2013年04月09日
AtlanticR&B1000円シリーズ第3弾が出た!
01

昨秋に好評を博した、ワーナー・ミュージック・ジャパンの
AtlanticR&B1000円シリーズの第3弾が3月下旬に出ました。
第4弾も4月下旬に予定されています。
この春は、例えばアレサ・フランクリン「貴方を愛し続けて」、
オーティス・レディング「オーティス・ブルー」、
サム&デイヴ「ソウル・メン」など、定番といわれるものも
最新リマスターを施された上で出直しており、マニアのみならず
一般の音楽ファンにもより受け入れられやすいものとなっています。
一方でもちろん、世界発CD化、日本初CD化のアイテムをはじめ、
長い間廃盤だったものも復活、マニアにうれしい企画は同じです。
今回、僕は13枚を買いましたが、今回はその中から
8枚を短く紹介してゆきます。
なお、今回は、帯のたたき文句を最初に藍色の文字で
書き出してゆきます。
☆1枚目
THE COASTERS
The Coasteres (1958)
アトランティックを代表するドゥー・ワップ・グループ、
コースターズの歴史的デビューアルバム
コースターズは、1950年代後半にヒットを連発した
ドゥ・ワップ/コーラスグループ。
この辺のグループはドリフターズしか聴いたことがないので、
いつか聴いてみたいと思っていた、だからこれは飛びつきました。
なんといっても、バッド・カンパニーが歌って僕にはおなじみで、
レオン・ラッセルやザ・バンドも歌うThe Younbloodのオリジナルが
収録されており、僕は名曲はオリジナルで聴きたいので。
いや、楽しいですね、こういう音楽は。
ただ、思ったのは、リードヴォーカルの声があまり立っていないかな。
今回別のドゥ・ワップ系のCDも買って聴きましたが、それも同じで、
だからみんなでやるコーラスというかたちで映えるのかもしれない。
逆に、その手のグループでは際立って声が目立つベン・E・キングが
ドリフターズから離れてソロで成功したのも分かった気がしました。
ともあれ、コースターズ、他に1000円で出ないのかな。
☆2枚目
OUTLAW
Eugene McDoniels (1970)
個性派ブラック・シンガー・ソングライターがアメリカ社会の暗部を
照らしたニュー・ソウルの重要アルバム
ユージーン・マクダニエルズは、店に行って実物を見るまで
名前も何もまったく知らなかったけれど、このソウルっぽくない
ロック的なアートワークに強烈に引かれてジャケット買い。
聴いてみると、音もソウルというよりはロックっぽかった。
ソウルでこれはないだろ、という感じで、歌よりはドラマで、
気持ちよく流れてゆくというよりは、立ち止まって考えさせる音楽。
音楽としては確かに面白くて、その点では気に入ったんだけど、
ソウルと言われて聴くとかなり違う気がしました。
でも、それがニューソウルなのでしょうね。
そして何より、ヴォーカルの人の声がミック・ジャガーにそっくりで、
1曲目はストーンズのYou Can't Always Get What You Wantに
曲までよく似ていて、それもまたロックっぽいと思わされる部分でした。
結果として、買う前に想像した通りの音を聴かせているので、
このアートワークは秀逸といえるのでしょう。
それにしても右端の白人男性、セバスチャン・バックに似てるなあ・・・
☆3枚目
FEELING MY WAY
Margie Joseph (1978)
デイヴィッド・T・ウォーカーのギター妙技も冴え渡る、
透明感あふれるメロウ・グルーヴィー・ソウル傑作
マージー・ジョセフはもはや安心して聴けます。
まるで、小学生時代に保健室で休んでいる時のような雰囲気。
と言われてもよくは分からないかもしれないけれど(笑)、
要は、聴いていて包み込まれる感覚がいいですね。
これは1978年、ディスコの後で、ブラコンぽくなっていて、
僕は当時は小学生でまだ洋楽は聴いていなかったけれど、
世の中にこういう音が溢れていたことは体験として記憶があり、
なんだか強烈に懐かしさを感じました。
あ、だから保健室を思い出したのか(笑)。
気持ち良いソウルとはこのことだ、という感じですね。
☆4枚目
BABY I'M YOURS
Barbara Lewis (1966)
大ヒット〈ハロー・ストレンジャー〉〈ベイビー・アイム・ユアーズ〉を
収録したポップソウルの名盤
バーバラ・ルイスのこれを選んだのはジャケットが気に入ったから。
僕にもそういう気持ちがあるんだと、自分で驚いたけれど(笑)。
名前は聞いたことがあったかなと思うけど、でも、似た名前の人、
このシリーズではバーバラ・リンがいましたが、あまり興味がない
時に名前だけで混同している可能性もありますね。
まあ、それはたいした問題じゃないんだけど、これは帯にある通り、
ソウルというよりはポップスで、ダスティ・スプリングフィールドに
近い雰囲気があり、また、日本の歌謡曲にも近いものがあって、
そうか、歌謡曲はソウルから発展したのか、と思ったり。
これまたジャケットのイメージそのままの優しい響きの音楽で、
へそ曲がりの僕もたまにはこういうのもいいかなって(笑)。
☆5枚目
BLACK HEAT
Black Heat (1972)
ファンクの古典にしてレアグルーヴの大定番!
