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2015年09月24日

If I Fell 「恋におちたら」 ザ・ビートルズ

01
If I Fell 「恋におちたら」 ザ・ビートルズ

If I Fell
The Beatles
A HARD DAY'S NIGHT
恋におちたら
ザ・ビートルズ
(1964)

今日もまた1曲の話です、お付き合いください。

ビートルズは先頃Penny Laneの記事を上げてまだ間もないですが、
この曲も数日前に突然思い出して今よく口ずさんでいる曲。
まあそういうのをすべて記事にしていたら毎日1曲の記事、
ということになりかねないのですが、でも、そうだ、この先、
ビートルズの213曲をすべて記事にしてゆこう、と思い立ちました。
数えたところ今まで19曲の記事を上げています、意外と少ないな。
いつBLOGをやめるか分からないですが(現時点でまったく未定)、
やめるまでにあと194曲を上げてゆくことに、しました、と断言。

今回はこの曲。

If I Fellは、ビートルズ初の主演映画A HARD DAY'S NIGHTの
挿入歌として同名アルバムに収録、1964年7月10日に世に出ました。

ところで、この映画は昔『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』
という邦題でしたが、今は『ハード・デイズ・ナイト』になっていますね。
僕は、うん、やっぱり、『ハード・デイズ・ナイト』はなじめない。
なぜ「ア」がないの???
「ア」があるから言葉にリズムが出て発語するのも気持ちがいいのに・・・
新しい邦題をつけた人の言語感覚を疑います。
僕はいまだに「ヤァヤァヤァ」と言っているので、この記事でも
「ヤァヤァヤァ」と書かせていただきます。

話は逸れました。
この曲について、いつものように先ずは
『ビートルズ・レコーディング・セッション』から。
いつものように引用者は改行その他適宜表記変更を行っています。

***

◎1964年2月27日
If I FellはThis Boyを発展させた曲と見なしていいだろう。
コード進行も、ジョンとポールのハーモニーも、かなり込み入っている。
このハーモニーは2人の要望により、1台のマイクで録音された。
15テイク録るうちに、曲がだんだん練りあがってくる。
ジョージ・マーティンのアドバイスを受けて、
第3テイクからドラム・サウンドがヘヴィになり、
第11テイクではオープニングにジョンのパンチの利いた
アコースティックギター、エンディングにジョージの
ハードなリードギターが加えられた。
このテイクの後、ジョージ・マーティンが
「こんな感じにしたいんだろう?」と尋ねているのに対し、
第14テイクの最後にはジョンの「ケツがモゾモゾしちゃう」
という声が入っている。
この曲は第15テイクをもってレコーディングを完了した。


***

その後、1964年6月9日にモノ・ミックス、同6月22日に
モノ及びステレオミックスが作成され、リリースに至ります。

録音は1日で終わったんですね。
結構凝った曲ですが、録音していくうちに練り上げられていった、
というところに彼らの才能のリアルさを感じます。

続いて『ジョン・レノン・プレイボーイ・インタビュー』より。

***

ちゃんとしたバラードを書いてみようという最初の試みだった。
In My Lifeがバラードとしては最初だけど、
この曲も同じようなコード進行になっている。
DからDm、Emとただくりかえす、あの手のやつさ。
これは半自伝的な曲だ。
歌の中に出てくるその女とのね。
-でも"Cyn"のことじゃない。(注)
50年代風のイントロがついている(歌う)。
ポールが真ん中の8小節を助けてくれたと思うんだ。
ぼくもセンチメンタルなラヴ・バラード、
つまらない恋の曲を書いたんだってことさ、その昔にはね。


(注) "Cyn"はジョンの最初の妻シンシアのこと。

***

興味深い話ですね。
ジョンは、単にテンポが遅い恋の歌を「バラード」とはみなしておらず、
「バラード」にはそれなりの決め事がある、という認識があったのでしょう。
あれだけの曲を作った人だから、そうした音楽的な細かいことにも、
意外とというか、意識をはっきりと持っていたわけですね。
「つまらない恋の曲」というのは、曲がつまらないのではなく、
ジョンは他のラヴソングについても「つまらない」と形容しているので、
ただのラヴソングはこのインタビューの頃には好きではなかったのかな。


