2014年09月27日
今月の読書2014年9月号
01

もう月末だ、ということで恒例のこの記事。
今月は6冊
先に言うと、今月は半分が絵本です。
☆1冊目
俳句の宇宙
長谷川櫂
中公文庫
長谷川櫂という人も、この本も知りませんでした。
Amazonで最近俳句関係の本をたくさん買っているおかげで、
購買履歴からのおすすめ商品として紹介されたのを見て、
すぐに買うことを決めました(実際買ったのは3日ほど後ですが)。
サントリー学芸賞受賞作と帯にあるように、この本は、俳句という
「狭い」世界から飛び出した一般のエッセイとして読めます。
ここで著者がいいたいのは、俳句における「場」のこと。
僕も自分で俳句を詠むようになりましたが、作っていていつも
注意しているのは、その俳句だけを読んで人に伝わるか、です。
俳句は17文字という制約がある以上、使われている言葉には
特殊なものが多く、それが分からなければ伝わりにくい。
また、ある一瞬を切り出すために、それが含まれている
全景が見えないものについては意味がとりにくくなる。
僕はそれがどうしてかはひとまず理解することなく、しかし、
そのように考えて作ってきたことを、この本では「場」という言葉で
まとめて論理的に、実証的に説明していて、大いに納得しました。
また、俳句が主に自然を読むものであることも、「場」という
テーマに沿って説明され、それが「自然」であることも分かりました。
果てはそれが「宇宙」にまで達する、というのがこの本の主旨。
自分の考えも方向性は正しかったことが証明されたようで、
自分で作り続けてゆく上でも自信にもなりました。
☆2冊目
大きな木のような人
いせひでこ
講談社
絵本の1冊目。
なぜ絵本かというと、仕事で、小学校低中学年の子どもさんを相手に
絵本の読み聞かせをすることになったからでした。
今回は「木」か「遊園地」がテーマということで、
それにちなんだ本を探して買って読むことにしました。
これは日本人の創作童話、パリの植物園が舞台、「木」に関係がある本。
そこに勤める先生の前に日本人の少女が現れ、最初は
反目しあいながらも徐々に打ち解けて、女の子が植物を真剣に学び、
園内の植物の絵を描くことに熱中するようになる。
ようやく仲良くなったところで、女の子は日本に戻ることになる。
先生は、約束を果たして、講習会などで女の子が描いた絵を見せて
植物と人間の話をするようになる、というのが粗筋。
しかし、これは読み聞かせには使いませんでした。
その年齢の子どもさんにはちょっと難しすぎるかな、と。
そもそも大人の僕が読んでも話がつかみにくい部分があったし。
それと、女の子か先生に感情移入できないとまるでだめだろうなと。
もうひとつ、持ち時間が5分だったので、これは少し長いのもありました。
いつか別の機会に使うことはあるかもしれないけれど、ひとまず
これは僕個人の絵本コレクションの1冊となりました。
☆3冊目
なんのぎょうれつ?
オームラトモコ
ポプラ社
2冊目の絵本。
こちらは木とはあまり関係ないけれど、遊園地とは大いに関係がある。
何かの遊戯「施設」に動物たちがわくわくしながら並んでいる様子を、
列の後ろから、体が小さい順に描いてゆく本。
ひとつ上の絵本が小学校中学年には難しいかなと思いましたが、
逆にこれは幼すぎるかな、と最初は思いました。
でも、いざ読み聞かせをすると、これはとっても受けました。
子どもたちのみならず大人にも受けました。
読み聞かせで受けると楽しいですね。
この絵本は僕も大好きになりました。
で、どんな遊戯「施設」かというと、列に並んだ蛙から象までの動物たちが、
「ある大きな動物の背中に乗って泳ぐ」のです。
あり得ない話ですが、でもやっぱり楽しかった。
☆4冊目
蛙となれよ冷やし月 一茶の人生と俳句
マシュー・ゴラブ(文)/カズコ・G・ストーン(絵)/脇明子(訳)
岩波書店
絵本をもう1冊。
読み聞かせの本を探している時にたまたま見つけて即購入。
奥付を見ると8月27日に出たばかりの本でした。
内容はタイトルの通りですが、まず、小林一茶の生涯について
ほとんど何も知らなかったのでそれがよく分かりました。
一茶は自然を俳句に詠んでいたわけですが、自然の事象をを通して
人間の心を表すのはもちろん、それ以前に小さな生き物たちへの
慈しみの心が読む者の心を打ちます。
寝るてふにかしておくぞよ膝がしら
ここで取り上げられているこの句は僕は知らなかったのですが、
本当にこれをしたことが想像できるし、心根の優しさに感動しました。
ところで、この本は、日本の俳句なのに、アメリカ人が文章を書いた
ものであることに、なぜ、と思われる方は多いでしょう。
かくなる僕もそうでした(絵を描いたのはアメリカに渡った日本人です)。
訳者あとがきによれば、アメリカの小学校低学年では、短い言葉で
状況説明や気持ちを表現するのに"Haiku"がよく使われていて、
「ハイク」という日本語は「スシ」と同じくらい有名なのだそうです。
やはり基本は5-7-5音節で作るものですが、例えば上記の句はこう。
Rest here
sleepy butterfly,
I'll lend you my lap.
これだと17音節ではないけれど、まあこういう感じです。
絵本は、よく知らないことを勉強するには大人でも役に立つ。
ということを今回再認識しました。
なんだか絵本を買うのが楽しみになってきたから、困ったぞ(笑)。
この絵本を読み聞かせする機会があるといいのですが、
これも結構長いので、どうかなあ、でもそうなるといいなあ。
☆5冊目
とびきり哀しいスコットランド史
フランク・レンウィック/小林章夫(訳)
ちくま文庫
スコットランドの独立投票は結局独立せずとなりましたが、
スコットランドのことを知りたくて、ひとまず家にあるこの本を読みました。
読んでみて思ったのは、結果が出たから言えることですが、
「国家」として独立するには難しい点があるのではないか、でした。
この本は王や将軍など人と時代の関わりに焦点を当てて書いたもので、
人により、その世により、主にイングランドを巡る思惑や策略が
変ってゆくのは、傍から見ると一貫性がないと感じました。
今回の投票でも結局は意見が2つに割れたわけですが、そもそも
スコットランドは上から下までそういう人の集まりなのではないか。
スコットランド人は頑固だとよく聞きますが、それはあくまでも
自分自身についてのみで、国、というか共同体の中では、自分自身に
対するようには強固な思想は持っていない、というよりは、
さしてそのような必要性もなく生きていられたのではないか、と。
それは悪い意味ではなく。
だから今回の投票もかなりの人が迷ったのではないか。
自分自身の問題として考えるには大きすぎる。
そもそもスコットランドでは英語を使うと決めたということが、
「国家」としては難しい、と思った部分でもあります。
逆にいえば、ある程度は地域の主張ができる今の連邦制は、
スコットランドにはいいことなのではないか、とも思いました。
的外れであれば申し訳ないですが、それがこの本と今回の
国民投票に関しての僕が思ったことでした。
本として言うと、スコットランドの歴史上の人物を、僕はもちろん
ほとんど知らないので、人の説明で話が進んでゆくのは、
ついてゆくのが大変であり、また、ひとりについての章が短いので、
頭の切り替えも大変といえば大変でした。
でも、読んでよかったです。
クルアラーン(コーラン)もそうでしたが、ひとまず概略を知ることで
見る目が養われていくのはほんとうだと思います。
知らなければどこを見ていいかも分からないままですからね。
☆6冊目
虫の宇宙誌
奥本大三郎
集英社文庫
昆虫の写真を撮りデータをまとめているうちに、まだ東京にいた頃に
読んだあの本をまた読みたいと思うようになりました。
でも、情けないことに家の中でどこにあるかを忘れてしまい、
なあなあになりかかっていたところ、家の中のある場所の棚を
別の目的で整理していたところ、この本が現れました。
これはきっと今すぐ読めという暗示に違いない、と。
札幌ではもうそろそろ大概の昆虫が見られなくなることだし。
ただし、昔読んだのは単行本で、それを読んでいたく感動し、
文庫で買い直してそれは読まずにそのままになっていたもので、
本として見ると文庫本は初めて読むことになります。
奥本さんは元来フランス文学の研究者ということで、昆虫から
人へ、文学や神話を経てまさに話は宇宙に広がってゆく。
こういう昆虫の本は、少なくとも僕は他には知らない。
僕が最も共感したのは、部屋の隅の蜘蛛の話。
人が生活する場所の隅で他の生物が生きていることの素晴らしさ。
そうなんです、同じ生物ですからね。
そんな奥本さんに共感するということは、僕にも虫好きのきらいが・・・
虫マニアの肩身の狭さについて、マニア側の視点で書いているのは、
マニアにとっては心強い人でもあるでしょう。
ただ、読んでいると、マニアの危うさみたいなものも感じられ、
もちろんマナーや法は守ってのことですが、そこが痛快でもあります。
そして印象的だったのは台湾の話。
首狩り族がいると言われていた奥地に昆虫採集に赴いた
日本人の話は感動ものでもありました。
いいですね、やっぱり読んでよかった。
装丁もきれいでかわいらしく、愛着が持てる1冊。
どうして今は品切れなのだろう、もっと読まれて欲しい1冊です。
02

いかがでしたか。
今月はNFLが始まった割には読めました(笑)。
まあ、半分は絵本だとしても。
さて、最近買った本をまた数冊紹介します。
☆
NHK気になることば 走らないのになぜ「ご馳走」?
NHKアナウンス室(編)
新潮文庫
新潮文庫の新刊をチェックしたところ、これがありました。
日本語にはやはり常にある程度以上の意識を持っていたいです。
それにしてもなぜ「ご馳走」、気になりますね(笑)。
【2014年10月5日追加】
☆
NHK気になることば 「サバを読む」の「サバ」の正体
NHKアナウンス室(編)
新潮文庫
上記「ご馳走」を読み始めたところ、その第1弾があることを知り
ネットで帯付ヤスリなしの状態のいい古本があったので買いました。
今年の3月に出ていたのですが、なぜだろう、新潮文庫は新刊が
平台に並ぶと必ずチェックしていたはずなのに、見落としていた。
順序は逆になりましたが、「ご馳走」のあとすぐに読むつもりです。
☆
建築探偵術入門
東京建築探偵団
文春文庫
建物を見て歩くのが密かに大好きな僕は、
文春文庫の新刊平台にこれを見つけて大喜び。
帯にはこんなことが書いてあります。
幻の奇書が「およそ」30年ぶりに復刊!
国会議事堂、歌舞伎座からホテルニューグランドまで
富岡製糸場・世界遺産登録の立役者らが
今はなき建物ともども東京・横浜の
名建築230件の魅力をみっちり説く!
可笑しいのは「およそ」とこれが吹き出しで書かれていること。
29年振りとかではだめ、やっぱり30に乗せたかったのかな(笑)。
しかし、これを読むとまた東京に行きたくなって困るだろうなあ・・・
☆
苔の話 小さな植物の知られざる生態
秋山弘之
中公新書
この本は10年くらい前に出たのかな、それからずっといつか読もうと思い、
先日、ついにブックオフで帯はないけれど状態がいい本を発見。
新書はかなりの確率でブックオフで出てきますね。
さて、こちらで苔が見られなくなる前に読了できるか・・・
03

