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2015年12月31日

2015年のCD新譜Top10+

01
2015年のCD新譜Top10+


毎年大晦日恒例、良かったCDの記事です。
昨年まではポピュラー音楽の新録音による新譜のみを
ここで取り上げてきましたが、今年から変えました。
ポピュラー音楽の新録音の新譜はTop10として紹介し、
後半では旧譜でもリイシュー盤でも、ジャズもクラシックも含め、
初めて聴いた音源はすべて対象にします。



★新譜Top10

☆1位


CROSSEYED HEART
Keith Richards

栄えある2015年新譜の第1位はキース・リチャーズ!!
予想していたよりもうんとローリング・ストーンズっぽいのが嬉しい。
昨年のストーンズのコンサートでキースはいかにもおじいさん
という感じで、アルバムももっと枯れていると予想していたので、
この颯爽とした姿にはいい意味で驚かされました。
しかも、事前に何も知らずに聴き進めると、11曲目Illusionで
なんとノラ・ジョーンズの声が!
思わず「ノラだ!」と言いそうになってしまいました!
キースなかなかやるじゃん(笑)。
僕の選ぶベストチューンは、でも、もろストーンズのTroubleで。





☆3位


DUETS : RE-WORKING THE CATALOGUE
Van Morrison

ヴァン・モリソンの新譜が出たからには入れないわけにはゆかない。
自分の曲を1曲ずつゲストを招いてデュエットした企画盤ですが、
もはやスタンダードといえる曲にヴァンさんの存在感の重さを感じます。
ゲストもスティーヴ・ウィンウッド、マーク・ノップラー、ジョージ・ベンソン、
メイヴィス・ステイプルズ、タジ・マハール、マイケル・ブーブレから
ジョス・ストーンと幅広いジャンルや年代の人が集まっていますが、
なんといってもSome Peace Of Mind、ボビー・ウーマック最後の声。
涙を誘い、感謝の念が湧いてきます。
ベストチューンもその曲、意味が大きいですね。



☆4位


CASS COUNTY
Don Henley

ドン・ヘンリーの新譜は、郷愁を帯びたカントリー路線。
ただ、カントリーチャートで1位を記録したからカントリーなのだろうけど、
本人はカントリーだどうだとは特に意識せずに聴いていた、
小さい頃の音楽をやってみたかったということでしょう。
それが基礎となり、アメリカの「国民ロック」であるイーグルスになった。
この郷愁、音の響き以上にドンの気持ちが色濃く反映されています。
ところでこの邦題、「カス」だったのか、「キャス」ではないのか・・・
なんだか「カス」と書かれると妙に間抜けな・・・
ベストチューンは郷愁マックスのTake A Picture Of This。



☆5位


TENDERNESS
JD Souther

JDサウザーの新譜は、セルフカヴァー集NATURAL HISTORY
以来4年振り、しかし寡作の彼にしては早いリリースでした。
普通のロックに慣れているとこの音はジャズっぽいと感じるのですが、
JDにはその辺がニュートラルな感覚なのだろうなという自然さがある音。
声の若々しさは相変わらず、そのせいかこちらはドン・ヘンリーとは逆で、
懐かしいというよりは、今でも青春を謳歌している感じがしますね。
60歳になった今でも、夜の酒場で、照れ笑いを浮かべながら
口説き文句を言っているのかな、なんて姿を想像します。
僕はJDよりはるかに年下だけど、このアルバムより老けている。
そう感じてしまうところが自分としては寂しいのですが(笑)。
でも逆にいえば、僕の中に眠っているそういう心が
触発される(た)のかもしれない。
ベストチューンはDance Real Slow、表題曲がない代わりに、
この曲で"Tenderly"と歌うのが印象的、真に優しい音楽です。



☆6位


THE BOOK OF SOULS
Iron Maiden

ブルース・ディッキンソンが咽頭癌との闘病生活。
心配しましたが、活動再開できるほどに回復。
晴れてリリースされたアイアン・メイデンの新譜は2枚組超大作。
宇宙に飛んだ前作とは違いそれこそ地に足がついた音作り。
1970年代ハードロックぽさが色濃いのは意外でした。
作品としては文句なく大好きで弟の評価も高いのですが、
やはり2枚組というのは聴くのに心的抵抗がある。
構えて聴かなければならないし、日々物理的に時間が足りない。
僕が、途中でやめたりピックアップして聴ける性格だったら
よかったかもしれないですが・・・(笑)。
ベストチューンは、これほどまでに70年代っぽいとはと驚かされた
1曲目のIf Eternyty Should Fail。



☆7位


SHADOWS IN THE NIGHT
Bob Dylan

ボブ・ディランの新作はなんと、彼のアイドルだったという
フランク・シナトラを中心としたスタンダード集。
音楽の「ミスマッチ感覚」がこれほどまでにスリリングなものとは。
しかも、そんなものを落ち着いてじっくりと聴かされてしまうとは、
ディランはほんとうに歌うことが好きなんだなと再確認したしだい。
来年また来日公演がありますが、この中の曲は歌うのかな?
行きたいけど、ううん、4月は無理だな・・・
ベストチューンはLucky Old Sun、もったりとした中に
光明が差し込んでくるような味わいのある歌唱です。



☆8位


BORN TO PLAY GUITAR
Buddy Guy

バディ・ガイには、おおこれぞ「ドブルーズ」という音を聴かせてもらえた。
前作ではロックっぽい音に寄り過ぎた、それはそれで悪くはない。
ブルーズを好んで聴くようになってほんとによかったと実感。
しかし驚いたのが、ヴァン・モリソンの参加。
その曲だけどう聴いてもヴァン・モリソンの世界。
冷静にいえば浮いているんだけど、ヴァン・モリソンだから
その浮き具合が嬉しいことこの上ない。
でもやっぱり「ドブルーズ」を求める人にはただ浮いているだけかな。
ベストチューンはもちろんその
Flesh & Bone (Dedicated to B.B.King)。
今年亡くなられたB.B.キングに捧げられたものでもあります。



☆9位


A FOOL TO CARE
Boz Scaggs

ボズ・スキャッグスのR&Bフリークぶりを堪能できる1枚。
ボズ、今年は札幌に来てくれました、感謝。
コンサートでもこの中の曲を演奏しましたが、終演後のロビーには、
この新作を買い求める人の列が出来ていたのは、
新譜が出ていたことを知らなかった人が多かったのでしょう。
僕が行ったコンサートでCDを買うのにこれだけ行列ができたのを
見たのは初めてでした。
ベストチューンは国内盤ボーナストラックで申し訳ないですが、
インプレッションズのGypsy Woman。
でも、コンサートではアンコールのLast Tango On 16th Street
が印象的でした。



