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2015年12月29日

今月の読書2015年12月号

01
今月の読書2015年12月号

今日はポーラ自ら車の外に出ました!

読書の記事です。

今月は5冊、1冊は「読んだ」とはいえないものですが。
では早速



☆1冊目


フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂新版
高野伸二
公益財団法人 日本野鳥の会


日本野鳥の会の野鳥図鑑であるこの本。
僕は中学時代に買ったハードカバーのを持っていますが、
改訂版が今年6月に出ていたことをつい最近知り、購入しました。
この本を著した高野伸二氏は30年以上前に亡くなっているのですが、
日本野鳥の会としては、この図鑑の素晴らしさを伝えてゆくために、
情報を更新し今の時代に合わせて出してゆくことにしたのだそうで、
今の版は後続の人の思いが詰まった1冊となっています。
新たに確認された種などは絵も含めて情報が加えられており、
元々が古いからといってもそこは今に対応しています。
この図鑑の良いところはなんといってもその絵にあります。
しかし、Amazonのレビューでは、「絵でがっかり」というものがあり、
そうかそういう考え方もあるんだ、と。
図鑑は必ずしも写真の方がいいとは限らない、というのが僕の考え。
写真の場合、撮影した時の光線状態(これ大きな要素)や角度により、
実際に目で見たものと写真が同じ色には見えないことが多々ありますが、
図鑑の写真と、実際に見たり姿や自分で撮影した写真の鳥が
「まったく同じ」に見えないと、初心者の人は特に
それが同じ鳥と断定できない場合も生じてきます。
写真のワナというか。
その点絵はイメージの一般化を人間の頭の中で行ったものであるので、
イメージとして伝わりやすくなる、と考えます。
オオルリの色なんて角度や光の当たり加減でかなり違って見えるし、
図鑑的な角度できれいに撮影できることも少ないですし。
もちろん、きれいな写真を見るのも図鑑の楽しみだから、その辺は
個人の好みによりますが、ひとつだけ言えるのは
「写真は絶対ではない」ということ。
この本はもちろんというかすべて読み切ったわけではないですが、
敢えてここで取り上げることにしました。
新しく加わった項目は僕も少しずつ読んでいます。
そしてこの本を買ってから実際に見た鳥の項目も。



☆2冊目


意味がなければスイングはない
村上春樹
文春文庫


こちらは既に記事にしました、詳しくはこちらをご覧ください。
なお、その記事の補足として、シューベルト・ピアノソナタD850、
アルフレート・ブレンデルのものはまだCDプレイヤーに入っており、
毎日のように聴いています。
どんな曲かようやく覚えました、やはり構造的に難しいのかな、
でもその難しさが面白さであると感じられるようになってきました。
よく聴くと印象的なフレーズも多いのですが、D850の場合は、
短い印象的なフレーズが散らばっているという感じです。
ウディ・ガスリーDUST BOWL BALLADSは思いの他気に入り、
クリスマスアルバムを聴いていた期間をはさんでまた聴いています。
この明るさが逆に事実の重たさを強調しているように感じます。
何より歌として歌メロがいいものばかりです。



