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2015年02月09日

さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

01
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

第66回さっぽろ雪まつりの話題。
今回は、毎年恒例国際雪像コンクールの記事です。

今年で第42回目を迎えるのですね。
出場チームはABC順で以下の12チームです。

オーストラリア 
姉妹都市・大田広域市(韓国) 
フィンランド 
ハワイ 
インドネシア 
イタリア 
マレーシア 
ニュージーランド 
ポーランド 
姉妹都市・ポートランド市(アメリカ) 
シンガポール 
タイ

この順番とは違って申し訳ないのですが、僕が見て撮った順、
南東角から反時計回りに1基ずつ、以下のように紹介します。

国名
雪像のタイトル
説明


ところが今年は、想定外の出来事が・・・


02
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

シンガポール
初まり

精子と卵子が出会い、新しい心臓の鼓動に変わる。
唯一無二の命が作られる瞬間。
大切にしたい。

いきなり朝から気持ちが引き締まりました。
右側にあるものはきっと雪像の一部なのだろうけれど、
随分と前衛的だな、と、この時はまだ呑気に思っていました。


03
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

マレーシア
Kenyah民族
Kenyah族はマレーシアのサラワク州の民族です。
(中略)
Kenyah族は職人であり、伝統工芸として籠細工が
受け継がれています。
また優れた民族壁画の芸術家です。
この民族たちの伝統的な武器は吹き矢です。

こういう雪像が国際コンクールを見る楽しみですね。
ところがこれ、昨日の暖気のせいか、顔が崩れていて残念。


04
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

ニュージーランド
ぽかぽか

自然界でペンギンは、南半球でのみ見ることができます。
ニュージーランド沿岸には3種類が生息しています。
(後略)

その3種類が気になったので調べてみたところ、キマユペンギン、
キガシラペンギン、コガタペンギンの3種類でした。


05
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

ポーランド
Touch-And-Go

"Touch-And-Go"と言う題名は、私たちの人生そのものです。
とてもはなかく、予測できないものです。
(中略)
貴方は、目に見えない力を持っていますか?

なんと、昨日の暖気で雪像が崩れ、
危険なため取り壊しとなっていました。
昨日は確かに、気温がプラスで霙後雨、雪まつりを見て歩くには
最悪の天気、特に道外から来た人は大変そうだなと思っていました。
でも、雪像にここまでの影響が出るとは、残念でなりません。
シンガポールの雪像で話した僕が「前衛的」と感じたものも、
何か形があったものが崩れたのかもしれないですね。
ただ、皮肉にも、作者のメッセージである作品紹介の最後の1行が、
おのこと意味を持つ言葉になったように感じました。

ところで、この雪像を見た瞬間、エマーソン・レイク&パウエルの
Touch And Goが頭の中に鳴り始めたのは、内緒ということで(笑)。


06
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

イタリア
四季

四季の流れは世界中どこでもなにか特別なことです。
立方体のどの大きな壁も一つの季節を表しています。
技法は、光と影との遊び、壁の外側にいくつかの物質と共にある
満杯な空間と何もない空間を基礎としています。

掲示されていあ説明文がほとんど直訳で味気ない・・・
英文も横に添えられているので分かります。
それはともかく、もちろんこの瞬間からヴィヴァルディ「四季」の
「春」を口ずさみ始めたのは言うまでもない(笑)。
多くの人がそれ故「イタリアらしい」と感じたことでしょう。


07
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

姉妹都市ポートランド市(アメリカ)
家族

「Killer Whale」とも称されるシャチは、もともと太平洋にある
北アメリカの海域に生息していましたが、今や北アラスカの
冷たい海域から南メキシコまで生息しています。
「Killer Whale」はとても社会性があり、Pod(ポッド)と言う
群れで狩りをします。
(後略)

"Killer"などという名前がついていますが、これはかわいい!
僕個人としてはこれがいちばん気に入りました。
ちなみにシャチは羅臼でも見られ、いつか見に行きたいです。


