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2015年08月15日

BORN TO PLAY GUITAR バディ・ガイ新譜

01
BORN TO PLAY GUITAR バディ・ガイ新譜


BORN TO PLAY GUITAR  
Buddy Guy
ボーン・トゥ・プレイ・ギター  
バディ・ガイ
 (2015)

バディ・ガイの新譜が出ました。
ブルーズが分からない男なりに(笑)、新譜の感想を書いてみます。

この春から新譜リリースが金曜日になった関係で、これがリリースされた
7月31日は、バディ・ガイ79歳の誕生日の翌日でした。
79歳ですよ!
新譜を作るんですよ!
期待が膨らんでいましたが、実際、予想を超えた
切れ味の鋭さに畏敬の念すら抱きました。

今回のアルバムはずばり「どブルーズへの回帰」。
前作RHYTHM & BLUESはブルーズを基軸として挑戦したアルバム、
曲によっては完全にロックというものもありました。

僕は作品としては気に入っていました。
幾つになっても挑戦するのはこの人らしいし、ロック人間の僕には
ロックなんて甘っちょろい、と言われたような圧倒的な姿がありました。

一方で、集中して聴いた時期が過ぎてしばらく経つと、
ロックっぽすぎることばかりが頭に浮かぶようになりました。
らしくない、というか。

新譜を聴いてすぐに、バディ・ガイ自身もそのことは分かった上で
やっていたのかなと思い、ほっとするものがありました。
はい、「どブルーズ」です。
2つ前、僕がバディ・ガイにはまってしまった「74歳の若者」
LIVING PROOFに比べても純度の高い、素朴なブルーズ。
ただ、一部例外がありますが、例外だからこそ効果的、ともいえます。
詳しくは曲の中で話してゆきます。

「どブルーズ」であるがゆえに曲が覚えやすい。
今回、さる事情により一刻も早く記事を上げたかったのですが、
曲の覚えが悪い僕にはありがたかった。

ただ、ブルーズに回帰しているからといって、
安住の地で構えたわけではない。
鋭い、あまりにも鋭い演奏と歌で聴く者を切り刻んでゆきます。

また、ブルーズに回帰しているからといって、
間違っても彼のキャリアの総括をしたわけでもない。
このアルバムを聴いてほっとするのは、バディ・ガイは半世紀以上
ずっとブルーズを歌い演奏し続け、これからも続けていくだろう、
あくまでも人生の一場面を切り取り、今のバディ・ガイを表している
だけであって、それ以上ではないことです。
とにかく普通なんです。
ともすれば総括的なものを想像してしまった自分を反省しました。

さて、聴いてゆきますか。
なお、曲は、ほとんどがプロデュースも務める
Tom HambridgeとRichard Flemingの2人(どちらかだけもあり)、
時々バディ自身が書いていますが、基本的にはすべてオリジナルです。


02 今日はもうここで3ショット登場
BORN TO PLAY GUITAR バディ・ガイ新譜

1曲目 I Was Born To Play Guitar
表題曲はデルタ風(だと思う)。
3連符のゆったりとしたデルタブルーズにのせて、
なぜギターを弾くようになったかを語るように歌ってゆく。
ああ、ブルーズってこういうものだよなと、多分僕があまり
ブルーズを聴いていなかった頃でもそう思ったに違いない、
まさに「どブルーズ」。
ギターソロもここではまだ抑えめ、あくまでも正調ブルーズ。
ただバックのピアノがむしろ弾け過ぎているかな(笑)。
ああ、いい、ともう1曲目から浸ってしまいます。
何より「ギターを弾くために生まれた」、自明な曲、いいですね。

今回、静止画ですが、この曲がYou-Tubeにありました。




 
2曲目 Wear You Out feat. Billy Gibbons
2曲目でいきなりゲスト登場、その人はZZトップのビリー・ギボンズ。
例外のひとつめで、これはブルーズそのものではなくブルーズロック。
もっといえばいかにもZZトップ風のブギー。
1番をバディ、2番をビリーが歌いますが、ビリーの声がここまで
押し潰されたかと感動すら覚えるハスキーヴォイス。
ギターソロの後3番で2人のヴォーカルが交錯する。
危ない、危ない、そして恐いくらいの迫力。
ZZトップのコンサートで演奏するときっと受けるに違いない。
 
  
3曲目 Back Up Mama
この齢になっても「ママ」と歌っている。
ドブロで始まる「どブルーズ」。
これはカントリーブルーズ調、ローリング・ストーンズがカヴァーしそう。 
 

