2013年05月24日
最近買った旧譜CDをさらりと2013年5月
01

今回の写真は、犬たちとラムズぬいぐるみで。
ほぼ月いちになってきた、最近買った旧譜をまとめた記事です。
今回は7枚。
長いので早速いきます。
☆1枚目
THE BALLADS OF JOHN HENRY
Joe Bonamassa (2009)
すっかり僕の基本の人となった感があるジョー・ボナマッサ。
このアルバムは代表作との呼び声が高い、かどうかは
分からないけれど、これはいいに違いないとの予感がした1枚。
タイトルからしてフォークバラードを思い起こさせるものだけど、
エレクトリックギターの音がヘヴィなブルーズで、いってしまえば、
レッド・ツェッペリンっぽい音で少々驚いた。
プロデュースはアイアン・メイデンも手がけるケヴィン・シャーリー。
ハードな中にも物語が感じられ、フォークバラードも時代を経て、
このように「進化」したと考えればハードな音も納得できます。
もちろんアコースティックギターの曲もあるけれど。
今回は5曲がカヴァー、知っている曲は1曲もなかった。
古いブルーズがある一方、トム・ウェイツやアイク&ティナ・ターナー
もあって、広くアメリカ音楽を見ている人であるのは分かります。
ギターはやっぱりテクニックがすごいのひとこと。
ピッキングの強さが音を超えた全体の印象の強さにつながっており、
現時点では僕にとって最高のギタリストでありますね。
とにかく多作な人で、昨秋ライヴ盤が出て、今年になって2枚組の
アコースティックのライヴ盤を出した上に、つい先日また別の
アルバムが出たばかり、買い揃えるのはまだまだ時間がかかりそう。
既に1枚、来月の旧譜の記事に回しているんですけどね(笑)。
☆2枚目
LOVE, SHELBY
Shelby Lynne (2001)
シェルビィ・リンは前回初めて聴いたと報告、そこで
このアルバムのおすすめをいただいたので早速購入。
国内盤帯付中古美品で送料込み半額くらいでした。
前回のデビュー作は「プリミティヴな響き」と表現しましたが、
かなり手応えが違ってすんなりと入ってくる。
アラニス・モリセットをブレイクさせたグレン・バラードと組んだ
と買う前に情報を得ていたのですが、そうかなるほど、という感じ。
聴きやすくはなっていますね。
でも、僕は「プリミティヴな響き」が気に入っていたので、
良くも悪くもという感想を抱かずにはいられない。
曲も過半は彼女とグレン・バラードの共作で(他も含む)、
その辺のやる気は買いの部分です。
でも、よく見るとアルバム7から9曲目の3曲は彼女一人の曲で、
そこに来て彼女らしさがより強く感じられる、ということは、
やはりグレン・バラードとは相性抜群とはいかないのかな。
逆にいえば、聴き進めて後ろで彼女らしさが出るという流れは
ほっとするものがあるといえばあります(多少皮肉っぽいかもですが)。
そして本編最後がジョン・レノンのMother。
母が目の前で殺されたということをやっぱり思い出させるし、
彼女もそれを事実として対峙してゆこうと決めたのでしょうね。
これ、ただのカヴァーではない切実さが素晴らしい。
なんであれ気になる人ではあることは間違いなく、
せっかくポップス1枚目から順に聴いたので、次は3枚目を。
いやあ、それにしてもこの人、好みのタイプだわ(笑)。
☆3枚目
DON'T SMOKE IN BED
Holly Cole Trio (1993)
ホリー・コール・トリオのこれは僕がケーブルテレビのMTVを
見ていた頃によく流れていて日本でもかなりヒットしました。
それまで、本格的なジャズヴォーカルがそれほどまでにヒットした
ということを僕は知らなかったので、それは興味深い出来事でした。
I Can See Clearly Nowはこの人のこのヴァージョンで知りました。
しかしCDを買うことはなく、心に大きく刻まれただけで時が過ぎ、
先月、およそ20年を経て初めてCDを買って聴きました。
ひとことでいうと、その通り、本格的なジャズヴォーカルものです。
曲で気に入ったのはキャロル・キングのクリスマスで好きになった
Everyday Will Be Like A Holidayです。
ところで、これ自体のことではないのですが、これを聴いて改めて、
