2013年06月30日
2013年上半期の特に気に入ったCD12枚
01
6月30日、気がつくともう2013年も上半期が終わり。
今回は、今年上半期に買ったCDで特に気に入ったものを
12枚集めて再度紹介することにしました。
なるべく短く書くことを念頭に置いています。
この記事では新譜旧譜関係なく扱いますが、
既に聴いたことがあるもののリイシュー盤は除きます。
つまりWINGS OVER AMERICAは対象外ということです。
本題の前に、ポーラが紹介しているのは、
丸谷さんのエッセイの話で触れたカルロス・クライバーのCD。
リイシュー盤のため対象外の1枚です。
このCDの記事はこちらをご覧ください。
さて、今回は買った順番に紹介します、順位ではありません。
☆1枚目
BLUES DELUXE
Joe Bonamassa (2004)
ジョー・ボナマッサの(多分)出世作ともいえる1枚。
一昔前であれば「ブルーズっぽいロック」で収まっていたものを、
ブルーズであると押し切ってしまう力強さと真っ直ぐさに脱帽。
ジェフ・ベックの名曲を取り上げタイトルにしてる辺りが、
彼の立ち位置がよく分かるし、こちらも入って行きやすいところ。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆2枚目
LIVE AT LEGENDS
Buddy Guy (2012)
バディ・ガイの昨年末に出た、自らの店でのライヴ盤。
どうしたらこのように貫禄と荒々しさが両立できるのだろう。
ブルーズに身も心も魂も捧げた人にしかできない芸当。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆3枚目
CAPTURED LIVE!
Johnny Winter (1976)
ジョニー・ウィンター、僕が最初に買ったCDがブルーズだったから、
こんなカッコいいロックンロール大会もできるなんて驚いた。
ジョン・レノンの幻の名曲Rock And Roll Peopleと
思わぬ再会を果たせたのもうれしかった。
次は映像を観たい。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆4枚目
MY TRUE STORY
Aaron Neville (2013)
アーロン・ネヴィルのこれは今年初めて買った今年の新譜。
古い曲に宿る心を歌わせたらこの人の右に出る者はいない。
「ドゥ・ワップ」という音楽は、どこか懐かしく、しかし新鮮な感覚。
天使の声を持つアーロンはいつ「人間国宝」になるのだろう(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆5枚目
BLACK BYRD
Donald Byrd (1973)
ドナルド・バードは、ジャズマンだけどソウルの本でも紹介され、
以前から聴いてみたかったのが漸くその機会が来ました。
聴いてみると、フュージョンに近い。
フュージョンが苦手だった僕のはずが、意外にも、とてもよかった。
空を飛ぶような爽やかなこの音楽はとても気に入り、もう2枚購入。
人間やはり、年齢により好みの音楽は変わるものですね(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆6枚目
MAKING MIRRORS
Gotye (2011)
ゴティエは、収録曲Somebody That I Used To Knowが
今年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得。
それまでも知っていたけれどそこで漸く買って聴いてみた。
これがいい、意外といい。
音職人との話でバンド的醍醐味は確かに薄いけれど、
作り込んだ音も好きだし、なにより単純に楽曲がみな素晴らしい。
そしてなんといっても80年代の香りが漂う、もう抗えない。
グラミーを機に数枚買った中ではこれがいちばん気に入りました。
と書いてみて、自分でもこんなに気に入ったのは想定外か。
もっとも、グラミー授賞式で彼へのプレゼンターがプリンスだったことも、
僕の中ではポイントが高くなっている要因なんですけどね(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆7枚目
MEMPHIS
Boz Scaggs (2013)
ボズ・スキャッグスの新譜は、ギターに、R&Bに帰った快心作。
ストラトを構えた攻撃的なジャケットからそそられます。
僕は毎年大晦日にその年の新譜のランクをつけた記事を上げて
いますが、現時点ではこれが1位の有力候補と言っておきましょう。
ギターやR&Bのみならず歌にも心が帰っているのがうれしい。
秋に来日公演が決まりましたが、多分、行けないなあ・・・
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆8枚目
ANUTHA ZONE
Dr. John (1998)
ドクター・ジョンのこれはレコレコで首尾よく中古を見つけました。
元々がどろどろした人ですが、このアルバムのどろどろさは、
癖になるというよりは底なし沼状態で抜けられなくなる。
この怪しさ、妖艶ですらある。
ニューオーリンズの闇世界を見せてくれているかのよう。
あ、もちろん、僕がそこに入り込むのは精神面だけですが(笑)。
それにしても、おおぅ、恐っ、そして、さすがっ。
☆9枚目
THE SAGA CONTINUES...