ファンク・バンド、ブラック・ヒートのデビュー作
ブラック・ヒートも名前すら知らなかった、ソウルは奥深い。
その前に、「レア・グルーヴ」という言葉を最近はよく聞くけれど、
帯に書いてあるのでこれを機に調べてはっきりと認識しました。
要は1960年代以降のソウルやファンクのあまり売れなかったものが
後になって発掘され、サンプリングなどで使われるようになった、
そういうものを指す言葉ということでした。
なんであれ、音楽の魅力が再発見されるのはいいことですね。
これはJBほど突っ走っていない、少しゆっくりとしたファンクですが、
全体的に昭和40年代50年代の刑事ドラマのような雰囲気で、
日本のそういう人たちはきっと影響を受けたんだろうなって。
また、「ラヴ&ピース」の時代だったんだなという音でもあります。
アレンジが凝っていてなかなか面白く聴きやすいですね。
☆6枚目
FUNK FACTORY
Funk Factory (1975)
ヴァイオリン・シンセやムーグが飛びかう、
近未来ジャズ・ファンク・アルバム
ファンク・ファクトリーもやはり名前すら知りませんでした。
これ、帯の言葉を店頭で読んで、昔の僕ならやめただろうけど、最近
フュージョン系も聴けるかもしれないと思い始めたので買いました。
ひとこと、これはほとんどフュージョンですね。
弟に「何おしゃれな音楽を聴いているんだ?」と言われたように、
都会的なフュージョンで、これまた70年代後半の歌謡曲に近い。
近未来は言い過ぎかな(笑)、もうどうしようもないくらいに
1970年代の雰囲気だけど、それが懐かしいと、僕の、頭ではなく
体がしきりに主張するのを感じながら聴いています(笑)。
☆7枚目
ATCO SESSIONS
Guitar Slim
32年の生涯を駆け抜けた破天荒なブルースマン、
ギター・スリムのアトコ録音をほぼ網羅した決定盤
今回もブルーズを1枚、ギター・スリム。
もう1枚欲しいのがタワレコで早々に売りきれて1枚だけですが。
ギター・スリムは名前すら知らなかったブルーズマンですが、
これは、1956年から1958年までに録音された16曲を収録したCD。
こちらはさらに詳しい帯の説明文も書き出します。
「ミシシッピに生まれ、ニューオーリンズで活躍、そのギタープレイと
激しいパフォーマンスはかのジミ・ヘンドリックスにも影を落とした
と言われる、鬼才ブルースマン、それがギター・スリムだ。
レコーディング歴はわずか7年ながらも、強烈なインパクトを放ち、
ギターだけでなく、荒々しいヴォーカルでもレイ・チャールズらを
感化したという」
ほほう、ブルーズはほんとに大きな影響を与えたんだなあ。
歌声を聴いていると、なんとなく神経質そうな人だと感じました。
ジャンプナンバーが中心で、曲が明るいだけ余計にそうだと。
まあ、だからどうというわけでもない、全体にはやはりとてもよくて、
ブルーズには無条件で反応してしまう自分に気づきます。
ただ、今回のこのシリーズはブルーズが少なくてちょっと残念。
☆8枚目
KING FLOYD
King Floyd (1971)
全米1位のファンキー・ソウル人気曲〈グルーヴ・ミー〉を収録した
キング・フロイドの出世作
今回いちばん気に入ったのがこれ。
キング・フロイドは名前だけ知っていたけど、お察しの通りというか
ピンク・フロイドに名前が似ている、というだけでして・・・(笑)。
サザン・ソウルに分類される人だと思うのだけど、全体の音の響きが
意外なことに都会風で洒落ていてスマートな印象を受けました。
Groove MeはR&Bチャートで全米1位、Hot100では6位を記録の
大ヒット曲ですが、歌メロがすごくいいという感じではないんだけど
なんだか頭にこびりついて離れない、そんな魅力がある曲。
この曲が帯には「タメの利いたファンキー・ビート」と書いてあるけれど、
レゲェですね、リズムは、そこがちょっと驚きました。
当時はまだレゲェが世界的になる少し前のことだと思うから。
ハイトーン・ヴォイスが特徴で、その声がレゲェにのったということで、
余計に都会的な雰囲気を感じるのかもしれない。
シャウトするとジェイムス・ブラウンに声がそっくりといっていいほどで、
普通に歌う声や曲のスタイルがJBに似ているというわけでもなくて、
そのギャップがまた面白かったりもします、最初は驚いたけど。
ソングライターとしても優れていて10曲中8曲は共作も含めて
携わっているのも聴きどころであり、1970年代前半の
シンガーソングライターの時代のものでもあると感じます。
02

いかがでしたか!