☆3冊目


その道のプロに聞く生きものの持ちかた
松橋利光
大和書房


この本はネットで見つけてすぐに買いました。
生きもの好きとしてわくわくする本。
内容はその通りで、犬、猫からウサギやハムスター、フェレットなど
割と身近なペットから、カブトムシ、クワガタ、など身近な昆虫、
野山のカエルやヘビ、そしてペットのサソリやタランチュラなどなど、
接する機会が多い生きものの持ちかたを写真で説明する本。
持ちかたを学ぶのは、ペットとして愛情を持って接することの他に、
例えば車やテントの中に昆虫などある生き物が入り込んできた時に、
それをうまくつかんで対処するためにも覚えておくといいという。
なるほど、そういう視点もあるのかと。
プロというのはペットショップ店員、獣医さんなど。
でも、正直、持ちたくないものも扱っています。
ナメクジもそのひとつで、同類のカタツムリは殻を軽く持てばいいけれど、
ナメクジはどうするか? 結局割りばしでつまむのがベストだそうで、
そう聞くと少しほっとしますかね(笑)。
ではゴキブリ・・・知らなかったのですが、マダガスカルオオゴキブリ
というペットとして流通しているゴキブリがあるそうな。
でもそれ写真を見ると三葉虫みたいで、翅が退化しており、
あの翅がテカリがない分ゴキブリという感じはしない。
飼うのはさすがにだけど、一度実物を見てみたいと思いました。
で、家に出てくるゴキブリ、家族が嫌がる中でお父さんとしての
威厳を示すためとしてここでは話していますが、両手で上下から
優しく包んで持つ、その際に手の中にいるのはゴキブリではなく、
他の昆虫と思う、とのことでした。
ううん・・・
カブトムシは僕も小さい頃に飼っていたことがありますが、
そうそう、前の長い角と後ろの短い角の間に指を入れると
挟まれて痛かったことを思い出しました。
つつかれたり引っかかれたり噛まれたりといった危険を
細かく説明しているのは「実用書」らしい親切なところですが、
痛さの表現が控えめなところにもまたユーモアを感じます。
そう、これ、冗談と本気の間を行ったり来たりする、
そのユーモアが本として秀逸な部分でもあります。
今年買った本の「ユーモア賞」を送りたいですね。
この本は面白いのでA公園「森の家」で閲覧用に置いておこう。
ところで、うちのポーラは抱っこされると嫌がります。
足が地に着いていないと落ち着かないのかな。
マーサは普通に抱っこされるのが好きです。
ハウは、ううん、病院で抱き上げて診察台にのせたことはあるけれど、
「抱っこ」したことはないなあ(笑)。



☆4冊目


金子兜太の俳句入門
金子兜太
角川ソフィア文庫


今月の俳句の本はこれ。
入門の本は基本を確認できるのでいい。
まだ初期だから少しあけて別の本を読むと基礎が積み上がってなおいい。
でも、そろそろ、入門書を読むのは「逃げ」のような気もしてきました。
同じことが何度も出てくることも分かって来たし。
例えば、「俳句」と呼ばれるようになったのは子規からだから、
まだ100年と少ししか経っていない、、とか。
一方で単純に読書好きとしては、俳句入門書は本として面白いので、
まだまだ他を見つけて読んでゆきたい。
「逃げ」一辺倒ではなく攻めとしても読んでゆこうとも思う。
金子兜太は幾つかの句を他の本で接してきましたが、
ひねり具合がいいなと思いながら読んでいました。
今度は句集を読んでみよう。