☆10位


UPTOWN SPECIAL
Mark Ronson

80年代洋楽で育った人間には音の響きが懐かしい。
もちろん安っぽいキーボードはもっとしっかりした音になっていて、
物理的な音の響きは同じではないけれど、サウンドプロダクションが。
冒頭いきなりスティヴィー・ワンダーのハーモニカが入った曲で
始まりますが、80年代にはハーモニカで客演することが多かったことも
思い出され、うまい仕掛けです。
気合を入れて聴くものではなく、かけておくと気持ちがいい音楽。
懐かしいという感慨はやはり人の心を動かすものなのだ。
「パクリ」とか「二番煎じ」などと言う人もいるかもしれないが、
僕はそこまで冷淡にはなれない、音楽を愛しているから。
それに「懐かしさ」という感慨は齢を追うごとに大切なものになってきている。
過去にしがみついているのではない。
過去の良い思い出があるから人間は生きてゆけるのだから。
その極め付けがUptown Funkであり、2015年に出会った新曲で、
同率1位でこの曲が好き、当然このアルバムのベストチューンもそれ。


次点として3枚を短く

・BLACK MESSIAH ディアンジェロ
 プリンスっぽいのは意外でした、癖になる1枚

・TRACKER マーク・ノップラー
 「現代のトラッド」路線はますます充実してきました。

・4 NIGHTS OF 40 YEARS LIVE ロバート・クレイ・バンド
 活動40周年を凝縮したダイジェスト的ライヴ盤。


02
2015年のCD新譜Top10+

レンズ曇っちゃったぁ・・・(笑)


続いて旧譜部門。
ポップス、ジャズ、クラシックという順番です。




SONGBOOK
Allen Toussaint
(2013)

アラン・トゥーサンは今年スペインで亡くなられました。
前夜までコンサートを行っており、あまりに急なことで・・・
このCDはピアノ弾き語りにより自分の曲を紹介したライヴ盤で、
彼は近年何度か来日して小さな会場でのコンサートを行っており、
また来日したらこんなコンサートに行きたいと思っていました。
それが、かなわぬ夢に。
今年も多くのミュージシャンが亡くなられましたが、僕個人としては、
急だったことも含め、アラン・トゥーサンの訃報が最もショックでした。
R.I.P.
ベストチューンはWith You In My Arms。
アーロン・ネヴィルで知っていた曲ですが、この曲の優しさといったら。






LET'S MAKE A DEAL
Z.Z.Hill
(1978)

Facebookで記事を見るまで名前すら知らなかったZ.Z.ヒル。
早速買い求めると、もうそれこそはまりました。
純粋なソウルがディスコに駆逐されかけていた70年代後半に
孤軍奮闘するマラコレーベルから出た本格的ソウル。
マラコの話はピーター・バラカンさんの本で読んでいて、いつか
聴いてみたいと思っていたのがここでつながりました。
純粋なソウルだけど新しさもあるUniversal Loveがベストチューン。





DREAM ON
George Duke 
(1982)

ジョージ・デュークのShine Onが例のAMの洋楽リクエスト番組で
かかっていて、僕はその曲を知らず、ジョージ・デュークが大好きな
友だちにメールで話を聞くと、彼の日本で最も有名な曲だという。
知らないのも悔しく(笑)、早速買って聴いてみたところ、はまりました。
ほぼフュージョンといえるファンキーなR&B、でしょうか。
もう少し泥臭い人かと思っていたら都会的でスマートな音楽。
いい意味で、真剣に聴くのではなくかけておくと非常にいいですね。
なお、気に入ったので近い年代のもう1枚を買ったのですが、
同じような感じで(当たり前か)、最初ほどインパクトがなかった、
ということは一応付け加えておきます。
ベストチューンはやっぱりShine On。





WHAT TIME IS IT?
The Time
(1982)

先日、NFLミネソタ・バイキングスのホームの試合を観ていたところ、
プレイの合間の現地映像でザ・タイムのJungle Loveがかかっていて、
ミネアポリスサウンドは今でも息づいているんだあ、と妙に感動。
その曲はこのアルバムには入っていませんが、それを含め、
ザ・タイムのカタログが今年国内リマスター廉価盤でリリース。
20年くらい前からずっとザ・タイムを聴きたいと思っていたのが
ついに叶いました。
アルバムではこれ、キレと粘りの驚異的な共存が素晴らしい。
777-9311がベストチューン、さいたまのソウルマニア友だち絶賛。
余談ですが、今年はR&B系旧譜の当たり年だったようですね。





THE VICAR ST. SESSIONS VOL.1
Paul Brady And His Band
(2005)

ポール・ブレイディが昨年の好評を受け再来日公演を行う、
というニュースをFBで見るまで、僕は名前すら知りませんでした。
調べると英国のフォーク歌手、なんとヴァン・モリソンがゲスト参加した
ライヴ盤があるというので買い求めたのがこれ、よかった。
フォークですがちょっと面白い曲を書く人だなって。
ヴァン・モリソンはIrish Heartbeatを共演していますが、
彼が"Van Morrison!"と紹介して会場が異様に盛り上がる、
ライヴ盤だからその音が入っていて、ヴァン・モリソンを
コンサートで観て聴けるなんてとんでもなく羨ましいなあ、と。
ベストチューンはもちろんそれですが、全体的に気に入りました。





DUST BOWL BALLADS
Woody Guthrie
(1940)

村上春樹の本で紹介されていたのを読んだ後買ったウディ・ガスリー。
これがほんとうに気に入りました。
純粋に歌として素晴らしい、だからメッセージも強調される。
重たい話を明るい声で歌うからこそ、より重たく響いてくる。
少し聴いてからまた他のCDも買ってみよう。





OPEN SESAME
Freddie Hubbard
(1960)

フレディ・ハバードのこれ、タイトルの如くひとつの物語を紡いでいます。
似たようなモチーフが何度も出てきて強調されていて、
物語に気持ちよく浸ったまま最後までたどり着きます。
ジャズはインプロビゼーションを楽しむもの、そうかもしれないけれど、
アルバム至上主義者の僕は、このように作り上げられた音楽を
より身近に、分かりやすいと感じます。
ジャズでこういう作品があるのは意外でもありました。
ただ、これ逆に、聴く以上は物語に浸っていたいので、
気軽にかけることができない、そんな大切な1枚となりました。





ADAM'S APPLE
Wayne Shorter
(1966)

一方、ウェイン・ショーターのこれ、はっきり言います。
なぜ、どこが、どういいのか僕にはまるで分かりません。
でも、なぜかこのCDがとっても気に入りました。
今年買ったジャズのCDではいちばんかけた回数が多かったはず。
きっと分からないけどいいというのもジャスの魅力なのでは、と。
ウェイン・ショーター自体僕が大好きなジャズマンではありますが。





