2013年08月17日
Revolution ザ・ビートルズ ~追悼レス・ポール氏~
はじめに。
レス・ポール氏が亡くなりました。
享年94歳。
Gibsonのエレクトリック・ギターLes Paulを
メイカーとともに作り上げた人であり、
そのギターには自身の名前が冠されていることで、
あまりにも有名な人物。
しかし僕は、まだ、
レス・ポール氏の音楽自体は聴いたことがありません。
ですが、僕自身もレス・ポールのギターを持っている他、
ロックに与えた影響は計り知れないものがあり、
何かのかたちで記事にして残したいという思いはありました。
そんな昨日、A公園を歩いていてふと思いついたことを
まとめて、今回は追悼の記事とさせていただきます。
01 遠征が多かったのでハウも久し振りに登場
Revelution The Beatles released in 1968
レヴォルーション ザ・ビートルズ
written by John Lennon / Paul McCartney
♪ You say you wanna revolution, well you know
We all wanna change the world
レス・ポール
という名前のギターの存在を知った曲やバンドというものが、
ロックを聴く人にはあるのではないかと思います。
或いは先にギターのことを知った人もおられるでしょうけど。
僕がレス・ポールを知ったのは何かなと思い浮かべたところ、
この曲だった、ということを、割とあっさりと思い出しました。
Revolutionは、ビートルズが設立したアップルレコードの
記念すべき最初のレコードであるシングル
Hey JudeのB面曲として、
1968年8月30日の金曜日にリリースされました。
こちらはB面曲ですが、最初にリリースされた
記念すべき曲であるのは変わりません(笑)。
ハウが紹介している写真01の12インチシングルレコードは、
オリジナルリリース20周年を記念して出たものですが、
その20周年記念レコードの詳細はこちらの記事をどうぞ。
この曲は、僕が最初に買ったビートルズのLP
HEY JUDEに収録されていたので、
僕が初めてレコードを買ったビートルズの曲のひとつでもあります。
この曲を聴いて、一発でノックアウトされました。
イントロから唸りを上げるギター、ジョンの叫び、
安定したリズムセクションに支えられたシンプルなロックンロール。
とにかく「何かを壊したいパワー」が炸裂しつつ、
しかし、さりとてどこかに軽さもある、理性にも感情に訴えてくる音。
僕は元来ハードロックやハードなロックが好きな、
これはもう「体質」だったのでしょうね(笑)。
しかしこの曲、よく聴くと、いわゆるハードロックになはい、
明るく楽観的な部分が支配しているのが分かります。
(80年代の「産業メタル」は明るかったですが・・・)
楽観性は、「革命」というテーマへのアンチテーゼでしょうけど、
それにしても明るくて、曲だけ聴くとカントリーっぽさもあります。
カントリー・ブルーズを意識しているのかもしれない。
実際、この曲のテンポを落としアコースティック・ギターで演奏した
Revolution 1が、ホワイトアルバムに入っていますし。
1968年頃は、ジョンの遊び感覚が
音楽上でも充実していた時期だったのでしょうね。
この曲では、「-ution」という単語をたくさん覚えましたし、
途中のジョンの喋りのような部分が歌えるようになった時には、
いたく感動したものです。
それと当時、これだけギターで攻めている曲なのに、
間奏になると、ギターよりもピアノのほうが目立つというのもまた
何か「普通のハードロック」じゃない、すかしたものを感じました。
そのピアノは「職人」ニッキー・ホプキンス。
そしてなんといっても、コーラスが終わったところで入る
「でんででれれ~れでれれ でんででれれ~れでれれ」
というギターフレーズが、カッコよすぎ!