いかがでしたか!
今回の犬たちは、顔だけが見える写真を集めてみました。
しかし、この子は、目だけで顔は見えない、か・・・(笑)。

もう月末だ、ということで恒例のこの記事。
今月は6冊
先に言うと、今月は半分が絵本です。
☆1冊目
俳句の宇宙
長谷川櫂
中公文庫
長谷川櫂という人も、この本も知りませんでした。
Amazonで最近俳句関係の本をたくさん買っているおかげで、
購買履歴からのおすすめ商品として紹介されたのを見て、
すぐに買うことを決めました(実際買ったのは3日ほど後ですが)。
サントリー学芸賞受賞作と帯にあるように、この本は、俳句という
「狭い」世界から飛び出した一般のエッセイとして読めます。
ここで著者がいいたいのは、俳句における「場」のこと。
僕も自分で俳句を詠むようになりましたが、作っていていつも
注意しているのは、その俳句だけを読んで人に伝わるか、です。
俳句は17文字という制約がある以上、使われている言葉には
特殊なものが多く、それが分からなければ伝わりにくい。
また、ある一瞬を切り出すために、それが含まれている
全景が見えないものについては意味がとりにくくなる。
僕はそれがどうしてかはひとまず理解することなく、しかし、
そのように考えて作ってきたことを、この本では「場」という言葉で
まとめて論理的に、実証的に説明していて、大いに納得しました。
また、俳句が主に自然を読むものであることも、「場」という
テーマに沿って説明され、それが「自然」であることも分かりました。
果てはそれが「宇宙」にまで達する、というのがこの本の主旨。
自分の考えも方向性は正しかったことが証明されたようで、
自分で作り続けてゆく上でも自信にもなりました。
☆2冊目
大きな木のような人
いせひでこ
講談社
絵本の1冊目。
なぜ絵本かというと、仕事で、小学校低中学年の子どもさんを相手に
絵本の読み聞かせをすることになったからでした。
今回は「木」か「遊園地」がテーマということで、
それにちなんだ本を探して買って読むことにしました。
これは日本人の創作童話、パリの植物園が舞台、「木」に関係がある本。
そこに勤める先生の前に日本人の少女が現れ、最初は
反目しあいながらも徐々に打ち解けて、女の子が植物を真剣に学び、
園内の植物の絵を描くことに熱中するようになる。
ようやく仲良くなったところで、女の子は日本に戻ることになる。
先生は、約束を果たして、講習会などで女の子が描いた絵を見せて
植物と人間の話をするようになる、というのが粗筋。
しかし、これは読み聞かせには使いませんでした。
その年齢の子どもさんにはちょっと難しすぎるかな、と。
そもそも大人の僕が読んでも話がつかみにくい部分があったし。
それと、女の子か先生に感情移入できないとまるでだめだろうなと。
もうひとつ、持ち時間が5分だったので、これは少し長いのもありました。
いつか別の機会に使うことはあるかもしれないけれど、ひとまず
これは僕個人の絵本コレクションの1冊となりました。
☆3冊目
なんのぎょうれつ?
オームラトモコ
ポプラ社
2冊目の絵本。
こちらは木とはあまり関係ないけれど、遊園地とは大いに関係がある。
何かの遊戯「施設」に動物たちがわくわくしながら並んでいる様子を、
列の後ろから、体が小さい順に描いてゆく本。
ひとつ上の絵本が小学校中学年には難しいかなと思いましたが、
逆にこれは幼すぎるかな、と最初は思いました。
でも、いざ読み聞かせをすると、これはとっても受けました。
子どもたちのみならず大人にも受けました。
読み聞かせで受けると楽しいですね。
この絵本は僕も大好きになりました。
で、どんな遊戯「施設」かというと、列に並んだ蛙から象までの動物たちが、
「ある大きな動物の背中に乗って泳ぐ」のです。
あり得ない話ですが、でもやっぱり楽しかった。
☆4冊目
蛙となれよ冷やし月 一茶の人生と俳句
マシュー・ゴラブ(文)/カズコ・G・ストーン(絵)/脇明子(訳)
岩波書店
絵本をもう1冊。
読み聞かせの本を探している時にたまたま見つけて即購入。
奥付を見ると8月27日に出たばかりの本でした。
内容はタイトルの通りですが、まず、小林一茶の生涯について
ほとんど何も知らなかったのでそれがよく分かりました。
一茶は自然を俳句に詠んでいたわけですが、自然の事象をを通して
人間の心を表すのはもちろん、それ以前に小さな生き物たちへの
慈しみの心が読む者の心を打ちます。
寝るてふにかしておくぞよ膝がしら
ここで取り上げられているこの句は僕は知らなかったのですが、
本当にこれをしたことが想像できるし、心根の優しさに感動しました。
ところで、この本は、日本の俳句なのに、アメリカ人が文章を書いた
ものであることに、なぜ、と思われる方は多いでしょう。
かくなる僕もそうでした(絵を描いたのはアメリカに渡った日本人です)。
訳者あとがきによれば、アメリカの小学校低学年では、短い言葉で
状況説明や気持ちを表現するのに"Haiku"がよく使われていて、
「ハイク」という日本語は「スシ」と同じくらい有名なのだそうです。
やはり基本は5-7-5音節で作るものですが、例えば上記の句はこう。
Rest here
sleepy butterfly,
I'll lend you my lap.
これだと17音節ではないけれど、まあこういう感じです。
絵本は、よく知らないことを勉強するには大人でも役に立つ。
ということを今回再認識しました。
なんだか絵本を買うのが楽しみになってきたから、困ったぞ(笑)。
この絵本を読み聞かせする機会があるといいのですが、
これも結構長いので、どうかなあ、でもそうなるといいなあ。
☆5冊目
とびきり哀しいスコットランド史
フランク・レンウィック/小林章夫(訳)
ちくま文庫
スコットランドの独立投票は結局独立せずとなりましたが、
スコットランドのことを知りたくて、ひとまず家にあるこの本を読みました。
読んでみて思ったのは、結果が出たから言えることですが、
「国家」として独立するには難しい点があるのではないか、でした。
この本は王や将軍など人と時代の関わりに焦点を当てて書いたもので、
人により、その世により、主にイングランドを巡る思惑や策略が
変ってゆくのは、傍から見ると一貫性がないと感じました。
今回の投票でも結局は意見が2つに割れたわけですが、そもそも
スコットランドは上から下までそういう人の集まりなのではないか。
スコットランド人は頑固だとよく聞きますが、それはあくまでも
自分自身についてのみで、国、というか共同体の中では、自分自身に
対するようには強固な思想は持っていない、というよりは、
さしてそのような必要性もなく生きていられたのではないか、と。
それは悪い意味ではなく。
だから今回の投票もかなりの人が迷ったのではないか。
自分自身の問題として考えるには大きすぎる。
そもそもスコットランドでは英語を使うと決めたということが、
「国家」としては難しい、と思った部分でもあります。
逆にいえば、ある程度は地域の主張ができる今の連邦制は、
スコットランドにはいいことなのではないか、とも思いました。
的外れであれば申し訳ないですが、それがこの本と今回の
国民投票に関しての僕が思ったことでした。
本として言うと、スコットランドの歴史上の人物を、僕はもちろん
ほとんど知らないので、人の説明で話が進んでゆくのは、
ついてゆくのが大変であり、また、ひとりについての章が短いので、
頭の切り替えも大変といえば大変でした。
でも、読んでよかったです。
クルアラーン(コーラン)もそうでしたが、ひとまず概略を知ることで
見る目が養われていくのはほんとうだと思います。
知らなければどこを見ていいかも分からないままですからね。
☆6冊目
虫の宇宙誌
奥本大三郎
集英社文庫
昆虫の写真を撮りデータをまとめているうちに、まだ東京にいた頃に
読んだあの本をまた読みたいと思うようになりました。
でも、情けないことに家の中でどこにあるかを忘れてしまい、
なあなあになりかかっていたところ、家の中のある場所の棚を
別の目的で整理していたところ、この本が現れました。
これはきっと今すぐ読めという暗示に違いない、と。
札幌ではもうそろそろ大概の昆虫が見られなくなることだし。
ただし、昔読んだのは単行本で、それを読んでいたく感動し、
文庫で買い直してそれは読まずにそのままになっていたもので、
本として見ると文庫本は初めて読むことになります。
奥本さんは元来フランス文学の研究者ということで、昆虫から
人へ、文学や神話を経てまさに話は宇宙に広がってゆく。
こういう昆虫の本は、少なくとも僕は他には知らない。
僕が最も共感したのは、部屋の隅の蜘蛛の話。
人が生活する場所の隅で他の生物が生きていることの素晴らしさ。
そうなんです、同じ生物ですからね。
そんな奥本さんに共感するということは、僕にも虫好きのきらいが・・・
虫マニアの肩身の狭さについて、マニア側の視点で書いているのは、
マニアにとっては心強い人でもあるでしょう。
ただ、読んでいると、マニアの危うさみたいなものも感じられ、
もちろんマナーや法は守ってのことですが、そこが痛快でもあります。
そして印象的だったのは台湾の話。
首狩り族がいると言われていた奥地に昆虫採集に赴いた
日本人の話は感動ものでもありました。
いいですね、やっぱり読んでよかった。
装丁もきれいでかわいらしく、愛着が持てる1冊。
どうして今は品切れなのだろう、もっと読まれて欲しい1冊です。
02

いかがでしたか。
今月はNFLが始まった割には読めました(笑)。
まあ、半分は絵本だとしても。
さて、最近買った本をまた数冊紹介します。
☆
NHK気になることば 走らないのになぜ「ご馳走」?
NHKアナウンス室(編)
新潮文庫
新潮文庫の新刊をチェックしたところ、これがありました。
日本語にはやはり常にある程度以上の意識を持っていたいです。
それにしてもなぜ「ご馳走」、気になりますね(笑)。
【2014年10月5日追加】
☆
NHK気になることば 「サバを読む」の「サバ」の正体
NHKアナウンス室(編)
新潮文庫
上記「ご馳走」を読み始めたところ、その第1弾があることを知り
ネットで帯付ヤスリなしの状態のいい古本があったので買いました。
今年の3月に出ていたのですが、なぜだろう、新潮文庫は新刊が
平台に並ぶと必ずチェックしていたはずなのに、見落としていた。
順序は逆になりましたが、「ご馳走」のあとすぐに読むつもりです。
☆
建築探偵術入門
東京建築探偵団
文春文庫
建物を見て歩くのが密かに大好きな僕は、
文春文庫の新刊平台にこれを見つけて大喜び。
帯にはこんなことが書いてあります。
幻の奇書が「およそ」30年ぶりに復刊!
国会議事堂、歌舞伎座からホテルニューグランドまで
富岡製糸場・世界遺産登録の立役者らが
今はなき建物ともども東京・横浜の
名建築230件の魅力をみっちり説く!
可笑しいのは「およそ」とこれが吹き出しで書かれていること。
29年振りとかではだめ、やっぱり30に乗せたかったのかな(笑)。
しかし、これを読むとまた東京に行きたくなって困るだろうなあ・・・
☆
苔の話 小さな植物の知られざる生態
秋山弘之
中公新書
この本は10年くらい前に出たのかな、それからずっといつか読もうと思い、
先日、ついにブックオフで帯はないけれど状態がいい本を発見。
新書はかなりの確率でブックオフで出てきますね。
さて、こちらで苔が見られなくなる前に読了できるか・・・
03

