自然と音楽を愛する者

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「三吉さん」こと三吉神社の干支絵馬と犬たち。

もはや恒例となった感がある、お正月の干支の音楽記事です。

なお、昨年までの記事は以下のリンクからどうぞ。
2012年「辰年」の記事
2011年「卯年」の記事
2010年「寅年」の記事

蛇のように長いので（笑）、早速行きます。


▼その1、ジャケット編

なお、こちらについてはほとんどのものをかつて
「爬虫類のジャケット写真集」の記事（こちら）で上げたので、
2枚を1枚の写真で一緒に紹介させていただきます。

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☆1点目
KILLER
Alice Cooper　(1971)
最初の2枚は写真の蛇。
アリス・クーパーはステージ上で蛇を首に巻いて歌うなど、
「蛇男」のイメージがありますが、それはここが出発点かな。

☆2点目
THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL
Pantera　(1996)
パワースラッシュメタルバンド、パンテラのこの邦題は「鎌首」。
バンドは後に仲たがいをした上に悲惨なことに・・・


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☆3点目
RELAYER
Yes　(1974)
イエスのパトリック・モラーツ在籍の唯一のアルバム。
おなじみロジャー・ディーンの絵の中に蛇が横たわっていますが、
表では顔が見えず、開いて裏も写しました。


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☆4点目
DR. FEELGOOD
Motley Crue　(1989)
モトリー・クルーのこれは剣に蛇が巻きついています。
でもその剣には翼があり、よく見ると"Dragon"かもしれない。
となると、昨年の「辰年」で取り上げるのを忘れていたか・・・
残念、2年連続登場の機会を逃してしまいました（笑）。

☆5点目
NINE LIVES
Aerosmith　(1997)
エアロスミスのこれは、蛇の中で猫が踊っているイラストが、
宗教絡みで問題となり、後に無難な猫の絵に差し替えられました。
「猫は9つの命を持つ」という言い伝えからきているイメージか。


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☆6点目
THREE SNAKES AND ONE CHARM
The Black Crowes　(1996)
ブラック・クロウズのこれは回転花火のような蛇3匹。
爬虫類ジャケット写真集の記事でなぜか忘れていました。

☆7点目
BAD COMPANY
Bad Company　(1974)
バッド・カンパニーのこれは、記憶違いだったらごめんなさい。
ヒプノシスがデザインした一見すると文字だけのジャケット、
実はその文字が蛇の鱗を模している、というもの。
ただ、ネットで調べてもこの話は出てこないし、本で読んだか、
だとしてもやはり調べがつかず、あくまで参考にということで。


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☆8点目
POWERSLAVE
Iron Maiden　(1984)
アイアン・メイデンのこれ、エジプトの神殿に鎮座ましましている
「エディ」の首に蛇が巻きつき、頭上からこちらを睨んでいます。

☆9点目
ON THE BORDER
Eagles　(1974)
イーグルスのこれは、おそらく鷲をイメージしたであろうけれど、
オオタカにしか見えない猛禽が飛んでいる絵、よく見ると、
猛禽は嘴に白くて長いものをくわえていて、これはきっと蛇。


▼その2、曲名編

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☆10点目
The Sidewinder Sleeps Tonite
R.E.M.　

☆11点目
Man On The Moon
R.E.M.

both from AUTOMATIC FOR THE PEOPLE　(1992)

僕がリアルタイムで最も好きなアルバムから2曲。
どちらもシングルCDで、ビデオクリップからのシーンが
ジャケット写真として使われています。

The Sidewinder Sleeps Toniteは、寂しげなロックンロール。
"Sidewinder"はくねりながら斜めに進む蛇の仲間。
武器でこういう名前のものがありましたね、確か。

Man On The Moonは僕がリアルタイムで最も好きな曲。
これ、歌詞の中に「エジプトは恐ろしい毒蛇に悩まされていた」
というくだりがあり、ビデオクリップではその歌詞の部分で
マイケル・スタイプが蛇を持つ、これはそのシーンの写真。
エジプトで毒蛇といえば8点目のアイアン・メイデンに
つながってゆきますね。


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☆12点目
The Rattlesnake Trail
Jethro Tull　
ROCK ISLAND　(1989)
今回は年初めということもあり、曲名検索をかけてみたところ、
"rattlesnake"＝ガラガラヘビで、出てくるわ出てくるわ。
ここ2曲は覚えていなかったものです。
ジェスロ・タルは英国のバンドだけど、英国にはガラガラヘビは
いないはず、やはりアメリカを狙っていたのかな。

☆13点目
Rattlesnake Highway
John Fogerty　
BLUE MOON SWANP　(1997)
ジョン・フォガティ、取り上げないわけにはゆかない。
アルバムを聴いてもやっぱり曲も覚えていませんでした・・・
今年はこれを聴き込むかな。
なんだかほんとにギターがガラガラしていて面白い曲（笑）。


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☆14点目
Rattlesnake Shake
Motley Crue　
DR. FEELGOOD　(1989)　※写真は04左
モトリー・クルーのこの曲は覚えていた、というか大好き。
ミドルテンポの粘ついたロックンロール。

