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2016年01月19日

今度はグレン・フライが

01
今度はグレン・フライが

グレン・フライが亡くなりました。
享年67。
 
このところまるで何かの連鎖のように、僕がリアルタイムで
聴いてきたミュージシャンが次々と亡くなっています。
実は一昨日、デヴィッド・ボウイの記事を書いている時、
まだまだ続くのかな、そろそろいったん終わりにしてほしい
と願ったばかりの今日で、あまりにもショックが大きい。

スポニチアネックスの訃報記事を引用します。

***

米ロックグループ「イーグルス」の創設メンバーで、リーダーを務めた
グレン・フライ氏が18日、関節リウマチ、急性潰瘍性大腸炎、
肺炎といった複数疾患の合併症のため、米ニューヨークで死去した。
67歳だった。

「彼は自分の兄弟のような存在だった。ほとんど家族といっていい。
最後はいくつかの機能障害を抱えていたんだ」
と悲報に肩を落としたのは、フライ氏とともにグループを創設した
ドラムのドン・ヘンリー(68)だった。

「イーグルス」は1971年に創設。
Hotel Californiaなど、数々のヒット曲を世に送り出したが、
「すべては彼が点火役となって始まった。
解散していた時期もあったが、同じ夢を持った若者2人が
45年前に結んだ絆が消えることはなかったよ」
とヘンリーは振り返る。

その後も、ポピュラー音楽への知識が広く、
仕事への意識が高かったこと、そして、何より
家族思いであったとフライ氏について語るヘンリー。
「私は今後も彼とともに歩んだ人生を感謝するだろう」
と続けると、最後に
「安らかに眠れ。あなたは自分の思い通り、いや、
それ以上のことをやってのけた」
と故人へメッセージを送った。


***

ドン・ヘンリーの言葉、早いですね、
ほんとうに仲が良かったんだなあと。


グレン・フライを僕が知ったのは1984年のSexy Girlでした。
当時高校生、そういう年頃だから、「ベストヒットUSA」か何かで流れた
翌日、クラスで"Sexy"を妙に強調して歌ってからかう奴がいましたが、
この時、グレンがイーグルスの元メンバーである事も知りました。
まあこの辺は80年代リアルタイムらしい話しでしょうね。
その曲のクリップを貼り付けるつもりでしたが、著作権関係で
音が出なくなっていて意味がないのでやめました、
悪しからずご了承ください。

グレンを知ったのがイーグルスではないのにはわけがあって、
イーグルスHotel Californiaはそれまでに知っていましたが、
グレン・フライがイーグルスのメンバーだったことは
すぐには結びつかなかったのです。
知った時、ああ、この人はそんなすごい人だったのか、となりましたが、
まあこの辺は80年代リアルタイムらしい話しでしょうね。

ここではイーグルスではなく、僕がリアルタイムで接した
ソロを中心に話してゆきます。

 
僕の世代、やっぱりグレン・フライといえばこれでしょう。



 The Heat Is On
 Glenn Frey
 (1984)

映画『ビバリーヒルズ・コップ』のテーマ曲として最高2位の大ヒット。
R&B色が濃いロックンロール、いかにもアメリカといった雰囲気が
最高にいいですよね。
大好きな曲でしたがサントラもシングルも買わず、でもなぜか同サントラ
ポインター・シスターズNeutron Danceのドーナツ盤を買ったのでした。
 
映画も大好きで、当時2回劇場に行きましたね。
2回目は高校の友だちと弟と3人「映画の日」1000円、満席だったっけ。


続いてテレビドラマ「マイアミ・バイス」のサントラのこの曲。

 


 You Belong To The City
 Glenn Frey
 (1985)
 
当時高校生の僕はヒットチャートに夢中でしたが、
クラスメートとこの曲がNo.1になるか賭けをしました。
賭けといっても実際は何も賭けなかったのですが、
僕は1位になる、クラスメートはならないと。
ならなかった、惜しくも2位止まり。
グレンは2曲2位があるけど1位はついに達成できなかったんですよね。
賭けをしたそのクラスメートは当時数少ないプリンスが好きな人で、
結構よく音楽の話をしました、懐かしい。

