2016年11月21日
KEEP ME SINGING ヴァン・モリソンの新譜
01

KEEP ME SINGING
Van Morrison
(2016)
お待たせしました(?!)、ヴァン・モリソンの新譜記事です。
今回はジャケットの話から。
鳥がいる。
もうそれだけで僕は嬉しさ百万倍(笑)。
この鳥は何だろう。
うちにある洋書の英国の野鳥図鑑と
オーデュボンの図版集でざっと見てみました。
先ず、英国の歌う鳥として有名なのが、
Robin=ヨーロッパコマドリ、Nightingale=サヨナキドリ、
Blackbird=クロウタドリですが、そのどれでもない。
まあ、Blackbirdでは何かのパロディみたいになるので
選ばないでしょうけれど(笑)。
しかし見たところ、該当するものや似ているものがない。
赤い鳥は少ないのですぐに分かりそうですが、分からない。
海外の特に北米の鳥には詳しくないですが、
この絵の鳥は科が何であるかまで見当がつきません。
英国の鳥は日本と共通のものが多いですが。
絵から推測してみましょう。
ウグイス科・ムシクイ科やヒタキ科ツグミ類とは頭の形が違う。
コマドリなどその他ヒタキ科とは背中側の羽の色合いが違う。
背中側はホオジロ科っぽいけれどにしては嘴の感じが違うし、
外見が洗練されたアトリ科とは全体的に違う。
おなじみシジュウカラ科やゴジュウカラ科でもない。
そもそも尾がこうして半円形に開くスズメ目の鳥は思いつかない。
余談で、「歌う鳥」=囀りする鳥を「鳴禽」(めいきん)と称しますが、
これはスズメ目の鳥のことを指し、フクロウやカッコウやカワセミ
などは含まれません。
でもカラス科はスズメ目ですがカラスやカケスは囀りしません。
分からない。
想像の鳥なのかもしれない。
Van morrison という学名でもつけましょうかね(笑)。
余談その2で生物の学名は基本単語2つをスペースを置いて並べ
前の単語を「属名」、後ろの単語を「種小名」といい、
「属名」は頭を大文字、「種小名」は小文字、
そして全体を斜体字=イタリック体で記されます。
02 日本の歌う鳥代表 Japanese Bush Warbler=ウグイス

閑話休題。
前作のタイトルはBORN TO SING : NO PLAN B、
「歌うために生まれた:他のプランはない」でした。
そして今回は「僕を歌い続けさせる(もの)」ということで、
今のヴァン・モリソンの素直な心境なのでしょう。
ただ、KEEP ME SINGINGということで、
「何か」が僕に歌わせる、ということになりますね。
「何か」、何だろう?
鳥を見ていると歌いたくなるのかな、木かな?
もうひとつ、"keep"が三人称現在形になっているので、
「何か」はひとつではない。
鳥も、木も、風も、大地も、自分の心もそして神までもが
「僕に歌わせようとしている」、ということかもしれない。
三人称ではないとすれば命令形ですが、そうなると
「僕に歌い続けさせてくれ!」と懇願していることになる。
神様への願いかもしれない。
いずれにせよ、歌に取りつかれた男の今の姿が
素直に表れているのがこのアルバムです。
ヴァン・モリソンのアルバムは何か特別なことをしたものと
精神状態が揺らいでいた時期のアルバムを除いた、
まあ「普通の」作品は一聴すると同じに聴こえる。
ええ、僕はファンですから誤解を恐れずにはっきり言う。
ファンではない、慣れていない人が聴けばそう感じると思います。
でも、じっくり聴くとどれも違う。
その時の精神状態が割と素直に音に表現される人だから、
喩えていえば、秋は毎年同じように迎えるけれど、
今年の秋は穏やかだった、昨年は少し揺らいでいた、
だけどやっぱり毎年秋という季節を楽しんで過ごしている、
ということなのかもしれない。
今回のアルバムはどうでしょう。
揺らぎが少ない、穏やかで安定していると感じます。
迷うことなく自分の歌への思いを素直に歌っている。
単語の連発やスキャットはあるけれど、エキセントリック
というほどのものではないというのが、穏やかさが
物理的な音として表現されている部分かな。
先日の「ベストヒットUSA」でレイ・チャールズの
I Can't Stop Loving Youが取り上げられました。
小林克也さんが曲についての逸話を紹介していましたが、
あんなカントリーなんてやるなよ、と言われたレイ・チャールズは、
気にも留めずにそれを歌い、結果的に大ヒットさせたという。
小林克也さんはさらに、「ソウルミュージック」という言葉では
括れないレイ・チャールズの音楽をこう称していました。
「レイ・チャールズはレイ・チャールズでしかない」。
そうなんですよね、僕もレイ・チャールズを真面目に聴くように
なったのはここ数年なのですが、確かに一般的なイメージの
「ソウルミュージック」とは何か肌触りが違うと感じたものです。
ヴァン・モリソンの音楽は一応ブルーアイドソウルに分類されて
いますが、僕はそう思って聴いたことがありません。
まあ僕がソウルミュージックをよく知らないといわれれば
それまでですが、でも、やっぱり違う。
その答えを小林克也さんが教えてくれたのです。
「ヴァン・モリソンはヴァン・モリソンでしかない」
そう思うのは、ジャズの要素が濃いからかな。
レイ・チャールズだってジャズもやっていた人だし。
で、マイルス・デイヴィスはジャズだけどジャズでは括れない
「マイルスはマイルスでしかない」と僕は思うのですが、
そこまで言える人って、もう数えるほどしかいないですよね。
そう言われるととっつきにくいと感じるかもしれない。
しかし一方、それってどんな音楽なんだと興味を抱く人も。
そうなんです、ヴァン・モリソンの場合は
「こんな音楽を聴いてみたい」「ブルーアイドソウルで何か選びたい」
というのではなく、「ヴァン・モリソンを聴いてみたい」、
そう思えるかどうかにかかっていると僕は思います。
「ヴァン・モリソン」という音楽が世の中にはあるのです。
素晴らしいことではないですか。
03 ミズナラはウイスキーの樽に使われる木

1曲目:Let It Rhyme
1曲目から落ち着いていますね。
ヴァン・モリソンも抑えた歌い方で、時が穏やかに流れる。
ハーモニカとオルガンの間奏も抑えたトーンで心地よい。
それって一瞬ヴァン・モリソンらしいと思うかもしれない。
でも、叫びもしないし単語の連呼もない。
僕はむしろ、こういう面があったんだって新鮮に感じました。
"rhyme"は「韻」、これは「韻を踏ませよう」ということ。
ヴァンさんは、歌詞という概念以前に、感じたことを表現するのに
「韻」を踏むことを考える、いや、それが自然なことである、
そういう感覚の持ち主なのでしょう。
2曲目:Everytime I See A River
穏やかな曲は続くけれど、ここでは叫ぶほどではないにしても、
少し唸っている、本来のヴァンさんに近づきつつある。
フェイドアウト部分で単語連発も出てくるし。
タイトルの言葉をヴァンさんが呟いた後に入る
5つの音からなるキメのフレーズがなんだかいい。
ギターソロのフレーズと音色に80年代ブラコンが垣間見える。