RAINBOW SEEKER
Joe Sample
(1978)

ジョー・サンプルのこれもまた懐かしい音。
しかし、マーク・ロンソンのように追体験としての懐かしさではなく、
僕が洋楽を聴く前に世の中に流れていた音楽であって、
音楽自体ではなく、小学生時代を懐かしく思い出したという感じ。
何だろうね、人間のこの懐かしむという気持ちは(笑)。
もちろん音楽としてもとても気に入ったのですが、正直、
5年前の僕なら気に入らなかったかもしれない。
7年前にソウルを真剣に聴くようになり、そこからジャズも見直し、
フュージョンにつながった今だからこそ好きになったようなもので、
やっぱり音楽には聴くタイミングがあるんだなと再認識。
ベストチューンはMelodies Of Love、この手の脆い曲を聴いて
感動したのは久し振りのことでした。





BRAHMS:PIANO CONCERTOS Nos.1 & 2
Helene Grimaud
(2013)




MOZART:PIANO CONCERTOS Nos.19 & 23
Helene Grimaud
(2011)




RACHMANINOV:PIANO SONATA No.2;
CHOPIN:PIANO SONATA No.2,
      BARCAROLLE, BERCEUSE
Helene Grimaud
(2006)

2015年は結局、エレーヌ・グリモー様の年だったわけです(笑)。
その中から3点、特に気に入ったものを。

ブラームス・ピアノ協奏曲は元々大好きな曲でしたが、
グリモーの精緻で清らかな演奏に魅力を再発見。
特に2番はオケもウィーンフィルとあって、この曲の決定盤かな。

モーツアルトは、グリモーの生真面目さと曲の遊び心が
合わないかなと聴く前は危惧していましたが、さにあらず。
実は彼女もユーモアがあるけれど普段は隠しているのかな。
ピアニストとしての技量以上の奥深さを感じたCDでした。

ラフマニノフとショパンのピアノソナタを集めたCD。
ここは当然オケがないソロ演奏曲ですが、彼女の演奏は
リズム感、ドライヴ感、グルーヴ感がいかにも現代的で、
要するにノリのいい音楽であることが分かりました。
ショパンの2番ソナタは例の「葬送」ですが、僕はこれ、
寝る前に聴くとなんだか妙に落ち着くんですよね。
ただ、このCDのジャケットは今風の女の子っぽ過ぎて、
音楽はそうだとしても、ちょっと違うかなあ、と・・・
いやもちろんお美しい!





SCHUBERT: FORELLEN-QUINTETT
(1993)

もちろんクラシックはグリモー様だけではないですよ。
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」。
ジェイムス・レヴァインをピアノに迎えたこの盤も、
僕の中ではリファレンス、最も気に入った盤となりそうです。
今や軸足を指揮者の方に移しているレヴァインですが、
ピアニストとしても優れ技巧と感性の持ち主だと分かりました。
それにこのCDは鱒が水面を跳ねる絵のジャケットがいい。
グリモーのショパンとともに今年最も多く聴いたクラシックCDです。
それにしても楽しい!





BEETHOVEN:COMPLETE PIANO SONATA
Maurizio Pollini

今年最後に紹介するCDは
マウリツィオ・ポリーニのベートーヴェン・ピアノソナタ全集。
ベートーヴェンが優れたメロディメイカーであることに気づきました。
そして、ピアノソナタ第12番 変イ長調「葬送」の第2楽章、
まさに「葬送」の部分は、今年聴いたCDで最も心に響いてきた。
僕が死ぬ時はこの曲をかけてほしいですね。
8枚組を全部聴き込むにはまだ至っていないのですが、
途中からジャズっぽいリズムになる曲もあったりと、ベートーヴェンは
強面でいながらユーモアのある人だったんだと分かりました。
ポリーニの演奏はどうだ、というのは正直まだ自分の言葉で
言うことができないのですが、これはとっても気に入りました。
今後当面ベートーヴェンのソナタは他のピアニストのCDは要らないなと。
それにしても、これが5000円くらいで買えてしまうのだから、
クラシックの箱ものCDも安くなりましたね。
だから次々買ってしまいそうで危険でもあるのですが・・・(笑)。


03
2015年のCD新譜Top10+

いかがでしたか!

今年は家でCDを聴く時間の半分はクラシックでした。
でも、それは別に意識したものではなく、自然な流れ。
2016年はどういう音楽を気に入って聴くかも分からない。
自分の中に何が聴きたいか、自然と浮かんでくるのが楽しいのです。
だから来年も基本はそのスタンスで聴いていくことでしょう。


さて、今年1年お読みいただきありがとうございます。

来年も平常通り元日、つまり明日から記事を上げてゆきます。
倒れたり不測の事態がない限りは、ですが(笑)、
だからさらりとご挨拶のみにて失礼いたします。

みなさまよいお年をお迎えください。


04
2015年のCD新譜Top10+












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この記事へのコメント
こんにちは。あっという間に大晦日になりましたね。今年もたびたびお越し下さいまして有り難うございました。来年も宜しくお願い致します。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
Posted by 多摩NTの住人 at 2015年12月31日 14:19
多摩NTの住人さん、こんばんわ
今年もありがとうございました。
ほんとにあっという間に大晦日になりましたが、今年は特に
12月が異様に早かったように感じています。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月31日 14:29
明けましておめでとうございます(^^♪
今年もよろしくお願い致します。

笑う洋楽展の「第二回紅白ビデオ合戦」の録画見てました。
ロッドのホットレッグスはストーンズ丸出しとみうらじゅん氏が言ってて、アルバム買ったらしいですね!キースのアルバムがよりストーンズらしいとは褒め言葉ですよね(笑)

JTといえば、NHKの朝の8時35分からのラジオでサブカルチュワーで細野晴臣について話してて、はぴーえんどで歌わなくてはならなくなった時に高いキーが当時の流行りで困ってて、タマタマJTの「ユーヴ・ガッツ・ア・フレンド」の歌声聴いてこれだ!と真似したと語ってました。細野氏の歌声も結構好きです(^^♪

ヴァン・モリソンの「デュエット」は本当にヴォーカルのあり方について深く考えさせられるアルバムでした。本当に良いですね!
私にとっては、歌いたくなるかどうかが重要です(^^♪
ドン・ヘンリーはデスペラードを歌う時の師匠ですね。(笑)彼の歌声はやはり素敵です。
同じく、JDサウザー、バディ・ガイの歌声も好きです(^^♪

ディランがシナトラが好きとは意外でしたね。
美声ヴォーカルに憧れてた?(笑)
歳とると意外に素直になるのかな!?

