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2013年01月12日

SUPERFLY カーティス・メイフィールド

いつものように
写真へのコメントも
大歓迎です!


今まで、「試験的に」2つほど記事を上げてきましたが、
そろそろソウルも、本格的に始めましょうかね(笑)。

01
SUPERFLY カーティス・メイフィールド

SUPERFLY Curtis Mayfield
スーパーフライ カーティス・メイフィールド
 released in 1972

3ヶ月ほど前にアル・グリーンの記事を上げました。
それがきっかけでソウルを傾聴するようになり、
アルバムを買い始めましたが、その中で最初に大好きになったのが、
カーティス・メイフィールドのこのアルバムです。

同名映画『スーパーフライ』のサウンドトラックとして制作されました。
これは、1970年代前半に、「ブラック・ムーヴィー」と呼ばれる
黒人が監督・主演・音楽を担当するという映画が多産された、
その流れの中で作られた1枚・1本ということです。
なお、他には、アイザック・ヘイズマーヴィン・ゲイ
などもこの手のサントラ盤を制作しており、
特にヘイズの映画『黒いジャガー』のテーマ曲Shaftは、
シングルがポップチャートでNO.1に輝いています。

こちらに戻って、何でもこのアルバムは、
映画と並行して制作を進めていたという話。
つまり、映画自体は観ないで制作したらしいのです。
1曲2曲だけならともかく、アルバム全体となると
かなりの想像力と創造力がないと出来ないことでしょう。
しかし、聴いていると、固定概念のせいもあるかもしれないですが、
確かに、映画のシーンが目に浮かぶようなアルバムです。
というより、映像なしで音から想像を膨らませるとより楽しい。

でも実はそれ、オペラと共通する部分であって、
方法論的には特に新しくもないものだと、今気づきました(笑)。

02 
SUPERFLY カーティス・メイフィールド

実は、カーティス・メイフィールド、以前にも1枚買いました。
それがこれ、CURTIS
僕は、今までにも何度かソウル系へ入り込もうとした時期があり、
その度に、有名どころを何枚か買っていました。
これを選んだのは、僕がいちばん好きな曲を作曲した人であることと、
リマスター盤が出ていたからでした。

しかし聴いてみると、その時はついてゆけませんでした。
カーティスの曲は、旋律を明確に作るのではなく、
なんとなく「フィーリング」で、小間切れの旋律がつながってゆく、
そんな感じがして、僕が聴き慣れているポップソングとは、
曲としてだいぶ異質なものを感じました。
要するに「鼻歌では歌えない音楽」・・・

ただ、今回この記事を書くにあたって聴き直すと、
このアルバムと基本的には同じ音作りであることに気づきました。
それでもこのSUPERFLYは一発で気に入ったというのは、
やはり、「映画」という明確なイメージがあって、それを
作り手と聴き手で共有できるからではないかな、と考えました。

そしてそもそも、カーティスの音楽は
「曲」だけを取り出して聴くものとは少し違い、
全体のサウンドや音や音色の面白さを味わう
そんな音楽じゃないかな
、と思うようになりました。
特に、彼のファルセット・ヴォイスは、
歌に気持ちを込めて「ヴォーカリスト」として聴かせるというよりは、
あくまでも全体のサウンドの中の1つの「楽器」として機能する
そんな感じもしますし、ここではそれがとても効果的です。
あ、でも、ヴォーカルに魅力がないというのではなく、
むしろかなり魅力があって声だけで売れる人だとは思います。

それと、これは、この時期はそうだっただけかもしれないので、
まだ言い切ることは出来ないですが、でも、
少なくともこのアルバムでは、強くそう感じました。

03
SUPERFLY カーティス・メイフィールド

僕が買ったのは、米RHINO編集の2枚組特別盤で、
DISC1は下のリンクと同じ本編プラス2曲のシングルミックス、
DISC2に他のアルバムのマテリアルも含めた
デモや他のバージョンが収められています。

そして装丁はこのように、映画の部分が
別の紙で折り込まれた作りになっていて、楽しいです。

さて。
僕が10代の頃に漠然と感じていたソウルのイメージとは
「ソウルは都会的な音」というものでした。
もちろん、サザンソウルなど、
そうではないものがあるのも後から知りましたが、
このアルバムはまさに、かつての僕のイメージ通りの音です。
しかも、このアルバムやカーティスについては、
その「都会的洗練度」が究極のものかもしれません。
このアルバムは、どこをどう切り取っても、都会の匂いしかしません。
だから、人によっては「落ち着かない」音楽かもしれません。
もっともこれも、まだ多くを聴いていないので断言はできませんが(笑)。

