2017年03月10日
スノーシューなしで雪山を歩ける日
01

今日はスノーシューなしで雪山を歩ける日でした。
最高気温がプラスかつ最低気温がマイナスの日が続くと、
解けた雪が固まることが繰り返されて雪面が固くなり、
スノーシューなしの長靴などで雪の上を歩けるようになります。
条件が難しく、3月から4月に数日しかこうなる日がありません。
雪国暮らし、毎年この日を楽しみに待っています。
それが今日でした。
今回はそのちょっとした探検記です。
あまりにもちょっとし過ぎてはいますが(笑)。
慎重に歩いて固まっているのを確認、山に入りました。
02

先ずはお決まりエゾリスの足跡。
今年のA公園はエゾリスの姿が少ないと感じており、
足跡を見るとだからほっとします。
03

犬たちも楽々ですね。
まあ、うちの犬たちは飼い主がスノーシューの時でも
「雪漕ぎ」しながらついて来ますが・・・(笑)。
04

順調に斜面を登る。
公園内の高いカラマツより上に来ると街の視界が開けます。
今日は曇天でしたが、晴れていればいい眺めの場所。
05

キタコブシの花芽。
高さ10mない低い木で毎年花を楽しみに見に来ますが、
今年も花芽がちらほらと見られ、花は咲きそうです。
06

そして本日の目的、ミズナラの大木に到着。
いちばん近い散策路まで30m以上あり、
夏は笹と木々の葉に覆われほとんど姿が見られない。
この木に会うのも冬の楽しみ。
株立ちして数本の幹に分かれている木ですが、
いちばん太い幹とその横のハウの大きさを比べると
これがどれだけ大きい木かお分かりいただけるかと。
環境省の指針によれば胸の高さの幹回りが3m以上であれば
巨樹といえるのですが、これはまだ計ったことがありません。
この冬のうちに計ってみよう、笹が出る前に。
07

ここでフィッシュアイレンズ登場。
巨樹大木を撮るにはフィッシュアイレンズはいいというので、
僕もこれから樹木撮影に活用してゆきます。
しかし、まだ慣れておらず、左下にわずかに
僕の足元が写ってしまいました。
ただこれ、EOS-6Dは視野率100%ではないので、
ファインダー上ではそれが見えていなかった可能性が。
いずれにせよ気をつけないと。
08

ミズナラ大木の幹の中からフィッシュアイで撮影。
こうして撮ると1本の木には見えないですね。
幹が広がっているのが分かります。
09

比較のため一度24-105mmに戻して撮影。
比較するなら構図も縦で揃えるべきでしたが、
同じような感じに撮ろうとすると縦は無理でした。
10

11

待っている間のフィッシュアイマーサとハウ。
やっぱりマーサはフィッシュアイ撮影に向いているかも。
でもハウも今回はいつもより顔が歪んで面白くなっていました。
12

今日の目的もうひとつ、ミズキ確認、ありました。
ミズナラ大木の斜面すぐ下、北側にありましたが、
A公園内では目立つ場所にミズキの花がつく木が見当たらず、
笹に囲まれたこの木を見るのもまた冬の楽しみ。
ミズキは幼木は多いんですよね、園内に。
木の実を鳥が食べ糞として排出されて種子が散布されますが、
この木はそれらの母樹のひとつなのでしょう。
しかしこれも夏は花が見られない。
稚樹が早く花が咲くまで育たないかなあ。
13

森の中にギャップ発見。
高い木が折れたか何かで生えておらず空が見えている
林内の空間を「ギャップ」といいますが、
それを広く撮れるのもフィッシュアイのいいところ。
木に囲まれた空の「穴」が分かりますね。
14

ギャップの端の木にツルアジサイのドライフラワーが。
たくさんありました、日当たりがよくて育ちやすいのでしょうね。
ツルアジサイのドライフラワーはよく撮影する対象物ですが、
フィッシュアイで撮影したのは今日が初めて。
またひとつ新たな楽しみが。
15

そろそろ下山、は大袈裟か、たかだか100mの斜面(笑)。
下の方にもギャップがありましたが、ここは園内散策路から
近いけれど夏の間は気づかなかった。
こちらのギャップは先ほどのより小さく、
空の穴も狭いですね。
と、今日はなんだかギャップ調査隊みたいになりました。
16

そしてここにもミズキ発見。
キツツキが穴をあけていますね。
そこを中心にフィッシュアイレンズで撮ると、
その部分だけ太く写るのも面白い。
下の方のハウも歪んで面白い(笑)。
楽しい雪山歩きでした。
17

最後は車に戻ってポーラを出しての3ショット。
今日は寒くもなく風もなくてポーラも歩けたんじゃないかな(笑)。

今日はスノーシューなしで雪山を歩ける日でした。
最高気温がプラスかつ最低気温がマイナスの日が続くと、
解けた雪が固まることが繰り返されて雪面が固くなり、
スノーシューなしの長靴などで雪の上を歩けるようになります。
条件が難しく、3月から4月に数日しかこうなる日がありません。
雪国暮らし、毎年この日を楽しみに待っています。
それが今日でした。
今回はそのちょっとした探検記です。
あまりにもちょっとし過ぎてはいますが(笑)。
慎重に歩いて固まっているのを確認、山に入りました。
02

