2017年03月13日
BLUE AND LONESOME ローリング・ストーンズ
01

BLUE AND LONESOME
Rolling Stones
ブルー・アンド・ロンサム
ローリング・ストーンズ
(2016)
ローリング・ストーンズの新譜の話をします。
昨年12月にリリースされたBLUE AND LONESOME
あのストーンズが原点に立ち返ってブルーズのカヴァーをやる。
大きな期待を持って迎えられました。
まあ僕もその口のひとりではありましたが。
リリースされるともう絶賛の嵐。
このアルバムをいいと言わなければロックを聴いてはいけない。
とでもいいたいような勢いであったと、僕は感じていました。
「ローリング・ストーン」誌ではリリース後間もないというのに、
2016年ロックアルバム選上位に入っていて少々驚いたり。
まあ、RS誌はその名前からして当然でしょうけれど、でも
そうした雰囲気がネットで意見を書く人の間に漂っていた、
そんな感じを受けました。
そのことに対して批判するつもりも毛頭ありません。
ただ、僕はそう感じて、少しばかり恐かったのです。
しかし、次に書くことは多少批判めいているかもしれない、
という覚悟で続けます。
このアルバムをいいと思い、ブルーズが分からないと
ロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。
そんな意識が見え隠れしてやいなかったかな、と、
これはあくまでも僕が感じたことですが。
僕はブルーズは好きです。
数年前からCDを買って聴くようになりました。
僕はブルーズを分かろうとして聴いていました。
ええ、カッコつけたかった部分もあったでしょう。
僕自身が、ブルーズを分からなければロックが分からない、
と思っていた節もありました。
でも、結局、僕にはブルーズは分からなかった。
もちろんこの人はブルーズだ、この音楽はブルーズっぽい
というのは頭では分かります。
でも、体、感覚では分からないし体現できない。
僕はバンドなど人前で演奏しない人間ではあり、
外国に行ったことがない日本人だからか、ブルーズの感覚が
頭ではなく体でなんて分かるはずがない。
ブルーズを歌うなんてできるわけがない。
じゃあ、ブルーズが「分かる」ってどういうことだ?
ここで「分かる」(わかる)という言葉を
「新明解国語辞典第7版」(三省堂)で引いてみると
わかる
未解決(未確認)の事柄について、推理・推論をめぐらしたり
適切な情報を拠りどころにしたり 実際に経験したりして、
確信の持てる(客観性のある)判断が下せる状態になる。
結構難しいですね(笑)。
僕が引っかかったのは「実際に経験したりして」の一文。
上記のように外国にも行ったことがないしバンドなど
人前で演奏したり歌ったりしたこともないので、
僕にはこの部分が欠けています。
この説明では書かれている全てが必須条件ではないと
受け取れますが、でもないよりはあった方がいいのでしょう。
だからやっぱり僕はブルーズは「分からない」。
昨年前半までの僕なら、そこである種の危機感を抱いたでしょう。
ブルーズが分からなきゃロックは分からないぜ。
だからこのアルバムは何が何でも分からなきゃいけないんだ。
僕自身ブルーズが分からないと認めたくなかったのもありました。
でも、今はもう音楽に対してある部分冷めたので、
それで焦ったりなんてことにはならなくなりました。
冷めたというか、冷静に聴けるようになったと
ここは前向きに解釈して先に進めます。
僕は結局ブルーズは分からなかったけれど、
ブルーズを聴くのは大好きになりました。
それまでの自分からすれば意外なほどに。
その結果が、ブルーズに「凝る」のではなく、
ブルーズを「ただ聴くのが楽しい」という境地に達しました。
境地というのも大袈裟か、今日の僕は大袈裟過ぎるかな(笑)。
あ、と思ったけど、60枚CDラックをブルーズ専用にして
それが埋まるほど買って聴いたので、凝ったといえばそうかな、
前言お詫びして訂正した方がいいかもしれない。
02

しばし休憩。
フィッシュアイレンズ=魚眼レンズを使うようになって、
今日が初めてのアルバム記事、ということで撮ってみました。
四角いはずのCDが線が曲がって写るのが面白い。
次もまたやってみよう。
閑話休題(長い閑話だった)。
ローリング・ストーンズのBLUE AND LONESOME
僕は、「普通にとてもいい」くらいに気に入りました。
もう少しいうと「予想していたよりはよかった」。
僕がそう感じたのは、単なるブルーズのコピーではなく、
もうこれはローリング・ストーンズでしかないと感じられたから。
全体のサウンド、チャーリー・ワッツのドラムスの感覚、
ギターの音色と入り方、そしてミック・ジャガーのヴォーカルまで、
僕には「ローリング・ストーンズにしか」聴こえませんでした。
特にミックのヴォーカルは最初に聴いた時(もう3か月前か)、
こりゃブルーズではなくどう聴いてもミックじゃないか
とスピーカーに向かって話しかけそうになったくらい。
ブルーズだと思って聴くとこれはある種滑稽な歌い方じゃない?
4曲目All Of Your Loveの最初"All"と叫ぶところなんか、もう。
6曲目"I was talking to the policeman"と歌うところの
声の軋みや刻み方もミックらしいし。
BLUE AND LONESOMEというアルバムタイトルが
そもそもストーンズらしいイディオムで、
僕は最初に聞いて笑ってしまいました。
(バカにするという意味では決してありません、念のため)。
ミック自身ももしかしてブルーズらしく歌わなくていい
と思えるようになったのではないか。
ミック自身の変化というより、世の中が受け入れるようになった、
ということなのかもしれないと思いました。
時々聴いています、1週間に2回くらいかな。
1月中盤からひと月「クラシック月間」には聴かなかったけれど、
その後やっぱりこれは好きだと思い直しそれくらい聴いてます。
僕にとっては根詰めて聴くものではないけれど、
時々聴くとかなりいい、という感じのアルバムです。
さてここで収録曲。
根詰めて聴いていないのでいつものように
各曲について具には書けません、悪しからず。
1曲目:Just Your Fool
2曲目:Commit A Crime
3曲目:Blue And Lonesome
4曲目:All Of Your Love
5曲目:I Gotta Go
6曲目:Everybody Knows About My Good Thing
7曲目:Ride'em On Down
8曲目:Hate To See You Go
9曲目:Hoo Doo Blues
10曲目:Little Rain
11曲目:Just Like I Treat You
12曲目:I Can't Quit You Baby
僕が知っていたのはたった1曲、12曲目。
レッド・ツェッペリンがアルバムで演奏しているからですが
(1枚目とCODA)、でもあれは最後が"Babe"だったから
これは同じ曲ではないのかな、と思ったり。
まあ僕のブルーズなんてそんなものです。
ただ、ですね、知らない古くていい曲を教えてくれるという点では
やっぱりローリング・ストーンズはロックであり続けている、
というのは嬉しいし心強いですね。
事実この中で新たに気に入った曲もあるし。
結局のところ、これはローリング・ストーンズだからいいのです。
僕はローリング・ストーンズが大好きなのだから、
という身も蓋もないことが今日の結論。
ただし、ブルーズが分からない人間だと自覚した今は、
ストーンズのどこが好きかも分からなくなったのですが・・・
ではアルバムから1曲。
☆
Hate To See You Go
Rolling Stones
(2016)
ところで、ストーンズのこのアルバムに対して感じたことに
デジャヴ感覚があることに気づきました。
ポール・マッカートニーのNEWが新譜で出た時。
やはりRS誌でその年のTop10以内に選ばれていました。
Top50のほとんどは若手であったのに、です。
(ジョン・フォガティもTop10に入っていたのは嬉しかったですが)。
若い聴き手に対してロックを作り上げてきた人だから、
これは聴いておきなさいという教示的な意味もあるのかな、と。
そしてやっぱり、そういう時代になったのかな。
音楽(に限らずだけど)の趣味が多様化し、
ネット上では、「思想」というと大袈裟かもだけど、
核となり拠り所となる考えが求められている。
僕みたいに、「分からないけどこれは好き」という思いは、
レコード盤に静電気で寄ってくる塵みたいなものであり、
戯言に過ぎないのかもしれないですね。
そしてこの記事は、僕のブルーズが分からないという恨み節、
でもありますかね。
まあそれでも、僕は基本、「わかる・わからない」よりは
「好きかどうか」で音楽の話を文章にしている人間だし、
ブルーズが分からない以上好きかどうかを書くしかできないので、
これからもそんな戯言記事を上げてゆこうとは思います。
繰り返し、音楽への愛情は薄れていませんからね。
最後は今朝の3ショットにて。
03