私は、我儘なオンちゃんのままですが、ヴォーカルについては、意外と素直かもです?

今年も素敵なアルバム紹介お願いしますね(^^♪
Posted by matsu at 2016年01月01日 01:22
matsuさん、あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

「笑う洋楽展」の紅白は私も観ましたが、ストーンズのビデオに対する
コメント、くだらないよね、で最高に笑いました。
昨年のIt's Only...も大笑いでしたが、そうかストーンズってやっぱり
冷静に見ると可笑しいことを真面目にやっているんだと再認識。

ロッドのあれはロッドの中では異色な曲と言えますね。
あのアルバムはファンの間では名曲の誉れ高い
I Was Only Jokingが入っているのがポイント高いです。

JTの細野晴臣の話はなるほどです。
私はJTの曲はキィが低すぎて歌えないので、そういうことかと。

ドン・ヘンリー声は相変わらず張りがあっていいですし、
JDもあの声が保たれていてよかったです。
バディ・ガイも10歳は逆にサバ読んでますね(笑)。
matsuさんは声と歌へのこだわりが心身の健康のバロメーター
のように感じらます。

今年はどんなアーティストの新譜が出るか、毎年のことですが
やっぱり年が明けると楽しみです。
1月からもう大物2枚確定していますが、毎年誰の新譜が
その年最初かというのも密かな楽しみです。
その前に旧年中に買ってまだ紹介していない新譜が2枚あり、
そこから少しずつ記事にしてゆかないと(笑)。

本年もよろしくお願いします
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月01日 05:35
明けましておめでとうございます。
まさかこちらの旧譜部門で我が愛しのザ・タイム『WHAT TIME IS IT?』がランク・インするとは、彼らのファンとしては嬉しい限りです。
そんな訳で今、久し振りにこのアルバムを聴きながら書き込んでおります。
これが今年最初に聴くCDです。

で、そこで今更ながらに気付いたんですが彼らの作品は、「小さいハコでのギグで曲の合間にコントもやるような親近性」と、「才気を垂れ流す密室ジャム・セッション」の中間を行く作風ですよね。
たぶんこれは意図的なもので、「タイトにまとめたスタジオ録音作品」としての方向性を、良い意味でハナから捨てています。

楽曲のジャムっぽい感じは黒幕プリンスの同時代作品にも見られましたが、しかし彼のキャラクターは音楽に対して生真面目に過ぎ(たとえそれがレズをナンパするお馬鹿ソングだったとしても)、とてもギグでコントをやる雰囲気はなく、何故か常に悲壮感が漂います。
一方ザ・タイムは主にモーリス・デイのお蔭で、その悲壮感から解放されていますね。
Posted by 鬼若子 at 2016年01月02日 02:52
鬼若子さん、あけましておめでとうございます

ザ・タイムのこれは正直言えば想像以上によかったです。
ひと月ほどずっとCDプレイヤー入りっ放しで聴いてましたよ。
結局のところ自分の中に今ある音楽の流れのひとつが
ファンクなのだと分かりました。
ついでにいえば、アイスクリームの方は、よかったのですが、
こっちが良すぎたので相対的に少し低くなっています(笑)。
繰り返し、それもポップで普通に聴きやすくて好きですが。

小さな箱でというのは、映画やPVの映像のイメージもあって
まさにそんな感じがしますね。
コントじゃないけどJungle...のPVでは間奏のところで御付きの人が
デカイ鏡を持ち出してモーリスが櫛で髪を整えるシーンは
まあ、笑えますよね、ほのぼの感があるし。
昔最初に観た時に可笑しかったことを思い出しました。
しかも、あれをきっとPVだけではなくコンサートでも普通にやってそうで、
リアルな説得力があるところが面白いですね(笑)。

音楽的にもまさにせいぜい1500人くらいの会場で
最も映えるのではないかと思います。
アルバムとしてあまり考えていないというのも、
そこにつながってくるかと思います。
話は逸れますが、村上春樹の本を読んで、15000人入る会場でも
客との物理的な距離に関係なく一体感を作り出すことができる
ブルース・スプリングスティーンとその音楽は、ショービジネス界でも
稀有で幸福な成功例だと思いました。
でも、1000人くらいの会場でみんなで盛り上がってやってゆける
くらいの人が音楽家としては幸せなのかもしれないと思います。
ザ・タイムはそういう部分でなるほどと思いました。

プリンスは確かに、意味深なことを言ってさらりと笑わせるのは
いいかもしれないですが、爆笑というのは違う気がします。
もし殿下がコントをやったら、客は笑うに笑えないかも・・・

ところでNFLミネソタ・バイキングスはプレイオフ進出が決まり、
まだ最終週(日本時間4日)の後もう1試合確実に試合があるので、
ミネアポリスも今は盛り上がっていると思います。
テレビ中継でまたザ・タイムの曲がかかるといいのですが。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月02日 14:03
ギタバさん、こんにちは。
ベスト10はマーク・ロンソンさんを除いてはレジェンドの
オンパレードですねぇ。

では、拙者も大体2015年に出会い愛聴盤に加わってくれた
ベスト6をば、

☆1位  MUSWELL HILLBILLIES
The Kinks(1971)
拙者が酒が呑めるうちは必ず聴き続ける愛しい
肴の一枚になりました。

☆2位  BRISTOL'S CREME
Johnny Bristol(1976)
ボズのSlow Dancerのプロデュースで有名な?(・ω・^)
ブリストルさんについに目覚めました!ロマンチックな楽曲に
ボズをも少し男臭くしたメロウな歌唱におっさんも
メロメロでやんす。
 
☆3位  DUETS Van Morrison~(2015)
一発目のウォマックさんとの絡みでもう目頭が
熱つうなりますねん、全部聴きどころやけど俺的には
クレア・ティールさんをそっと抱き寄せるようなヴァンの「そうです、わたしがちょっとエッチなおじさんです」みたいな
歌唱が沁みるぜよ。
そしていまThese Are The Daysを聴かせていだきながら
ナタリー・コールさんに感謝!そして合掌。

☆4位  SWEET DREAMS AND QUIET DESIRES
Borderline(1973)
ウッドストック産ルーツ・ロックの名盤を漸く手に入れました。
味わい深いカントリーロックにデイブ・ガーシェンの
渋い喉がええ塩梅でございます。
 
☆5位  BORN TO PLAY GUITAR
Buddy Guy(2015)
御大によるブルーズの海鮮丼やぁ、どのネタも
ぴかぴかぷりぷりなんやけど何故か飛騨牛の骨付きカルビみたいに
ヴァンとの一曲が紛れてるんやけど、いやぁこれがまた
極上の一品じゃありませんか。

