2014年11月05日
ピアノのジャケット写真集
01

ハウの半イメージ映像
階段にいるとピアノを弾いているように・・・見えないか(笑)。
なんとなく月1回ペースになってきた
おなじみジャケット写真集の記事です。
今回のお題。
ピアノのジャケット写真集
テーマとしては久しぶりに簡単ですね。
ただ、でも、ええと、最後に説明します。
今回は19枚、早速いきます。
◎その1、ピアノを弾く女性たち
02

LIVE AT FILMORE WEST
Aretha Franklin (1971)
アレサ・フランクリンのライヴの名盤中の名盤。
ただ、これ、僕は以前からずっと、アレサがピアノを前に
弾きながら歌っている写真だと思っていましたが、よく見ると、
そうらしいけれども肝心のピアノが見えないですね。
ううん、不覚だった、でも入れないわけにはゆかないから。
03

KILLING ME SOFTLY
Roberta Flack (1973)
ロバータ・フラックの「やさしく歌って」は誰もが知る名曲。
ピアノの前にいるけれど、よく見るとマイクを持って歌っていて、
この人意外とお茶目なのかな、と(笑)。
写真を撮る人間としては、これ、写真としてとても魅力的ですね。
04

THE DIARY OF ALICIA KEYS
Alicia Keys (2003)
ピアノを弾くソウル・レディの系譜はアリシア・キーズへと。
裏ジャケットにはこのピアノの俯瞰した全体が写っていて、
弾けない僕でも、年季の入ったいいピアノであると分かります。
それは、若手にしては音楽をよく知っているというイメージ。
05

MUSIC
Carole King (1971)
ピアノを弾く女性歌手といえば、やはりキャロル・キング。
おそらく外の景色がガラスに反射したのでしょう、木が写っていて、
秋っぽいイメージのジャケットですね。
06
◎その2、イラスト編
07

NOT TOO LATE
Norah Jones (2007)
ノラ・ジョーンズの3作目のこれは、
国内限定盤のスリップケースで、正確にはジャケットではないけれど、
しかしこれはないでしょ、あの美しいノラがお化けみたい・・・
ユーモアを前面に出す余裕が出てきた頃だったのかな。
08

NINA SIMONE AND PIANO!
Nina Simone (1969)
ニーナ・シモンのこれは、タイトルからしてピアノが主役ですが、
なんとも愛らしいイラストで控えめに主張して、いいですね。
09

BRIAN WILSON REIMAGINES GERSHWIN
Brian Wilson (2010)
ブライアン・ウィルソンがガーシュウィンを歌った名盤。
これは、もっとピアノをイメージ化していますね。
実際に聴くと、まさにこの絵のようなイメージが湧いてきます。
10

OCCAPELLA!
Jon Cleary (2012)
ニューオーリンズ音楽大好き英国人、ジョン・クリアリー。
Amazonのおすすめで知り、まさにジャケット買いした1枚。
僕はジャケット買いはあまり成功率が高くないのですが、
これは今までで1、2というくらいに大成功。
ほんとうに、このジャケットからイメージされる通りの音楽です。
11

TIN MAN WAS A DREAMER
Nicky Hopkins (1973)
ビートルズとも録音した英国のセッション・ピアニスト、
ニッキー・ホプキンスのソロデビュー作。
彼はアップライトのピアノを主に使っていたようですが、
このジャケットでは分からないですね。
もはや名盤と言われる1枚、イラスト部門大賞といたします。
◎その3、ピアノを弾く男性たち
12

THE GENIUS HITS THE ROAD
Ray Charles (1960)
僕が最近真面目に聴き始めたレイ・チャールズは、
一般的なイメージとしても、ピアノの前にいる人、ですよね。
13

CLOSING TIME
Tom Waits (1973)
トム・ウェイツのこれ、写真を撮る人間としては
頭の上の青いシェイドが妙に気になります(笑)。
でも、ないと弱いし、他の色だと不自然、これ素晴らしい。
時計は3時23分を指していて、閉店時間は3時なのでしょう、
もちろん午前(笑)。
14

NAKED SONGS
Al Kooper (1972)
アル・クーパーの、日本では人気のJolieが入った1枚。
邦題が「赤心の歌」、それは原題を大胆に意訳したものでしょうけど、
この写真の照明が赤っぽいのが、いい線ついていると思います。
いかにも、日本における洋楽の時代ですね。
15