最後に「得意技」謎のスキャットも出てくるけど抑え気味、それもいい。
川を見ると思い出す、鉄道の音や悲しい歌を聴くと。
歌詞を読むと、以下の3通りに僕はとれました。
・あれ程までに愛していた女性と別れてしまった
・あれ程までに愛していた女性との仲が冷えてしまった
・あれ程までに愛していた女性が死んでしまった
答えは川の中にありそうです。
3曲目:Keep Me Singing
タイトルトラックである3曲目もやはり穏やかなんだけど、
リズムが少し跳ねて軽快なのりになっています。
サビはポップでしゃきっとしていてこれまた気持ちいい。
落ち着いた中に盛り上がりをみせる、もうこれは
ヴァン・モリソンにしか出せない風味でしょうね。
ギターでいうチョーキング(ベンディング)したようなフレーズの
ハーモニカがいい。
そして僕はこれ、ポップでとっつきやすい第一印象から
聴き進めていたのですが、何回目かに聴いた時、ふと、
これはすごく感動的な曲だというスイッチが入り、
今では気持ちが緩い時に聴くと涙が出そうになっています。
またサビの♪Keep me singinと入る前に僕は、
「よし」と気合を入れて口ずさんでいることに気づきましたが、
それほどまでに素晴らしい歌。
歌詞で着目したいのが、サム・クックへの敬愛の念。
"Just to know my people got soul"というくだり、意訳すると
「僕の音楽を聴く人々がソウルを得たと知った(時)」。
その後はこう続きます。
Sam Cooke singing "That's Where It's At"
And "Let The Good Times Roll"
つまり、サム・クックのように歌いたかったヴァン・モリソン、
そしてヴァン・モリソンを聴いた人はソウルミュージックに
親しむようになった、ということ。
先ほど僕はヴァン・モリソンはブルーアイドソウルなのかな、
と書いたばかりですが、本人は「ソウルミュージック」として
自分の歌を歌っている、ということなのでしょうね。
僕はヴァン・モリソンより先にサム・クックを聴いていましたが、
順番は関係ない、やはりヴァンさんに教えてもらったひとりです。
でも、往生際が悪いけれど(笑)、ヴァン・モリソンの音楽が
ブルーアイドソウルというのはどうかな、とは思います。
ヴァン・モリソンです。
4曲目:Out In The Cold Again
スロウで落ち着いた曲。
このタイトルは秋にリリースされることを意識していますかね。
こちらは今まさに「再び寒さの中に放り出される」頃。
歌詞があるからそう感じるのか分からない、思い込みかもですが、
この曲はなるほど全体的に冷ややかな空気を感じます。
でも、人の心の中は暖かい、だから曲は決して冷たくない。
間奏の生ギターの音がぱりぱりなのは寒さの演出かな、面白い音。
長めの曲で最後は語り継ぐように歌うのもヴァンさんらしい。
5曲目:Memory Lane
同じく初冬らしいスロウの落ち着いた曲が続く。
実際歌い出しが「今は秋、11月になっている」、まさに今ですね。
まあ二十四節気でいえばもう冬ですが、固いことは言わない(笑)。
しっとりとした曲で回想されては、もう涙腺が緩んでしまう。
この手の曲は若い頃はソフトな声で歌っていたと思いますが、
今のヴァンさんはずっしりと響く声で思い出を紡いでゆく。
最初の部分に、
「木々の葉の素晴らしい光景を見たが、
デジャヴなのかどうなのか分からない」
というくだりがありますが、僕が先ほどヴァン・モリソンの音楽を
秋に喩えたこととつながってゆきますね。
そしてやっぱり自然に歌わされる人なのだと。
6曲目:The Pen Is Mighter Than The Sword
ここから曲の雰囲気が変わってきますよ。
これはゼム時代の曲っぽい、もっといえば、
1950年代後半から60年代前半のR&Bっぽい雰囲気。
ギターの動きがブルーズっぽくもあるし、ギターソロもまた然り。
曲の終わりでハモンドオルガンが弾けるのも、
何かが崩れ落ちるようで印象的。
演奏も歌も緊迫感がある、それこそ剣のように冷やっとした
感触が後を引く。
「ペンは剣より強し」、メッセージ性の濃い内容。
でもそれは決して反戦メッセージには聴こえない。
あくまでも人生訓であり自らの生き方について話しているのが
ヴァン・モリソンのいいところだと思います。
(決して反戦歌をよくないと言うつもりはありません、念のため)。
クールな曲で、最初から強く印象に残った曲のひとつです。
04 シラカンバの顔たち ("Woman"作)

7曲目:Holy Guardian Angel
歌い出しからヴァース全体が不安定な音使いとコード進行で、
なんだかゆらゆらとした中で曲が進む。
あれれどうしちゃったんだろうって不安になる。
しかしご安心あれ、タイトルを歌うBメロに入ると
曲の芯がしっかりとしてきてりりしくなる。
後半は"Guardian Angel"という男声を中心とした混声コーラス、
ここでついに曲の全体像が見える、そんな感じ。
不安定な気持ちの先に守護天使が待っているのかな。
後半のピアノや生ギターのソロの部分もゆらゆらとしていて、
なんだか不思議な響きの曲ですね。
ちょっと他にこんな響きの曲は思い当たらない。
でも最後はしっかりと落ち着かせて締めているのがいい。
タイトルからしてこれも最初から印象に残った曲。
8曲目:Share Your Love With Me
オルガンとギターのカッティングによる静かなイントロ。
落ち着いたバラード風の歌は得意とするところ。
曲全般に流れるオルガンがそよ風のように響いてくる。
風がまるでいたずらしているように。
この曲は女性が自分のもとを離れてしまうともう耐えられない、
といったことが直接的に歌詞に書かれています。
だから僕と愛を分かち合ってくれ、という。
でもこれ、"she's gone"が「死んでしまうこと」と捉えると、
歌詞を読んで胸が詰まらされる思いがする。
明るいようで引きずる曲であるのはそういうことなのでしょうね。
曲自体はオールドスタイルで凝っているわけではない、
もうそこにはヴァン・モリソンがいるだけ、それでいい。
小さな会場で生で聴くと感動するだろうなあ。
9曲目:In Tiburon
バラードといえばバラード、でも、アコースティックギターが
一拍ずつ刻んでいく小気味よさとヴァンさんの歌のだるさが
いい具合にマジックを起こしているこれまた不思議な響きの曲。
"Tiburon"て何? て思いながら曲を聴き歌詞カードを読むと、
どうやらサンフランシスコ辺りの地名らしい。
しかしさらに単語の意味を調べると、スペイン語で「鮫」だという。
なるほど、そういえばSan Franciscoもスペイン語由来だから、
あの辺りにはスペイン語の地名が多いのでしょうきっと。
鮫といえば昨日の朝のNHK俳句の季題は「鮫」だったっけ、
と強引に自分自身の体験につなげるのでした(笑)。
10曲目:Look Beyond The Hill
マイナー調の哀愁がかったブルージーな曲。
ちょっとばかり鬼っ子っぽい響きもある(なんだそれ・・・?)