☆6位  NATIVE DANCER(1975)
Wayine Shorter
なんだかミルトン・ナシメントさんのアルバムみたいな気もしますが
ミルトンの声とショーターさんのサックスのマッチングが
なんとも気持ちええのやな、クールなブラジリアン・フレイヴァーが
香るクロスオーヴァージャズの名作やね。

 
Posted by ぽちわかや at 2016年01月03日 15:33
ぽちわかやさん、こんにちわ
Top6のご紹介をありがとうございます

3枚は私も持っていますが、マスヒリをそれほどまでに
気に入っていただけたのが嬉しい限りです。
余談ですが、最近CSで吉田類の酒場放浪記の初回から
再放送が始まったので録画して観ていますが、最初の頃は
類さん帽子をかぶっておらず、早口でやっぱり若々しいですね。
あの番組を観ているとマスヒリをよく思い浮かべます。
この前はボーナストラックのMountain Womanが浮かびました。

持っていない中ではウェイン・ショーターのそれ、
ミルトン・ナシメントと一緒というのは聴いてみようと思いました。
いろんな音楽の広がりがある中でそれは面白い組み合わせです。
ミルトン・ナシメントは2枚しか持っていないのですが、うち1枚に
JTの曲をJTが参加しデュエットしている曲があるので買いましたが、
そこにHello Goodbyeのカヴァーが入っていてこれが
こういうのありか! と今までで最も驚いた好カヴァーでした。

ジョニー・ブリストルって名前がおいしそう、と思うのは
きっと私だけでしょうね・・・(笑)。
ついに目覚めたということで、ぽちわかやさんも積極的に
新しい音楽を聴き求めておられるのが同じ音楽聴きとして
頼もしいというか、嬉しいです。

ボーダーラインはルーツロックなのですね、なるほど。

そういえば前に話していただいたジョー・コッカーのやつは
そろそろ買おうかと考えています(月が変わったので)。

そうそうナタリー・コール亡くなりましたね。
大晦日に亡くなられたということですが、肝炎で
肝臓移植も受けていたそうで、それはまったく知らなかったです。
彼女はJTのクリスマスアルバムにも参加していてつい最近
声を聴いたばかりでした・・・R.I.P.

他もうひとり大物が亡くなられましたが、それは後日記事にします。

昨年の10枚はマーク・ロンソン以外はレジェンドのオンパレード
ということですが、やっぱり、自分よりかなり年下の人の感性って
何かこう、うまく説明できないけれど、違うものがありますね。
ただ単に曲がいいとは(サム・スミスのStay With Meがその例)、
思うことは思うのですが、でも、なんだろう、歌以外の部分で
どうしても越えられない壁のようなものを感じます。
まあでも一方で若い人の音楽も聴いてゆきたいとは思います。

といいつつ、早くもヴァンさん次は何出すのかなって(笑)。
まあ今年は出さないかな、でも来年はきっと何か出すでしょうね。
よくよく考えるとヴァンさんも結構ワーカホリックですね(笑)。
飛騨牛食べてみたいです、食べたことないので(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月03日 16:48
再び失礼します。
映画『PURPLE RAIN』の舞台となったクラブ/1st.アヴェニューの最大収容人数は1550名との事で、「キャパ1500人のハコで」は、まさにビンゴですね。

そんな彼らもプリンスとの共同ツアーで大阪城ホール級のハコを満杯にし始め、時には真打プリンスを喰う名声を得たとの事。
それは1982~1983年の出来事で、丁度『WHAT TIME IS IT?』の発売時期でした。

当時のメンバーは、お付きの人ジェローム・ベントンを含む「ジ・オリジナル・セヴン」。
このまま行けば「80年代のEW&F」になれたかも知れなかったのに、残念ながらプリンスの内政干渉でジミー・ジャム&テリー・ルイスが抜け失速…嗚呼。

この辺の歴史はお手持ちCDライナーノーツにも記載されていると思いますが、とにかく惜しい存在です。
そしてその儚さやIFの夢こそが、彼ら最大の魅力だったりもします。
モーリス・デイやジェシー・ジョンソンのソロとかジャム&ルイス制作作品を聴けば、その夢は現実となり得た可能性が意外に高いのです。

とは言うものの、黒幕プリンスの積極的バックアップがなければ、ミネアポリスのローカル・バンドだった彼らが世に出る機会はなかったのも事実であって、この辺の事情がまた儚い夢っぽい。

夢と言えば、84年3rd『ICE CREAM CASTLE』のラストから、6年後の再結成4th『PANDEMONIUM』導入部までの演出なんかは、まさしく長い眠りから覚める感じですね。
3rdラストの「The Bird」が終わった後、なんか知らんうちに時代から寝坊したモーリスが4thの導入部でバンドを代表し(?)『WHAT TIME IS IT?』と叫ぶ!
Posted by 鬼若子 at 2016年01月04日 03:10
鬼若子さん、こんばんわ
おお、1500人まさにそれくらいでしたか。
なんとなくの感覚だったのですが、でも私は実は、
あまり小さな会場のライヴはほとんど行ったことがなくて、
一昨年のボブ・ディランのZepがいちばん小さいのです。
あれは2階椅子席入れて1000人くらいかな。
形状的にちょっと狭苦しかったのですが、もう少し広くて、
人と人の間が広ければ最高にいいなと思いました。
多分その次に小さい箱はもう渋谷公会堂だと思います(笑)。

1500人暗いというのは、個人的な憧れでもありますね。
もちろんそんなところでポールは見られないだろうけど(笑)、
でも、ビートルズのLET IT BEの原型になった(失敗作)GET BACKは、
ポールが小さい会場でもう一度ライヴをやりたいという発想から
生まれたものだから、音楽としてはやはり小さい方がいいのでしょうね。
ただ、その時ポールが考えていたのはもっと少なくて
200人とかだったと思いますが、本で読んだところによれば。

話は逸れましたが、なるほど、80年代にアースになれたかも、
というのはそういう話を聞くとやはり「惜しい」と正直思いますね。
ジャム&ルイスがいたのだから、と考えると私でさえも、
なんだか意外とそうなっていたかもしれないと思えてきました。
プリンスにかき回されたということなのでしょうけど、でも
プリンスがいないと成り立たなかったかもしれないのは、
やはり月並みだけど運命だったのでしょうね。
ライナーは読んでみます(読んでないのですすいません・・・)