SAIL AWAY
Randy Newman (1973)
ランディ・ニューマンのこれ、LPは多分見開きジャケットで、
表に彼の顔、裏にはピアノと弾く手がかすかに写っているのでしょう。
こじつけといえばこじつけ、でもなんとしても入れたかった人。
16

LIVE AT MASSEY HALL 1971
Neil Young (2007)
ニール・ヤングはギターのイメージが強く、
だから普通のアルバムではギターを持った写真が多いのですが、
僕にはピアノのイメージも強くて、何とかライヴで1枚見つけました。
でもやっぱり、イメージ違うのかな・・・
17

SONGS IN THE ATTIC
Billy Joel (1981)
ロック界のピアノマンといえばビリー・ジョエル。
ただ、それこそPIANO MANは不気味な顔がアップのジャケット。
過去の曲をライヴで収録したこのアルバム、アートワークが秀逸。
18

GREATEST HITS
Elton John
もひとりのロック界のピアノマン、エルトン・ジョン。
しかし僕が持っているオリジナルアルバムでは、ピアノだけが
大写しのものはあったけど、本人とピアノのジャケットはなく、
仕方ないのでベスト盤でご登場願いました。
それにしても変わった眼鏡が好きな人(笑)。
◎今回の銀賞
19

THE UNION
Elton John / Leon Russell (2010)
エルトン・ジョンとレオン・ラッセル。
東西のピアノの重鎮が組んだまさに重厚なこのアルバムを
内容込みで今回の銀賞と決めさせていただきます。
正直、ここまで素晴らしいとは、まさに奇跡の1枚。
いや、奇跡ではなく、軌跡が一体化した1枚。
◎今回の金賞
20

CHRISTINE McVIE
Christine McVie (1984)
フリートウッド・マックのミスティック・ヴォイス(と僕が勝手に呼ぶ)、
クリスティン・マクヴィーのソロ作が栄えある金賞に。
写真としてただただ素晴らしい。
ただ、よく考えると、何もない(多分)英国の丘の上に、
ピアノを運んでくるのはかなり大変だったのでは。
ヘリで下したのかな、車は行けそうにない場所だし。
それとも合成写真、いや、そうは見えないなあ。
CDの大きさでは小さいのが残念、中古LPを探して買いたい。
21

いかがでしたか!
自分で散歩に行かないと言ったくせに、
不満そうな顔つきで窓から見送るポーラ・・・
今回は、僕の中ではピアノのイメージが強い、
スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン・ブラウンそして
ドクター・ジョンのジャケットがなかったのが残念。
ノラ・ジョーンズだってあれだったし・・・(笑)・・・
ここからは、今朝のA公園の紅葉散撮影、
おなじみの2ヶ所の写真を交えながら。
22

第一駐車場の突き出しのヤマモミジ、
もう半分以上は葉が落ちたかな。
今回難しかったのは、僕はギター弾きで、
ブルーズをはじめとしたギターが中心の音楽を多く聴くので、
ピアノとなると、なかなかすぐには集まらなかったですね。
お得意の(!?)ハードロック・ヘヴィメタル系は全滅だし。
その分、ソウル系が多くなっていますね。
まあでも、いつもと少し雰囲気が違うのはよかったかも。
しかしきっと、何か忘れているものがありそうな気も・・・(笑)。
そしてもうひとつ思ったこと。
23

最もきれいに色づくヤマモミジも、明らかに葉が減っている。
今回こうしてピアノのジャケットを集めてみて、
アーティストはやっぱりイメージが大切であると実感しました。
ギター弾きはギター、ピアノ弾きはピアノであるべきという、
音楽業界の暗黙の掟のようなものがあるのかもしれない。
実際にはポール・マッカートニーやジャクソン・ブラウンなど、
スタジオのみならずコンサートでも普通に弾く人は多いにしても。
特にポールなどは代表曲がピアノを弾いている曲だから、
一般的なイメージはピアノも強いと思うんだけど、でもやっぱり
掟は掟として生き続けているのかもしれない。
あえて違うことをやってイメージを壊すことはない、という。
そうだな、チャック・ベリーの半生を綴った映画を観て、
あのチャック・ベリーがオルガンを弾きながら歌う姿は
ある意味とっても衝撃的だったからなあ。
イメージはやっぱり大切なのでしょうね、商売だから。
24