☆5冊目


お食辞解
金田一秀穂
文春文庫


以前購入したことを紹介した本、読みました。
手を付けるまで長かったけど、読み始めたら1週間でした。
え、1週間が早いのかって・・・(笑)。
これは辞書のような形式だから、少しずつ読み進めていました。
これが面白い、非常に面白い。
金田一秀穂はお察しの通り日本語学者金田一春彦の息子であり、
祖父は金田一京助というお家柄、家族のことも時々触れられています。
短い文を積み重ねてゆく軽妙で洒脱な文章にまず引かれます。
各項目最後は落語のようにきちんとオチをつけているのもいい。
時々毒気があって、さらっと社会風刺しているのもいい。
例えば、「ロール・ケーキ」の話、元々あまりおいしいものとは
思っていなかったが、最近は流行っている、でも衣服と同じような
流行りが洋菓子にもあるのはどうなんだろう、「ティラミス」が出てきて
そういう流れが出来、「スウィーツ」と呼ばれるようになった、
でも今のロールケーキの流行りは「軽い」、といった具合。
本の構成として、この手のものは「か」「さ」「た」の項目が多い一方
後ろに行くほど少なくなっていくものですが、これは
「あ」から「ら」までほぼ均等にあるのがなんだか嬉しい。
なぜ嬉しいかって、僕は名前も苗字も「ま」行だから(笑)。
いちばん印象的だったのは「にんじん」の話。
日本ではにんじんは子どもが嫌いな野菜の上位に入るものだけど、
アメリカでは逆で子どもが好きな野菜の上位であるらしいという。
金田一さん個人の体験談として、アメリカに住んでいた時、
子どもたちのお弁当の中に煮たにんじんがごろっと入っていて、
サンドウィッチなどの後にそれをおいしそうに食べるのだという。
アメリカでは「キャロットケーキ」なるものもあるし、甘い物という
認識もあって子どもたちはにんじんが好きなのだろう、という。
なるほどね。
僕も実は10代の頃はにんじんの中の方の臭みが苦手で、
よく煮たり細かくしたものしか食べられなかったけれど、
今はスティックでも大丈夫だし、毎日夕食で何かに使っています。
他に紹介したいのは「マヨネーズ」について、「マヨラー」には
食生活の貧しさ、料理に興味を示さないものぐさな人の香りがする、と。
これも毒がある表現ですが、なるほどと大きく膝を打ちました。
もひとつ、「わさび」について、外国人に、日本の「わび」「寂び」とは
「わさび」を食べた時の感覚なのかと聞かれ、なんだか近いように
感じてしまうと書いている点も妙に納得しました。
そして金田一さんがこの本で強く訴えているのは、食べるということは、
大脳の働きであって、味覚の上に、視覚、情報、思い出などが
絡まっておいしいと感じるものだということ。
この本は読み進めている間ほんとうに楽しくてしょうがなく、途中から
早く読み終わるのがなんだかもったいなくなってきました。
願わくば続編、もしくは食ではなく他のテーマでこの「辞典」を
続けていただければなあ、と思いましたね。
いや、ひとまず食の続編が、やっぱり希望ですね。
この本は日本語と食への意識が強い人には絶対のおすすめです。


02
今月の読書2015年12月号

青空はカラーの方がいいな。


続いて、新たに購入したもの、12月といえばという3冊(点)を。





文庫手帳2016
安野光雅
ちくま文庫


毎年買っている文庫手帳。
毎年、コンサートにこれを持って行ってセットリスト書き込んでいますが、
2016年版には誰のリストが書き込まれるのかな・・・
ところでこれ、著者があって、安野光雅なんですね、絵ですけど、でも
その絵が好きで買うのだから当たり前のことか。





天文年鑑 スターウォッチング完全ガイド 2016年版
藤井旭
誠文堂新光社


こちらも12月に毎年、といって一昨年から買い求めているもの。
来年は3月9日に全国で部分月食が見られますが、
今年ほど大きな「天体ショー」はないかな、ざっと見たところ。





【ヒロシのひめくり】まいにちネガティブ。
前向きじゃなくても生きていける
ヒロシ
自由国民社

ヒロシは「笑点」で出てくると大笑いするんだけど・・・
「消えそうな芸人」ランキングからも消えたと自虐的に書いていたり、
なんだか逆に楽しそうなので買ってみました。
まだ見ていないのですが楽しみ。


【guitarbirdの書架から】

今月はちょっと変わった1冊を。



コンサイス英英辞典
三省堂


Facebookで英語の記事を読むことが増えました。
もちろん僕は英語の語彙力が乏しいので、机の横に
英語の辞書をいつも置いておこうかな、と思い始めていました。
それが先日、本が集まった棚(本棚ではない)を片付けていたところ、
この本が出てきました。
懐かしい、30年近く前、大学生になった頃に買ったものだ。
ケースに入ったままで暗い場所にずっとあったせいか割ときれいで、
せっかくだからこれを使うことにしました。
新たに買わずに済んで節約にもなりましたし、何だか得した気分。
英英辞典といってもこれ、短く日本語が添えられているんですよね。
だから説明の文章が分からなくてまたそれを引くという
「堂々巡り」もなくて便利、ちょっと見るにはちょうどいい。
ただ、そういう中途半端なものだから、版が重ねられなかったのかな。
今はもう出ていないし、古本でも3桁で安いもの。
家の中にはまだまだいい本が眠っているかもしれない(笑)。