遅くなりましたが、ここで曲です。




「ヤァヤァヤァ」からのシーンですね。
リンゴ・スターが、自分のドラムスをテレビ局のスタッフが勝手に触り、
怒りだして機嫌を損ねたのを見たジョンが、慰めるために
ギター、ギブソンJ160Eを持って近寄り、この曲を歌い出す。
リンゴは最初は怪訝そうな顔つきでドラムスの前に座るものの、
ジョンのイントロが終わると演奏を始め、にこやかな顔になる。
楽器を構えていたポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンも演奏に
加わり、周りは曲とは別にテレビ放送の準備が進んでいる。
ポールはヘフナー、ジョージはリッケンバッカー360-12。
途中ジョージがアンプに寄りかかって倒してしまうのはハプニングか。

録音の過程でドラムスが強くなったとありましたが、そんな曲のシーンで
リンゴが中心になっているのは偶然ではないのかな、と。

このシーンを観ていると、また映画を観たくなってきました。
間違いなく、僕が今までいちばん回数多く観た映画ですね。

そしてこのシーンではもうひとつ、ポールの動き、身のこなし、
今年のコンサートでもまったく変わっていなかった、
ということを思い出してまた別の感動がありました。


02
If I Fell 「恋におちたら」 ザ・ビートルズ


僕がこの曲を知ったのは中2の頃の「ビートルズ・イヤー」。
映画よりも先にレコードで聴きました。
当時一緒に熱心にビートルズを聴いていた今は栃木にいる親友が、
このアルバムがとにかくいいというので、早めにLPを買うことに。
ちょうどその頃、モノラル盤のLPが出た頃で、モノ盤を先に買いました。

If I Fellは、変わった響きの曲だなあと最初から強く思いました。
驚いた、といった方がいいかもしれない。
僕はそれまでたくさん音楽を聴いてきたわけではなかったけれど、
ユニークなコーラス、変なコーラス、と最初は思ったものです。
ジョンの歌い出しの部分が曲の中で1回しか出てこないのが
最初からなんだか不思議でした。
間奏もなしに次々と展開しつつ歌い継ぐのは、バラードでテンポは
速くないにもかかわらず、むしろ急いているように感じました。

もちろんすぐに歌詞を覚えて真似して口ずさむようになりました。
ビートルズの曲の常として、1番はジョン、2番はポール、という具合い。
この曲はジョンがひとりで歌い出すので必然的に1番はジョンですね。
でも、僕は音感が良くないので、最初はジョンのパートの音が
とりにくくて苦労しました。
ジョンの曲なのに、「なのに」というのは語弊があるかもですが、
なのにポールの歌メロの方を主旋律と感じてしまう。
高い音だから耳につきやすい、とういことなのかな。
しかも僕はこの曲のジョンのいちばん低い声が出せなくて、
ジョンのパートを歌う時はごまかしています、今でも(笑)。

しかもですね、感情たっぷりに(ロックとしてロックなりにですが)
歌っている内容というのが、If I Fell、英語文法的にいえば
「仮定法過去」、起っていない、起こりえないことを話している。
もし仮に僕が君に恋をするならこうこうこうなるだろうね。
だけどそれはないよ、と。
字義通りに受け止めてしまえば、「嫌みな奴」ですよねジョンは・・・
しかしこれ、そう言って焦らして彼女の気持ちを揺さぶっている、
むしろ頑固なのは彼女の方で、その気持ちを何とか動かしたい
と捉えればラヴソング以外の何物でもない、と気づきます。
ジョンがへそ曲がりで真っ直ぐに言えないだけで(笑)。
詩人としてのジョン・レノンのセンスを感じますね。