この曲も気に入りましたが、高校生が聴くには落ち着き過ぎていたのか、
他のアーティストの曲も入ったサントラだったからか、
タワーレコードの店頭で何度か悩んで結局買いませんでした。
 

僕が大学に入り、グレン・フライはバイス以来3年振りの新作
SOUL SEARCHIN'を出しました。
そこからのシングル曲




 True Love
 Glenn Frey
 (1988)

当時ラジオで聞いた話、うろ覚えですが紹介します。
グレン・フライは当時どういう音楽をやろうか悩んでいた。
ドン(・ヘンリー)はR&B、ジョー(・ウォルシュ)はロックンロールが
持ち味だから同じことはしたくない。
ならば僕はソウルだ。
そういうコンセプトで作られたアルバムがこれ、写真01のCD。

このアルバムは密かな名盤だと思う。
僕も二十歳を過ぎ、落ち着いた音楽が分かるように
なってきたのでしょう。
ハウから取り返して(笑)、今日これから久し振りに聴くことにします。


それからはイーグルス再結成もあってオリジナルソロアルバムは
この次の1992年に出た切り、その後ライヴ盤も出ました。

その20年後、4年前にアメリカン・スタンダードや
ロックのオールディーズのカヴァーアルバム(一部オリジナル曲あり)の
AFTER HOUESが出ました。

その中から1曲、ジャズスタンダードを。



 The Shadow Of Your Smile
 Glen Frey
 (2012)

グレン・フライって、パッと見陽気なアメリカンの典型ですが、
よく見るとちょっとした陰りがあって、でも決してじめじめはしていない、
その辺のさじ加減が絶妙な人だと思います。
こういう曲をやると、人によってはもっとしっとりと聴きたいかもしれない。
でも基本ロック人間の僕には、深入りしないというこのスタンスが、
なんというかこう安心できる部分。 
だからこのアルバムも大好き、出た当時毎日のように聴いていました。

グレン・フライのキャラクターの話をすれば、
キザでニヒル、って死語かな? 時代を鑑み敢えて使ってますが、
鼻持ちならないような仕草をするんだけど、なぜか嫌みがない。
かといって間抜けでも滑稽でもなく、それらしい人に見える。
きっといい人で、外側を繕うことで人間性を偽るのではなく、
気持ちの中に大きなユーモアや遊びの部分があることが
見る人に伝わってくるからではないかと思います。
ちょっと鼻にかかった粘りのある独特の声もそんな人間性にぴったり。


さて、やっぱりイーグルスに触れないわけにはゆかない。

まず1曲



 I Can't Tell You Why
 Eagles
 (1979)

最後に加入したベースのティモシー・B・シュミットの持ち歌ですが、
この曲だけギターソロをグレン・フライが弾いています。
グレンの持ち味はソウルと書きましたが、この曲のソロはまさに
それがはまっていますよね。
名ギターソロのひとつに数え上げられるでしょう。


しかしやっぱりグレン・フライといえばこれ。



 New Kid In Town
 Eagles
 (1976)

僕が、ビートルズとそのメンバー以外すべての中でいちばん好きな曲。
ご興味がある方、詳しくはこちらの記事をご覧ください。


02
今度はグレン・フライが

ドン・ヘンリーの話によれば、
グレン・フライは最後いろいろ障害があったということで、
2012年のアルバム以降はいろいろ大変だったのかもしれない。
でもきっと、持ち前の明るさで乗り越えようとしていたことでしょう。

67歳はやっぱり早すぎます。

R.I.P.
 

