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ゴジュウカラを見習うと、違った視点が得られるかも・・・
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2013年10月13日

虹に向かう電車

01
虹に向かう電車

昨日、今日と、札幌周辺では天気が不安定。
秋の割には強い日差しに見舞われたかと思うと、少しして雨、
たまに天気雨、その後曇り、でもまた晴れるを何度か繰り返しました。

しかし、不安定な天気は、虹というきれいな贈り物をくれました。

昨日から札幌のFacebook友だちの間では
虹の写真を上げる人が何人もいたように、こちらではおそらく、
虹の話をした人がたくさんいるかと思います。

それでは僕も。


02
虹に向かう電車

昨日は土曜日だけど休みで、朝からA公園へ。

しかし、家を出たとたん、円山にかかる虹を発見。

虹は北西の方向に出ていて、A公園はそちら側は山が切れて
視界が広くとれますが、別の場所に行くことにしました。


03
虹に向かう電車

虹と市電を撮りに。

車に乗っている間、どうか虹よ消えないでと願いましたが、
虹は消えることなく、ひとまず最初に出会った電車と虹で撮れました。

目指したのは別の場所でしたが、朝は電車が少ないので、
出会った時に先ずは撮っておこうという1枚。


04
虹に向かう電車

目的地はここ、「電車事業所」と「中央図書館前」の間、
藻岩山が背景に見える場所。

ちょうど藻岩山「平和の塔」の向こうから虹が上がり、
半円を描いて地面に飲み込まれていました。


05
虹に向かう電車

電車が来ました。

虹に向かって走る電車。

来た車両が「リボン」の広告電車、
楽しげなイラストが虹にはちょうどよかった。


06
虹に向かう電車

虹が消えない、もう少し撮ることにしました。

朝は、人や車が少ないのはいいけれど、
電車の運行間隔があいているのが泣き所。

虹はまだ出ているかな、どの電車が来るかな。


07
虹に向かう電車

来たのは新型車両A1200形。

つくづく、僕は新型車両運がいいんだなあ、と。
まあ、他は別に運はよくないんですけどね(笑)。

ただ、虹がもう消えかかっていました。

残念、あと2分早ければ、でも仕方ない。

この後、予定を変更して、別の場所で市電を撮ることに。


08
虹に向かう電車

「西15丁目」電停前の空き地、よく行く場所ですが、
撮っている間にまた虹が出てきました。

しかし、虹はまたすぐに消え、ここで撮れた虹と市電はこれだけ。

このA公園へ。


09
虹に向かう電車

ところが、A公園に着くとまた虹が。

しかも二重の虹。

ただ、車を降りて視界がいい場所に向かって歩いている途中は
上の虹がもっとはっきりと見えていたのですが。


10
虹に向かう電車

虹の始まりが見えました。

円山から出ていたようですね。

自宅で用事があり、この後帰宅しましたが、
昨日はまだ何度か虹がでていたようです。

そして今日も、虹を見たという人が。

札幌は、虹の週末でした。


11
虹に向かう電車

虹を見た犬たち、いや、ただの帰りの車の中(笑)。

ところで、「虹」という感じはどうして「むしへん」なのでしょうか?
読了した「丸谷才一の日本語相談」には、まさにその話題がありました。
一部抜粋して紹介します。


「虫」を今のわたしたちはムシと読んでゐる。
しかし本来は、ムシと読むのは「蟲」のほうだった。
「虫」はヘビあるいはマムシと読むのが正しいのです。
ところが「蟲」は画数が多くて書くのが面倒なため、
その略字として「虫」を使った。
やがて国語改革でこれが新字と定められた。
その結果、「虫」が「蛇」を意味することが忘れられてしまったのです。
ところで、ムシヘンの字には「虯」(きゅう・みづち)および
「蛟」(こう・みづち)があります。
「虯」は龍の子あるいは角のない龍の意。
そして「蛟」は龍の一種の意。
どうして龍が虫なのか思ふかもしれませんが、古代中国人は、
龍はときどき蛇になると思ってゐたのです。
そして、蛇は雨を降らせるし、その蛇はしばしば
人間の前に虹の形で出現すると信じてゐた。
あのきれいな虹から蛇を連想するとは、
われわれ日本人にはどうもむづかしいが、
彼らはあの弧形を眺めて、天の蛇と見立ててゐたわけだ。
(中略)
(では)、「虹」のツクリが「工」なのはどういふわけか。
「工」は「穴をあけて突き通す」という意味ですね。
虹は天をつらぬくので、「虫」に「工」を添えたわけです。
ところで、漢字はややこしいおので、「虹」は雄のニジをいひ、
雌のニジのことは「蜺」というのだそうです。
音はゲイ、ゲツ、ゲチ(引用者注:訓読みは同じく「にじ」)。
何でもニジが二つ出たときに、色のあざやかなほうを雄とし、
暗いほうを雌とする由。
まるで動物の雌雄だなあ、と思ったとたん、さうだった、
もともと龍だし、蛇なのだもの、動物にきまってゐるぢゃないか、
と気がつくわけです。


そうか、龍のつがいを見たわけだ。


12
虹に向かう電車

最後は、虹のような立派な格好の(!?)マーサ。

またいつか虹と市電が撮れるといいなあ。








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