そうそう、今日のグリーンベイ・パッカーズ対ミネソタ・バイキングス
今季NFLレギュラーシーズン最後の試合のテレビ中継で、
やはりというかプリンスのLet's Go Crazy流れてましたよ。
ただ、こう言っては失礼かもだけど「なんだプリンスか」と、
ちょっと期待外れで、やはりザ・タイムをかけてほしかった。
前回ザ・タイムでよっぽど嬉しかったようで(笑)。
ちなみに来週のプレイオフもミネアポリスで試合があるので、
今度は何の曲がかかるか今から楽しみです。

それから余談で、ご存知かもしれないですが、現地日曜の夜、
日本で月曜の朝に放送するNBCのSunday Night Football
通称SNFのオープニングテーマ曲をキャリー・アンダーウッドが
歌っているので、実は私は密かに毎週彼女を観ています(笑)。
一昨年までフェイス・ヒルだったのが去年から変わりました。

話は戻って、大きなホールを沸かせたザ・タイムなかなかやりますね。
プリンスは喰われそうになって焦ったかな(笑)。
80年代も捨てたもんじゃないと80年代男は思います(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月04日 20:23
ギタバさん、こんばんは。
唐突ではありますがJimmy Somervilleさんが歌う
Someday We'll Be Togerther(有名なシュープリームスのカヴァーですよね)が
以前から大好きでひさしぶりに聴いてたんですよ。
で、何気なく歌詞を眺めながら作者をみてみたら
ブリストルさんだったんで、なんとも嬉しいびっくり!
まぁ、彼はアルバムを出すまではモータウンのライターなどもしてたのは知ってたんですが
ほんまええ曲書いてたんやねぇU^ェ^U ワン!
この歌ご本人は歌ってないのかなぁ、残念ながらジョニーさんも
何年か前に亡くなられてるのを先日知りました。
Posted by ぽちわかや at 2016年01月05日 01:21
ギタバさん、追伸ですがブリストルさんは2004年の3月に
65歳で亡くなられてました。
それとMARGIE JOSEPHさんの例のチープファイブの五枚目
FEELING MY WAY(1978)がブリストルさんの
プロデュース作であるのも今確認できたのでいまから
聴かせてもらいます。
なんだか勝手に盛り上がって申し訳ないのですが
いいですよジョニー・ブリストル。
Posted by ぽちわかや at 2016年01月05日 01:32
ぽちわかやさん、こんばんわ
おお、ジョニー・ブリストルの偶然が起ったんですね。
音楽って不思議なもので、そういう偶然ってなぜかよくありますよね。
きっと音楽の神に導かれているのだと。

モータウンのライターから歌手になる人も結構いますよね。
そういう流れであればジョニー・ブリストルは初めて聴いても
すんなりと受け入れられそうな気がしてきました。
そして私もどこかで彼の曲を聴いていることも分かりました。
ご紹介いただきありがとうございます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月05日 19:34
ぽちわかやさん、マージー・ジョセフのそのアルバムは
1000円で出たのを持っています。
今棚から取り出してきたので、後で聴いてみます。
見ると曲はほとんどブリストルさんが書いていますね。
今更ながら気づきました・・・すいません・・・

好きなミュージシャンが亡くなられていたことを知るのは
それはそれでショックですよね。
65歳というのは、早いなあ。
マーヴィン・ゲイと同じ年に生まれたのですね。

好きなミュージシャンで盛り上がるのは私もよくあるし楽しいです。
よく知っているはずなのに新たな発見があったりします。
そういう「引き出し」が多いと、音楽を聴く楽しみも増えますね。
あらためてわざわざ書き込みいただきありがとうございました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月05日 19:44
三度失礼します。
記事本文でのザ・タイム関連で言うと、新譜部門次点のディアンジェロですね。
「プリンスっぽい」とは仰る通りで、先ずエグゼクティヴ・プロデューサーとしてアラン・リーズの名が見えます。
この人物はかつてプリンスの側近としてレーベル管理を任されていた男であり、それ以前はジェイムズ・ブラウンのツアー・マネージャーだったりもするフィクサー。

因みにその弟エリック・リーズは、レヴォリューション後期からNPG結成直前までのプリンスお抱えサックス奏者でありました。
絶頂期プリンスの後ろでサックスを吹く、金髪オールバックで髭面でマッカーサーっぽいサングラスの壮年白人…と言えば、guitarbirdさんもPV経由で薄っすらと御記憶にあるかも?
舞台衣装はフォーマル・スーツだったり、黒魔道士っぽいローブだったり。

そしてもう一人は、先頃ザ・タイム改めジ・オリジナル・セヴンから離脱してしまったギタリストのジェシー・ジョンソン。
『BLACK MESSIAH』にもガッツリ参加し、バンド脱退後はディアンジェロとの共闘が主たる活動のようで、ファンとしては嬉しいような哀しいような。
ザ・タイムの足並みは、ジェシーとモーリス・デイとジャム&ルイスのスケジュールが合わないと成り立たないって所が物悲しいです。
Posted by 鬼若子 at 2016年01月11日 02:49
追記ですが、岡信子(?)ことフェイス・ヒルのソレは、YouTubeで何度か視聴した事があります。アノ曲の替え歌ですよね?
動画では何度も岡さんに見惚れてしまい(撮影技術のお蔭で実際より10歳以上若く見えた)、恥ずかしながら楽曲に気付いたのは最近の事です。
今は木下きゃりー(?)ことキャリー・アンダーウッドが後任を務めているのですね。
情報ありがとうございます。

あと、プリンスのザ・タイムへの「内政干渉」ですが、当時の殿下は彼らに対して本気の危機感を持っていたようですよ。
前座が真打を喰う異常事態を踏まえ、曰く「彼らはゴジラみたいになっていった」と。
でもその割にプリンスは、ツアー・バスでの移動中は彼らと一緒に過ごす時間が多かったそうです。
きっとタイムの車内には、殿下のバンドにない和気藹々とした「親近感」があったのでしょうね。
Posted by 鬼若子 at 2016年01月11日 03:34
鬼若子さん、こんにちわ
ディアンジェロがプリンスっぽいというのは実際にプリンス流派の
人が入ってきているからなのですね、なるほど。
ブックレットは買った直後に一通り見ましたが、誰がどういう人
というのは(当然)分からなくて、今回いろいろ分かりました。
ちなみにディアンジェロのアルバムですが、昨年後半は
聴いていなかったのが、この記事を書いてからまた引っ張り出して
ちょくちょく聴いています。
だから今なら逆転でTop10入りするかもしれない(笑)。

エリック・リーズは今そらでぱっとは思い浮かばないのですが、
ビデオクリップを観るとああこの人かと思うのではないかと。
人としてというよりシーンとして覚えているというのはよくあります。
ちなみに今プリンスのPVと言われて真っ先に思い出した人が、
NPGの体格のいい黒人のドラムの人でした・・・
曲でいえばDiamonds And PearlsのPVです。