このアルバムで個人的に特筆すべき点は、
ギターの音が面白くて素晴らしいことですね。
エフェクターをかけた「ぽわわぁ~ん」という独特の響きで鳴っていて、
「しゃあ~ん」と鳴るカッティングではとりわけカッコいいです。


04 スーパーフライ・・・か・・・都会のオオセグロカモメ・・・
SUPERFLY カーティス・メイフィールド


Tr1:Little Child Runnin' Wild
途中から入ってきたようなオルガンとパーカッションの音の後、
ブラスとストリングスで、一気に緊張感が生み出されます。
曲からは、街が「表で裏で」うごめいている様子を感じます。
ラストの弦楽器が不気味に迫ってきて、緊張感も最高潮に達し、
ああ、そういう話なんだなということが見えてきます。


Tr2:Pusherman
ソウルはやっぱりベースが決め手!
ベースのフレーズが印象的な曲
切ない歌メロをファルセットでより切なく歌うカーティス。
リズムに対して歌が微妙に遅れがちなのがまた効果的。
歌詞の中でsuperflyといっているのは、
アルバムの統一感を意識したものでしょうね。
適当に叩いているようなパーカッションが、また盛り上げてくれます。


Tr3:Freddie's Dead
Tr10のシングルバージョンに「映画のテーマ曲」と但し書きがあって、
あれっ、と思いましたが、なるほど、ダブルで攻めるわけか。
確かにこれは、いきなり緊張の渦に巻き込まれる強い曲ですね。
リズムは跳ねているんですが、重たい雰囲気。
この曲は、持てるすべてのものを発揮している、そんな感じがします。
曲自体も「小間切れフィーリングのつなぎ」がきれいに流れているし、
ギターも、ベースも、ブラスも、ストリングスも、キーボードも、打楽器も、
そしてヴォーカルも、どの音にもぐいと引き込まれます。
しかし印象的なのは、ベースのフレーズとユニゾンで
「ぴりっぴぃ、ぴりっぴぃ」と鳴り続ける、なんだろうこれ、
ウィンド・インストゥルメンツのひとつだと思うけど、その音。
前半の山場の曲。


Tr4:Junkie Chase (Instrumental)
周りを囲まれて・・・
刑事ドラマのテーマみたいな緊迫感があるインスト。
「ぽわっぽわっ」と鳴るギターも全開。
それにしても、パーカッションがこんなにも歌うものだとは!


Tr5:Give Me Your Love (Love Song)
緊迫感の中でも愛が欲しい・・・
ファルセットはやはり切なさを出すのには効果的ですね。
でも、歌の部分は少なくて、やはり全体のサウンドで聴かせる曲。
時折現れる「じゃーんじゃっじゃーんじゃっ」というキメのフレーズは
ソウルやR&B、ブルーズを聴く醍醐味ですね。
でも、よく聴くとリズムがレゲェだったりするのも、時代を感じます。


05 或る日の札幌の朝
SUPERFLY カーティス・メイフィールド


Tr6:Eddie You Should Know Better
タイトルのごとく語りかけて諭すような雰囲気。
少し緊張が緩んだ感じがします。
曲相的にはバラードの部類に入るんでしょうけど、やっぱり
そうして曲ごとに見るよりは、サウンドで聴いてしまいます。


Tr7:No Thing On Me (Cocaine Song)
ソフトな語りで始まった曲でさらに緊張が緩み、
タイトルとは裏腹に、夜明けの街を散歩するような妙な気持ちよさ、
もっというと爽やかさすら感じ、いろいろな光景が目に浮かびます。
これは、僕が持っていた「ソウル」というイメージの曲。
この曲のイメージ、そして最近ソウルをよく聴くようになって、僕は
「ソウルには昭和の香りがする」
と感じるようになりました、しかも昭和40年代。
しかし実際のところ、1975年頃=昭和50年代に入ってからの
「ディスコブーム」により、ソウルは「壊れた」らしいので、
それは当たらずとも遠からずの表現だと思っています(笑)。