08
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

インドネシア
自然の鳴き声

雨の後、カエルの鳴き声が響きあいます。
まるで、この声はガムランを演奏しているように聞こえます。

最後の1行がなるほど、お国柄をよく表していますね。
カエルのお腹が大きいのは、日本の狸の焼き物を連想させ、
人々に親しまれている生物であることが分かります。


09
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

オーストラリア
サーフィン、日差し、砂浜とほんの少しの悪戯

今、オーストラリアは夏真っ盛り、この時期
オーストラリア人(Aussies)は近くの浜に出向き日差しを満喫し、
暖かい波に浸かりリラックスする日々を過ごしています。
(後略)

コアラの顔も暖気で崩れてしまったのでしょうね、残念。


10
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

タイ
至るところに姿を現す三輪タクシートゥクトゥク
トゥクトゥクはタイの創意工夫と芸術性の象徴です。
訪れた旅行者は喜びと、楽しさを体験できる
とてもタイで人気がある名物の乗り物です。
そのトゥクトゥクは街中を移動する交通手段としてだけではなく、
タイの遺産もまた世界中に運んでいるのです。

こちらが今年の優勝、しかし無残な姿に・・・
タイは毎年優勝を争いする強豪ですが、
来年もまた素晴らしい作品を楽しみにしています。
自然のことだから仕方ないとはいえ、残念ですね。


11
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

姉妹都市・大田広域市(韓国)
人生のリボン
複雑なリボンの形をしていますが、両方で引っ張ると
真っ直ぐになる構造になっています。
(中略)
人間の人生もこれと同じになっている事を比喩した作品です。

こちらも取り壊しとなってしまった作品。
ここは毎年観念的、芸術性の高い作品を作っていますが、
学生が交流で来ているのだと思いました。


12
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

フィンランド
憧れ

フィンランド神話でNakkiは姿を変える水妖で、
いつもは人間の姿をして現れます。
(中略)
子供たちを危ない場所へは連れて行かないという両親の
言い伝えとして、Nakkiの存在があります。
(後略)

こちらが準優勝でしたが、これもまた崩れていました。
フィンランドも毎年楽しみにしている雪像なのですが。


13
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

ハワイ
ハワイの大地を守る「キイ ポハク」
文字を持たなかった古代ハワイアンが岩に刻んだペトログリフは
現在でもハワイ諸島一帯で見られます。
(中略)
「キイ ポハク」とはハワイ語でペトログリフ(石絵)の意

よかった、最後は見られました。
ハワイは例年、歴史的なテーマで臨んでいて興味深いです。
そこからは、ある面、アイヌと近しいものを僕は感じます。


14
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015


西11丁目会場東向き=西10丁目向き、
石山通に面した国際雪像コンクール会場入り口。
こんな門、昨年まであったかな、見落としていたのか。

なお、壊されて見られなくなった雪像は、
こちらの国際雪像コンクールのHPに写真がありますので、
ご興味がある方はぜひご覧ください。


さて、雪像が少なかったので、今回は特別、
イタリアの作品「四季」のすべての面をお見せします。
冬は先に写真を上げましたが、春夏秋と。

15
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015



桜は日本のイメージも取りいれているのかな。


16
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015



イタリアは太陽の国ですからね。


17
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015



イタリア人はやっぱり葡萄とワインに尽きる。


会場は雪像を前からしか見ることができず、
イタリアのこの場合は冬が前面になっていましたが、
こういう雪像は周りから見られるようになっているといいですね。
まあ、ここだけ特別というわけにもゆかないのでしょうけど。


18
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

シャチの尻尾、後ろもちゃんと作っているのだから、
やはり周りをぐるっと見られるようにしてほしいですね。

今年は12チームと少なかった上に雪像の崩壊ということで、
残念でしたが、来年はまた素晴らしものを期待します。


19
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

隣りの会場の「サザエさん」をもう一度。

それにしても今朝は空気が冷たい上に風が強かった。
撮影中は手袋をはいていなかったので、余計に寒かった。

でも、ずっと寒い方がよかったのでしょうね、ほんとうは。


さて犬たち、僕が雪像を撮影している間は当然車で待機、
それからA公園に行きました。

20
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

マーサ、突風に襲われました。


21
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

ハウ、あ、これは帰宅後に玄関先で撮りました。

寒かったけど、日差しは強い日ではありました。


22
さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015

ポーラ、車の中の待機写真にて失礼します。









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この記事へのコメント
さっき思ったんだけど、毎年タダ同然の交通費で雪まつり、見られるんですね、当たり前だけど・・・