Roger (1984)
ロジャーは名前と1曲だけ知っていました。
或る日、ネットでこのジャケットを見て、その髪型がおかしく、
これはちょっと買って聴いてみようと(笑)。
僕はファンク系はほとんど聴いてこなかったせいで免疫がなく、
ロジャーのこの朗らかなファンク攻撃にいっぺんでやられました。
この後2枚買いそれらも気に入りましたが、代表してこれを。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆10枚目
GOOD THANG
Faze-O (1978)
フェイズ・オーは名前すら知りませんでした。
AtlanticR&B1000円シリーズにあったので買ってみたところ、
ファンクの波に乗っていたようで、体が自然と反応してしまった。
理屈抜きに楽しい音楽も時にはいい、そして、名前すら
知らなかったアーティストをこれだけ気に入ったのも、
今まであまり覚えがない、新鮮な体験でした。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆11枚目
BODY AND SOUL
Joe Jackson (1984)
ジョー・ジャクソンは中高生の頃に結構流行っていましたが、
1枚を除いて買って聴いたことはありませんでした。
それが、Amazonのおすすめでこのジャケットを見て懐かしくなり、
リマスター盤で安かったので聴いてみたところ、素晴らしい。
1曲目The Verdictは昔マツダのCMで使われていて懐かしい。
さらにもう1曲、高校時代にラジオで耳にしただけだったはずなのに、
曲の細かい流れまで覚えていた曲もあって、さらに懐かしい。
ジャズっぽい雰囲気も備えた正統派白人R&Bといった趣きで、
夜のドライブにはとってもよく合いますよ。
旧譜では今年上半期でいちばん気に入ったかもしれない。
いやあ、年を取ってますます心が80年代に飛んでいくか(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆12枚目
TIME
Rod Stewart (2013)
とりはロッド・スチュワートに務めていただきましょう。
正直、この中で唯一、予想や期待以上ではなかった、期待通り、
でも12年ぶりに新曲による新作が聴けただけでもよかった。
表題曲Timeはローリング・ストーンズ風の趣きがいい。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
02
いかがでしたか!
枠いっぱいのハウを(笑)。
ほんとうに6月まであっという間でした。
7月以降もいいCDとたくさん巡り会えるといいなあ。
6月30日、気がつくともう2013年も上半期が終わり。
今回は、今年上半期に買ったCDで特に気に入ったものを
12枚集めて再度紹介することにしました。
なるべく短く書くことを念頭に置いています。
この記事では新譜旧譜関係なく扱いますが、
既に聴いたことがあるもののリイシュー盤は除きます。
つまりWINGS OVER AMERICAは対象外ということです。
本題の前に、ポーラが紹介しているのは、
丸谷さんのエッセイの話で触れたカルロス・クライバーのCD。
リイシュー盤のため対象外の1枚です。
このCDの記事はこちらをご覧ください。
さて、今回は買った順番に紹介します、順位ではありません。
☆1枚目
BLUES DELUXE
Joe Bonamassa (2004)
ジョー・ボナマッサの(多分)出世作ともいえる1枚。
一昔前であれば「ブルーズっぽいロック」で収まっていたものを、
ブルーズであると押し切ってしまう力強さと真っ直ぐさに脱帽。
ジェフ・ベックの名曲を取り上げタイトルにしてる辺りが、
彼の立ち位置がよく分かるし、こちらも入って行きやすいところ。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆2枚目
LIVE AT LEGENDS
Buddy Guy (2012)
バディ・ガイの昨年末に出た、自らの店でのライヴ盤。
どうしたらこのように貫禄と荒々しさが両立できるのだろう。
ブルーズに身も心も魂も捧げた人にしかできない芸当。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆3枚目
CAPTURED LIVE!