ノラ・ジョーンズはジャズのようでジャズではないと思いました。
ホリー・コールがスタイルを変えてヒットしようとしたかどうかは
分からないけれど、ノラはその一線を越えてもっと広範な音楽に
達することであれだけ大ヒットしたことがはっきりと分かりました。
もちろん、これはこれで素晴らしい音楽です、お間違いなきよう。
ただ、正直いうと、僕はホリー・コールの声が少し苦手かな。
高音がすっと高くならない女性の声が僕は苦手かもしれない。
「ベッドでたばこを吸わないで」というタイトル(曲)だけど、
彼女の声がたばこの煙のようにまとわりつく感じ、かな・・・
もちろんこれは人により感じ方は様々で好き嫌いもあることだし、
音楽の本質の問題ではないのですが。
まあ、なんにせよ、買って聴いて分かったことでよかったですが。
☆4枚目
GOOD THANG
Faze-O (1978)
4月に出たAtlanticR&B1000円シリーズ第4弾の中から、
もっとも気に入ったのがフェイズ・オーのこのCD。
フェイズ・オーは名前すら知らなかったのですが、
オハイオ・プレイヤーズの弟分とのことで、それこそゴキゲンな
ファンクを聴かせてくれます。
ジャケットがエッチ系なのもオハイオの影響かな・・・(笑)・・・
ひとつ驚いたのは、1978年と世の中どこを見回してもディスコ
という時代なのに、それほどいかにもディスコという音でもないこと。
最初は何も見ずにただ聴いていたのですが、
1974年くらいの音かなとイメージしていたくらい。
ファンクはファンクで成長したところでディスコに受け入れられた
と考えれば自分でも納得がいきました。
まあ、元々踊るための音楽だから、変わる必要もないのでしょう。
ただ、ディスコを被っていない分、時代を飛び越えて今でも
さほど古臭いとは感じないで聴けるのはいいかもしれない。
もちろん、時代は感じる音ではあるんだけど、ディスコのように
かけていて恥ずかしいという感じがあまりしないですね(笑)。
今回の1000円シリーズでは、名前すらまったく知らなかった
アーティストのものも何枚か買ったのですが、そういうものでも
気に入るCDがたくさん見つかったのは、ワーナーに感謝ですね。
僕自身、新譜ではなく旧譜で、名前も知らなかった人で
これだけ気に入ったのは初めての体験でもありますし。
まだもう少しこのシリーズは買いたいと思います。
ところで、タワーレコードでこのシリーズ5枚買うともらえた
トートバッグ、4月のこれが出た頃にはあったんだけど、
先週行くともうなくなっていて残念、もう1枚欲しかった。
既に3枚持っているんですけどね(笑)、そして1枚使ってます。
でもやっぱり、それって贅沢かな・・・そうだよなあ・・・
☆5枚目
THE MANY FACETS OF ROGER
Roger (1981)
前回ですっかり大好きになったロジャー、早速次を購入。
これはソロとしての1枚目、タイトルはザップとはまた違う
一面を持っていることを表したかったのでしょう。
これがね、ほんと、いいんですわあ。
いつもと違う口調で言いたくなるくらいに(笑)。
この手の音楽はかけておくととにかく気持ちがよくて、
連装CDプレイヤーに入れっ放しで、そこに来ると今やもう
ほとんど無意識に聴いている自分を発見します。
トークボックス・ヴォーカル、要は電気的に加工した声も
すっかりなじみ、なんだかほっとするものを感じます。
また前回はウィルソン・ピケットのカヴァーに感心しましたが、
今回のカヴァーはI Heard It Through The Grape Vine、
かのマーヴィン・ゲイのNo.1ヒット、C.C.R.もカヴァーした曲。
これがやっぱり素晴らしくて、1曲目から気持ち入りまくり。
彼にはいっそのことカヴァーアルバムを出してほしかったなあ。
先日、さいたまのソウルマニアの友だちMと会ったのですが、
Mがロジャーが大好きで、札幌に来たライヴに行ったのだとか。
当時僕は東京で大学生だった上にロジャーは聴いていなかった
けれど、それを聞いて無性に羨ましかった。
Mは、Do It Rogerが泣けるんだよなあ、と話していて、
その瞬間、僕にもそれは大事な曲になりました。
車でも遠征の時は必ずこれを持っているくらい気に入りました。
