ナチュログ管理画面 エコロジーライフ エコロジーライフ 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
プロフィール
guitarbird
guitarbird
ゴジュウカラは、木の幹を下向きに歩ける唯一の鳥。 
ゴジュウカラを見習うと、違った視点が得られるかも・・・
僕が最も好きな鳥です。
これは北海道の亜種シロハラゴジュウカラ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 26人
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

QRコード
QRCODE


日本に生まれてよかった


鳥の名前と季節を追って


手軽な歳時記、改訂版


丸谷才一エッセイ傑作選


シェイクスピアに親しもう


4人は何を言ったのか


身の周りにある「遺産」


植物のすごさよ



友人著、「見る」とは・・・



写真による野鳥図鑑



これは使える!



野鳥の本のリンク



俳句の本のリンク



草思社の応援リンク



ちくま文庫のリンク


2014年02月11日

THE ROYAL SESSIONS ポール・ロジャース

01
THE ROYAL SESSIONS ポール・ロジャース

THE ROYAL SESSIONS Paul Rodgers
ザ・ロイアル・セッションズ ポール・ロジャース 
(2014)

ポール・ロジャースの新譜が出ました。
僕が今年買った2枚目の今年出た新譜です。

先ずは、ボブ・メアーという人が書いたオリジナルの
ライナーノーツの最後の文章を引用して話を始めます。
なお、翻訳は引用者が行っています。

これは彼(ポール・ロジャース)がR&Bに抱いた大いなる幻想であり、
ソウルへの夢であり、その夢がついに叶ったサウンドである。


このアルバムは、ポール・ロジャースが10代の頃に憧れていた
スタックス・ヴォルトやゴールドワックスそして後のハイレコードなど
所謂「サザンソウル」の曲を歌ったものです。

しかも、ただ焼き直しただけではなく、それらが録音された
メンフィスの「ロイヤル・スタジオ」を訪れて制作されたもので、
参加したハウスミュージシャンの中には、それらの曲のオリジナルに
参加していた人も多数いるとのことです。
ブックレットでは参加したミュージシャンすべてが紹介され、
彼らへの敬意が最大限に表されています。

10代でフリーを結成する前から、英国人の彼には外国である
アメリカのソウルを聴いて歌ってきたというポール・ロジャース。
その後はハードなブルーズ・ロックの道を歩みましたが、
彼の「音楽の巡礼」はここに完結した、と、これもライナーからですが、
音楽への憧れは幾つになっても変わらないことが感じ取れます。

しかも、声が相変わらず若々しい。
これを機に20年ほど前のアルバムも出して聴いていますが、
ほんとうに声が変わっていない。
その声は人間国宝。

このアルバムは、難しいことは要らない、
ポール・ロジャースの音楽への憧れと彼の声を楽しむ。
ほめ言葉として、それさえあれば十分であり満足な1枚です。

今回は作曲者名を記してゆきます。

02 今日こそ渋い顔つきのポーラ
THE ROYAL SESSIONS ポール・ロジャース

1曲目I Thank You
(David Porter / Isaac Hayes)
オリジナル録音はサム&デイヴ、1968年の曲。
作曲者の名前にはアイザック・ヘイズの名前もありますね。
ドラムスティックのカウントで始まるところが生々しい。
Aメロで"you did"を畳み掛けるように繰り返して歌うのが癖になる。
その歌い方も微妙に変えていて、ヴォーカルの自在性というのか、
どう歌ってもびしっと決まるところはさすが。
そしてその声を聴くだけでも気持ちがいい。
オリジナルかと思うほどポール・ロジャースの色に染まっています。

2曲目Down Don't Bother Me
(Albert King)
ブルーズマンのアルバート・キングがスタックスに残した名盤
BORN UNDER A BAD SIGNから。
ブルーズとソウルが見事に融合したオリジナルアルバムよりも
若干ソウル色が濃く出ているかな、イントロのホーンも含めて。
僕は昔はブルーズといえばしわがれ声で歌うものというイメージが
ありましたが、PRの声は「きれい」ですよね。
その声でブルーズを歌うと、しんどいけれど大丈夫、
といった感じに響いてきます。