BLUE AND LONESOME
Rolling Stones
ブルー・アンド・ロンサム
ローリング・ストーンズ
(2016)
ローリング・ストーンズの新譜の話をします。
昨年12月にリリースされたBLUE AND LONESOME
あのストーンズが原点に立ち返ってブルーズのカヴァーをやる。
大きな期待を持って迎えられました。
まあ僕もその口のひとりではありましたが。
リリースされるともう絶賛の嵐。
このアルバムをいいと言わなければロックを聴いてはいけない。
とでもいいたいような勢いであったと、僕は感じていました。
「ローリング・ストーン」誌ではリリース後間もないというのに、
2016年ロックアルバム選上位に入っていて少々驚いたり。
まあ、RS誌はその名前からして当然でしょうけれど、でも
そうした雰囲気がネットで意見を書く人の間に漂っていた、
そんな感じを受けました。
そのことに対して批判するつもりも毛頭ありません。
ただ、僕はそう感じて、少しばかり恐かったのです。
しかし、次に書くことは多少批判めいているかもしれない、
という覚悟で続けます。
このアルバムをいいと思い、ブルーズが分からないと
ロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。
そんな意識が見え隠れしてやいなかったかな、と、
これはあくまでも僕が感じたことですが。
僕はブルーズは好きです。
数年前からCDを買って聴くようになりました。
僕はブルーズを分かろうとして聴いていました。
ええ、カッコつけたかった部分もあったでしょう。
僕自身が、ブルーズを分からなければロックが分からない、
と思っていた節もありました。
でも、結局、僕にはブルーズは分からなかった。
もちろんこの人はブルーズだ、この音楽はブルーズっぽい
というのは頭では分かります。
でも、体、感覚では分からないし体現できない。
僕はバンドなど人前で演奏しない人間ではあり、
外国に行ったことがない日本人だからか、ブルーズの感覚が
頭ではなく体でなんて分かるはずがない。
ブルーズを歌うなんてできるわけがない。
じゃあ、ブルーズが「分かる」ってどういうことだ?
ここで「分かる」(わかる)という言葉を
「新明解国語辞典第7版」(三省堂)で引いてみると
わかる
未解決(未確認)の事柄について、推理・推論をめぐらしたり
適切な情報を拠りどころにしたり 実際に経験したりして、
確信の持てる(客観性のある)判断が下せる状態になる。
結構難しいですね(笑)。
僕が引っかかったのは「実際に経験したりして」の一文。
上記のように外国にも行ったことがないしバンドなど
人前で演奏したり歌ったりしたこともないので、
僕にはこの部分が欠けています。
この説明では書かれている全てが必須条件ではないと
受け取れますが、でもないよりはあった方がいいのでしょう。
だからやっぱり僕はブルーズは「分からない」。
昨年前半までの僕なら、そこである種の危機感を抱いたでしょう。
ブルーズが分からなきゃロックは分からないぜ。
だからこのアルバムは何が何でも分からなきゃいけないんだ。
僕自身ブルーズが分からないと認めたくなかったのもありました。
でも、今はもう音楽に対してある部分冷めたので、
それで焦ったりなんてことにはならなくなりました。
冷めたというか、冷静に聴けるようになったと
ここは前向きに解釈して先に進めます。
僕は結局ブルーズは分からなかったけれど、
ブルーズを聴くのは大好きになりました。
それまでの自分からすれば意外なほどに。
その結果が、ブルーズに「凝る」のではなく、
ブルーズを「ただ聴くのが楽しい」という境地に達しました。
境地というのも大袈裟か、今日の僕は大袈裟過ぎるかな(笑)。
あ、と思ったけど、60枚CDラックをブルーズ専用にして
それが埋まるほど買って聴いたので、凝ったといえばそうかな、
前言お詫びして訂正した方がいいかもしれない。
02

しばし休憩。
フィッシュアイレンズ=魚眼レンズを使うようになって、
今日が初めてのアルバム記事、ということで撮ってみました。
四角いはずのCDが線が曲がって写るのが面白い。
次もまたやってみよう。
閑話休題(長い閑話だった)。
ローリング・ストーンズのBLUE AND LONESOME
僕は、「普通にとてもいい」くらいに気に入りました。
もう少しいうと「予想していたよりはよかった」。
僕がそう感じたのは、単なるブルーズのコピーではなく、
もうこれはローリング・ストーンズでしかないと感じられたから。
全体のサウンド、チャーリー・ワッツのドラムスの感覚、
ギターの音色と入り方、そしてミック・ジャガーのヴォーカルまで、
僕には「ローリング・ストーンズにしか」聴こえませんでした。
特にミックのヴォーカルは最初に聴いた時(もう3か月前か)、
こりゃブルーズではなくどう聴いてもミックじゃないか
とスピーカーに向かって話しかけそうになったくらい。
ブルーズだと思って聴くとこれはある種滑稽な歌い方じゃない?
4曲目All Of Your Loveの最初"All"と叫ぶところなんか、もう。
6曲目"I was talking to the policeman"と歌うところの
声の軋みや刻み方もミックらしいし。
BLUE AND LONESOMEというアルバムタイトルが
そもそもストーンズらしいイディオムで、
僕は最初に聞いて笑ってしまいました。
(バカにするという意味では決してありません、念のため)。
ミック自身ももしかしてブルーズらしく歌わなくていい
と思えるようになったのではないか。
ミック自身の変化というより、世の中が受け入れるようになった、
ということなのかもしれないと思いました。
時々聴いています、1週間に2回くらいかな。
1月中盤からひと月「クラシック月間」には聴かなかったけれど、
その後やっぱりこれは好きだと思い直しそれくらい聴いてます。
僕にとっては根詰めて聴くものではないけれど、
時々聴くとかなりいい、という感じのアルバムです。
さてここで収録曲。
根詰めて聴いていないのでいつものように
各曲について具には書けません、悪しからず。
1曲目:Just Your Fool
2曲目:Commit A Crime
3曲目:Blue And Lonesome
4曲目:All Of Your Love
5曲目:I Gotta Go
6曲目:Everybody Knows About My Good Thing
7曲目:Ride'em On Down
8曲目:Hate To See You Go
9曲目:Hoo Doo Blues
10曲目:Little Rain
11曲目:Just Like I Treat You
12曲目:I Can't Quit You Baby
僕が知っていたのはたった1曲、12曲目。
レッド・ツェッペリンがアルバムで演奏しているからですが
(1枚目とCODA)、でもあれは最後が"Babe"だったから
これは同じ曲ではないのかな、と思ったり。
まあ僕のブルーズなんてそんなものです。
ただ、ですね、知らない古くていい曲を教えてくれるという点では
やっぱりローリング・ストーンズはロックであり続けている、
というのは嬉しいし心強いですね。
事実この中で新たに気に入った曲もあるし。
結局のところ、これはローリング・ストーンズだからいいのです。
僕はローリング・ストーンズが大好きなのだから、
という身も蓋もないことが今日の結論。
ただし、ブルーズが分からない人間だと自覚した今は、
ストーンズのどこが好きかも分からなくなったのですが・・・
ではアルバムから1曲。
☆
Hate To See You Go
Rolling Stones
(2016)
ところで、ストーンズのこのアルバムに対して感じたことに
デジャヴ感覚があることに気づきました。
ポール・マッカートニーのNEWが新譜で出た時。
やはりRS誌でその年のTop10以内に選ばれていました。
Top50のほとんどは若手であったのに、です。
(ジョン・フォガティもTop10に入っていたのは嬉しかったですが)。
若い聴き手に対してロックを作り上げてきた人だから、
これは聴いておきなさいという教示的な意味もあるのかな、と。
そしてやっぱり、そういう時代になったのかな。
音楽(に限らずだけど)の趣味が多様化し、
ネット上では、「思想」というと大袈裟かもだけど、
核となり拠り所となる考えが求められている。
僕みたいに、「分からないけどこれは好き」という思いは、
レコード盤に静電気で寄ってくる塵みたいなものであり、
戯言に過ぎないのかもしれないですね。
そしてこの記事は、僕のブルーズが分からないという恨み節、
でもありますかね。
まあそれでも、僕は基本、「わかる・わからない」よりは
「好きかどうか」で音楽の話を文章にしている人間だし、
ブルーズが分からない以上好きかどうかを書くしかできないので、
これからもそんな戯言記事を上げてゆこうとは思います。
繰り返し、音楽への愛情は薄れていませんからね。
最後は今朝の3ショットにて。
03

