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ゴジュウカラを見習うと、違った視点が得られるかも・・・
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2013年10月27日

今月の読書2012年10月号

01
今月の読書2012年10月号

毎月恒例、読書の記事です。

今月は6冊

しかも2冊は雑誌(ムック)、2冊は料理関係。

まあそれでもいきますか。

その前に、今朝は利発そうに見えるハウが撮れたので、
非イメージ、いや、半イメージ写真として冒頭で使いました。


02
今月の読書2012年10月号

38億年生物進化の旅
池田靖彦
新潮文庫


生き物好きとしては、生物の歴史は覚えたい。
でもなかなか覚えられない。
この本は「200ページで生物38億年を振り返る」というもので、
その通り、うまくまとめられて読みやすく分かりやすい。
ただ、これだけ平易な文章にまとめられるということは、
38億年の歴史をそれだけ深く知っていないとできないわけで、
著者の池田さんの明晰な頭脳にはただただ敬意を表すのみ。
生物の本を読むと最近は、以前読んだ本とは見解が違うことが多く、
古生物の世界は、もう既に動いていないようでいて、
ひとつの発見で大きく動くこともあるのが面白いですね。
先ほど僕は、生物の歴史を覚えたいと書いたけど、この1冊があれば
いつでもページを開いて確認できるので、覚えなくてもいいかも。
でも、それじゃ本末転倒、意味がないかな・・・
ただ、以前「タモリ倶楽部」に出ていた国語学者の先生は、タモリに、
先生なのに何かについて知らないのと突っ込まれていた時に、
研究者というのは調べ方を知っていることが大切だと言っていたから
うん、それでいいんだ、とひとり納得(笑)。
新潮文庫は最近は自然環境系の本にも力を入れているのかな。
僕にとってはとてもいいことですね、Yonda?シールもたまるし(笑)。


03
今月の読書2012年10月号

自分流写真の方法
丹野清志
玄光社


写真を撮るのに何か本が欲しくて、いつも書店で写真の本の
コーナーに行って眺めるのですが、だいたいは技法を説明していて
それなら要らないと思う、の繰り返し。
断っておきますが、僕に技法が備わっているという意味ではなくて、
技法の話はだいたいどの本でも同じことが書いてあって、
僕はそういう本は2冊ほど買ったのでひとまずいいかな、と思うだけ。
ところがこの本は、写真を撮る考え方や心持ちについて話していて、
基本的に自分で考えたり人の考えを考えるのが好きな僕は、
写真以上にそこが面白そうで買ってみることにしました。
特に面白かったのは、今言われている写真の撮り方について
ひとつひとつ、それに拘束されなくてもよいと唱えていることで、
スナップ写真なんてない、うまく撮ろうとした写真はつまらない、etc..
この人写真業界で干されないのか心配になるくらい(笑)。
そこは痛快で、写真以上に、本としての楽しみがありました。
作例も特に僕があまり撮っていない街中もので参考にもなり、
これは買ってよかった本でした。
写真はひとつの物事に対して解決法が1つしかないわけではない、
ということを、僕は自分で撮っていて思うようになっていましたが、
それを証明してくれたのもよかったところ。
自分流の写真を撮るために人が書いた本を読むのは、一見すると
無意味なように感じられるかもしれないですが、この本はあくまでも
考え方について話しているのであり、そこはとても参考になりました。
というより、上手い下手は別にして、僕は僕の考えで撮ればいいと
自分の考えが支持されたようで心強いですね。
まあだから僕はずっと「下手」であり続けるのでしょうけど(笑)。
ともあれ、とてもよい本にめぐり会えました。


04
今月の読書2012年10月号

からだにおいしい魚の便利帳
高橋書店


先月の「野菜の便利帳」の同じシリーズを早速買いました。
驚いたのは、日本人は、全世界で消費される鮭の
なんと1/3を食べているということ。
おにぎりの定番だし、サーモンの寿司や刺身もよく食べるように
日常生活にありふれているけれど、そこまで多いとは。
前半は海に面した都道府県のおいしい魚やその名所を
写真付きで紹介していてとにかく楽しいし行ってみたいと思う。
北海道では食べない魚の情報はまさに目から鱗。
後半は魚の種ごとに四季に分けておいしい理由を説明し、
もちろんレシピもあってこれは傍らに置いておく本ですね。
鯛飯を一度作ってみたいのですが、失敗すると高くつくから
今までずっと作ってこなかった、でもこの本を見て、やってみるかな。
栄養についても触れられていてやはり役に立つ1冊です。