3曲目I Can't Stand The Rain
(Peebles / Bryant /Miller)
Hiレコードのアン・ピーブルズの名曲、1973年。
これはシールやアーロン・ネヴィルがソウルのカヴァーアルバムで
歌っていたように、新しめのサザンソウルの定番的な曲。
サザンソウルのひとつの完成形といえる曲。
間奏のホーンの旋律がいいなあ、それも口ずさんでしまう。
イントロからぴょこぴょこ鳴る楽器、何だろう、その音が、
深刻さを少し和らげていて聴きやすくなっています。
そうですね、PRは深刻すぎる曲はあまり似合わないかも。

4曲目I've Been Loving You Too Long (To Stop Now)
(Redding / Butler)
オーティス・レディングの曲。
3拍子のギターがアルペジオを奏でるバラードは、
オーティスの代名詞ともいえるスタイル。
PRは気持ちが入り過ぎず、でもしっかりとソウルを感じさせるのも
聴きやすい要素でしょう。
もちろん、それができる人は世の中に何人もいないでしょうけど。
5分半以上ある曲で、レコーディングでPRも他のメンバーも
気持ちが盛り上がっていたことが想像されます。

5曲目That's How Strong My Love Is
(Roosevelt Jamison)
オーティス・レディングの持ち歌が続きます。
やはり3拍子のミディアムスロウな曲だけど、
4曲目よりは少し洗練された響きを持っています。

6曲目Walk On By
(Bacharach / David)
バート・バカラック作でオリジナルはディオンヌ・ワーウィックですが、
これはアイザック・ヘイズのHOT BUTTERD SOULに収められた
ヴァージョンを基にしていると思われます。
アイザック・ヘイズのそのアルバムは、ソウルがただの歌ではなく、
アルバムとして聴ける音楽を目指して作られた1968年の作品で、
フラワー・ムーヴメントの影響も感じられるし、まるで
プログレッシヴ・ロックを先取りのような複雑なアレンジの
ソウルとしては不思議な響きに仕上がっています。
ねとっとしているというか、べたべたしているというか、
まあアルバムタイトルが「バター」ですから、PRはその響きに
当時はショックを受け、今に再現してみたかったのでしょう。
イントロから流れるストリングスの旋律がまた不気味で印象的。
コーラスの出所も上の階の隣の部屋からみたいな不思議な響きですが、
PRの声は確信に満ちていて、なんとかあっちの世界に行かないで
踏みとどまっている、そんな感じを受けます。
そしてお得意の"Suck it to me, Mama"も入っています。
僕はアイザック・ヘイズのそのアルバムが大好きですが、そういえば
少し前によく聴いていたけれど記事にしないまま過ぎてしまいました・・・
これを機に聴き直して、近いうちに記事に出来ればと思います。

7曲目Any Ole Way
(Redding / Cropper)
オーティス・レディングは3曲目、ほんとうに大好きなんだなあ。
共作はスティーヴ・クロッパー、それもうれしい。
この曲は少し北、つまりモータウンに寄った感じがする
少しテンポが速い真っ直ぐなポップスといった響き。

