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2013年07月18日

最近買った旧譜CDをさらりと2013年7月

01
最近買った旧譜CDをさらりと2013年7月

このCDは4枚目です。

最近買った旧譜さらりと記事です。

今月は8枚、長いので早速いきます。



☆1枚目


ORIGINAL ALBUM CLASSICS 5CD
Gipsy Kings


ジプシー・キングスの例の(チープな)紙ジャケ5枚組。
Bambleo、Djobi, Djobaは日本でも大ヒット、20年以上前のこと。
最近でもCMに曲が使われ、彼らは日本では定着した感がありますね。
僕も1枚目は持っていたのですが、家庭内行方不明になっており、
Amazonでこの5枚組の存在を知って欲しくなり、買いました。
ロックバカの僕をいろいろな方向に目を向けさせてくれた人たちですが、
今聴くと、ヴォーカルのニコラス・レイエスの声がすごい、と。
ヴォーカリストとしても稀有の存在であることが分かりました。
2枚目以降も少しずつ聴いてゆくつもりでしたが、久しぶりに聴いた
1枚目があまりにもすごく、まだそこで留まっています・・・(笑)。
もちろんひととおり音飛びチェックで聴きましたが、この音はいいなあ。
ただ、昔ラジオで聴いたHotel Californiaはサントラか何かの
編集盤だったのか、ここには入っていなかったのが残念。
ところで、僕は、彼らの名前がGipsy Kingsであることを、
今回これを買うまで知りませんでした。
普通は"Gypsy"だと思うのですが、そうか彼らもBeatlesと同じく
スペルを変えるロック的な名前だったんだ、と。
この中のアルバムGIPSY KINGSの記事はこちらをご覧ください。



☆2枚目


L.A. WOMAN 40th ANNIVERSARY EDITION
The Doors
 (1971)

ジム・モリソンの声が嫌いなはずだったドアーズ(笑)。
ジム生前最後のアルバム40周年記念盤が出ていることを知って購入。
僕はドアーズは有名な曲をさらりと知っている程度なので、
アルバムとしてまともに聴こうとしたのはこれが初めてかもしれない。
これ、思っていたよりもアメリカーナ的な響きが強いと感じました。
2枚目とかはアートワークに引っ張られてフランスっぽいような
イメージを勝手に作り上げていたので、この荒々しさはなんだろうと。
もちろんそのイメージが違う可能性大だけど、ち密さよりは大胆さを
追い求めようとしていたのが最後の頃だったのかもしれない。
ドアーズはヴァル・キルマーがジムを演じた映画を観てよかったけれど、
最後の頃はどうだったのかな、覚えていない、でも、ジム・モリソンも
それまでと同じであればあのようなことにはならなかったはずで、
最後のアルバムというのは何にせよ胸に詰まるものがありますね。
ドアーズはやっぱり少しずつ聴いてゆこう。
なお、僕がドアーズをあまり好きではないもうひとつの理由が、
ベーシストがいないことなんです。
低音部はレイ・マンザレクのキーボードが担当していますが、
やっぱりベースが好きですからね、僕は。



☆3枚目


DJANGOLOGY
Django Reinhardt


ジャンゴ・ラインハルトは広い意味でのジャズの人で、名前だけは
知っていましたが、今回初めてこの編集盤を買って聴いてみました。
知らない人なので、ウィキペディアから短く抜粋し引用して紹介。
ロマ音楽とスウィング・ジャズを融合させた
ジプシー・スウィング(マヌーシュ・スウィング)の創始者として知られる。
しばしば「ヨーロッパ初の偉大なジャズ・ミュージシャン」とも評され、
短い生涯で後世に多大な影響を与える多くの傑作を発表した。
1953年に43歳で逝去。
ロマ音楽とはヨーロッパのジプシーの音楽のことですが、
僕は、ひとまず買って何も読まずに音楽を聴いているときから、
変わった響きの面白い音楽だと思っていて、なるほど合点しました。
本格的なジャズではなく、ラグタイムなどの影響もある緩い音楽ですが、
ジャズがまだまだ普通のポップスだった時代の音楽ともいえます。
温かみがある音楽でかかっていると楽しくなる雰囲気ですね。
ところで、僕がこれを買ったのは、ブラック・サバスつながりでした。
弟が聴いているヘヴィメタル系のラジオで、サバスのギタリスト
トニー・アイオミの話を紹介していて弟がそれを僕に話してくれた。
トニーは左手の2本の指を工場労働者だったころに事故で切断し、
ギターを弾くことを諦めかけていたところ(彼は左利き)、職場の人が
同じく事故で指を失ったジャンゴ・ラインハルトの音楽を教えてくれて
それを聴いて勇気づけられ、自分でもやる気になったのだという。
この話は今ウィキペディアを見ても載っていたので有名なのかな、
でも僕は初めて聴いて感動し、音楽も聴いてみたくなったのでした。
音楽はほんとにいろいろなところでつながっていますね。