いかがでしたか!
今回の犬たちは、顔だけが見える写真を集めてみました。
しかし、この子は、目だけで顔は見えない、か・・・(笑)。
Posted by guitarbird at 21:29
│本・書籍・雑誌
この記事へのコメント
TVドラマ、最終回<花子とのアン>を見てなかったので..でも「赤毛のアン」60歳のおんちゃんは、今更読まない.....。
夢見る少女でも少年でもないし....な。
絵本は、孫が予定無いけど出来たら読みたいです。貴君は偉い!
流れで、「笑う」を再放送とは言え見てなかったので面白い。70年代後半ディスコはやはり時代だったんだ!
浪人中のみうら氏は、彼女に受ける為には、ディランや泉谷しげるではと諦めた恨みもあるのかと思いました。(笑)
続く、カントリーのパターンも面白く、ジョンデンバーはみうら氏嫌いだろうなと.....安藤氏が大人に見える夜でした。
ウォレンが出てきたのは意外でした。
エルトンとビリーに似てて、歌い方はディランだと中途半端かなと評価はイマイチでしたが。
成瀬宇平氏 47都道府県・こなもの食文化百科 借りましたが3,500円学術書的でした。
売れないと文庫にはならないから、文庫を読むのは、リーズナブルだとも思いましたよ。
黒川博行氏の昔の小説を読んでます。受賞後の新刊は、50人待ちでした。
夢見る少女でも少年でもないし....な。
絵本は、孫が予定無いけど出来たら読みたいです。貴君は偉い!
流れで、「笑う」を再放送とは言え見てなかったので面白い。70年代後半ディスコはやはり時代だったんだ!
浪人中のみうら氏は、彼女に受ける為には、ディランや泉谷しげるではと諦めた恨みもあるのかと思いました。(笑)
続く、カントリーのパターンも面白く、ジョンデンバーはみうら氏嫌いだろうなと.....安藤氏が大人に見える夜でした。
ウォレンが出てきたのは意外でした。
エルトンとビリーに似てて、歌い方はディランだと中途半端かなと評価はイマイチでしたが。
成瀬宇平氏 47都道府県・こなもの食文化百科 借りましたが3,500円学術書的でした。
売れないと文庫にはならないから、文庫を読むのは、リーズナブルだとも思いましたよ。
黒川博行氏の昔の小説を読んでます。受賞後の新刊は、50人待ちでした。
Posted by matsu at 2014年09月28日 00:40
ギタバさん、こんばんは。
今宵の「笑う~」は痛快だったねと思っていたら、
matsuさん速攻ですやんσ(^◇^;;
みうらじゅんのディラン教条主義およびディスコに対する
ルサンチマンが炸裂してましたね。
拙者もボズをかろんじられて思わず
「みうら、てめぇボズのファーストを聴いてそげなこつ
たわけをほざいとったら唯じゃおかんぞっ」
って興奮してしまったやんけっ。
そしてウォーレン・ジィーヴォンの思わぬ登場に嬉しくも
しんみりしたぜぃ。
おっ、香川っよう打たんのやったら腹にぶつけて
もらわんかいっ・・・って大阪球場で南海ファンの
愛情あふれるヤジにまみれていたドカベンが
強烈に蘇りました・・・野球人らしくない男が
またひとり・・・・・合掌。
今宵の「笑う~」は痛快だったねと思っていたら、
matsuさん速攻ですやんσ(^◇^;;
みうらじゅんのディラン教条主義およびディスコに対する
ルサンチマンが炸裂してましたね。
拙者もボズをかろんじられて思わず
「みうら、てめぇボズのファーストを聴いてそげなこつ
たわけをほざいとったら唯じゃおかんぞっ」
って興奮してしまったやんけっ。
そしてウォーレン・ジィーヴォンの思わぬ登場に嬉しくも
しんみりしたぜぃ。
おっ、香川っよう打たんのやったら腹にぶつけて
もらわんかいっ・・・って大阪球場で南海ファンの
愛情あふれるヤジにまみれていたドカベンが
強烈に蘇りました・・・野球人らしくない男が
またひとり・・・・・合掌。
Posted by ぽちわかや at 2014年09月28日 01:24
guitarbird さん、おはようございます。
『そもそもスコットランドでは英語を使うと決めたということが、
「国家」としては難しい、と思った部分でもあります。』
なるほど、guitarbird さんのご意見の通りですね。
「同じ文化を共有する」というのが、民族の特徴の一つでしょうし、文化の中でも言語は宗教と並んで中核ですしね。今の世の中一概に、「民族=国家」という訳でもないのでしょうけど(それによって紛争も起きてますが)、文化の中核の言語をイングランドと共有している以上、その事が独立を否決した要素の一つなのでしょうね。
『そもそもスコットランドでは英語を使うと決めたということが、
「国家」としては難しい、と思った部分でもあります。』
なるほど、guitarbird さんのご意見の通りですね。
「同じ文化を共有する」というのが、民族の特徴の一つでしょうし、文化の中でも言語は宗教と並んで中核ですしね。今の世の中一概に、「民族=国家」という訳でもないのでしょうけど(それによって紛争も起きてますが)、文化の中核の言語をイングランドと共有している以上、その事が独立を否決した要素の一つなのでしょうね。
Posted by masaki at 2014年09月28日 06:04
matsuさん、おはようございます
絵本ですが、松ぼっくりのものや以前取り上げた鳥の巣など、
大人用の本であればそれこそ学術的なものしかなくて高いし、
何より絵本は分かりやすいのがいいところです。
絵本はきっと来月も出てきます(笑)。
でも私は子どもも孫もいないので、私が死んだ後に誰かが
遺品を整理して絵本が出てきたら不思議でしょうね(笑)。
「笑う」観たんですね。
それは以前観たので昨夜は見ませんでしたが、1時間ものだと
トークが長いのが面白くもありますね。
みうらじゅん氏がディスコが嫌いな理由はなるほどと思いつつ
聞いていてやっぱりどこか可笑しいですね。
私はディスコが流行っていたことは知っていますがでも当時小学生で
自分の体験としては知らず、音楽を通しての追体験ですが、ディスコの
体験がないので、思うことは音楽面しかないことにも気づきました。
それだけにみうら氏のもてなかったという恨みは強烈でした。
ウォーレン・ジーヴォンへのみうら氏のコメントでなるほどと思ったのは、
音楽面では少しずつ誰かに似ていると指摘したことでした。
それは逆にその人を聴かないから素直に感じるのでしょうね。
私としては彼は強烈な個性の持ち主と思っていたので意外でした。
本格的な学術書は私は仕事関係でしか読んだことありません(笑)。
もちろんそれも飛ばし読みですが・・・
でも図書館で借りることができるんですね。
黒川氏の新刊50人待ちということですが、それって借りて読むと
かなりプレッシャーになりそうですね(笑)。
絵本ですが、松ぼっくりのものや以前取り上げた鳥の巣など、
大人用の本であればそれこそ学術的なものしかなくて高いし、
何より絵本は分かりやすいのがいいところです。
絵本はきっと来月も出てきます(笑)。
でも私は子どもも孫もいないので、私が死んだ後に誰かが
遺品を整理して絵本が出てきたら不思議でしょうね(笑)。
「笑う」観たんですね。
それは以前観たので昨夜は見ませんでしたが、1時間ものだと
トークが長いのが面白くもありますね。
みうらじゅん氏がディスコが嫌いな理由はなるほどと思いつつ
聞いていてやっぱりどこか可笑しいですね。
私はディスコが流行っていたことは知っていますがでも当時小学生で
自分の体験としては知らず、音楽を通しての追体験ですが、ディスコの
体験がないので、思うことは音楽面しかないことにも気づきました。
それだけにみうら氏のもてなかったという恨みは強烈でした。
ウォーレン・ジーヴォンへのみうら氏のコメントでなるほどと思ったのは、
音楽面では少しずつ誰かに似ていると指摘したことでした。
それは逆にその人を聴かないから素直に感じるのでしょうね。
私としては彼は強烈な個性の持ち主と思っていたので意外でした。
本格的な学術書は私は仕事関係でしか読んだことありません(笑)。
もちろんそれも飛ばし読みですが・・・
でも図書館で借りることができるんですね。
黒川氏の新刊50人待ちということですが、それって借りて読むと
かなりプレッシャーになりそうですね(笑)。
Posted by guitarbird
at 2014年09月28日 06:59

ぽちわかやさん、おはようございます
やはり「笑う」観たんですね。
そうですね、自分は好きでみうら氏が嫌いなものに対する言い方は
好きな人だとかちんときますね。
でも、もてる人へのやっかみは、私ももてる人間ではないので
気持ちとしては分かる部分もあります(笑)。
ぽちわかやさんのボズ1stへの愛情のほども分かりました。
今夜久しぶりにCD聴きます。
ウォーレン・ジーヴォンはここで最初に話してから週に2回くらい
まだ聴き続けていて、熟成期に入ったかな(笑)。
「ドカベン香川」氏は、昔円山球場で見たことがあります。
当時は日本ハム主催試合が毎年行われていて、ちょっとしたつてで
外野席のチケットがもらえたので毎年行っていました。
だいたい近鉄戦だったのですが、一度だけ南海だったことがあり
その時に動く香川選手を見ました。
あの体で結構軽快な動きをするので、周りの人もどよめいていました。
その野次は面白い、さすが大阪ですね。
お悔やみ申し上げます。
やはり「笑う」観たんですね。
そうですね、自分は好きでみうら氏が嫌いなものに対する言い方は
好きな人だとかちんときますね。
でも、もてる人へのやっかみは、私ももてる人間ではないので
気持ちとしては分かる部分もあります(笑)。
ぽちわかやさんのボズ1stへの愛情のほども分かりました。
今夜久しぶりにCD聴きます。
ウォーレン・ジーヴォンはここで最初に話してから週に2回くらい
まだ聴き続けていて、熟成期に入ったかな(笑)。
「ドカベン香川」氏は、昔円山球場で見たことがあります。
当時は日本ハム主催試合が毎年行われていて、ちょっとしたつてで
外野席のチケットがもらえたので毎年行っていました。
だいたい近鉄戦だったのですが、一度だけ南海だったことがあり
その時に動く香川選手を見ました。
あの体で結構軽快な動きをするので、周りの人もどよめいていました。
その野次は面白い、さすが大阪ですね。
お悔やみ申し上げます。
Posted by guitarbird
at 2014年09月28日 07:08

masakiさん、おはようございます
スコットランドについて、半分近くの人が独立を希望していたというのは、
そうして積年の思いは意外としぶとく残っているのだとも思いました。
或いは、単に今の政治に不満で変えたいという思いで賛成した人も
多かったのかもしれないですが、その人は、独立することについて
具体的に想像することが難しかったのでは、とも思います。
そういう人は逆に独立したらそれはそれで困ったかもしれないですね。
いずれにせよ、傍からの意見ですが、国家としての独立は
1回の国民投票で決めるようなことではないと思い、
ニュースを観ていてそこに違和感がありました。
スコットランドについて、半分近くの人が独立を希望していたというのは、
そうして積年の思いは意外としぶとく残っているのだとも思いました。
或いは、単に今の政治に不満で変えたいという思いで賛成した人も
多かったのかもしれないですが、その人は、独立することについて
具体的に想像することが難しかったのでは、とも思います。
そういう人は逆に独立したらそれはそれで困ったかもしれないですね。
いずれにせよ、傍からの意見ですが、国家としての独立は
1回の国民投票で決めるようなことではないと思い、
ニュースを観ていてそこに違和感がありました。
Posted by guitarbird
at 2014年09月28日 07:14

