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2015年06月18日

WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日

01
WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日

6月18日はサー・ジェイムス・ポール・マッカートニーの誕生日
1942年生まれ、今年で73歳
ポールおめでとう!


毎年この日はポールの記事を上げています。
もちろん今年も。

WINGS AT THE SPEED OF SOUND 
(Paul McCartney &) Wings
ウィングス・アット・ザ・スピード・オヴ・サウンド
(ポール・マッカートニー&)ウィングス  (1976)

今年はこのアルバムです。
昨年、リマスター盤が出たものの、記事はまだでした。

さて、いきなり、このアルバムを一言で語ります。
「才能と勢いだけで作ってしまったアルバム」

これですね、リアルタイムで接した人と、僕のような後追いの人で
これほどまでに評価が違うものなのか、というアルバム。
僕の知り合いでも初めて買ったLPで思い入れが深いという人もいます。

一方、悲しいかな、後追いでしかも「アルバム至上主義」だった僕は、
本などで得た情報から、ある種の「嗅覚」が働いたこともあり、
高校時代にLPを買うことはありませんでした。
Silly Love Songsの国内ドーナツ盤は高校時代に買ったのですが。

このアルバムは、「緩い」「散漫」だという評が多いようですね。
当時のポールは超多忙で声が荒れている、とも。
そして10代の僕にとって大きかったのが、ポールが約半分の曲
でしか歌っておらず、残りはメンバーが歌っている、というところ。
ネットで知り合ったある人は、確かに当時は大好きだったけれど、
今となってはアルバムとしてはどうなんだろう、とも話していて、
この方はリアルタイムでありながらそうであるのが興味深い。

僕がこのアルバムを初めて聴いたのは、最初のCDが出た時。
今でも覚えている、大学の帰りに新宿アルタのCD店CISCOに
寄ったところ、このCDが出ていたので買い帰宅後すぐに聴きました。
聴いてみると、まったく予想通り。
緩い。
時間をかけて作れば、素材はいいのでもっと映える曲になったはず。
その後、リイシュー盤を買い直したりしましたが、聴き込むこともなく、
漸く、昨年のリマスター盤で愛聴盤といえるまでになりました。
だから今は好きですよ、念のため。

「アルバム至上主義」の僕は、若い頃はこの緩さが、ちょっと、でした。
なぜこれが売れたの? と、リアルタイムではないので逆に思いました。
時代の勢いであって、後からでは分からない部分があったのでしょう。
また、ロックが「作品」として評価されるものではないという
概念がまだ当時は多くて、名曲が入っていて売れればいいアルバム
ということだったのかもしれない。

これが緩いと感じるもうひとつの大きな要因。
前作VENUS AND MARSが、ビートルズを再現したかのような
かっちりと作り上げた作品だっただけに、直後のこのアルバムでは
その差が分かりやすかった、ということもあるのでしょう。

ただ、逆に、それほど多忙でもいい曲がこれだけ揃っているし、
アレンジも凝っていなくても十二分に聴くに値するというのは、
ポール・マッカートニーだからこそ成し得たことなのでしょうね。
ポールの人気と実力と勢いを見せつけたアルバム、といえるでしょう。
だから、凝っていないとはいいつつ、ポールらしくはあります。

もうひとつ、不思議な部分。
なぜかマイナー調のほの暗い曲が多いんですよね。
シングルの2曲(①と⑥)は普通にポールらしい明るい曲だけど、
でもだから、アルバムを聴くとギャップが激しいというか。
しかもその2曲はLPのA面B面それぞれの1曲目でもあるし。
ポールにだってほの暗い名曲佳曲はたくさんあるけれど、
ひとつのアルバムにこれだけ集まるのは珍しい。
絶頂期なのにほの暗いとは。
ポールは、絶頂期がずっと続くわけではないと、不安すら
感じ始めていたのかもしれない。
平静を装うとするとかえって暗くなってしまう・・・

しかも、WINGS AT THE SPEED OF SOUND=「音速の翼」
というタイトルとはまるで似つかわしくない雰囲気。
そう、僕はこのタイトルも、昔から引っかかる部分です。
直接的には、アメリカ大ツアーで飛行機での移動が多くなり、
飛行機で移動するということを表しているのだと思うけれど。
ちなみにこの次のライヴ盤WINGS OVER AMERICAの
アートワークは飛行機の機体をヒプノシスがデザインしたものだから、
「音速の」というのは当時のポールの正直な感覚なのかなあ、と。