8曲目It's Growing
(Robinson / Moore / Moore)
少し北に寄ったと思ったらほんとにモータウンの曲が出てきました。
作曲者の一人の"Robinson"とはもちろんスモーキー・ロビンソン。
テンプテーションズが1965年に録音したものがオリジナルですが、
翌年にオーティス・レディングがカヴァーしているということで、
そうかやっぱりオーティスなんだ。
そういえばピーター・バラカンさんは、テンプテーションズの有名な
My Girlを最初はオーティスがオリジナルだと思っていたそうで、
英国ではテンプスではなくオーティスでヒットしたのだとか。
1960年代半ばの英国では、モータウンはまだ
一般的ではなかったのかもしれないですね。
オリジナルにはなくてオーティスのヴァージョンにはある
ギターによるイントロが入っていることからも、テンプスではなく
オーティスをカヴァーしたことが分かります。
この曲を選んだのは、サザンソウル巡礼という主旨でありつつ、
ソウル全体にも目配せをしているということなのかな。
ちなみに僕はテンプスやスモーキーが大好きですが、
その上で敢えて言えば、オーティスのこのヴァージョンは
歌がちょっと力み過ぎていて抒情性に欠けるかな、と。
ポール・ロジャースはあの声でそこを上手く引き戻しています。
ただ、多分スティーヴ・クロッパーがつけたであろう印象的な
ギターのイントロがあるのはオーティスの勝ちかもしれない。

9曲目Born Under A Bad Sign
(Jones / Bell)
そしてアルバート・キングがもう1曲。
2曲目が収録されたアルバムの表題曲が出てきました。
PRはこれを1993年のMUDDY WATER BLUESでも録音していて、
よほどのお気に入りなのでしょうね。
実際、この曲がブルーズロック形にに与えた影響は絶大で、
クリームはオリジナルの翌年にカヴァーしたのは有名。
変わったところではホワイトスネイクのFool For Your Lovingの
歌い出しが"I was born under a bad sign"でもありますし。
PRに話を戻すと、20年経っても声が変わっていない。
やはり尊敬すべき歌手だとあらためて思いました。
作曲者名のJonesはブッカー・T・ジョーンズであり、Bellは
スタックスの創生期を表に裏に支えたウィリアム・ベルのこと。
つまり、曲としてはソウル側からブルーズに投げかけられた
というスタンスなのでしょう。
というわけで、アルバート・キングのそのアルバムは
ブルーズロック好きには必聴盤と断言させていただきます!

10曲目I've Got Dreams To Remember
(Redding / Redding / Rock)
本編最後もオーティス・レディング。
そして最後も3拍子のアルペジオが印象的なバラード。
ポール・ロジャースはこのスタイルに惚れ込んでいるのでしょう。
そして、自分でも、「誰それといえばこれっ!という
スタイルを築き上げたかったのかもしれない。
曲の中で"Listen (to me)"と何度も呼びかけますが、これは
サム・クックの口癖でもあり、PR自身も取り入れたもの。
フリーのI'm A Moverも"Listen"と言って歌い始めますね。
この「口癖」がたまらなくかっこよくて僕もよく真似をします(笑)。
誰も聴いてはいないのですけどね・・・
最後のほうで"You made all my sweet dreams come true"と語る
この曲を本編最後に持ってきたのは、実感としてよく伝わってきます。
スタジオではオーティスの魂を感じながら歌っていたのでしょう。
ああ、ソウルっていいなあ、と心の底から思います。

次からは3曲は国内盤ボーナストラック。

11曲目Shake
(Sam Cooke)
サム・クックの有名な曲ですが、オーティスでより広まったとのことで、
このヴァージョンもやはり、イントロに入るラッパの音は
オリジナルにはない、オーティスのものから取っています。
この曲は激しいのでオーティスには向いているかな。
いずれにせよこの曲を聴くと自然と体全体が反応しますね。
♪しぇいく (んちゃちゃっちゃっちゃちゃ~ちゃ) という具合に。

12曲目Walking In My Shadow
(Paul Rodgers)
ここにきてオリジナル曲、といってもフリーの曲の再録音。
アルバムとしてはサザンソウルにこだわりたかったのでしょうけど、
この曲があることでフリーとのつながりもできていいですね。
そういう意味ではボーナストラックとして意味も価値もあります。
いかにもブルーズという低音弦がよく動く演奏。
ただ、オーティスが多い中では、ブルーズ色が出過ぎているかな。
だから本編から外したのも分かるという何とも微妙な立ち位置。
でもやっぱりポール・ロジャースの声が1曲でも多く聴けるからいい。

