2016年12月19日
Thank God It's Christmas クイーン
01
Thank God It's Christmas
Queen
(1994)
クイーンの曲が続きます。
先日、「2016年のクリスマスCD」という記事(こちら)を上げ、
今年車で聴くクリスマスソングを集めて作ったCD-Rの話をしました。
今日はその中からクイーンのこの曲。
☆
Thank God It's Christmas
Queen
(1994)
何がすごいって、フレディ・マーキュリーのヴォーカルでしょう!
この曲はもちろん今までも結構聴いてきましたが、今年は
特にこの曲でひっかかりじっくりと聴き込むことが多いですね。
フレディのヴォーカルのすごさがあらためて分かりました。
何がすごいって、それが言えないのがすごい!
はい、終わり(笑)。
なあんて、でもものすごく感動した時には何も言えなくなる
ということはままあるのではないかと思います。
フレディのヴォーカルは、まあ最初の頃は憧れていた
誰それの影響を受け一部は真似をしていたかもしれない。
でも、クイーンの割と早い時期に出来上がってからは、
もう過去の誰それのような歌い方というのはなくなった。
歌い方
フレディにしか見えない、聴こえない世界があったのだと
確信を抱きました。
もうこれはひとつの「芸」ですね。
そりゃプロの歌手は大なり小なりそうでしょうけど、
でも例えばポール・マッカートニーと比べてみると、
ポールには「普遍性」がありそこを極めているのがすごい。
つまり多くの人が歌いやすい。
一方フレディは「唯一無二」。
誰にも真似できない。
いや、真似はしても構わないけれど、
単なるモノマネで終わってしまう(そして笑われるだけ)。
この曲の歌い方で僕がすごいと思った部分。
まずはタイトルの言葉を歌う時の"Christmas"という言葉、
カタカナで無理矢理書くと「クゥリスマァス」と、
言葉を切って売りさばくようなこの迫力。
2'07"から11"にかけてが特にすごい。
1'21"の"My friend"、嘆くような歌い方、
ほんとうに友だちを大切にしているのが伝わる。
1'49"の"Oh"の気持ちの入り方。
"Oh"はどこも艶ややかで怪しい声ですね。
2'59"の"Day"という言葉の伸ばし方、
その言葉の間から漏れてくる気持ち。
やっぱりフレディはいかに気持ちよく歌うかという
美学を持って歌っていたのではないかなあ。
そんなことを考えながらこの曲を聴いています。
フレディが歌っていることもあって、フレディの曲のように聴こえる。
歌メロが複雑に動くのもいかにも歌い手の曲だなあと。
しかし実はブライアン・メイとロジャー・テイラーの共作。
そういわれればロジャーの曲こそ歌メロが複雑に動くんだっけ。
リズムが12/8でR&B風なのもフリークなロジャーらしいといえばそう。
なんて後になれば幾らでもいえるんですが(笑)。
でも、歌い方はフレディに任せたのでしょうね、きっと。
そしてジョン・ディーコンだけこの曲は目立たない。
いいんです、それで(笑)。
ところで。
クイーンはGREATEST HITSがI、II、IIIと3枚出ています。
1999年に出たIIIの英国盤の最後にこの曲が収められていますが、
東芝EMI時代に出た国内盤は、この曲の代わりに
I Was Born To Love Youが収録されています。
その曲が当時日本で人気があったからでしょうけれど、
やはり日本では当時はまだクリスマスソングが一般的に
聴かれているわけではなかったのだと思ったものです。
今はどうなんでしょうね・・・!?!?・・・
よく知ったこの曲にまたはまっています。
そういう聴き方が好きですね、僕は。
一度記事で取り上げた曲ですが、そんな思いをどうしても
書き留めておきたく、独立してもう一度記事にしました。
最後は3ショット。
02
クリスマスっ気のない写真にて失礼します・・・
Thank God It's Christmas
Queen
(1994)
クイーンの曲が続きます。
先日、「2016年のクリスマスCD」という記事(こちら)を上げ、
今年車で聴くクリスマスソングを集めて作ったCD-Rの話をしました。
今日はその中からクイーンのこの曲。
☆
Thank God It's Christmas
Queen
(1994)
何がすごいって、フレディ・マーキュリーのヴォーカルでしょう!
この曲はもちろん今までも結構聴いてきましたが、今年は
特にこの曲でひっかかりじっくりと聴き込むことが多いですね。
フレディのヴォーカルのすごさがあらためて分かりました。
何がすごいって、それが言えないのがすごい!
はい、終わり(笑)。
なあんて、でもものすごく感動した時には何も言えなくなる
ということはままあるのではないかと思います。
フレディのヴォーカルは、まあ最初の頃は憧れていた
誰それの影響を受け一部は真似をしていたかもしれない。
でも、クイーンの割と早い時期に出来上がってからは、
もう過去の誰それのような歌い方というのはなくなった。
歌い方
フレディにしか見えない、聴こえない世界があったのだと
確信を抱きました。
もうこれはひとつの「芸」ですね。
そりゃプロの歌手は大なり小なりそうでしょうけど、
でも例えばポール・マッカートニーと比べてみると、
ポールには「普遍性」がありそこを極めているのがすごい。
つまり多くの人が歌いやすい。
一方フレディは「唯一無二」。
誰にも真似できない。
いや、真似はしても構わないけれど、
単なるモノマネで終わってしまう(そして笑われるだけ)。
この曲の歌い方で僕がすごいと思った部分。
まずはタイトルの言葉を歌う時の"Christmas"という言葉、
カタカナで無理矢理書くと「クゥリスマァス」と、
言葉を切って売りさばくようなこの迫力。
2'07"から11"にかけてが特にすごい。
1'21"の"My friend"、嘆くような歌い方、
ほんとうに友だちを大切にしているのが伝わる。
1'49"の"Oh"の気持ちの入り方。
"Oh"はどこも艶ややかで怪しい声ですね。
2'59"の"Day"という言葉の伸ばし方、
その言葉の間から漏れてくる気持ち。
やっぱりフレディはいかに気持ちよく歌うかという
美学を持って歌っていたのではないかなあ。
そんなことを考えながらこの曲を聴いています。
フレディが歌っていることもあって、フレディの曲のように聴こえる。
歌メロが複雑に動くのもいかにも歌い手の曲だなあと。
しかし実はブライアン・メイとロジャー・テイラーの共作。
そういわれればロジャーの曲こそ歌メロが複雑に動くんだっけ。
リズムが12/8でR&B風なのもフリークなロジャーらしいといえばそう。
なんて後になれば幾らでもいえるんですが(笑)。
でも、歌い方はフレディに任せたのでしょうね、きっと。
そしてジョン・ディーコンだけこの曲は目立たない。
いいんです、それで(笑)。
ところで。
クイーンはGREATEST HITSがI、II、IIIと3枚出ています。
1999年に出たIIIの英国盤の最後にこの曲が収められていますが、
東芝EMI時代に出た国内盤は、この曲の代わりに
I Was Born To Love Youが収録されています。
その曲が当時日本で人気があったからでしょうけれど、
やはり日本では当時はまだクリスマスソングが一般的に
聴かれているわけではなかったのだと思ったものです。
今はどうなんでしょうね・・・!?!?・・・
よく知ったこの曲にまたはまっています。
そういう聴き方が好きですね、僕は。
一度記事で取り上げた曲ですが、そんな思いをどうしても
書き留めておきたく、独立してもう一度記事にしました。
最後は3ショット。
02
クリスマスっ気のない写真にて失礼します・・・