シンプルなようで凝っていて深い、不思議な響きの曲ですね。
永遠に終わらなそうなところ最後強引に終わらせている感じもします。
そうでもしないとほんとうにずっと歌っているのでは。
しかも、ビートルズの中でもこういう響きは他にはない。
ジョンが話で触れたIn My Lifeはもっと曲として整っている。
コーラスが印象的な曲はビートルズには多いけれど、
際立って個性的な曲だと思います。




アルバムと映画DVDのリンク。
DVDて今新品が流通していないんですね、驚いた。

なお、01に写っているのは、通常ステレオ盤、日本盤、US盤で、
US盤にはビートルズの曲以外は映画音楽が収められています。

で、今気づいた。
日本盤のジャケットはまさにこの曲の演奏シーンから
写真がとられているようですね。
単なる偶然なのですが、この曲の記事にこれを使ってよかったです。

ちなみに、今は栃木にいる親友が中学時代持っていたのは日本盤LPで、
僕は普通のフィルム風のジャケットが好きなのではじめからそれを
買いましたが、今となっては日本盤LPも買っておけばよかった、と。


さて、213曲記事に上げると宣言、残りあと193曲となりました。
しかし、待てよ。
仮に週に1曲上げ続けたとしても、4年近くかかるのか。
週に1曲だと、BLOGを見てくださる方からするとかなりの頻度、かな。
ビートルズの曲だけ取り上げるわけでもないし。
まあ、気負わずに、できるだけ上げてゆこうと思います。
ただ、ジョンの曲以外は引用が少なくなるかな。
レコーディング・セッションの方は全曲あるので大丈夫ですが。


最後は今朝の3ショット、A公園にて。

03
If I Fell 「恋におちたら」 ザ・ビートルズ







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この記事へのコメント
こんばんは。

「今となっては日本盤LPも買っておけばよかった、と。」

同感です。
学生時代、京都の中古盤屋で遭遇。
盤をチェックしたら、B面を横断するキズ。
視聴もせずに、下宿へ帰宅。

気になって、1時間後に駆け戻った
(自転車で移動してました)ら、
既に消えておりました。

見つけたら買わねば!
ということでこの事件が京都での
中古盤蒐集に拍車を掛けた思い出の
レコードです。
Posted by ミグの父 at 2015年09月24日 23:26
確かこのアルバムには「And I Love Her」というもう一つのバラードがあって、当時、ビートルズの違う面を見せられた記憶があります。
その頃はどの曲をレノンが作ったか、マッカートニーが作ったかという情報は知らずに聴いていましたが、私は「If I Fell」の方が好きでした。
今思えば、マッカトニーがバラードを作ると、メロディはきれいだけどSweetになってしまう一方、レノンが作ると意外性というかオリジナリティが強くなるというか、Sweetだけでは終わらないんですね。
音楽的なことはよく分かりませんが、ハーモニーの複雑さとか、メロディの意外な展開などがこのバラードの魅力ではないでしょうか。
Posted by fagus06 at 2015年09月25日 09:15
非常に恥ずかしながら映画を見ていません!
なのでこの映像に感動しました(今さらすいません〜)。
不機嫌な顔から笑顔になるリンゴとリンゴに寄り添うジョンの姿にぐっときました♪
リンゴってなんかかわいい人ですよね。Dont Pass Me Byがメンバーへのメッセージと言われているのを知って、かわいいなぁいい人柄だなぁとしみじみ思いました。

人柄といえばジョンはわたしのなかでは皮肉やでちょっぴり嫌なやつだけど寂しがりでなさけない所があるひとというイメージです(よく知らないのにえらそうでごめんなさい〜ファンに怒られちゃうかな)
でも、レイ・デイヴィスもかなりのひねくれ者ですし、わたしは世の中を斜に構えてみているひねくれ者に魅かれるようです(笑)

この映像を見てDVDを買わないと!と強く思いました。ビートルズ1デラックスエディションも買わねば!!

