自然と音楽を愛する者

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休みの日、オオムラサキが来るかもしれない場所に行って来ました。

いましたよ、オオムラサキ。
しかも、かなり低いハルニレの木で蜜を吸っていました。

オオムラサキは、翅を閉じてとまり、蜜を吸います。


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そこはスズメバチも数匹蜜を吸っていますが、
オオムラサキはスズメバチを追い払い、いい場所を占有します。

しかし、スズメバチもいい場所をとりたい。

スズメバチは、木の幹伝いに近寄るのではなく、
オオムラサキの真横に飛んで降りようとします。


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しかしそこで、オオムラサキは翅を広げて威嚇する。

先日の「ダーウィンが来た」では、ホオジロカンムリヅルが、
巣に近寄るアフリカゾウを翼を広げて威嚇する様子が
紹介されていましたが、まさにそれ「びっくり箱効果」。

なお、この場所のスズメバチは、オオスズメバチ、コガタスズメバチ、
キイロスズメバチの3種を確認しました。


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オオムラサキもしかし、ずっといるわけではなく、時々飛び、
少し離れた木の葉で待機し、再び樹液の木に向かいます。

そりゃ、いくらおいしくても、食べ続けるのはきついでしょうね。


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他の蝶もやって来ます。

クロヒカゲは、オオムラサキから距離を取り
決して近寄ることなく遠慮がちに採餌していました。


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エルタテハは逆に、わざとオオムラサキの気に障るように
周りを動き、近寄ります。

近寄り過ぎるとオオムラサキは威嚇。
エルタテハは飛んで逃げました。


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コムラサキももいました。
大小揃い踏みですね。

コムラサキは、エルタテハのように急がず、
ゆっくりとオオムラサキに近寄ります。

しかしやっぱり、ある程度以上近寄ると、
オオムラサキの「びっくり箱」が。


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気がつくと1時間観察し、100枚以上撮影していました。

スズメバチは人間も恐れる存在ですが、
そのスズメバチより強いオオムラサキ。
畏敬の念が増した日でした。


さて、今日の犬たち。

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今朝はポーラは家でお留守番。
さすがに車の中で待たせるのは暑いから。


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帰宅して家の前での3ショットでした。