この記事へのコメント
ストーンズの新譜「ブルー&ロンサム」、まだ聞いていないんですよ!彼らの原点ブルースやスワンプロックの道に回帰、実に楽しみ!しています。ミックジャガーはデビュー以来55年間音楽シーンの最前線を走り続け、今も飛んだり跳ねたり超パワフルな姿を維持し続けていますが落着いた泥臭い彼らの姿もいいですね!ミックは8番目の子供が昨年生まれ今も元気現役とは恐れ入りました。
Posted by RW at 2017年03月14日 21:57
とても興味深く拝見したので、少々長めになるかもしれませんが、コメントさせていただきます。
まず、ストーンズというバンドは語るに厄介な面が多々あって、「ブルーズが分からないとロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。」みたいな極端な物言いにまで同席を許すところもあります。
でも、私は今回のアルバムを「ストーンズの快心作」と喜んで絶賛はしても、「ブルーズが分からないとロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。」とは思いませんでした。むしろ、これを聴いて「ストーンズってヤバくね?」と興味を持つミーハーな若い人が増えるといいなと思ったんですね。
ほんと、今回のミックは、頭の悪い中学生(=35年前の私)が聞いても、「わっ、なんかカッコいい!」と心をざわめかせる、久しぶりに「なんかカッコいい」ミック・ジャガーだと思います。そういう「よくわかんないけど、なんかカッコいい!」が、90年以降のストーンズには欠けてたんですよ。
だから、もちろんブルーズ・カヴァー集だけど、このアルバムの魅力はローリング・ストーンズというバンドの”流儀”にあると思っています。
まず、ストーンズというバンドは語るに厄介な面が多々あって、「ブルーズが分からないとロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。」みたいな極端な物言いにまで同席を許すところもあります。
でも、私は今回のアルバムを「ストーンズの快心作」と喜んで絶賛はしても、「ブルーズが分からないとロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。」とは思いませんでした。むしろ、これを聴いて「ストーンズってヤバくね?」と興味を持つミーハーな若い人が増えるといいなと思ったんですね。
ほんと、今回のミックは、頭の悪い中学生(=35年前の私)が聞いても、「わっ、なんかカッコいい!」と心をざわめかせる、久しぶりに「なんかカッコいい」ミック・ジャガーだと思います。そういう「よくわかんないけど、なんかカッコいい!」が、90年以降のストーンズには欠けてたんですよ。
だから、もちろんブルーズ・カヴァー集だけど、このアルバムの魅力はローリング・ストーンズというバンドの”流儀”にあると思っています。
Posted by 勝手にシドバレット at 2017年03月14日 23:14
引用された辞書の定義する「実際に経験したりして」は、必ずしも外国に行くとかバンドで演奏するとかいう意味にかぎらず、この場合、実際にレコードを聴いてなにかを感じるのも(感じないのも)充分に「経験」ですよね?
というか、ミックだってキースだって、アメリカからの輸入レコードでブルーズを「経験」して「わかって」いったんじゃないでしょうか?
となると、本文中に書かれている「だからやっぱり僕はブルーズは『分からない』。」は、「距離を感じる」ということかな?と思いましたが、違っていたらごめんなさい。
なにかに距離を感じるのは、共感で一体になるのと同じくらいに大切だと私は考えておりまして、「わからない」は「わかる」より劣るとは思わないんです。「わかる」ことが常に正しいわけではない。
この文中でいうと、guitarbirdさんが、さほど高く評価されないアルバムを1週間に2度も(!)聴かれているのは、その「距離」をずっと見つめておられるのだなと思いました。
というか、ミックだってキースだって、アメリカからの輸入レコードでブルーズを「経験」して「わかって」いったんじゃないでしょうか?
となると、本文中に書かれている「だからやっぱり僕はブルーズは『分からない』。」は、「距離を感じる」ということかな?と思いましたが、違っていたらごめんなさい。
なにかに距離を感じるのは、共感で一体になるのと同じくらいに大切だと私は考えておりまして、「わからない」は「わかる」より劣るとは思わないんです。「わかる」ことが常に正しいわけではない。
この文中でいうと、guitarbirdさんが、さほど高く評価されないアルバムを1週間に2度も(!)聴かれているのは、その「距離」をずっと見つめておられるのだなと思いました。
Posted by 勝手にシドバレット at 2017年03月14日 23:15
じつは私にも、「根詰めて聴くものではないけれど、時々聴くとかなりいい、という感じのアルバム」(この表現、いいですね!)がたくさんあります。
そして、なぜかしら、そういうアルバムのほうが、好みにピッタリ合ったもの以上に、記事を書いていて楽しいんですね(笑)。
好みというワケじゃないけど、なんか凄いなぁ、よく出来てるよなぁ、でも好みじゃないけど…と感じさせるアルバムのほうが、「ストーンズ、最高!イェ~!」みたいに盛り上がるアルバム以上に、書くときに燃えます(笑)。
でも、後から読み返すと、オレ、なんでこんなに熱く語ってるんだっけ?さして好みでもないアルバムのことを・・・と不思議に思ってしまうという、毎度馬鹿馬鹿しいオハナシです(笑)。
以上、長々とコメントを連ねて、すみませんでした。
そして、なぜかしら、そういうアルバムのほうが、好みにピッタリ合ったもの以上に、記事を書いていて楽しいんですね(笑)。
好みというワケじゃないけど、なんか凄いなぁ、よく出来てるよなぁ、でも好みじゃないけど…と感じさせるアルバムのほうが、「ストーンズ、最高!イェ~!」みたいに盛り上がるアルバム以上に、書くときに燃えます(笑)。
でも、後から読み返すと、オレ、なんでこんなに熱く語ってるんだっけ?さして好みでもないアルバムのことを・・・と不思議に思ってしまうという、毎度馬鹿馬鹿しいオハナシです(笑)。
以上、長々とコメントを連ねて、すみませんでした。
Posted by 勝手にシドバレット at 2017年03月14日 23:17
RWさん、こんばんわ
このアルバムまだ聴いておられないのですね。
まあこれは長く語り継がれる可能性大なので今ではなくても
いつでも買って聴きたいと思う時が必ず来ると思います。
ミック・ジャガーの体の細さは(いい意味で)異常ですよね。
どうすればあれだけ細くてしなやかで若々しい70歳になれるのか。
3年前にステージで見た時も驚きました。
今回のアルバムで永遠の音楽好きであるのも分かりましたし
まだまだ続けてほしいですね、今度は新曲のアルバムを。
このアルバムまだ聴いておられないのですね。
まあこれは長く語り継がれる可能性大なので今ではなくても
いつでも買って聴きたいと思う時が必ず来ると思います。
ミック・ジャガーの体の細さは(いい意味で)異常ですよね。
どうすればあれだけ細くてしなやかで若々しい70歳になれるのか。
3年前にステージで見た時も驚きました。
今回のアルバムで永遠の音楽好きであるのも分かりましたし
まだまだ続けてほしいですね、今度は新曲のアルバムを。
Posted by guitarbird
at 2017年03月14日 23:17

勝手にシドバレットさん、こんばんわ
コメントありがとうございます。
ちなみにこちらのBLOGのコメントは文字数制限がないので、
長くても一発で書けますよ。
(分けた方が読みやすいし書きやすいということかもですが)。
まあ今回のように長いことはそうそうはないかもしれないですが、
一応、お伝えしておきます。
最初の部分について。
先に言うと、今回のアルバムは「わあ、なんかかっこいい」という
90年代以降に欠けていた部分というのはなるほどですね。
少なくともStart Me Upを初めて聴いた時、それは実は
リアルタイムより半年遅れだったのですがでもほぼリアルタイム
ということで話させていただくと、あの時に思った「カッコよさ」と
「可笑しさ」が今回のアルバムには確かにありました。
で、実は、洋楽の「可笑しさ」についてはアメブロの方で手違いでまだ
記事を上げていない「笑う洋楽展」の本の感想からつながっていまして、
こちらの読書の記事のその本のところに書いてありますが、
アメブロでも独立させて近いうちに記事にします。
ただ、これはストーンズでしかないと私が書いた部分は
ほぼ同じに考えておられると解釈できるのはよかったです。
コメントありがとうございます。
ちなみにこちらのBLOGのコメントは文字数制限がないので、
長くても一発で書けますよ。
(分けた方が読みやすいし書きやすいということかもですが)。
まあ今回のように長いことはそうそうはないかもしれないですが、
一応、お伝えしておきます。
最初の部分について。
先に言うと、今回のアルバムは「わあ、なんかかっこいい」という
90年代以降に欠けていた部分というのはなるほどですね。
少なくともStart Me Upを初めて聴いた時、それは実は
リアルタイムより半年遅れだったのですがでもほぼリアルタイム
ということで話させていただくと、あの時に思った「カッコよさ」と
「可笑しさ」が今回のアルバムには確かにありました。
で、実は、洋楽の「可笑しさ」についてはアメブロの方で手違いでまだ
記事を上げていない「笑う洋楽展」の本の感想からつながっていまして、
こちらの読書の記事のその本のところに書いてありますが、
アメブロでも独立させて近いうちに記事にします。
ただ、これはストーンズでしかないと私が書いた部分は
ほぼ同じに考えておられると解釈できるのはよかったです。
Posted by guitarbird
at 2017年03月14日 23:24

勝手にシドバレットさん、ふたたびです
今回私が書いた「経験」というのは主にバンド演奏など
人前で演奏することを指しています。
それは多分に私にバンドなどをやる才能がないことの恨み節であって
それ以上ではないと捉えていただければと思います。
頭にあったのは、近くの中古ギター屋さんのマスターの話でした。
その人は地元では結構有名なビートルズのコピーバンドを
やっておられて、私はそのバンドは観て聴いたことはないのですが、
そこで何本かギターを買ったことがあり、たまに寄って
お話をしていました(もう3年くらい行ってないですが)。
マスターは、ギターの(レス・ポールの話をしていた)ピックアップの音は、
アンプにつないで鳴らすだけでは分からなくて、バンドとして
みんなで出してみて初めて善し悪しが「分かる」と
常々言っておられますが、それを思い出すたびに、
俺はバンドやってないからギターのほんとうの音が「分からない」
まま死んでゆくんだ、と思うのでした。
ブルーズについてはギター+「歌えない」というのもあります。
日本人でブルーズが「分かって」「歌える」人って何だか偉い、
みたいな雰囲気があると私は常々感じているのです。
本文中ではあのように書きましたが、私はブルーズという音楽を
聴くというレベルにおいてはだいぶ「分かって」きたと
自分なりに自覚していて少々の自信はあります。
ありますが、やっぱり演奏したり歌ったりしない人から見ると
それは単なる見栄やカッコつけにしか見えないのかな
という思いをやっぱり排除できないのです。
下手でもいいからバンドをやればいいじゃないかと自分でも
今まで何度か思ってきましたが、でもやっぱり自分の性格は、
下手なのに人前でやるのは失礼だ、となって終わるのです。
私の「分かる」はそういうことでした。
この記事は勢いで書いたので煮詰めが緩いですが、
たまには勢いで書いた記事を上げてみたかったのです(笑)。
「聴く」という行為についてはだいぶ「分かって」きました。
それとこのアルバム、私はさほど高く評価していないということ、
そう言われてみて実は結構好きだと分かりました。
結局素直じゃないんです、はい(笑)。
それと私は曲の覚えが異様に悪いので、週1、2回だと
全然曲が覚えられないです(笑)。
1回聴いてワンコーラスほぼ覚えるという人が信じられません。
今回私が書いた「経験」というのは主にバンド演奏など
人前で演奏することを指しています。
それは多分に私にバンドなどをやる才能がないことの恨み節であって
それ以上ではないと捉えていただければと思います。
頭にあったのは、近くの中古ギター屋さんのマスターの話でした。
その人は地元では結構有名なビートルズのコピーバンドを
やっておられて、私はそのバンドは観て聴いたことはないのですが、
そこで何本かギターを買ったことがあり、たまに寄って
お話をしていました(もう3年くらい行ってないですが)。
マスターは、ギターの(レス・ポールの話をしていた)ピックアップの音は、
アンプにつないで鳴らすだけでは分からなくて、バンドとして
みんなで出してみて初めて善し悪しが「分かる」と
常々言っておられますが、それを思い出すたびに、
俺はバンドやってないからギターのほんとうの音が「分からない」
まま死んでゆくんだ、と思うのでした。
ブルーズについてはギター+「歌えない」というのもあります。
日本人でブルーズが「分かって」「歌える」人って何だか偉い、
みたいな雰囲気があると私は常々感じているのです。
本文中ではあのように書きましたが、私はブルーズという音楽を
聴くというレベルにおいてはだいぶ「分かって」きたと
自分なりに自覚していて少々の自信はあります。
ありますが、やっぱり演奏したり歌ったりしない人から見ると
それは単なる見栄やカッコつけにしか見えないのかな
という思いをやっぱり排除できないのです。
下手でもいいからバンドをやればいいじゃないかと自分でも
今まで何度か思ってきましたが、でもやっぱり自分の性格は、
下手なのに人前でやるのは失礼だ、となって終わるのです。
私の「分かる」はそういうことでした。
この記事は勢いで書いたので煮詰めが緩いですが、
たまには勢いで書いた記事を上げてみたかったのです(笑)。
「聴く」という行為についてはだいぶ「分かって」きました。
それとこのアルバム、私はさほど高く評価していないということ、
そう言われてみて実は結構好きだと分かりました。
結局素直じゃないんです、はい(笑)。
それと私は曲の覚えが異様に悪いので、週1、2回だと
全然曲が覚えられないです(笑)。
1回聴いてワンコーラスほぼ覚えるという人が信じられません。
Posted by guitarbird
at 2017年03月14日 23:38