でも、ビートルズは人気があるからすぐに買えなくても入手しやすそうでいいですね。キンクスのボックスセットが喉から手が出る程欲しいのですが、3万もするので入手できずにいます…。
Posted by Kinks girl at 2015年09月25日 13:33
ミグの父さん、こんばんわ
1時間後になくなっていたというのは早いですね。
そのお店は人気があるのかな、と思ったり。
私はこの日本盤ヤァヤァヤァを買おうと真剣に思い始めたのが
30歳を過ぎてからで、もう定価以上が当たり前になっていました。
まあここにあるCD紙ジャケ買ったので今は少し落ち着いています。
というか、紙ジャケでこれほど嬉しくて満足したのは初めてかも。
と書いていて、やっぱりLP欲しいですね(笑)。

中古盤蒐集、いいですよね。
ミグの父さんがそのお仲間なのは嬉しいです。
ちなみにビートルズのハリウッド・ボウルは10年くらい前に
帯付美品が2000円しなかったので買いました。
まあ、内容はどうか、というあのライヴですが、CD化されておらず、
見つけた時、その安さが信じられませんでした。

そういえば映画『コン・エアー』の冒頭でニコラス・ケイジが、
MEET THE BEATLESの初盤だかの中古LPを通販で買って、
届いたものを開封して喜んでいたシーンが印象的でした。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月25日 20:22
fagus06さん、こんばんわ
And I Love Herはそうですポールの曲で、今年の来日公演でも
演奏してあらためて大好きな曲になりました。
その曲はジョン曰く「偉大なるYesterdayの前触れ」だそうで。

ジョンが作ったバラードの意外性といえばソロになってからの
Jealous Guyにとどめを刺す、と私は思います。
音楽としてはポールだけどロックとしてはジョンというか、
ジョンの場合きれいすぎないのがかえって響いてくる。
そしてやはりこの曲はハーモニーと意外な曲の展開を
買っておられるのですね。
当時から印象に残ったということで、私自身もあらためて
この曲はすごいんだなあ、と思い直しました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月25日 20:28
Kinks girlさん、こんばんわ
映画ぜひぜひ観てくださいね。
半ばドキュメントで彼らの普段の姿はこんなものだろうな
という感じで映画といっても気楽に観られます。
ちなみに私は『ハード・デイズ・ナイト』のDVDは買ったけど観てません。
だから今度観る時は(渋々)それを観るとします・・・(笑)。
リンゴはまさにこの映画の「主役」ですね。
リンゴだからこのグループはうまくいったのだと思います。
まあ、一番最初に「辞めた」人もリンゴだったわけですが、
それがリンゴだったからみんな何かに気づいたのに違いないし。

ジョンは自信家のようで自分に自信がない、というか
それが表裏一体になっている感じがします。
もっというと、他人に対しては自信があるけれど、
自分自身の在り方にいまいち自信がないというか。
私はずっとそんな感じの人だと思ってきました。
情けないところがあるのは、ヨーコさんと別居していた時に
露わになりましたね・・・今回は以下省略ですが・・・(笑)。

レイ・デイヴィスは確かにひねくれ者という感じがします。。
あの人の場合はそれが基本的に良い方に出ているというか。
Young Conservativesを聴いて歌詞の内容を知って
やっぱりそういう人だったか、と思いました。

キンクスのボックスセット、出ましたよね。
登録しているSONYの通販サイトから販促メールが来ましたが、
それ以来心のウィッシュリストに入っています。
ビートルズは確かにそれに比べると買いやすいというか、
安心して買わない、ということもあるかもしれないですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月25日 20:39
ビートルズの213曲をすべて記事にしてゆこう、と思い立ちました。

ギタバさん、こんばんは。すごい企画ですねぇ~
まさにギタバ版「ビートルズを聴け!!」やんけ!!
楽しみですU^ェ^U ワン!