ソウルといっても、いろいろな音が楽しめるんですねえ。
そういう点ではロックより面白いかもしれない、と思いました。
ただし、それは1970年代前半くらいまでで、それ以降は
ソウルというのは聴き手のイメージも固まってきたのではないかと。
第4弾が待ち遠しい!
ところで、今回は、タワーレコードで5枚同時に買うと
Atlanticのロゴが入ったトートバッグがもらえます。
写真で犬たちと映っているのがそれで、
シンプルなデザインだけど、これがまた素晴らしい。
コンサートに行くと必ずトートバッグを買うようになった僕は
これが欲しくて、5枚を2回買って2つもらいました。
でも、きれいなものを残しておきたいし、使いたくもあるから、
2つじゃ足りない、まだ第4弾の時にあればまたもらいたい。
トートバッグはなくなり次第終わるということで、お急ぎください。
なんて宣伝すると、自分の分がなくなってしまうかも(笑)。

昨秋に好評を博した、ワーナー・ミュージック・ジャパンの
AtlanticR&B1000円シリーズの第3弾が3月下旬に出ました。
第4弾も4月下旬に予定されています。
この春は、例えばアレサ・フランクリン「貴方を愛し続けて」、
オーティス・レディング「オーティス・ブルー」、
サム&デイヴ「ソウル・メン」など、定番といわれるものも
最新リマスターを施された上で出直しており、マニアのみならず
一般の音楽ファンにもより受け入れられやすいものとなっています。
一方でもちろん、世界発CD化、日本初CD化のアイテムをはじめ、
長い間廃盤だったものも復活、マニアにうれしい企画は同じです。
今回、僕は13枚を買いましたが、今回はその中から
8枚を短く紹介してゆきます。
なお、今回は、帯のたたき文句を最初に藍色の文字で
書き出してゆきます。
☆1枚目
THE COASTERS
The Coasteres (1958)
アトランティックを代表するドゥー・ワップ・グループ、
コースターズの歴史的デビューアルバム
コースターズは、1950年代後半にヒットを連発した
ドゥ・ワップ/コーラスグループ。
この辺のグループはドリフターズしか聴いたことがないので、
いつか聴いてみたいと思っていた、だからこれは飛びつきました。
なんといっても、バッド・カンパニーが歌って僕にはおなじみで、
レオン・ラッセルやザ・バンドも歌うThe Younbloodのオリジナルが
収録されており、僕は名曲はオリジナルで聴きたいので。
いや、楽しいですね、こういう音楽は。
ただ、思ったのは、リードヴォーカルの声があまり立っていないかな。
今回別のドゥ・ワップ系のCDも買って聴きましたが、それも同じで、
だからみんなでやるコーラスというかたちで映えるのかもしれない。
逆に、その手のグループでは際立って声が目立つベン・E・キングが
ドリフターズから離れてソロで成功したのも分かった気がしました。
ともあれ、コースターズ、他に1000円で出ないのかな。
☆2枚目
OUTLAW
Eugene McDoniels (1970)
個性派ブラック・シンガー・ソングライターがアメリカ社会の暗部を
照らしたニュー・ソウルの重要アルバム
ユージーン・マクダニエルズは、店に行って実物を見るまで
名前も何もまったく知らなかったけれど、このソウルっぽくない
ロック的なアートワークに強烈に引かれてジャケット買い。
聴いてみると、音もソウルというよりはロックっぽかった。
ソウルでこれはないだろ、という感じで、歌よりはドラマで、
気持ちよく流れてゆくというよりは、立ち止まって考えさせる音楽。
音楽としては確かに面白くて、その点では気に入ったんだけど、
ソウルと言われて聴くとかなり違う気がしました。
でも、それがニューソウルなのでしょうね。
そして何より、ヴォーカルの人の声がミック・ジャガーにそっくりで、
1曲目はストーンズのYou Can't Always Get What You Wantに
