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2013年03月20日

最近買った新譜CDをさらりと2013年3月の2

01
最近買った新譜CDをさらりと2013年3月の2

新譜CDの記事です。

01は、今回紹介する1枚のジャケットの「逆」イメージです。

今月は既に一度、13日前に上げたばかりですが
3月に入って新譜ラッシュ、さらには大物も控えている中、
月内2度目になるけれど、上げないと追いつかないので。

長いので早速行きます。



☆1枚目


MAKING MIRRORS
Gotye 
メイキング・ミラーズ
 (2011)

先ずは前回のグラミー賞の続きというか、今年の
グラミー賞でSomebody That I Used To Knowが
The Record Of The Year「年間最優秀レコード賞」を
受賞したゴティエのアルバムも聴いてみました。
これ、素晴らしい!
シンガーソングライターとのことですが、バンド的ではなく
サウンドに凝って作り込んでいる人ですね。
実際、ほとんどの楽器をひとりで演奏し歌っています。
その音は万華鏡のようにいろいろなところから音が出てきて、
きらびやかで楽しくかつ奥が深い、そんな響きです。
そのくせ、アナログ的な暖かい響きでほっとする。
グラミーを取った曲は、昨年、「ベストヒットUSA」を見始めた頃に
ヒットしていて毎週少しずつだけど聴いていて、いい曲だなと。
ただ、次の曲がチャートに上がっていなかったので、アルバムを
買おうかどうか迷っているうちにグラミーを迎えてしまいました。
結果としては先に買っていても気に入ったとは思うのですが、
でも、そこまで思ったのなら買っておきたかった、とは、見栄(笑)。
グラミー授賞式では、あのプリンスがこの賞を発表しましたが、
それを見て、音への心配りがどこかプリンスにつながるものが
あるなと感じ、そこがますます好きになったところかもしれない。
プリンス大好きですから。
曲は、ピーター・ガブリエル風、ボブ・ディラン風そして
モータウンそのままというのもあって、件の曲以外も粒揃い。
そこを過小評価して買わなかった僕、あらためて自省の念が。
全体の響きが前向きになれそうなのがまたいいんですね。
優しいというか、人間味がある音楽だなと感じます。
そしてこのアートワーク、音のイメージそのままで素晴らしい。
なお、詳しくはこちらの別BLOGの記事をご覧ください。
今の時代にも素晴らしい名曲が生み出されているのは
ほっとするものがありますね、なんて、もうすっかり老人(笑)。
ともあれ、これは聴きやすくて素晴らしいアルバムです。



☆2枚目


GREATEST HITS
Jewel
グレイテスト・ヒッツ


ジュエルの新譜は新録音が入ったベスト盤。
僕の中では新しく出てきた人だけど、デビューは1995年だから、
それでももう18年なんだなあ、とほほ、が入ってしまう(笑)。
近年はUniversal系のカントリーのレーベルに移籍していますが、
Warner系のこのベストはそこからも曲が入っているのはうれしい。
企画ものを除いてアルバム7枚だから、ベスト盤1枚には
ちょうどいいけれど、でも、何かこう、選曲以外でもしっくりこない。
最初はシングルヒットを出していたけれど、そもそもジュエルは
アルバムで聴く人である、そのことが逆によく分かりました。
1曲も入っていないアルバムもあるのもなんだか寂しいし。
選曲は、ベスト盤は人によって違うので何も言わないけれど、
僕がいちばん好きな彼女の曲のうちの1曲が入っていないのは、
ファンとしての密かな矜持を感じました(笑)。
それでも、You Were Meant For Meは彼女のみならず
ポピュラー音楽史上に残る名曲だし、Foolish Games素晴らしい、
Who Will Save Your Soulはすごさを再確認、などなど、
聴いているともちろんいいですよ。
新録音のうちTwo Hearts Breakingは新曲で今の彼女の路線。
他2曲、You Were Meant For Meはムード優先の緩い演奏、
原曲が死ぬほど好きな僕、当然、これは僕には合わない・・・
Foolish Gamesは今が旬のケリー・クラークソンがゲストで、
これはまだいいかな、若手の前で彼女の歌は余裕で響きます。
ジュエルを聴いてみたいという人にはお勧めできるけれど、
でも、やっぱりアルバムを先にお勧めしたいなあ。
ただ、ベスト盤がなかったので出たことには意味があります。
さて、ジュエルは今後は、どこに向かってゆくのかな。