If I Fellはジョンが唄うもポールが香り立つメロディやね、
コーラスワークが素晴らしい。

Kinks girl さんもこんにちは(・ё・)v
キンクスはぼちぼち聴き込みたいなぁ、と思っていた「未聴の大陸」でありまして Kinks girl さんのご登場はとってもタイムリーな
気が勝手にしているんです。先日ようやくヴィレッジ・グリーンのCDを手に入れたたのですが
これからもキンクスのコメントよろしくお願いいたします。
ちなみに拙者はRAY DAVIESさんのWorking Man's Cafeが大好きですねん!
Posted by ぽちわかや at 2015年09月25日 20:56
ぽちわかやさん、こんばんわ
あ、いや、そうですか、ありがとうございます。
あらためて、やっぱり週1曲上げても4年かかるんだなあ、
と今日は朝から仕事中もずっと考えていました(笑)。
でも先のことは考えずにやってゆこうと思いましたので、
よろしければこれからもお付き合いいただけるとありがたいです。

If I Fellのコーラスはいい意味で「若気の至り」というか、彼らが
理論よりも感覚で音楽を作っていることが分かりますよね。

キンクス、ぽちわかやさんも聴き込み始めたのですね、私も嬉しいです。
なんて私は偉そうなこと言えないですが、村緑はキンクスの中でも、
今の時代だからこそ分かりやすくかつ深いと感じます。
あとSOMETHING ELSEは80年代以降の英国ロックの基礎
といった趣きで好きです。
ああ、私の話はひとまず置いておいて、ですね、失礼しました(笑)。
いろんな形で聴く音楽が広がってゆくのはいいですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月25日 21:20
guitar birdさん、おはようございます。
上記のコメントでまるでジョンとレイのことを悪く?言ったようですが、ご存知だと思いますが、わたしはこのふたりの音楽が大好きなんです。
そして、リアルでもコンプレックスがあったり自分に自身がない人や、弱い部分情けない所がある人、世の中を斜に見がちな人に男女共に惹かれます。(共感の部分もあります)

この場をお借りしまして。
ぽちかわやさん、guitar birdさんへ
わたしがキンクス病に侵されたのは最近なのです。(巷ではキンクス教に入信したともいいます)
元もと60年代のロックポップスばかり聴いていたので、キンクスも1stからヴィレッジグリーンまでを好んで聴いていたのですが、突然発病してしまい、いままで気付かなかった歌詞と世界観の奥深さに目覚めてしまったのです。

だから、ただいまほやほやのキンクスマニアのビギナーなのです。わたしよりguitar birdさんのほうがお詳しいかもしれません(笑)
Young Conservativesの入っている「State of Confusion 」もまだ未購入なのです。元々、70年代後半からの音楽にあまり馴染みがないんですよね。もちろん、これから買いそろえて聴いていきたいと思っていますが、慢性の金欠病のため(複数の病気もち 笑)ちょっとづつ購入ですけど。

ぽちかわやさんがキンクスを聴いてみようかと思われたのは、キンクス教の信者としてはとても嬉しいです!ただ、わたしは、入信してから日が浅いので、キンクス教の教義をただいま勉強中なので、布教活動には慣れていませんが(笑)

ぽちかわやさんをはじめみなさんのコメもじっくり拝見して、知らなかった事を知って感心したり、共感して楽しんでいます。
これからもよろしくお願いします♫
Posted by Kinks girl at 2015年09月26日 05:21
Kinks girlさん、こんにちわ
好きなアーティストについて悪く言うのは、私はむしろ
当たり前のことだと思っています。
試しに私のビートルズ関連の記事を見ると、結構ひどいことを
書いているのがお分かりかと思います(笑)。
嫌いなものを嫌だというのは簡単ですが、好きなものの嫌な部分を
言えるのは好きな証拠だと私は思います。
もちろんそこには敬意がうんと込められている。
ただ、文字でやり取りをするネット上ではちょっとしたことが
誤解を招きかねない、というのはありますね、いい方でも悪い方でも。