03
今度はグレン・フライが







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この記事へのコメント
こんばんは。

本当に信じられない程に訃報が続きますね。
当時の平均的な中・高生ロックファン的に
「呪われた夜」、「ホテル・カリフォルニア」+
「(最初の)グレイテスト・ヒッツ」の3枚を
聴いていました。

以降は自分の興味がPunk/Post-punk
に行ったこともあり、決して熱心な
聴き手ではありませんでした。
あ、初来日は行きましたよ。

"New Kids in Town"は私も大好きです。
軽~く、メリスマを効かせた歌と、
浮遊感のある演奏が素晴らしい。

ご冥福を祈念します。
Posted by ミグの父 at 2016年01月19日 21:55
ミグの父さん、こんばんわ
ほんとうに続きますね・・・
記事で書いた通り、ほんとうに一昨日、もうやめてくれよなと思いました。
私はイーグルスはCDの時代になってから買って聴きましたが、
最初に買ったのは後の方のグレイテスト・ヒッツでした。

確かにパンクやポストパンクとは離れた音楽ですね。
特にここで押しているSOUL...はそんな感じがします。
でも初来日には行かれたんですね。

New Kid In Townですが、私はアコースティックギターで基盤を作り
エレクトリックギターが動き回る曲がいちばん好きなようです。
大学時代の友だちもこの曲が大好きだったのですが、
もうずっと音信不通で今どうしているかなあ・・・
という個人的なことも今日は思い出しました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月19日 22:19
ギタバさん、こんにちは。
ついにイーグルスの一員も亡くなってしまったんやね。
67歳は早すぎるけど、なんだか時の流れを痛感
させられる思いです。

グレン・フライ氏の逝去も知らずに昨夜はミナミで
呑んだくれて道頓堀奥地のカラオケパブにて
店員で頗る英語やスペイン語の唄が上手な
フィリピーナのおねえちゃんのサポートを受けながらNew Kid In Townも歌ったなぁ、調子に乗って
「天国への階段」もプラント気分でがなりついでに
オーラルギターでペイジさんのソロもやっちゃったんで
本日喉が荒んでおります。

今夜はまずはSTRANGE WEATHER(1992)から
グレン・フライを偲ばせてもらいます、合掌。
Posted by ぽちわかや at 2016年01月20日 16:30
ぽちわかやさん、こんばんわ
そうですね、そういえばイーグルスはすべてのメンバーで
亡くなられたのは初めてですね。

ぽちわかやさんもNew Kid In Townだったんですね。
きっと何かを感じられたのかもしれない、と思う反面、イーグルスの歌が
日常的にある中のひとつの偶然に過ぎないのかもしれない。
グレン・フライとしては後者の方がありがたいでしょうね。

「天国への階段」も、こじつけようと思えばできるけど、
やっぱり日常的に存在している曲の偶然、ですよね。
あのギターソロは口ずさんでも気持ちがいい旋律ですよね。
喉が荒れているとのことですが、指のほうは大丈夫なようで
書き込みいただきありがとうございます。

で、実は、グレンのそのアルバムを持っていないことが判明。
持っているつもりでいたんですが、昨日記事を書く時にSOUL...を
出した時になくて、書いてから探したけどやっぱりない。
次のライヴはあったけどない・・・今度買いますね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月20日 17:51
ついにイーグルスのメンバーか。昨夜はアップの曲を全て聴いてました。
ソロの二曲カラオケダムにありました。
私が歌うなら、You Belong To The Cityですね。少しサックスが入りすぎで、ギターならとは思うも、この時代の流行りで仕方ないも、良い曲なので、覚えます!
ジャズスタンダードのグレン・フライが歌ってるのは、邦題はいそしぎですね。彼の歌い方は好きですし、ヤッパリイーグルスは、歌を含めて凄いメンバーの集まりだったのですね!
ニューキッドは、私も大好きです。
今度のタウンで歌います。
でも、67歳は若いですね!残念ですが我々が影響を受けた好きなアーティストはほとんどが歳上にて、ある程度は覚悟してます!