ああそれと年末に一度正規BLACK ALBUM聴きました(笑)。
良いのか悪いのか分からないのですが、若い頃よりも音楽の
意味みたいなものをあまり真剣に追い求めなくなっていて、
そうするとサウンドとして気持ちがいい音楽をかけることが
多くなります(それはクラシックもジャズも同じです)。
まあ、歌を書くアーティスト側としてはそれでは困るのかもですが・・・

ザ・タイムは結局グループとしての結束よりも各人の活動の
自由度を尊重しているということなのでしょうねきっと。
ファンとしては確かに寂しいでしょうね。
フィル・コリンズみたいに律儀に隔年でソロとバンドをやるとか
そういう人もいることはいますが(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月11日 12:02
鬼若子さん、ふたたびですが、まずNFLの話ですが、
なるほど、岡信子さんのあれは気に入っておられたんですね。
まあ確かにきれいだから見るのは楽しみではありました(笑)。
NFLはレギュラーシーズンが終わってしまったので、
木下さんに会えなくなったのが残念です。
ところであれって、毎週試合ごとに歌っている内容が違うんですよね。
その週のチームに合わせたものになっているんだけど、
あれって毎週録音してるのかな、それとも「笑点」みたいに、
何回かまとめて録音するのかなって、まあ割とどうでもいいことを
相変わらず思ったりしながら観て聞いていました。
試合スケジュールはシーズン当初にもちろんすべて分かるので、
最初に17週分すべて録音することも可能ですが、
そうなるとその日は後の方で喉が疲れないかな、とか(笑)。
ただ、SNFの試合がシーズン後半になると当初予定と変わることがあり、
しかもぎりぎり何日前とかあるので、そうなったばあいは
木下さんは急きょ呼び出されたりするのかな、とかも・・・
なんて考えられるのは、映像があるから身近に感じるのでしょうね。

話は逸れて、この前の「笑う洋楽展」で
マルティナ・マクブライドが取り上げられていましたよ。
その回のテーマが「歌い上げる人」で、曲はBroken Wingsでした。
あの番組で近年のカントリー系が取り上げられるのは珍しい
と思いながら観ていました。
実はですね、申し訳ないことに、マルティナ・マクブライドを
それと意識して動いて歌う映像を観たのは初めてで、
こんな人だったのかって今更ながら思いました。
番組では、彼女の歌い方は、喉の奥まで見せる
”Deep Throat"が特徴だと説明し、映像でもその通りで
みうらじゅん氏と安斎さんも喜んでいました。
髪型がベリーショートでちょっとだけシーナ・イーストンみたい
と思ったことを白状しておきます・・・(笑)。

番組恒例、最近の写真を紹介していましたが、元々が90年代で
まだ20年くらいしか経っていないからあまり変わってないんじゃないの
と言いながら昨年のロンドンでカントリーのフェスティバル
で歌う彼女の写真が出されていました。
写真を見た2人は、カントリーらしくなったね、と言っていました。
というまあ余談でした。

プリンスとザ・タイムの話ですが、確かにあの本を読んだ後では、
プリンスがバスでわきあいあいとしていたといいうのは、
プリンスのパブリックイメージとは合わないな、と感じます。
でもプリンスがそういうところが好きだったというのも納得できて、
なんというのかな、人間くさい人ではあると思うのですが、
気持ちを正直に表現するのが苦手なのだと思いました。
あとはビジネスと私情を分けて考えられる人なのかなと。
日本人は多分今でもそれが苦手な人が多いでしょうし、
社会慣習的にもそうなのではないかと思うのですが、
私は今回書いていただいた話を読んで、やっぱりプリンスらしい
と思う部分が強かったです。
あらためて、いつも興味深いお話をありがとうございます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月11日 12:19
時間差レスを失礼します。
プリンスの『THE BLACK ALBUM』が録音されたのは1987年の秋頃。
レヴォリューション解散後に発表された大作『SIGN 'O' THE TIMES』の少し後らしいです。

当時の彼には既に数枚の没アルバムがあり、それらの一部が『SIGN...』として再録音されたのですが、とにかく創作ペースが発表ペースを優に凌駕し、楽曲を外部提供で消化しようにも、全く追い付かないような時期でした。

どうやらそういう予兆は80年代前半から始まっており、それがこのザ・タイムやらヴァニティ6(後のアポロニア6)やらシーラ・Eやらのプリンス制作作品(ただし偽名で)で投影されているようです。

NPGのドラマーとは、コックさんみたいなKFCのバーレルみたいな帽子を被った、見た目で担当楽器が誰でも判るマイケル・ブランド(akaマイケル・B)ですね?
確か「Diamonds And Pearls」の頃はまだ25歳前後で、ああ見えて実はguitarbirdさんと同年代だったりします。

NFLのアレは、毎回歌詞が違っているのですか。
それは全然知りませんでした。
たぶん数週間分まとめて撮影しているのでしょう。
当人には相当な負担なのでしょうが、しかしきっと、ギャラも己の世間への宣伝効果も半端ないのでしょうね…って下世話。

下世話と言えば、ディープ・スロート(!)のマルティナ・マクブライド。
今年の誕生日でとうとう50歳になる彼女は(フェイス・ヒルは来年…嗚呼)、今やもう大御所演歌歌手的な見た目になっているようですね。

そんな彼女の若い頃の容姿をguitarbirdさんはシーナ・イーストンになぞらえておられますが(同感。シャープな美人なのに可愛げがある)、自分が判断する限り、意外にマルティナとシーナは声質だって良く似ているんですよ。
とりわけ両者が30歳前後の時代です。
確かに歌唱法は全然違うんですけど、地声が非常に近いのです。

そしてシーナは近年の来日公演アンコールにて、マルティナの代表曲「Anyway」を熱唱したそうで、会場にいたシーナ・ファンのどれだけが原曲を知っていたかはともかく、それを伝え聞いた自分は大喜び。
やはり当人は類似性に気付いていたようで。

さて「A Boroken Wing」もまた、マルティナの代表曲です。
CMTクロスローズで共演したトレインのパット・モナハンは、冗談交じりに「キチ○イみたいなキーの歌」などと評していました。
きっと歌う者を選ぶ曲なんでしょうね。
歌詞は立派なカントリー・ソングでありながら、彼女であればアポロ劇場で歌っても1stアヴェニューで歌っても、あるいは紅白歌合戦で歌ったとしても全然違和感がなさそうな、そんな感じ。
Posted by 鬼若子 at 2016年01月28日 04:10
追記及び訂正ですが、「A Broken Wing」の誤りです。
恥ずかしながらこれは、英語を解しない者特有のよくある凡ミスでありました。