コンプレックスがあったり自分に自信がない人の歌って
とっても引かれるものがありますよね。
あるいは、自信の塊のような人がふと見せた弱い面とか。
まあ実際の人間的な面は音楽やネットなどの情報だけからでは
分からないかもしれないですが、でもそこでしか接することがないので、
やっぱりそこに映る像を自らと重ね合わせて聴きますよね。

キンクスですが私も特に詳しいということはないです、正直。
私はビートルズ教ではありますが・・・(笑)。
アルバムはいつもの癖で全部揃えはしましたが、マスヒリ以降は
STATE OF CONFUSION以外は聴き込むにはまだ至っていません。
STATE...ですが、私が中学時代、「ベストヒットUSA」を
観始めた頃にCome Dancingが大ヒットして彼らは復活。
当時はLP買うかどうか迷って買わなかったのですが、
30歳になる頃に村緑が自分の生活に合いそうだと思って買って聴き、
次に昔買わなかったSTATE...を懐かしさを込めて買ったのが、
私のキンクスの始まりです。
もし中学時代にキンクスを買っていたら、と考えなくもないですが、
しかし音楽は人それぞれ聴くタイミングがあるものなので、
私の場合は30歳の頃に出会ってよかったです。

ぽちわかやさんもキンクスを聴き込みはじめられたのは嬉しいですね。
キンクスは王道のようで通好み、という面がありますね。
ちなみに私の高校時代からの友だちがキンクスが20年以上前
札幌に来た時にコンサートに行ったって今でも話すので、
うらやましいなあと思いながら話を聞いています(笑)。

まあなんであれ、音楽の話はこちらではいろいろ出てくるので、
記事以外の部分も楽しんでいただければと思います。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月26日 10:17
ぽちわかやさんへ
ぽちわかやさんをぽちかわやさんと間違えて打ってしまいました!ごめんなさい!
そそっかしいのでもしもまた間違えてしまったら大目に見てやって下さい〜

guitar birdさんへ
わたしの愛あってこその悪口?を分かって下さってありがとうございます。ネットだと口調や表情は伝わらないので微妙なニュアンスが伝わるか難しいところですね。
ネットでたまに心ない方の書き込みも見ますし。実際にコメント承認制にしているサイトもありますよね。まぁいろんな方がいるんだなぁという社会勉強になりますけど。

キンクスはアルバムの数が多くて中には?というものやイマイチのもの(愛あってこその発言です)もあるので、guitar birdさんのマスヒリ以降はあまり聴いていないのは納得ですよ〜信者でなければ聴く必要ないかも(笑)それにしても、Alcoholは最高ですよね!!というわりにわたしはお酒が飲めないのが残念なんですけど。
guitar birdさんは立派なBeatles教ですよね!教義の理解も深いし信仰歴も長いし布教活動も熱心ですし!
Beatles教に比べるとKinks教はあやしげなカルト教ですからね〜(みんなであやしげなお芝居したり変な扮装したりするイメージ…笑)
Posted by ごめんなさい! at 2015年09月26日 12:06
ギタバさん、こんばんは。
Kinks girlさん、打ち間違いは気にしないでくださいね、
じつは一瞬「ぽちかわちゃん」に改名しようかと思いましたσ(^◇^;;

2007年63歳のレイ・デイヴィスさんは口元に
ニヒルを湛えた曲者ロッカーぶりを振りまいてくれてますねぇ。

ほな、早急にAlcoholを手に入れて秋の酒を
味あわせていただきまっせ、おおきにっ。
Posted by ぽちわかや at 2015年09月26日 18:19
Kinks girlさん、こんばんわ
ぽちわかやさんはきっと大丈夫、と思っていたらやはり
ご本人から書き込みがあってよかったですね。

