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2014年09月07日

「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

01
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

きのこに詳しい人と近くの山を歩きました。

今は「ボリボリ」が出ているというので探すことに。

「ボリボリ」は「ナラタケ」の北海道の方言だそうで、
こちらでは水煮の袋詰めがよく売られています。

僕も中学の頃からその名前を知っていて、
時々鍋などで食べてきました。

でも、「ボリボリ」が山に出ているのは見たことがなかった。
山歩きが好きな人は、季節になるとよく話をするのですが。


02
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

これが「ボリボリ」こと「ナラタケ」の山での姿。

あれっ、これは見たことがあるぞ。

僕の目にはあまり特徴がないきのことして映っていたようで、
「きのこ見るだけ」の記事に使うのに写真を撮ったことは
あったように思うけれど、それだけの存在でした。

これ、食べられるのか!


03
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

こんなきのこ、確かに見たことがある。

「ボリボリ」は「ナラタケ」という名のごとく、
ミズナラの倒木や切株とその周りの地面に出るきのこ。
ズナラ以外でも、広葉樹なら出るようです。

ただ、倒れて数年が経って腐食が進んだ木にでるもので、
確かに、倒れたばかりの木の周りにはなかった。

なお、「ナラタケ」は幾つかのきのこの総称で、
厳密には種類が違い、外見も少しずつ違うことが分かりました。

でも、同じように食されているのは、不思議といえば不思議。

きのこはやはり、知っている人と歩いて見ないと分からないですね。

図鑑に載っている「標準的な」ものとは、
大きさや笠の開き方で見え方がぜんぜん違うし、
何より写真では色合いが再現されず、
平面だから雰囲気もつかみにくくなるから。

ひとつ勉強になりました。


04
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

今度はA公園でも探してみよう。

でも、「先生」がいなくて大丈夫かな・・・特徴は覚えたはずだけど。

まあ、食べなければいいだけ、のことです(笑)。

ここで一句

ボリボリが目に留まる秋訪れり


05
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

さて、今回は「見るだけ」ではなく、食べてみますよ。
もちろん「先生」と一緒にとったものを。

虫を抜くのに塩水に浸した後、一度さっと茹でた状態です。
ただ、虫は見た限りいなかったのですが、念のため。

そうそう、これ、柄が黒っぽいのは売られているのと同じ。
この段階で「ボリボリ」と確信、て、信じてなかったのか(笑)。
そんなことはないけれど、でも、まあ、そういうものです。


06
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

今回は、スーパーで買ったかにのすり身を使った
かにつみれ汁に入れて食べました。

「ボリボリ」というのは、生の状態で柄がぼりっと折れるという説と、
噛んだ食感から来ている、という説があるそうです。

確かに、噛むと特に柄の部分に歯ごたえがありつつ
すぱっと噛み切れる、気持ちがいい食感のきのこですね。

香りはやや強いくらい、くせはない、味は汁ものになじんでいる。
といったところかな。

おいしかった。

自信がついたら、自分でとってまた食べよう。


さて、犬たち。

07
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

マーサ、昨日の朝撮影したものですが、
昨日の記事で使った写真の次の1枚。

犬たちの場合は特に、2枚続けて気に入った写真が
撮れることはめったにないので。


08
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

ハウ、巨大なきのこのイメージ・・・!?!?・・・

やはり、林内でスポット的に光が当たるのは、写真にいいですね。


09
「ボリボリ」と呼ばれるきのこ

早く家に入りたいポーラを低速流し撮り。

ちょっとだけ目線をくれているのが面白い、かな。








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Posted by guitarbird at 22:18 │きのこ
この記事へのコメント
こんにちは。
きのこ汁が美味しそうですね。
やはり専門家のお墨付きが無いとキノコは食べられませんね。当方でもあちこちでキノコが出ていますが、見るだけです。
ボロボリとは面白い名前ですね。
Posted by 多摩NTの住人 at 2014年09月09日 07:58
多摩NTの住人さん、こんにちわ
ほんとうにきのこは知っている人と歩いて実物を見るしか
覚える手立てがなさそうだとわかりました。
食べられるきのこも見逃していたわけですが、でも
逆に毒のを知らずに取っていたよりはよかったです(笑)。
ボリボリというのはよくつけた名前ですよね。
Posted by guitarbird at 2014年09月09日 09:36
きのこも美味しいですね。
ナラタケはこちらでは売ってないのでは?きのこ類は東北やそちら方面の方が美味しいような気がします。

今日、生秋刀魚の刺身を昼に頂きました。空輸便もある時代で昔は地元へ行かないと絶対に食する事の出来なかったサンマですよね。
味は脂が乗ってて、ホント旨かった。
親父がゴルフなので隣で母子だけの昼食。サンマの刺身は初めてのようで喜んでいました。

秋刀魚は目黒に限る の落語の熱々焼き魚もいいですが、今の時代 北海道獲れ生秋刀魚の新鮮刺身に限るかな。(笑)

きのこは私はホイール焼きが好きです。
Posted by matsu at 2014年09月09日 12:55
matsuさん、こんにちわ
ナラタケは私も記事を書くのに調べたところ、長野では
食されているようですがそれより東というか北のきのこのようです。
北海道には夏に出る黄色いタモギタケもあり、A公園でも
よく出るので食べますが、それは栽培されたものが
スーパーで普通に売られています。
以前、兵庫出身の大学生に聞いたところ、タモギタケは
野生でも売られているものでも見たことがないと言っていました。
matsuさんが言われるように、きのこは東北や北海道のほうが
種類も多くて楽しいかもしれないですね。

秋刀魚の刺身を食べたんですね。
ほんと、脂がのっておいしいですよね、私も大好きです。
秋刀魚の刺身のさらにいいところは安いことです(笑)。
秋刀魚の刺身は、私が中学時代にスーパーで売られ始めましたが、
最初は確かしめサバみたいな感じに切られたものが
真空パックに入って売られていたと記憶しています。
ニュースで見て、どうしても食べたくて母に頼み込んだ記憶が(笑)。
魚に関しては、私の10台の頃とはだいぶ変わりましたね。
焼き秋刀魚もちろんですが、やはり私も刺身が好きです。

きのこホイル焼きは、作ってみようと思うのですが、
どれくらいでいい焼き加減かがわからなくて、きのこに限らず
ホイル焼きは作るのに躊躇してしまいます(笑)。
でもおいしいですよね、出てきた汁も。
Posted by guitarbird at 2014年09月09日 13:47

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