というわけで、ロジャー熱がまだ続いております(笑)。
ところで余談で、これ、"facets"と書いて「ファセッツ」と読むのは、
間違いじゃないかと思い辞書を調べたところ、それでいいようで。
というのも、"a"の発音は、"a"の次の次に出てくるアルファベットが
子音なら「ア」、母音なら「エイ」と読むものだと覚えていたから。
例えば"fact"は「ファクト」、"face"は「フェイス」のように。
今回は何事も例外があることを学びました。
因みに"able"のように逆の例外もありますが。
☆6枚目
BODY AND SOUL
Joe Jackson (1984)
ジョー・ジャクソン、僕の世代ではSteppin' Outの人。
その曲は当時気に入ったけれど、いわゆる売れ線とは違う
ジャズっぽい、なんだかちょっと変わったことをする人という
イメージがあって当時はエアチェックして聴くだけでした。
数年前にそのアルバムを買って聴いたのが初めてですが、
今回、Amazonのおすすめで、高校時代に「FMファン」の
表紙で見たこのジャケットが懐かしくて買ってみました。
内容はやはりジャズっぽいことをやっているのですが、
それ以前にR&Bの新しいかたちとして捉えました。
彼はパンクの後に出てきた人で、古い音楽に新しい息吹を
吹き込んだ、といのが実際のところのように感じます。
ともあれこれはすごくいいですね。
全体的にスウィングした感覚はブライアン・セッツァーを
先駆けていたともいえる、体が反応するカッコよさ。
その上歌として素晴らしいものばかり。
1曲目The Verdictは昔、車種は忘れたけどマツダのCMで
使われていて、CDかけていきなり懐かしかった。
そしてYou Can't Get What You Wantは高校時代に
MTV番組かラジオで数回聴いただけのはずなのになぜか
曲の流れなど細かい部分を覚えていて自分でも驚いた。
僕も若い頃は頭が柔らかくて覚えが早かったんだって(笑)。
ジョー・ジャクソンの良さは若い頃の僕には分からなかったけれど、
今なら分かる、これから他のアルバムも聴いてゆくことにしよう。
今回ではアルバムとしていちばんかな、ロジャーと同率かな。
このアルバムについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
☆7枚目
DIG
Boz Scaggs (2001)
今月のとりはボズ・スキャッグス。
新譜MEMPHISがすっかり気に入り、過去のアルバムでまだ
買っていないものを買うのに調べたところ、2001年と比較的最近に、
普通のスタジオアルバムが出ていたことを知りました。
Amazonのレヴューなどでは、この時代にこれができるのはすごい、
AOR路線を再現してくれてうれしい、という声が上がっていましたが、
実際に聴くと、妙に小難しいことをやっているなあ、との印象。
これ、否定的な意味では言ってませんよ。
ただ、全体的に少し暗い影があり、重たくて粘りのある響きで、
軽く聴けるという意味でのAORとは違うのではないかと感じました。
まあしかし、僕のボズの第一印象が、AORと言われていた割には
本格的で手応えが強いロックだったので、その通りといえばそうかな。
"dig"すなわち掘り下げて探求するというのは上手いタイトルだなと。
というのも、小難しいということは奥深いということでもあって、
最初は半信半疑でいたのに、買った以上はかけているうちに(笑)、
いろいろな面を感じる奥深い作品だと感じられるようになってきました。
そうですね、元々好きなR&Bを掘り下げたということなのでしょう。
ジャケットが、最初は何かちょっと中途半端な印象を受けたんだけど、
しかしそれも音との関連で考えるとむしろイメージ通りでもありますね。
そして、これを聴いてあらためて思ったのが、新作では
基本に戻ってシンプルにやっている、ということですね。
12年前は複雑、今はシンプル、でもボズの中では同じR&Bという柱の
右か左か、どちらかの違いしかないのかもしれない。
どっちが右でどっちが左かは分からないけれど(笑)。
ボス・スキャッグスというロックミュージシャンは奥が深い人だな
ということを今更ながら痛感させられた1枚でした。
02

いかがでしたか!