☆3枚目


OLD YELLOW MOON
Emmylou Harris & Rodney Crowell
オールド・イエロー・ムーン
 

エミルー・ハリスの新譜は、ロドニー・クロウェルとの
2人の名義による共同制作盤、つまりコラボレーション。
僕は申し訳ない、ロドニー・クロウェルは知らなかったのですが、
1950年生まれのカントリーのシンガーソングライター、とのこと。
僕はカントリーをよく知っているわけではなくむしろあまり知らない
けれど、まだ名前すら知らない大物がたくさんいるんですね。
でもこれで覚えました。
ちなみに、裏ジャケットは2人がハグしている写真ですが、
エミルーの頭のてっぺんがロドニーの鼻にも達していなくて、
この人は大きい人なんだなあ、と(笑)。
エミルー・ハリスは、マーク・ノップラーと共演の名盤
ALL THE ROADRUNNING以降は買って聴いているのですが、
その限りにおいて、今作はいちばんカントリーらしいと感じました。
多分多くの人が普通にイメージするカントリーの音です。
前作はむしろアメリカのルーツを探るような音だったし、彼女、
意外と「どカントリー」ではないんだなと思っていたので、
これはなんだか「裏の裏は表」的なカントリーテイスト満載。
ひとりじゃないので、そうなるのは必然かもしれないけれど。
エミルー・ハリスの声は相変わらずコケティッシュで素晴らしく、
特にSpanish Dancer、しみいるような静かな演奏に乗せ、
情感豊かを通り越して崩れそうな声が絶品ともいえる曲。
ロドニー・クロウェルの声はちょっと気取った感じに響いてくる、
でも聴きやすくていい声だと思います。
このスタイルの中でいろいろ手を尽くして聴かせてくれる、
とても充実したアルバム。
表題曲Old Yellow Moonには心がとろけてしまいそう。
僕はカントリー系は時々聴くくらいだけど、このアルバムは
その時々にいつも最初に思い浮かべる1枚になりそうです。



02
最近買った新譜CDをさらりと2013年3月の2

閑話休題、ラムズの羊の上で寝るポーラ・・・



☆4枚目
 

MEMPHIS
Boz Scaggs
メンフィス


ボズ・スキャッグスの新譜は、ブルーズやソウルのカヴァー集。
またベテランのカヴァー集か、というのはもうなしにしよう(笑)。
これが実際に充実の出来栄え、かなり気に入りました。
いつものようにまだまだ不勉強な僕は、知っている曲は、
ブルック・ベントンのRainy Night In Georgiaだけでしたが、
だからかえって普通の新作として接することができます。
ビルボードのブルーズのチャートに入ったそうですが、でも
全体のイメージはブルーズと一言では言い切れない。
僕が感じたのは、スタックスのソウルの演奏を担っていた、
ブッカー・T&・ジ・MGズの演奏に近い、というもので、
つまりはタイトでロック的な部分を持っている演奏でした。
また、ボズ・スキャッグスはAORの代表的な人ですが、
今回のアルバムはあくまでもタイト、引き締まっていて、
ソフトでメロウという響きではないと感じました。
まあでも、僕は、ボズ・スキャッグスを聴くようになったのはもう
40歳近くになってからですが、それまでの先入観とは裏腹に、
意外と手応えがあるロックなんだ、と思ったくらいだから、
僕にはこれが彼のやりたいことなのだと素直に思えます。
ただ僕は、ボズのAOR時代が嫌いとか良くないとか、
そういう言い方はしません、実際好きだし、そこは誤解なきよう。
昔はサンタナとも張り合ったというギター野郎だったそうですが、
今回の新譜は、ジャケットでガンメタルグレイのストラトを持ち、
裏には同じ色のテレキャスターも立っているなど、ギターへの
気持ちが復活し大きくなったようでうれしいですね。
カッコいいですよ、やる気が感じられます。
これからますます期待できる、そんなことを感じさせる1枚です。
その前に、過去のアルバムをまた出してきて聴き込もう。



☆5枚目
 

THE NEXT DAY 
David Bowie
ザ・ネクスト・デイ
 

デヴィッド・ボウイ10年ぶりの新譜に関する最新のニュースを
先ずはオリコンのネット記事から引用して紹介します。
「66歳」英デヴィッド・ボウイが歴代最年長Top10入り
英ロック歌手、デヴィッド・ボウイ(66)の通算30作目のアルバム
『ザ・ネクスト・デイ』(13日発売)が発売初週1.8万枚を売り上げ、
3/25付週間ランキングで初登場5位を獲得した。
ボウイにとってTOP10入りは、1993年4/19付の
『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』が4位となって以来
19年11ヶ月ぶりの快挙となった。
また、66歳3ヶ月でのアルバムTOP10入りは、2010年4/5付に
英ギタリスト、ジェフ・ベックが『エモーション・アンド・コモーション』
で樹立した邦・洋通じての最年長記録の65歳9ヶ月を
6ヶ月更新する新記録となった。
日本人最年長は小田和正の63歳8ヶ月。