愛あっての悪口は、通常ならなんとなくでもはっきりでも感じますよね。
前回も書きましたが、私はただ単に何かあれば反射的に嫌なことを言う、
先ずは批判が口を突いて出る、という人がどうも苦手です。
実は私の父がそのきらいがあったのですが、二十歳を過ぎて、
そういうものの言い方が嫌になり、そうはならないようにしょうと。
というのも、実は私こそその人の息子だし、10代の頃は
そういう人間になりかかっていた部分があったので。
といって今はもう完全にそうではないかは自信がないのですが。

コメントですが、私もここで何度か、まあ嫌な言い方されたことあります。
一度はまさにビートルズの記事でしたが、通りすがりの人で、要旨は
「ジョン派の人は周りが見えないので困ります」、でした。
私は前にも書きましたが「派」でいえばポール派ですが、
その実どちらも大好きという人間ですが、その記事では
「ジョン愛」を中心に書いていたのでそうとられたのでしょうね。

あと音楽ですが、実は私には「悪い癖」があって。
大好きなアーティストの苦手なアルバムを「好きにならなければ」
と思い、実際に何度何年かかっても聴き返すことです。
一度友だちにそんなことする必要はない、好きなのを聴けばいいのに
と言われたことがあるのですが、私の中ではそれが納得できません。
実際、R.E.M.のUPはそうして聴いて今は大好きになったので、
やっぱり聴く時の気持ちの有りようが時により齢により違うのかな。

キンクスはLOW BUDGETも結構好きです、
あとSLEEPWALKERも。

ビートルズはまあ大好きな人が多いし、「教」といえば
実際そういうところもあるかもしれないですね。
布教活動、ですか、ありがとうございます。
キンクスは怪しげなカルト教というのは、失礼かもしれないですが、
まさにそんな感じ、と思いました(笑)。
怪しげな芝居、というのはさすがにビートルズもかなわないかなあ。

そうそうAlcoholは歌として最高に好きです。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月26日 23:47
ぽちかわ、いや、ぽちわかやさん、こんばんわ
打ち間違いって私も時々しますが、相手や読む人が誤変換など
意図のない間違いであると思ってくれることを祈るしかないですよね。
あと敬称抜かしてしまうのも焦ります。

秋のAlcoholもいただいて、寝ておられますかね。
今日は1日のリズムがずれてこちらまだ起きています。

レイ・デイヴィスさんは顔つきがロックですよね。
ジェフ・ベックとレイはもうその顔じゃなきゃあの音楽が
作れないだろう、というくらいに音楽と合っていると感じます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月26日 23:50
ぽちわかやさん、書き足しですが一句浮かびました。

夜狐も琥珀のグラス揺らすなり 樹翔

次の記事の返信でキンクスの句を作った時に、
連鎖的に思い浮かんだものを多少推敲しました。
しかし残念、調べてみると「狐」は冬の季語だった・・・
お粗末さまでした。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月27日 00:22
ギタバさん、こんばんは。
どっこいまだ元気にラムのお湯割りを啜りながら
ドライフルーツを囓ってまっせ。
そしてビレッジグリーンのモノラルサウンドが秋の夜に
似合います。
表題作の9曲目は甲斐バンドの♪雨に煙る街角を~、の
原曲そのものやねぇ、甲斐よしひろはん(?_?)

発句うれしいねぇ、ポーラママには申し訳ないけど
夜狐ママの流し目をちろちろと眺めつつ呑みたいく
なってしまいましたσ(^◇^;;

マスウェル・ヒルビリーズは販促用のプチ音源を
聴かせてもろたんですが、スワンプやらブリンズレイ・シュウォーツを
思わせる拙者好みの作品みたいで即発注しました
早く聴きたいなぁ。
Posted by ぽちわかや at 2015年09月27日 01:54
ぽちわかやさん、おはようございます
私の書き込みの時点でまた起きておられましたか。
半分くらい、そうじゃないかな、とは思っていましたよ(笑)。
私は今日も仕事なのであの後すぐに寝ました。

キンクスの村緑、甲斐バンドのその曲は知らなかったのですが、
やっぱり、そういう例ってあるんですね。
今ぽちわかやさんの書き込みを見てその中の猫の曲、
あの「猫声」が最初に頭の中に流れてきました。