最初はインストゥルメンタル曲かと思ったところで、
途中からヴァンさんが歌い始めてはっとさせられる。
しかも曲が短くあれれっと思っている間に終わる。
ううん、やられたぁ。
全体の音使いがMoondanceっぽいのが面白く、
そうですね、セルフパロディのような曲かもしれない。
11曲目:Going Down To Bangor
むむ、この曲、1960年代中頃、ブルーズロック少し手前、
言ってしまえばヤードバーズっぽい香りがするぞ。
歌の節目でしつこいように出てくるギターリフもそんな感じ。
単純なブルーズ形式のコード進行で朗々と歌う中、
間奏のギターソロがそんな雰囲気を助長している。
考えてみればヴァンさんだってゼム時代にそのような
ポップなブルーズロック寸前の音楽をやっていたんだから、
これは誰それの真似ではなく原点回帰なのでしょうね。
それらしい曲が前半にももう1曲あることだし。
それにしてもポップで明るい曲だなあ。
Bangorは「北アイルランド南東部の町」とのことで、
ヴァン・モリソンが生まれたベルファスト Belfast近郊にある
海辺のリゾートシティだという。
なんとなく陽気で抜けた感じがするのはリゾートだからかも。
英国でリゾートシティといえばクイーンの曲にもあり、
グレアム・グリーンの小説Brighton Rockを読んだことがある。
記事を書くに当たって調べてそこに結びつき、
僕のこの曲のイメージが固まってきました。
ところで、Wikipediaによれば、
Bangorというのはスコットランド風の綴りと発音であり、
アイルランドではBeanncharとなるのだという。
ヴァン・モリソンはアイルランドの人だけど
(北アイルランドだから国籍としては英国になるはず)、
ここでは英語として一般的に知られている綴りを使っているのは、
ポップスターだからという面と、思想的背景はあまり
持ち合わせていないか表に出さない人なのかなと考えました。
12曲目:Too Late
ここまでほとんどスロウテンポだったけれど、最後の前にようやく、
ミディアムテンポのノリがいいソウル風味の曲がきました。
まあヴァン・モリソンの場合基本的にどの曲も同じスタイルの
過去の曲の要素が感じられるんだけど、これは特に強いかな。
歌とコーラスの絡みにはドゥワップの影響が感じられますね。
歌詞では「何々が遅すぎる」と列記して歌が進むのですが、
曲がなんだかとっても前向きに聴こえる。
「明日では遅すぎて待てない」とも説いている。
きっと「何事も遅すぎることはない、ためらわないで」
というメッセージなのでしょう。
齢70を超えた人が歌うと、訴える力が大きいですね。
最近新たに聴いた曲でこれだけ前向きな曲はない。
最後の方のホーンが歌とうまく呼応していて
気がつくとホーンの旋律も口ずさんでいるくらい。
これはもうヴァン・モリソン後期の名曲と言ってしまっていい。
心が温まる曲ですよ。
この今日のスタジオライヴ映像がありました。
☆
Too Late
Van Morrison
(2016)
13曲目:Caledonia Swing
軽やかなスカにのったインストゥルメンタル曲。
「歌い続ける」と言いながらも最後はインストゥルメンタル曲、
やはりというか一筋縄ではゆかない、人を喰ってますね(笑)。
「カレドニア」というのは、今年リイシュー盤が出たライヴ盤の頃の
音楽とバックのホーンセクションにつけられた名前ですが、
その企画でこの曲を思いつき、懐かしみながら曲を作ったのかな?
そうだとすればやはりこの人はその時の気持ちが素直に
曲に現れていて信頼できる人だと思いました。
これがねぇ、なんかいいんですよねぇ。
ホーンの旋律が歌っているし、気持ちがほぐされる。
「僕を歌い続けさせる」というアルバムの最後がインスト、
つまりまだこの先歌い続ける、という意味に僕は解釈。
早く次のアルバムが出ないかなあ、と、新譜が出たばかりなのに
もうそう思い始めている僕がいました(笑)。
リンクは左が国内盤、右が輸入盤。
僕が買った時より300円くらい安くなっている・・・
僕の中ではもうすっかり定盤となりました!
