリスティン・マクヴィーが、
僕が高校時代に聞いたラジオ番組で、
この曲がいちばん好きだと語っていたのを覚えていて、
僕はこの曲、そのイメージが強烈に焼きついています。


Tr7:Any Road
遺作である2002年の10th、BRAINWASHEDから。
これはシングル切ったし、選ばれて当然でしょうね、大好きです。
トラヴェリング・ウィルベリーズをダイジェストしたような曲。


Tr8:This Is Love
9thから2曲目、ジェフ・リンとの共作。
ジョージには時々ぽろっと出てくる、陰りがない明るいポップソング。
ギターワークが聴いていて楽しい。


Tr9:All Those Years Ago
7thの81年SOMEWHERE IN ENGLANDより。
いわずとしれたジョン・レノン追悼の名曲。
今こうして記事を書きながらも、聴いて歌って涙が出てきました。
ジョージで僕がいちばん好きな曲、間違いないですね。


Tr10:Marwa Blues
遺作から2曲目。
ブルーズとハワイアンがまろやかに融合した佳曲。
一見地味ですが、オリヴィアさんが選んだのも肯けます。
(しかし一見地味な曲なら、That's The・・・を・・・・)
ああそれと、僕としては遺作からは、明るいポップソング
Looking For My Lifeを入れて欲しかった・・・
なんて、もう言わないことにします(笑)。


Tr11:What Is Life
1stから4曲目。
いかにも70年代ポップという、やはり明るい曲で、
僕は、ジョージの中では最も「時代」を感じる曲です。


Tr12:Rising Sun
遺作から3曲目で、この曲はもしかして、
選ばれたことにいちばん異論が多いかもしれない、
地味というよりは、しっとりとした曲です。
しかし僕は、なぜ選んだか、なんとなく理解できました。
それは、
「何十億年という命がDNAを通して君にも受け継がれている」
という歌詞があるから。
ベスト盤としていえば、ほんとうは、上記のような
もっと他の曲を入れてほしい面もあるのですが、
やっぱりこの曲のそのメッセージは重いですね。


Tr13:When We Was Fab
「雲9」からも3曲目、これは選ばれて当然でしょうね。
「ひとりI Am The Walrus」とでも言いたくなる(笑)、
ジョージ後期の、名曲というよりは「傑作」ですから。
それにしても、ディランの曲名から歌詞をとった
 It's All Over Now Baby Blue
このくだりが好きだなぁ。
つくづく、ジョージが大復活したあの頃、
僕が二十歳の頃が、もはや懐かしい・・・


Tr14:Something (Live)
ライヴ音源のビートルズの曲の2曲目。
でもこれは、LIVE IN JAPAN
エリック・クラプトンのギターが感動的だったので、
それからとって欲しかったと思いつつ、
エリック絡みで権利関係がクリアできないのかな・・・
東京ドーム公演も、懐かしいなぁ・・・
前の曲のフェイドアウトに拍手が重なって始まるのはいい効果。


Tr15:Blow Away
6thの79年GEORGE HARRISONから。
このアルバムにはもうひとつ、以前のベスト盤に入っていた
Love Comes To Everyoneという名曲があって、
これとどっちを選ぶか、いいアルバムだけど、
2曲入れるほど強調するものでもないし、と
オリヴィアさんもかなり迷ったのではと想像します。
これもアルバム記事がまだなので、またの機会に詳しく。


Tr16:Cheer Down
映画『リーサル・ウェポン2』のテーマ曲で小ヒット。
曲は、トラヴェリング・ウィルベリーズで知り合った
トム・ペティとの共作で、両方の「ひねくれた」持ち味が(笑)、
微妙に混ざりつつ主張しているなかなかの佳曲。


Tr17:Here Comes The Sun (Live)
ビートルズの曲のライヴ音源からの3曲目。
アコースティック・ギター2本だけで演奏されており、
ジョージ自身は、ビートルズのものよりも、
こちらのほうが好きだったという話です。


Tr18:I Don't Want To Do It
これはレア音源。
映画『ポーキーズ・リヴェンジ』のサントラに収録されていた曲で、
ボブ・ディランの曲。
そのサントラを探して買おうとかねがね思っていたので、
その手間がひとつ省けてよかったです。
でも、じゃあ、マドンナのあの映画の曲とか、
他にもまだまだサントラ音源もあるはず・・・


Tr19:Isn't It A Pity
最後は1stから。
この曲を好きという人は多いですね。
アルバムの、「裏」というよりは、「真の」代表曲かもしれません。
このベスト盤、CDとしてみると、
余韻を残しつつこの曲で終わるのはいい編集だと思います。


 

左は海外盤、右は国内盤のリンクです。

このジャケット写真は、カッコいいですね!!

と、結局は、オリヴィアさんの選曲のこれでも
そこそこ以上に大満足できるベスト盤ではあります。

まあ、ベスト盤は買って暫くはよく聴くでしょうけど、
ベスト盤に入っていない曲でも、アルバムを聴く機会は多いし、
だから、いいんです。

それよりも、ジョージのCDが、
また新しいものとして世の中に出回ることが、
僕にはうれしいです。

なお、最後に、
僕の今までのジョージ・ハリスンの記事は、
以下のリンクからお入りください。

2nd LIVING IN THE MATERIAL WORLD はこちら
5th 33 1/3 (THIRTY THREE AND A THIRD) はこちら
8th GONE TROPPO はこちら
9th CLOUD NINE はこちら
10th BRAINWASHED BY GEORGE HARRISON はこちら
トラヴェリング・ウィルベリーズCDはこちら、
トラヴェリング・ウィルベリーズDVDはこちら


結局、ジョージの新しいCDをまた紹介できるのは、
僕にとっても大変うれしいことでした(笑)。


 




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Posted by guitarbird at 22:11 │George&Ringo

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ジョージ・ハリスンの「オールタイム・ベスト」CDが出た!