自然と音楽を愛する者

01


「源氏パイ」

ありますよね、ハート形のパイ生地を焼いたお菓子。
大好きなのですが、先日、スーパーで発見したのがこれ。


02


「平家パイ」

メイカーは同じ三立製菓だから、パクったとかそういうのではなく、
姉妹品、ということになるのでしょう。

でもやはり、見た瞬間、ちょっと笑ってしまいました。


03


中身は、四角いパイにラム酒漬けのレーズンがのったもの。

それが平家と関係がある？？

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

高校時代、中学だったっけ？　覚えましたよね。
5行目まではそら覚えていましたが、以下は探して書きました。

これを引いたところで、なぜレーズンで「平家」か分からない。
沙羅双樹の花の色がレーズンの色なのかな？


04


こちらおなじみ「源氏パイ」
小学生の頃から今でもあるものは、なんだかほっとしますね。

そもそもなぜ「源氏パイ」なのか、ウィキペディアで調べると、
1965年に発売されたものですが（僕より年上だ）、
社長が和風の名前を付けたいと思っていたところ、
その年のNHKの大河ドラマが「源義経」だったことから、
「源氏」となったのだそうです。

そういえば、一昨年のNHK大河ドラマは「平清盛」、
つまり「平家」ではなかったか・・・

「平家パイ」がいつ出たかは分からないのですが、
きっとそういうことだと思います。
でも、会社としても、そんな偶然に気づいた時は
うれしかったでしょうね。


05


この「平家パイ」、名前はともかく、とてもおいしい。

パイ生地に牛乳が練り込んであるのか、
ほのかにミルク風味なのがいい。

すっかりお気に入りとなりました。


06


「源氏パイ」も久しぶりに食べたけど、やっぱりおいしい。
色が濃くて甘みが強い端っこが小さい頃から大好き。

おいしくてすぐなくなった、また買ってこよう。


07


ところが、「源氏パイ」、知らぬ間に
新商品「チョコ」が出ていました。

写真を撮っているのだから買ったんですが、
まだ食べていません、でもこれもおいしそう。


08


パイ版「源平の闘い」

「平家」も「源氏」に負けないくらい続く商品になるといいのですが、
でも、歴史の事実としては、負けてしまうのか・・・


09


ハウとマーサは闘いをするつもりなのか・・・

やっぱりカメラの方を見ないですね（笑）。


10


最後はパイではなく、「犬団子」でした（笑）。