ヴァン・モリソンについてひとつ嬉しいお話。
11月20日放送のNHK「笑う洋楽展」に出ていました。
といって、マンフレッド・マンの近況の写真として出ていた
コンサートの写真に写っていただけでした。
みうらじゅん氏と安斎肇さんは最初それが誰か分からず
丸顔の人と言っていましたが、多分スタッフにそれが
ヴァン・モリソンだと知らされて納得し、
木彫りにして置いておきたい、と言っていました。
やっぱり昔から洋楽を聴いて来たひとだけに、
ヴァン・モリソンは尊敬しているんだと分かり嬉しくなりましたね。
05

今朝の札幌。
明日からまた雪が積もるらしいです。
最後にもうひとつ映像を貼り付けました。
2016年9月29日に行われたBBC Concertの
映像があったので最後に貼り付けておきます。
僕もまだ観ていないので、観て聴いてみよう。

KEEP ME SINGING
Van Morrison
(2016)
お待たせしました(?!)、ヴァン・モリソンの新譜記事です。
今回はジャケットの話から。
鳥がいる。
もうそれだけで僕は嬉しさ百万倍(笑)。
この鳥は何だろう。
うちにある洋書の英国の野鳥図鑑と
オーデュボンの図版集でざっと見てみました。
先ず、英国の歌う鳥として有名なのが、
Robin=ヨーロッパコマドリ、Nightingale=サヨナキドリ、
Blackbird=クロウタドリですが、そのどれでもない。
まあ、Blackbirdでは何かのパロディみたいになるので
選ばないでしょうけれど(笑)。
しかし見たところ、該当するものや似ているものがない。
赤い鳥は少ないのですぐに分かりそうですが、分からない。
海外の特に北米の鳥には詳しくないですが、
この絵の鳥は科が何であるかまで見当がつきません。
英国の鳥は日本と共通のものが多いですが。
絵から推測してみましょう。
ウグイス科・ムシクイ科やヒタキ科ツグミ類とは頭の形が違う。
コマドリなどその他ヒタキ科とは背中側の羽の色合いが違う。
背中側はホオジロ科っぽいけれどにしては嘴の感じが違うし、
外見が洗練されたアトリ科とは全体的に違う。
おなじみシジュウカラ科やゴジュウカラ科でもない。
そもそも尾がこうして半円形に開くスズメ目の鳥は思いつかない。
余談で、「歌う鳥」=囀りする鳥を「鳴禽」(めいきん)と称しますが、
これはスズメ目の鳥のことを指し、フクロウやカッコウやカワセミ
などは含まれません。
でもカラス科はスズメ目ですがカラスやカケスは囀りしません。
分からない。
想像の鳥なのかもしれない。
Van morrison という学名でもつけましょうかね(笑)。
余談その2で生物の学名は基本単語2つをスペースを置いて並べ
前の単語を「属名」、後ろの単語を「種小名」といい、
「属名」は頭を大文字、「種小名」は小文字、
そして全体を斜体字=イタリック体で記されます。
02 日本の歌う鳥代表 Japanese Bush Warbler=ウグイス

閑話休題。
前作のタイトルはBORN TO SING : NO PLAN B、
「歌うために生まれた:他のプランはない」でした。
そして今回は「僕を歌い続けさせる(もの)」ということで、
今のヴァン・モリソンの素直な心境なのでしょう。
ただ、KEEP ME SINGINGということで、
「何か」が僕に歌わせる、ということになりますね。
「何か」、何だろう?
鳥を見ていると歌いたくなるのかな、木かな?
もうひとつ、"keep"が三人称現在形になっているので、
「何か」はひとつではない。
鳥も、木も、風も、大地も、自分の心もそして神までもが
「僕に歌わせようとしている」、ということかもしれない。
三人称ではないとすれば命令形ですが、そうなると
「僕に歌い続けさせてくれ!」と懇願していることになる。
神様への願いかもしれない。
いずれにせよ、歌に取りつかれた男の今の姿が
素直に表れているのがこのアルバムです。
ヴァン・モリソンのアルバムは何か特別なことをしたものと
精神状態が揺らいでいた時期のアルバムを除いた、
まあ「普通の」作品は一聴すると同じに聴こえる。
ええ、僕はファンですから誤解を恐れずにはっきり言う。
ファンではない、慣れていない人が聴けばそう感じると思います。
でも、じっくり聴くとどれも違う。
その時の精神状態が割と素直に音に表現される人だから、
喩えていえば、秋は毎年同じように迎えるけれど、
今年の秋は穏やかだった、昨年は少し揺らいでいた、
だけどやっぱり毎年秋という季節を楽しんで過ごしている、
ということなのかもしれない。
今回のアルバムはどうでしょう。
揺らぎが少ない、穏やかで安定していると感じます。
迷うことなく自分の歌への思いを素直に歌っている。
単語の連発やスキャットはあるけれど、エキセントリック
というほどのものではないというのが、穏やかさが
物理的な音として表現されている部分かな。
先日の「ベストヒットUSA」でレイ・チャールズの
I Can't Stop Loving Youが取り上げられました。
小林克也さんが曲についての逸話を紹介していましたが、
あんなカントリーなんてやるなよ、と言われたレイ・チャールズは、
気にも留めずにそれを歌い、結果的に大ヒットさせたという。
小林克也さんはさらに、「ソウルミュージック」という言葉では
括れないレイ・チャールズの音楽をこう称していました。
「レイ・チャールズはレイ・チャールズでしかない」。
そうなんですよね、僕もレイ・チャールズを真面目に聴くように
なったのはここ数年なのですが、確かに一般的なイメージの
「ソウルミュージック」とは何か肌触りが違うと感じたものです。
ヴァン・モリソンの音楽は一応ブルーアイドソウルに分類されて
いますが、僕はそう思って聴いたことがありません。
まあ僕がソウルミュージックをよく知らないといわれれば
それまでですが、でも、やっぱり違う。
その答えを小林克也さんが教えてくれたのです。
「ヴァン・モリソンはヴァン・モリソンでしかない」
そう思うのは、ジャズの要素が濃いからかな。
レイ・チャールズだってジャズもやっていた人だし。
で、マイルス・デイヴィスはジャズだけどジャズでは括れない
「マイルスはマイルスでしかない」と僕は思うのですが、
そこまで言える人って、もう数えるほどしかいないですよね。
そう言われるととっつきにくいと感じるかもしれない。
しかし一方、それってどんな音楽なんだと興味を抱く人も。
そうなんです、ヴァン・モリソンの場合は
「こんな音楽を聴いてみたい」「ブルーアイドソウルで何か選びたい」
というのではなく、「ヴァン・モリソンを聴いてみたい」、
そう思えるかどうかにかかっていると僕は思います。
「ヴァン・モリソン」という音楽が世の中にはあるのです。
素晴らしいことではないですか。
03 ミズナラはウイスキーの樽に使われる木

1曲目:Let It Rhyme
1曲目から落ち着いていますね。
ヴァン・モリソンも抑えた歌い方で、時が穏やかに流れる。
ハーモニカとオルガンの間奏も抑えたトーンで心地よい。
それって一瞬ヴァン・モリソンらしいと思うかもしれない。
でも、叫びもしないし単語の連呼もない。
僕はむしろ、こういう面があったんだって新鮮に感じました。
"rhyme"は「韻」、これは「韻を踏ませよう」ということ。
ヴァンさんは、歌詞という概念以前に、感じたことを表現するのに
「韻」を踏むことを考える、いや、それが自然なことである、
そういう感覚の持ち主なのでしょう。
2曲目:Everytime I See A River