ファンク色が濃くなってきていますね(笑)。
新譜と違い旧譜は、買い揃える流れにある人以外は
来月は何を買っているかまるで分らないのですが、でも一応
来月もいろいろな音楽を取り上げてゆきたいです。

今回の写真は、犬たちとラムズぬいぐるみで。
ほぼ月いちになってきた、最近買った旧譜をまとめた記事です。
今回は7枚。
長いので早速いきます。
☆1枚目
THE BALLADS OF JOHN HENRY
Joe Bonamassa (2009)
すっかり僕の基本の人となった感があるジョー・ボナマッサ。
このアルバムは代表作との呼び声が高い、かどうかは
分からないけれど、これはいいに違いないとの予感がした1枚。
タイトルからしてフォークバラードを思い起こさせるものだけど、
エレクトリックギターの音がヘヴィなブルーズで、いってしまえば、
レッド・ツェッペリンっぽい音で少々驚いた。
プロデュースはアイアン・メイデンも手がけるケヴィン・シャーリー。
ハードな中にも物語が感じられ、フォークバラードも時代を経て、
このように「進化」したと考えればハードな音も納得できます。
もちろんアコースティックギターの曲もあるけれど。
今回は5曲がカヴァー、知っている曲は1曲もなかった。
古いブルーズがある一方、トム・ウェイツやアイク&ティナ・ターナー
もあって、広くアメリカ音楽を見ている人であるのは分かります。
ギターはやっぱりテクニックがすごいのひとこと。
ピッキングの強さが音を超えた全体の印象の強さにつながっており、
現時点では僕にとって最高のギタリストでありますね。
とにかく多作な人で、昨秋ライヴ盤が出て、今年になって2枚組の
アコースティックのライヴ盤を出した上に、つい先日また別の
アルバムが出たばかり、買い揃えるのはまだまだ時間がかかりそう。
既に1枚、来月の旧譜の記事に回しているんですけどね(笑)。
☆2枚目
LOVE, SHELBY
Shelby Lynne (2001)
シェルビィ・リンは前回初めて聴いたと報告、そこで
このアルバムのおすすめをいただいたので早速購入。
国内盤帯付中古美品で送料込み半額くらいでした。
前回のデビュー作は「プリミティヴな響き」と表現しましたが、
かなり手応えが違ってすんなりと入ってくる。
アラニス・モリセットをブレイクさせたグレン・バラードと組んだ
と買う前に情報を得ていたのですが、そうかなるほど、という感じ。
聴きやすくはなっていますね。
でも、僕は「プリミティヴな響き」が気に入っていたので、
良くも悪くもという感想を抱かずにはいられない。
曲も過半は彼女とグレン・バラードの共作で(他も含む)、
その辺のやる気は買いの部分です。
でも、よく見るとアルバム7から9曲目の3曲は彼女一人の曲で、
そこに来て彼女らしさがより強く感じられる、ということは、
やはりグレン・バラードとは相性抜群とはいかないのかな。
逆にいえば、聴き進めて後ろで彼女らしさが出るという流れは
ほっとするものがあるといえばあります(多少皮肉っぽいかもですが)。
そして本編最後がジョン・レノンのMother。
母が目の前で殺されたということをやっぱり思い出させるし、
彼女もそれを事実として対峙してゆこうと決めたのでしょうね。
これ、ただのカヴァーではない切実さが素晴らしい。
なんであれ気になる人ではあることは間違いなく、
せっかくポップス1枚目から順に聴いたので、次は3枚目を。
いやあ、それにしてもこの人、好みのタイプだわ(笑)。
☆3枚目
DON'T SMOKE IN BED
Holly Cole Trio (1993)
ホリー・コール・トリオのこれは僕がケーブルテレビのMTVを
見ていた頃によく流れていて日本でもかなりヒットしました。
それまで、本格的なジャズヴォーカルがそれほどまでにヒットした
ということを僕は知らなかったので、それは興味深い出来事でした。
I Can See Clearly Nowはこの人のこのヴァージョンで知りました。
しかしCDを買うことはなく、心に大きく刻まれただけで時が過ぎ、
先月、およそ20年を経て初めてCDを買って聴きました。
ひとことでいうと、その通り、本格的なジャズヴォーカルものです。
曲で気に入ったのはキャロル・キングのクリスマスで好きになった
Everyday Will Be Like A Holidayです。
ところで、これ自体のことではないのですが、これを聴いて改めて、
ノラ・ジョーンズはジャズのようでジャズではないと思いました。