05
今月の読書2012年10月号

1日分の野菜がとれる「主役スープ」
主婦の友社


レシピ本はほんとに買うことが多くなりました。
秋だから冬に向けて今回はスープの本。
野菜はたくさんとりたいんだけど、サラダや炒め物以外でも
スープからとるのはおいしいしいいのではないかと思います。
この本は装丁がよくて店先で見てすぐに買うことを決めたのですが、
面白いのは、豚汁やポトフやミネストローネといった定番ものを
たくさん作って、翌日にひと手間加えて別の料理として食べる
というレシピも紹介されていること。
例えばポトフはカレー粉を加えて簡単なスープカレーにするとか。
僕もクリームシチューを翌日パスタを入れて食べることはするけど
これはさすが主婦の知恵、と感心してしまった。
この本は判型が大きめで写真も見ごたえがあってきれいです。
でも、またきっと、来月もレシピ本を買うんだろうなあ・・・(笑)・・・


06
今月の読書2012年10月号

風景写真ビジュアル大事典 
学習研究社


結局、写真技法の本も買いました。
雑誌CAPAの別冊特番です。
「自分流写真の方法」を読んで、今度は写真の基本についてもっと
知りたくなったところ、折よく新刊として書店にこれが並んでいて、
一度考え、やはり必要だから中を見ないで買いました。
中を見るとまた同じことの繰り返しで買わないだろうから。
内容についてはその通りなので特に書くこともないでしょうけど、
ひとつ面白いことが。
24ページにある段階露出補正の作例写真が、どう見ても、
A公園こと旭山記念公園で撮影されたものなのです。
誰が撮ったか分からないけれど(巻末に写真家名が列記されている)、
へえ、有名写真家さんでもA公園に来るんだ。
冬の写真で、雪の量から見て多分12月か1月だと思うんだけど、
もしかして自分とハウがその人と擦れ違ったのかな。
でも写真の太陽の位置を見るとどうも午後1時から2時の間くらいで、
僕はその時間にはめったに行かないから、擦れ違ってないだろうな。
そういうつながりは想像すると楽しくてうれしいですね。
残念ながら撮影地は明記されていなくてA公園の紹介にはならないけど、
取り上げてくれたのはうれしかったし。
あ、もちろん、自分の撮り方で参考にできるところは、これからは
この本で確認してゆけるので、その点でも買ってよかった1冊ですね。
なお、今回の写真関係の2冊はともにムックといわれる雑誌で、
裏表紙の雑誌コードの最初の数字が6であるものがその類いです。


07
今月の読書2012年10月号

猫だって夢を見る
丸谷才一
文春文庫


丸谷さんが亡くなりましたが、でもまだ実感がわかない。
不思議と悲しいということはないのですが、寂しくはありますね。
でもやっぱりまだ受け入れたくないという思いがあるのでしょう。
こんなに大好きなのに、追悼の記事を上げる気になれなかった。
それは申し訳ないと思うけど、でも。

この本は既に品切れですが、6月に仕事に行く途中で寄った
岩見沢のブックオフで見つけて買ったもの。
移動用のかばんにいれて待ち時間や公共交通機関での
移動時に読み進めていましたが、今はあまり乗らなくなったので
なかなか進まず、数日前にかばんから出して読了させました。
内容は、いつもの丸谷さん、当たり前か。
ほんとうに博識でユーモアがあって楽しい。
とにかく丸谷さんの本を読んでいただけるとうれしいです。
1冊終わって、もちろん次の丸谷さんも既に読み始めています。

そうそう、今回は清水義範の解説もとてもよかった。
若かった頃、寝酒(カップ酒)のおともに丸谷さんの本が
最高によかったという話から、丸谷さんの文体について
簡単に分析して読ませてくれる、なかなかいい。
そういえば清水義範も最近は読んでいないなあ。


08
今月の読書2012年10月号

犬たちだって夢を見ます(笑)。

正直、読書、という感じが少し薄いかな・・・
小説をもっと読みたかったんですけどね。
でも、この記事を書いていると特に、ひと月があっという間ですね。

来月は小説を3冊、と、断言…はする自信はないなあ・・・

でも、7冊以上はいけそうかな。


最後は、今日のA公園の黄葉写真を1枚。

今日はとてもいい天気。
黄金のエゾイタヤがますます輝いていました。


08
今月の読書2012年10月号






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