こんばんは、みうらじゅん氏をもう少し拡げてみようと調べました。
56歳、京都出身、二浪、武蔵野美大、ガロで漫画家デビュー、「マイ・ブーム」「ゆるキャラ」の造語、安斎氏とは女装ロックバンド仲間、16~21才がボブ・ディランがマイブーム等....
21才は、多分1980年だから、'79年マデの長髪とロックが好きだったと言いたかったのでしょうね。
しかしこれは若干無理があり、貴君が言うように'80年になった途端ロックがディスコ音楽ばかりになった訳ないし、いいロック楽曲もあったはずです。
ボズ愛の、ぽちわかやさんにも拍手!!
「たわけをほざく」=「かばちをたれる」でしょうか? 関西弁は啖呵を切るには響きがいいですね。少し黒川氏の小説に私は毒されてますが。(笑)
何でもみうら氏「ディスコ」というカッコでくくってはいけませんね。(笑)
まぁその偏見が面白いんだろうけど。
さて、みうらじゅんの本を適当に選択し、図書館に三冊予約しました。
小説は「自分なくしの旅」自伝的。
エッセイ「郷土LOVE」偏見?!
「どうやらオレたちいずれ死ぬっつーじゃないですか」リリーフランキーとの対談集。
面白そうでしょう? 先予約人は0です。
余談ですが、黒川氏は50人待ちですが、
万年ノーベル賞候補作家や、ガリレオ人気作家の新刊は多いときは200人待ちなんて事もありますよ。
それと、最近の傾向は、新刊の文庫本も多くなってます。
でも、紙で読みたいので、端末ではエロ小説でも、妄想が膨らまない世代です。
そこは、みうら氏と共通かな?(笑)
56歳、京都出身、二浪、武蔵野美大、ガロで漫画家デビュー、「マイ・ブーム」「ゆるキャラ」の造語、安斎氏とは女装ロックバンド仲間、16~21才がボブ・ディランがマイブーム等....
21才は、多分1980年だから、'79年マデの長髪とロックが好きだったと言いたかったのでしょうね。
しかしこれは若干無理があり、貴君が言うように'80年になった途端ロックがディスコ音楽ばかりになった訳ないし、いいロック楽曲もあったはずです。
ボズ愛の、ぽちわかやさんにも拍手!!
「たわけをほざく」=「かばちをたれる」でしょうか? 関西弁は啖呵を切るには響きがいいですね。少し黒川氏の小説に私は毒されてますが。(笑)
何でもみうら氏「ディスコ」というカッコでくくってはいけませんね。(笑)
まぁその偏見が面白いんだろうけど。
さて、みうらじゅんの本を適当に選択し、図書館に三冊予約しました。
小説は「自分なくしの旅」自伝的。
エッセイ「郷土LOVE」偏見?!
「どうやらオレたちいずれ死ぬっつーじゃないですか」リリーフランキーとの対談集。
面白そうでしょう? 先予約人は0です。
余談ですが、黒川氏は50人待ちですが、
万年ノーベル賞候補作家や、ガリレオ人気作家の新刊は多いときは200人待ちなんて事もありますよ。
それと、最近の傾向は、新刊の文庫本も多くなってます。
でも、紙で読みたいので、端末ではエロ小説でも、妄想が膨らまない世代です。
そこは、みうら氏と共通かな?(笑)
Posted by matsu at 2014年09月28日 23:30
ギタバさん、こんばんは。
絵本の読み聞かせされるんですか、対象年齢が
高めなんでむつかしそうですね。
拙者も大昔に絵本もやっている出版と販売の会社に
ぷちっと勤めたので読み聞かせのレクチャーを
受けたのを思い出しましたよ。
なつかしいな「ぐりとぐら」( ´ー`)y-~~
今宵はアイラ島のスコッチのお湯割りを啜りながら
ボズのファースト聴いちょります。じゅんさんもボズのブルーズ魂ともっさりとしたジャケットの
ボズの勇姿?(・ω・^) をご存知であったなら
あんな暴言は吐かれなかったと思います。
matsuさん、くどいですが今夜は正統派の
泉州弁でいきまっせぇ~「みうら、おんどりゃ
ボズのファースト聴いててそんなたわけたことほざいとったらしばき倒すぞっ、ぼけっ」失礼いたしましたσ(^◇^;;
絵本の読み聞かせされるんですか、対象年齢が
高めなんでむつかしそうですね。
拙者も大昔に絵本もやっている出版と販売の会社に
ぷちっと勤めたので読み聞かせのレクチャーを
受けたのを思い出しましたよ。
なつかしいな「ぐりとぐら」( ´ー`)y-~~
今宵はアイラ島のスコッチのお湯割りを啜りながら
ボズのファースト聴いちょります。じゅんさんもボズのブルーズ魂ともっさりとしたジャケットの
ボズの勇姿?(・ω・^) をご存知であったなら
あんな暴言は吐かれなかったと思います。
matsuさん、くどいですが今夜は正統派の
泉州弁でいきまっせぇ~「みうら、おんどりゃ
ボズのファースト聴いててそんなたわけたことほざいとったらしばき倒すぞっ、ぼけっ」失礼いたしましたσ(^◇^;;
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 03:05
こんにちは。
いつも参考にさせていただいております。
「ご馳走」は私も買おうと思っているところです。「苔の話」は面白そうですね。
いつも参考にさせていただいております。
「ご馳走」は私も買おうと思っているところです。「苔の話」は面白そうですね。
Posted by 多摩NTの住人 at 2014年09月29日 07:53
私も、ボズ1st 久し振りに聴きました。デュアン・オールマンも参加してていいですよね。
やっぱり、「Loan Me A Dime」が一番沁みるかな。涙が出てきそう。
この一曲だけでも、聴いていれば
「みうら、おんしゃあ~ なんちゃ~ないことばっかりいいよったら はりまわすぞ こじゃんと」と土佐弁でも怒られる事にはならなかった!?(笑)
ボズは、今歌ってるのは、
We Are All Alone
Hard Times
JoJo (バックはToToらしいですね)ですが、AORとして歌ってる訳ではないですよ。
もっと骨っぽい人だと思ってます。
やっぱり、「Loan Me A Dime」が一番沁みるかな。涙が出てきそう。
この一曲だけでも、聴いていれば
「みうら、おんしゃあ~ なんちゃ~ないことばっかりいいよったら はりまわすぞ こじゃんと」と土佐弁でも怒られる事にはならなかった!?(笑)
ボズは、今歌ってるのは、
We Are All Alone
Hard Times
JoJo (バックはToToらしいですね)ですが、AORとして歌ってる訳ではないですよ。
もっと骨っぽい人だと思ってます。
Posted by matsu at 2014年09月29日 10:19
matsuさん、こんにちわ
みうらじゅん氏について調べたんですね。
「ゆるキャラ」「マイブーム」の名づけ親であるのは知っていましたが、
でも「マイブーム」は私は使うことはなかったです。
(もうそろそろ過去の流行語になりつつありますよね今は)。
「ゆるキャラ」は言葉以上の広がりが今はありますね。
しかし私がいちばん印象的なのは、FREEWHEELIN' BOB DYLANを
LPCDカセット問わず装丁の違うものはすべて買い集めていることです。
多分、日本で再発した廉価盤や紙ジャケそれに高音質CDも
買っているのではないかと思います。
私もそれを真似てBAND ON THE RUNでそれをやっていて、
30枚弱ほどありますが、買えたのに買わなかったものもあるし、
この先コンプリートは難しそうだから、その熱意には敬服します。
それと「タモリ倶楽部」で仏像の話でいつも出てきますね。
本は読んだことがないのですが、読もうと思ったことがないわけではなく、
でも、そういえば店先で引っかからないのが不思議です。
まあ、単行本のところはほぼ素通りだから、文庫が出ない限りは
引っかからないのでしょうけど・・・(笑)・・・
matsuさんはその辺は先取的ですね、私は保守的過ぎると思います。
音楽の話ですが、ディスコになったのは75年頃だと思います。
80年は逆にディスコが飽きられ始め、パンクも勢いがそがれてきた中で、
ジョン・レノンの(Just Like) Starting Overや
クイーンのCrazy Little Thing Called Loveのような
昔っぽい響きの曲が復権してきた頃であり、それが80年代の
ノスタルジーブームにつながり、それをドン・ヘンリーがおちょくった・・・と、
ものすごくおおまかにいえばこんなところでしょうか。
番組のレオ・セイヤーのところで、ディスコをやったことを今は反省している
ということをみうら氏は言っていましたが、それは他のアーティスト、
ロッドやバッド・カンパニーやキンクスやポールはどう思っているのか
というのが気になってきました(笑)。
まあ、ポールは時代の音を一度はやらないと気が済まない人だから
後悔はしてないでしょう(でもその曲はその後ライヴでやってませんが)。
ロッドは確か、売れたということはみんなが好きな曲ということだから、
やはり気にしていないようなことを言っていました。
その話で思い出したのですが、アンヴィルというHMバンドの映画を観て
アメリカのほうがシーンに敏感で流されやすいことを知りました。
だからディスコ一色だったというのは、そうではない音楽はもちろん
あったことを意識した上で、シーンとしてそうだったということなのでしょう。
ここは本の記事なので喩えとしてスコットランドの投票の話を出すと、
51%の人がディスコを好きであれば「ディスコの時代」となるけれど、
その実49%の人はディスコは好きではなかった、ということですから。
なんて、話が脱線し過ぎました(笑)。
でも確かに、、ディスコとくくってしまう「偏見」が面白くもありますね。
この人こんなだったの、というみうら氏の驚きが観ていて楽しいです。
逆にレオ・セイヤーはフォークの人だと思っていたら、実は時代に
乗ってしまっていてがっかりだったというのは最高に楽しかったです。
音楽に限らず、「偏見」というか、ある人の物の見方というのは、
別の人がみると滑稽に映るものだと思います。
もちろんそれは翻って、BLOGをやっている自分は他の人には
そう見られているのだろうな、ということも常に念頭に置いて
記事を書いているつもりではあるのですが。
みうらじゅん氏について調べたんですね。
「ゆるキャラ」「マイブーム」の名づけ親であるのは知っていましたが、
でも「マイブーム」は私は使うことはなかったです。
(もうそろそろ過去の流行語になりつつありますよね今は)。
「ゆるキャラ」は言葉以上の広がりが今はありますね。
しかし私がいちばん印象的なのは、FREEWHEELIN' BOB DYLANを
LPCDカセット問わず装丁の違うものはすべて買い集めていることです。
多分、日本で再発した廉価盤や紙ジャケそれに高音質CDも
買っているのではないかと思います。
私もそれを真似てBAND ON THE RUNでそれをやっていて、
30枚弱ほどありますが、買えたのに買わなかったものもあるし、
この先コンプリートは難しそうだから、その熱意には敬服します。
それと「タモリ倶楽部」で仏像の話でいつも出てきますね。
本は読んだことがないのですが、読もうと思ったことがないわけではなく、
でも、そういえば店先で引っかからないのが不思議です。
まあ、単行本のところはほぼ素通りだから、文庫が出ない限りは
引っかからないのでしょうけど・・・(笑)・・・
matsuさんはその辺は先取的ですね、私は保守的過ぎると思います。
音楽の話ですが、ディスコになったのは75年頃だと思います。
80年は逆にディスコが飽きられ始め、パンクも勢いがそがれてきた中で、
ジョン・レノンの(Just Like) Starting Overや
クイーンのCrazy Little Thing Called Loveのような
昔っぽい響きの曲が復権してきた頃であり、それが80年代の
ノスタルジーブームにつながり、それをドン・ヘンリーがおちょくった・・・と、
ものすごくおおまかにいえばこんなところでしょうか。
番組のレオ・セイヤーのところで、ディスコをやったことを今は反省している
ということをみうら氏は言っていましたが、それは他のアーティスト、
ロッドやバッド・カンパニーやキンクスやポールはどう思っているのか
というのが気になってきました(笑)。
まあ、ポールは時代の音を一度はやらないと気が済まない人だから
後悔はしてないでしょう(でもその曲はその後ライヴでやってませんが)。
ロッドは確か、売れたということはみんなが好きな曲ということだから、
やはり気にしていないようなことを言っていました。
その話で思い出したのですが、アンヴィルというHMバンドの映画を観て
アメリカのほうがシーンに敏感で流されやすいことを知りました。
だからディスコ一色だったというのは、そうではない音楽はもちろん
あったことを意識した上で、シーンとしてそうだったということなのでしょう。
ここは本の記事なので喩えとしてスコットランドの投票の話を出すと、
51%の人がディスコを好きであれば「ディスコの時代」となるけれど、
その実49%の人はディスコは好きではなかった、ということですから。
なんて、話が脱線し過ぎました(笑)。
でも確かに、、ディスコとくくってしまう「偏見」が面白くもありますね。
この人こんなだったの、というみうら氏の驚きが観ていて楽しいです。
逆にレオ・セイヤーはフォークの人だと思っていたら、実は時代に
乗ってしまっていてがっかりだったというのは最高に楽しかったです。
音楽に限らず、「偏見」というか、ある人の物の見方というのは、
別の人がみると滑稽に映るものだと思います。
もちろんそれは翻って、BLOGをやっている自分は他の人には
そう見られているのだろうな、ということも常に念頭に置いて
記事を書いているつもりではあるのですが。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 13:19