ホリー・コールがスタイルを変えてヒットしようとしたかどうかは
分からないけれど、ノラはその一線を越えてもっと広範な音楽に
達することであれだけ大ヒットしたことがはっきりと分かりました。
もちろん、これはこれで素晴らしい音楽です、お間違いなきよう。
ただ、正直いうと、僕はホリー・コールの声が少し苦手かな。
高音がすっと高くならない女性の声が僕は苦手かもしれない。
「ベッドでたばこを吸わないで」というタイトル(曲)だけど、
彼女の声がたばこの煙のようにまとわりつく感じ、かな・・・
もちろんこれは人により感じ方は様々で好き嫌いもあることだし、
音楽の本質の問題ではないのですが。
まあ、なんにせよ、買って聴いて分かったことでよかったですが。
☆4枚目
GOOD THANG
Faze-O (1978)
4月に出たAtlanticR&B1000円シリーズ第4弾の中から、
もっとも気に入ったのがフェイズ・オーのこのCD。
フェイズ・オーは名前すら知らなかったのですが、
オハイオ・プレイヤーズの弟分とのことで、それこそゴキゲンな
ファンクを聴かせてくれます。
ジャケットがエッチ系なのもオハイオの影響かな・・・(笑)・・・
ひとつ驚いたのは、1978年と世の中どこを見回してもディスコ
という時代なのに、それほどいかにもディスコという音でもないこと。
最初は何も見ずにただ聴いていたのですが、
1974年くらいの音かなとイメージしていたくらい。
ファンクはファンクで成長したところでディスコに受け入れられた
と考えれば自分でも納得がいきました。
まあ、元々踊るための音楽だから、変わる必要もないのでしょう。
ただ、ディスコを被っていない分、時代を飛び越えて今でも
さほど古臭いとは感じないで聴けるのはいいかもしれない。
もちろん、時代は感じる音ではあるんだけど、ディスコのように
かけていて恥ずかしいという感じがあまりしないですね(笑)。
今回の1000円シリーズでは、名前すらまったく知らなかった
アーティストのものも何枚か買ったのですが、そういうものでも
気に入るCDがたくさん見つかったのは、ワーナーに感謝ですね。
僕自身、新譜ではなく旧譜で、名前も知らなかった人で
これだけ気に入ったのは初めての体験でもありますし。
まだもう少しこのシリーズは買いたいと思います。
ところで、タワーレコードでこのシリーズ5枚買うともらえた
トートバッグ、4月のこれが出た頃にはあったんだけど、
先週行くともうなくなっていて残念、もう1枚欲しかった。
既に3枚持っているんですけどね(笑)、そして1枚使ってます。
でもやっぱり、それって贅沢かな・・・そうだよなあ・・・
☆5枚目
THE MANY FACETS OF ROGER
Roger (1981)
前回ですっかり大好きになったロジャー、早速次を購入。
これはソロとしての1枚目、タイトルはザップとはまた違う
一面を持っていることを表したかったのでしょう。
これがね、ほんと、いいんですわあ。
いつもと違う口調で言いたくなるくらいに(笑)。
この手の音楽はかけておくととにかく気持ちがよくて、
連装CDプレイヤーに入れっ放しで、そこに来ると今やもう
ほとんど無意識に聴いている自分を発見します。
トークボックス・ヴォーカル、要は電気的に加工した声も
すっかりなじみ、なんだかほっとするものを感じます。
また前回はウィルソン・ピケットのカヴァーに感心しましたが、
今回のカヴァーはI Heard It Through The Grape Vine、
かのマーヴィン・ゲイのNo.1ヒット、C.C.R.もカヴァーした曲。
これがやっぱり素晴らしくて、1曲目から気持ち入りまくり。
彼にはいっそのことカヴァーアルバムを出してほしかったなあ。
先日、さいたまのソウルマニアの友だちMと会ったのですが、
Mがロジャーが大好きで、札幌に来たライヴに行ったのだとか。
当時僕は東京で大学生だった上にロジャーは聴いていなかった
けれど、それを聞いて無性に羨ましかった。
Mは、Do It Rogerが泣けるんだよなあ、と話していて、
その瞬間、僕にもそれは大事な曲になりました。
車でも遠征の時は必ずこれを持っているくらい気に入りました。
というわけで、ロジャー熱がまだ続いております(笑)。
ところで余談で、これ、"facets"と書いて「ファセッツ」と読むのは、
間違いじゃないかと思い辞書を調べたところ、それでいいようで。
