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2013年04月28日

今月の読書2013年4月号

01
今月の読書2013年4月号

今月の読書です。

今月は6冊

では早速。



☆1冊目


明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK
株式会社明治(監修)
アスコム


明治ブルガリアヨーグルト発売40年目の今年、記念ブックと題して、
ブルガリアヨーグルトを使ったレシピ本が出ました。
装丁からしてもうブルガリアヨーグルトそのままで、
あのCMソングが自然と頭の中に流れてこようというもの(笑)。
人によっては琴欧洲関を思い浮かべるでしょう、あ、僕ですが、
それくらい日本人にはおなじみのヨーグルトとなっていますね。
ヨーグルトを料理に使うのは僕もスパイスに凝り始めた延長で
手作りカレーを作るようになってから知ったのですが、この本では、
そんな使い方もあるんだ、というレシピまで満載で楽しい。
ただ、ヨーグルトの場合、例えば味噌ヨーグルトなど、見るだけでは
味が想像しにくいですね、下手すると、これどうなんだろうと思ったり・・・
でも早速、カレーなど何点か作ってみましたが、おいしかった。
ところで、これ、ブルガリアヨーグルトじゃないと同じ味には
ならないのかな、ナチュレやヒビダスじゃだめなのか・・・?
3つの中でブルガリアがだいたいいちばん高いですよね。
デザートも含めレシピが108品目もあって本体857円は安いけど、
ブルガリアヨーグルトの宣伝を兼ねているからでしょうね。
本として愛着もわきやすい、買ってよかった1冊です。
そして毎日100gヨーグルトを食べるようにもなりました。



☆2冊目


ミツカン社員のお酢定職
ミツカン
幻冬舎


柳の下のドジョウ的な本かもしれないですが、でも、料理にまだ
あまり慣れていない僕にはそれでもとってもうれしい1冊。
特に、お酢はもっと活用したいし、味ぽん大好きだから、
店頭でこの本を見てまさに飛びつきました。
タニタと同様、副菜のレシピを広げられるのがうれしいですね。
鶏のから揚げでも、お酢を使ったソースを作るというちょっとしたことで、
それまでとはずいぶんと違う料理にもなりますし。
ところで、お酢の体への効用が最初のほうにまとめられていますが、
お酢を飲むと体が柔らかくなるというのは、科学的には
証明されていないのだそうで、意外でした。
まあでもそれ以上に体にいいようなので、お酢ももっと積極的に
摂ってゆこうと思ったのは変わりありません。
ところで余談ですが、幻冬舎は僕が書店で働き始めた頃に
出てきたいわば新しい出版社だけど、今は大手と目されている
ということを先日どこかで知って驚きました。
そうですね、もう20年が経ってますからね・・・(笑)・・・



☆3冊目


沿線風景
原武史
講談社文庫


講談社現代新書「鉄道ひとつばなし」シリーズで知った著者の
文庫が新刊として出たのを見つけて即刻購入。
本書は、乗り鉄と本と食べ物を結びつけた随筆というのが独創的。
著者が何かのきっかけ、小さい頃の思い出の追体験などを目的として
その場所に行きたいと編集者に話し、一緒にそこに向かうという
紀行文的要素が強いけれど、行った先の駅前などで何かを食べることで
食ルポ的な面もあり、なおかつ、その場所やその時の話と関係が深い
本を紹介するというもので、最初はかなり違和感があったのだけど、
発想はやはり素晴らしく、いつしか読み進めるのが楽しくなりました。
ただ、著者のユーモア感覚が僕に微妙で、笑いをとろうとはしない、
それは分かるけれど、僕の持っているユーモア感覚をもってすると、
どう反応していいか分からないことがあるのが時として困りました。
ただ、書いていることは信頼できるし、この著者の本はこれからも
読み続けてゆきたいと思いました。
ところで余談、講談社文庫のカバーにあるシールを切って集めると
文庫カバーがもらえることがこの本を買って分かったのですが、
講談社文庫はなかなか買いたいものがないのが、やや厳しいか。
まあ、それをきっかけに読み広げるのもいいかな、とも(笑)。