あと、これが一番大事な書き忘れなのですが、guitarbirdさんのプリンス人物像考察は、自分が常々思っている事でもあります。

自分としては、第三者的立ち位置であれば彼の理解者となれる可能性はあるものの、しかし仮に彼が身近な人物だったなら、先ず間違いなく反目し合って絶対に友達にはなれないと思えます。

それに関連し、根拠はないんですが自分とザ・タイムとは仲良くなれそうな、そんな感じはします。
まぁ一方的な妄想話なんですけどね。
Posted by 鬼若子 at 2016年01月28日 04:30
鬼若子さん、こんばんわ
書き込みはいつの記事にでも大丈夫ですよ。
BLOG右外の欄で書き込みがあると分かり見落とすことがないので。

BLACK...ですが、87年というのは自分が思っていたより早い、と。
でも確か大学3年の時=89年にはその話題を聞いていたので、
逆算すればちょうどその頃で納得します。
まあ、なぜ印象に残っていたかといえばもちろん、
「ホワイトアルバム」になぞらえた呼び名だったからですね(笑)。
で、「ブラックアルバム」という名前はメタリカに引き継がれましたね。

プリンスの場合はすべての楽器をひとりで演奏できるので、
思いついたら音にするまで早いのでしょうね。
多重録音だと時間はかかるけど、人を呼ぶ手間も省けるし、
人に合わせなくていいので結果として時間短縮になりそうです。
(もしかしてプリンスは人に合わせるのが苦手なのかも・・・)
もちろん大前提として曲想を思いつくのが人より早いのでしょうけど。

ヴァニティ(アポロニア)6は聴いたことがないです(映画以外は)。
ウェンディ&リサは何枚か買いましたが、あと今回のザ・タイムで、
周辺としては聴いてみたいとは思います。
きっとプリンス「らしい」のだろうし(笑)。

プリンスのドラムスはマイケル・ブランドというのか。
一度はブックレットで名前を見たことはあるはずだけど、
名前は知らなかった・・・申し訳ない、ありがとうございます。
で、ポールの今のバンドのドラムスの人をコンサートで観て、
そのマイケル・Bさんを思い出したのでした。
ついでにいえば4年前のレニー・クラヴィッツのドラムスの人も
同じような体型をした人でしたが、私の頭の中では、
黒人のドラマーはマイケル・Bさんのような人が
落ち着きがあって収まりがいいようですね(笑)。

NFLのは確かにギャラ高いでしょうね(笑)。
NFLはお金には糸目をつけないから。
まあその代わり条件が厳しいでしょうけど、プロですからね。
もしかして彼女もNFLの試合は好きかもしれないし。

マルティナ・マクブライドは私のひとつ上ですね。
ということはフェイス・ヒルは私と同い年ですね。
スコット・ウィーランドも同い年だったのですが・・・
ちなみにあと向こうの有名人で同い年は、ジュリア・ロバーツと
ニコール・キッドマンがいます。
日本では前も記事にした天海祐希が同い年(笑)。
私は歌手ではないですが、5年くらい前から歌を歌う時に
前より高音が出なくなったなと感じています。
アースのファルセットがきつくなってきました(笑)。

マルティナ・マクブライドとシーナ・イーストンは声質も似ている
というのは気づきませんでした。
まあMMはCDでちゃんと聴いたことがなくこの前のテレビでですが。
シーナ・イーストンが彼女の歌を歌ったのは、自分自身も
声質が似ていると思っているのかもしれないですね。
またそれにより歌いやすいということもあるのでしょう。
日本でそれを歌ったということですが、確かに、どれくらいの人が
その曲を知っているのだろうと単純な疑問が浮かびますね。
かくなる私も、申し訳ない、知らないのでして・・・

余談ですが今書いて気づいた、マルティナ・マクブライドは
頭文字MMで私と同じですね、急に親近感が湧いてきました(笑)。
MMの有名人はマルチェロ・マストロヤンニ(一番好きな俳優)、
マリリン・モンロー、宮部みゆきなどです(笑)、と余談でしたが、
そんなわけで近いうちにベスト盤でも聴いてみようと思いました。
その2曲が入っているものとう条件ですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月28日 20:44
鬼若子さん、ふたたびですが、わざわざ訂正ありがとうございます。

プリンスの人物像観察ですが、なるほど、仲間ですね(笑)。

萩原健太さんが書いたボブ・ディランの本で健太さんは、ディランは
個人としては付き合いたくない人物だとはっきりと書いていて面白かった。
まあ、少し前に別BLOGで、音楽の才能と人間性とは
必ずしも結びつかない、音楽は音楽で別の才能だと書きましたが、
それ以前に日常生活でも、人と話す時はつっけんどんだけど
実際はいい人だと言われる人もいたりするので、そうなると
「いい人」って何だろうって思う部分もありますね。

で、プリンスですが、こんなこと言うのはおこがましいのですが、
実際に会って話すことがもしあったとすれば、意外と
話が合うのではないかと私は勝手に思っています。
根拠も何もなくあくまでもそう感じるという程度のものですが、
いろんなミュージシャンについて想像してみると、
どうもプリンスはそんな感じがするのです。
ただしこれはあくまでも仕事を一緒にするとかそういうのではなく、
立場が違い相手に深入りしない状態で、ということなのですが。
(私がプリンスの音楽の話についてゆけるわけがないし・・・)
これがディランだと話そのものがかみ合わなそう・・・

鬼若子さんは、反目し合って「友達にはなれない」と書いていますが、
そういうことで、友達になるとかそういうのは厳しいに違いない、
あくまでも「よそ者」として話をすると意外と合うかも、ということです。
などと私も妄想につき合わせていただきました(笑)。
でもそういう話は考えると面白いですよね。
こういう妄想はあっていいのだと思います。
鬼若子さんはザ・タイムの面々と気が合いそうと感じるのですね。
すいませんと先に謝って、PVなどの勝手な思い込みですが、
彼らは東京よりは大阪の人に近い、と感じる部分があります。
(それも違う勝手なイメージだったら申し訳ないですが)。

ちなみにこれはどうでもいい余談ですが、私は最近齢のせいか、
必要以上に相手を自分の中に入れないように防御幕を張って
話をするようになってきました、特に女性に対しては・・・
そういう状態だから逆に「よそ者」だと話しやすいとも思います。

なんて長々とどうでもいいことを失礼しました(笑)。
ちなみに私が初めて買ったプリンスのCDはSIGN...です。
なんて、最後までどうでもいい個人的な話でした(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月28日 20:59

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