最後はハウ、落ち葉で遊んでいます(ほんとかな?)
来月は何のジャケット写真集かな。

ハウの半イメージ映像
階段にいるとピアノを弾いているように・・・見えないか(笑)。
なんとなく月1回ペースになってきた
おなじみジャケット写真集の記事です。
今回のお題。
ピアノのジャケット写真集
テーマとしては久しぶりに簡単ですね。
ただ、でも、ええと、最後に説明します。
今回は19枚、早速いきます。
◎その1、ピアノを弾く女性たち
02

LIVE AT FILMORE WEST
Aretha Franklin (1971)
アレサ・フランクリンのライヴの名盤中の名盤。
ただ、これ、僕は以前からずっと、アレサがピアノを前に
弾きながら歌っている写真だと思っていましたが、よく見ると、
そうらしいけれども肝心のピアノが見えないですね。
ううん、不覚だった、でも入れないわけにはゆかないから。
03

KILLING ME SOFTLY
Roberta Flack (1973)
ロバータ・フラックの「やさしく歌って」は誰もが知る名曲。
ピアノの前にいるけれど、よく見るとマイクを持って歌っていて、
この人意外とお茶目なのかな、と(笑)。
写真を撮る人間としては、これ、写真としてとても魅力的ですね。
04

THE DIARY OF ALICIA KEYS
Alicia Keys (2003)
ピアノを弾くソウル・レディの系譜はアリシア・キーズへと。
裏ジャケットにはこのピアノの俯瞰した全体が写っていて、
弾けない僕でも、年季の入ったいいピアノであると分かります。
それは、若手にしては音楽をよく知っているというイメージ。
05

MUSIC
Carole King (1971)
ピアノを弾く女性歌手といえば、やはりキャロル・キング。
おそらく外の景色がガラスに反射したのでしょう、木が写っていて、
秋っぽいイメージのジャケットですね。
06
◎その2、イラスト編
07

NOT TOO LATE
Norah Jones (2007)
ノラ・ジョーンズの3作目のこれは、
国内限定盤のスリップケースで、正確にはジャケットではないけれど、
しかしこれはないでしょ、あの美しいノラがお化けみたい・・・
ユーモアを前面に出す余裕が出てきた頃だったのかな。
08

NINA SIMONE AND PIANO!
Nina Simone (1969)
ニーナ・シモンのこれは、タイトルからしてピアノが主役ですが、
なんとも愛らしいイラストで控えめに主張して、いいですね。
09

BRIAN WILSON REIMAGINES GERSHWIN
Brian Wilson (2010)
ブライアン・ウィルソンがガーシュウィンを歌った名盤。
これは、もっとピアノをイメージ化していますね。
実際に聴くと、まさにこの絵のようなイメージが湧いてきます。
10

OCCAPELLA!
Jon Cleary (2012)
ニューオーリンズ音楽大好き英国人、ジョン・クリアリー。
Amazonのおすすめで知り、まさにジャケット買いした1枚。
僕はジャケット買いはあまり成功率が高くないのですが、
これは今までで1、2というくらいに大成功。
ほんとうに、このジャケットからイメージされる通りの音楽です。
11

TIN MAN WAS A DREAMER
Nicky Hopkins (1973)
ビートルズとも録音した英国のセッション・ピアニスト、
ニッキー・ホプキンスのソロデビュー作。
彼はアップライトのピアノを主に使っていたようですが、
このジャケットでは分からないですね。
もはや名盤と言われる1枚、イラスト部門大賞といたします。
◎その3、ピアノを弾く男性たち
12

THE GENIUS HITS THE ROAD
Ray Charles (1960)
僕が最近真面目に聴き始めたレイ・チャールズは、
一般的なイメージとしても、ピアノの前にいる人、ですよね。
13

CLOSING TIME
Tom Waits (1973)
トム・ウェイツのこれ、写真を撮る人間としては
頭の上の青いシェイドが妙に気になります(笑)。
でも、ないと弱いし、他の色だと不自然、これ素晴らしい。
時計は3時23分を指していて、閉店時間は3時なのでしょう、
もちろん午前(笑)。
14

NAKED SONGS
Al Kooper (1972)
アル・クーパーの、日本では人気のJolieが入った1枚。
邦題が「赤心の歌」、それは原題を大胆に意訳したものでしょうけど、
この写真の照明が赤っぽいのが、いい線ついていると思います。
いかにも、日本における洋楽の時代ですね。
15