Tr8:Think (Instrumental)
エフェクトをかけないノーマルな音による
エレクトリック・ギターで始まるインスト。
ギターをきれいな音で聴かせる術を熟知している人だと感じます。
きっとストラトキャスターの音だなと思ってブックレットを見ると
やはり、スタジオでストラトを持ったカーティスがの写真がありました。
この音色はほんとにきれい。
そして、「たららたらららぁ~」という旋律を刻む、なんだろうこの楽器、
キーボードかなぁ、この音の響きには、
むしょうに懐かしさがこみ上げてきます。
やっぱり「昭和の香り」ですね(笑)。


Tr9:Superfly
ここまでお読みいただき、或いは気づかれたかとも思いますが・・・
ソウルって、歌だけじゃなく、楽器の音も口ずさみますよね(笑)。
「でぇぇんでぇ~でぇ~でっででぇ~でぇ~」(ベース)
「ぱぁーららっ ぱぁーららっ」「じゃーんじゃー」(ブラス)
という具合で(笑)、特にブラスの音は最強ですね!
アルバム後半の山場というか、最後の最後でまた
今回のサウンドの総集編みたいな盛り上がりを見せ、
とにかく音を聴くのが楽しい曲でもありますね。
それにしても、superflyって言い方が、カッコよすぎる!!
「すぅぱぁふらぁい、はぁっ」(後半は掛け声)と、
聴いた後、思わず真似してそう口ずさむ自分を発見します(笑)。
それと、前へ前へ進みたくてしょうがないみたいな感じがして、
聴くと元気が出る曲かもしれません。


Tr10=Bonus1
Freddie's Dead (Theme From "SUPERFLY") (single mix)
同じ曲なので続きですが、これを聴いていると、映画の中で
フレディーさんはどんな死に方をするのだろうと想像させられます。
聴いた感じからは、どちらかというと、壮絶というよりは、
かわいそうなものなのかな、とか・・・
シングルはポップチャート4位を記録する大ヒット。


Tr11=Bonus2:Superfly (single mix)
こちらもシングルがポップチャート8位を記録。
同じ曲は既に出てきたので、ここで最後のまとめのようなことを。
僕がソウルを聴けるようになった「心の変化」のひとつは、
「音の面白さ」を感じられるようになったからだと自己分析します。
どういうことかというと、それまでは「曲至上主義」で、
要は、鼻歌で歌って気持ちいい曲じゃないと聴かなかったのが、
そうではない、聴いているその瞬間に音で楽しむことを覚えた
まあ、「音楽聴き」としてそれは当たり前のことかもですが、
意固地な僕も、40にしてようやくその境地にたどり着いた
というところでしょうかね(笑)。


 

CURTISのリンクも一緒に施しておきました。

SUPERFLYは今まで、中古で2、3回見たことがあります。
名盤といわれて買った人が、やっぱり合わないと感じたのか、
或いはまた別の事情があるのか。
その中古を買おうとも思ったのですが、ネットで調べると、
2枚組もあるということで、それはやめておきました。
僕は、CDを買う時、2種類出ていれば、どうせなら高い方を選びます。

そしてsuperflyというのは、「すごいハエ」ではなく(笑)、
黒人のスラングで「とんでもなくカッコいい」という意味だそうです。
そういえば日本でも「飛んでる人」という表現があります(ました)が。

いやぁ、ほんとに素晴らしい、カッコよすぎるアルバム!!

そして、カーティス・メイフィールドという名前もカッコいい!

最後にもう一度、今日の要点を繰り返します(笑)。

A:「ソウルは、歌だけではなく、楽器の音も口ずさんでしまう!」

B:「ソウルには昭和の香りがする!」

そうそう、写真をもう1枚。

06
SUPERFLY カーティス・メイフィールド

映画『スーパーフライ』のDVDも買いました。
まだ観ていないのですが、どんな映画だろう。
ここで書いたこととまったく違ったら、どうしよう・・・

ところで最後に余談めいたひとこと。

カーティス・メイフィールド
は、タグの文字制限に引っ掛かって入らない!
ポール・マッカートニー
も(・つきだとですが)
ストーン・テンプル・パイロッツ

サイモン&ガーファンクル

シンガーソングライター
も入らないのですが、なんとかならないでしょうか!
ま、
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
が入るように、とまでは言わないですから(笑)。

ちなみに、タグの場合は
半角英数だと20文字まで入るのは知っていますが・・・






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Posted by guitarbird at 21:29 │ソウル

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SUPERFLY カーティス・メイフィールド