13曲目Wonderful World
(Cooke / Adler / Alpert)
最後もう1曲サム・クック。
もしかして日本でいちばん知られたサム・クックの曲かもしれない。
もちろんというか、この曲もオーティス・レディングが歌っていました。
ボーナストラックが3曲中2曲がサム・クックというのも興味深いですが、
やはりそこはサザンソウルにこだわったということなのでしょう。
これらの曲ははじめからアルバムに入れるつもりはなく、PRが
ミュージシャンと仲良くなるために肩慣らしで録音したものかもしれない。
サムの軽妙な歌い方には自嘲気味なユーモアを感じますが、
PRはしっかりと歌っていて、押しつけではない開き直りを感じます。
まあ、何より、サム・クックの歌を歌う楽しさに満ちていますね。



今回リンクは国内盤だけのものを施しました。

あらためて、ポール・ロジャースという歌手と同じ時代に
生きてその声を聴くことの幸せを感じる1枚です。


03
THE ROYAL SESSIONS ポール・ロジャース

追伸、このCDは車にも合うよ、とマーサは申しております(笑)。






同じカテゴリー(ロックK-P)の記事画像
EARTH ニール・ヤング+ザ・プロミス・オヴ・リアル
CROSSEYED HEART キース・リチャーズ新譜
IN THROUGH THE OUT DOOR レッド・ツェッペリン
DARK SIDE OF THE MOON ピンク・フロイド
レッド・ツェッペリンSHM-CDボックス
MUSWELL HILLBILLIES ザ・キンクス
UNPLUGGED ニール・ヤング
A LETTER HOME ニール・ヤングの新譜
HARVEST ニール・ヤング
同じカテゴリー(ロックK-P)の記事
 EARTH ニール・ヤング+ザ・プロミス・オヴ・リアル (2016-08-17 22:29)
 CROSSEYED HEART キース・リチャーズ新譜 (2015-11-10 19:54)
 IN THROUGH THE OUT DOOR レッド・ツェッペリン (2015-08-09 20:29)
 DARK SIDE OF THE MOON ピンク・フロイド (2014-09-30 06:29)
 レッド・ツェッペリンSHM-CDボックス (2014-09-27 21:29)
 MUSWELL HILLBILLIES ザ・キンクス (2014-09-02 20:29)
 UNPLUGGED ニール・ヤング (2014-08-25 21:02)
 A LETTER HOME ニール・ヤングの新譜 (2014-06-13 21:29)
 HARVEST ニール・ヤング (2014-01-08 20:29)

Posted by guitarbird at 21:29 │ロックK-P
この記事へのコメント
相変わらず、派手さは無いけど元気な声と歌の巧さは、特別な師匠(勝手に私が言ってるだけですが)です。
記事に取り上げてくれてありがとうございます。
英国のロック通には、評価高いもね(笑)

ウィキペディアの記事で、初めて知った事で、Free解散時 ジェフ・べック、ディープ・パープル、ザ・ドアーズからバンド加入要請があったと。

でも'74年に作った、バッド・カンパニーがなければ、P.Rと出会いも無かったですしロックを私は歌っていなかった気がします。とにかくB.Cは新鮮な出会いでしたし本格的にコピーしましたから。
逆にFreeへも遡りましたが。

アルバム通して感じた事は、相変わらず若い声だし、高音部まだまだ余裕がありますね。
又Listen!も健在だし でも3曲目でファルセット敢て使ってるのは、私は初めて聴いたかも。
そして6曲目のWalk On By 不思議な世界観持つソウルも、自由に、ポール節を抑えつつ自在に歌ってる。流石ですよね!
巧いとしか言えません。