今晩は、桂月の純米酒でもう一度彼の歌声とギタープレイを偲びます。
Posted by matsu at 2016年01月20日 19:23
matsuさん、こんばんわ
曲を聴いていただきありがとうございます。
カラオケにありましたか、ヒットしたのでそうでしょうね。
You Belong...は確かにサックスが前に出ていますが、私が高校時代に
買う踏ん切りがつかなかったのもそこがひとつの要因かもしれません。
時代の音というのはそうでしょうね。
Heat...もサックスがイントロで目立つから、時代プラス、
グレンがイーグルスとは違うことをしたかったのかもしれない。
いずれにせよ、この2曲は強烈に懐かしさを感じます。
特にYou...はまさに夜という曲ですが、私も洋楽番組を
テレビで観ていた10代の頃の夜に思いが直結しますね(笑)。
matsuさんは覚えられるということで私も取り上げてよかったです。

イーグルスも確かに、やめた人も含めて一癖も二癖もある
メンバーが揃っていた稀有なバンドでしょうね。
誰もがソロアルバム出しているというのも。
そしてドン・ヘンリーの言葉はあらためてこの2人と
イーグルスの内面が分かって興味深くもあるし、
ドンの思いも伝わってくるものでした。

ある程度は覚悟してます、とのことでお気持ち分かりますが、私は正直、
今はひとまず、冗談でもそういうことは考えるのも嫌です。
まだ今年始まってひと月も経っていないのに、そろそろもう少し
平穏な気落ちで毎日音楽を聴けたらと願っています。

今夜はお酒でグレン・フライをしのぶということですが、
そういう思いはグレンも喜んでくれるでしょうね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月20日 22:12
guitarbirdさん こんにちは。
また思ってもみなかった方の訃報に接し・・。
自分のブログにも書いたのですが、第一報を知らせてくれましたのは学生時代、ともに洋楽ブームの頃に洋楽を追っていたかつての同級生。
ウソでしょう、と信じられず。
そんなわけがない! と。
返信を返す前にネットを見て・・。
あぁ本当なんだ、と。
その後、TVのニュースではバス事故の報道が主で。 また日本のアイドルグループのニュースにさく時間が長かったけれど、この方の訃報はまだ見ていません。 (今、見ていないということは、私はきっとこのまま日本のニュースでは見ないままでしょうね。)
ボウイ氏の時は結構、民法ニュースで取り上げたのに、と少し残念です。

私はどうやら79年と95年のツアーを観に行っていたようです。
あとは、Eagles関連ですと、脱退後のRandyのソロ・ツアーに参りました。

自分のページにも書きましたが、呪われた夜が大好きでした。
当時LPで持っていて、ジャケットの手触りからして好き。 ジャケットも好き。
・・・ティーンエイジャーの女の子が好きになるにしては、当時渋かったかもしれませんが、とにかくこのアルバムが好きで好きで。
今でもNO.1です。
その後、出したホテル・・・。
すごく衝撃的でした。
それまでのバーニーがいた時のカントリータッチの曲、癒しのメロディで彼らを好きだった私や、多くのファンは正直「打ちのめされた」ぐらいの衝撃で新作を受け止めました。
たしか、入ってきたJoeがこんなにしちゃった・・・みたいにちょっと悪くも書かれていたかと。
勿論、全てのマスコミ記事を読んでもいないので、一部を抜粋するのは不公平。 きっと、よりハードにパワフルになった、という歓迎の意見もあったとは思います。
とにかく、私個人としては、ホテル・・の流れを当初歓迎しませんでした。

が、歴史ってやはり年数を経ないと、ですね。
押しも押されぬ代表曲、彼らの、というより、洋楽界の。
そして、当時の世相をよく表す傑作として(そんなこと、聴いていた当時は知る由もなかった、海外のことなどに疎かった私ですが。)広く日本でも受け止められました。
この曲(ホテル・・)が全米NO.1になった週のアメリカンTop40は、カセットデッキを構えて・・・ナンバー1、のコールとともに、「一時停止」のボタンを解除して(笑) RECボタンを起動、湯川さんの読む訳詞を一気に録音したのをよく覚えております。
その時の湯川さんの解説、現代の病魔が巣食うアメリカをよく表現して・・・みたいな解説で「そうなんだ?」と。 以降、私のアメリカへの関心は高まります。