穏やかな曲は続くけれど、ここでは叫ぶほどではないにしても、
少し唸っている、本来のヴァンさんに近づきつつある。
フェイドアウト部分で単語連発も出てくるし。
タイトルの言葉をヴァンさんが呟いた後に入る
5つの音からなるキメのフレーズがなんだかいい。
ギターソロのフレーズと音色に80年代ブラコンが垣間見える。
最後に「得意技」謎のスキャットも出てくるけど抑え気味、それもいい。
川を見ると思い出す、鉄道の音や悲しい歌を聴くと。
歌詞を読むと、以下の3通りに僕はとれました。
・あれ程までに愛していた女性と別れてしまった
・あれ程までに愛していた女性との仲が冷えてしまった
・あれ程までに愛していた女性が死んでしまった
答えは川の中にありそうです。
3曲目:Keep Me Singing
タイトルトラックである3曲目もやはり穏やかなんだけど、
リズムが少し跳ねて軽快なのりになっています。
サビはポップでしゃきっとしていてこれまた気持ちいい。
落ち着いた中に盛り上がりをみせる、もうこれは
ヴァン・モリソンにしか出せない風味でしょうね。
ギターでいうチョーキング(ベンディング)したようなフレーズの
ハーモニカがいい。
そして僕はこれ、ポップでとっつきやすい第一印象から
聴き進めていたのですが、何回目かに聴いた時、ふと、
これはすごく感動的な曲だというスイッチが入り、
今では気持ちが緩い時に聴くと涙が出そうになっています。
またサビの♪Keep me singinと入る前に僕は、
「よし」と気合を入れて口ずさんでいることに気づきましたが、
それほどまでに素晴らしい歌。
歌詞で着目したいのが、サム・クックへの敬愛の念。
"Just to know my people got soul"というくだり、意訳すると
「僕の音楽を聴く人々がソウルを得たと知った(時)」。
その後はこう続きます。
Sam Cooke singing "That's Where It's At"
And "Let The Good Times Roll"
つまり、サム・クックのように歌いたかったヴァン・モリソン、
そしてヴァン・モリソンを聴いた人はソウルミュージックに
親しむようになった、ということ。
先ほど僕はヴァン・モリソンはブルーアイドソウルなのかな、
と書いたばかりですが、本人は「ソウルミュージック」として
自分の歌を歌っている、ということなのでしょうね。
僕はヴァン・モリソンより先にサム・クックを聴いていましたが、
順番は関係ない、やはりヴァンさんに教えてもらったひとりです。
でも、往生際が悪いけれど(笑)、ヴァン・モリソンの音楽が
ブルーアイドソウルというのはどうかな、とは思います。
ヴァン・モリソンです。
4曲目:Out In The Cold Again
スロウで落ち着いた曲。
このタイトルは秋にリリースされることを意識していますかね。
こちらは今まさに「再び寒さの中に放り出される」頃。
歌詞があるからそう感じるのか分からない、思い込みかもですが、
この曲はなるほど全体的に冷ややかな空気を感じます。
でも、人の心の中は暖かい、だから曲は決して冷たくない。
間奏の生ギターの音がぱりぱりなのは寒さの演出かな、面白い音。
長めの曲で最後は語り継ぐように歌うのもヴァンさんらしい。
5曲目:Memory Lane
同じく初冬らしいスロウの落ち着いた曲が続く。
実際歌い出しが「今は秋、11月になっている」、まさに今ですね。
まあ二十四節気でいえばもう冬ですが、固いことは言わない(笑)。
しっとりとした曲で回想されては、もう涙腺が緩んでしまう。
この手の曲は若い頃はソフトな声で歌っていたと思いますが、
今のヴァンさんはずっしりと響く声で思い出を紡いでゆく。
最初の部分に、
「木々の葉の素晴らしい光景を見たが、
デジャヴなのかどうなのか分からない」
というくだりがありますが、僕が先ほどヴァン・モリソンの音楽を
秋に喩えたこととつながってゆきますね。
そしてやっぱり自然に歌わされる人なのだと。
6曲目:The Pen Is Mighter Than The Sword
ここから曲の雰囲気が変わってきますよ。
これはゼム時代の曲っぽい、もっといえば、
1950年代後半から60年代前半のR&Bっぽい雰囲気。
ギターの動きがブルーズっぽくもあるし、ギターソロもまた然り。
曲の終わりでハモンドオルガンが弾けるのも、
何かが崩れ落ちるようで印象的。
演奏も歌も緊迫感がある、それこそ剣のように冷やっとした
感触が後を引く。
「ペンは剣より強し」、メッセージ性の濃い内容。
でもそれは決して反戦メッセージには聴こえない。
あくまでも人生訓であり自らの生き方について話しているのが
ヴァン・モリソンのいいところだと思います。
(決して反戦歌をよくないと言うつもりはありません、念のため)。
クールな曲で、最初から強く印象に残った曲のひとつです。
04 シラカンバの顔たち ("Woman"作)

7曲目:Holy Guardian Angel
歌い出しからヴァース全体が不安定な音使いとコード進行で、
なんだかゆらゆらとした中で曲が進む。
あれれどうしちゃったんだろうって不安になる。
しかしご安心あれ、タイトルを歌うBメロに入ると
曲の芯がしっかりとしてきてりりしくなる。
後半は"Guardian Angel"という男声を中心とした混声コーラス、
ここでついに曲の全体像が見える、そんな感じ。
不安定な気持ちの先に守護天使が待っているのかな。
後半のピアノや生ギターのソロの部分もゆらゆらとしていて、
なんだか不思議な響きの曲ですね。
ちょっと他にこんな響きの曲は思い当たらない。
でも最後はしっかりと落ち着かせて締めているのがいい。
タイトルからしてこれも最初から印象に残った曲。
8曲目:Share Your Love With Me
オルガンとギターのカッティングによる静かなイントロ。
落ち着いたバラード風の歌は得意とするところ。
曲全般に流れるオルガンがそよ風のように響いてくる。
風がまるでいたずらしているように。
この曲は女性が自分のもとを離れてしまうともう耐えられない、
といったことが直接的に歌詞に書かれています。
だから僕と愛を分かち合ってくれ、という。
でもこれ、"she's gone"が「死んでしまうこと」と捉えると、
歌詞を読んで胸が詰まらされる思いがする。
明るいようで引きずる曲であるのはそういうことなのでしょうね。
曲自体はオールドスタイルで凝っているわけではない、
もうそこにはヴァン・モリソンがいるだけ、それでいい。
小さな会場で生で聴くと感動するだろうなあ。
9曲目:In Tiburon
バラードといえばバラード、でも、アコースティックギターが
一拍ずつ刻んでいく小気味よさとヴァンさんの歌のだるさが
いい具合にマジックを起こしているこれまた不思議な響きの曲。
"Tiburon"て何? て思いながら曲を聴き歌詞カードを読むと、
どうやらサンフランシスコ辺りの地名らしい。
しかしさらに単語の意味を調べると、スペイン語で「鮫」だという。
なるほど、そういえばSan Franciscoもスペイン語由来だから、
あの辺りにはスペイン語の地名が多いのでしょうきっと。
鮫といえば昨日の朝のNHK俳句の季題は「鮫」だったっけ、
と強引に自分自身の体験につなげるのでした(笑)。
10曲目:Look Beyond The Hill
マイナー調の哀愁がかったブルージーな曲。
ちょっとばかり鬼っ子っぽい響きもある(なんだそれ・・・?)