ぽちわかやさん、こんにちわ
「ぐりとぐら」の会社におられたのですね、絵本では大手ですね。
今私の横にもまだ紹介していないその版元の絵本がありますよ。
と思ったのですがコメントを読み直すと、絵本もやっている、
と書いてあるのでFとは違うかな・・・
会社で読み聞かせのレクチャーがあるんですね、さすがというか。
「ぐりとぐら」は10月か11月に切手が出るそうですね。
読み聞かせですが、小学4年くらいになるとだいぶ分かっていて、
話を先に進められてしまうこともありました(笑)。
あと動物についての知識が意外と豊富でした。
でも反応が楽しかったのでまたやりたいです。
ボズの1枚目は先ほど聴きました(今日は休みです)。
久しぶりに聴くと歌い方がはつらつとしすぎていて驚きました。
もちろんいい意味ですが、サンタナを食ってしまおうかという勢い、
若気の至りの力というのはすごいものなんだなと感心しました。
ああそうだ、勢いといえば「勢」関も大阪出身ですね。
彼は秋場所で逸ノ城関に正攻法で勝って男を上げたと思います。
元々応援している力士の一人ですが、来場所番付上がるので楽しみです。
ああ、また脱線してしまいました・・・(笑)・・・
話は戻って、ボズ・スキャッグスがその後ソフト路線に進んだのは、
根底にはソウルや昔のR&Bが大好きというのがあのかな、と。
ボズの若い頃は、まだまだソウル音楽そのものが現在進行形で
変化していたのがボズには興味深いことであり、その流れを
自分でも体現してみたいと考えたのかもしれない、と、
まあこれは私見ですが、そんなことも思いました。
「ぐりとぐら」の会社におられたのですね、絵本では大手ですね。
今私の横にもまだ紹介していないその版元の絵本がありますよ。
と思ったのですがコメントを読み直すと、絵本もやっている、
と書いてあるのでFとは違うかな・・・
会社で読み聞かせのレクチャーがあるんですね、さすがというか。
「ぐりとぐら」は10月か11月に切手が出るそうですね。
読み聞かせですが、小学4年くらいになるとだいぶ分かっていて、
話を先に進められてしまうこともありました(笑)。
あと動物についての知識が意外と豊富でした。
でも反応が楽しかったのでまたやりたいです。
ボズの1枚目は先ほど聴きました(今日は休みです)。
久しぶりに聴くと歌い方がはつらつとしすぎていて驚きました。
もちろんいい意味ですが、サンタナを食ってしまおうかという勢い、
若気の至りの力というのはすごいものなんだなと感心しました。
ああそうだ、勢いといえば「勢」関も大阪出身ですね。
彼は秋場所で逸ノ城関に正攻法で勝って男を上げたと思います。
元々応援している力士の一人ですが、来場所番付上がるので楽しみです。
ああ、また脱線してしまいました・・・(笑)・・・
話は戻って、ボズ・スキャッグスがその後ソフト路線に進んだのは、
根底にはソウルや昔のR&Bが大好きというのがあのかな、と。
ボズの若い頃は、まだまだソウル音楽そのものが現在進行形で
変化していたのがボズには興味深いことであり、その流れを
自分でも体現してみたいと考えたのかもしれない、と、
まあこれは私見ですが、そんなことも思いました。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 13:37

多摩NTの住人さん、こんにちわ
「ご馳走」は次に読むつもりでいましたが、記事で取り上げて、
自分の中でますます早く読みたいと思うようになりました(笑)。
「苔の話」はやはり面白そうですよね。
「ご馳走」は次に読むつもりでいましたが、記事で取り上げて、
自分の中でますます早く読みたいと思うようになりました(笑)。
「苔の話」はやはり面白そうですよね。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 13:39

matsuさん、ふたたびです
私は以前、まだmatsuさんがこちらにいらっしゃる前に、
ボズ・スキャッグスはAORと言われているけれど実際に聴くと
意外とガツンと来るハードなロックだった、という記事を上げました。
まあ、HR/HM人間の弟からみるとボズはソフトでしょうけど(笑)。
そういえば今回の「笑う」で、みうらじゅん氏が、
ウォーレン・ジーヴォンについて、この人はなんという音楽なのだろう
と話していたのが興味深かったです。
多分ジャンル分けをすると「ウェストコースト」なのでしょうけど、
ディランっぽくもあり、エルトンぽくも、ビリー・ジョエルっぽくもある。
ボズもですが、その辺が70年代ロックの面白いところだったのかな、と。
かくなる私も、この人の音楽ルーツは何? と考えるのは好きですから。
私は以前、まだmatsuさんがこちらにいらっしゃる前に、
ボズ・スキャッグスはAORと言われているけれど実際に聴くと
意外とガツンと来るハードなロックだった、という記事を上げました。
まあ、HR/HM人間の弟からみるとボズはソフトでしょうけど(笑)。
そういえば今回の「笑う」で、みうらじゅん氏が、
ウォーレン・ジーヴォンについて、この人はなんという音楽なのだろう
と話していたのが興味深かったです。
多分ジャンル分けをすると「ウェストコースト」なのでしょうけど、
ディランっぽくもあり、エルトンぽくも、ビリー・ジョエルっぽくもある。
ボズもですが、その辺が70年代ロックの面白いところだったのかな、と。
かくなる私も、この人の音楽ルーツは何? と考えるのは好きですから。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 13:46

ギタバさん、こんばんは。
おれが勤めてたH社ではFさんの「ぐりとぐら」などの
絵本の名作をこどもの年齢別にパッケージして
主に幼稚園や小学校の図書館などに卸してました。
専門書や一般の出版もやってたのですが
どうやら10年ほど前に倒産したみたいです。
本社が新宿のラブホ街の傍にあって近所に
安い呑み屋もあって東京出張はなかなか
楽しかったんですが・・・「ぐりとぐら」の切手が
出るんですか奇遇なので買おうかな。
たしかにボズはサザンソウルが大好きみたい
でんな、拙者も彼のカヴァーからアラン・トゥーサンの
素晴らしさ(それにしても二人共声がマイルドでやさしいんだな)
を教わりましたし、AORの礎も彼が作ったわけで
ボズなくしてボビー・コールドウェルは
登場してなかったと思いまっせ。
おれが勤めてたH社ではFさんの「ぐりとぐら」などの
絵本の名作をこどもの年齢別にパッケージして
主に幼稚園や小学校の図書館などに卸してました。
専門書や一般の出版もやってたのですが
どうやら10年ほど前に倒産したみたいです。
本社が新宿のラブホ街の傍にあって近所に
安い呑み屋もあって東京出張はなかなか
楽しかったんですが・・・「ぐりとぐら」の切手が
出るんですか奇遇なので買おうかな。
たしかにボズはサザンソウルが大好きみたい
でんな、拙者も彼のカヴァーからアラン・トゥーサンの
素晴らしさ(それにしても二人共声がマイルドでやさしいんだな)
を教わりましたし、AORの礎も彼が作ったわけで
ボズなくしてボビー・コールドウェルは
登場してなかったと思いまっせ。
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 20:08
ぽちわかやさん、こんばんわ
詳しい話をわざわざありがとうございます。
出版社や書店は20年前のバブル崩壊後は不況にも強いとして
むしろ伸びていたのですが、やはりネットには負け気味ですね。
元勤めていた会社が倒産というのは、今はもう関係ないとしても
何か寂しいものがあるのではないかと思いました。
東京出張はしかしいい思い出があるんですね(笑)。
で、もしかしてその頃に神田のSSDにぽちわかやさんが
来たことがあれば、私とすれ違っていたかもしれないですね。
ぐりとぐらの切手は私も買おうと思っています。
その前に絵本を持っていないのですが(笑)。
ボズは、ロックがハードになって行く世の中で、それだけではない
という思いがあったのでかもしれないですね。
ある意味、シカゴの「素直になれなくて」もボズなくしては
生れなかったかもしれない、と思いました。
アラン・トゥーサン、私は「伯爵」と呼んでいます。
ベスト盤をブックオフで見つけて買ってからさらに3枚ほど買いましたが、
LIFE, LOVE & FAITHが特に好きです。
詳しい話をわざわざありがとうございます。
出版社や書店は20年前のバブル崩壊後は不況にも強いとして
むしろ伸びていたのですが、やはりネットには負け気味ですね。
元勤めていた会社が倒産というのは、今はもう関係ないとしても
何か寂しいものがあるのではないかと思いました。
東京出張はしかしいい思い出があるんですね(笑)。
で、もしかしてその頃に神田のSSDにぽちわかやさんが
来たことがあれば、私とすれ違っていたかもしれないですね。
ぐりとぐらの切手は私も買おうと思っています。
その前に絵本を持っていないのですが(笑)。
ボズは、ロックがハードになって行く世の中で、それだけではない
という思いがあったのでかもしれないですね。
ある意味、シカゴの「素直になれなくて」もボズなくしては
生れなかったかもしれない、と思いました。
アラン・トゥーサン、私は「伯爵」と呼んでいます。
ベスト盤をブックオフで見つけて買ってからさらに3枚ほど買いましたが、
LIFE, LOVE & FAITHが特に好きです。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 20:26

