2014年09月27日
レッド・ツェッペリンSHM-CDボックス
ウルトラマニアックな話題ですが、
覚悟はよろしいでしょうか・・・(笑)。
01
レッド・ツェッペリンの
紙ジャケット仕様のSHM-CDのボックスセットが出ました。
Zep命の弟は、早速買いました(笑)。
今回の紙ジャケット(Paper Sleeve)は、
「英国オリジナル盤に徹底的にこだわって再現した」
ことが売りとなっています。
02
中身を全部出して並べてみました。
むむ!?
Zepがお好きなかたは、気づかれたことでしょう。
「なんか、多くない?!?」
実はですね
03
1枚目。
日本では左のオレンジの文字のものが発売され、
現行CDはもちろん、本などで紹介されるのもこちらで、
見慣れているのも、このオレンジのものです。
しかし、英国オリジナル盤は青文字だったということで、
今回はそれが採用されました。
ただ、おまけとして、オレンジのもののジャケットもついていて、
好みによりそちらに替えることもできます。
もうひとつ
04
ボンゾ存命時のラストアルバム、インスルー。
こちらはLPリリース当時、紙袋に入れられて中が見えず、
ジャケットが5種類あって何が当たるか分からないという、
あくなき商魂(笑)のもとに発売されましたが、今回は、
その5種類もすべて再現され、
ジャケットのみ、おまけとしてついています。
やはり、自分が好きなジャケットに入れておけるというわけ。
ちなみに僕は、Zepは、CDを買ってからLPも集め始めましたが、
インスルーは、最初の1枚は新品で中が見えないものを買い、
2枚目からは中古レコードで、持っていないものを見つける度に
買って集めてゆきました。
でも、最初に買ったやつって、どれだったっけ・・・!?
そしてもうひとつ。
05
6枚目、フィジカル・グラフィティ。
このアルバムのオリジナルLPは、
外側の固い紙が建物になっていて、その窓がくり抜かれ、
中のレコードを入れる紙に印刷してある文字がその窓から見える、
という仕掛けでした。
これが2枚あるのは、今回のボックスセットの前にも、
紙ジャケット盤が出ていたことがあるからです。
(そしてZep命の弟は当然それも買っていた)。
左が以前出ていたもの、右が今回のSHM-CD盤ですが、
このアルバムについては、
紙ジャケット盤どうしでも違いがあります。
05の丸で囲んだ部分をアップにしたのが次の写真。
06
古い盤は、オリジナルのLPにはあった窓のサンがなく、
いっぽう今回の盤では、窓のサンも再現されています。
05の左=06の上の盤は、サンがないために、
なぜ文字が左に寄っているのかが分からなかったのですが、
05の右=06の下の今回盤は、それも徹底して再現。
マニアックですねぇ(笑)。
他も、英国盤LPにきわめて忠実に再現されています。
◇
さて、フィジカル・グラフィティにはひとつ、思い出があります。
ZepはLPも集めていたことは先ほど書きましたが、このLPは、
大学時代、バイト帰りに、秋葉原の石○電気で新品を買いました。
うちに帰ってよぉ~く見ると・・・
07
そのサンが1本、折れていたのです・・・
見つけた時は愕然としました。
そして次の日、バイト先の音楽が好きな仲間に、
「LP買ったら柱が折れてたっていって返品交換してくれるかな?」
と相談したりもしました。
「音が飛んでたとかならもちろん返品交換してくれるだろうけど、
柱が折れてたって、理由になるのかな・・・!?」
仲間は、大丈夫だろうと言ってくれたんですが、
でも結局、折れていることが妙におかしく、愛着が出てきたので、
返品交換はしないまま今に至っています。
しかし今となっては、
返品交換してくれたのかどうかが、気にはなります(笑)。
今回のSHM-CD盤に話を戻します。
SHM-CDとは・・・
通常のCDとは別種の、
液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用、
素材の透明性が格段に向上したことにより、
マスタークオリティに限りなく近づいた高音質CDです。
ということです。
これは、特殊なCDプレイヤーを必要とするものではなく、
普通の、今まで聴いてきたプレイヤーでも違いが分かる、
という触れ込みです。
実際、このZepのを聴いてみると、確かに、
Moby Dickのドラムソロの音の生々しさなどは、
以前よりクリアに伝わってきました。
現状では、普通の材質のCDよりも300円高いですが、
これからはこちらが増えるかもしれません。
【補足】
その1
このボックスセットは、1点ずつ分売もされています。
その2
THE SONG REMAINS THE SAMEは、
1976年リリース当時のものよりも曲数が多い、
昨年リマスター盤が出たバージョンとなっています。
その3
CODAには、シングルB面のみのリリースだった
Hey Hey What Can I Do、
1990年のボックスセットで発表された
Baby Come On Home
Traveling Riverside Blues
White Summer / Black Mountain Side
の4曲が追加収録されています。
◆
もうここまで来ると、興味がない方には、
アホらしい以外のなにものでもないでしょうけど、
こういうこだわりが、マニアとしてはまたうれしくもあります。
もっとも、興味がないかたは
こんな記事なぞ、読まないでしょうけど・・・(笑)。
覚悟はよろしいでしょうか・・・(笑)。
01
レッド・ツェッペリンの
紙ジャケット仕様のSHM-CDのボックスセットが出ました。
Zep命の弟は、早速買いました(笑)。
今回の紙ジャケット(Paper Sleeve)は、
「英国オリジナル盤に徹底的にこだわって再現した」
ことが売りとなっています。
02
中身を全部出して並べてみました。
むむ!?