☆4枚目


I WANT YOU
Booker T.
 (1981)

ブッカー・Tは新譜が出たばかりで、そのうち紹介しますが、
これはそのタイアップ(!?)として6月に出たリイシュー盤。
聴いて驚いた、これはディスコじゃないか。
81年だからもうディスコも終わりに近い頃でしたが、まさか
ブッカー・Tほど古くからやって来ている人がこれをするなんて。
と思ったと思われるかもしれないけれど、さにあらず、これがいい。
元々スタックスのハウスバンドでリズムには敏感な人だろうから、
安易にブームに乗ってディスコをやってみたというのとは違う、
自分のやり方の中に元々ディスコっぽいものもあっただけだと思う。
とってつけたような不自然さはまるでないし、ディスコで大売れした
そんじょそこらの人よりも本格的なディスコサウンドともいえ、
踊りに必要な音楽の本質をしっかりと捉え、安心して聴けます。
おまけに曲がよく、表題作はマーヴィンの曲ではなく自作、これもいい。
1曲目はマライア・キャリーのEmotionsに音作りがそっくりで、
もちろんマライアが後、なるほど元ネタはここだったんだと納得。
予想外に聴き応えがある充実した1枚で、僕はますます
ブッカー・Tのことが好きになり、敬意が増しました。
Amazonのリンクになぜか写真がなかったので、
01のポーラが紹介しているCDがこれになりますが、でも、
唯一引っかかったのが、セミヌードのこのジャケットかな・・・
そういうイメージの人じゃなかったからですが、これも時代なのかな。


02
最近買った旧譜CDをさらりと2013年7月

閑話休題。

外に出て2日目のマーサ。



☆5枚目


TOUCH ME IN THE MORNING
Diana Ross
 (1973)

ダイアナ・ロスのヒット作の2枚組エクスパンディド・エディション。
モータウンのリイシューに熱心なHip-Oレコードからリリース。
先日、声があまり好きではない歌手の記事(こちら)を上げましたが、
ダイアナ・ロスはそもそもの声が僕は大好きです。
ソウル歌手としてはあまり評価されていないようですが、逆にいえば
アイドル歌手としては抜きん出た実力者といえるのではないかと。
時々むしょうにその声を聴きたくなり、スープリームスのベスト盤を
車に積んであるほどですが、脱退後のアルバムはまだ1枚しか
持っておらず、ベスト盤だけだったので、これを買ってみました。
表題曲だけ知っていましたが、魅惑のソプラノが天空を駆け巡る
大胆なこの曲はダイアナにしかできない芸当。
それ以外はまあ普通にいい曲ですが、注目はImagineのカヴァー。
アレンジも何もないダイアナの声でただ歌っているだけですが、
その曲が当時与えた感銘はほんとうに大きかったんだな、と。
Disc2は別テイクなどを集めたマニア向けのものだけど、そもそもこの
アルバムがこれしか出ていなくて安かったのでこれで満足です。
声がいいのはやっぱり大きな魅力ですね。



☆6枚目


VULNERABLE
Marvin Gaye
 (1997)

マーヴィン・ゲイのこれは弟に東京で買ってきてもらったもの。
弟が行く度に、レコファンとディスクユニオンで探してきてほしい
中古CDのリストをメールで送ってあれば買ってもらうのですが、
今回はマーヴィン・ゲイの国内盤紙ジャケットSHM-CD盤が
一気に4枚も手に入りました。
そのシリーズは途中まで集めて止まっていたのですが、残りが
みなソウルではないものだったのが進まなかった理由でした。
このアルバムは、端的にいえば、アメリカン・スタンダード路線を
マーヴィン・ゲイが歌うとどうなるかといった内容。
1979年頃に録音しリリースするつもりでいたのが、会社の許可が
下りずにお蔵入りとなっていたもので、死後暫く経って漸く出ました。
それこそとろけるような繊細な歌い方で、マーヴィンは実はこんな歌手に
なりたかったんだという夢を実現した、感動的な一遍。
ただ、やはり、ソウル歌手としてもうほとんど生ける伝説になっていた
当時にリリースするのは、会社は恐かったこともよく分かります。
マーヴィン自身はいい意味でそれほどソウルにこだわりがなかった、
ということも推察され、ちょっと複雑な気持ちにもなりますが、
音楽としては極上の響きであることには違いありません。
不世出の歌手、それはまさにマーヴィン・ゲイのためにある言葉。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。