自分で弾けるようになって、自分でしびれたくらい(笑)。
真面目な話、ビートルズで好きな曲20曲に入るかな。
02 Hey Jude / Revolutionのピクチャーシングルのアップ
ここでいつもの
『ジョン・レノン・プレイボーイ・インタビュー』から
ジョンのこの曲についてのコメントを引用します。
(改行は引用者が施す)
JL:この曲を見れば、ぼくの政治や過激派や
すべてについての考え方がわかると思う。
ぼくは腹の中が見たかった。
(中略)何々主義者になったりしていたんでは、
射ち殺されたり、ぶち込まれてしまう。
そいつがお望みなら君は潜在的に
殉教者になりたがっているだけなのさ。
ぼくが知りたいのは、すべてを破壊した後、
君は何をしようとするかということだ。
いまあるものだっていくらかは使い道があるんじゃないか。
もし君が体制を変えたりしたいなら、体制を変えようじゃないか。
人を射ち殺しに行くのはやめにしようや。
本題であるレス・ポール・ギターとの出会いに移ります。
僕がそのギターを知ったのは、中学3年の頃。
ちょうど、僕がギターを弾き始めた頃のことでした。
当時はビデオなるものがなく、「プロモーションフィルム」の時代、
略して「プロモ」と呼んでいましたが、
そのプロモでジョージ・ハリスンが弾いていたのが、
チェリー・サンバーストに見える色のレス・ポールでした。
このプロモは、スタジオでただ4人が演奏しているだけの
至ってシンプルな映像でしたが、それだけに
最初に観た時から感じ入るものが多かったです。
はっきり、カッコよすぎ!
おい、それだけかい、と言われてもいいんです(笑)。
そして、レコードにはない部分、ジョン・レノンが、
♪ Don't you know that you can count me out...in
この「in」の部分を歌っていたり、
ポール・マッカートニーとジョージによる
「ぱおっしゅびどぅわっ」というコーラスが入っていたりで、
そんなレコードとの違いにも着目しました。
写真01、02のピクチャーシングルのB面の写真は、
そのRevolutionのプロモからのシーンが使われており、
そのカッコよさの片鱗はうかがうことができると思いますし、
拡大した02では、ジョージのそのレス・ポールが見えます。
(拡大写真に写ってないリンゴ・スター・・・ごめんなさい・・・)
余談ですが、
ジョージが着ているセーターも、カッコいいですよね(笑)。
03 「ビートルズ復活祭」のチラシ
僕がこのプロモを観たのは、
「ビートルズ復活祭」においてでした。
「ビートルズ復活祭」は、当時、夏休みと正月に
全国キャラバンで行われていた催し物。
ビートルズとメンバーの映画、ライヴ映像、プロモなど、
貴重な映像を5時間に渡って観て聴くことができた、
テレビやネットがない時代にはとっても貴重な場であり、
また、毎回グッズを買うのが楽しみでしょうがなかった、
そんな催し物でした。
これについては、そのうちまた記事にするつもりなので、
今回は、そういうものがあったことだけに触れました。
それにしても、写真を撮るのに当時のチラシを出してきて
懐かしさの暴風雨に襲われましたよ(笑)。
なお、そのプロモは、途中にジョンのインタビューが入りますが、
DVDのANTHOLOGY BOXで観ることが出来ます。
ジョージがそこで弾いていたレス・ポール、一説によれば、
親友のエリック・クラプトンにもらったものだ
という話もあるのですが・・・
ともあれ僕はそうして、
ギブソン・レス・ポールなるギターを知り、
興味が出てきたのですぐに店に行って見たところ・・・
もちろん、中学生に買える金額ではありませんでした。
しかし、それからすぐに友達の家に遊びに行ったところ、
その友達のおじさんがレス・ポールを持っていて、
今は友達が借りているということで、見せてもらいました。
ハニーバーストのレス・ポール。
感激した・・・というよりは、嫉妬しましたね(笑)。
そこでもう欲しくてたまらなくなった、ということはなく、
僕は無理なものは無理だと早めに割り切るタイプなので(笑)、
以来、レス・ポールは憧れのまま、成人しました。
そして、仕事をするようになって、
ようやく、レス・ポールを買うことが出来ました。
といって、「スペシャル」とはいうものの安いモデルであり、
「ジュニア」とも呼ばれる「スチューデント・モデル」ですが、
ついに念願のGibsonのギターを買ったという満足感は、
当時もちろん、とっても大きかったですね。
Gibsonのギターの場合、「買った」や「持っている」ではなく、
「オーナーになった」という表現をしないと申し訳ないくらいに
感じていましたから(笑)。
そのギターについては、こちらの記事をどうぞ。