とにかくEagelsには思い出がいっぱい。
書ききれません。

最初、信じられなかったけれど、だんだん現実として・・。 そう考えると昨日の夜からが悲しみが深くなってまいりました。

第一報を知らせてくれた同級生とこれから会ってきます。
Eaglesのパンフを携えて行ってきます。

そうだ、去年訪問できた、L.Aにある「ホテル・カリフォルニア」の写真が入ったデジカメも持参しましょう、今日会う友達にも見せたいです。

ご冥福をお祈りいたします。

とにかく悲しいです。。。。
Posted by はるちゃん at 2016年01月21日 10:40
はるちゃんさん、こんにちわ
ミュージシャンの訃報ですが以前も書きましたが私はFacebookで
知ることが多くなり、グレン・フライもそうでした。
Facebook見てると、ミュージシャンも哀悼の意を表すことが多く、
次々と増えてくると、亡くなったことを実感します。
ただ、デヴィッド・ボウイだけは珍しくヤフーで先に知り、
本当かと思ってFacebook見ると次々と上がって来ました。
グレン・フライはヤフーでは幾つか記事が上がっていますが、
確かにボウイのようにテレビのニュースでは見ていないですね。
それはそれでちょっと残念というか寂しいというか。

Facebookの話題を続けると、ブルース・スプリングスティーンが
1月から全米ツアーを始めたのですが、昨日のコンサートで、
グレン・フライの追悼でTake It Easyを演奏したそうです。
ボスのそういう気持ちは涙が出るほどうれしいですね。

イーグルスの話ですが、Hotel Californiaは当時そういう
受け止められ方をしていたんですね。
リアルタイムを知らないので興味深くうかがいました。
ちなみにピーター・バラカンさんもイーグルスはジョー・ウォルシュが
加入してから興味を失ったと書いていました。
私はビートルズ以外の洋楽を聴き始めた中3の時既にその曲を
知っていましたが、何かのラジオで聴いた記憶があります。
初めて聴いた時からすごい曲だなと思いましたが、もちろんその曲の
イーグルスの中における位置など知らず、ただ単に楽曲としてそう思い、
ロックの奥深さを知りました。
私が知った時既にロックの歴史に残る名曲と言われていましたが、
今思えば曲が世に出てまだ5年くらいしか経っていなかったんですね。
若い頃の6年は長かったという意味ももちろんありますが、
それ以前にその曲が生まれ出でた時から名曲だったのだと思います。
と書くとはるちゃんさんが書いておられることと少し違いますが、
繰り返し、私の経験からいえば、Hotel...は世に出て5年で
既に名曲と言われていたと記憶しています。

私も、アルバムとしてトータルで見るとONE...がいちばん好きです。
ただ、HOTEL...にはいちばん好きな曲が入っているので
どっちが一番とか本来はあまり言いたくないかな(笑)。

旧友の方と会われるのですね。
実際に会って話ができる人が近くにいらっしゃるのはいいですね。
まあ、近くといっても生活実感からすると近くないかもですが、でも
少なくとも飛行機に乗らなくても会える人、という意味です。
音楽の面でいえば私は東京時代と札幌に帰ってからが
分断されているので、実は札幌で音楽の話をできる人は
ひとりしかいなくて、しかもなかなか会えない人だったりします。
はるちゃんさんは亡くなられた後で気持ちは重いかもしれないですが、
でもやっぱり会って楽しくお話ができるといいですね。
写真のことなども含めて。

Hotel...は渋谷陽一の本によれば、アメリカの退廃を描いていて
アメリカ人でもそこまでできるんだと驚いたという話ですね。
バンドの転換期でもあったのですよね。

とにかく67歳というのは早すぎます。
R.I.P.
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月21日 16:12
guitarbird さん、おはようございます。

ボウイに続き、グレン・フライもでしたね。
どちらも、その訃報を知ったのはguitarbird さんの記事からでした。
その衝撃は凄かったですね!
「うそだろ~!」って感じで。