☆7枚目


COME ALIVE AT BUDOKAN?
John Hiatt
 (1994)
 
ジョン・ハイアットのこれも弟に東京で買ってきてもらったCD。
タイトルの通りライヴ盤ではありますが、日本の武道館で
収録されたものではありません、先ずはそこを強調しておきます(笑)。
ひとつのコンサートではなく、1994年の全米ツアーから選ばれた曲が
集められたライヴ盤ですが、ライヴとしては音質がかなりいいですね。
音の分離がよくて聴きやすく、拍手の音も小さめに入っています。
僕はジョン・ハイアットは一昨年から真面目に聴き始めましたが、
新しいほうから聴いているので、ここに入っている古い曲はほとんど
知らないのですが、やっぱりジョン・ハイアットはジョン・ハイアット。
と、大好きになった今は素直にそう思うのですが、これが出た時は
なんともふざけたジャケットだと笑うに笑えない心境になりました。
当時はリトル・ヴィレッジが気に入って注目していたのですが、
そのユーモアについてゆくことができませんでした。
でも、ジョン・ハイアットを聴くようになるとやっぱりこれが欲しくなり、
ネットで中古がかなり高かったので、弟が1500円以下で見つけて
もちろん即決で買ってきてもらうことにしました。
いや、それにしても面白いジャケット、とまあ僕も現金なこと(笑)。
曲では、僕はアーロン・ネヴィルで知ったFeels Like Rain、
実はジョン・ハイアットの曲だったんだ、知らなかった・・・
でもなんだかうれしい、作曲家としてはやはり優れた人ですね。
そしてまた音楽がつながった。



☆8枚目


THE MAGNIFICENT MOODIES
The Moody Blues
 (1965)

今月最後はムーディ・ブルースを。
これを買ったのは、「ベストヒットUSA」でポール・マッカートニーの
WINGS OVER AMERICA(記事はこちら)の特集が組まれ、
デニー・レインが歌うGo Nowのライヴ映像が流れたこと。
デニー・レインはムーディ・ブルースの初期のメンバー。
オジー・オズボーンもカヴァーアルバムで歌っていたけれど、
オリジナルは聴いたことがなかったので探すと、リイシュー盤が。
ただこれも彼らのオリジナルではなく同時代のカヴァーですが、
よりヒットして広く知られたのは彼らのものだったとのこと。
音楽的にはいかにもR&Bフリークの集まりだった1960年代
英国勢というもので、ヤードバーズに近いものを感じましたが、
その手のビートグループは僕は実はまだあまりよく聴いていなくて、
曲はいいしやりたいことも伝わってくる、これはいい、と思いました。
ただ、デニー・レインの歌は、決して下手ではないんだけど、
僕にはいささか感情移入過多に聴こえ、アルバム通してずっと聴くと、
少々疲れてしまう、そんな感じがしました。
ローリング・ストーンズで有名なTime Is On My Sideが最たるもの。
逆に2、3曲ならとってもいい味わいがある声の主だと思うけれど、
ポールもその辺は分かった上でステージやアルバムでも少しだけ
歌わせたのだろうな、とも思いました。
ムーディ・ブルースはデニーが抜けた2枚目以降は大手の
Universalからリマスター盤が出ていて揃っているのですが、
実際はほとんど聴いておらず、これから聴いてゆこうと思いました。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。


03
最近買った旧譜CDをさらりと2013年7月

いかがでしたか!

このところ札幌は、夏日にはなるけれど平年並み、
暑い、でも昔の北海道の夏はこんな感じだった、という日々。
高校生の頃は、ひと夏に30度行く日が5日あれば暑い夏でしたから。

とはいえ、ハウにとってはやっぱり暑い(笑)。


旧譜記事は、うっかり、先月上げていなかったがために、
1回では紹介し切れないくらいなってしまいました・・・

多分、8月になってすぐにまた上げると思います。

もちろん、それまでに何枚か増えるのだろうけど・・・(笑)






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最近買った旧譜CDをさらりと2013年7月