曲までよく似ていて、それもまたロックっぽいと思わされる部分でした。
結果として、買う前に想像した通りの音を聴かせているので、
このアートワークは秀逸といえるのでしょう。
それにしても右端の白人男性、セバスチャン・バックに似てるなあ・・・
☆3枚目
FEELING MY WAY
Margie Joseph (1978)
デイヴィッド・T・ウォーカーのギター妙技も冴え渡る、
透明感あふれるメロウ・グルーヴィー・ソウル傑作
マージー・ジョセフはもはや安心して聴けます。
まるで、小学生時代に保健室で休んでいる時のような雰囲気。
と言われてもよくは分からないかもしれないけれど(笑)、
要は、聴いていて包み込まれる感覚がいいですね。
これは1978年、ディスコの後で、ブラコンぽくなっていて、
僕は当時は小学生でまだ洋楽は聴いていなかったけれど、
世の中にこういう音が溢れていたことは体験として記憶があり、
なんだか強烈に懐かしさを感じました。
あ、だから保健室を思い出したのか(笑)。
気持ち良いソウルとはこのことだ、という感じですね。
☆4枚目
BABY I'M YOURS
Barbara Lewis (1966)
大ヒット〈ハロー・ストレンジャー〉〈ベイビー・アイム・ユアーズ〉を
収録したポップソウルの名盤
バーバラ・ルイスのこれを選んだのはジャケットが気に入ったから。
僕にもそういう気持ちがあるんだと、自分で驚いたけれど(笑)。
名前は聞いたことがあったかなと思うけど、でも、似た名前の人、
このシリーズではバーバラ・リンがいましたが、あまり興味がない
時に名前だけで混同している可能性もありますね。
まあ、それはたいした問題じゃないんだけど、これは帯にある通り、
ソウルというよりはポップスで、ダスティ・スプリングフィールドに
近い雰囲気があり、また、日本の歌謡曲にも近いものがあって、
そうか、歌謡曲はソウルから発展したのか、と思ったり。
これまたジャケットのイメージそのままの優しい響きの音楽で、
へそ曲がりの僕もたまにはこういうのもいいかなって(笑)。
☆5枚目
BLACK HEAT
Black Heat (1972)
ファンクの古典にしてレアグルーヴの大定番!
ファンク・バンド、ブラック・ヒートのデビュー作
ブラック・ヒートも名前すら知らなかった、ソウルは奥深い。
その前に、「レア・グルーヴ」という言葉を最近はよく聞くけれど、
帯に書いてあるのでこれを機に調べてはっきりと認識しました。
要は1960年代以降のソウルやファンクのあまり売れなかったものが
後になって発掘され、サンプリングなどで使われるようになった、
そういうものを指す言葉ということでした。
なんであれ、音楽の魅力が再発見されるのはいいことですね。
これはJBほど突っ走っていない、少しゆっくりとしたファンクですが、
全体的に昭和40年代50年代の刑事ドラマのような雰囲気で、
日本のそういう人たちはきっと影響を受けたんだろうなって。
また、「ラヴ&ピース」の時代だったんだなという音でもあります。
アレンジが凝っていてなかなか面白く聴きやすいですね。
☆6枚目
FUNK FACTORY
Funk Factory (1975)
ヴァイオリン・シンセやムーグが飛びかう、
近未来ジャズ・ファンク・アルバム
ファンク・ファクトリーもやはり名前すら知りませんでした。
これ、帯の言葉を店頭で読んで、昔の僕ならやめただろうけど、最近
フュージョン系も聴けるかもしれないと思い始めたので買いました。
ひとこと、これはほとんどフュージョンですね。
弟に「何おしゃれな音楽を聴いているんだ?」と言われたように、
都会的なフュージョンで、これまた70年代後半の歌謡曲に近い。
近未来は言い過ぎかな(笑)、もうどうしようもないくらいに
1970年代の雰囲気だけど、それが懐かしいと、僕の、頭ではなく
体がしきりに主張するのを感じながら聴いています(笑)。
☆7枚目
ATCO SESSIONS
Guitar Slim