最初はインストゥルメンタル曲かと思ったところで、
途中からヴァンさんが歌い始めてはっとさせられる。
しかも曲が短くあれれっと思っている間に終わる。
ううん、やられたぁ。
全体の音使いがMoondanceっぽいのが面白く、
そうですね、セルフパロディのような曲かもしれない。
11曲目:Going Down To Bangor
むむ、この曲、1960年代中頃、ブルーズロック少し手前、
言ってしまえばヤードバーズっぽい香りがするぞ。
歌の節目でしつこいように出てくるギターリフもそんな感じ。
単純なブルーズ形式のコード進行で朗々と歌う中、
間奏のギターソロがそんな雰囲気を助長している。
考えてみればヴァンさんだってゼム時代にそのような
ポップなブルーズロック寸前の音楽をやっていたんだから、
これは誰それの真似ではなく原点回帰なのでしょうね。
それらしい曲が前半にももう1曲あることだし。
それにしてもポップで明るい曲だなあ。
Bangorは「北アイルランド南東部の町」とのことで、
ヴァン・モリソンが生まれたベルファスト Belfast近郊にある
海辺のリゾートシティだという。
なんとなく陽気で抜けた感じがするのはリゾートだからかも。
英国でリゾートシティといえばクイーンの曲にもあり、
グレアム・グリーンの小説Brighton Rockを読んだことがある。
記事を書くに当たって調べてそこに結びつき、
僕のこの曲のイメージが固まってきました。
ところで、Wikipediaによれば、
Bangorというのはスコットランド風の綴りと発音であり、
アイルランドではBeanncharとなるのだという。
ヴァン・モリソンはアイルランドの人だけど
(北アイルランドだから国籍としては英国になるはず)、
ここでは英語として一般的に知られている綴りを使っているのは、
ポップスターだからという面と、思想的背景はあまり
持ち合わせていないか表に出さない人なのかなと考えました。
12曲目:Too Late
ここまでほとんどスロウテンポだったけれど、最後の前にようやく、
ミディアムテンポのノリがいいソウル風味の曲がきました。
まあヴァン・モリソンの場合基本的にどの曲も同じスタイルの
過去の曲の要素が感じられるんだけど、これは特に強いかな。
歌とコーラスの絡みにはドゥワップの影響が感じられますね。
歌詞では「何々が遅すぎる」と列記して歌が進むのですが、
曲がなんだかとっても前向きに聴こえる。
「明日では遅すぎて待てない」とも説いている。
きっと「何事も遅すぎることはない、ためらわないで」
というメッセージなのでしょう。
齢70を超えた人が歌うと、訴える力が大きいですね。
最近新たに聴いた曲でこれだけ前向きな曲はない。
最後の方のホーンが歌とうまく呼応していて
気がつくとホーンの旋律も口ずさんでいるくらい。
これはもうヴァン・モリソン後期の名曲と言ってしまっていい。
心が温まる曲ですよ。
この今日のスタジオライヴ映像がありました。
☆
Too Late
Van Morrison
(2016)
13曲目:Caledonia Swing
軽やかなスカにのったインストゥルメンタル曲。
「歌い続ける」と言いながらも最後はインストゥルメンタル曲、
やはりというか一筋縄ではゆかない、人を喰ってますね(笑)。
「カレドニア」というのは、今年リイシュー盤が出たライヴ盤の頃の
音楽とバックのホーンセクションにつけられた名前ですが、
その企画でこの曲を思いつき、懐かしみながら曲を作ったのかな?
そうだとすればやはりこの人はその時の気持ちが素直に
曲に現れていて信頼できる人だと思いました。
これがねぇ、なんかいいんですよねぇ。
ホーンの旋律が歌っているし、気持ちがほぐされる。
「僕を歌い続けさせる」というアルバムの最後がインスト、
つまりまだこの先歌い続ける、という意味に僕は解釈。
早く次のアルバムが出ないかなあ、と、新譜が出たばかりなのに
もうそう思い始めている僕がいました(笑)。
リンクは左が国内盤、右が輸入盤。
僕が買った時より300円くらい安くなっている・・・
僕の中ではもうすっかり定盤となりました!
ヴァン・モリソンについてひとつ嬉しいお話。
11月20日放送のNHK「笑う洋楽展」に出ていました。
といって、マンフレッド・マンの近況の写真として出ていた
コンサートの写真に写っていただけでした。
みうらじゅん氏と安斎肇さんは最初それが誰か分からず
丸顔の人と言っていましたが、多分スタッフにそれが
ヴァン・モリソンだと知らされて納得し、
木彫りにして置いておきたい、と言っていました。
やっぱり昔から洋楽を聴いて来たひとだけに、
ヴァン・モリソンは尊敬しているんだと分かり嬉しくなりましたね。
05

今朝の札幌。
明日からまた雪が積もるらしいです。
最後にもうひとつ映像を貼り付けました。
2016年9月29日に行われたBBC Concertの
映像があったので最後に貼り付けておきます。
僕もまだ観ていないので、観て聴いてみよう。
Posted by guitarbird at 19:29
│Van Morrison
この記事へのコメント
こんばんは。
いやぁ、もう、何というか。
素晴らしいタイトル。
素晴らしいジャケット。
鳥好きのヴァン・モリソン好き(何人いるのか)
のためのアルバムでしょうか。
早く聴かねば。
先週久々に休みを取り、
一泊二日で箱根へ。
初日は浅間山に登り、
二日目は早川自然探勝歩道を歩きました。
勿論ミグも一緒でした。
探勝歩道は数年前に歩いたときに、
オオルリの美声を堪能した道です。
特にじっくり鳥影を探しての
散歩ではありませんでしたが、
アオジやモズの囀りを聴きながら
のんびり歩きました。
最後に芦ノ湖に浮かぶ
オオバンの群れを観察。
両日とも人も少なくほんと贅沢できました。
次はヴァンの歌声で耳福を!