勝手にシドバレットさん、みたびです
時々聴くとかなりいいアルバム、やはりたくさんあるんですね。
そういうものを記事に書く時の方が燃えるというのはいいですね、
面白いというか、興味深いというか。
刺激という点では元から大好きなミュージシャンのものよりも
燃えるものがあるかなと思います。
後から読むとなんでこんな熱いことを、というのは私もありますね。
ただ、それがアルバム単位だったらいいのですが、実は私、
かつてお熱を上げていた複数のミュージシャンについて、
どうして俺はそんなに熱くなることができたんだろうって、
自分でも不思議に思うことが多くなってきました。
(誰とは書かないですが多くは女性ミュージシャンです)。
そういう人はそもそも聴くのを避けようとしていますが、でも
ラジオなどでふと耳にしてやっぱりいい歌だなと思い直して
暫く口ずさんだりします。
ここはひとつ冷静になって、かといって冷め過ぎもしないで、
好きな歌はやっぱり好きなんだからと最近はまた
思えるようになってきたのは収穫かもしれません。
ともあれ貴重なご意見をありがとうございます。
興味深く読ませていただきましたし、音楽のことや音楽にまつわる
人の思いを語るのがほんとうにお好きな方なのだなと思いました。
ちなみに勝手にシドバレットさんのBLOGは新しい記事が
上がる度に読ませていただいております。
コメントはしていないですが。
時々聴くとかなりいいアルバム、やはりたくさんあるんですね。
そういうものを記事に書く時の方が燃えるというのはいいですね、
面白いというか、興味深いというか。
刺激という点では元から大好きなミュージシャンのものよりも
燃えるものがあるかなと思います。
後から読むとなんでこんな熱いことを、というのは私もありますね。
ただ、それがアルバム単位だったらいいのですが、実は私、
かつてお熱を上げていた複数のミュージシャンについて、
どうして俺はそんなに熱くなることができたんだろうって、
自分でも不思議に思うことが多くなってきました。
(誰とは書かないですが多くは女性ミュージシャンです)。
そういう人はそもそも聴くのを避けようとしていますが、でも
ラジオなどでふと耳にしてやっぱりいい歌だなと思い直して
暫く口ずさんだりします。
ここはひとつ冷静になって、かといって冷め過ぎもしないで、
好きな歌はやっぱり好きなんだからと最近はまた
思えるようになってきたのは収穫かもしれません。
ともあれ貴重なご意見をありがとうございます。
興味深く読ませていただきましたし、音楽のことや音楽にまつわる
人の思いを語るのがほんとうにお好きな方なのだなと思いました。
ちなみに勝手にシドバレットさんのBLOGは新しい記事が
上がる度に読ませていただいております。
コメントはしていないですが。
Posted by guitarbird
at 2017年03月14日 23:52

あ〜、違うほうのブログに書き込んでしまったんですね!失礼しました。
早速の丁寧なコメント返しをありがとうございます。
恨み節の件、なるほどそうでしたか。
たしかにバンドでしかちゃんと鳴らない(ように思える)楽器やアンプ、あるかもしれませんね。でも、その種の「勘どころ」的なことって、演奏するという行為に神秘性を付与したい気持ちも働いてるかも。
私の場合は単にセッティングから何から、ヘタだったので(笑)、ライブ中にあれ⁇と違和感を覚えることだらけでしたが。
勢いで書かれた、そんな印象は受けましたよ。
私はR&Bが好きなんですが、80年代の京都に生き残っていた70年代ブルーズ・ブームの残党おやじから、「踊りの音楽やから、わかりやすいんやろ」と小馬鹿にされて、カチンときたこともありました。「踊りの音楽のなにが悪いんですか!」と、よく闘ってました(笑)。
だから、今回の記事を拝見して、その頃の事を思い出しましたよ。
人生の節目に、音楽との付き合いかたが変わるのも、経験しております。私は、一回離れて、また戻ってきた感じです。でも、昔みたいな音楽との蜜月はもうないですね。
ブログでおもに書いているのは、音楽が生活の中心だった頃のことです。それはやっぱり、10代、20代。
今も自分から探しますが、あまり無理をしないで、肩肘張らずに楽しむのが一番だと思います。レコードを手離しても、また会えるものには会えますし、会えなかったとしても、それだけのこと、くらいに…。
早速の丁寧なコメント返しをありがとうございます。
恨み節の件、なるほどそうでしたか。
たしかにバンドでしかちゃんと鳴らない(ように思える)楽器やアンプ、あるかもしれませんね。でも、その種の「勘どころ」的なことって、演奏するという行為に神秘性を付与したい気持ちも働いてるかも。
私の場合は単にセッティングから何から、ヘタだったので(笑)、ライブ中にあれ⁇と違和感を覚えることだらけでしたが。
勢いで書かれた、そんな印象は受けましたよ。
私はR&Bが好きなんですが、80年代の京都に生き残っていた70年代ブルーズ・ブームの残党おやじから、「踊りの音楽やから、わかりやすいんやろ」と小馬鹿にされて、カチンときたこともありました。「踊りの音楽のなにが悪いんですか!」と、よく闘ってました(笑)。
だから、今回の記事を拝見して、その頃の事を思い出しましたよ。
人生の節目に、音楽との付き合いかたが変わるのも、経験しております。私は、一回離れて、また戻ってきた感じです。でも、昔みたいな音楽との蜜月はもうないですね。
ブログでおもに書いているのは、音楽が生活の中心だった頃のことです。それはやっぱり、10代、20代。
今も自分から探しますが、あまり無理をしないで、肩肘張らずに楽しむのが一番だと思います。レコードを手離しても、また会えるものには会えますし、会えなかったとしても、それだけのこと、くらいに…。
Posted by 勝手にシドバレット at 2017年03月15日 00:42
ギタバさん、こんにちは。
勝手にシドバレット氏とのコメントのやり取り、興味深く
読ませていただきました。
拙者も若い頃は部屋の明かりを消してコルトレーンの
「至上の愛」なんかをまるで説教を頂戴するように背筋を伸ばしてσ(^◇^;;
大音量で聴いたりしたものですが、50も半ばになると
音楽も食べ物や酒とおんなじで「さてと今夜は食べようかな~」
みたいな気分で音と接してるんやねぇ。
というわけでシドバレットさんの「根詰めて聴くものではないけれど、時々聴くとかなりいい、という感じのアルバム」
というお言葉には大いに共感を覚えましたし
実際今聴いている音楽は8割方そのような作品やもんね。
では、今宵はスコッチのロックでも啜りながら
肴はヴァン・モリソンを頂きますか。
勝手にシドバレット氏とのコメントのやり取り、興味深く
読ませていただきました。
拙者も若い頃は部屋の明かりを消してコルトレーンの
「至上の愛」なんかをまるで説教を頂戴するように背筋を伸ばしてσ(^◇^;;
大音量で聴いたりしたものですが、50も半ばになると
音楽も食べ物や酒とおんなじで「さてと今夜は食べようかな~」
みたいな気分で音と接してるんやねぇ。
というわけでシドバレットさんの「根詰めて聴くものではないけれど、時々聴くとかなりいい、という感じのアルバム」
というお言葉には大いに共感を覚えましたし
実際今聴いている音楽は8割方そのような作品やもんね。
では、今宵はスコッチのロックでも啜りながら
肴はヴァン・モリソンを頂きますか。
Posted by ぽちわかや at 2017年03月15日 16:06
ギタバさん、すみません。
7行目は~「さてと今夜はなにを食べようかな~」
でした。
ベランダのトラツグミちゃんと見つめ合い 草右
7行目は~「さてと今夜はなにを食べようかな~」
でした。
ベランダのトラツグミちゃんと見つめ合い 草右
Posted by ぽちわかや at 2017年03月15日 16:46
勝手にシドバレットさん、こんばんわ
いえいえ、こちらに書き込みしていただいてありがとうございます。
こちらがメインで、音楽BLOGはサブで、ほんとうは
こんなことやってますというのが私です、はい(笑)。
だからというか、私にとって音楽は「メイン」ではなくて、
身の周りのいろいろ楽しくて興味深いことのひとつであり、
「メイン」である鳥をはじめとした自然の「サブ」でもあります。
ということにやはり一昨年くらいから気づいて、というか
気づくの遅すぎだろといわれればそうですが(笑)、
音楽への熱の温度がだんだんと下がってきていました。
それがさることがきっかけで一気に大きな流れになった、
レコードも売った、音楽に熱は上げない、となったのが今です。
もうひとつ演奏について。
私は最近クラシックをよく聴くのは心が楽だからです。
ロック系を聴くとやっぱりどうしても自分で演奏したいという思いを
完全には断ち切れないようで、素直に音楽に入り込むことが
出来ないほどになる時もあります。
しかしクラシックは私にはまったくできないので、
そう思うことが一切ない、だから楽なのです。
クラシックはやはり才能があって努力があってさらに
お金をかけて教育された人がやるものだから、
そこに私の演奏したいという思いが入り込む余地がありません。
ちなみに私は楽譜は一応読めますが、絶対音感がないので
楽譜を見ただけで頭の中に曲が流れてくることはありません。
80年代のお話を書かれていますが、確か同い年ですよね、
でも環境がだいぶ違うなと思いました。
私は、音楽を通してあまり人と交流してきませんでした。
せいぜい中高の同級生くらいですが、同級生だからまあ
言ってしまえばレベルが同じだからあまり刺激がなかった。
勝手にシドバレットさんはBLOGの記事でも書き込みでも
先輩やお店の人の話がよく出てきますが、そういう体験が
私にはないのでそういう世界が新鮮でもあります。
で、考えると私は、中高生時代に限らず、音楽を聴くという点で
「先輩」と呼べる人が今までの人生でいないことに気づきました。
1つ上の友だちが一応先輩ですが、まあそれは別として。
そういう部分で自分の考えに凝り固まっている部分があるのかな、
と私自身思いました。
いろいろ言われて刺激を受けると自分が強くなるでしょうし。
私はちなみに、音楽と離れたという時期は、ビートルズを聴き始めて
からは一度もなかったです、実は。
大学3年の時に一時離れかかりましたが、でもその時でも
月に2枚はCDを買い続けていたので一般的にみれば
決して音楽と離れたとはいえないでしょう(笑)。
私の場合は、離れたことがないので煮詰まっているのかな(笑)。
で繰り返しになりますが、今の私は、肩ひじ張らずに聴けるのが
クラシック、ということになってきました。
今日も早速3枚組のCDが届いて喜びながら聴いています。
ともあれこれからもよろしくお願いします。
いえいえ、こちらに書き込みしていただいてありがとうございます。
こちらがメインで、音楽BLOGはサブで、ほんとうは
こんなことやってますというのが私です、はい(笑)。
だからというか、私にとって音楽は「メイン」ではなくて、
身の周りのいろいろ楽しくて興味深いことのひとつであり、
「メイン」である鳥をはじめとした自然の「サブ」でもあります。
ということにやはり一昨年くらいから気づいて、というか
気づくの遅すぎだろといわれればそうですが(笑)、
音楽への熱の温度がだんだんと下がってきていました。
それがさることがきっかけで一気に大きな流れになった、
レコードも売った、音楽に熱は上げない、となったのが今です。
もうひとつ演奏について。
私は最近クラシックをよく聴くのは心が楽だからです。
ロック系を聴くとやっぱりどうしても自分で演奏したいという思いを
完全には断ち切れないようで、素直に音楽に入り込むことが
出来ないほどになる時もあります。
しかしクラシックは私にはまったくできないので、
そう思うことが一切ない、だから楽なのです。
クラシックはやはり才能があって努力があってさらに
お金をかけて教育された人がやるものだから、
そこに私の演奏したいという思いが入り込む余地がありません。
ちなみに私は楽譜は一応読めますが、絶対音感がないので
楽譜を見ただけで頭の中に曲が流れてくることはありません。
80年代のお話を書かれていますが、確か同い年ですよね、
でも環境がだいぶ違うなと思いました。
私は、音楽を通してあまり人と交流してきませんでした。
せいぜい中高の同級生くらいですが、同級生だからまあ
言ってしまえばレベルが同じだからあまり刺激がなかった。
勝手にシドバレットさんはBLOGの記事でも書き込みでも
先輩やお店の人の話がよく出てきますが、そういう体験が
私にはないのでそういう世界が新鮮でもあります。
で、考えると私は、中高生時代に限らず、音楽を聴くという点で
「先輩」と呼べる人が今までの人生でいないことに気づきました。
1つ上の友だちが一応先輩ですが、まあそれは別として。
そういう部分で自分の考えに凝り固まっている部分があるのかな、
と私自身思いました。
いろいろ言われて刺激を受けると自分が強くなるでしょうし。
私はちなみに、音楽と離れたという時期は、ビートルズを聴き始めて
からは一度もなかったです、実は。
大学3年の時に一時離れかかりましたが、でもその時でも
月に2枚はCDを買い続けていたので一般的にみれば
決して音楽と離れたとはいえないでしょう(笑)。
私の場合は、離れたことがないので煮詰まっているのかな(笑)。
で繰り返しになりますが、今の私は、肩ひじ張らずに聴けるのが
クラシック、ということになってきました。
今日も早速3枚組のCDが届いて喜びながら聴いています。
ともあれこれからもよろしくお願いします。
Posted by guitarbird
at 2017年03月15日 22:26