SAIL AWAY
Randy Newman (1973)
ランディ・ニューマンのこれ、LPは多分見開きジャケットで、
表に彼の顔、裏にはピアノと弾く手がかすかに写っているのでしょう。
こじつけといえばこじつけ、でもなんとしても入れたかった人。
16

LIVE AT MASSEY HALL 1971
Neil Young (2007)
ニール・ヤングはギターのイメージが強く、
だから普通のアルバムではギターを持った写真が多いのですが、
僕にはピアノのイメージも強くて、何とかライヴで1枚見つけました。
でもやっぱり、イメージ違うのかな・・・
17

SONGS IN THE ATTIC
Billy Joel (1981)
ロック界のピアノマンといえばビリー・ジョエル。
ただ、それこそPIANO MANは不気味な顔がアップのジャケット。
過去の曲をライヴで収録したこのアルバム、アートワークが秀逸。
18

GREATEST HITS
Elton John
もひとりのロック界のピアノマン、エルトン・ジョン。
しかし僕が持っているオリジナルアルバムでは、ピアノだけが
大写しのものはあったけど、本人とピアノのジャケットはなく、
仕方ないのでベスト盤でご登場願いました。
それにしても変わった眼鏡が好きな人(笑)。
◎今回の銀賞
19

THE UNION
Elton John / Leon Russell (2010)
エルトン・ジョンとレオン・ラッセル。
東西のピアノの重鎮が組んだまさに重厚なこのアルバムを
内容込みで今回の銀賞と決めさせていただきます。
正直、ここまで素晴らしいとは、まさに奇跡の1枚。
いや、奇跡ではなく、軌跡が一体化した1枚。
◎今回の金賞
20

CHRISTINE McVIE
Christine McVie (1984)
フリートウッド・マックのミスティック・ヴォイス(と僕が勝手に呼ぶ)、
クリスティン・マクヴィーのソロ作が栄えある金賞に。
写真としてただただ素晴らしい。
ただ、よく考えると、何もない(多分)英国の丘の上に、
ピアノを運んでくるのはかなり大変だったのでは。
ヘリで下したのかな、車は行けそうにない場所だし。
それとも合成写真、いや、そうは見えないなあ。
CDの大きさでは小さいのが残念、中古LPを探して買いたい。
21

いかがでしたか!
自分で散歩に行かないと言ったくせに、
不満そうな顔つきで窓から見送るポーラ・・・
今回は、僕の中ではピアノのイメージが強い、
スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン・ブラウンそして
ドクター・ジョンのジャケットがなかったのが残念。
ノラ・ジョーンズだってあれだったし・・・(笑)・・・
ここからは、今朝のA公園の紅葉散撮影、
おなじみの2ヶ所の写真を交えながら。
22

第一駐車場の突き出しのヤマモミジ、
もう半分以上は葉が落ちたかな。
今回難しかったのは、僕はギター弾きで、
ブルーズをはじめとしたギターが中心の音楽を多く聴くので、
ピアノとなると、なかなかすぐには集まらなかったですね。
お得意の(!?)ハードロック・ヘヴィメタル系は全滅だし。
その分、ソウル系が多くなっていますね。
まあでも、いつもと少し雰囲気が違うのはよかったかも。
しかしきっと、何か忘れているものがありそうな気も・・・(笑)。
そしてもうひとつ思ったこと。
23

最もきれいに色づくヤマモミジも、明らかに葉が減っている。
今回こうしてピアノのジャケットを集めてみて、
アーティストはやっぱりイメージが大切であると実感しました。
ギター弾きはギター、ピアノ弾きはピアノであるべきという、
音楽業界の暗黙の掟のようなものがあるのかもしれない。
実際にはポール・マッカートニーやジャクソン・ブラウンなど、
スタジオのみならずコンサートでも普通に弾く人は多いにしても。
特にポールなどは代表曲がピアノを弾いている曲だから、
一般的なイメージはピアノも強いと思うんだけど、でもやっぱり
掟は掟として生き続けているのかもしれない。
あえて違うことをやってイメージを壊すことはない、という。
そうだな、チャック・ベリーの半生を綴った映画を観て、
あのチャック・ベリーがオルガンを弾きながら歌う姿は
ある意味とっても衝撃的だったからなあ。
イメージはやっぱり大切なのでしょうね、商売だから。
24

最後はハウ、落ち葉で遊んでいます(ほんとかな?)
来月は何のジャケット写真集かな。
Posted by guitarbird at 19:54
│CDジャケット展覧会