昨日のスポニチにも載っていましたが、最年長云々はともかく、
洋楽聴きとしては、洋楽の話題が一般のニュースとして
取り上げられるのはうれしい限りですね。
そもそも、日本でも売れていることがうれしいじゃないですか。
ただ、意外だった、そうかボウイが最年長なのか。
例えば、ポール・マッカートニーが69歳8か月でリリースした
昨年のKISSES ON THE BOTTOMはTop10には
入らなかったんだ、それはちょっと寂しい、と話は逸れましたが。
ついでにいえば、2位がジェフ・ベックというのも意外といえば
意外な感じがしますね、なぜそれが日本で売れたのか。
さらに別のニュースでは、ボウイの新作は英国でもNo.1を獲得、
それはやはりBLACK TIE WHITE NOISE以来とのことで、
確かに当時はボウイらしさが戻ったと話題になったけど、
そんなに売れたんだなあ、意外にというか。
日本でもそれは売れた、だからブックオフに多いんだな(笑)。
これに先立ち、新譜が日本でリリースされた先週3月13日の
朝日新聞東京版の夕刊で、デヴィッド・ボウイの全面広告が出た
という話をFacebookで見ました。
「出火吐暴威」という漢字の当て字を題材に使い、ジャケットと同じく
真ん中を白くくり抜いてThe Next Dayとアルバムタイトルを記した
記事風のもので、僕は当然見ていないけれど、見たかったなあ。
と、枝葉の話から入りましたが、肝心のデヴィッド・ボウイの新譜。
これがとてもいい!
これはロック以外の何物でもないと感じました。
何を言うか、身もふたもない、と言われそうですが・・・
ロックのジャンルというかスタイルはいろいろあるけれど、
これは「ロック」という言葉でしか表現できない音。
つまり、ロックという音楽のど真ん中の音であり、
しかも最高の音を聴かせている。
もちろんボウイだって若い頃からさまざまな影響を
受けているはずであり、それ以上に、ボウイほどアルバムを
出す度に音楽のスタイルを変えてきた人はいない、
それくらいいろいろな音楽をやってきている。
でも、消化吸収がよくて、それに気づかない。
それこそがロックが向かっていた道なのだと思う。
それができてしまったのは、自らいろいろやってきた体験を
音楽に反映させることができる人だからでしょうね。
強いていえばこれ、デヴィッド・ボウイに似ているかな(笑)。
アートワークでは、自身の名盤"HEROES"のジャケット写真の
顔を隠すように白くくり抜いてThe Next Dayと入れるあたり、
これはボウイ以外の何物でもないことを物語っていますね。
ただ、このアートワーク、僕は、しゃれがきつすぎ、
遊び心が勝ちすぎ、正直少しがっかり。
「美意識」にこだわるボウイらしくない、と、僕は思いました。
曲も粒揃いで、若い頃のような強烈なインパクトはないけれど、
ボウイは曲にカタを持った人だから、ボウイらしい佳曲が並び、
そのうちどれかは名曲と呼ばれるようになるかも、という充実度です。
特にTWhere Are We Now? 、ボウイらしいバラード、Bメロでは
往年の名曲にも引けを取らない美しく流れる旋律が心を捉える。
Valentine's Day、ボウイ自身というよりは80年代英国勢を
彷彿とさせ、サビはやはり旋律がきれい。
How Does The Grass Grow?、 サビのハミング、ちょっとねじが
外れたような声で歌うのがとにかく印象的だけど、気になるのは、
ハミングの最後のほうに出てくるシンセベースの音が、
かのBillie Jeanの4つの音と似ているのは、じ単なる偶然?
僕が買ったのは3曲のボーナストラック入り、最近流行りの曲数が
違う2つのヴァージョンがリリースされたものです。
僕も結局は、ロックらしいロックはやっぱり好きですからね。
デヴィッド・ボウイの世界が完成したといえる1枚です。
ただ、ボウイのことだから、この次はまた、さらに壊して
先に進むのでしょうけど(笑)。
デヴィッド・ボウイは、実はというか、ジョージ・ハリスンのカヴァーも
素晴らしくかつ曲が粒揃いの前作REALITY、
妖艶さが復活したその前のHEATHEN、
オルタナの波が落ち着き自らを取り戻したさらにその前の'HOURSと、
これでここ4作、聴き応え十分の作品を作っているんですよね。
今回の新作。実は密かに期待して待っていて、
その通りの作品を聴かせてくれて満足です。



03
最近買った新譜CDをさらりと2013年3月の2

いかがでしたか!

01のハウのイメージは、このデヴィッド・ボウイの逆でした。

もう既に聴いた新譜CDも含め、次は4月早々に上げる予定です。








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