コッチからだと飛行機代とか考えたらちょっとね・・
最近はLCCとかできたから、関空発で考えてはみたけど、ナカナカのハードルの高さ。
コチラは、そういうデッカイお祭りは皆無に等しいんでね・・
その点だけとってみても、羨ましくもあります。
寒いのだけは勘弁だけどね。

では、
Posted by ROUTE179 at 2015年02月09日 22:41
ROUTE179さん、こんばんわ
そうですね今日も前回もコインパーキング1時間100円でした(笑)。
都心部に通勤している人はまさにただで、ついでに見られますね。

飛行機もこの時期は混むでしょうね。
LCCだと雪まつり期間中でも料金あまり変わらないのでしょうかね。
大手はお盆正月とこの時期は高いのですが・・・(笑)。
寒いのはまあ来てしまえば慣れるし、会場の近くのホテルだと
歩く時間も短いしすぐ帰れるので大丈夫だと思いますよ。
あと会場から近いと朝のすいている時間にゆっくりと見られます。
いつかぜひいらしてくださいね、ご案内させていただきますよ。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年02月09日 23:10
せっかくの雪像が溶けてしまって、残念ですね。自然現象だからしょうがないかもしれませんが…。
記事とは無関係ですが、昨日「パーソナル・ソング」という映画を観てきました。
認知症の高齢者が昔好きだった曲を聴くと、記憶を取り戻したり、人格が戻ったりするというドキュメントです。
エレベータの乗り方も忘れた70代の女性が、ビーチ・ボーイズの「Get Around」を聴くと、急に元気になって踊り出したりします。
その他、娘の名前も顔も忘れた90歳の黒人男性がキャブ・キャロウェイの曲を聴いて、昔のことを思い出したり、一緒に歌い出したり…。
「音楽の力はスゴイ」と思わされる映画でした。感動で涙ぐむシーンも2回ほどありました。
札幌でも上映されるようです。
Posted by fagus06 at 2015年02月10日 07:48
fagus06さん、おはようございます
雪像は「スター・ウォーズ」のも一部壊したそうで残念です。
ほんと、自然のことだから仕方ないのですが、今年1回しか
来られないかもしれない観光客の方にはなんだか申し訳ないです。

映画のご紹介をありがとうございます。
読んで、ダスティン・ホフマンの「レインマン」を思い出しました。
認知症とは違いますが、向かいの記憶がとてもいい人が、
ビートルズのI Saw Her Standing Thereを母が
歌っていたのを思い出すシーンが印象的です。
「音楽の力はすごい」というのは、実は、まるで空気のように
音楽ばかり聴いている私にはかえって分からない部分かもしれない
と、自省を込めて思いました。
それにしてもエレベーターの乗り方を忘れたというのは、
私にはショックでした・・・

映画といえば、NFLのドラフトの日の様子を映画にした
「ドラフト・デイ」が今公開されていますね。
ケヴィン・コスナー主演で、DVDになったら必ず買って観ます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年02月10日 08:34
札幌は暖かかったんですね。雪まつりは残念でしたね。スターウォーズも一部倒壊したと知りました。こんなこともあるんですね。
Posted by こんにちは at 2015年02月11日 13:08
多摩NTの住人さん、こんばんわ
このところ変な気候で、最低気温はマイナス8度まで下がりましたが、
昼はマイナス1度くらいまで上がります。
つまり、昼は意外と暖かいのですが、今年はなんだか
天気がちょっとおかしい感じがします。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年02月11日 20:07

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さっぽろ雪まつり 第42回国際雪像コンクール2015