2017年06月16日
「サンド」
01

一昨日の「ソン」"thon"に続いて言葉を考える第2弾。
「サンド」
パンで何かをはさんで食べること、及びそのものを
日本語では「○○サンド」と呼びならわします。
「サンドする」という動詞としても使われます。
また、パンではなくお菓子やアイスでも、
間に別の何かを挟むものの接尾語として使われます。
英語の"sandwich"から来ていると思われるこの「サンド」の使い方、
日本では知らない人はほとんどいないでしょう。
でも、待ってください。
"Sandwich"なら分かるけれど、それを略してしまった"sand"では、
砂、になってしまうのでは?
調べるとやはり、英語圏ではこの"sand"の使い方はないようです。
つまりこれも和製英語というか、日本人が好む省略表現ですね。
今回も僕は決して批判しているわけではありません。
日本語ってほんと面白いし、便利でもある。
「ハムサンドを日に三度食べる」とか、駄洒落にもできるし(笑)。
ところが、調べてみて面白いことが分かりました。
英語の"sandwich"という単語、もちろん名詞の「サンドイッチ」
という意味ですが、それ以外に他動t詞として
「○○をサンドイッチの中に挟む」という意味でも使われる、
つまり英語でも動詞化しているのだそうです。
例えば、「私はハム1枚とレタスをサンドイッチに挟んだ」は
I sandwiched a piece of ham and lettuce.
名詞の動詞化は日本語に多いですが、この辺の感覚は
英語でも日本語でも似たようなものなのですね。
ただ、そこで略すのが好きなのが日本ということかな。
だから決してこうはならない。
I sanded a piece of ham and lettuce.
それだとハムとレタスを砂まみれにしたのか、
と英米の人に思われるかも(笑)。
(それ以前に意味が通じない可能性大ですが)。
でも、日本人としては、"sandwich"を動詞にするところまで
行ったのだから、いっそのこと"sand"も動詞にしては、
とこれは余計なお世話ですね、はい(笑)。
02

さて、最近の僕の定番朝食。
食パンにレタスとベーコンエッグをのせ、
さらにスライスチーズをのせて二つ折りにして食べる、
「ベーコンレタス簡単サンド」です。
ベーコンエッグは焼く時に水菜やほうれん草も加えます。
チーズは卵が見えなくなるのでのせる前に撮影しており、
チーズをのせたものが写真01です。
トマトは挟まず添えてあるので、残念ながら"BLT"とは言えません。
外で朝食をとる日以外はもう半月ほど毎日これ。
はまっている、というのでしょうね。
あ、でも、この写真の状態ではまだ「サンド」ではないですね。
ちゃんとサンドにして食べています。
(写真ありません、食べながら自分で撮れないし)。
卵が半熟だと黄身が漏れ出してしまうので、
うまく皿で受け止め、パンの耳につけて食べます。
ああ、夜なのに食べたくなってきた。
早く寝て早く起きて食べようっと(笑)。
最後は犬たち3ショット。
03

Martha was sandwiched between Howe and Paula.
そうそう、"sandwich"は、食べ物に限らず、例えば
「マーサはハウとポーラの間に挟まれていた」
という使い方もできるそうです。
まあでも、話におかしみを持たせるユーモア表現でしょうね。
会社とか役所など公の場で使うとやっぱり違和感はありそうです。

一昨日の「ソン」"thon"に続いて言葉を考える第2弾。
「サンド」
パンで何かをはさんで食べること、及びそのものを
日本語では「○○サンド」と呼びならわします。
「サンドする」という動詞としても使われます。
また、パンではなくお菓子やアイスでも、
間に別の何かを挟むものの接尾語として使われます。
英語の"sandwich"から来ていると思われるこの「サンド」の使い方、
日本では知らない人はほとんどいないでしょう。
でも、待ってください。
"Sandwich"なら分かるけれど、それを略してしまった"sand"では、
砂、になってしまうのでは?
調べるとやはり、英語圏ではこの"sand"の使い方はないようです。
つまりこれも和製英語というか、日本人が好む省略表現ですね。
今回も僕は決して批判しているわけではありません。
日本語ってほんと面白いし、便利でもある。
「ハムサンドを日に三度食べる」とか、駄洒落にもできるし(笑)。
ところが、調べてみて面白いことが分かりました。
英語の"sandwich"という単語、もちろん名詞の「サンドイッチ」
という意味ですが、それ以外に他動t詞として
「○○をサンドイッチの中に挟む」という意味でも使われる、
つまり英語でも動詞化しているのだそうです。
例えば、「私はハム1枚とレタスをサンドイッチに挟んだ」は
I sandwiched a piece of ham and lettuce.
名詞の動詞化は日本語に多いですが、この辺の感覚は
英語でも日本語でも似たようなものなのですね。
ただ、そこで略すのが好きなのが日本ということかな。
だから決してこうはならない。
I sanded a piece of ham and lettuce.
それだとハムとレタスを砂まみれにしたのか、
と英米の人に思われるかも(笑)。
(それ以前に意味が通じない可能性大ですが)。
でも、日本人としては、"sandwich"を動詞にするところまで
行ったのだから、いっそのこと"sand"も動詞にしては、
とこれは余計なお世話ですね、はい(笑)。
02

さて、最近の僕の定番朝食。
食パンにレタスとベーコンエッグをのせ、
さらにスライスチーズをのせて二つ折りにして食べる、
「ベーコンレタス簡単サンド」です。
ベーコンエッグは焼く時に水菜やほうれん草も加えます。
チーズは卵が見えなくなるのでのせる前に撮影しており、
チーズをのせたものが写真01です。
トマトは挟まず添えてあるので、残念ながら"BLT"とは言えません。
外で朝食をとる日以外はもう半月ほど毎日これ。
はまっている、というのでしょうね。
あ、でも、この写真の状態ではまだ「サンド」ではないですね。
ちゃんとサンドにして食べています。
(写真ありません、食べながら自分で撮れないし)。
卵が半熟だと黄身が漏れ出してしまうので、
うまく皿で受け止め、パンの耳につけて食べます。
ああ、夜なのに食べたくなってきた。
早く寝て早く起きて食べようっと(笑)。
最後は犬たち3ショット。
03

Martha was sandwiched between Howe and Paula.
そうそう、"sandwich"は、食べ物に限らず、例えば
「マーサはハウとポーラの間に挟まれていた」
という使い方もできるそうです。
まあでも、話におかしみを持たせるユーモア表現でしょうね。
会社とか役所など公の場で使うとやっぱり違和感はありそうです。
Posted by guitarbird at 22:29
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