2013年08月17日
栞 しおり
01

別に悪いことをしたわけでは・・・
本の栞 しおり の話です。
新刊書店で本を買う際はよく、レジの前にあるしおりをもらいます。
おそらく基本は1人1枚もしくは買い上げ1冊につき1枚でしょうけど、
気に入ったものは、ついつい何枚かもらいます。
しおりはだいたいその時にしかない、いわば期間限定品だから、
余計に欲しくなりますね。
最近もらったしおりを幾つか。
02

これは映画の名台詞を書き出したもの。
3種類あったので、2冊しか買わなかったけど3枚もらいました。
何の映画の台詞かというと、左から
「自分の未来は自分のもの」
=『マイノリティ・リポート』
この映画は観ていない・・・
「愛は酸素と同じだ」
=『ムーラン・ルージュ』
観たけど覚えていない・・・
「すべての山を登り 流れを渡り 虹を追って 夢を見つけなさい」
=『サウンド・オブ・ミュージック』
もう20年以上観ていないのでそろそろ観たい・・・
という具合に、僕の覚えが悪いだけかもしれないけれど、
割と覚えていないものであり、映画は名台詞の宝庫ですね。
余談、僕が印象に残っている映画の台詞は、
『明日に向かって撃て!』の自転車に乗るシーンで、
ポール・ニューマンがキャサリン・ロスに言った言葉、
"Meet the future" 「未来へようこそ」、です。
03

左から
「たまごクラブ」「ひよこクラブ」のしおりは、
「たまひよ4コマ劇場」となっていてなかなか面白い。
でもこれ、紙が薄すぎてはさんであっても分かりにくそう。
1枚でいいと手に取ったところ4枚あったくらい薄いのです・・・
「舟を編む」は本屋大賞に輝いた三浦しをんの作品で
映画化にあたってこのしおりが作られたのかな。
もらった以上は読んでみたいのですが・・
右の皆藤愛子のしおりは、友だちの弟さんがファンだというので、
友だちに渡そうと1枚もらい、東京に持って行ったところ、
渡し忘れてそのままになっていたものであり、それを
先日帰省してきた東京の弟が見つけて持ってきたのでした。
つまりこのしおりは、多分首都圏で印刷されて札幌に渡り、
札幌で僕が見つけて東京に運び、また東京から札幌へと、
東京-札幌間を1往復半、3000km以上を旅したわけですね。
皆藤愛子のファンというわけではないけれど、そう考えるとすごい、
だからとっておくことにしました、お疲れさま(笑)。
04

これは文春文庫、文庫はだいたいしおりが入っていますね。
ブックオフなどで古本を買っても入っていることが多い。
しおりは、読む本の内容に合ったものを使いたいと思いつつ、
文庫のついているものはそのまま使います。
読み終わってもそのままはさんでしまっておけるし。
05

新潮文庫はひも栞がついていますね。
だいたいこれは使うかな、他に用意しなくていいのは便利だし。
でも、お弁当やお菓子を食べた後などは、ひもが垂れて
しょうゆやらクリームやらについてしまうことがたまにあります(笑)。
06

折り込みチラシ類はしおり代わりによく使いますね。
適度に厚くて分かりやすいのがいい。
折り込みとしおりが両方ある場合はどちらを使うか迷いますが、
しおりを使わない場合は、読み始めの頃は後ろのほうに、
真ん中くらいまで進むと前のほうのページにはさんでおきます。
折り込みの中にしおりを入れるのは、それがあることを忘れて
落としてしまうことがあるので、最近はやめました。
07