03
今月の読書2015年12月号

ハウだけカラスから目が離せない・・・

正月休みが入る来月はもう1、2冊増やしたい。
でも、休みだからこそかえって早く時が過ぎてしまうんですよね・・・

来月はきっと小林信彦んさんのシリーズ新刊文庫を読むと思います。
先月読んで久し振りにやっぱり面白くて気持ちが盛り上がりましたが、
他のを読むことなくその気持ちを置き去りにしているので、
出たらすぐに読めそうです。

ところで、年末だから読書の記事も今年のTop6とか考えましたが、
この時期何でもかんでもそれは飽きるかと思い、読書の記事では
「年度末」、つまり3月にTop6なりを紹介することにしました。
率直に言って、主に心の準備をしていなかったからなのですが・・・(笑)。


最後も3ショット。

04
今月の読書2015年12月号

立ち上がったマーサ、背景と同化して顔がよく見えない・・・(笑)。








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この記事へのコメント
ギタバさん、こんばんは。
今夜もいささか?(・ω・^)酔っているのですがわさびマヨネーズは日本の誇り、なんのこっちゃ(;゜∀゜)ゝ”
侘び寂びって日本人でもようわからん感覚ですよね。
まさにひとそれぞれ、路地裏の錆びたトタンにそれを
感じる人もいればボビー・ブランドさんの涸れ切った喉に
それを感じる人(俺ですが)もいる訳やね。

金子兜太さんは名前の如く、兜蟹のような額が
印象的、いやエネルギッシュなイメージが侘び寂びの
枯れた雰囲気とは距離感を感じるのですが彼の
山頭火論には頷けるところが多いです。
あと山口誓子さんに通じるところもあるのかとも
思いつつももっと尾崎放哉を語って欲しいなぁ。

そしてもし読んでおらなないのであれば吉村昭の『海も暮れきる』を
お薦めしたく強烈に思い出した年の瀬でありました。

 犬をかかへたわが肌には毛が無い  放哉

 
Posted by ぽちわかや at 2015年12月30日 00:15
おはようございます。
冬らしい寒い朝です。霜が降りてうす氷が張ってます。

村上春樹のスイング....は、以前に読んだと思います(^^♪がスガ・シカオを取り上げてるのは意外でした。ファンクっぽく私も嫌いでは無いも音域が合わず、人前では歌わない歌手です。

金田一秀穂は「適当な日本語」を持ってます。言い回しやパソコン&ケータイ時代の漢字選びの解説が流石に面白い。漢字検定試験2級をボケ防止に受けてみようかな?!

俳句の本は、進んでますね。良い事です。
私は、サッパリですが(笑)

今読んでるのは、全て文庫本で
東野圭吾「歪笑小説」/売れっ子小説家の内輪話風もツボを外さないのは流石。

池波正太郎「谷中・首ふり坂」「幕末新選組」
谷中の地名には弱い(笑)

伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」「魔王」この作家は、題名の付け方が上手い。中身は?(笑)

割と読む時間が最近は多いです。

さて大掃除の続きを午前中にしますか。
Posted by matsu at 2015年12月30日 09:31
ぽちわかやさん、こんにちわ
私も今やお好み焼きにマヨネーズは欠かせなくなりました。
あとマヨネーズとケチャップでよくドレッシング作って野菜食べます。
「侘び寂び」は確かにそうですね。
同じ例えば曲を聴いてもその時の気持ちでそれを感じることもあれば、
そうではないこともあるかもしれないし。
ぽちわかやさんはボビー・ブルー・ブランドに侘び寂び感じるんですね。
それを受けて、ですが、自分はどうだろう。
今思ったのですが、「考えて」しまうと自分でも分からなくなります。
「侘び寂び」は、さらっと感じる感覚なのかもしれないですね。

金子兜太には侘び寂びとの距離を感じるのですね。
私は幾つかの句しか読んだことがないですが、その少ない中では、
力がある句を詠む人というイメージが出来上がりつつあります。
山口誓子に通じるものがあるというのは、誓子はそれよりは
幾らか多く句を読んでいて、なるほどそういうことかと思いました。

尾崎放哉はちくま文庫買いましたがまだ読んでいません。
でも他の句集よりも読もうと思うことが多い本ではあります。
というか今ここで次読んでみようかとちょっと思いました。
吉村昭のそれは知りませんでした、ありがとうございます。
大学時代に羆のを皮切りに4冊連続読んだことがあります。