そしておまけ?の
Wonderful World サム・クックですよね。
リストには挙げてましたが、イマイチ歌い方が判ってなくて、保留してました。
やはりソウル系は難しいですが、師匠が歌い方の指針をみせてくれましたので参考にしたいです。
64歳か、もっと上かと思ってました。
あの渋いブルーズ・ロックをフリーで歌い始めた時、メンバーの平均年齢が20歳に満ちていなかったというんで....。

NEWのポールさんに較べたらまだまだ若いし、歌声の若さは負けるわけにはいかないでしょうね。
Posted by matsu at 2014年02月12日 20:37
matsuさん、こんばんわ
バッド・カンパニーは私は洋楽を聴く前からバンドの名前
だけは知っていましたが、音楽的には違うけれどキッスと同じく
日本における70年代洋楽ロックの象徴的な存在と思っていました
しかし私がポール・ロジャースを初めて知ったのは、
高校時代にジミー・ペイジと組んだザ・ファームでした。
その時はそれがバッド・カンパニーの人とは知らず、
何だろうこの人、あのジミー・ペイジと一緒にやってるぞ、と。

とにかく声が変わらず素晴らしいのを聴いてほっとしました。
普通にやれば、その声さえあればそれでいい、と
悪い意味を含まずにそう感じます。
意外なところではホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデイルも
ポール・ロジャースを尊敬する歌手に挙げていますね。

余談ですが、Wonderful Worldはアート・ガーファンクルが
ポール・サイモンとジェイムス・テイラーをゲストに呼んだ豪華な
ヴァージョンは牧歌的な響きになっていて、
オリジナルを含め三者三様ですね。

フリーの後に声をかけられた話に関連して、そういえば
フリーのアルバムHEARTBREAKERは、バッド・カンパニーの
雛型のような感じもしないでもないですね。
まあつまりはポップになっているということですが、だから
バッド・カンパニーを作るのは自然なことだったのでしょうね。

私としては今度はポール・ロジャースにはぜひ
全曲サム・クックの歌を歌ったアルバムを作ってほしいです。
ライヴでもいいから、というかそのライヴがあれば行きたい。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2014年02月12日 22:41
ぎたばさん、まいどでごあす。

ハウ、ポーラ&マーサ・マイ・ディアのみなさんは小枝でがりがり気持ちよさそうですね。

さてバド・カンのポールさんはまだまだお元気でなによりです(ファニ・カンの桑名はんはほんま残念(;゜∀゜)ゝ”)。

ポール・ロジャース、言わずもがなな名歌手ですがおれは彼の節回しに演歌的な匂いを感じてしまうのですが、そのへんが日本人好みかもしれまへんね。

バド・カンの法被や狼親子のジャケもうれしいな。

I Can't Stand~といえばジョー・コッカーはんの濡れそぼったジャケが鮮烈に蘇えりましたσ(^◇^;;

そして、ゴールド・ワックス!!おれにとってのミスターG.W.はJames Carr。オーティスもO.V.ライトもすげえけど、ディープ・ソウルといばJ.C.なんだな。

ほんでもって、歌手としての一番はサム・クックなんだな、これが(・ё・)v

ギタバさん、おいらもポール・ロジャースさんのサム・クック名曲集を切に望みますぜよっ。

そして、この場をお借りしてフィル・エヴァリーさんに合掌・・・バイ・バイ・ラブ。
Posted by ぽちわかや at 2014年02月13日 05:23
ぽちわかやさん、おはようございます
犬たちは夏だといつも枝をかじるわけではないのですが、
やはり冬で雪があって枝が少ないと遊びたいのでしょうね。

ポール・ロジャースの節回しに演歌的な匂いを感じるというのは
そうですね私もそう思ったことがあります。
そもそも声の質も日本人向きのような気がします、て
これはどこがどうとか根拠はない、感じ、ですが(笑)。
そして奥さんが日本人だったこともありますし、だからあの
はっぴ姿なのでしょうか、日本人は親日家に弱いですよね(笑)。
そういえばポール・マッカートニーのBaby's Requestも
ポール・ロジャースの日本人の奥さん絡みだったような。