ぽちわかやさん、こんばんわ
お読みいただけましたか、ありがとうございます。
コルトレーンの「至上の愛」を背筋を伸ばして聴くというところで、
コルトレーンの「求道的」なところが日本では受けるというジャズの評を
以前読んだことを思い出しました。
で、生意気な言い方だったら申し訳ないのですが、私は
「至上の愛」、好きです。
なぜ好きかというと、聴く側が「求道的」に聴く必要はないのでは?
と思い気軽に聴いてみたらなんだかいいなと思ったのです。
でもなんかいいな、だから、なぜいいのかは不明ですが(笑)。
時々聴くととてもいいアルバムが多いと音楽生活幸せですよね。
それは同じアーティストでもありますよね。
ヴァン・モリソンやボブ・ディランはあれだけの作品があるので、
もはや私の齢でこれからすべてを根詰めて聴き込むのは不可能、
そういうアルバムが数枚あってあとは時々浸るのがいいですね。
と書いて実は、今R.E.M.のOUT OF TIMEにまたはまっています。
リイシュー盤が出て久し振りに聴いたのですが、このアルバムは
まだ若くて頭がかろうじて柔らかかった頃に聴き込んだので、
曲の流れをほぼすべて覚えているくらいになっていますが、
それでもやっぱり久し振りに聴くと刺激を受けるし発見もある。
「根詰めて聴く」アルバムも多ければ楽しみが増えますね。
まあ結局音楽とは離れられないでしょうね、私は(笑)。
お読みいただけましたか、ありがとうございます。
コルトレーンの「至上の愛」を背筋を伸ばして聴くというところで、
コルトレーンの「求道的」なところが日本では受けるというジャズの評を
以前読んだことを思い出しました。
で、生意気な言い方だったら申し訳ないのですが、私は
「至上の愛」、好きです。
なぜ好きかというと、聴く側が「求道的」に聴く必要はないのでは?
と思い気軽に聴いてみたらなんだかいいなと思ったのです。
でもなんかいいな、だから、なぜいいのかは不明ですが(笑)。
時々聴くととてもいいアルバムが多いと音楽生活幸せですよね。
それは同じアーティストでもありますよね。
ヴァン・モリソンやボブ・ディランはあれだけの作品があるので、
もはや私の齢でこれからすべてを根詰めて聴き込むのは不可能、
そういうアルバムが数枚あってあとは時々浸るのがいいですね。
と書いて実は、今R.E.M.のOUT OF TIMEにまたはまっています。
リイシュー盤が出て久し振りに聴いたのですが、このアルバムは
まだ若くて頭がかろうじて柔らかかった頃に聴き込んだので、
曲の流れをほぼすべて覚えているくらいになっていますが、
それでもやっぱり久し振りに聴くと刺激を受けるし発見もある。
「根詰めて聴く」アルバムも多ければ楽しみが増えますね。
まあ結局音楽とは離れられないでしょうね、私は(笑)。
Posted by guitarbird
at 2017年03月15日 22:34

ぽちわかやさんふたたびですが、発句ありがとうございます。
トラツグミが窓越しに見られるんですね。
トラツグミこちらでは夏鳥で、まだ木々の葉がない頃に来ますが、
ほとんど森にいて夏以降はあまり姿が見られません。
故にまだまともな写真を撮ったことがなくて、そのうち冬に見られる
京都や大阪に行って撮影したいと思っています。
それと前の勝手にシドバレットさんへの返信で書いた、
私には音楽を聴く先輩がいないという話ですが、書いてから、
ぽちわかやさんは私にとってその人かなと思いました。
まだネットの書き込みだけのお付き合いではありますが。
というわけでこれからもよろしくお願いします。
トラツグミが窓越しに見られるんですね。
トラツグミこちらでは夏鳥で、まだ木々の葉がない頃に来ますが、
ほとんど森にいて夏以降はあまり姿が見られません。
故にまだまともな写真を撮ったことがなくて、そのうち冬に見られる
京都や大阪に行って撮影したいと思っています。
それと前の勝手にシドバレットさんへの返信で書いた、
私には音楽を聴く先輩がいないという話ですが、書いてから、
ぽちわかやさんは私にとってその人かなと思いました。
まだネットの書き込みだけのお付き合いではありますが。
というわけでこれからもよろしくお願いします。
Posted by guitarbird
at 2017年03月15日 22:37