そのギターは写真05のものですが、このジュニアを買った際に、
この色、チェリー・サンバーストを選んだのは、
もちろん、Revolutionのレス・ポールの色が頭にあったからです。
というか、店に行って、この色しかなかったのですが、
逆にいえば、この色だから「衝動買い」した、というわけですね(笑)。
04 僕の傍らにいつもあるレス・ポールを特集した雑誌とムック
とここまで書いてきて、レス・ポールのギターについては
話したいことがとにかくたくさんあるんだけど、
何をどう話していいか、まるで分からなくなってしまいました。
なので、話題としては
「僕とギブソン・レス・ポールとの出会い」に絞って、
最後はさらりとまとめて終わりたいと思います。
レス・ポールのギターは、今後もよく話題に上るに違いないし。
僕は少し前に、
レス・ポールがジャケットに写っているCDの記事を上げましたが、
なんせ、レス・ポールを愛用しているギタリストなんて、
枚挙にいとまがないとはまさにこのことですし、
いつもは使わないけど、曲によっては使いこなしている人数知れず、
というか、使っているのを一度も見たことないという人のほうが
少ないのではないか、というくらいですからね。
だって、あの人も、あの人も、またまたあの人も
意外なかたちで使っているのを見たことがあります。
なんなら、ひとりずつ挙げてゆきましょうか(笑)。
厚みがあってずしりと響く、しかし甘い音色は
ロックという音楽そのものと表現していいかもしれません。
レス・ポールの楽しみは音だけではなく、
1本1本木目の出方が違う手作りのギターは、
飾るだけでも満足できる超一級の「木工品」ですからね。
僕が、近くの中古ギター屋さんにレス・ポールが出る度に
記事にしているのは、木目や色の出方の違いが面白いからですし、
時々、はっとさせられるものに出会うこともあります。
そうです、僕がギターが好きなのは、木が好きだからです。
そんな魅力的なギターを作り上げたレス・ポール氏が
僕たちに贈ってくれたものは、とても大きくて大切なものですね。
なんといっても、ロックが、ギターが、
日常生活の中にあるということには、
いくら感謝してもしきれないものがあります。
そうして、レス・ポール氏ご自身もきっと、
僕らロックが大好きな人間がこうして楽しく話す様子を
空の上から楽しげに眺めておられると思います。
きっと、これからもずっと。
ありがとうございます。
R.I.P.
05 僕のレス・ポール・スペシャルですが
ところで・・・
このレス・ポール・スペシャルの写真を撮る前に、
Revolutionを弾いてみたところ、1弦が切れてしまいましたが、
BLOG用の写真を撮るだけなので、ひとまず
1弦は張り直さないで撮影しました・・・(笑)・・・
レス・ポール氏が亡くなりました。
享年94歳。
Gibsonのエレクトリック・ギターLes Paulを
メイカーとともに作り上げた人であり、
そのギターには自身の名前が冠されていることで、
あまりにも有名な人物。
しかし僕は、まだ、
レス・ポール氏の音楽自体は聴いたことがありません。
ですが、僕自身もレス・ポールのギターを持っている他、
ロックに与えた影響は計り知れないものがあり、
何かのかたちで記事にして残したいという思いはありました。
そんな昨日、A公園を歩いていてふと思いついたことを
まとめて、今回は追悼の記事とさせていただきます。
01 遠征が多かったのでハウも久し振りに登場
Revelution The Beatles released in 1968
レヴォルーション ザ・ビートルズ
written by John Lennon / Paul McCartney
♪ You say you wanna revolution, well you know
We all wanna change the world
レス・ポール
という名前のギターの存在を知った曲やバンドというものが、
ロックを聴く人にはあるのではないかと思います。
或いは先にギターのことを知った人もおられるでしょうけど。
僕がレス・ポールを知ったのは何かなと思い浮かべたところ、
この曲だった、ということを、割とあっさりと思い出しました。
Revolutionは、ビートルズが設立したアップルレコードの
記念すべき最初のレコードであるシングル
Hey JudeのB面曲として、
1968年8月30日の金曜日にリリースされました。
こちらはB面曲ですが、最初にリリースされた
記念すべき曲であるのは変わりません(笑)。
ハウが紹介している写真01の12インチシングルレコードは、
オリジナルリリース20周年を記念して出たものですが、
その20周年記念レコードの詳細はこちらの記事をどうぞ。