いやぁ、もう、何というか。
素晴らしいタイトル。
素晴らしいジャケット。
鳥好きのヴァン・モリソン好き(何人いるのか)
のためのアルバムでしょうか。
早く聴かねば。
先週久々に休みを取り、
一泊二日で箱根へ。
初日は浅間山に登り、
二日目は早川自然探勝歩道を歩きました。
勿論ミグも一緒でした。
探勝歩道は数年前に歩いたときに、
オオルリの美声を堪能した道です。
特にじっくり鳥影を探しての
散歩ではありませんでしたが、
アオジやモズの囀りを聴きながら
のんびり歩きました。
最後に芦ノ湖に浮かぶ
オオバンの群れを観察。
両日とも人も少なくほんと贅沢できました。
次はヴァンの歌声で耳福を!
Posted by ミグの父 at 2016年11月21日 21:02
ギタバさん、もうおはようでしょうか。
仕事の上がりが遅かったのですがもうリピートで
3回目でしょうかヴァンの新譜。
待ってましたよ、でも一曲ごとに頷きながらブログと
シンクロして聴いてまっせ!そして先程からお酒も
シーヴァスのミズナラのロックに切り替えました。
明け方ながらまたしても至福の時が訪れました。
なんだかもう彼の懐に抱かれてまどろむチワワ犬の
ようになってしまうほど今作には穏やかな包容力を感じてしまいます。
特にヴァンの歌唱にね。
ほとんどのことは元締めが語ってくれてるんですが、五曲目ではやはり涙がこぼれそうになり、ブランド師匠や
リチャード・マニュエル先輩の素晴らしい歌唱で聴き馴染んだ
8曲目でのなんとも穏やかなヴァンの節回しも
嬉しい限りやなぁ。
ヴァンはヴァンでしかない、そして贔屓の引き倒しやけど
ヴァンの歩いた跡に道はできるんやなぁ。
なによりもこんな素晴らしい音を届けてくれた
ヴァン・モリスンに感謝、そしてヴァンをともに語れる
友に感謝、ついでに美味しいミズナラの命の水にも感謝。
仕事の上がりが遅かったのですがもうリピートで
3回目でしょうかヴァンの新譜。
待ってましたよ、でも一曲ごとに頷きながらブログと
シンクロして聴いてまっせ!そして先程からお酒も
シーヴァスのミズナラのロックに切り替えました。
明け方ながらまたしても至福の時が訪れました。
なんだかもう彼の懐に抱かれてまどろむチワワ犬の
ようになってしまうほど今作には穏やかな包容力を感じてしまいます。
特にヴァンの歌唱にね。
ほとんどのことは元締めが語ってくれてるんですが、五曲目ではやはり涙がこぼれそうになり、ブランド師匠や
リチャード・マニュエル先輩の素晴らしい歌唱で聴き馴染んだ
8曲目でのなんとも穏やかなヴァンの節回しも
嬉しい限りやなぁ。
ヴァンはヴァンでしかない、そして贔屓の引き倒しやけど
ヴァンの歩いた跡に道はできるんやなぁ。
なによりもこんな素晴らしい音を届けてくれた
ヴァン・モリスンに感謝、そしてヴァンをともに語れる
友に感謝、ついでに美味しいミズナラの命の水にも感謝。
Posted by ぽちわかや at 2016年11月22日 03:46
ミグの父さん、こんばんわ
ジャケットが鳥というだけでも期待が大きかったのですが、
さすがその期待に100%以上答えてくれました。
鳥好きでヴァン・モリソン好きは意外と多いのでは(笑)。
ぜひ聴いてみてください!
少なくともヴァン・モリソンが好きであれば満足されますよ。
箱根に行かれたのですね。
ミグちゃんは山にも登られたんですね。
自然歩道では今回も鳥の声を聞くことができたのですね。
アオジはこちら今年遅くまで残っているのが少数いますが、
だいたいはもう本州に移ったと思います。
もしかしてそのアオジは札幌にいたものかもしれないですね。
モズもこちら夏鳥でもういなくなりました(そもそも少ないですが)。
オオバンこちらでも今日見ました。
ほんとうに近年増えていると感じますね。
人が少なかったのは11月ということもあるのでしょうけど、
自然探索には人が少ない方がいいですね。
で、オオバンときてヴァンですね、座布団1枚(笑)。
ジャケットが鳥というだけでも期待が大きかったのですが、
さすがその期待に100%以上答えてくれました。
鳥好きでヴァン・モリソン好きは意外と多いのでは(笑)。
ぜひ聴いてみてください!
少なくともヴァン・モリソンが好きであれば満足されますよ。
箱根に行かれたのですね。
ミグちゃんは山にも登られたんですね。
自然歩道では今回も鳥の声を聞くことができたのですね。
アオジはこちら今年遅くまで残っているのが少数いますが、
だいたいはもう本州に移ったと思います。
もしかしてそのアオジは札幌にいたものかもしれないですね。
モズもこちら夏鳥でもういなくなりました(そもそも少ないですが)。
オオバンこちらでも今日見ました。
ほんとうに近年増えていると感じますね。
人が少なかったのは11月ということもあるのでしょうけど、
自然探索には人が少ない方がいいですね。
で、オオバンときてヴァンですね、座布団1枚(笑)。
Posted by guitarbird
at 2016年11月22日 21:38

ぽちわかやさん、こんばんわ
ヴァン・モリソンの記事お待たせしました(笑)。
私も今日はドライブでヴァンさん3回聴きました。
一度風景写真を撮るのに車を止めた時、すぐなのでエンジンを
切らないでおいたところ車内からこのアルバムの曲が聴こえてきて、
やっぱりヴァンさんは自然に合うなあと思いました。
シーバスのミズナラ教えていただきありがとうございます。
ミズナラはこちらではきわめてよく見る樹木ですが、
それが世界でも注目されているとなるとうれしいです。
そして今日からミズナラを見るとヴァンさんを思い出すように
なるかもしれない、いやなりそうです。
自分でもミズナラで樽を作ってみたいです、
もちろん中身を作ると捕まるのでやらないですが(笑)。
包容力、そうですよね、その言葉は頭にあったのですが
読み返すと文字として残していないことに気づきました。
少しして書き足すかもしれないのでご承諾よろしくお願いします。
そして8曲目はそういう曲だったのですね。
ブックレットの歌詞は見たのですが細かく見るのを忘れました。
こちらも教えていただきありがとうございます。
やっぱりこれはスタンダードらしい曲だと思えてきました。
ヴァンさんには本当に感謝ですね。
そしていつもお読みいただきありがとうございます!