ここ何年かタウンでブルースぽい曲も歌っている私が思う事は、主に楽器を演奏できる人達がセッションで愉しめる、主に、E7・A7・B7コード を使った様式美ではないかと思います。
大雑把にいうと、
E 7 4小節
A7 2小節
E7 2小節
B7 1小節
A7 1小節
E7 2小節で最後にB7で下からはねる。
敢て記載したのは、私が良く分かってないのと、アコギを弾きながら歌うことがあるからです。
エリック・クラプトン 「Sweet Home Chicago」
井上陽水 [嘘つきダイヤモンド]
この二曲は私が選曲して、O氏のエレキギターと一緒に弾きながら歌ってます。マスターもブルーズ進行のピアノ大好きで思いがけないフレーズを入れる事もあります。
松田優作のカラオケにある、「横浜ホンキー、トンク、ブルース」は元々原田芳雄が歌ってた曲でこれはブルース・ハープが良いです。
あと、吉田拓郎にも「やせっぽちのブルース」という曲もあります。
ぽちわかやさんと同じく、ブルーズも聴きたい夜もあるって程度が良くて ジャズしか認めないとか、白人のブルーズは何か違うとか言う人とは今は語り合う事はないですね。
今週末タウンでは、久し振りにゲイリー・ムーアの「Still Got The Blues」を歌いますかね(^^♪
寝酒は、ブラックニッカの自家製柚子酢入りソーダ割りで。
そういえば、春の甲子園球場に中村高校が四十年ぶりに出ます。二十世紀枠で。
20日祭日の試合でもあり、四万十市中村から応援バスが五十台以上出るそうです。
なんばサミットからも一年ですね♪ぽちわかやさん。
札幌サミットからはもうすぐ三年ですかね!
大雑把にいうと、
E 7 4小節
A7 2小節
E7 2小節
B7 1小節
A7 1小節
E7 2小節で最後にB7で下からはねる。
敢て記載したのは、私が良く分かってないのと、アコギを弾きながら歌うことがあるからです。
エリック・クラプトン 「Sweet Home Chicago」
井上陽水 [嘘つきダイヤモンド]
この二曲は私が選曲して、O氏のエレキギターと一緒に弾きながら歌ってます。マスターもブルーズ進行のピアノ大好きで思いがけないフレーズを入れる事もあります。
松田優作のカラオケにある、「横浜ホンキー、トンク、ブルース」は元々原田芳雄が歌ってた曲でこれはブルース・ハープが良いです。
あと、吉田拓郎にも「やせっぽちのブルース」という曲もあります。
ぽちわかやさんと同じく、ブルーズも聴きたい夜もあるって程度が良くて ジャズしか認めないとか、白人のブルーズは何か違うとか言う人とは今は語り合う事はないですね。
今週末タウンでは、久し振りにゲイリー・ムーアの「Still Got The Blues」を歌いますかね(^^♪
寝酒は、ブラックニッカの自家製柚子酢入りソーダ割りで。
そういえば、春の甲子園球場に中村高校が四十年ぶりに出ます。二十世紀枠で。
20日祭日の試合でもあり、四万十市中村から応援バスが五十台以上出るそうです。
なんばサミットからも一年ですね♪ぽちわかやさん。
札幌サミットからはもうすぐ三年ですかね!
Posted by matsu at 2017年03月15日 23:35
私も発句を久し振りに。
ブルーズも 俳句とおなじ いとをかし
酒旨し 生音踊る ブルーズ夜 〆肴
スリーコード、五七五、 縛りはあるも、深い!
歌声も一種の楽器として一期一会の気分で参加すると又愉し。
ミックみたいにブルース・ハープ吹きたいな♬
ブルーズも 俳句とおなじ いとをかし
酒旨し 生音踊る ブルーズ夜 〆肴
スリーコード、五七五、 縛りはあるも、深い!
歌声も一種の楽器として一期一会の気分で参加すると又愉し。
ミックみたいにブルース・ハープ吹きたいな♬
Posted by matsu at 2017年03月16日 00:22
matsuさん、こんばんわ
ブルーズのコードですが、一般的にはブルーズとは認識されていない
曲の中にブルーズ進行のコードを見つけると嬉しくなりますね。
例えばプリンスのU Got The LookやPeachとか、
ボブ・ディランは結構多いですね。
それとブルーズ進行ではなくても12小節単位の曲でも嬉しくなります。
ビートルズの「抱きしめたい」とかHey JudeのBメロとか。
結局ブルーズが好きなんだろうなあと自分では思います。
しかし、matsuさんはご自分で歌われている方なので、
私からすればブルーズが「分かる」方です。
正確にいえば、私には分からない部分が分かる方、かな。
マスターが思いがけないフレーズを入れることがあるというのは、
体験がない私には体感はおろか想像もできないです。
でもmatsuさんは心から音楽を楽しんでおられるので、
ブルーズの神様もきっと喜んでいると思います。
高知の中村高校が甲子園に出るんですね。
こちらでもラジオや新聞で話題盛り上がってきました。
札幌でお会いして3年ですね。
たまたまですが昨日家の片づけ物をしていて、その時に
matsuさんが持って来られた週刊文春が出てきました。
ブルーズのコードですが、一般的にはブルーズとは認識されていない
曲の中にブルーズ進行のコードを見つけると嬉しくなりますね。
例えばプリンスのU Got The LookやPeachとか、
ボブ・ディランは結構多いですね。
それとブルーズ進行ではなくても12小節単位の曲でも嬉しくなります。
ビートルズの「抱きしめたい」とかHey JudeのBメロとか。
結局ブルーズが好きなんだろうなあと自分では思います。
しかし、matsuさんはご自分で歌われている方なので、
私からすればブルーズが「分かる」方です。
正確にいえば、私には分からない部分が分かる方、かな。
マスターが思いがけないフレーズを入れることがあるというのは、
体験がない私には体感はおろか想像もできないです。
でもmatsuさんは心から音楽を楽しんでおられるので、
ブルーズの神様もきっと喜んでいると思います。
高知の中村高校が甲子園に出るんですね。
こちらでもラジオや新聞で話題盛り上がってきました。
札幌でお会いして3年ですね。
たまたまですが昨日家の片づけ物をしていて、その時に
matsuさんが持って来られた週刊文春が出てきました。
Posted by guitarbird
at 2017年03月16日 22:14

matsuさんふたたびですが、発句をありがとうございます。
そうですねブルーズと俳句は制約が多いという点では
似ているかもしれないですね、なるほど!
ブルーズはブルーズ進行で分かり切っているのに、
個性が加わると違って聴こえてくるのが面白いです。
俳句も単語を分解してみるとありふれたものばかりなのに、
そのつながりによって無限に可能性が広がるのが面白いです。
そうですねブルーズと俳句は制約が多いという点では
似ているかもしれないですね、なるほど!
ブルーズはブルーズ進行で分かり切っているのに、
個性が加わると違って聴こえてくるのが面白いです。
俳句も単語を分解してみるとありふれたものばかりなのに、
そのつながりによって無限に可能性が広がるのが面白いです。
Posted by guitarbird
at 2017年03月16日 22:18