Zepがお好きなかたは、気づかれたことでしょう。
「なんか、多くない?!?」
実はですね
03
1枚目。
日本では左のオレンジの文字のものが発売され、
現行CDはもちろん、本などで紹介されるのもこちらで、
見慣れているのも、このオレンジのものです。
しかし、英国オリジナル盤は青文字だったということで、
今回はそれが採用されました。
ただ、おまけとして、オレンジのもののジャケットもついていて、
好みによりそちらに替えることもできます。
もうひとつ
04
ボンゾ存命時のラストアルバム、インスルー。
こちらはLPリリース当時、紙袋に入れられて中が見えず、
ジャケットが5種類あって何が当たるか分からないという、
あくなき商魂(笑)のもとに発売されましたが、今回は、
その5種類もすべて再現され、
ジャケットのみ、おまけとしてついています。
やはり、自分が好きなジャケットに入れておけるというわけ。
ちなみに僕は、Zepは、CDを買ってからLPも集め始めましたが、
インスルーは、最初の1枚は新品で中が見えないものを買い、
2枚目からは中古レコードで、持っていないものを見つける度に
買って集めてゆきました。
でも、最初に買ったやつって、どれだったっけ・・・!?
そしてもうひとつ。
05
6枚目、フィジカル・グラフィティ。
このアルバムのオリジナルLPは、
外側の固い紙が建物になっていて、その窓がくり抜かれ、
中のレコードを入れる紙に印刷してある文字がその窓から見える、
という仕掛けでした。
これが2枚あるのは、今回のボックスセットの前にも、
紙ジャケット盤が出ていたことがあるからです。
(そしてZep命の弟は当然それも買っていた)。
左が以前出ていたもの、右が今回のSHM-CD盤ですが、
このアルバムについては、
紙ジャケット盤どうしでも違いがあります。
05の丸で囲んだ部分をアップにしたのが次の写真。
06
古い盤は、オリジナルのLPにはあった窓のサンがなく、
いっぽう今回の盤では、窓のサンも再現されています。
05の左=06の上の盤は、サンがないために、
なぜ文字が左に寄っているのかが分からなかったのですが、
05の右=06の下の今回盤は、それも徹底して再現。
マニアックですねぇ(笑)。
他も、英国盤LPにきわめて忠実に再現されています。
◇
さて、フィジカル・グラフィティにはひとつ、思い出があります。
ZepはLPも集めていたことは先ほど書きましたが、このLPは、
大学時代、バイト帰りに、秋葉原の石○電気で新品を買いました。
うちに帰ってよぉ~く見ると・・・
07
そのサンが1本、折れていたのです・・・
見つけた時は愕然としました。
そして次の日、バイト先の音楽が好きな仲間に、
「LP買ったら柱が折れてたっていって返品交換してくれるかな?」
と相談したりもしました。
「音が飛んでたとかならもちろん返品交換してくれるだろうけど、
柱が折れてたって、理由になるのかな・・・!?」
仲間は、大丈夫だろうと言ってくれたんですが、
でも結局、折れていることが妙におかしく、愛着が出てきたので、
返品交換はしないまま今に至っています。
しかし今となっては、
返品交換してくれたのかどうかが、気にはなります(笑)。
今回のSHM-CD盤に話を戻します。
SHM-CDとは・・・
通常のCDとは別種の、
液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用、
素材の透明性が格段に向上したことにより、
マスタークオリティに限りなく近づいた高音質CDです。
ということです。
これは、特殊なCDプレイヤーを必要とするものではなく、
普通の、今まで聴いてきたプレイヤーでも違いが分かる、
という触れ込みです。
実際、このZepのを聴いてみると、確かに、
Moby Dickのドラムソロの音の生々しさなどは、
以前よりクリアに伝わってきました。
現状では、普通の材質のCDよりも300円高いですが、
これからはこちらが増えるかもしれません。
【補足】
その1
このボックスセットは、1点ずつ分売もされています。
その2
THE SONG REMAINS THE SAMEは、
1976年リリース当時のものよりも曲数が多い、
昨年リマスター盤が出たバージョンとなっています。
その3
CODAには、シングルB面のみのリリースだった
Hey Hey What Can I Do、
1990年のボックスセットで発表された
Baby Come On Home
Traveling Riverside Blues
White Summer / Black Mountain Side
の4曲が追加収録されています。
◆
もうここまで来ると、興味がない方には、
アホらしい以外のなにものでもないでしょうけど、
こういうこだわりが、マニアとしてはまたうれしくもあります。
もっとも、興味がないかたは
こんな記事なぞ、読まないでしょうけど・・・(笑)。
Posted by guitarbird at 21:29
│ロックK-P