ギタバさん、まいどです。
「ウォーレン・ジーヴォンについて、この人はなんという音楽なのだろう と話していたのが興味深かったです。」についてなんですが、
「彼の音楽を考える時、彼の両親がロシアからの
移民であり、父親の職業が賭博師という、
普通ではない職業で生計を立てていたという事や、
両親が熱心なモルモン教徒であった事、
彼が16歳の時に家庭が破綻し両親が離婚した事
などが、相当強くその生き方や音楽そのものに
色濃く反映されているように思う。
無頼を気取ったソング・ライティング、どこか
奥底に無常観を感じさせるぶっきらぼうな歌声。~自己表現者としての希求を強く抱きながら、
子供の頃に教育を受けたクラシックの素養を
生かしてバッキング・ピアニストとして生計を立てる
暮らしを結構長く続けている。」~さすらい~
の解説文・鈴木智彦(タワーレコード)
そしてエヴァリー・ブラザーズのツアー・バンドで
出会ったワディ・ワクテルと生涯の親交を結び、
ジャクソン・ブラウンとの友情から名盤「さすらい」が
産み落とされたわけですね。
「ウォーレン・ジーヴォンについて、この人はなんという音楽なのだろう と話していたのが興味深かったです。」についてなんですが、
「彼の音楽を考える時、彼の両親がロシアからの
移民であり、父親の職業が賭博師という、
普通ではない職業で生計を立てていたという事や、
両親が熱心なモルモン教徒であった事、
彼が16歳の時に家庭が破綻し両親が離婚した事
などが、相当強くその生き方や音楽そのものに
色濃く反映されているように思う。
無頼を気取ったソング・ライティング、どこか
奥底に無常観を感じさせるぶっきらぼうな歌声。~自己表現者としての希求を強く抱きながら、
子供の頃に教育を受けたクラシックの素養を
生かしてバッキング・ピアニストとして生計を立てる
暮らしを結構長く続けている。」~さすらい~
の解説文・鈴木智彦(タワーレコード)
そしてエヴァリー・ブラザーズのツアー・バンドで
出会ったワディ・ワクテルと生涯の親交を結び、
ジャクソン・ブラウンとの友情から名盤「さすらい」が
産み落とされたわけですね。
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 20:41
ぽちわかやさん、ふたたびこんばんわ
解説を紹介していただきありがとうございます。
ロシア系移民というのは「笑う」でも触れてましたね。
モルモン教徒ということは珈琲や紅茶が飲めないですよね確か。
酒もだったと思いますが、でもキャラクター的には酒の香りがするのは、
両親や教義への反抗心の表れなのかもしれない、と思いました。
ジャクソン・ブラウンはわざわざ手紙を送ってデビューにこぎつけた
という話は知っていますが、ワディ・ワクテルも友人なのですね。
しかもそこにエヴァリーが関わっているのは、やっぱり音楽は
どこかでつながっていてそれを見るのが楽しいと思いました。
ピアニストとして生計を立てていたというのは、「さすらい」の1曲目
いきなりピアノだけのイントロから始まるところに矜持を感じます。
ところで、私は彼の最後のアルバムをまだ買っていません。。
生きている頃からもうガンで先が長くない中録音したという報に
接していたせいか、どうもそのアルバムが生々しすぎるのと、
まだ終わってほしくないという思いも重なって、
まだ聴く気になれないでいます。
ちなみに、昨日録画で「笑う」を観てから、頭の中で
「アホー」の文字が躍っています(笑)。
もちろん歌メロもですが、そのアルバムを聴かないと収まらないかな。
(ついでにレオ・セイヤーの滑稽な動きも思い出されます)。
解説を紹介していただきありがとうございます。
ロシア系移民というのは「笑う」でも触れてましたね。
モルモン教徒ということは珈琲や紅茶が飲めないですよね確か。
酒もだったと思いますが、でもキャラクター的には酒の香りがするのは、
両親や教義への反抗心の表れなのかもしれない、と思いました。
ジャクソン・ブラウンはわざわざ手紙を送ってデビューにこぎつけた
という話は知っていますが、ワディ・ワクテルも友人なのですね。
しかもそこにエヴァリーが関わっているのは、やっぱり音楽は
どこかでつながっていてそれを見るのが楽しいと思いました。
ピアニストとして生計を立てていたというのは、「さすらい」の1曲目
いきなりピアノだけのイントロから始まるところに矜持を感じます。
ところで、私は彼の最後のアルバムをまだ買っていません。。
生きている頃からもうガンで先が長くない中録音したという報に
接していたせいか、どうもそのアルバムが生々しすぎるのと、
まだ終わってほしくないという思いも重なって、
まだ聴く気になれないでいます。
ちなみに、昨日録画で「笑う」を観てから、頭の中で
「アホー」の文字が躍っています(笑)。
もちろん歌メロもですが、そのアルバムを聴かないと収まらないかな。
(ついでにレオ・セイヤーの滑稽な動きも思い出されます)。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 21:13

ギタバさん、ふたたびです。
親父はモルモン教徒なのにギャンブラーと
いうのもおかしな話ですが、ジヴォンは80年代の
低迷期に酒に溺れまっくったようでアルコール依存症の
施設に入ってたそうです。
なんとか1987年にREMの全面サポートを
受けて復活(おれは呑み代に困ってCDを売り払って
しまったぜ)けっこうびんびんのロックをかましてましたよね。
ラストのThe Windですがジャケの写真からして
もう痛々しくて、トレーに載せる勇気が湧かず
おれも三回くらいしか聴いてないんですよ・・・。
3曲目のKnockin' On Heaven's Doorを
みうらじゅんさんと一緒に酒呑みながら聴きたいぜ!
親父はモルモン教徒なのにギャンブラーと
いうのもおかしな話ですが、ジヴォンは80年代の
低迷期に酒に溺れまっくったようでアルコール依存症の
施設に入ってたそうです。
なんとか1987年にREMの全面サポートを
受けて復活(おれは呑み代に困ってCDを売り払って
しまったぜ)けっこうびんびんのロックをかましてましたよね。
ラストのThe Windですがジャケの写真からして
もう痛々しくて、トレーに載せる勇気が湧かず
おれも三回くらいしか聴いてないんですよ・・・。
3曲目のKnockin' On Heaven's Doorを
みうらじゅんさんと一緒に酒呑みながら聴きたいぜ!
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 22:10
ぽちわかやさん、ふたたびみたびです
そうですね父親から反抗してたわけですね。
アルコール依存症でもあたんですね。
で、R.E.M.のサポートを受けていたのは知りませんでした。
R.E.M.の本は数冊読みましたが・・・教えていただきありがとうございます。
私はリマスター盤が出ているのを買ったのですが、最も新しいのは
86年くらいだったかな、意外としゃりっとした音でポップな印象でした。
そうですよね、ジャケット写真からしてもう、ですよね・・・
すべてをさらけ出すという気持ちは理解できるのですが、でも・・・
Knockin'...の話はCDがリリースされた頃に何かの評で読みました。
確かリリース時はまだ存命でしたよね、で、その曲の中で
「開けてくれぇ!」という台詞が入っているのは、ユーモアでは
あるけれど洒落にならない、と思いました・・・
やはりぽちわかやさんお聴く勇気がないんですね。
彼の場合、自分の余命が分かった上でつくているので、
他の人の遺作とはまるで違う感慨になりますね。
そうですね父親から反抗してたわけですね。
アルコール依存症でもあたんですね。
で、R.E.M.のサポートを受けていたのは知りませんでした。
R.E.M.の本は数冊読みましたが・・・教えていただきありがとうございます。
私はリマスター盤が出ているのを買ったのですが、最も新しいのは
86年くらいだったかな、意外としゃりっとした音でポップな印象でした。
そうですよね、ジャケット写真からしてもう、ですよね・・・
すべてをさらけ出すという気持ちは理解できるのですが、でも・・・
Knockin'...の話はCDがリリースされた頃に何かの評で読みました。
確かリリース時はまだ存命でしたよね、で、その曲の中で
「開けてくれぇ!」という台詞が入っているのは、ユーモアでは
あるけれど洒落にならない、と思いました・・・
やはりぽちわかやさんお聴く勇気がないんですね。
彼の場合、自分の余命が分かった上でつくているので、
他の人の遺作とはまるで違う感慨になりますね。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 22:21

ギタバさん、R.E.M.のサポート盤は
Sentimental Hygieneですね。
いまアマゾンを覗いてみたらリマスターが出て
るのを知りましたよ。ギタバさんとのやり取りで
なんだか無性に聴きたくなってきたので再度
入手しまっせ!
あと確かもう一枚スタンプはんらとブルーズロックぽいのも
出してたと思うのですが廃盤なのかなぁ(;´д`)
Sentimental Hygieneですね。
いまアマゾンを覗いてみたらリマスターが出て
るのを知りましたよ。ギタバさんとのやり取りで
なんだか無性に聴きたくなってきたので再度
入手しまっせ!
あと確かもう一枚スタンプはんらとブルーズロックぽいのも
出してたと思うのですが廃盤なのかなぁ(;´д`)
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 22:42
ぽちわかやさん、それ、持ってます。
買ったのにブックレット読んでなかったようですね・・・
なんともお恥ずかしい限りですが、おかげで気づきました。
今日はもう寝る体制に入るので、明日必ず聴きます。
そしてブックレットも読みます(笑)、ありがとうございます。
CD買われるのですね、届くのが楽しみですね。
ちなみに私が持っているのは「さすらい」からライヴ含めた5枚の
例の(チープな)紙ジャケ5枚組と、それとその次です。
ということは、5枚の最後とそれの間が療養所だったのですね。
他のは私も分からないのでまた調べてみます。
いろんな意味であまりにも人間臭い人ですね、WZという人は。
買ったのにブックレット読んでなかったようですね・・・
なんともお恥ずかしい限りですが、おかげで気づきました。
今日はもう寝る体制に入るので、明日必ず聴きます。
そしてブックレットも読みます(笑)、ありがとうございます。
CD買われるのですね、届くのが楽しみですね。
ちなみに私が持っているのは「さすらい」からライヴ含めた5枚の
例の(チープな)紙ジャケ5枚組と、それとその次です。
ということは、5枚の最後とそれの間が療養所だったのですね。
他のは私も分からないのでまた調べてみます。
いろんな意味であまりにも人間臭い人ですね、WZという人は。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 22:50

2003年に肺がんで死去した故Warren ZevonとR.E.M.のリズム隊によるプロジェクト・バンドが唯一発表したアルバム、ガレージ・パンク風の手堅い演奏によるカバー集、ベテランの集合なのでとにかく上手、ガレージ・バンドで活動している人にはお手本のような演奏ばかり、初期レッド・ツェッペリンのアウトテイク集のような趣きもあり・・・・・アマゾン評より。
ギタバさん、なんどもごめんね。
もう一枚はHindu Love Gods名義で
出されていたのでしたσ(^◇^;;
ギタバさん、なんどもごめんね。
もう一枚はHindu Love Gods名義で
出されていたのでしたσ(^◇^;;
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 22:55
2003年に肺がんで死去した故Warren ZevonとR.E.M.のリズム隊によるプロジェクト・バンドが唯一発表したアルバム、ガレージ・パンク風の手堅い演奏によるカバー集、ベテランの集合なのでとにかく上手、ガレージ・バンドで活動している人にはお手本のような演奏ばかり、初期レッド・ツェッペリンのアウトテイク集のような趣きもあり・・・・・アマゾン評より。
ギタバさん、なんどもごめんね。
もう一枚はHindu Love Gods名義で
出されていたのでしたσ(^◇^;;
ギタバさん、なんどもごめんね。
もう一枚はHindu Love Gods名義で
出されていたのでしたσ(^◇^;;
Posted by ぽちわかや at 2014年09月29日 22:56
ぽちわかやさん、いえいえ何度でもどうぞ
ちなみに前の書き込みの後で風呂に入って上がりました(笑)。
ちなみに風呂では今日はウォーレン・ジーヴォンつながりで
ジャクソン・ブラウンのRunning On Empty歌ってました。
Amazon評をまたまたありがとうございます。
Hindu Love Godsは名前は知っていて過去に間違いなく1度は
買おうかと思ったことがありますが、確かその時もなかったはず。
今Amazonで見ると、デジタルではありますね。
今のところデジタルで買うのはまだ抵抗があるので、
やはり少し待つことになると思います。
ちなみに前の書き込みの後で風呂に入って上がりました(笑)。
ちなみに風呂では今日はウォーレン・ジーヴォンつながりで
ジャクソン・ブラウンのRunning On Empty歌ってました。
Amazon評をまたまたありがとうございます。
Hindu Love Godsは名前は知っていて過去に間違いなく1度は
買おうかと思ったことがありますが、確かその時もなかったはず。
今Amazonで見ると、デジタルではありますね。
今のところデジタルで買うのはまだ抵抗があるので、
やはり少し待つことになると思います。
Posted by guitarbird
at 2014年09月29日 23:03