Johnny Winter (1976)
ジョニー・ウィンター、僕が最初に買ったCDがブルーズだったから、
こんなカッコいいロックンロール大会もできるなんて驚いた。
ジョン・レノンの幻の名曲Rock And Roll Peopleと
思わぬ再会を果たせたのもうれしかった。
次は映像を観たい。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆4枚目
MY TRUE STORY
Aaron Neville (2013)
アーロン・ネヴィルのこれは今年初めて買った今年の新譜。
古い曲に宿る心を歌わせたらこの人の右に出る者はいない。
「ドゥ・ワップ」という音楽は、どこか懐かしく、しかし新鮮な感覚。
天使の声を持つアーロンはいつ「人間国宝」になるのだろう(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆5枚目
BLACK BYRD
Donald Byrd (1973)
ドナルド・バードは、ジャズマンだけどソウルの本でも紹介され、
以前から聴いてみたかったのが漸くその機会が来ました。
聴いてみると、フュージョンに近い。
フュージョンが苦手だった僕のはずが、意外にも、とてもよかった。
空を飛ぶような爽やかなこの音楽はとても気に入り、もう2枚購入。
人間やはり、年齢により好みの音楽は変わるものですね(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆6枚目
MAKING MIRRORS
Gotye (2011)
ゴティエは、収録曲Somebody That I Used To Knowが
今年のグラミー賞最優秀レコード賞を獲得。
それまでも知っていたけれどそこで漸く買って聴いてみた。
これがいい、意外といい。
音職人との話でバンド的醍醐味は確かに薄いけれど、
作り込んだ音も好きだし、なにより単純に楽曲がみな素晴らしい。
そしてなんといっても80年代の香りが漂う、もう抗えない。
グラミーを機に数枚買った中ではこれがいちばん気に入りました。
と書いてみて、自分でもこんなに気に入ったのは想定外か。
もっとも、グラミー授賞式で彼へのプレゼンターがプリンスだったことも、
僕の中ではポイントが高くなっている要因なんですけどね(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆7枚目
MEMPHIS
Boz Scaggs (2013)
ボズ・スキャッグスの新譜は、ギターに、R&Bに帰った快心作。
ストラトを構えた攻撃的なジャケットからそそられます。
僕は毎年大晦日にその年の新譜のランクをつけた記事を上げて
いますが、現時点ではこれが1位の有力候補と言っておきましょう。
ギターやR&Bのみならず歌にも心が帰っているのがうれしい。
秋に来日公演が決まりましたが、多分、行けないなあ・・・
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆8枚目
ANUTHA ZONE
Dr. John (1998)
ドクター・ジョンのこれはレコレコで首尾よく中古を見つけました。
元々がどろどろした人ですが、このアルバムのどろどろさは、
癖になるというよりは底なし沼状態で抜けられなくなる。
この怪しさ、妖艶ですらある。
ニューオーリンズの闇世界を見せてくれているかのよう。
あ、もちろん、僕がそこに入り込むのは精神面だけですが(笑)。
それにしても、おおぅ、恐っ、そして、さすがっ。
☆9枚目
THE SAGA CONTINUES...
Roger (1984)
ロジャーは名前と1曲だけ知っていました。
或る日、ネットでこのジャケットを見て、その髪型がおかしく、
これはちょっと買って聴いてみようと(笑)。
僕はファンク系はほとんど聴いてこなかったせいで免疫がなく、
ロジャーのこの朗らかなファンク攻撃にいっぺんでやられました。
この後2枚買いそれらも気に入りましたが、代表してこれを。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆10枚目
GOOD THANG
Faze-O (1978)
フェイズ・オーは名前すら知りませんでした。
AtlanticR&B1000円シリーズにあったので買ってみたところ、
ファンクの波に乗っていたようで、体が自然と反応してしまった。
理屈抜きに楽しい音楽も時にはいい、そして、名前すら
知らなかったアーティストをこれだけ気に入ったのも、
今まであまり覚えがない、新鮮な体験でした。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆11枚目
BODY AND SOUL
Joe Jackson (1984)
ジョー・ジャクソンは中高生の頃に結構流行っていましたが、
1枚を除いて買って聴いたことはありませんでした。
それが、Amazonのおすすめでこのジャケットを見て懐かしくなり、
リマスター盤で安かったので聴いてみたところ、素晴らしい。
1曲目The Verdictは昔マツダのCMで使われていて懐かしい。
さらにもう1曲、高校時代にラジオで耳にしただけだったはずなのに、
曲の細かい流れまで覚えていた曲もあって、さらに懐かしい。
ジャズっぽい雰囲気も備えた正統派白人R&Bといった趣きで、
夜のドライブにはとってもよく合いますよ。
旧譜では今年上半期でいちばん気に入ったかもしれない。
いやあ、年を取ってますます心が80年代に飛んでいくか(笑)。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
☆12枚目
TIME
Rod Stewart (2013)
とりはロッド・スチュワートに務めていただきましょう。
正直、この中で唯一、予想や期待以上ではなかった、期待通り、
でも12年ぶりに新曲による新作が聴けただけでもよかった。
表題曲Timeはローリング・ストーンズ風の趣きがいい。
このアルバムの記事はこちらをご覧ください。
02
いかがでしたか!
枠いっぱいのハウを(笑)。
ほんとうに6月まであっという間でした。
7月以降もいいCDとたくさん巡り会えるといいなあ。
Posted by guitarbird at 21:59
│CDさらりと紹介