マスヒリ注文されたんですね!
いや嬉しいことこの上ない。
そうですねカントリーというよりアメリカーナな1枚で、
確かにぽちわかやさん好みのアルバムだと強く思います。
表題曲が歌自体は割と単純なんだけど、曲の途中から
始まったような感覚があって味わい深いです。
そしてAlcohol、"Sad memories I can't recall"
という部分の歌メロと歌詞の絡みが最高に好きです。

俳句はありがとうございます、書き足してよかったです。
ちなみにひと月ほど前、犬たちの夜のおしっこで外に出ると
家の目の前に狐がいてマーサが鉢合わせしました。
今夜は十五夜で狐も出ないかな(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月27日 07:32
ぽちわかやさん、追伸ですが、マスヒリは前に記事を書いているので、
届いて聴いたらぜひお読みいただければ嬉しいです。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月27日 07:41
ぽちわかやさんがマスヒリをお聴きになるみたいでとても嬉しくなりました♥ありがとうございます!
guitar birdさんの過去記事も素晴らしいのでぜひ目を通してみてくださいね!
マスヒリはお酒を飲みながら聴くと最高なアルバムですので、ぽちわかやさんにピッタリです♫

ぜひぜひお酒を用意して自宅にいながらにしてパブ気分を味わって、ほろ酔いでまったりしてくださいね〜
ほろ酔いになる前に具合が悪くなるアルコール分解酵素をのないわたしはコーヒーを飲みながら聴いてますけど、お酒が飲めるひとがうらやましい!
お酒を飲みながらほろ酔いでロックを聴きたいなあ〜

guitar birdさんのおうちにキタキツネが出るのですね!そう言う我が家は今朝ハクビシンがきました。縁側に座ってメダカの睡蓮鉢から水を飲んでいました。目が合っても逃げないんですよ〜
うちの犬が窓にかけよって吠えたら逃げましたけど。うちで見たのは初めてでした。川岸にトイレスポットがあり、いつもフンがしてあるのは知っていましたが。(木の実ばっかりのフンなので犬と区別がつきます)
Posted by Kinks girl at 2015年09月27日 11:38
Kinks girlさん、こんばんわ
ぽちわかやさんが買われたのはほんと嬉しいですね。
私の記事の宣伝もしていただきありがとうございます(笑)。

ところで余談というか、「マスヒリ」ですが、私はその手の略称、
英語のカタカナ読みで略すのはあまり使わないのですが、
ジョンの「悪口」と同じで、大好きだからこそ使うというのがあって、
「マスヒリ」はその一つです。
あと「デフレパ」くらいかな、使うのは。
ストーンズやパープルのようにどっちかの単語だけ言うのは多いです。
ただ、最近「スマホ」は社会常識として使わないと話が通じないので
渋々使うようになりましたが・・・(笑)。
あと、仕事関係で人と話す時は「パソコン」と言いますが
ここではPCと書いています。

それはともかく、マスヒリほどお酒に合うアルバムもそうはないですね。
全体的に斜めにスウィングした感覚が気持ちいいですね。

ハクビシンが家に現れたんですね。
北海道ではいるという噂と幾つかの文献はありますが、
私はこちらでは見たことはないし、そちらでもないです。
ハクビシンは私が小学生の頃はまだ「在来種」説が残っていました。
今から思うと信じられないのですが。
メダカがいる鉢があるんですね、いいですね。
私は東京にいた頃は淡水魚を家で飼っていたのですが、
札幌は冬を越すのが大変なので飼っていません。
(室内で水槽で飼えばいいのですが電気をこれ以上使いたくない・・・)
キタキツネは家の周りでは年に数回見ますが、数の変動があって、
一昨年くらいからまた少ないサイクルに入っているように感じます。
ひところは冬になると毎晩庭で夜中に鳴いていました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年09月27日 22:16

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If I Fell 「恋におちたら」 ザ・ビートルズ