32年の生涯を駆け抜けた破天荒なブルースマン、
ギター・スリムのアトコ録音をほぼ網羅した決定盤
今回もブルーズを1枚、ギター・スリム。
もう1枚欲しいのがタワレコで早々に売りきれて1枚だけですが。
ギター・スリムは名前すら知らなかったブルーズマンですが、
これは、1956年から1958年までに録音された16曲を収録したCD。
こちらはさらに詳しい帯の説明文も書き出します。
「ミシシッピに生まれ、ニューオーリンズで活躍、そのギタープレイと
激しいパフォーマンスはかのジミ・ヘンドリックスにも影を落とした
と言われる、鬼才ブルースマン、それがギター・スリムだ。
レコーディング歴はわずか7年ながらも、強烈なインパクトを放ち、
ギターだけでなく、荒々しいヴォーカルでもレイ・チャールズらを
感化したという」
ほほう、ブルーズはほんとに大きな影響を与えたんだなあ。
歌声を聴いていると、なんとなく神経質そうな人だと感じました。
ジャンプナンバーが中心で、曲が明るいだけ余計にそうだと。
まあ、だからどうというわけでもない、全体にはやはりとてもよくて、
ブルーズには無条件で反応してしまう自分に気づきます。
ただ、今回のこのシリーズはブルーズが少なくてちょっと残念。
☆8枚目
KING FLOYD
King Floyd (1971)
全米1位のファンキー・ソウル人気曲〈グルーヴ・ミー〉を収録した
キング・フロイドの出世作
今回いちばん気に入ったのがこれ。
キング・フロイドは名前だけ知っていたけど、お察しの通りというか
ピンク・フロイドに名前が似ている、というだけでして・・・(笑)。
サザン・ソウルに分類される人だと思うのだけど、全体の音の響きが
意外なことに都会風で洒落ていてスマートな印象を受けました。
Groove MeはR&Bチャートで全米1位、Hot100では6位を記録の
大ヒット曲ですが、歌メロがすごくいいという感じではないんだけど
なんだか頭にこびりついて離れない、そんな魅力がある曲。
この曲が帯には「タメの利いたファンキー・ビート」と書いてあるけれど、
レゲェですね、リズムは、そこがちょっと驚きました。
当時はまだレゲェが世界的になる少し前のことだと思うから。
ハイトーン・ヴォイスが特徴で、その声がレゲェにのったということで、
余計に都会的な雰囲気を感じるのかもしれない。
シャウトするとジェイムス・ブラウンに声がそっくりといっていいほどで、
普通に歌う声や曲のスタイルがJBに似ているというわけでもなくて、
そのギャップがまた面白かったりもします、最初は驚いたけど。
ソングライターとしても優れていて10曲中8曲は共作も含めて
携わっているのも聴きどころであり、1970年代前半の
シンガーソングライターの時代のものでもあると感じます。
02

いかがでしたか!
ソウルといっても、いろいろな音が楽しめるんですねえ。
そういう点ではロックより面白いかもしれない、と思いました。
ただし、それは1970年代前半くらいまでで、それ以降は
ソウルというのは聴き手のイメージも固まってきたのではないかと。
第4弾が待ち遠しい!
ところで、今回は、タワーレコードで5枚同時に買うと
Atlanticのロゴが入ったトートバッグがもらえます。
写真で犬たちと映っているのがそれで、
シンプルなデザインだけど、これがまた素晴らしい。
コンサートに行くと必ずトートバッグを買うようになった僕は
これが欲しくて、5枚を2回買って2つもらいました。
でも、きれいなものを残しておきたいし、使いたくもあるから、
2つじゃ足りない、まだ第4弾の時にあればまたもらいたい。
トートバッグはなくなり次第終わるということで、お急ぎください。
なんて宣伝すると、自分の分がなくなってしまうかも(笑)。
Posted by guitarbird at 19:34
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