4曲目 Too Late feat. Kim Wilson
キム・ウィルスンは1951年生まれのブルーズシンガー(白人)、とのこと。
彼はもう1曲参加していますが、どちらもハーモニカのみ演奏。
パワフルで厚みがある音を聴かせてくれます。
曲は「ジャンプブルーズ」(多分)。
アップテンポでリズムが跳ねた明るいブルーズ。
タイトルの言葉で歌い始め、ヴァースに入ったところがもう
コテコテの「どブルーズ」。
いやもうその言葉は使わなくていいのかな、とにかく
どこかで聴いたことある感に満ちていますね。
途中"So long, I'm gone"などと言っていますが、
決して信じてはいけないですぞ(笑)。


5曲目 Whiskey, Beer & Wine
お酒好きの方、お待たせしました(笑)。
もうただ好きなお酒を並べただけ。
エレクトリックギターの低音弦のリフで始まる、このリフが素晴らしくて、
ハードロック好きにはたまらない。
ちなみにここでの"whiskey"は"e"が入っているので
アメリカかアイルランドのウィスキー。
何がいい?
やっぱりジャック・ダニエルズかな。
 

6曲目 Kiss Me Quick feat. Kim Wilson
キム・ウィルスンさん二度目の登場。
こちらの曲でより彼のハーモニカのすごさ、素晴らしさが分かります。
「早くキスして」って、このおじいさんったら・・・
途中でキッスをする音が入るんだけど、なんというかその音が、
はしたないというか、下品というか、なりふり構わず
とにかくキッスしたいといった感じ。
しかもサビでタイトルを歌う部分の声がほとんどひっくり返っていて、
滑稽な声、ああもう、となってしまう。
それをやってこそ、それができてこそ「挑戦者」バディ・ガイ。
もちろん僕はほめ言葉として言っています、念のため。
ただ、でもやっぱり、そのキッスの音は聴いてるこちらが
こっ恥ずかしくなってしまう・・・
音楽をやっているといつまでも心が若いんでしょうね。
誰か、バディ・ガイにキッスされたい人、いますかね。
  

7曲目 Crying Out Of One Eye
マイナー調の「しみる系」ブルーズ(なんじゃそりゃ・・・)
タイトルに"cry"と入っている、まさにその言葉から連想する音。
ホーンが厚めに入るソウルっぽい響き、僕が聴いた
数少ないブルーズメンの中ではアルバート・キングっぽいかな。
というか僕はこれを聴いて真っ先にゲイリー・ムーアを思い出しました。
 

8曲目 (Baby) You Got What It Takes feat. Joss Stone
ゲスト3人目はジョス・ストーン。
彼女はもう孫の感覚でしょうね。
いいなあ、そんな人と一緒に歌えるのは(笑)。
ストリングスが入って洒落たアレンジ、やっぱり女性を迎えるとなると
心意気が違うのか。
確かに「どブルーズ」なんだけど、明るくてポップな響き。
ところでジョス・ストーンは7月に新譜が出たばかり。
僕は基本的に大好きで、そのアルバムもじきに買うつもりですが、
彼女は圧倒的な歌唱力と声を持ちながら、超大物に成り切れない。
なぜかといえば、彼女、オリジナルアルバムの曲がとにかく弱すぎる。
しっかりとしたソングライターを迎えて素晴らしいアルバムを、
いつか作ってほしい。
彼女は客演も多く、そういう場では存在感を示しているのですが。 
もちろんバディとのこれも御多分に漏れず。


9曲目 Turn Me Wild
ブルーズロック一歩手前。
ざくざく切り刻むリズムギターがいいし、
ワウペダルを使ったリードギターもいい。
この曲は1957年ストラトキャスター使用と
ブックレットに明記されています(他もあり)。
 
  
10曲目 Crazy World
メランコリックなギターのイントロにのり、声にエフェクトをかけた
バディが「おかしな世界」と訴えかけるマイナー調の曲。
「神の名のもとの戦争」そして「お金」がもたらす世界。
バディ・ガイの声は少ししわがれているけれど決して
ハスキーヴォイスではない、むしろきれいな響きの声。
そんな声で歌うこの曲、このメッセージには、純粋な思いいを
感じずにはいられません。
 