guitarbird さん、おはようございます。
記事本文とコメントを興味深く拝読しました。
最初は大変失礼ながら、音楽よりも大事な優先すべきもののために、音楽の女神に別れを切り出し、ご自身も納得する、今までの関係を清算する理由を捜している、と勝手に思っていたのですが、そういう訳ではないのですね。勿論。
何となく、勝手にミックのソロの「Party Doll」の歌詞を連想しておりました。すみません。
guitarbird さん、ご本人の「音楽を聴く事」と、「音楽を演奏する事」への熱い拘りも今回の記事で知る事が出来ました。
私は、以前コメントで書かせてもらったかも知れませんが、今までの人生で三度ギターを弾こうと思い立ちましたが、三回とも挫折しました。(笑)
さて、そんな私ですが、私も年明けからクラシックを聴く機会が増えて来ました。
職場でBGMを流しているのですが、今まではボサノヴァやAORなどのポピュラーの癒し系の音楽中心だったのを、何となく飽きて来て、クラシック中心に代えたからです。
私以外のその場にいる人の耳にも、好むと好まざるにかかわらずに入るために、職場に私一人でいる早朝始業前の準備、就業後の片付けなどの時間以外はロックなど自分の趣味を押し付ける事は出来ません。
聴いている人が強く印象に残らない曲で、かつリラックス出来、私的には、仕事の合間の20~30秒の気の抜ける短い時間でも聴き入る事が出来る曲を、と考えました。
去年、故Phillipsレーベルの50枚入りと55枚入りの、名盤と云われているCD BOXセット、イ・ムジチの27 枚入りのヴィヴァルディ全集、あと、四季の演奏者違いを10枚近くなど。そこでアーノンクールの四季も聴きました。
ヴァイオリン協奏曲や、ピアノ曲などが、交響曲の様に音が急に大きくなったり、小さくなったりしない、過度に注意を引かないという点でBGMには適していると思ってきました。
そんななか、そのボックスセットに入っていなかった、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を邦題の曲名の響きだけが気に入って(笑)、その曲が入っている、フランス近代ピアノ曲を集めたCDを聴いたのですが、その曲は勿論、そこに入っていたドビッシー、サティのピアノ曲も気に入ってしまい、今はラヴェル、ドビッシー、サティのピアノ曲をよく流しています。
ピアノを弾く家族にその事を話したら、その三人のピアノ曲はベートーヴェン、モーツァルトと違って、曲のリズムもはっきりしてない曲が多いからBGMにはいいよ、と言われました。なるほど。
ご存知かも知れませんが、なかでもサティは、ウィキ及びCDに同封されていたライナーノーツに拠ると、生活の邪魔にならない、注意をひかない音楽を当時より意識した「家具の音楽」という管弦楽曲があるのを知り、実際聴いてみました。正直、そうかな~という印象でしたが。(笑)
脈絡もなく、ながながと書かせていただきましたが、私の音楽とのつきあい方は最近こんな感じです。
あっ、そういえば、クラシックを聴く機会が多くなった時に、オリヴィア・ニュートンジョンの「カントリーロード」を聴いたのですが、今まで以上にいい曲だな~、と思いました。
それぞれの音楽は、違ったジャンルをも引き立ててくれますね。
記事本文とコメントを興味深く拝読しました。
最初は大変失礼ながら、音楽よりも大事な優先すべきもののために、音楽の女神に別れを切り出し、ご自身も納得する、今までの関係を清算する理由を捜している、と勝手に思っていたのですが、そういう訳ではないのですね。勿論。
何となく、勝手にミックのソロの「Party Doll」の歌詞を連想しておりました。すみません。
guitarbird さん、ご本人の「音楽を聴く事」と、「音楽を演奏する事」への熱い拘りも今回の記事で知る事が出来ました。
私は、以前コメントで書かせてもらったかも知れませんが、今までの人生で三度ギターを弾こうと思い立ちましたが、三回とも挫折しました。(笑)
さて、そんな私ですが、私も年明けからクラシックを聴く機会が増えて来ました。
職場でBGMを流しているのですが、今まではボサノヴァやAORなどのポピュラーの癒し系の音楽中心だったのを、何となく飽きて来て、クラシック中心に代えたからです。
私以外のその場にいる人の耳にも、好むと好まざるにかかわらずに入るために、職場に私一人でいる早朝始業前の準備、就業後の片付けなどの時間以外はロックなど自分の趣味を押し付ける事は出来ません。
聴いている人が強く印象に残らない曲で、かつリラックス出来、私的には、仕事の合間の20~30秒の気の抜ける短い時間でも聴き入る事が出来る曲を、と考えました。
去年、故Phillipsレーベルの50枚入りと55枚入りの、名盤と云われているCD BOXセット、イ・ムジチの27 枚入りのヴィヴァルディ全集、あと、四季の演奏者違いを10枚近くなど。そこでアーノンクールの四季も聴きました。
ヴァイオリン協奏曲や、ピアノ曲などが、交響曲の様に音が急に大きくなったり、小さくなったりしない、過度に注意を引かないという点でBGMには適していると思ってきました。
そんななか、そのボックスセットに入っていなかった、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を邦題の曲名の響きだけが気に入って(笑)、その曲が入っている、フランス近代ピアノ曲を集めたCDを聴いたのですが、その曲は勿論、そこに入っていたドビッシー、サティのピアノ曲も気に入ってしまい、今はラヴェル、ドビッシー、サティのピアノ曲をよく流しています。
ピアノを弾く家族にその事を話したら、その三人のピアノ曲はベートーヴェン、モーツァルトと違って、曲のリズムもはっきりしてない曲が多いからBGMにはいいよ、と言われました。なるほど。
ご存知かも知れませんが、なかでもサティは、ウィキ及びCDに同封されていたライナーノーツに拠ると、生活の邪魔にならない、注意をひかない音楽を当時より意識した「家具の音楽」という管弦楽曲があるのを知り、実際聴いてみました。正直、そうかな~という印象でしたが。(笑)
脈絡もなく、ながながと書かせていただきましたが、私の音楽とのつきあい方は最近こんな感じです。
あっ、そういえば、クラシックを聴く機会が多くなった時に、オリヴィア・ニュートンジョンの「カントリーロード」を聴いたのですが、今まで以上にいい曲だな~、と思いました。
それぞれの音楽は、違ったジャンルをも引き立ててくれますね。
Posted by masaki at 2017年03月19日 03:28
masakiさん、こんにちわ
記事及びコメントお読みいただきありがとうございます。
今回はコメントを多くいただいたおかげで記事としても
充実した物になったので皆様にも感謝です。
で実は数日前にふとmasakiさんもお読みになっていただけたかな
と思っていたところでしたのでご来訪は嬉しい限りです。
さて、優先順位は確かに大きく変わったのですが、でも幸いなことに
音楽をすべてなしにしなくてもよい状況になりました。
なのである意味、以前よりも頭の中が整理されて音楽に対してより
素直に接することができるようになった部分もあると感じています。
ギターですがまあこれは合うか合わないかギターに限らず
人それぞれでしょうね。
私は指が短くてギターには向かない割にはよく続いた、かな(笑)。
正直、バンドをやろうとかプロになってやろうなどという
意気込みがあったわけではなく、よくよく考えるとどうして私が
ギターが弾けるのかもよく分からない部分がありますが、
それくらいの軽い気持ちだから逆に続いたのかもしれないですね。
職場でクラシックをかけているということですがいいですね。
店に行くと必ずBGMを気にする人間ではありますが、
クラシックだとやっぱり落ち着きます。
フィリップス50周年の箱を買われたということですが、
なかなかいいチョイスですね。
そしてそのような箱物はマニアが集めるという他に、
そのように使えるのかというのが目から鱗でした。
で私はアーノンクールの「四季」はまだ聴いたことがありません。
少しずつ買い集めているのでそのうち追いつくと思います。
私は今ちょっとばかりバロック音楽に凝っていて、今は数日前に
届いたチェリストのソル・ガベッタが主催するヴィヴァルディと
その周辺の人の楽曲集3枚組ばかり聴いています。
きっかけは読書の記事で取り上げた皆川達夫さんの書籍
「バロック音楽」をようやく読み始めたことで、読み始めたきっかけは、
日曜朝8時5分からNHK第一ラジオで放送される皆川達夫さんの
番組のファンになったからです。
今朝はショパンの「ノクターン」の特集でしたが、その番組で
取り上げられた曲はCD持っていれば聴き直したりもしています。
しかし先週のメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」はCD持っておらず、
さて、誰の録音のCDを買おうかと考え始めています。
今はこの番組のおかげでクラシックがより楽しいです。
ちなみに皆川達夫さんは遠い親戚の可能性があるので、
そのうち調べられたらと思っています。
フランスのピアノ曲ですか、私は未開拓に等しいです。
サティは1枚しかCDを聴いたことがないのですが、すいません、
私はどうも頭でっかちで、ベートーヴェンみたいに大見得切ったり
する人の方が好きなようで、サティは「軽い」と感じました。
でもそれはmasakiさんの説明を読んでそう感じるのは
当然なのかと思いました、ありがとうございます。
ドビュッシーは管弦楽曲のCDを時々聴きますが、
すいません、ついてゆけない部分もあります、はい・・・(笑)。
でもピアノ曲はそのうち買って聴いてみます、月の光とか。
クラシック最近は寝る前にピアノ曲もしくは室内楽曲を聴いています。
寝る前は落ち着きたいので楽器の数が多い曲よりは
少なくてなるべくならピアノの音がある曲がいいと思います。
で、一方HBCラジオの洋楽番組は聴けるときは欠かさず
聴いていますが、確かに、クラシックを聴く時間が増えると逆に、
この曲こんなによかったか、とか思うことが増えますね。
クラシックでは基本歌わないので、自分は歌うことが好きだったんだ
ということの再認識にもなります。
で、今はクラシックに大きく傾いていて、ジャズはほとんど
聴いていないのですが、そのうちジャズも少しは波が
返してくるのではないかと思います。
ただ、ジャズは、敢えてぼやかした言い方で申し訳ないですが、
ジャズを取り巻く何かにどうも好きになれない部分があるので、
クラシックほどには傾かないかな、とは思います。
ジャズは基本「知らない人」で通して行きたいです、
といのは私がへそ曲がりだからでしょうけれど・・・
いずれにせよバランスを取りながら聴いてゆきたいですね。
私の場合、決して以前のように熱を上げることはなく、ですが(笑)。
記事及びコメントお読みいただきありがとうございます。
今回はコメントを多くいただいたおかげで記事としても
充実した物になったので皆様にも感謝です。
で実は数日前にふとmasakiさんもお読みになっていただけたかな
と思っていたところでしたのでご来訪は嬉しい限りです。
さて、優先順位は確かに大きく変わったのですが、でも幸いなことに
音楽をすべてなしにしなくてもよい状況になりました。
なのである意味、以前よりも頭の中が整理されて音楽に対してより
素直に接することができるようになった部分もあると感じています。
ギターですがまあこれは合うか合わないかギターに限らず
人それぞれでしょうね。
私は指が短くてギターには向かない割にはよく続いた、かな(笑)。
正直、バンドをやろうとかプロになってやろうなどという
意気込みがあったわけではなく、よくよく考えるとどうして私が
ギターが弾けるのかもよく分からない部分がありますが、
それくらいの軽い気持ちだから逆に続いたのかもしれないですね。
職場でクラシックをかけているということですがいいですね。
店に行くと必ずBGMを気にする人間ではありますが、
クラシックだとやっぱり落ち着きます。
フィリップス50周年の箱を買われたということですが、
なかなかいいチョイスですね。
そしてそのような箱物はマニアが集めるという他に、
そのように使えるのかというのが目から鱗でした。
で私はアーノンクールの「四季」はまだ聴いたことがありません。
少しずつ買い集めているのでそのうち追いつくと思います。
私は今ちょっとばかりバロック音楽に凝っていて、今は数日前に
届いたチェリストのソル・ガベッタが主催するヴィヴァルディと
その周辺の人の楽曲集3枚組ばかり聴いています。
きっかけは読書の記事で取り上げた皆川達夫さんの書籍
「バロック音楽」をようやく読み始めたことで、読み始めたきっかけは、
日曜朝8時5分からNHK第一ラジオで放送される皆川達夫さんの
番組のファンになったからです。
今朝はショパンの「ノクターン」の特集でしたが、その番組で
取り上げられた曲はCD持っていれば聴き直したりもしています。
しかし先週のメンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」はCD持っておらず、
さて、誰の録音のCDを買おうかと考え始めています。
今はこの番組のおかげでクラシックがより楽しいです。
ちなみに皆川達夫さんは遠い親戚の可能性があるので、
そのうち調べられたらと思っています。
フランスのピアノ曲ですか、私は未開拓に等しいです。
サティは1枚しかCDを聴いたことがないのですが、すいません、
私はどうも頭でっかちで、ベートーヴェンみたいに大見得切ったり
する人の方が好きなようで、サティは「軽い」と感じました。
でもそれはmasakiさんの説明を読んでそう感じるのは
当然なのかと思いました、ありがとうございます。
ドビュッシーは管弦楽曲のCDを時々聴きますが、
すいません、ついてゆけない部分もあります、はい・・・(笑)。
でもピアノ曲はそのうち買って聴いてみます、月の光とか。
クラシック最近は寝る前にピアノ曲もしくは室内楽曲を聴いています。
寝る前は落ち着きたいので楽器の数が多い曲よりは
少なくてなるべくならピアノの音がある曲がいいと思います。
で、一方HBCラジオの洋楽番組は聴けるときは欠かさず
聴いていますが、確かに、クラシックを聴く時間が増えると逆に、
この曲こんなによかったか、とか思うことが増えますね。
クラシックでは基本歌わないので、自分は歌うことが好きだったんだ
ということの再認識にもなります。
で、今はクラシックに大きく傾いていて、ジャズはほとんど
聴いていないのですが、そのうちジャズも少しは波が
返してくるのではないかと思います。
ただ、ジャズは、敢えてぼやかした言い方で申し訳ないですが、
ジャズを取り巻く何かにどうも好きになれない部分があるので、
クラシックほどには傾かないかな、とは思います。
ジャズは基本「知らない人」で通して行きたいです、
といのは私がへそ曲がりだからでしょうけれど・・・
いずれにせよバランスを取りながら聴いてゆきたいですね。
私の場合、決して以前のように熱を上げることはなく、ですが(笑)。
Posted by guitarbird
at 2017年03月19日 14:11