図説 世界史を変えた50の動物
エリック・シャリーン(著)/甲斐恵理子(訳)
原書房


書籍の雑誌『ダ・ヴィンチ』を、わけあって(表紙が気に入って)
買ったところ、この本が紹介されていて面白そうで買いました。
本当に面白くためになった、そして何よりこれが本のいいところ、
好奇心や知識に関わる部分の脳を刺激してくれた。
人間との関わり合いが深い50の動物を取り上げ、生物として、
文化としての「役割」を簡潔にまとめている。
もちろん牛、豚、馬、羊、鶏、ペットの犬、猫、カイコなどから
象徴としての意味しかないワシ、人が間接的に恩恵を受けるミミズ、
害を及ぼす住血吸虫、絶滅したドードーそして変わったところでは
イグアノドンまで、とにかく動物好きにはたまらない。
神話や伝説それに聖書にまで話が及ぶこのように視野の広い本は
日本人には書けないだろうな、と、20年前から思っているけれど、
それは今でもあまり変わってないのかな、どうなんだろう。
本筋とは離れた囲み記事の挿話が面白く、その中で
日本の錦鯉や招き猫が紹介されているのはうれしい。
また、ジャンボ"Jumbo"は元々は象の名前だったものが、英語に
取り入れられ、今では日本人の子どもでも意味を知っているくらいの
言葉になったというのも、僕は知らなくて面白かった。
まだ4月だけど、今年読んだ本でいまのところいちばんよかった。
なお、姉妹編の「植物」も購入済みなので、来月読みます。


☆5冊目


自己流ギタリストがしてはいけない77の勘違い
梶原稔広
リットーミュージック


ギタリストの端くれの端っこにかろうじて居座る僕ですが、
そうですね、それは自己流だからという心の負い目はありますね。
あまり大きな声では言えないけれど、といいつつ書いてますが、
今でもまだ密かにギターは上手くなりたいので、この本を知り
ひとまず買って読んでみなければと思い立ちました。
もちろん一度読んで終わりではなく、すぐ手が届くところにいつも
置いてギターを弾く度に見直すくらいの心の勢いがありますが、
最初はやはり、具体的なテクニックよりも、機材についてと
心構えの部分が、なるほどとうならされるものばかりでした。
フォームについても、僕はバンドをやらないので立って弾くことは
滅多にないけれど、立って弾く場合はどうなるんだろという不安も、
対処法が説明されていて納得しました。
まあ、理想としてはどこかギター教室に行くことなのでしょうけど、
自分でできることが広がったと感じたのは間違いありません。
結局のところ、ギターとは一生の付き合いでいたいし。



☆6冊目


文章読本
丸谷才一
中公文庫


丸谷さんに心酔するようになってからずっと、僕にとって
「課題」だったこの本、漸く読みました。
ここでは、章の見出しを書き出しました。
第一章 小説家と日本語
第二章 名文を読め
第三章 ちょっと気取って書け
第四章 達意といふこと
第五章 新しい和漢混淆文
第六章 言葉の綾
第七章 言葉のゆかり
第八章 イメージと論理
第九章 文体とレトリック
第十章 結構と脈絡
第十一章 目と耳と頭に訴へる
第十二章 現代文の条件
この中で特に大納得だったことをふたつ。
「ちょっと気取って書け」、僕はまさにその通りにしてきました。
思ったことをそのまま書くのは、僕は、文章としては違うと
感じていたからです。
「目と耳と頭に訴へる」、これもまさにそうですね。
漢字と平仮名とカタカナとローマ字が4種類の文字が入り混じった
文章を書くのは日本人くらいだということですが、そのおかげで
日本人は、同じ言葉でも平仮名で書いたり漢字だったりと、
その時に伝えたい感覚によって使い分けるということを、半ば
無意識でやっているのはたいしたものだ、ということ。
そうか、誇りに思っていいんだな、うん。
またこの本も引用が多く、引用元の本を読みたいと思うのも、
本好きにとっては楽しい部分でもありますね。
さて、丸谷さん、課題はクリアしたので、またエッセイを読むか(笑)。


02
今月の読書2013年4月号

ああ、本を読んで疲れた(笑)。

来月は、鳥で忙しくてあまり本が読めないかな・・・
なんて言わずに、鳥も本も、欲張りたいですね(笑)。










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