11曲目 Smarter Than I Was
スネアが強調されたドラムス、野性的な響き。
この曲はバディの熱い部分を凝縮したような、触ると熱い曲。
表現としての熱さはKiss Me Quickでしたが、
こちらは気持ちの熱さで迫ってくる。
ギターソロの音がまるでポコポコ沸き立つコーヒーメイカーのよう。
朝からアイリッシュコーヒーでも飲むのでしょうかね(笑)。
最後はよぉ~く聴くとレゲェのリズムになっているのが面白い。
やはりバディにしてレゲェは無視できないのでしょう。


12曲目 Thick Like Mississippi Mud
歌い出しが"Good whiskey and women"、ああ、やってくれた。
ギターの低音弦のリフとブラスのフレーズが呼応し合う中、
バディはまっすぐに思いを伝えようとする。
だけどギターソロで切れちゃう・・・この攻め具合がいい、
年齢は関係ない、いやこの齢だからこそできた危うさ。
このアルバムはギター弾きの端くれとして、リズムギターに注目ですね。


13曲目 Flesh & Bone feat. Van Morrison
       (Dedicated to B.B.King)
ヴァン・モリソンだ!
ヴァン・モリソンだ!!
ヴァン・モリソンだ!!!
家に届いたCDを手に取って僕は心の中でそう叫びました。
前にも言いましたが、僕は、買うCDは
事前にネットで情報を調べたりしません。
誰が参加しているか、などは、調べれば分かりそうですが、
それはやっぱり買ってからの楽しみ。
その楽しみが、まさかヴァン・モリソンだなんて!!!!
曲がですね、もう完全にヴァン・モリソン、これは「どブルーズ」ではない。
ここまで切れ味鋭い曲が続いた中で、何だろう、このもわっとした響き。
ようやくたどり着いた安らぎ。
ヴァンさんの歌い方はまさに安らぎ。
ブルーズへの敬意を常に抱き続けてきたヴァン・モリソンへの、
ブルーズメンからのお返しといった趣き。
という曲が先頃亡くなられたB.B.キングに捧げられているのは
興味深いし、意義深い。
"When you gone your spirit lives on
 This life is more flesh & bone"
「貴方が去っても、その魂は生き続ける
 人生とは「肉と骨」以上のものである」
泣けてきた。
ところで、なぜヴァン・モリソンか。
タイトルに鍵がありそうです。
ヴァン・モリソンの現時点での新曲による最新アルバムは、
BORN TO SING : NO PLAN B。
VMは歌うために生まれ、BGはギターを弾くために生まれた。
僕は、ヴァンさんが参加していると分かった時、すぐにつながりました。
バディもヴァンのそのアルバムが頭にあったのでしょうね。
そして、ヴァンさんの歌声が、B.B.が「安息の地」に
たどり着いたことを表している。
今年の新曲ではこれがいちばん、もう決まりました。


13曲目 Come Back Muddy
最後は「シカゴブルーズのドン」マディ・ウォーターズへの想いを
切々と歌うカントリーブルーズ。
B.B.ときてマディ、やっぱりバディは自らの人生を総括しているのかな、
と思わなくもない。
ないけれど、でも、マディへの想いは多くの人が持っている。
つまりこれとて、バディの今であり、日常である。
悲壮感はない、むしろ強い。
だけどやっぱり"Come back Muddy"と歌うとしんみりとしてしまう。
「マディ、帰って来ておくれ、だけどブルーズは昔と同じじゃないんだよ」
最後バディはこう歌って曲が、アルバムが終わります。
挑戦者バディらしいですね。
前に進んでいます、だからほっとするのです。
ところで、BuddyとMuddyは最初1文字違うだけですね。
バディはシカゴのブルーズの伝統を受け継いでいるという
自負があるのでしょうね。

 

 
今買うともれなくヴァン・モリソンがついてきます(笑)。

「ギターを弾くために生まれてきた」というアルバムのジャケットが、
ギターを歯で弾く姿とうのが、もう人を喰っていて面白い、
反骨心の人らしいですね。

ブルーズを聴いたあという満足感に浸れます。
ブルーズは古くて新しい音楽であることがあらためて分かります。
 
とてもいいアルバムに出会うと、早くも「次」を期待してしまう。
僕の悪い癖です(笑)。
だけど、バディ自身も、期待して欲しいと思っているでしょうね。
ブルーズは続くのです。



さて、このアルバムの曲をYou-Tubeで探したところ、
昔のライヴ映像も見つかりました。
今回はおまけとしてそれもご覧ください。

1969年のライヴ。
ベースにジャック・ブルース、ドラムスにバディ・マイルズを従えています。

バディ・ガイ。
この男、刃物ですね。




(今日は祈りの日でした)