放哉の句の紹介もありがとうございます。
犬を抱えることにかけていただいて感謝です。
いやそれにしてもハウは重い(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月30日 13:01
matsuさん、こんにちわ
村上春樹のこの本はその時読む人がどんな音楽に心が向いているかが
分かって面白いかもしれないですね。
私は今回はなんといってもシューベルトでした。
昨年からまたクラシック熱心に聴き始めましたが、以前から
シューベルトはどういう人なのかつかみどころがないと感じています。
今回これを読んで、そのイメージあまり変わりませんでした(笑)。
でもそのイメージを補強された、そんな感じはします。
あとスタン・ゲッツ1枚買ってみようかと。
スガシカオは、聴かない、以外はノーコメントでお願いします。

金田一秀穂の本は、年明けに小林信彦の新刊文庫を買う時に
書店に行くので探してみようと思います。

東野圭吾は、ううん、申し訳ない、接点ないですね。
書店員の友だちと以前その人について話したことがありますが、
自分も読んだ方がいいのかなと聞くと、お前が書店に務めているのなら
読んだ方がいい、と言われたことを思い出しました(笑)。

谷中は勝手に台東区観光大使の割には昔からあまり
なじんでいなくて、最近は東京に行く度に行っています。
池波正太郎が小説を書いていた頃はまだ「谷根千」などと
いう言葉もなかったか出てきたばかりだったでしょうね。

年末年始は私も読書の時間が増えると思います。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月30日 13:11
ギタバさん、こんにちは。
matsuさんもまいどです。年の瀬になっても美味しい小説を
読みまくっておられるようでなによりですねぇ。

拙者も「東野圭吾は、ううん、申し訳ない、接点ないですね。」
なのですが三ノ宮の音楽バーで遭えばアラン・トゥーサンなんかを
聴きながら熱くロックやソウルを語り合わせていただくH先輩(大阪市出身)が
東野さんと高校時代の親友やったそうで「あいつはあの頃からほんま達者でおもろい語り部やったんやで」と
おっしゃってたのを思い出しました。
池波さんは若い頃『男のリズム』を読ませていただき
彼の大和漢のダンディズムにぐっと胸ぐらをつかまれたような
感覚もふと蘇えり、再読しようかな。

わたくしも村上さんに触発され先日STAN GETZ at STORYVILLE Vol.1&2を
手に入れたのですがまだ聴き込むまでにいたらず、
いまのところのゲッツの愛聴盤はCAPTAIN MARVEL(1974)やなぁ。
当時若手売り出し中の猛者、チック・コリア、スタンリー・クラーク、
トニー・ウィリアムスらとのビビッドで溌剌とした渡り合いがよかです。
トニーの速射砲のようなドラミングに天賦のインプロ魂で応える
ゲッツ、ドキドキしまっせ。
激しい即興から甘美な夜風のようなメロディラインへの
出し入れにも惚れ惚れさせられるんだよなぁ。
Posted by ぽちわかや at 2015年12月30日 16:17
guitarbird さん、おはようございます。

「フィールドガイド日本の野鳥」は、私が大学の鳥研サークルに入っていた時に購入したものです。
所属期間は短かったですが。
私が手に入れた時は既にソフトカバーでしたが、サークルの部室にハードカバーのものがありました。
「写真よりも絵」というのは、例えは悪いですが、指名手配犯の捜査で写真よりもイラストの方がいいらしい、というのを聞いたことがあります。

あと、話はズレますが、マリリン・モンローをはじめとする、アンディー・ウォーホルの人物画もそうですね。
もっともウォーホルのは写真を元にしているでしょうが。
私が中学~高校くらいの時に朝日新聞の日曜版に「世界名画の旅」という連載記事があり、そこでの解説で、そのポップアートのウォーホルの絵を評して高階秀爾氏が