大いに売れたアルバムであり、超スーパースターでありながら、
やっぱり内面が濃く出る、だからポールは好きなんですね。

それと、やっぱりこのアルバムにはポールの遊び心が満ちている。
いろんなことを感じて考えて欲しい、惑わせたい、という思惑は
いくら忙しくても忘れない、それがポールなのでしょうね。

今回は緩くやってみたかったのかもしれない。
まあ、別の見方をすれば、あくせく働いても人間緩さも必要さ、
とポールは訴えたかったのかもしれないですが。

録音はかのアビィ・ロード・スタジオで行われました。
プロデュースはポール本人が担当しています。

なお、楽曲のクレジットは、明記するもの以外は
ポール&リンダ・マッカートニー名義となっています。
そしてヴォーカルの名前がない曲はポールが歌っています。


02 今朝のポーラ
WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日

1曲目 Let'em In
このアルバムを昨年あらためて聴いて気づいたことをもうひとつ。
なぜか、ニューオーリンズの香りがほのかに漂ってくる。
この曲のみならず、アルバム全体に。
特にこれ、ポールの曲を大勢のアーティストがカヴァーした
THE ART OF McCARTNEY(記事こちら)において、
ドクター・ジョンがカヴァーしたのを聴いて、僕の頭の中で
何かがつながりました。
直接的にこの曲は、間奏のマーチングドラムがニューオーリンズの
セカンドラインを想起させる、という単純なものかもしれない。
しかし、ポールだってそもそもアメリカ音楽への憧れが自身の
音楽の源になっており、アメリカのツアーを成功させてアメリカへの
思いがより強くなったことで、源を再発見したのではないかと。
この曲はシングルとしてTop10入りする大ヒットとなりましたが、
でも「音速」というアルバムの冒頭にしてはゆったりしていて、
もう最初からポールはスカしにかかっているんだな、と。
サビで歌われる"Brother John"はジョン・レノン、
"Phil & Don"はポールの憧れの人エヴァリー・ブラザース、
のことと言われています。
そして"Martin Luther"は言わずもがな。
この部分に入るブラスがいいですね。
この曲は、1990年の来日公演で演奏したのですが、その時まで僕は
ポールにとって大事な曲だとは思っていなかった、その驚きがあって、
逆にこの曲はその時に大好きになりました。
今年の来日公演でも、開演前に場内に流れていたのはもはや
いい思い出となっています。
と、短く書こうとしたのですが、結構長くなりましたね。
いずれまた、この曲だけの記事を上げたいと思いました、いずれ。
この曲は「誰でもいらっしゃい」というポールの心意気、
当時の余裕を感じさせるタイトルでもありますね。
まあ、もともとポールはそういう人なのですが。


2曲目 The Note You Never Wrote - Vocal Denny
1曲目は明るいけれど、2曲目からもうほの暗くなってきました。
デニー・レインはかつてムーディー・ブルーズでヴォーカを務めていて、
そのアルバムを数年前に買って聴いてとても気に入りましたが、
でも、その声をずっと聴いているのは少々つらい、という声でした。
僕の耳には、心には、感情がこもり過ぎていると感じたのです。
だから、ポールのアルバムで1、2曲歌うのはかえって好きだし、
彼の声質はこの曲の雰囲気には合っていて、これはいい。


3曲目 She's My Baby
エレピを中心とした軽やかな、でもどこか寂し気な曲。
一応、キィはメジャーなんだけど。
彼女は僕のものだ、というのに、なぜ嬉しさ全開ではない?
まあ、控えめであることも大切だと言いたいのかな。
最後の方で"moppin' it up"と繰り返すのが耳について離れない。
この耳につくというのは、ポールには珍しく、よくない意味も
含んでのことで、面白いといえば面白いのだけど。
"mopping"という言葉がロックの歌詞にはあまり出てこない、
というのが「耳につく」ことの真相かもしれない。
これはリズム感が南部っぽい、かな。
ポールは曲を「そつなくまとめる」ことが得意だけど、時々、
そんな自分を嘲うかのような「そつのある」曲を書くことがある。
これもそんな1曲ですね。
余談ですが、「そつがない」の「そつ」って何だろうと
「新明解国語辞典」第7版で調べると、こうありました。
そつ【語源未詳】何かをする時に起こりがちな、
不注意な点や、むだな点。