I Can't...はジョー・コッカーも歌っているのですね。
すごく合いそうです、イメージ浮かんできました。
2枚組ベスト盤持っていますが、入っていたかな・・・
いつか探して聴いてみたいです。

ジェイムス・カーは名前は知っていますが聴いたことがないです。
次にCDを買う時に探してみます。
ちなみに最近はHMVのネットで何点でポイント10倍とか、
クーポン20%というセールが始まるとまとめ買いしています(笑)。

歌手としていちばんはサム・クック、私もですね。
ポール・ロジャーズのサム・クックカヴァー集ほんと作ってほしい。
私としてはAin't That A Good Newsはぴったり合いそう。
なんて妄想が膨らんでゆきます(笑)。

フィル・エヴァリーさん、ちょっとまだ早かったですね、R.I.P.
Posted by guitarbirdguitarbird at 2014年02月13日 11:33
サム・クック好きなんですね。
私も歌おうとして、Wonderful World
Twistin' The Night Away ,A Change Gonna Come , Summer Timeは一応リストしては、あります。

ポール・ロジャースに歌ってもらえればよいお手本にはなるんですがね〔笑〕

Freeのポール・コゾフがドラッグ中毒になってしまい、新生Freeで<Heartbreker>を出したんですね。
'74-'81がバドカンで '84にジミー・ペイジとザ・ファームを
'91ザ・ロウ  93'<MUDDY WATER BURUES>のアルバムでジェフ・べックやブライアン・メイやゲイリー・ムーアー他の有名ギタリストを曲毎にリードギターで迎え復帰したんですね。
このアルバムは、貴君に記事にぜひしてもらいたい!!
贅沢なギターリスト達ですよね。ポール・ロジャーズだから出来たアルバムの気がします。

Freeの記事も待ってますが(笑)渋すぎて一般的では無いかもですね。
Mr.Big
The Hunter 等好きな曲は沢山有ります。
Posted by matsu at 2014年02月13日 23:50
matsuさん、おはようございます
サム・クックという人を知ったのは中学時代にジョン・レノンが
ロックンロールでカヴァーしていたのを聴いたことですが、
でも最初は音楽ではなく、モーテルで射殺されたという悲劇的な
最期に何か引かれるものがありました。
そして高校時代に、私がこの世でいちばん好きなライヴ盤
HARLEM SQUAREが出て「FMファン」の表紙になりましたが、
そのレコード、なぜかその時はまだ自分には早いと思い
買わなかったのが、今にして思えば残念です。
実際にサム自身の曲を聴いたのはだいぶ後のことでしたが。
そのライヴ盤はあまりにも好きなので、今の自分の力では
まともな記事が書けなそう、とBLOGを始めてからずっと
思い続けており、まだ上げていません。
でも他には幾つかサム・クックの記事を上げています。

私がいちばん好きなのは、そのライヴ盤のChain Gangです。
スタジオヴァージョンとはグルーヴ感が全然違う。
バックのギターも自分でよく弾いています。
Twistin' The Night Away、私はロッド・スチュワートの後の録音、
映画「インナースペース」のヴァージョンが好きです。
こっちは逆に妙に落ち着いた演奏で、ロッドの最初の録音は
エネルギーの塊であるのとは対照的なクールさがいい。
ビデオクリップではロッドのダンスも見られてかっこいい。
サム・クックではあとCupidが歌として好き。
Another Saturday Nightの寂しさもいい(笑)。

ポール・ロジャースはそのTHE LAWが私が初めて
リアルタイムで買ったレコード(CD)でした。
いいですよ、これは、派手さはないんだけど、今となっては
ロックの歴史に埋もれた感じがしてもったいない気がします。
マディ・ウォーターズは、実は2年くらい前から記事にすることを
考えているのですが、そろそろですかね(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2014年02月14日 06:39

削除
THE ROYAL SESSIONS ポール・ロジャース