グレン・フライとの出会いは、私の場合「The Heat Is On」でした。
そのヒット時にLP、CDを手に入れたのではなくて、1987年の冬にCD Player を購入したのですが、その後「Heatが入っているCDが欲しいけど、サントラは・・・。」という事で、ボーナストラックとしてその「Heat」と「You Belong」 が入っている「The Allnighter」を購入しました。(今はサントラも手元にありますが)
そのアルバム本体の「The Allnighter」が、お目当ての「Heat」以上に凄く良くて驚いたのを覚えています。
1987年の4月に最初の大学への進学の為、東京に出て来て、初めての一人暮らし。
よく深夜に月の下、一人で徘徊(笑)したのですが、その雰囲気にアルバム収録の「Lover’s Moon」が合っていました。
ストーンズの「Midnight Rambler」はちょっと。(笑)
(徘徊については新宿区の中野区との境にある上落合に住んでいて、早稲田通りを通ってお茶の水辺りまでよく行きました。実際夜中の2時過ぎにお茶の水の路上で警察官から職務質問を受けた事もあります。(笑))
「You Belong」はマイアミ・バイスの為の曲でしょうが、「Smuggler’s Blues」もマイアミ・バイス前にあり、その為に作られた曲ではありませんが、マイアミ・バイスに使われていたと思います。
その後、バイト先の店内BGMの8トラで「Soul Serchin’」がへビロテでしたし、そこのバイト仲間に「ホテル・カリフォルニア」と「OU812」を録音したテープを貰いました。
昨年クリスマスアルバムも含めたイーグルスのBox Set を購入し、何度か聴いた後にCDの棚に戻し忘れていたのを発見し、「久々に聴いてみようかな、でも今の寒い時期イーグルスって気分でもないか。」と思ったのが、前日18日でした。
ボウイと共に、グレンの事は自分の大事な思い出の一部を失った気がします。

ボウイについても、「Dancin’ In The Street」が無ければ、guitarbird さんの記事に、このようにコメントを書かせてもらう事も無く、私が一方的にguitarbird さんのブログを知っているだけだったかったかも知れない、と思うと二人に感謝です。ありがとう。
Posted by masaki at 2016年01月24日 07:42
masakiさん、おはようございます
いつもご覧いただきありがとうございます。
ボウイもグレン・フライも最初に訃報を聞いてショックでしたが、
グレンの場合は続いてしまったことのショックもより大きかったです。
グレン・フライの話題は昨日のNHKのニュース深読みでも
割と時間を割いて取り上げていました。

グレンとの出会いはほぼ同じ頃ですね。
私はSexy...でソロとして注目され始めた直後にHeat...が出るという
その流れがよかったと思っています。
で、実はグレンの最初の2枚はアルバムを持っていなくて、
3年くらい前に買おうと思ったのですがなぜか通り過ぎてしまい
いまだに聴いていないのがなんというか情けないです。
ALLNIGHTERはアルバムとしていいのですね、了解です。
Smuggler’s...もベストヒットUSAで観て聴いた記憶があり、
最初はバイスのサントラ曲と認識していましたが、後にグレンのその
アルバムにも入っていることを知り、そういう売り方もあるのか
と洋楽聴き始めの頃だけにそんなことを思いました。
あとギターを弾き始めた頃で、「ブルーズ」というものに敏感で、
曲を聴くと確かにブルーズっぽくてなるほどとも思いました。

東京で夜中に「徘徊」しておられたのですね。
御茶ノ水は働いていた時に何度か2時頃まで超残業したことがあり、
真夜中に中華料理を食べたこともありましたが、
その店が満席だったのに驚いたことがあります。
聞けばみんな出版関係の人だとのことでしたが、
やっていた店が少なかったので集まっていたのでしょう。
ただ、私はそれほど長距離を歩いたことはないですが、
でも住んでいた家の近所で職質されたことはあります(笑)。
今ならもう少し夜中に職質に会う可能性が高そうですね。

イーグルスのボックスセット買われたんですね。
置いておいたままにしてあったのは何か意味ありげですね。
と思ったのですが、やっぱり生活の中で音楽を聴いていく上で
イーグルスは普通にいつもある存在なのでしょうね。
私は何年か前にネットでかなり値引きしていたので買いました。