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Posted by guitarbird at 21:29 │Van Morrison
この記事へのコメント
バディ・ガイはもう79歳になったんですか。B.B.キングが89歳で亡くなりましたから、10歳違いなんですね。
アルバム・タイトルがいいですね。このタイトルでアルバムをつくりたいギタリストは多いでしょう。
2番目の動画、若いですね。30代かな?。
おっしゃるように、刃物のように鋭く切り込んできますね、この人のギターは。
Posted by fagus06 at 2015年08月16日 07:58
ヴァン・モリスンの対談で、ブルーズとは、バディ・ガイ達がやってる音楽だと敬意を述べてましたが、バディもマディやB.B.キングを尊敬し、かつ展開してきた自負もありますね。

やっぱもう職人の域のバディ・ガイの作り出すブルーズは凄いなと思います。

刃物のような鋭い切れ味もいいですが、図太い鉈のような切り口のギターもいいかなと思います。
Posted by matsu at 2015年08月16日 08:18
ギタバさん、こんにちは。
バディおじさん、お声が若いねぇ。

~13曲目 Flesh & Bone feat. Van Morrison
       (Dedicated to B.B.King)
ヴァン・モリソンだ!
ヴァン・モリソンだ!!
ヴァン・モリソンだ!!!
家に届いたCDを手に取って僕は心の中でそう叫びました。~

興奮してまんなぁ、元締めσ(^◇^;;そして
内容も申し分ないんですね!!

アマゾンでのカスタマーレビューではkasa2001さんも
~D13.1957 Stratocaster,1974 Telecaster Custom  4:02 *feat.Vam Morrison(Vocals) Dedicated to B.B.King 言葉なし・・、感動・・~
とベタ褒めしてまんなぁ。

ジミヘンへのオマージュ的なジャケットもええ味出してるし
バディとヴァンの絡みも含めて、夏の終わりの
「ど・ブルーズ」に溺れるかぁ、お急ぎ便で発注したぜぃ(・ё・)v
Posted by ぽちわかや at 2015年08月16日 16:25
fagus06さん、こんばんわ
B.B.は長生きでしたね結局。
体が丈夫というのはやっぱり生まれついてのものなのかな、
と最近はよく思うようになりました。
バディ・ガイも強そうです。

このタイトルのアルバムを作りたい人は多いでしょうけど、やっぱり、
30歳40歳の「若造」には似合わないですよね。
ヴァン・モリソンもそうですが、これだけやってきて漸く、
といった重みがある言葉だと思いました。

最後の動画は45年前だからそうですね30代。
私はこのブカブカの服が妙に気になりました・・・(笑)。
でもやっぱりすごいですよね。
この動画を見つけた時、fagus06さんはこの頃にバディ・ガイを
知ってお好きになられたのかな、と思いました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月16日 18:55
matsuさん、こんばんわ
そうかまだあの雑誌読んでいない・・・(笑)。
ヴァン・モリソンのブルーズへの想いは強いし純粋ですよね。
だから敢えて「どブルーズ」を自分ではやっていないのかな、と。

ブルーズはそうですね、切れ味もいいし、図太いのもいいし、
要は個性で聴く音楽なのだろうなと思います。
曲が似てしまうので逆にそこが際立ってこそ、というか。
自分でCDを選ぶ時もやっぱり人で決めますね、曲ではなく。
バディ・ガイはそこに気づかせてくれた、大切なブルーズマンです。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月16日 19:22
ぽちわかやさん、こんばんわ
あ、ヴァンさんの下りですが、もちろん多少は大袈裟ですが(笑)、
でもほんとうに手に取ってそれが分かって嬉しかったです。
今後も買うCDについては下調べしないで臨みたいです(笑)。

ところでふと思いました。
このアルバムは主にナッシュヴィルで録音していますが、
ブックレットを見ても他はみなアメリカのスタジオで作業してます。
ヴァンさん、アメリカには飛行機に乗って行くのかな、と・・・
昨年アメリカで小規模なツアーをしていたのでその時に録音
したのでしょうけど、やっぱり、飛行機問題が気になりました(笑)。

そしてこのアルバム注文されたんですね!
うれしいです、ありがとうございます。
最初にかけて、ヴァンさんが来た時のぽちわかやさんの反応を
想像するとこちらも楽しくなります(笑)。

それで私は例のヴァンさんのBEST3が昨日届いたので、
今まさにそれを聴きながら返信しています。
手に取って、やっぱりアートワークがヴァンさんっぽくない、と(笑)。
なんか爽やかですね、トレイも含め緑の色遣いが。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月16日 19:27
こんばんは。