しおり以外のものもしおりに使えないかと、
普段から目を光らせています。
左はmatsuさんに贈っていただいた高知銘菓
「土佐日記」に入っていた商品の説明書きですが、
これが、大きさ、厚さともしおりにちょうどいい。
「土佐日記」というからには、しおりらしく作ったのかもしれない。
ただ、これにふさわしい日本の古典ものを読む機会が
まだ訪れておらず、いまだ使っていないのが残念。
右は東京の弟がよく買ってくるお土産「芋きん」の説明書き。
ちょっと大きいけど大きめの本にはよさそうで、
折ってあるので折り目の部分が少し強いのもいいところ。
でも、これに似合う本ってどんな内容だろう(笑)。
真ん中は、
ファイターズのユニフォーム風の犬の服についていた商品タグ。
この商品タグというやつがまたしおり好きには見逃せない。
アウトドアグッズや靴などのタグもみなとってあります。
ただ、このファイターズのは紙が厚すぎる上に角張っているので、
本の紙が破ける可能性があり、しおりには使えないかな、残念。
08

最近もらった中で僕がいちばん気に入っているのが、これ、
「四六判宣言10周年」、四六判(しろくばん)のPRのもの。
【四六判】って何?
現在出版されている単行本の標準的なサイズの呼称の一つです。
裏にさらに長い説明がありますが、具体的な例を。
09

この大きさが「四六判ハードカバー」
確かに、この大きさの本が、本を読んだという満足感が
いちばん大きい本の判型ですね。
四六判宣言参加11社もうらに明記されていますが、
この「フクロウ」の白水社も、たまたまですが、含まれており、
また、このしおりをもらった紀伊國屋書店も入っています。
10

最後に、もう1枚気に入っているしおりがこれ。
紀伊國屋書店札幌本店内にあるイノダコーヒーのものですが、
一応の珈琲好きとしてこれはいいですね。
そういえば未読の珈琲関係の本がある、そろそろ読もうかな。
11

読書は、ただ本に書いてある文字を読んで理解するだけではなく、
しおりをはじめ、カバー、装丁、読む場所から買う店まで、
すべてをひっくるめてが楽しいですね。
僕は時々、犬の横に寝転がって読むことがありますが、
ハウは割と黙っているけど、ポーラはすぐに逃げますね(笑)。

別に悪いことをしたわけでは・・・
本の栞 しおり の話です。
新刊書店で本を買う際はよく、レジの前にあるしおりをもらいます。
おそらく基本は1人1枚もしくは買い上げ1冊につき1枚でしょうけど、
気に入ったものは、ついつい何枚かもらいます。
しおりはだいたいその時にしかない、いわば期間限定品だから、
余計に欲しくなりますね。
最近もらったしおりを幾つか。
02

これは映画の名台詞を書き出したもの。
3種類あったので、2冊しか買わなかったけど3枚もらいました。
何の映画の台詞かというと、左から
「自分の未来は自分のもの」
=『マイノリティ・リポート』
この映画は観ていない・・・
「愛は酸素と同じだ」
=『ムーラン・ルージュ』
観たけど覚えていない・・・
「すべての山を登り 流れを渡り 虹を追って 夢を見つけなさい」
=『サウンド・オブ・ミュージック』
もう20年以上観ていないのでそろそろ観たい・・・
という具合に、僕の覚えが悪いだけかもしれないけれど、
割と覚えていないものであり、映画は名台詞の宝庫ですね。
余談、僕が印象に残っている映画の台詞は、
『明日に向かって撃て!』の自転車に乗るシーンで、
ポール・ニューマンがキャサリン・ロスに言った言葉、
"Meet the future" 「未来へようこそ」、です。
03

左から
「たまごクラブ」「ひよこクラブ」のしおりは、
「たまひよ4コマ劇場」となっていてなかなか面白い。
でもこれ、紙が薄すぎてはさんであっても分かりにくそう。
1枚でいいと手に取ったところ4枚あったくらい薄いのです・・・
「舟を編む」は本屋大賞に輝いた三浦しをんの作品で
映画化にあたってこのしおりが作られたのかな。
もらった以上は読んでみたいのですが・・
右の皆藤愛子のしおりは、友だちの弟さんがファンだというので、
友だちに渡そうと1枚もらい、東京に持って行ったところ、
渡し忘れてそのままになっていたものであり、それを
先日帰省してきた東京の弟が見つけて持ってきたのでした。
つまりこのしおりは、多分首都圏で印刷されて札幌に渡り、
札幌で僕が見つけて東京に運び、また東京から札幌へと、
東京-札幌間を1往復半、3000km以上を旅したわけですね。
皆藤愛子のファンというわけではないけれど、そう考えるとすごい、
だからとっておくことにしました、お疲れさま(笑)。
04

