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2014年02月25日

GONE TROPPO ジョージ・ハリスン

いつものように
写真へのコメントも
大歓迎です!


朝の記事でも、どれが「クラウド9」かなと予告しましたが(笑)、
本日、2月25日は、ジョージ・ハリスンの誕生日

今年で66歳、生きていれば・・・

毎年恒例、今夜はアルバム記事を。

01
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン

GONE TROPPO George Harrison released in 1982
ゴーン・トロッポ ジョージ・ハリスン

ジョージ・ハリスンのこのアルバムは、
僕にとっての初めてが3つもある、思い入れが特に強いアルバム。

1つ目、これは、僕が初めて買った
ビートルズのメンバーの新譜のソロアルバム
でした。
今調べると、11月のリリースでしたが、そうです確か、
街のレコード屋に買いに行くのに、自転車で行けるかどうか
ぎりぎりの季節で、道路に雪はないけど
買った帰りに雪が降っていた記憶があります。
あ、僕も、高校時代までは自転車に乗っていました(笑)。
ちなみに、純粋に最初に買ったメンバーのソロアルバムは、
ジョン・レノンWALLS AND BRIDGESでした。

リアルタイムで出たメンバーの初の新譜はしかし、その少し前、
ポール・マッカートニーTUG OF WARでしたが、
当時はお小遣いも限られていたので、
今は栃木にいるビートルズ友達と話し合って、
友達がそれを買い、僕はテープに録音してもらって聴きました。
余談ですが、それは僕がポールでいちばん好きなアルバムですが、
そのような事情で、CDの時代になって初めて自分で買いました。

2つ目は、僕が初めて買った輸入盤LPでした。
昨日の記事でスティックスを取り上げましたが、
確かあれば5枚目で、2枚目がJ.ガイルズ・バンド
3枚目がホール&オーツ、4枚目ジョン・クーガーだったかな。
当時は小遣いが限られていたので、結構覚えているものです(笑)。
しかし、中3でそれだけ買ってたというのは、どうなのか・・・

当時これを買ったタワーレコード札幌店は、
狸小路の近くの雑居ビルの2階、30坪くらいしかない狭い店。
そこが、渋谷、横浜とともに、日本初のタワレコの店舗の1つだと
雑誌「FMファン」で知ったばかりで、ちょうどいいタイミングでした。

話を少し戻し、僕がポールのを友達に録音してもらった代わりに、
こちらを僕が友達に録音してあげました。
でも、友達は、すぐに聴くのをやめたようでした。

3つ目、このアルバムは、僕が買った
初めてヒットチャート100位に入らなかった新譜

初めてというと、それまでもずっと買っていたようにとれますが、
それまではビートルズとジョンしか買っていなかったわけで、
適当な書き方ではないかもしれないですが、
この後僕はヒットチャート街道をばく進するわけで(笑)、
この次に買った、100位に入らなかった編集盤ではない新譜となると、
もうCDの時代もかなり進んでからになるでしょうね。

まあ、それは置いておいて、僕はこのアルバムを買って、
隔週刊の「FMファン」のビルボードのチャートで、
何位に上がってくるかを楽しみにしていたのですが、
ついにそこで見ることはありませんでした。
隔週だったので、狭間の週で入っていたんじゃないか、
などと思いましたが、当時はネットもなく、それを確かめる術は、
洋書でビルボードの雑誌を買うしかありませんでしたが、
もちろんそこまでお小遣いに余裕があったはずもなく。
それから数年後に知ったのですが、このアルバムは、
最高位が108位だった、ということです。
当時はまだチャートに興味を持ったばかりの頃で、
どこがどう売れないのかはもちろん分かりませんでしたが、
少なくとも、元ビートルズという言葉だけで売れるものでもない
という厳しい現実は理解しました。
そして、ポールの新譜は1位になっていたというのも、
またいろいろなことを感じ、理解した部分ではありました。
ただし、ポールの最後の1位は、そのアルバムでしたが。

02 2009/2/25、今日も見張りをする庭のヒヨ(委員長より)
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン

いつも書きますが、僕は何も、作品としては、
チャートの上位に来るから良い、そうではないものは良くない、
という判断基準で話すつもりはないです。

でも、自分はヒットチャート中心に聴いてきた人間であり、
自分の音楽の聴き方、センスというか感じ方は、
チャートの上位にくるポップなものを聴くのが心地よい、
というのは間違いないことでした、少なくとも30歳になるまでは。
そもそも原初のビートルズからしてそういう存在ですし。
そこから得た僕の音楽の聴き方の基本姿勢は、こうです。
「多くの人が聴く音楽に自分だけの「感じ方」を見つける」
僕は、チャートに上ってこない音楽を好んで聴くように、
というより「聴ける」ようになったのは、35歳を過ぎてからです。
その間に何があったかは、またいずれ別の機会に話します。