ギタバさん、まいどです。
All Things Must Passのリマスター盤が
届きましたU^ェ^U ワン!
モノクロのジャケがいいですね。多少高音が
キンキンしますが概ね良好です。
久しぶりに聴くのですがドミノスを従えてる
だけあってスワンプしてまんなぁ、Behide That
Locked Doorのカントリーワルツが歳のせいか
しみ入る美味しさですやん!ピート・デレイクの
ペダルスティールだよろしいでんな。
Let It Downはモロにスペクターのおっさん
サウンドでにやけながら聴いてます。
これから出撃なんで取り敢えずCD1だけ聴かせて
いただきます。
うん、やはり素晴らしいぜジョージさん(・ё・)v
All Things Must Passのリマスター盤が
届きましたU^ェ^U ワン!
モノクロのジャケがいいですね。多少高音が
キンキンしますが概ね良好です。
久しぶりに聴くのですがドミノスを従えてる
だけあってスワンプしてまんなぁ、Behide That
Locked Doorのカントリーワルツが歳のせいか
しみ入る美味しさですやん!ピート・デレイクの
ペダルスティールだよろしいでんな。
Let It Downはモロにスペクターのおっさん
サウンドでにやけながら聴いてます。
これから出撃なんで取り敢えずCD1だけ聴かせて
いただきます。
うん、やはり素晴らしいぜジョージさん(・ё・)v
Posted by ぽちわかや at 2014年09月30日 14:13
ぽちわかやさん、こんにちわ
ALL THINGS MUST PASSリマスター盤買われたんですね。
そういえばジョージのアップル時代の未リマスター化だった
DARK HORSEと帝国と実験音楽がようやくリマスター化され
ボックスセットが出るので私はそれを予約しています。
Behind...ですが、先日Facebookで、ノラ・ジョーンズがテレビか
コンサートか何かでそれを歌ったという記事が上がっていて、
おおノラにはぴったりだ! と感激していたところでした。
Let It Downそうですね、壁音ですね(笑)。
私もそのアルバムは年を取るほどにいいと思うようになっています。
います、と現在形なのは、この先もっとよくなるだろうと。
ただ、それを作った時ジョージはまだ30歳になってなかったんですよね。
なんとも音楽というのは不思議なものですね。
ところで、ウォーレン・ジーヴォンのR.E.M.のそれ聴きました。
ブックレットを見ると、おお確かに、Voのマイケル・スタイプ以外の3人が
ほとんどの曲で演奏して支えてますね。
マイケルもコーラスで参加している曲があるし、1曲は
リズム隊3人とWZの共作でうれしくなりました。
しかも、ゲストが驚きの豪華さ。
ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ドン・ヘンリーがいるじゃないですか。
他にデヴィッド・リンドリーとレッチりのフリーまで。
WZさんはほんとうにミュージシャン仲間に愛されていたんだなと。
しかもR.E.M.やフリーなど次世代にも受け渡しているし。
で、全体の響きは80年代育ちには懐かしい80年代サウンド。
軽いキーボードだけちょっと笑ってしまう部分はありますが、
やはり自分は80年代育ちなんだなと実感しました。
本編最後のLeave My Monkey Aloneはなんとなく、
ピーター・ガブリエルのShock The Monkeyを意識したのかな
と思いました(少なくとも私の頭の中ではつながりました)。
いいCDを紹介していただきありがとうございました。
そしてやっぱり、買ったらブックレット必ず見ろよ、と反省しました(笑)。
ALL THINGS MUST PASSリマスター盤買われたんですね。
そういえばジョージのアップル時代の未リマスター化だった
DARK HORSEと帝国と実験音楽がようやくリマスター化され
ボックスセットが出るので私はそれを予約しています。
Behind...ですが、先日Facebookで、ノラ・ジョーンズがテレビか
コンサートか何かでそれを歌ったという記事が上がっていて、
おおノラにはぴったりだ! と感激していたところでした。
Let It Downそうですね、壁音ですね(笑)。
私もそのアルバムは年を取るほどにいいと思うようになっています。
います、と現在形なのは、この先もっとよくなるだろうと。
ただ、それを作った時ジョージはまだ30歳になってなかったんですよね。
なんとも音楽というのは不思議なものですね。
ところで、ウォーレン・ジーヴォンのR.E.M.のそれ聴きました。
ブックレットを見ると、おお確かに、Voのマイケル・スタイプ以外の3人が
ほとんどの曲で演奏して支えてますね。
マイケルもコーラスで参加している曲があるし、1曲は
リズム隊3人とWZの共作でうれしくなりました。
しかも、ゲストが驚きの豪華さ。
ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ドン・ヘンリーがいるじゃないですか。
他にデヴィッド・リンドリーとレッチりのフリーまで。
WZさんはほんとうにミュージシャン仲間に愛されていたんだなと。
しかもR.E.M.やフリーなど次世代にも受け渡しているし。
で、全体の響きは80年代育ちには懐かしい80年代サウンド。
軽いキーボードだけちょっと笑ってしまう部分はありますが、
やはり自分は80年代育ちなんだなと実感しました。
本編最後のLeave My Monkey Aloneはなんとなく、
ピーター・ガブリエルのShock The Monkeyを意識したのかな
と思いました(少なくとも私の頭の中ではつながりました)。
いいCDを紹介していただきありがとうございました。
そしてやっぱり、買ったらブックレット必ず見ろよ、と反省しました(笑)。
Posted by guitarbird
at 2014年09月30日 15:14

ギタバさん、こんにちは。
こちらでは金木犀の芳香が漂う季節となりましたよ。
Sentimental Hygieneはディランも参加
してたんやね、忘れてましたCD到着が待ち遠しいな。
あれは1989年の秋のこと、道頓堀傍のおもろい
ねぇちゃんらがやっているBARで泉谷しげるさんと
遭遇したんですわ。
おれは店のママに「このにいちゃん、しげるちゃんの
ファンやねんて、隣に座らしたってぇな」と
強引に取り入ってもらい、おれはぐいぐい
ジャックのロックを呷りながら音楽の話をさせて
もらいました。
おれは彼にヴァン・モリソンやザ・バンドそれと
バーズやウォーレン・ジヴォンなんかが好き
といったら、ロスのトルバドールでのライブアルバムも
出している泉谷はんは「ウォーレンとはロスの
スタジオで会ったんだけどシャイでいい奴だったぜ」
とか「これからはカントリーの時代がくるぜ」
などといってたなぁ。
翌日のコンサートを控えるせいか酒が弱いのか
彼はひたすらミルクと烏龍茶を啜ってましたが
同行の村上秀一氏はでかい手でロックを
ぐいぐい呑んでたけどね。
こちらでは金木犀の芳香が漂う季節となりましたよ。
Sentimental Hygieneはディランも参加
してたんやね、忘れてましたCD到着が待ち遠しいな。
あれは1989年の秋のこと、道頓堀傍のおもろい
ねぇちゃんらがやっているBARで泉谷しげるさんと
遭遇したんですわ。
おれは店のママに「このにいちゃん、しげるちゃんの
ファンやねんて、隣に座らしたってぇな」と
強引に取り入ってもらい、おれはぐいぐい
ジャックのロックを呷りながら音楽の話をさせて
もらいました。
おれは彼にヴァン・モリソンやザ・バンドそれと
バーズやウォーレン・ジヴォンなんかが好き
といったら、ロスのトルバドールでのライブアルバムも
出している泉谷はんは「ウォーレンとはロスの
スタジオで会ったんだけどシャイでいい奴だったぜ」
とか「これからはカントリーの時代がくるぜ」
などといってたなぁ。
翌日のコンサートを控えるせいか酒が弱いのか
彼はひたすらミルクと烏龍茶を啜ってましたが
同行の村上秀一氏はでかい手でロックを
ぐいぐい呑んでたけどね。
Posted by ぽちわかや at 2014年10月01日 14:32
ぽちわかやさん、こんにちわ
泉谷しげるさんと遭遇したんですね。
89年というと私はもう東京にいましたが、高校時代にビートルズが
好きで仲良くなったクラスメイトが、冬休みに帰って来ると、
泉谷しげるを聴いていた、ということを思い出しました。
U2のあのアルバムの後に出てU2っぽい音を出しているなあと、
テレビで観て聴いた1曲で思いました。
W.Z.とぽちわかやさん、実は間1人でつながっているんですね。
以前読んだ本で、有名人と自分は間何人でつながっているかを
考えると、同じ時代でも歴史上の人でも、世の中は意外と狭い
というエッセイを読んでからそう考えるようになりました。
やはりシャイでいい奴というのは誰もが感じることなのですね。
だから余計に業界に入っていろいろなプレッシャーがあって、
お酒に負けてしまったのかもしれないですね。
翌日のコンサートでお酒を控えていたというのは、一瞬泉谷さんの
キャラクターと合わないと思いましたが、でもよく考えると
なるほど、と思い直しました。
ママのお気遣いも含め、いい思い出ですね、お話ありがとうございます。
私はちなみに飲み屋で有名人と会ったことはないです。
まあ飲み屋に行く絶対数が圧倒的に少ないからですが・・・(笑)。
私の知り合いはすすきので当時選手で札幌遠征に来ていた
ヤクルトの古田さんが横にいたことがあると言っていました。
泉谷しげるさんと遭遇したんですね。
89年というと私はもう東京にいましたが、高校時代にビートルズが
好きで仲良くなったクラスメイトが、冬休みに帰って来ると、
泉谷しげるを聴いていた、ということを思い出しました。
U2のあのアルバムの後に出てU2っぽい音を出しているなあと、
テレビで観て聴いた1曲で思いました。
W.Z.とぽちわかやさん、実は間1人でつながっているんですね。
以前読んだ本で、有名人と自分は間何人でつながっているかを
考えると、同じ時代でも歴史上の人でも、世の中は意外と狭い
というエッセイを読んでからそう考えるようになりました。
やはりシャイでいい奴というのは誰もが感じることなのですね。
だから余計に業界に入っていろいろなプレッシャーがあって、
お酒に負けてしまったのかもしれないですね。
翌日のコンサートでお酒を控えていたというのは、一瞬泉谷さんの
キャラクターと合わないと思いましたが、でもよく考えると
なるほど、と思い直しました。
ママのお気遣いも含め、いい思い出ですね、お話ありがとうございます。
私はちなみに飲み屋で有名人と会ったことはないです。
まあ飲み屋に行く絶対数が圧倒的に少ないからですが・・・(笑)。
私の知り合いはすすきので当時選手で札幌遠征に来ていた
ヤクルトの古田さんが横にいたことがあると言っていました。
Posted by guitarbird
at 2014年10月01日 15:10