この曲は、僕が最初に買ったビートルズのLP
HEY JUDEに収録されていたので、
僕が初めてレコードを買ったビートルズの曲のひとつでもあります。
この曲を聴いて、一発でノックアウトされました。
イントロから唸りを上げるギター、ジョンの叫び、
安定したリズムセクションに支えられたシンプルなロックンロール。
とにかく「何かを壊したいパワー」が炸裂しつつ、
しかし、さりとてどこかに軽さもある、理性にも感情に訴えてくる音。
僕は元来ハードロックやハードなロックが好きな、
これはもう「体質」だったのでしょうね(笑)。
しかしこの曲、よく聴くと、いわゆるハードロックになはい、
明るく楽観的な部分が支配しているのが分かります。
(80年代の「産業メタル」は明るかったですが・・・)
楽観性は、「革命」というテーマへのアンチテーゼでしょうけど、
それにしても明るくて、曲だけ聴くとカントリーっぽさもあります。
カントリー・ブルーズを意識しているのかもしれない。
実際、この曲のテンポを落としアコースティック・ギターで演奏した
Revolution 1が、ホワイトアルバムに入っていますし。
1968年頃は、ジョンの遊び感覚が
音楽上でも充実していた時期だったのでしょうね。
この曲では、「-ution」という単語をたくさん覚えましたし、
途中のジョンの喋りのような部分が歌えるようになった時には、
いたく感動したものです。
それと当時、これだけギターで攻めている曲なのに、
間奏になると、ギターよりもピアノのほうが目立つというのもまた
何か「普通のハードロック」じゃない、すかしたものを感じました。
そのピアノは「職人」ニッキー・ホプキンス。
そしてなんといっても、コーラスが終わったところで入る
「でんででれれ~れでれれ でんででれれ~れでれれ」
というギターフレーズが、カッコよすぎ!
自分で弾けるようになって、自分でしびれたくらい(笑)。
真面目な話、ビートルズで好きな曲20曲に入るかな。
02 Hey Jude / Revolutionのピクチャーシングルのアップ
ここでいつもの
『ジョン・レノン・プレイボーイ・インタビュー』から
ジョンのこの曲についてのコメントを引用します。
(改行は引用者が施す)
JL:この曲を見れば、ぼくの政治や過激派や
すべてについての考え方がわかると思う。
ぼくは腹の中が見たかった。
(中略)何々主義者になったりしていたんでは、
射ち殺されたり、ぶち込まれてしまう。
そいつがお望みなら君は潜在的に
殉教者になりたがっているだけなのさ。
ぼくが知りたいのは、すべてを破壊した後、
君は何をしようとするかということだ。
いまあるものだっていくらかは使い道があるんじゃないか。
もし君が体制を変えたりしたいなら、体制を変えようじゃないか。
人を射ち殺しに行くのはやめにしようや。
本題であるレス・ポール・ギターとの出会いに移ります。
僕がそのギターを知ったのは、中学3年の頃。
ちょうど、僕がギターを弾き始めた頃のことでした。
当時はビデオなるものがなく、「プロモーションフィルム」の時代、
略して「プロモ」と呼んでいましたが、
そのプロモでジョージ・ハリスンが弾いていたのが、
チェリー・サンバーストに見える色のレス・ポールでした。
このプロモは、スタジオでただ4人が演奏しているだけの
至ってシンプルな映像でしたが、それだけに
最初に観た時から感じ入るものが多かったです。
はっきり、カッコよすぎ!
おい、それだけかい、と言われてもいいんです(笑)。
そして、レコードにはない部分、ジョン・レノンが、
♪ Don't you know that you can count me out...in
この「in」の部分を歌っていたり、
ポール・マッカートニーとジョージによる
「ぱおっしゅびどぅわっ」というコーラスが入っていたりで、
そんなレコードとの違いにも着目しました。
写真01、02のピクチャーシングルのB面の写真は、
そのRevolutionのプロモからのシーンが使われており、
そのカッコよさの片鱗はうかがうことができると思いますし、
拡大した02では、ジョージのそのレス・ポールが見えます。
(拡大写真に写ってないリンゴ・スター・・・ごめんなさい・・・)
余談ですが、
ジョージが着ているセーターも、カッコいいですよね(笑)。
03 「ビートルズ復活祭」のチラシ
僕がこのプロモを観たのは、
「ビートルズ復活祭」においてでした。
「ビートルズ復活祭」は、当時、夏休みと正月に
全国キャラバンで行われていた催し物。
ビートルズとメンバーの映画、ライヴ映像、プロモなど、
貴重な映像を5時間に渡って観て聴くことができた、
テレビやネットがない時代にはとっても貴重な場であり、