まあ、そのようなわけで、ファン一般には、
ジョージで最も地味なアルバム、と言われています。
失敗作、という人すらいます・・・

では、これ、そんなに聴きどころがないアルバムか・・・

正直言います。
僕も、最初はあまり好きではありませんでした。


ビートルズ時代のジョージは「暗い」というイメージが強かったので、
この陽気さ、明るさに最初は戸惑いました。
戸惑ったというか、「変だ」、とすら思いました。
それはビートルズにはまったくない要素でもありましたし・・・

このアルバムの頃のジョージは、音楽業界に嫌気をさしていて、
もう辞めることも考えていたらしく、この後音楽活動を小休止します。
このアルバムには、それが良くも悪くも反映されていたようで、
良く言えば、リラックスして和やかな雰囲気で作られているけど、
悪く言えば、「緊張感」がない緩い(だけの)音楽、と言えるでしょう。
アルバムジャケットの南国趣味は、そういうところに逃げたい
という気持ちの表れかもしれません。
Gone Troppoというのは「気持がいってしまった」「切れた」
という意味だそうで、それも当時の気持ちを表わしていて、
さらには僕が「変」と感じたのも、あながち的外れではないようです。
そして実際にジョージは、このアルバムを完成させた後、
新譜のプロモーションをすることなく(それも売れなかった理由か)、
家族でオーストラリアに行き生活を始めたそうです。

僕の話に戻って、違和感があったとはいえ、
小遣いが少ない中で「買ってしまった」ので、
仕方なく毎日聴いていたような思い出があります(笑)。
しかし、聴いてゆくと、少なくとも曲はポップで聴きやすく
雰囲気も楽しいものばかりで、だんだんとなじんできて、
妙な明るさも、違和感ではなくなりました。

と書くと、そこで大好きなアルバムになったように思えますが、
実際は、飽きっぽくて、そこまでつかんだところで、
次の新譜を買った時にはもう、聴くのをやめていましたね・・・

このアルバムがほんとにいいなと思ったのは、大学に入り、
ジョージのダークホース時代のアルバムが
Warnerから最初にCD化された際に買って聴いてからでした。

その時にあらためて曲の良さを実感し、さらには、
中学時代のことを懐かしいと思えるようになっていたことも重なり、
一気に大好きなアルバムの仲間入りをしました。
実際に、回数としても、CDになってからのほうがよく聴いていますが、
それにしてもこの曲の良さに当時は気づかなかったのか
というのがその時に思ったことです。
そういえば、音楽が年齢によって聴こえ方が違うと実感したのも
このアルバムが初めてだったかもしれません。

余談ですが、二十歳くらいというのは、
人生の中で初めて、昔を懐かしむ気持ちを正当化できる、
そんな年ごろじゃないかと自分は思っています。

Tr4以外に参加の「タンバリンおじさん」レイ・クーパー
フィル・マクドナルドとジョージが共同プロデュース。
他に、Tr7以外にクイーンを影で支えたマイク・モランが、
Tr4、8、9(コーラスのみ)、10に「朋友」ビリー・プレストン
それぞれ参加、他のゲストはその都度以下で紹介しますが、
ジョージはやはり仲間に恵まれていたことを知り、ほっとします。


03 LPとハウ
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン


Tr1:Wake Up My Love
★シングル★
この音はトトエイジアか、と当時言われた(笑)、
派手なシンセサイザーでアルバムが幕を開ける。
シングル向きの分かりやすい曲で、それなりに好きですが、
シングル向きの曲というのは得てして深みが足りないもので、
これはその典型的なパターンでしょうね。
曲も、これでいいんかい、というくらいにシンプルで、
ストレートで分かりやすいAメロBメロを繰り返すだけ。
ファンとしては、ジョージらしいうねうねくねくねした歌メロのほうが
ずっとうれしいんですが・・・
断っておきますが、この曲はそれはそれで好きですよ。
ただ、このアルバムには、最初のシングルだったこれ以外に、
聴きどころがある「いい曲」が幾つもある、と言いたいのです。
まあ、アルバム1曲目としては景気づけの点で余裕で合格ですし、
このアルバムは「ジョージらしくなく明るい」という
そのダイジェストの曲としても機能はしていると思います。
そして細かく聴いてゆくと、サビの「歌う」ベースラインが気持ちいいし、
イントロのキーボードのフレーズと歌メロが対位法になっているなど、
サウンド的にかなり面白く、キャッチーなだけじゃないことは、
実はごく最近になって気づいたことです(笑)。