というのも、"a"の発音は、"a"の次の次に出てくるアルファベットが
子音なら「ア」、母音なら「エイ」と読むものだと覚えていたから。
例えば"fact"は「ファクト」、"face"は「フェイス」のように。
今回は何事も例外があることを学びました。
因みに"able"のように逆の例外もありますが。
☆6枚目
BODY AND SOUL
Joe Jackson (1984)
ジョー・ジャクソン、僕の世代ではSteppin' Outの人。
その曲は当時気に入ったけれど、いわゆる売れ線とは違う
ジャズっぽい、なんだかちょっと変わったことをする人という
イメージがあって当時はエアチェックして聴くだけでした。
数年前にそのアルバムを買って聴いたのが初めてですが、
今回、Amazonのおすすめで、高校時代に「FMファン」の
表紙で見たこのジャケットが懐かしくて買ってみました。
内容はやはりジャズっぽいことをやっているのですが、
それ以前にR&Bの新しいかたちとして捉えました。
彼はパンクの後に出てきた人で、古い音楽に新しい息吹を
吹き込んだ、といのが実際のところのように感じます。
ともあれこれはすごくいいですね。
全体的にスウィングした感覚はブライアン・セッツァーを
先駆けていたともいえる、体が反応するカッコよさ。
その上歌として素晴らしいものばかり。
1曲目The Verdictは昔、車種は忘れたけどマツダのCMで
使われていて、CDかけていきなり懐かしかった。
そしてYou Can't Get What You Wantは高校時代に
MTV番組かラジオで数回聴いただけのはずなのになぜか
曲の流れなど細かい部分を覚えていて自分でも驚いた。
僕も若い頃は頭が柔らかくて覚えが早かったんだって(笑)。
ジョー・ジャクソンの良さは若い頃の僕には分からなかったけれど、
今なら分かる、これから他のアルバムも聴いてゆくことにしよう。
今回ではアルバムとしていちばんかな、ロジャーと同率かな。
このアルバムについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
☆7枚目
DIG
Boz Scaggs (2001)
今月のとりはボズ・スキャッグス。
新譜MEMPHISがすっかり気に入り、過去のアルバムでまだ
買っていないものを買うのに調べたところ、2001年と比較的最近に、
普通のスタジオアルバムが出ていたことを知りました。
Amazonのレヴューなどでは、この時代にこれができるのはすごい、
AOR路線を再現してくれてうれしい、という声が上がっていましたが、
実際に聴くと、妙に小難しいことをやっているなあ、との印象。
これ、否定的な意味では言ってませんよ。
ただ、全体的に少し暗い影があり、重たくて粘りのある響きで、
軽く聴けるという意味でのAORとは違うのではないかと感じました。
まあしかし、僕のボズの第一印象が、AORと言われていた割には
本格的で手応えが強いロックだったので、その通りといえばそうかな。
"dig"すなわち掘り下げて探求するというのは上手いタイトルだなと。
というのも、小難しいということは奥深いということでもあって、
最初は半信半疑でいたのに、買った以上はかけているうちに(笑)、
いろいろな面を感じる奥深い作品だと感じられるようになってきました。
そうですね、元々好きなR&Bを掘り下げたということなのでしょう。
ジャケットが、最初は何かちょっと中途半端な印象を受けたんだけど、
しかしそれも音との関連で考えるとむしろイメージ通りでもありますね。
そして、これを聴いてあらためて思ったのが、新作では
基本に戻ってシンプルにやっている、ということですね。
12年前は複雑、今はシンプル、でもボズの中では同じR&Bという柱の
右か左か、どちらかの違いしかないのかもしれない。
どっちが右でどっちが左かは分からないけれど(笑)。
ボス・スキャッグスというロックミュージシャンは奥が深い人だな
ということを今更ながら痛感させられた1枚でした。
02

いかがでしたか!
ファンク色が濃くなってきていますね(笑)。
新譜と違い旧譜は、買い揃える流れにある人以外は
来月は何を買っているかまるで分らないのですが、でも一応
来月もいろいろな音楽を取り上げてゆきたいです。
Posted by guitarbird at 20:36
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