例えば、モンローの写真を見る人は、普通の場合、写真を通して本物のモンローの姿を思い描く。映像は実物の影であり、実物を思い出させるよすがである。だがウォーホルは、写真をいくつも並べたり色を勝手に変えたりして、イメージもまた「もの」にほかならないことをあばき出して見せる。「ポップ」という名称は、「ポピュラー」に由来するが、ウォーホルたちは、大衆のイメージを逆手にとって、映像と「もの」との関係を逆転して見せたのである。

とありました。当時というか今でも(笑)何となく分かった気がしました。(笑)
その記事は毎回一枚の名画から、その絵に纏わる土地を訪れレポートするというモノで、そのウォーホルの回はリバプールのビートルズに因む場所でした。

それと、コンサイス英英辞典は高校入学時、私も購入しましたが、使ったのは数えるほどです。(笑)
入学時の推薦書籍に入っており、買うものだと思ったのですが、周りで素直に買ったのは私だけでした。(笑)
でも今だったら楽しめるかも知れませんね。
Posted by masaki at 2015年12月31日 06:21
guitarbird さん、再び失礼します。

安野光雅といえば、山口の津和野にある美術館に7,8年前に行ったことがあります。
その時ドクダミのイラストのレーターセットを買て来て、知り合いに渡したら「ドクダミって・・・。」と渡された当人が固まりました。(笑)
津和野は森鴎外の出身地でもあるのですね。こちも関連施設がありました。
街並は古式ゆかしい状態に保たれており、興味深かったです。
ただ、私が探した限りコンビニが一件も無くて、意図的なのでしょうが、ちょっと不便を感じた記憶があります。自分ではあまり意識しておりませんでしたが、知らずしらずのうちに、コンビニ依存度が高くなっているのに気付きました。

「ま」は私も名前と苗字が「ま」です。
小学生の頃、出席番号で後ろの方というのが不満でした。
4年生の2月に一度転校をしているのですが、転校先の出席番号が「生年月日順」で9月生まれの私は「やった~!これで後ろの方から逃げれる!」と思ったのもつかの間(学年途中の転校生は勿論一番最後でした。)、5年になって、いざっ!という時に「あいうえお順」に変わってしまいました。(笑)
Posted by masaki at 2015年12月31日 07:23
すみません、三たび失礼します。
津和野は島根県でした。失礼しました。
Posted by masaki at 2015年12月31日 07:27
ぽちわかやさん、こんにちわ
今日は今まで記事を書いていましたが、この後読書です。
しかし夕方から雑煮や焼き豚を作るのでそれなりに忙しくなります(笑)。

東野圭吾は先輩が高校時代に親友だったのですね。
当時から話が面白かったというのはやはり才能なんだなと思いました。
そういえば東野圭吾は周りに読む人が多いです。

池波正太郎はなるほどそういう感じなんですね。
私は、いつか読みたい波がやって来るのを待っています。
来ないということは多分ないだろうと予想していますが。
本の再読ですが、私もやっぱり最近そういうのが多くなってきましたが、
読みたい本がたくさんあってなかなか時間がとれないです。

スタン・ゲッツのお気に入りのお話をありがとうございます。
私はひとまずあの本で触れられていた年代のものを
聴いてみようと思っていましたが、それは70年代なんですね。
そういえば私は前にも言いましたがゲッツ・ジルベルトを
持っているのですが、なぜか今このタイミングでそれを
聴いてみようと思えないのが自分でも不思議です(笑)。

ところで、例の村上春樹の本を読んで、ジャズに対しては他よりも
きついことを平気で書いていたことを後になって思い出しました。
やっぱり大学卒業して喫茶店を始めてしまうくらいの人だから、
多分いちばん好きなジャズに対しては愛情も込めて
きつく書くことができるのだろうと思いました。
で、なぜそのことを思い出したかというと、チック・コリア、
という名前を見たからでした・・・
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月31日 13:02
masakiさん、こんにちわ
「フィールドガイド日本の野鳥」は部で持っておられたんですね。
当時はまだ図鑑が少なかったので、今よりももっと
その本の割合が高かっただろうなと思います。