Tr2:That's The Way It Goes
★隠れた名曲★
80sのヒットチャート音楽を聴き育ったせいで、
若い頃は、こういう「じわっといい曲」の良さが分からなくて、
嘘でもハッタリでもいいからインパクトが強い曲を欲していました。
だからこの曲も当初は、アルバムの中に埋もれていました。
CD化で聴き直して、まずはこの曲を割と細かい部分まで覚えていて、
しかも、こんなにもいい曲だったか、と再発見・再評価しました。
ということは、最初から実は好きだったけど、
若くてとんがったロック野郎だったので、認めたくなかったのかも(笑)。
そしてこの曲は、後に出るダークホース時代のベストにも
リミックスで収録されていて、やっぱりそうだったか、とも。
というわけで、今はジョージの曲で10指に入るくらい好きかな。
ほんとに、じわっとしみてくる歌メロ、歌詞、演奏。
タイトルからしていいですね。
年をとると、嘘やハッタリは避けたいと思うようですね(笑)。


Tr3:I Really Love You
オールディーズ、ドゥワップ風の楽しいナンバー。
こういう低音で歌う曲というのはここで初めて聴いたかな。
この砕けた雰囲気が、実は最初は苦手でしたが、
CDで聴き直すと、印象はむしろ強かったことも分かりました。


Tr4:Greece
この「ぬるい」雰囲気も、若い頃はだめでした。
曲は、インストといいつつ短いジョージの声が入りますが、
映画制作に傾倒していた当時のジョージらしい曲で、
演奏で風景や雰囲気がとてもよく伝わってくる曲。
その雰囲気・・・湯上りみたいな曲(笑)。
この曲はほんとにギターの音が「とろけて」いますね、いい音。


Tr5:Gone Troppo
★佳曲★
この曲は当時のビートルズ・シネ・クラブの会報に確か、
Here Comes The Sunみたいないい曲だ」と書いてあって、
そんなイメージで臨んだら、ぜんぜん違うじゃん・・・
あくまでも、アコースティックギター中心の曲という意味でしたが、
まあこのトロピカルなジョージというのが当時はイメージ合わなくて、
嫌い、というよりも、自分の中に居場所がない、みたいな感じでした。
ただ、今はもちろん好きですよ。
レイのマリンバもいかにも南国風の雰囲気を醸し出していますし。
そういえばこのアルバム、楽器の音がまろやかでいいですね。
そのまろやかさは、物理的にも南国趣味を感じさせたのでしょう。
ということは今、この瞬間、聴いていて気づいたんですが(笑)。
ああそうそう、この際だから言いますが、僕は、
暖かい南国への憧れというものが特にない人間なんですよ。
行きたい外国も、英国、北欧、北米とせいぜいフランスかイタリアで、
そもそも僕は北国の人間なのだと思いますし(笑)、
だから僕は余計に違和感を覚えたのかもしれません。


04 ミズナラの冬芽、先に氷が
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン


Tr6:Mystical One
★GB的名曲★
これは、うん、最初からかなり印象に残っていた曲。
なぜかというと、当時はカセットに録音して聴いていたわけですが、
これはB面の1曲目、A面の後半で寝かかっていたところ、
僕のラジカセはオートリバースではなかったので、
「ガチャッ」とかなり大きな音がしてカセットが止まり、
意識は半分寝ている中で裏返してテープをかけて聴いたから。
ほんと、中高生時代に聴いていたアルバムでは、
A面の後半は覚えてなくても、B面の最初は覚えている、
というパターンが多いですよ(笑)。
この曲はしかしそれを抜きにしても、どこか印象に残っていて、
最初のCD化の際にやはり再評価した曲です。
この曲を聴くと、ジョージの南国趣味というのは、
元々の要素として潜んでいたことを想像させられるような、
独特のうねうねした歌メロが南国趣味と妙にマッチしています。
Hummingbirdが歌詞に出てくるのは、またうれしいです(笑)。
その歌メロが、ちょっとほろっとさせられるくらいのいい歌メロ。

 Melting my heart away

特にこの部分の気持ちがこもった、言葉とぴったりの歌い方、
上手いか下手かは分からないけど、ジョージって、
ヴォーカリストとしてとっても味がある人だと思います。

真面目な話、ちょっと涙ぐむことがある曲ですね。
ジョージらしいうねうねした旋律のBメロが4小節しかなくて
すぐに元に戻るのが、意表を突かれた感じで面白い。


Tr7:Unknown Delight
だけどこのアルバムはB面の1曲目のうちにまた寝ていたのかな(笑)。
これは、当時いちばん印象が薄かった曲ですね。
今はもちろん好きです。
ちょっと枯れていて、メロウなジョージの良さがにじみ出た曲。
それから今更ながら言えば、ジョージはやっぱり曲作り上手いですね。
癖があるとか、ポールに比べるとポップさに欠けるとかありますが、
でも、しっかりと頭に心に残る歌メロの曲は多いです。
間奏のギターソロの出だしがSomethingのそれなのはご愛嬌(笑)。
プロコル・ハルムゲイリー・ブルッカーがキーボードで参加。