guitarbird さん、おはようございます。
guitarbird さんのブログは両方共、仕事が終わって毎晩寝る前か、寝る時間が早くまだアップされていない時は、翌朝の私にとって大きな楽しみですので、拝見させてもらわない日はありせんよ。
いつもありがとうございます。
年明けから年度末と、最近は仕事と私用で忙しく、なかなかコメントさせていただく時間がないのが残念です。
と云っても、たいした事は書けませんが。(笑)
バロックいいですよね。
よく行くスーパーのBGMがいつもバロックですので、先のコメントで書かせていただいたヴィヴァルディのBOX買いもその影響を多少なりとも受けています。
元々、イ・ムジチの四季及び、そのCDにカップリングされていたヴィヴァルディの曲が好きだったというのもありますが。
ご紹介いただいたソル・ガベッタのヴィヴァルディをアマゾンで早速注文させていただきます。
ご紹介ありがとうございます。
別なCDでグリモーとも共演しているのですね。
また、アルゼンチン出身なのですね。
昨日、トヨタのディーラーに行ったのですが、その車種アルファードのポスターが店内に貼ってありました。
そのポスターは「アルファード・イン・ブエノスアイレス」として、どこかの劇場の中が観覧席はそのままに図書館のような膨大な書庫にリフォームされている写真で、ゴージャス感を出すのを狙ったものだと思いますが、30年近く前に読んだ本で「世界三大オペラ劇場」として、スカラ、オペラと並んで、ブエノスアイレスのコロン劇場が数えられているのに、アルゼンチンには失礼ながら、ビックリしたのを思い出しました。
世界大戦中、後で疲弊しているヨーロッパへの輸出で大変潤った時期の建立だと思いますが。
そのアルゼンチンに住んだ事がある日本人が書いた本では、ここでは普通の人でもオペラのアリアを鼻歌で歌っている、とありました。
小さい頃にテレビで観た世界名作劇場の「母を訪ねて三千里」もイタリアのジェノヴァからアルゼンチンに出稼ぎに出た母を追っての話でしたね。
アルゼンチンと云えば、ピアソラの楽曲をイ・ムジチが演奏しているCDがあり、聴いてみたいと思っております。
guitarbird さんのブログは両方共、仕事が終わって毎晩寝る前か、寝る時間が早くまだアップされていない時は、翌朝の私にとって大きな楽しみですので、拝見させてもらわない日はありせんよ。
いつもありがとうございます。
年明けから年度末と、最近は仕事と私用で忙しく、なかなかコメントさせていただく時間がないのが残念です。
と云っても、たいした事は書けませんが。(笑)
バロックいいですよね。
よく行くスーパーのBGMがいつもバロックですので、先のコメントで書かせていただいたヴィヴァルディのBOX買いもその影響を多少なりとも受けています。
元々、イ・ムジチの四季及び、そのCDにカップリングされていたヴィヴァルディの曲が好きだったというのもありますが。
ご紹介いただいたソル・ガベッタのヴィヴァルディをアマゾンで早速注文させていただきます。
ご紹介ありがとうございます。
別なCDでグリモーとも共演しているのですね。
また、アルゼンチン出身なのですね。
昨日、トヨタのディーラーに行ったのですが、その車種アルファードのポスターが店内に貼ってありました。
そのポスターは「アルファード・イン・ブエノスアイレス」として、どこかの劇場の中が観覧席はそのままに図書館のような膨大な書庫にリフォームされている写真で、ゴージャス感を出すのを狙ったものだと思いますが、30年近く前に読んだ本で「世界三大オペラ劇場」として、スカラ、オペラと並んで、ブエノスアイレスのコロン劇場が数えられているのに、アルゼンチンには失礼ながら、ビックリしたのを思い出しました。
世界大戦中、後で疲弊しているヨーロッパへの輸出で大変潤った時期の建立だと思いますが。
そのアルゼンチンに住んだ事がある日本人が書いた本では、ここでは普通の人でもオペラのアリアを鼻歌で歌っている、とありました。
小さい頃にテレビで観た世界名作劇場の「母を訪ねて三千里」もイタリアのジェノヴァからアルゼンチンに出稼ぎに出た母を追っての話でしたね。
アルゼンチンと云えば、ピアソラの楽曲をイ・ムジチが演奏しているCDがあり、聴いてみたいと思っております。
Posted by masaki at 2017年03月20日 06:30
masakiさん、ふたたびこんにちわ
BLOGいつもご愛読いただきありがとうございます。
そのように言っていただけると励みになります。
夜は時々遅くなりますが1日の流れでそうなってしまうことも
ありますのでご了承ください。
バロックですが、以前読んだ「ベートーヴェンの交響曲」で、
著者で指揮者の金聖響さんが、「昔の人のロックンロールだ」
と誰かが言ったと書いてありました。
(すいませんその誰かを忘れました・・・)
そう言われてなるほどと思い、買ってあった本を読んで、
それのサウンドトラックとしてソル・ガベッタのCDを買いましたが、
そんな折りに本家本元(?)チャック・ベリーが亡くなったというのは
なにやら因縁めいた物を感じてしまいました(笑)。
私はまだまだそれほど聴いていないのでこれから聴いてゆきます。
あ、でも、アーノンクールのヘンデル合唱曲集の箱を買い、
さらにテレマンの「ターフェルムジーク」も注文中で、
バロックへの流れも確かに来ています。
だからソル・ガベッタのCDはよかったです。
そうそう順序逆になりましたが、彼女がグリモー様と組んだ
ブラームスのチェロソナタがよくてこちらも買ってみたのでした。
グリモーとガベッタのそれはグリモー様の中でも特に好きな1枚で、
寝る前に聴くといいアルバム個人的にTop5に入ります。
ガベッタのCDもまだ買って聴いてみます。
アルゼンチンですが、先月読んだ椎名誠の本で、
昔は豊かな生活をしていたが70年代の冷戦期以降に
崩れてしまったと書かれていたのが印象的でした。
ピアニストのマルタ・アルゲリッチもアルゼンチン出身だし、
亡くなった私が好きな指揮者カルロス・クライバーも
戦後アルゼンチンに亡命していた、音楽ともゆかりが深い国ですね。
普通の人でもオペラのアリアを鼻歌で歌っているのはいいですね。
そこがポップスではないところが奥の深さを感じます。
私もオペラのアリアを鼻歌で歌えるようになりたいです、
と書くとやっぱり私は見栄っ張りなのかなって(笑)。
そうそう私もアルゼンチンを意識したのは「マルコ」でした。
イタリア系移民も多いようですね。
昔のテニス選手のSabatiniが確かそうだったと思いますが、
Gabettaももしかするとそうかもしれないですね。
BLOGいつもご愛読いただきありがとうございます。
そのように言っていただけると励みになります。
夜は時々遅くなりますが1日の流れでそうなってしまうことも
ありますのでご了承ください。
バロックですが、以前読んだ「ベートーヴェンの交響曲」で、
著者で指揮者の金聖響さんが、「昔の人のロックンロールだ」
と誰かが言ったと書いてありました。
(すいませんその誰かを忘れました・・・)
そう言われてなるほどと思い、買ってあった本を読んで、
それのサウンドトラックとしてソル・ガベッタのCDを買いましたが、
そんな折りに本家本元(?)チャック・ベリーが亡くなったというのは
なにやら因縁めいた物を感じてしまいました(笑)。
私はまだまだそれほど聴いていないのでこれから聴いてゆきます。
あ、でも、アーノンクールのヘンデル合唱曲集の箱を買い、
さらにテレマンの「ターフェルムジーク」も注文中で、
バロックへの流れも確かに来ています。
だからソル・ガベッタのCDはよかったです。
そうそう順序逆になりましたが、彼女がグリモー様と組んだ
ブラームスのチェロソナタがよくてこちらも買ってみたのでした。
グリモーとガベッタのそれはグリモー様の中でも特に好きな1枚で、
寝る前に聴くといいアルバム個人的にTop5に入ります。
ガベッタのCDもまだ買って聴いてみます。
アルゼンチンですが、先月読んだ椎名誠の本で、
昔は豊かな生活をしていたが70年代の冷戦期以降に
崩れてしまったと書かれていたのが印象的でした。
ピアニストのマルタ・アルゲリッチもアルゼンチン出身だし、
亡くなった私が好きな指揮者カルロス・クライバーも
戦後アルゼンチンに亡命していた、音楽ともゆかりが深い国ですね。
普通の人でもオペラのアリアを鼻歌で歌っているのはいいですね。
そこがポップスではないところが奥の深さを感じます。
私もオペラのアリアを鼻歌で歌えるようになりたいです、
と書くとやっぱり私は見栄っ張りなのかなって(笑)。
そうそう私もアルゼンチンを意識したのは「マルコ」でした。
イタリア系移民も多いようですね。
昔のテニス選手のSabatiniが確かそうだったと思いますが、
Gabettaももしかするとそうかもしれないですね。
Posted by guitarbird
at 2017年03月20日 15:00
