2013年10月12日
なんとなぁく似ている曲たち、第2集
00

今夜は、
なんとなぁく似ている曲たち、第2集
09年5月に記事(こちら)を上げた、その続編です。
あれから5か月、意外とあるものですね(笑)。
なお、これ、
あくまでも僕にはそう聞こえる、そう感じる、というものであり、
さらには、本などで情報として知ったというものではなく、
僕が自分の耳で聴いていて気づいたものです。
あまり真剣に捉えないでくださればさいわいです。
また、僕が好きな曲ばかりを取り上げており、
決して、批判するとか、そういう意味ではなく、
ただ単に大好きな曲を楽しもうという趣旨の記事です。
そして、本当に裁判沙汰になった「盗作」については、
今回も取り上げず、また日を改めたいと思います。
書き方については
上(CD写真の左側)の曲が、後から出た「似てしまった」曲
↓
下(CD写真の右側)の曲が、前に出た「似せられた」曲
つまり、「上」が「下」に似ている、となっていて、
「上の曲」を中心に話を進めていますので、ご注意ください。
と、ここまでほとんど前回と同じことを書いています(笑)。
では、早速!
◎事例1(2-1)

Mr. Soul Buffalo Springfield (1967)
↓
(I Can't Get No) Satisfaction The Rolling Stones (1965)
いきなり超大物同士、しかも超有名曲。
バッファロー・スプリングフィールドのこれは、ギターリフが、
ローリング・ストーンズのロック史に残る名曲にそっくり。
テンポを速くしてよりスリリングになっています。
歌メロは特に似ていないのですが、カッコよさはよく似ている!
◎事例2(2-2)

Now You're Gone Whitesnake (1989)
↓
It's The Same Old Song The Four Tops
ホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデイルは、
フォー・トップスのこの曲のサビを導入部に持ってきて、
サビにはインパクトがある別のメロディを用意しているあたり、
知能犯ですね(笑)。
ホワイトスネイクには、Standng In The Shadowという曲もあって、
これもトップスのStanding In The Shadows Of Loveと、
曲は似ていないですがタイトルとイメージをいただいていて、
デヴィッド・カヴァデイルがフォー・トップスを好きなことは
想像に難くないですね。
そして余談というか派生ですが、
ホワイトスネイクのこの曲の冒頭の雰囲気が、
アイリーン・キャラのFlashdance...What A Feeling
にも微妙に似ていて、これがそこはかとなく楽しんです(笑)。
◎事例3(2-3)

Life In One Day Howard Jones (1985)
↓
Walking In Your Footsteps The Police (1983)
ハワード・ジョーンズのこの曲のサビ(Bメロ)が、
ポリスの曲の導入部に、ほんとそっくり。
これはどちらもリアルタイムで知ったもので、
まだ10代だった僕には印象深いものでした。
ただ、ハワード・ジョーンズの曲には明確なサビがありますが、
ポリスのほうは、展開部を一度はさむものの、
基本的には同じ部分を繰り返していて、シングルの曲としては、
ハワードのほうが向いているように思います。
◎事例4(2-4)

I Wish It Would Rain Down Phil Collins (1989)
↓
Wish You Were Here Pink Flyod (1975)
フィル・コリンズとピンク・フロイドのこの2曲、
どちらの曲にもタイトルに「wish」が入っていますよね。
そしてどちらの曲も、そのタイトルの言葉がそのまま
サビのメロディに使われているのですが、
そのサビのメロディが似ているのは、必然のようにすら感じます。
英語は、音で意味を表す言語だからなのかな。
そしてどちらも叙情的で感動的な曲作り。
◎事例5(2-5)

Hard Luck Woman Kiss (1976)
↓
Maggie May Rod Stewart (1971)
この2曲は、部分部分を並べてもあまり似ていませんが、
アコースティック・ギターの鳴らし方から歌い方、その他、
曲全体の醸し出す雰囲気は、驚くほどにそっくりで、
商才に長けたキッスのこと、狙ったとしか思えないですね。
どっちを先に知ったかで世代が分かるとよく言いますが、
僕はロッド・スチュワートを先に知りました。
あれっ、これじゃかえって混乱するかな(笑)。
それはともかく、キッスを後から聴いて、
ほんとに最初はカバーだと思ったくらいです。
でも、これは憎めないですね、だっていい曲だもん。
そして僕個人としては、今回の中では最も似ていると思います。
◎事例6(2-6)