Tr8:Baby Don't Run Away
この2曲は印象が薄かったですね・・・
まあ、B面のこの辺りが弱くなるのは、むしろ普通のことですが。
ただ、今聴くとやはりジョージの癖がある歌メロが生きてます。
この曲も超低音ヴォーカルがいい雰囲気。
この2曲のドラムスはジム・ケルトナー
後にトラヴェリング・ウィルベリーズで一緒になる人。


Tr9:Dream Away
★注目★
と思ったところ、この曲はなぜか当時から印象深かったです。
前の2曲で寝かかったところ、面白くて起きたのかな(笑)。
この曲は、ジョージの会社が製作した映画
『バンデットQ』のテーマ曲としてシングルカットもされましたが、

 Oh ry in eye ay

という呪文のようなサビが特に印象的で、
シングルカットした邦題も「オ・ラ・イ・ナ・エ」でした。
女声コーラスのジョージの声との妙な距離感も印象的。
「嘘やハッタリ」という点、こちらはいかにも映画のテーマ曲ですね。
最後じわっと迫ってくるのも、味があるところ。
それこそ、不思議な魅力がある曲。


Tr10:Circles
ところが、ここまでひたすら明るく楽しくやってきていたのに、
最後はそれをすべて打ち消すような暗くて不安な曲。
これは何かを意味するのか、ジョージの心を反映したものか・・・
曲自体は悪くないですが、これで良かったのかな・・・
ジョージ一流のユーモアだとは思うんだけど、
僕個人としては、最後まで明るく通して欲しかったです。
そこがこのアルバムの「唯一の」弱点かなぁ・・・
シンセサイザーに、ディープ・パープルジョン・ロードが参加。
やっぱり、いろいろな不安があったのかな。


なお、現在のリマスター盤には、デモが1曲入っています。
Tr11:Mystical One
ジョージがギターを弾きながらぼそぼそと歌っていますが、
これを聴くと、曲そのものの良さを再確認できます。




ここまで書いて思いました。

音楽をやめて家族でオーストラリアに移り住んだこの時期は、
おそらく、ジョージ・ハリスンというひとりの人間にとっては
人生でもっとも幸せに満ちていた時期だったのでしょうね。

アルバムを作ってから移り住んだので順序としては逆ですが、
でも、固いこと言わない(笑)、このアルバムを聴いていると、
幸福なときを求める気持ちが強く表れていて、さらには、
音楽で達成した理想がついに現実になったうれしさも感じます。

そういう点、特にジョージがいなくなってしまってからは、
このアルバムの「幸福感」が身にしみてくるようになりました。
このアルバムは最初のCD化以降長らく廃盤状態でしたが、
死後にリマスター盤で再発され、今はそれを聴いていますが、
だから、僕にとってこれは、大学時代、リマスター盤と、
2度「進化した」アルバム、ということができるかと思います。

2月という今の時期には合わないですが、
暖かさを求めて今聴くのもいいですね。

でも、オーストラリアは今がまさに夏か!

05 DVDとCDとハウ
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン

最後に余談。

今年の誕生日はこのアルバムを記事にすると決めて
先日、DVDで映画『バンデットQ』、原題TIME BANDITS
も観ました。

時間を超えて盗みを働く窃盗団が少年の部屋に現れ、
少年はそれに巻き込まれて一緒に時間の旅をしながら、
古代ギリシア、タイタニック号沈没の日など、
歴史の目撃者となり、最後は元の現代に戻る、という話。

監督は『未来世紀ブラジル』テリー・ギリアム
ジョージも大好きな「モンティ・パイソン」ののりで、
窃盗団を操る「神」なる者が現れた時には、
あまりのナンセンスさに大笑い。

当時は落ち目だったショーン・コネリーが出ているのが、
今となってはポイント高いですね、カッコよかったし、
ラストシーンでとってもいい表情をします。

ただ、そのラストは、「それでいいの・・・!?」という
アメリカ映画にはないエンディングだったのが衝撃でした。
そこでふと、このアルバムの最後が不安にさせるような曲なのは、
偶然ではないのかもしれない、とも思いました。

06 いつかのパールモンドールのケーキ・・・
GONE TROPPO ジョージ・ハリスン

Happy Birthday George !

というわけで、また来年の今日、
ジョージのアルバムでお会いしましょう!





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Posted by guitarbird at 20:29 │George&Ringo

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