ところが、曲名検索で、これと同名異曲が2曲見つかりました。
「ラトルスネイクシェイク」って、語呂がいいんでしょうね。

☆15点目
Rattlesnake Shake
Fleetwood Mac　
THEN PLAY ON　(1969)
フリートウッド・マックのピーター・グリーン在籍の最後のアルバム。
当時はブリティッシュ・ブルーズからポップロックバンドへと
「脱皮」を図っていた頃で、ピーターはそれに嫌気がさしたのか。
その通りブルーズっぽい佳曲ですが、ピーター・グリーンの
トリビュートアルバムがRATTLESNAKE GUITARというからには
彼自身も気に入り、周りにも認められているということでしょう。

☆16点目
Rattlesnake Shake
Aerosmith　
ROCKIN' THE JOINT　(2005)　　
エアロスミスのこれはそのピーター・グリーンのカヴァー。
ボックスセット「パンドラの箱」に入っていたものを、
後にライヴで演奏したものですが、その頃はエアロも
ブルーズに気持ちが向かっていたのでしょう、渋い選曲ですね。


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☆17点目
Rattlesnake Shake
Skid Row　
SKID ROW　(1989)　
スキッド・ロウの名盤にも同名異曲がありました。
しかもモトリー・クルーと同じ年に出ています。
このアルバムは大好きでずっとよく聴いてきているので、
曲は覚えていたけど、不覚にも曲名を覚えるのを忘れていた・・・
ちなみに、スキッド・ロウのギタリストのひとりの名前が
デイヴ・ザ・スネイク・セイボウ、という名前です。

☆18点目
Union Of The Snake
Duran Duran　
SEVEN AND THE RAGGED TIGER　(1983)
曲名最後はデュラン・デュランの大ヒット曲。
当時は彼らが大嫌いだったけど、テレビでこの曲を観て聴いて、
むむっ、悔しいけどこんないい曲を書くんだ、と思った・・・
それにしても「蛇の組合」って何だろう、いまだに分からない（笑）。


▼その3、バンド名編

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☆19点目
IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERET
Slash's Snakepit　(1995)
元ガンズ＆ローゼズのスラッシュがソロデビューしたバンド。
当時は結構期待して、そこそこ、くらいだったかな。

☆20点目
READY TO STRIKE
King Kobra　(1985)
ベック・ボガート＆アピスやロッド・スチュワートで活躍した
カーマイン・アピスが在籍していたハードロックバンド。
といって、弟が持っているだけで、僕は聴いたことがない・・・
でも当時は、映画「アイアン・イーグル」のテーマ曲を歌っていて、
そのサントラにはクイーンの曲も入っていて、「キングvsクイーン」
としてプロモーションされていたことだけは覚えています。
ちなみに「コブラ」はロック風に綴り文字を変えていますが、
ただのCobraというバンドもありますが、そちらについては
まったく何も知らないので、取り上げないことにしました・・・


▼その4、うぃ～　あ～　はくぅじゃ

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☆21点目
TROUBLE
Whitesnake　(1978)

☆22点目
SAINTS AND SINNERS
Whitesnake　(1982)

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☆23点目
SLIDE IT IN (US REMIX)
Whitesnake　(1984)

☆24点目
WHITESNAKE
Whitesnake　(1987)

お待たせしました
おそらく何人かの（結構な、かなりの？）かたが、
ホワイトスネイクはどうした、と思われたことでしょう。
ご安心あれ、せっかくなので最後にまとめました。

ホワイトスネイクはしかしですね、デヴィッド・カヴァデイルが
歌が上手くなければただのどスケベ親父だから（失礼）、
アートワークもエッチなものばかりなのが困りました・・・

21点目はLPとしてのデビュー作、一見すると普通の蛇ですが、
実は舌に問題がありまして・・・以下略・・・

22点目は神話か何かをモデルにした彫像に蛇がいますが、
これが彫像だからいいのであって、写真か絵であれば、
少なくともナチュログではアウトでしょうね・・・
"Whitesnake"の"W"が蛇の頭になっているロゴはいいですね。
アルバムとしては後に2曲をリメイクするなど重要な1枚。

23点目は、そうですね、これ自体もかなりエッチですが、
これはまた別のことをイメージさせるものでして・・・
でもこのアルバムは僕は同率2位で大好きですけどね。

24点目、ヘヴィメタルのブームに乗り、ツェッペリン回帰の音で
大ヒットしたあまりにも有名なアルバムですが、これは邦題が
「サーペンス・アルバス　白蛇の紋章」というだけあって、
ようやく蛇が紋章という落ち着いた形に収まり、以降も、
この紋章は使われ続けています（よかった）。

ホワイトスネイクは、日本のコンサートでは、曲の間に必ず
「うぃ～　あ～　はくぅじゃ」と言います。
白蛇ですね、日本では縁起がいいとされていますが、
実際に今年の絵馬も鏡餅のおもちゃも白蛇。
今年はホワイトスネイクの年になるのか・・・！？・・・


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最後は、車の中で蛇のように舌を出すハウ（笑）。

なんて、もちろん偶然。

巳年の今年は、蛇ということでやはりというか、
ほとんどがハードロック・ヘヴィメタル系になりました。
だから逆にR.E.M.が輝いて見える（と勝手な感想）。
ボブ・ディランの歌詞で何かありそうな気はするのですが、
思い浮かばなかった。

来年は午年、馬ですね。

ジャケットだけで30枚はあるから（既に記事を上げています）、
来年は絞るのが大変かもしれない。

なんて、年明け早々来年の心配をしておりますが（笑）。
今年も、音楽記事もよろしくお願いします。

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