1970年代、バディ・ガイのコンサートに行きました。
新譜の紹介、ありがとうございます。
新譜!って聞いてビックリしました。
凄いエネルギーです。
Posted by release-windknotrelease-windknot at 2015年08月16日 20:53
release-windknotさん、こんばんわ
おお、コンサートに行かれたんですね!
それは貴重な体験ですね。
いえいえどういたしまして。
冷静に考えるとやっぱり79歳で新譜はすごいですよね!
私としても新譜を紹介するのが楽しかったです、今回は特に。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月16日 23:02
ギタバさん、こんにちは。
Born To Play Guitarを味あわせてもろてます。
いやあ、贅沢でんなぁ、ブルーズ界きっての料理人が
一品一品に昆布やら飛び魚やらハマグリと出汁を
吟味して仕上げたブルーズの懐石料理やぁ。
※13曲目を除いてね(・ё・)v
板長のバディはんの喉も滑らかやしギターにはキレと艶があり
色気すら感じさせてくれるねぇ。
重心の低いベースと絡むトムの太鼓の撥ね加減もよろしおまっせ!

いい流れでブルーズの様々な意匠を(出汁が上品なので)
意外と耳当たりよく聴かせてくれるのやけど、聴き込むほどに
ブルーズの魔界に引き込まれるよね、きっと。
そしてついに13曲目、ヴァンの出番はここ以外に
考えられまへん!
靄ったダニエル・ラノアチックなイントロからのスライドと
オルガンに絡まり引きずるようなヴァンの声に
空気が一気に換わり、バディの唄い出しには
ジョン・リーが憑依し胸が詰まりました。
桃源郷から鳴り響くかの如きバディの遠いギターも
掛け値なしで、凄いっ!!
ヴァン、バディ、スライド、オルガン、ピアノ、女性コーラスが溶け合って
ブルーズもゴスペルもソウルもぶっ超えて宇宙の彼方へ
飛んでいっちゃいました、なんも言えねぇ・・・。
アコギとピアノでマディに語りかける〆の上品味わいもさすがですね。

☆☆☆☆☆
Posted by ぽちわかや at 2015年08月17日 17:15
ぽちわかやさん、こんばんわ
バディさんもう着いて聴かれているんですね、さすが本州ですね(笑)。
それはともかく、懐石料理に喩えるのはさすがですね、
おいしく読ませていただきました、といって私は
懐石料理は食べたことはないのですが・・・(笑)。
でももちろんイメージは分かります。
素材もちろん、それを活かす料理人さんの芸。
そうか、ブルーズはこんなところで日本人の心に
つながってくるのか、と思いました。

ドラムとベース、本文で触れていなかったですが、そうですよね、
この重たさがあるからバディが好きなようにできる。
バディのギターの音も物理的なもの以外(以上)の要素が
詰まった上での響きなのだと納得させられます。

そしてヴァンさん、気に入られたようでよかったです。
というか気に入られると信じていましたが。
確かに場所はここしかないですよね、それもうまい流れ。
ブルーズもゴスペルもソウルもぶっ超えて宇宙の彼方へ。
すごい、いい表現ですね。
ヴァンさん元々近年はそういう感じでしたが、バディさんと組んで
もうほんと誰も近づけない世界になった。
「世界人間国宝」の2人ですね。
こういう曲を今の時代に聴かせてくれるのはうれしい、感涙もの。
私は最初に聴いてヴァンさんの曲だけ「浮いている」と思いましたが、
いや、この世界があってこそこのアルバムだと思い直しました。

今は帰宅後ぽちわかやさんの書き込みがあることが分かって
もちろんこのアルバムを聴いています。
Crazy Worldはむしろバディさんが歌うと心強く感じられました。

最後☆5つですね! もちろん同意です。
正直、ヴァンさんの1曲だけでもう他のアルバムは
追いつけないところに到達していますね(JTごめんなさいね)。
あらためて、買って聴いていただきありがとうございます!
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月17日 20:21
私もこのアルバム買うしかない何とかタブレットで書き込みましたが、慣れたら速いですね。
Posted by matsu at 2015年08月20日 00:32
matsuさん、おはようございます
タブレット慣れたら速いということで私もなんだかほっとしました。
ぜひこのアルバム買って聴いてください!
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年08月20日 07:06

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BORN TO PLAY GUITAR バディ・ガイ新譜