先ずはお決まりエゾリスの足跡。
今年のA公園はエゾリスの姿が少ないと感じており、
足跡を見るとだからほっとします。
03

犬たちも楽々ですね。
まあ、うちの犬たちは飼い主がスノーシューの時でも
「雪漕ぎ」しながらついて来ますが・・・(笑)。
04

順調に斜面を登る。
公園内の高いカラマツより上に来ると街の視界が開けます。
今日は曇天でしたが、晴れていればいい眺めの場所。
05

キタコブシの花芽。
高さ10mない低い木で毎年花を楽しみに見に来ますが、
今年も花芽がちらほらと見られ、花は咲きそうです。
06

そして本日の目的、ミズナラの大木に到着。
いちばん近い散策路まで30m以上あり、
夏は笹と木々の葉に覆われほとんど姿が見られない。
この木に会うのも冬の楽しみ。
株立ちして数本の幹に分かれている木ですが、
いちばん太い幹とその横のハウの大きさを比べると
これがどれだけ大きい木かお分かりいただけるかと。
環境省の指針によれば胸の高さの幹回りが3m以上であれば
巨樹といえるのですが、これはまだ計ったことがありません。
この冬のうちに計ってみよう、笹が出る前に。
07

ここでフィッシュアイレンズ登場。
巨樹大木を撮るにはフィッシュアイレンズはいいというので、
僕もこれから樹木撮影に活用してゆきます。
しかし、まだ慣れておらず、左下にわずかに
僕の足元が写ってしまいました。
ただこれ、EOS-6Dは視野率100%ではないので、
ファインダー上ではそれが見えていなかった可能性が。
いずれにせよ気をつけないと。
08

ミズナラ大木の幹の中からフィッシュアイで撮影。
こうして撮ると1本の木には見えないですね。
幹が広がっているのが分かります。
09

比較のため一度24-105mmに戻して撮影。
比較するなら構図も縦で揃えるべきでしたが、
同じような感じに撮ろうとすると縦は無理でした。
10

11

待っている間のフィッシュアイマーサとハウ。
やっぱりマーサはフィッシュアイ撮影に向いているかも。
でもハウも今回はいつもより顔が歪んで面白くなっていました。
12

今日の目的もうひとつ、ミズキ確認、ありました。
ミズナラ大木の斜面すぐ下、北側にありましたが、
A公園内では目立つ場所にミズキの花がつく木が見当たらず、
笹に囲まれたこの木を見るのもまた冬の楽しみ。
ミズキは幼木は多いんですよね、園内に。
木の実を鳥が食べ糞として排出されて種子が散布されますが、
この木はそれらの母樹のひとつなのでしょう。
しかしこれも夏は花が見られない。
稚樹が早く花が咲くまで育たないかなあ。
13

森の中にギャップ発見。
高い木が折れたか何かで生えておらず空が見えている
林内の空間を「ギャップ」といいますが、
それを広く撮れるのもフィッシュアイのいいところ。
木に囲まれた空の「穴」が分かりますね。
14

ギャップの端の木にツルアジサイのドライフラワーが。
たくさんありました、日当たりがよくて育ちやすいのでしょうね。
ツルアジサイのドライフラワーはよく撮影する対象物ですが、
フィッシュアイで撮影したのは今日が初めて。
またひとつ新たな楽しみが。
15

そろそろ下山、は大袈裟か、たかだか100mの斜面(笑)。
下の方にもギャップがありましたが、ここは園内散策路から
近いけれど夏の間は気づかなかった。
こちらのギャップは先ほどのより小さく、
空の穴も狭いですね。
と、今日はなんだかギャップ調査隊みたいになりました。
16

そしてここにもミズキ発見。
キツツキが穴をあけていますね。
そこを中心にフィッシュアイレンズで撮ると、
その部分だけ太く写るのも面白い。
下の方のハウも歪んで面白い(笑)。
楽しい雪山歩きでした。
17

最後は車に戻ってポーラを出しての3ショット。
今日は寒くもなく風もなくてポーラも歩けたんじゃないかな(笑)。
Posted by guitarbird at 20:49
│野外活動
この記事へのコメント
こんにちは。魚眼レンズが大活躍ですね。とても面白い写真が並びました。気をつけないと自分の足が入ってしまいますね。
Posted by 多摩NTの住人 at 2017年03月12日 16:46
多摩NTの住人さん、こんばんわ
魚眼レンズはそれとレンズむき出しなので雪がレンズに
着いてしまわないように気をつけなければならないですね。
魚眼レンズはそれとレンズむき出しなので雪がレンズに
着いてしまわないように気をつけなければならないですね。
Posted by guitarbird
at 2017年03月13日 00:31