絵の話はそうですね、例えば犯人が帽子かぶったりサングラスをしたりで
一部しか見えなかった時でもその一部が特徴的であれば
絵で描かれたものが感覚的に伝わりやすいと思います。
鳥の図鑑の場合、写真だと「この色以外は違う」となるけれど、
絵であれば「こんな色なら一緒」という考え方もできますし。

写真を基にした絵といえば、仕事関係でディスプレイ用に鳥の絵を
描いた人がいて、これがなかなかうまかった。
でも、その人は特に鳥に興味が高いわけではないので、
事情を聞いたところ、ネットで見つけた鳥の写真をPCでトレイスして
そこに色を付けていったということでした。
今はそんなこともできるんですね。

アンディ・ウォーホールの絵といえばジョン・レノンの死後に出たアルバム
MENLOVE AVE.を思い出します。
お話の紹介をありがとうございます。
アートって、まあ音楽もそうですが、傍から見て言っていることを、
作者は無意識に感じてやっている、ということなのでしょうね。
才能ってそこの部分がまずその人にあるかないか、あったとして、
それをどう表現するところまでつなげるか、なのかなと、
今回の文章を読んで思いました。

コンサイス英英辞典は高校時代に使っていたんですね。
高校時代は普通に学校指定の英和辞典を使っていましたが、
家では三省堂のコンサイス英和辞典を買い足して使っていました。
辞書って違うのを買うと慣れるまで違和感がありましたが、
2冊同時期に使うとやっぱり片方によりなじんできて、
結局私はコンサイスを学校にも持って行くようになりました。

今だったら楽しめる、確かにそうなのですが、本文で
書き忘れてました、実はコンサイスは文字が小さくて、
特に夜寝る前の眼が疲れている時には時々読めないです・・・
真面目な話、そろそろ家用に眼鏡買おうと思っています。
私の場合遠くは大丈夫なのですが。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月31日 14:09
masakiさん、ふたたびですが、津和野に
安野光雅の美術館があるんですね。
行ってみたいです、実は安野さんの絵が大好きで、「旅の絵本」も買ったし、
別冊太陽の特集号も買いました。
以前はカレンダーも買っていました。
ドクダミの絵葉書セットは面白いですね。
家の周りに雑草状態でたくさん出てくるのですが、あれって
素手で抜くと手が臭くなりますね・・・
でもお茶とかにすると健康にはいいんですよね。

森鴎外、そろそろ小説読んでみようと家では思うのですが
なぜか書店に行くとそのことをすっかり忘れてしまいます。
新刊でもブックオフでもそうなのですが、ということは、
読んでみたいという気持ちがまだ高まっていないのかな・・・

津和野はコンビニが見当たらなかったということですが、そうですね、
もしかして意図的にそうなのかもしれないですね。
セブンイレブンは場所により建物が周りに配慮して茶色いのがあって、
層雲峡温泉で見たことがあります。
コンビニ依存ですが、私は仕事の時は途中寄ったりしますが、
仕事ではない時は家の近くに24時間スーパーが2軒あるので、
そこに行くことが多くなりました。
朝方5時とか6時に行くと人が少なくて妙に嬉しいのですが、
生鮮食料品は朝だとまだ前の日の残りしかないのが残念です。

お名前は苗字も「マ」なのですね。
ちなみに頭文字M.M.で有名な人といえばマリリン・モンロー、
マルチェロ・マストロヤンニと宮部みゆきでしょうか(笑)。
ポールの弟マイク・マッカートニーもそうですね。
そういえば宮本武蔵もそうですね。

小学校の並び順が生年月日というのは初めて聞きました。
そういうのもある(あった)んですね、なるほど。
私は小学生の頃は背の低い順で後ろから3番目でした。
しかしその後あまり伸びず、今思うと、もう少し高くなりたかったです。
高校の時は五十音順でしたが、入学式の時に前にいた人が
音楽好きで話が合いすぐに友だちになり今でも友だちです。
同じクラスだからそうじゃなくても音楽の話をして仲良くなった
可能性はありますが、でもそれも運命なのかなと思いました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月31日 14:27
masakiさん、わざわざ訂正ありがとうございます。
津和野といえば私はやっぱりSLを思い出します。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年12月31日 14:27

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今月の読書2015年12月号