ヴァン・モリソンの記事お待たせしました(笑)。
私も今日はドライブでヴァンさん3回聴きました。
一度風景写真を撮るのに車を止めた時、すぐなのでエンジンを
切らないでおいたところ車内からこのアルバムの曲が聴こえてきて、
やっぱりヴァンさんは自然に合うなあと思いました。
シーバスのミズナラ教えていただきありがとうございます。
ミズナラはこちらではきわめてよく見る樹木ですが、
それが世界でも注目されているとなるとうれしいです。
そして今日からミズナラを見るとヴァンさんを思い出すように
なるかもしれない、いやなりそうです。
自分でもミズナラで樽を作ってみたいです、
もちろん中身を作ると捕まるのでやらないですが(笑)。
包容力、そうですよね、その言葉は頭にあったのですが
読み返すと文字として残していないことに気づきました。
少しして書き足すかもしれないのでご承諾よろしくお願いします。
そして8曲目はそういう曲だったのですね。
ブックレットの歌詞は見たのですが細かく見るのを忘れました。
こちらも教えていただきありがとうございます。
やっぱりこれはスタンダードらしい曲だと思えてきました。
ヴァンさんには本当に感謝ですね。
そしていつもお読みいただきありがとうございます!
Posted by guitarbird
at 2016年11月22日 21:50

今晩は。
笑う洋楽展は録画してるんですが、ヴァン・モリソンの写真が出てた時にはいきなしで似てるなとは思いましたが(笑)
二人とも一目置いてるのは確かにわかりました。ね。
Too Late なかなか良い曲ですね。楽しみながら歌っててサックス演奏も渋い!
ヤッパリ、魅力的な存在感があるアーティストだと思いました。
話変わりますが、今年は玉葱の苗を沢山植えました。
4種類です。
極早生、マッハ。 四月中旬に出来ますが保存があまり出来ない。
赤玉ねぎ これもサラダ用ですね。赤と言えば、赤ダイコンと赤カブも植えてます。
早生は、ソニック。五月の梅雨入り前に収穫出来て、軒下などで保存がききます。
中晩成は、ターボ。車関係の名前が多い?
高知は梅雨入りが割と早いので、六月初め、この時期に収穫するのが難しいとされてます。
今日は、鳴門金時とよさこい金時のさつま芋の収穫と ポットで育てたスナックえんどうと実取りうすいの苗を、畑に直植え予定です。
温暖化の影響か、キッパリ寒くならないのも少し問題かもですね~。
そろそろクラプトンの枯葉も歌わないといけないのに、紅葉も遅い。
笑う洋楽展は録画してるんですが、ヴァン・モリソンの写真が出てた時にはいきなしで似てるなとは思いましたが(笑)
二人とも一目置いてるのは確かにわかりました。ね。
Too Late なかなか良い曲ですね。楽しみながら歌っててサックス演奏も渋い!
ヤッパリ、魅力的な存在感があるアーティストだと思いました。
話変わりますが、今年は玉葱の苗を沢山植えました。
4種類です。
極早生、マッハ。 四月中旬に出来ますが保存があまり出来ない。
赤玉ねぎ これもサラダ用ですね。赤と言えば、赤ダイコンと赤カブも植えてます。
早生は、ソニック。五月の梅雨入り前に収穫出来て、軒下などで保存がききます。
中晩成は、ターボ。車関係の名前が多い?
高知は梅雨入りが割と早いので、六月初め、この時期に収穫するのが難しいとされてます。
今日は、鳴門金時とよさこい金時のさつま芋の収穫と ポットで育てたスナックえんどうと実取りうすいの苗を、畑に直植え予定です。
温暖化の影響か、キッパリ寒くならないのも少し問題かもですね~。
そろそろクラプトンの枯葉も歌わないといけないのに、紅葉も遅い。
Posted by matsu at 2016年11月23日 01:50
matsuさん、こんばんわ
「笑う洋楽展」の2人は音楽観が割と似ているというか
親しみを持てるのがいいなと思います。
ただ特にみうらじゅん氏は80年代の音楽が嫌いなのですが、
リアルタイムで経験した者としてはなぜ嫌いかが分かるので
それはそれで逆に親しみを覚える部分でもあります(笑)。
ヴァン・モリソンはいつか曲で取り上げてもらいたいですが、でも
トム・ペティの時のように曲を聴き入って終わるかもですね(笑)。
Too Late私の頭の中で今のヘヴィローテーションです。
ほんとうに素晴らしい。
玉ねぎ4種類も植えられたんですね。
赤玉ねぎはめったに買わないですが育てるとなると
身近な存在なのでしょうね。
それにしてもたくさんの種類を植えるんですね。
それぞれ育ち方が違い、植物としても見ていて楽しそうですが、
やはり手間もそれだけかかるのでしょうね。
豆は最近凝っている食材なのでいいなあと思います。
きっぱり寒くならないというのは、今日のラジオの番組で、
最近は季節感の「グラデーション」がなくなってきていて、
いきなり冬になる、いきなり春、と言う感じになっていると
言っていてなるほどと納得しました。
農作物を育てているとより季節い敏感になるでしょうね。
紅葉も遅いのですね。
こちらもう完全に終わりました。
「笑う洋楽展」の2人は音楽観が割と似ているというか
親しみを持てるのがいいなと思います。
ただ特にみうらじゅん氏は80年代の音楽が嫌いなのですが、
リアルタイムで経験した者としてはなぜ嫌いかが分かるので
それはそれで逆に親しみを覚える部分でもあります(笑)。
ヴァン・モリソンはいつか曲で取り上げてもらいたいですが、でも
トム・ペティの時のように曲を聴き入って終わるかもですね(笑)。
Too Late私の頭の中で今のヘヴィローテーションです。
ほんとうに素晴らしい。
玉ねぎ4種類も植えられたんですね。
赤玉ねぎはめったに買わないですが育てるとなると
身近な存在なのでしょうね。
それにしてもたくさんの種類を植えるんですね。
それぞれ育ち方が違い、植物としても見ていて楽しそうですが、
やはり手間もそれだけかかるのでしょうね。
豆は最近凝っている食材なのでいいなあと思います。
きっぱり寒くならないというのは、今日のラジオの番組で、
最近は季節感の「グラデーション」がなくなってきていて、
いきなり冬になる、いきなり春、と言う感じになっていると
言っていてなるほどと納得しました。
農作物を育てているとより季節い敏感になるでしょうね。
紅葉も遅いのですね。
こちらもう完全に終わりました。
Posted by guitarbird
at 2016年11月23日 22:28