タモリ倶楽部とアド街ック天国は、実はこちらで放映してません。
タモリのは、県外に居る時は良く見てて空耳アワーも楽しみにしてました。ただその頃は洋楽を歌ってないし聞き流してた気がします。
アド街は、コンパクトに街全体を案内してますね。どちらもYou-Tubeでお気に入りに入れましたので見てみます。
Warren Zevon& Jackson Browneの
Mohammed's Radioを聴きました。ピアノとメインヴォーカルがジーヴォンでアコギとハモがブラウンですね。
こういった音楽は大好きです。大人の良い雰囲気が漂いますし。
ぽちわかやさんは、昔から大好物だったんですね。(笑)
泉谷しげるは、私は中3の時、高知の野外ステージをすぐ近くで見たことがあります。演奏終わりファンにタバコをねだってました。気さくな兄ちゃんという感じでしたしデヴューアルバム持ってました実は。拓郎の<元気ですか>もです。
そう隠れフォークファンでした。(笑)
浪人中に「氷の世界」を聴いてからは陽水ファンになりましたが。
泉谷しげるは、悪ぶってますが、お酒は弱く、食わず嫌いでキャビアを目一杯口に入れ、涙目になるという憎めない人だと思います。春夏秋冬は、素人の手拍子には合わない曲ですから、客にお前ら手拍子入れるな!は良く判ります。
みうらじゅんとリリーフランキーの対談面白いです。武蔵野美大コンビ、カエルの漫画とオデンの漫画、共に一人っ子、
妻帯者と独身とは言え、気が合うようですね。フランキー氏は、同郷の井上陽水に、早く結婚したら!と会う度に言われるそうですが、女の人と同棲したこともなくて生活の空間に一緒に居る事が想像出来ないらしいですね。51歳か....。
何だよ!みうら、バツ1で再婚、子持ちかいな....モテモテじゃないか。(笑)
タモリのは、県外に居る時は良く見てて空耳アワーも楽しみにしてました。ただその頃は洋楽を歌ってないし聞き流してた気がします。
アド街は、コンパクトに街全体を案内してますね。どちらもYou-Tubeでお気に入りに入れましたので見てみます。
Warren Zevon& Jackson Browneの
Mohammed's Radioを聴きました。ピアノとメインヴォーカルがジーヴォンでアコギとハモがブラウンですね。
こういった音楽は大好きです。大人の良い雰囲気が漂いますし。
ぽちわかやさんは、昔から大好物だったんですね。(笑)
泉谷しげるは、私は中3の時、高知の野外ステージをすぐ近くで見たことがあります。演奏終わりファンにタバコをねだってました。気さくな兄ちゃんという感じでしたしデヴューアルバム持ってました実は。拓郎の<元気ですか>もです。
そう隠れフォークファンでした。(笑)
浪人中に「氷の世界」を聴いてからは陽水ファンになりましたが。
泉谷しげるは、悪ぶってますが、お酒は弱く、食わず嫌いでキャビアを目一杯口に入れ、涙目になるという憎めない人だと思います。春夏秋冬は、素人の手拍子には合わない曲ですから、客にお前ら手拍子入れるな!は良く判ります。
みうらじゅんとリリーフランキーの対談面白いです。武蔵野美大コンビ、カエルの漫画とオデンの漫画、共に一人っ子、
妻帯者と独身とは言え、気が合うようですね。フランキー氏は、同郷の井上陽水に、早く結婚したら!と会う度に言われるそうですが、女の人と同棲したこともなくて生活の空間に一緒に居る事が想像出来ないらしいですね。51歳か....。
何だよ!みうら、バツ1で再婚、子持ちかいな....モテモテじゃないか。(笑)
Posted by matsu at 2014年10月02日 12:57
matsuさん、こんにちわ
アド街はそちらでは放送していないのですね。
徳島では見られると聞いたことがあるのでどうだろうと漠然と
思いつつ話をしてきたのですがやはり同じじゃないんですね。
次の点も含め、配慮に欠けていました、申し訳ないです。
「タモリ倶楽部」もなのですね、それは意外でした。
こちらは1週遅れでも放送があるので私は感謝しないといけないですね。
「空耳アワー」は歴代で見たことがないネタは両手に余るくらいしか
ないと思いますが、それだけに放送時間が替わったり録画予約忘れた
という時はショックが大きかったです。
特に気に入ったネタはその原曲を聴くとすぐに思い出します。
いつか投書して手ぬぐいをもらいたいのですが、番組で
安斎さんが持っている葉書の厚さを見ると引いてしまいます。
紹介しなかった中にも面白いのはたくさんあるだろうし、紹介されるのは
何かこう+アルファみたいなものが必要なのだろうなと。
一応、5つ6つはネタがあるのですが、採用されなかったら
もったいないのでいまだ出したことがないです。
なんていかにも小心者でせこいですかね(笑)。
ウォーレン・ジーヴォンとジャックソン・ブラウンのその映像は
知らなかったですが、曲を聴いていただいてありがとうございます。
私は30代半ばを過ぎるまでそういう音楽はあまり聴いていなくて、
ジャクソン・ブラウンは昔は大嫌いな人でしたから・・・
フォークは日本で流行ったことは、その名残のようなものを
経験していて、井上陽水のそれが100万枚売れたというのは
寺尾聡がそれ以来のミリオンだと話題になるくらいに
もはや伝説だった、そんな記憶があります。
泉谷しげるのキャラクターは好きです。
みうらじゅん氏は再婚しているのですね。
その話を聞いて、自分は彼自身について考えた事がなかった
ということに気づきました。
以前も言いましたが、私は、好きなロックミュージシャンでも
プライベートのことはあまり深く探ろうと思わない人間なので。
ただ、みうら氏は生活感がない人だな、と思いました。
良くも悪くも、いや、テレビに出る人としてはいい意味で、ですが。
まあそれを言うなら安斎さんも同じですが。
リリー・フランキー氏が言う「一緒にいることが想像できない」
というのは私も今はまさにそう思います。
アド街はそちらでは放送していないのですね。
徳島では見られると聞いたことがあるのでどうだろうと漠然と
思いつつ話をしてきたのですがやはり同じじゃないんですね。
次の点も含め、配慮に欠けていました、申し訳ないです。
「タモリ倶楽部」もなのですね、それは意外でした。
こちらは1週遅れでも放送があるので私は感謝しないといけないですね。
「空耳アワー」は歴代で見たことがないネタは両手に余るくらいしか
ないと思いますが、それだけに放送時間が替わったり録画予約忘れた
という時はショックが大きかったです。
特に気に入ったネタはその原曲を聴くとすぐに思い出します。
いつか投書して手ぬぐいをもらいたいのですが、番組で
安斎さんが持っている葉書の厚さを見ると引いてしまいます。
紹介しなかった中にも面白いのはたくさんあるだろうし、紹介されるのは
何かこう+アルファみたいなものが必要なのだろうなと。
一応、5つ6つはネタがあるのですが、採用されなかったら
もったいないのでいまだ出したことがないです。
なんていかにも小心者でせこいですかね(笑)。
ウォーレン・ジーヴォンとジャックソン・ブラウンのその映像は
知らなかったですが、曲を聴いていただいてありがとうございます。
私は30代半ばを過ぎるまでそういう音楽はあまり聴いていなくて、
ジャクソン・ブラウンは昔は大嫌いな人でしたから・・・
フォークは日本で流行ったことは、その名残のようなものを
経験していて、井上陽水のそれが100万枚売れたというのは
寺尾聡がそれ以来のミリオンだと話題になるくらいに
もはや伝説だった、そんな記憶があります。
泉谷しげるのキャラクターは好きです。
みうらじゅん氏は再婚しているのですね。
その話を聞いて、自分は彼自身について考えた事がなかった
ということに気づきました。
以前も言いましたが、私は、好きなロックミュージシャンでも
プライベートのことはあまり深く探ろうと思わない人間なので。
ただ、みうら氏は生活感がない人だな、と思いました。
良くも悪くも、いや、テレビに出る人としてはいい意味で、ですが。
まあそれを言うなら安斎さんも同じですが。
リリー・フランキー氏が言う「一緒にいることが想像できない」
というのは私も今はまさにそう思います。
Posted by guitarbird
at 2014年10月02日 16:54

ギタバさん、こんばんは。
CSでの大谷くんと金子ちひろちゃんの投げ合い
楽しみやね。
本日やっと「センチメンタルな俳人」が届きました。
久方ぶりに聴いてみるとR.E.M.の面々が見事に
Zevonをドスの効いたロッカーに盛り立てて
くれてるやん、うれしいぜぃ(・ё・)v
6曲目のDetox Mansionが素晴らしい!!
途中からマイケル・スタイプが乱入してきて
Finest Worksongを唄うんじゃかいかと
どきどきするねぇ。あの頃、DOCUMENTも
よく聴いてたのに今回はじめてリズムの本歌取りに
気づかされましたぜぃσ(^◇^;;
Bad Karmaではスタイプさんとスタン・リンチさんが
コーラスで共演もしちょるね~ああっそして
The Heartacheはウォーレン必殺の夕焼けソングの
白眉だなぁ。
CSでの大谷くんと金子ちひろちゃんの投げ合い
楽しみやね。
本日やっと「センチメンタルな俳人」が届きました。
久方ぶりに聴いてみるとR.E.M.の面々が見事に
Zevonをドスの効いたロッカーに盛り立てて
くれてるやん、うれしいぜぃ(・ё・)v
6曲目のDetox Mansionが素晴らしい!!
途中からマイケル・スタイプが乱入してきて
Finest Worksongを唄うんじゃかいかと
どきどきするねぇ。あの頃、DOCUMENTも
よく聴いてたのに今回はじめてリズムの本歌取りに
気づかされましたぜぃσ(^◇^;;
Bad Karmaではスタイプさんとスタン・リンチさんが
コーラスで共演もしちょるね~ああっそして
The Heartacheはウォーレン必殺の夕焼けソングの
白眉だなぁ。
Posted by ぽちわかや at 2014年10月11日 00:04
ぽちわかやさん、おはようございます
CSいよいよ始まりますね。
ひいきめに見ているかもしれないですが、ほんとに
どちらが勝つか分からないですね。
ファイターズは今季金子を打っている印象があるし。
ただ、ひとつ、CSで予告先発は要らないのではないか、
と思いますが、とにかくいい試合を望みたいですね。
「センチメンタルな俳人」いいですね(笑)。
6曲目は確かにFinest Worksong似てますね。
当時DOCUMENTを聴いておられたのですね。
私はその次のWarnerに移ってから聴き始めたので、
ぽちわかやさんはR.E.M.の先輩でもありますね。
Bad Karmaは音がいかにも前期R.E.M.で楽しいですね。
ウォーレンさんも新しもの好きだったんですね(笑)。
The Heartacheは一転してバーバンク・サウンドっぽいですが、
R.E.M.のメンバーがそれもできるのが驚きでした(笑)。
いやほんと、いいですね、ありがとうございます。
CSいよいよ始まりますね。
ひいきめに見ているかもしれないですが、ほんとに
どちらが勝つか分からないですね。
ファイターズは今季金子を打っている印象があるし。
ただ、ひとつ、CSで予告先発は要らないのではないか、
と思いますが、とにかくいい試合を望みたいですね。
「センチメンタルな俳人」いいですね(笑)。
6曲目は確かにFinest Worksong似てますね。
当時DOCUMENTを聴いておられたのですね。
私はその次のWarnerに移ってから聴き始めたので、
ぽちわかやさんはR.E.M.の先輩でもありますね。
Bad Karmaは音がいかにも前期R.E.M.で楽しいですね。
ウォーレンさんも新しもの好きだったんですね(笑)。
The Heartacheは一転してバーバンク・サウンドっぽいですが、
R.E.M.のメンバーがそれもできるのが驚きでした(笑)。
いやほんと、いいですね、ありがとうございます。
Posted by guitarbird
at 2014年10月11日 07:36