また、毎回グッズを買うのが楽しみでしょうがなかった、
そんな催し物でした。
これについては、そのうちまた記事にするつもりなので、
今回は、そういうものがあったことだけに触れました。
それにしても、写真を撮るのに当時のチラシを出してきて
懐かしさの暴風雨に襲われましたよ(笑)。
なお、そのプロモは、途中にジョンのインタビューが入りますが、
DVDのANTHOLOGY BOXで観ることが出来ます。
ジョージがそこで弾いていたレス・ポール、一説によれば、
親友のエリック・クラプトンにもらったものだ
という話もあるのですが・・・
ともあれ僕はそうして、
ギブソン・レス・ポールなるギターを知り、
興味が出てきたのですぐに店に行って見たところ・・・
もちろん、中学生に買える金額ではありませんでした。
しかし、それからすぐに友達の家に遊びに行ったところ、
その友達のおじさんがレス・ポールを持っていて、
今は友達が借りているということで、見せてもらいました。
ハニーバーストのレス・ポール。
感激した・・・というよりは、嫉妬しましたね(笑)。
そこでもう欲しくてたまらなくなった、ということはなく、
僕は無理なものは無理だと早めに割り切るタイプなので(笑)、
以来、レス・ポールは憧れのまま、成人しました。
そして、仕事をするようになって、
ようやく、レス・ポールを買うことが出来ました。
といって、「スペシャル」とはいうものの安いモデルであり、
「ジュニア」とも呼ばれる「スチューデント・モデル」ですが、
ついに念願のGibsonのギターを買ったという満足感は、
当時もちろん、とっても大きかったですね。
Gibsonのギターの場合、「買った」や「持っている」ではなく、
「オーナーになった」という表現をしないと申し訳ないくらいに
感じていましたから(笑)。
そのギターについては、こちらの記事をどうぞ。
そのギターは写真05のものですが、このジュニアを買った際に、
この色、チェリー・サンバーストを選んだのは、
もちろん、Revolutionのレス・ポールの色が頭にあったからです。
というか、店に行って、この色しかなかったのですが、
逆にいえば、この色だから「衝動買い」した、というわけですね(笑)。
04 僕の傍らにいつもあるレス・ポールを特集した雑誌とムック
とここまで書いてきて、レス・ポールのギターについては
話したいことがとにかくたくさんあるんだけど、
何をどう話していいか、まるで分からなくなってしまいました。
なので、話題としては
「僕とギブソン・レス・ポールとの出会い」に絞って、
最後はさらりとまとめて終わりたいと思います。
レス・ポールのギターは、今後もよく話題に上るに違いないし。
僕は少し前に、
レス・ポールがジャケットに写っているCDの記事を上げましたが、
なんせ、レス・ポールを愛用しているギタリストなんて、
枚挙にいとまがないとはまさにこのことですし、
いつもは使わないけど、曲によっては使いこなしている人数知れず、
というか、使っているのを一度も見たことないという人のほうが
少ないのではないか、というくらいですからね。
だって、あの人も、あの人も、またまたあの人も
意外なかたちで使っているのを見たことがあります。
なんなら、ひとりずつ挙げてゆきましょうか(笑)。
厚みがあってずしりと響く、しかし甘い音色は
ロックという音楽そのものと表現していいかもしれません。
レス・ポールの楽しみは音だけではなく、
1本1本木目の出方が違う手作りのギターは、
飾るだけでも満足できる超一級の「木工品」ですからね。
僕が、近くの中古ギター屋さんにレス・ポールが出る度に
記事にしているのは、木目や色の出方の違いが面白いからですし、
時々、はっとさせられるものに出会うこともあります。
そうです、僕がギターが好きなのは、木が好きだからです。
そんな魅力的なギターを作り上げたレス・ポール氏が
僕たちに贈ってくれたものは、とても大きくて大切なものですね。
なんといっても、ロックが、ギターが、
日常生活の中にあるということには、
いくら感謝してもしきれないものがあります。
そうして、レス・ポール氏ご自身もきっと、
僕らロックが大好きな人間がこうして楽しく話す様子を
空の上から楽しげに眺めておられると思います。
きっと、これからもずっと。
ありがとうございます。
R.I.P.
05 僕のレス・ポール・スペシャルですが
ところで・・・
このレス・ポール・スペシャルの写真を撮る前に、
Revolutionを弾いてみたところ、1弦が切れてしまいましたが、
BLOG用の写真を撮るだけなので、ひとまず
1弦は張り直さないで撮影しました・・・(笑)・・・
Posted by guitarbird at 19:54
│ビートルズの213曲