与作 北島三郎 (1978)
↓
Ain't No Sunshine Bill Withers (1971)
ここで意外な展開に(笑)。
或る日、僕がビル・ウィザースのベスト盤を聴いていて、
この曲がかかると、横にいた弟が、
「与作に似てないか!?」と言いました。
えっ、まさか・・・ビル・ウィザースと北島三郎だよ・・・!?・・・
あ、ほんとだ、似てるわ(笑)。
といって、似ているのは曲の歌い出しの部分だけで、
「与作」にあるダイナミックなBメロに当たる部分は
ビル・ウィザースのほうにはないのですが、でもやはり、
ビル・ウィザース=Ain't no sunshine when she's gone
北島三郎=与作はぁ木ぃを切るぅ~
この部分は、入れ替えて歌えるくらい、
旋律も抑揚も節回しも音の伸ばし方も、よく似ています。
一度お試しあれ(笑)。
なお、「与作」のCDは持っていないので、
写真はいつもの「非イメージ映像」ということでお許しを・・・
◎事例7(2-7)

I Know (I Know) John Lennon (1973)
↓
I've Got A Feeling The Beatles (1970)
この2曲は、どちらもジョン・レノンが弾いている
ギターのイントロがそっくり、というか、同じです。
具体的にギターの弾き方を説明すると、コードはAですが、
人差し指で1から4弦までの2フレットを、小指で5フレットを押さえ、
浮いた中指と薬指で2、3弦を押さえたり放したりして、
装飾音を交えて弾いています。
こういう場合は、「セルフパクリ」、とでもいうのかな(笑)。
ただし、ビートルズのほうはポール・マッカートニー作曲で、
歌が始まると、さほど似てはいないですね。
00

今回の事例報告は以上です。
いかがでしたか!
(いつものように小林克也風に)
最後の写真は、記事に使うために撮ったものですが、
そのCDの曲を結局はボツにしたので、CDの部分を
PCのペイントによる手書きで描いたものです。
前回は10曲を取り上げたのですが、
今回は(から)7曲に減らしました。
しかしそのおかげで、既に第3集の分のネタがたまりつつあり、
次回はあまり間を置かないで上げるかもしれません。

今夜は、
なんとなぁく似ている曲たち、第2集
09年5月に記事(こちら)を上げた、その続編です。
あれから5か月、意外とあるものですね(笑)。
なお、これ、
あくまでも僕にはそう聞こえる、そう感じる、というものであり、
さらには、本などで情報として知ったというものではなく、
僕が自分の耳で聴いていて気づいたものです。
あまり真剣に捉えないでくださればさいわいです。
また、僕が好きな曲ばかりを取り上げており、
決して、批判するとか、そういう意味ではなく、
ただ単に大好きな曲を楽しもうという趣旨の記事です。
そして、本当に裁判沙汰になった「盗作」については、
今回も取り上げず、また日を改めたいと思います。
書き方については
上(CD写真の左側)の曲が、後から出た「似てしまった」曲
↓
下(CD写真の右側)の曲が、前に出た「似せられた」曲
つまり、「上」が「下」に似ている、となっていて、
「上の曲」を中心に話を進めていますので、ご注意ください。
と、ここまでほとんど前回と同じことを書いています(笑)。
では、早速!
◎事例1(2-1)

Mr. Soul Buffalo Springfield (1967)
↓
(I Can't Get No) Satisfaction The Rolling Stones (1965)
いきなり超大物同士、しかも超有名曲。
バッファロー・スプリングフィールドのこれは、ギターリフが、
ローリング・ストーンズのロック史に残る名曲にそっくり。
テンポを速くしてよりスリリングになっています。
歌メロは特に似ていないのですが、カッコよさはよく似ている!
◎事例2(2-2)

Now You're Gone Whitesnake (1989)
↓
It's The Same Old Song The Four Tops
ホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデイルは、
フォー・トップスのこの曲のサビを導入部に持ってきて、
サビにはインパクトがある別のメロディを用意しているあたり、
知能犯ですね(笑)。
ホワイトスネイクには、Standng In The Shadowという曲もあって、
これもトップスのStanding In The Shadows Of Loveと、
曲は似ていないですがタイトルとイメージをいただいていて、
デヴィッド・カヴァデイルがフォー・トップスを好きなことは
想像に難くないですね。
そして余談というか派生ですが、
ホワイトスネイクのこの曲の冒頭の雰囲気が、
アイリーン・キャラのFlashdance...What A Feeling
にも微妙に似ていて、これがそこはかとなく楽しんです(笑)。
◎事例3(2-3)