ちなみにですが、ボウイのZIGGY...に入っている
Moonage Daydreamの間奏が、Hotel Californiaの最後の
ギターソロと似ていると言われていて、そのことはここ最近
ずっと頭の中にあって、試しに自分でHotel...のソロを
自分で弾いたりしていましたが、これは決して「何かがあった」偶然
ではなく、やはり音楽生活の上での必然の流れだったと思います。
ボウイの方が先ですが、私はそれ本で読むか何かで言われるまで
気づかなくて、なるほど、と思ったものでした。
ただこれは、ああなるほどで終わる話だと思いますが、
そういう音楽の偶然は大好きだったりします。

ボウイ&ジャガーはインパクト大きかったですよね。
しかも、当時私は曲を知らなかったのですが、超有名な曲を歌う
というのが逆に新鮮だったのではないかと思います。
あのビデオクリップ、ボウイとジャガーがもめないように
顔が写っている時間がまったく同じ長さだと言われていますが、
いつかストップウォッチ2つ持って自分で確かめてみたいです(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月24日 08:21
guitarbird さん、再びです。

今、教えていただいた「Moonage Daydream」をあらためて聴いてみました。
今まで気付きませんでしたが、なるほどその間奏と「Hotel」のエンディングは似ていますね。
また、ふとその曲の声の粘るような節回しが、アクセル・ローズに似てるな、とも思いました。
ボウイは私も「Let’s」で知って、アルバム「Tonight」を購入してという流れです。
世間一般ではなく、つたない私個人の洋楽人生で、「ボウイの一曲」と云われれば、「Loving The Alien」を選ぶと思います。
「Let’s Dance」、「Modern Love」、「China Girl」、「Blue Jean」とラジオ、PV等で聴いて来て,
guitarbird さんが仰られているように、自分で買って期待してLPに針を落としての一曲目でしたから。
「Don’t Look Down」以降の曲も良くてアルバム「Tonight」は個人的に大好きです。
後にCDで買ったアルバム「Let’s Dance」のオープニングの「Modern Love」から怒涛の3連発も。
もちろん「ジギー」も好きです。
「スーツを着てロック」は故ロバート・パーマーのイメージが強かったですが、ボウイも上着の丈が短く(学生服の短ランを連想しますが(笑))、着崩しているとはいえ、パーマー以前に、そうでしたね。
「戦メリ」出演と共に、ルックスのみならず、このスタイルがあればこそ日本で当時一般にあれほど受け入られたのでは、と個人的には思います。
高校時代、ボウイの半生記を書いた本を持っていたのですが、その水色のスーツを着ているボウイの表紙を見て、母が「綺麗な人だね~。」と言ったのを覚えています。
また、当時「Heat」のPVを隣で観ていた父が「髭伸ばそうかな~。」とも言ってました。
実際は伸ばしませんでしたが。
私の両親は当時から今まで洋楽に全く興味がないのですが、その両親にも何かしら思いを抱かせるこの二人は、やっぱり凄かったんだな、とあらためて思います。

グレンのアルバムは、逆に私は「After hours」を持っていなくて、この度guitarbird さんの記事で「The Shadow Of Your Smile」を拝聴し、買ってみようと思いました。
グレン・フライのソロ・ファーストはイーグルスの緊張から解放されて、良くも悪くもリラックスして作った、という印象です。私は好きですが。
Posted by masaki at 2016年01月24日 11:53
masakiさんふたたびですが、今折良く仕事の昼休みです(笑)。

Moonage...聴いていただけましたか、ありがとうございます。
これは雰囲気というか構造的に似てるというタイプですね。
ボウイの声、そうですねアクセルも低音と高音で歌う部分を
使い分けたりしていますが、年代的にもボウイの影響を
受けている部分があるのかもしれないですね。
ちなみにこの曲ではいきなり"I'm an alligator"と歌い出すのが
最初に聴いたときに大笑いしてしまいました。

