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2014年02月15日

ウィッカーマン The Wicker Man

01
ウィッカーマン The Wicker Man

この記事のカテゴリは映画ですが、
音楽との複合記事になっています。



昨日の夜、映画を観ました。
短めのもので、ささっと。

恐かったですねぇ・・・

ニコラス・ケイジ主演の
「ウィッカーマン」

02
ウィッカーマン The Wicker Man

映画のDVDです。

あらすじを書くと、

白パイ警官だったニコラス・ケイジは、ある日、
前を走っていた車から人形が落ちたのを拾い、
その車を停めて手渡すと、旅行中だという母娘だった。
娘はしかし手渡した人形をすぐに外に捨ててしまい
ケイジが拾おうとしたところ、トラックがその車に衝突し、
車は炎上、彼の目の前で母娘は死んだ。
しかしその母娘は身元が分からなかったという。
ショックで暫く仕事を休んでいた彼の元に、
かつての婚約者で、突然目の前から消えた女性から手紙が届き、
子どもが行方不明なので探してほしいと書いてあった。
彼には嫌な思いなどもあったものの、助けてほしいということで、
彼女がいたワシントン州の孤島へと向かった。
そこは個人所有の島で、人々は昔ながらの農耕生活を営み、
さながらアーミッシュのような生活を送っている場所だった。
彼はかつての婚約者と再会し、さまざまなしがらみの中で
子どもを探し始めるが、そこに隠されていた真実が・・・


というものです。

とにかく恐いですねぇ。
ハリウッド映画お得意のハッピーエンドでもないし。
最後はほんと、夢でうなされそうな光景でした。

恐さのひとつが、人々の態度です。
何を言っているか分からない人って、恐くないですか。
あるいは、こちらが言うことを聞いているかどうか分からない人も、
やっぱりある意味恐いですよね。

島の人々がみんなそのような対応をするので、
彼は何を信じていいか分からなくなりますが、
それはよく分かる部分でもありました。

この島、女性抑圧から逃れ、100年以上前に
この地の果てにたどりついた人々の島ということで、
女性が支配している社会が形成されています。
男性は何か死んだような反応をする人ばかり。
薪割りも女性がやっていたのが印象的でした。

と、ここから先は、観る人の楽しみを奪うので、もう書けないですね。

ほんと、ラストシーンの恐いこと・・・

それから印象的だったシーンは、
島の女性の名前がみな植物に関係がある人ばかりだったため、
ニコラス・ケイジが「また植物の名前か」と言ったシーンです。

なお、ウィッカーマンは「木の巨人」としてここでは語られていますが、
それは、柳で作った巨大な木の人形のこと。
ただ、それ以上のことを書くと映画の結末が分かる可能性があるので、
興味がある方は、ネットで検索してみてください。

この映画は、カルト的人気があった1973年英国映画のリメイク
ただ、ハリウッドでヨーロッパの映画をリメイクすると、
何かどこか徹しきれていないもどかしさがあるように思うのですが、
これも例外ではありません。

ある意味「未来惑星ザルドス」にも通じる世界があります。



いずれ廉価盤で出るでしょうね。
そうなると1000円くらいで買えるかと思います。

そうそう、この映画を観てひとつ思ったこと。

ニコラス・ケイジ、髪が増えたなぁ・・・

あ、これって禁句でしたでしょうか(笑)。



さて、このDVDは弟が買ったのですが、
それにはわけがあります。

それが、これ

03
ウィッカーマン The Wicker Man

The Wickerman / Iron Maiden

アイアン・メイデンにそういう曲があるのです。

これは弟のコレクションの一部である
12インチピクチャーシングルレコードです。

絵はまさにウィッカーマン=木の巨人ですねぇ・・・

曲は、アップテンポのマイナー調のややポップな曲で、
でも、メイデンの中では中の上くらいの出来かな。
ただ、今、久し振りに聴いたら、とってもいいとは思いましたが。
再生アイアン・メイデンの1stシングルとして2000年にリリースされ、
当時はかなり話題になりました(一部で)。

さて、映画が1973年で曲が2000年ということは、
もちろんメイデンが映画にヒントを得た、というべきです。
ただし、リメイクされたのは、メイデンの曲がきっかけだった、
ということはあり得ることでしょうけど。

ただし、曲の内容は映画とはほぼまったく関係なく、
言葉尻というか、曲のイメージのヒント、くらいの感じです。

アイアン・メイデンは、
映画や小説特にSFから題名を取った曲が結構あります。


例えば、思いつくだけでもこれだけあります。

The Number Of The Beast
=SF作家ロバート・A・ハインラインの小説

Where Eagles Dare
=冒険小説作家アリステア・マクリーンの小説、「荒鷲の要塞」
→映画化、リチャード・バートン、クリント・イーストウッド出演

Stranger In A Strange Land
ハインラインの小説、「異星の客」

From Here To Eternity
=映画「地上(ここ)より永遠(とわ)に」、1953年オスカー作品賞

Brave New World
オルダス・ハックスリーの小説

A Matter Of Life And Death(アルバム「戦記」
デヴィッド・ニーブン主演の映画「天国への階段」

多分まだあると思いますが、
そういう映画や小説とロックの「交流」もまた興味深くもあり、
また、自分の世界が広がるきっかけにもなりますね。

04
ウィッカーマン The Wicker Man

こちらは、The Wickermanが収録されたアルバム
BRAVE NEW WORLDですが、これはいずれ記事にします。
アイアン・メイデンは死ぬまでにすべてのアルバムを
記事にしようと思っておりますので(笑)。



最後にもうひとつ。

今、「ある意味てっちゃん」のうちの弟が、
アイアン・メイデンのコンサートを観に行っています。

今日は横浜、明日は千葉。
うちでは「巡礼」と呼んでいます(笑)。

今回のコンサートは、アルバム
POWERSLAVESOMEWHERE IN TIME
の曲を中心に据えたものであり、ということは
前者に収録され、近年は「封印」していた名曲中の超超名曲
Aces Highも演奏すると、話題沸騰。

もう始まってるんだろうなぁ。
俺も行きたかったなぁ。

セットリストは分かり次第記事にするつもりです。





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Posted by guitarbird at 20:29 │映画

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