Life In One Day Howard Jones (1985)
↓
Walking In Your Footsteps The Police (1983)
ハワード・ジョーンズのこの曲のサビ(Bメロ)が、
ポリスの曲の導入部に、ほんとそっくり。
これはどちらもリアルタイムで知ったもので、
まだ10代だった僕には印象深いものでした。
ただ、ハワード・ジョーンズの曲には明確なサビがありますが、
ポリスのほうは、展開部を一度はさむものの、
基本的には同じ部分を繰り返していて、シングルの曲としては、
ハワードのほうが向いているように思います。
◎事例4(2-4)

I Wish It Would Rain Down Phil Collins (1989)
↓
Wish You Were Here Pink Flyod (1975)
フィル・コリンズとピンク・フロイドのこの2曲、
どちらの曲にもタイトルに「wish」が入っていますよね。
そしてどちらの曲も、そのタイトルの言葉がそのまま
サビのメロディに使われているのですが、
そのサビのメロディが似ているのは、必然のようにすら感じます。
英語は、音で意味を表す言語だからなのかな。
そしてどちらも叙情的で感動的な曲作り。
◎事例5(2-5)

Hard Luck Woman Kiss (1976)
↓
Maggie May Rod Stewart (1971)
この2曲は、部分部分を並べてもあまり似ていませんが、
アコースティック・ギターの鳴らし方から歌い方、その他、
曲全体の醸し出す雰囲気は、驚くほどにそっくりで、
商才に長けたキッスのこと、狙ったとしか思えないですね。
どっちを先に知ったかで世代が分かるとよく言いますが、
僕はロッド・スチュワートを先に知りました。
あれっ、これじゃかえって混乱するかな(笑)。
それはともかく、キッスを後から聴いて、
ほんとに最初はカバーだと思ったくらいです。
でも、これは憎めないですね、だっていい曲だもん。
そして僕個人としては、今回の中では最も似ていると思います。
◎事例6(2-6)

与作 北島三郎 (1978)
↓
Ain't No Sunshine Bill Withers (1971)
ここで意外な展開に(笑)。
或る日、僕がビル・ウィザースのベスト盤を聴いていて、
この曲がかかると、横にいた弟が、
「与作に似てないか!?」と言いました。
えっ、まさか・・・ビル・ウィザースと北島三郎だよ・・・!?・・・
あ、ほんとだ、似てるわ(笑)。
といって、似ているのは曲の歌い出しの部分だけで、
「与作」にあるダイナミックなBメロに当たる部分は
ビル・ウィザースのほうにはないのですが、でもやはり、
ビル・ウィザース=Ain't no sunshine when she's gone
北島三郎=与作はぁ木ぃを切るぅ~
この部分は、入れ替えて歌えるくらい、
旋律も抑揚も節回しも音の伸ばし方も、よく似ています。
一度お試しあれ(笑)。
なお、「与作」のCDは持っていないので、
写真はいつもの「非イメージ映像」ということでお許しを・・・
◎事例7(2-7)

I Know (I Know) John Lennon (1973)
↓
I've Got A Feeling The Beatles (1970)
この2曲は、どちらもジョン・レノンが弾いている
ギターのイントロがそっくり、というか、同じです。
具体的にギターの弾き方を説明すると、コードはAですが、
人差し指で1から4弦までの2フレットを、小指で5フレットを押さえ、
浮いた中指と薬指で2、3弦を押さえたり放したりして、
装飾音を交えて弾いています。
こういう場合は、「セルフパクリ」、とでもいうのかな(笑)。
ただし、ビートルズのほうはポール・マッカートニー作曲で、
歌が始まると、さほど似てはいないですね。
00

今回の事例報告は以上です。
いかがでしたか!
(いつものように小林克也風に)
最後の写真は、記事に使うために撮ったものですが、
そのCDの曲を結局はボツにしたので、CDの部分を
PCのペイントによる手書きで描いたものです。
前回は10曲を取り上げたのですが、
今回は(から)7曲に減らしました。
しかしそのおかげで、既に第3集の分のネタがたまりつつあり、
次回はあまり間を置かないで上げるかもしれません。
Posted by guitarbird at 23:29
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