ボウイの流れもやはりだいたい同じですね。
まあ、「普通に」洋楽聴いていたらそうなりますよね。
当時は情報源もネットがなくて少なかったし。
...Alienがいちばん好きというのはなるほどと思います。
私は、最初は「すごい曲」だと思いつつあまり身近に感じなかったのが、
CDを買い直して聴いたときにそのある種の畏敬の念というのは
好きだったからこそだと気づき大好きと公言するようになりました。
あとあのアルバムはB面の割と地味な曲が実は10代の頃に
意外と印象に強く残っていたこともCDで聴き直して気づきました。
そしてやっぱり同時代の曲には思い入れが強くなりますよね。

ボウイのファッション性はしかし私は、いいとかよくないとかではなく、
そもそもあまり服装などに凝らない性格だったので、
実は強く意識したことがありませんでした。
意識というのは自分が着るとかそういう意味でのことで、もちろん
pvなどの視覚的な部分では決まってる人だとは思っていました。
私は小さい頃から基本的に男性としての魅力がなくて、
服装に凝っても意味がないと思っていたのでした(笑)。
最近はようやく人の目を気にしないで自分が気に入った服を
普通に着られるようになりましたが(決して派手好みではないけれど)。
ただ、ボウイのルックスの部分も大きな影響を与えていたことは
今回そしてmasakiさんの書き込みでもよく分かりました。
スーツ姿が似合うのはやっぱりいいですよね。

グレン・フライのAFTERHOURSはほんとに大好きです。
ビーチ・ボーイズのCaroline, Noがとってもいいです。
あとこれぜひ曲が多い方をお買い求めくださいね。
カヴァー集で雰囲気が統一されているので、ボーナス曲が
途中に入っていても何の違和感がなく聴き通せますが、そうなると
あまり金額が変わらないなら曲が多い方がいいですからね(笑)。
グレンの最初の2枚とSTRANGE...は近いうちに買います。
ちなみにずっと買わなかったのはリマスター盤が出ていなかった
といういつもの(情けない)理由なのですが・・・
STRANGE...は店頭で手にとって迷ったことはありましたが、
そこで買わなくてずっとそのままになっていました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月24日 13:11
guitarbirdさん 再びこんばんは。

一昨日、Jack Tempchinのライヴに行ってきました。
グレンの曲も何曲が演奏してくれて・・。
感動して、また色々な思いがこみ上げて、大泣きして聴いてまいりました。

記事を書くのが遅いもので・・・
またゆっくりと記事にしたいと思っております。
ではまた。
Posted by はるちゃん at 2016年01月28日 23:37
はるちゃんさん、こんばんわ
申し訳ない、Jack Tempchinという人を知りませんでしたが、
グレン・フライとも何らかのつながりがある人なのですね。
コンサートで感動するのはやはり人間必要なことだと思います。
よかったですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月28日 23:46
guitarbirdさん おはようございます。

いえ、いえ。 とんでもございません。

書いても良いでしょうか・・。
ムリにお知りになりたくない場合だったら、悪いかな・・私も自然に情報が入るのに任せる派なので・・。

(少し行間を空けて書きますね・・・。 )





Peaceful Easy Feelingを書いた方です。

それと、グレンのソロ・アルバムのクレジットを見てみて下さいませ。
殆どの曲をグレンと共作しています。

私は記事にするのが遅いので、「いつか」としか書けませんが、いつか近いうちに、ライヴで語られたデビュー前のEaglesとJackとのエピソード等をまとめますね。 その時にご覧くださいませ。
(^^)/
Posted by はるちゃん at 2016年01月29日 08:35
はるちゃんさん、こんにちわ
わざわざ情報をありがとうございます。
その曲は知っていますがその人は認識していませんでした。
私はあまり細かくブックレット見る方ではないのと、
その場でしっかりと覚えないからですが、自分にもその方が
接点があったのは意外でした。
そして教えていただきありがとうございます。

グレンのソロアルバムは結局1枚しか持っていないことに
亡くなられてから気づいたので今は申し訳ない気持ちがあります。
だからこの話題は割と控えめになっていることをどうかお許しください。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2016年01月29日 12:54

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今度はグレン・フライが