これは文春文庫、文庫はだいたいしおりが入っていますね。
ブックオフなどで古本を買っても入っていることが多い。
しおりは、読む本の内容に合ったものを使いたいと思いつつ、
文庫のついているものはそのまま使います。
読み終わってもそのままはさんでしまっておけるし。
05

新潮文庫はひも栞がついていますね。
だいたいこれは使うかな、他に用意しなくていいのは便利だし。
でも、お弁当やお菓子を食べた後などは、ひもが垂れて
しょうゆやらクリームやらについてしまうことがたまにあります(笑)。
06

折り込みチラシ類はしおり代わりによく使いますね。
適度に厚くて分かりやすいのがいい。
折り込みとしおりが両方ある場合はどちらを使うか迷いますが、
しおりを使わない場合は、読み始めの頃は後ろのほうに、
真ん中くらいまで進むと前のほうのページにはさんでおきます。
折り込みの中にしおりを入れるのは、それがあることを忘れて
落としてしまうことがあるので、最近はやめました。
07

しおり以外のものもしおりに使えないかと、
普段から目を光らせています。
左はmatsuさんに贈っていただいた高知銘菓
「土佐日記」に入っていた商品の説明書きですが、
これが、大きさ、厚さともしおりにちょうどいい。
「土佐日記」というからには、しおりらしく作ったのかもしれない。
ただ、これにふさわしい日本の古典ものを読む機会が
まだ訪れておらず、いまだ使っていないのが残念。
右は東京の弟がよく買ってくるお土産「芋きん」の説明書き。
ちょっと大きいけど大きめの本にはよさそうで、
折ってあるので折り目の部分が少し強いのもいいところ。
でも、これに似合う本ってどんな内容だろう(笑)。
真ん中は、
ファイターズのユニフォーム風の犬の服についていた商品タグ。
この商品タグというやつがまたしおり好きには見逃せない。
アウトドアグッズや靴などのタグもみなとってあります。
ただ、このファイターズのは紙が厚すぎる上に角張っているので、
本の紙が破ける可能性があり、しおりには使えないかな、残念。
08

最近もらった中で僕がいちばん気に入っているのが、これ、
「四六判宣言10周年」、四六判(しろくばん)のPRのもの。
【四六判】って何?
現在出版されている単行本の標準的なサイズの呼称の一つです。
裏にさらに長い説明がありますが、具体的な例を。
09

この大きさが「四六判ハードカバー」
確かに、この大きさの本が、本を読んだという満足感が
いちばん大きい本の判型ですね。
四六判宣言参加11社もうらに明記されていますが、
この「フクロウ」の白水社も、たまたまですが、含まれており、
また、このしおりをもらった紀伊國屋書店も入っています。
10

最後に、もう1枚気に入っているしおりがこれ。
紀伊國屋書店札幌本店内にあるイノダコーヒーのものですが、
一応の珈琲好きとしてこれはいいですね。
そういえば未読の珈琲関係の本がある、そろそろ読もうかな。
11

読書は、ただ本に書いてある文字を読んで理解するだけではなく、
しおりをはじめ、カバー、装丁、読む場所から買う店まで、
すべてをひっくるめてが楽しいですね。
僕は時々、犬の横に寝転がって読むことがありますが、
ハウは割と黙っているけど、ポーラはすぐに逃げますね(笑)。
Posted by guitarbird at 20:45
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