僕は「そつがない」でひとつの慣用句だと思っていたのですが、
「そつ」だけでも使え、だから「そつがある」は誤用ではないようですね。


4曲目 Beware My Love
ハードロックっぽい曲で、70年代らしさを感じる。
この曲なんてしっかり作れば名曲級になっていたはず。
しかもこれ、ボーナス音源としてジョン・ポール・ジョーンズが
ベースを担当したヴァージョンが入っていて、やっぱりか、と。
ちなみにジョンジーとの公式の共演はこの2作後、1979年の
BACK TO THE EGGで実現するわけですが、したたかなポール、
もうこの辺りから種を蒔いていたわけですね。
このデモヴァージョンは、Zepファンとしても狂喜乱舞ものでした。
この曲をもう少しどうにか、と考えると、歌メロですかね。
ポールにしては珍しく歌メロが崩れている。
でもだから、エモーショナルな部分が出ていいのかもしれない。
ポールの声が荒れているのも、迫力と切なさにつながりやすいし。
だけど、エモーショナルなポールなんて、
みんなが求めたものではないかもしれない。
しかし、ポールはすかしたことを平気でする人だし、僕には
こういう面もあるんだよと、さらりと言ってのけだけなのかもしれない。
まあでも、昨年のリマスター盤からこれは大好きになりました。


5曲目 Wino Junko - Vocal Jimmy
ジミー・マカロックがバンド以外の人コリン・アレンと共作した曲。
コリン・アレンは英国のブルーズドラマーということで、
ジョン・メイオールやボブ・ディラン、ロッド・スチュワートなどの
バックを務めた人とのことです。
ジミーのヴォーカルは正直、声の線が細い。
でも逆に、こういう不安気な響きの曲だからいいのかも。
その辺の歌に対するポールのセンスはさすが。
ところで、これ、「困った邦題大賞」をあげたい。
日本のLPでは「ワイノー・ジュンコ」になっている。
桜田淳子じゃあるまいし、でもこれは狙ったのかな。
でも、桜田淳子には「私の青い鳥」があり、ポールもBluebirdがある、
その偶然が面白かった東芝EMIの人が邦題をつけたのかな、なんて。
ちなみに"wino"は「酒に酔いつぶれること」、"junko"は辞書に載って
おらず、Yahoo!辞書でも出てこなかったのですが、"junk"が「クズ」で、
そういうことだと考えられます。
で、「ワイノー・ジャンコ」って言葉の響き、なんとなく
ニューオーリンズっぽくありません???
ポール以上にジミーがそういう趣向だったのかもしれないですね。


03 マッカートニーはまだ咲かないけれど、ミュージックが蕾に
WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日


6曲目 Silly Love Songs
この曲の記事はこちらです。
そこで説明したことをもう一度、これ重要だから、テストに出る(笑)。
この曲の1番の歌詞を書き出します(翻訳引用者による)。
 君たちは人々がばかけたラヴソングにうんざりしているというんだね
 でも、僕はそうは思わない、思い当たる節がないなあ
 誰かがばかげたラヴソングで世の中いっぱいにしたいんだってね
 そのどこが悪いんだい?
 教えて
 だってさ、僕はまだまだこう言いたいんだから
 I LOVE YOU

当時のポールは、再び売れ始めたところでメディアに叩かれ、
「甘ったるいラヴソングしか書けない」と言われた。
それに対してポールは「ラヴソングの何が悪いんだ!?」と
開き直った、というのがこの曲。
引用した部分、ポールは「愛の英雄」とでもいいましょうか。
高校時代にドーナツ盤の歌詞カードを読んで(対訳ではなく)
この歌詞の素晴らしさにしびれました。
でも実際、大衆はラヴソングを求めていたわけで、この曲、
計5週間No.1、年間チャートNo.1という数字がそれを示している。
そういう事情だから、この歌は、サビの"I love you"を、皮肉を込めつつ
力いっぱい歌うのが正しい歌い方です(笑)。
また別の視点、引用した部分は「世界にまだまだ愛が足りない」
とポールは訴えたかったに違いない。
1976年といえばジョン・レノンが引退して主夫になった年。
だから代わりに、というのは考えすぎでしょうけど、時代の偶然とは
時として必然のように感じられてしまう、ということはよくあります。
余談、ポール・マッカートニーは、ビートルズ時代に、
1964年のI Want To Hold Your Handsと1968年のHey Judeで
2回年間チャートNo.1に輝いていて、この曲で3回目、
これはおそらく誰も達していない記録だと思われます。

曲についても、やっぱりもう少しだけ。
対位法で作られた、輪唱の素晴らしさという点では
ポップス史上最高級のものではないかな。
しかもそれを、コーラスグループではなく、
才能はあるけどただのロックバンドが作ってしまったなんて。
もちろん歌メロが素晴らしい。
その上ポールの「歌うベース」、ベースのリフがあまりにも印象的で、
頭にこびりついて離れない。
ブラスのアレンジも素晴らしいけど、これはポール天性のもの。
このアルバムは緩いと書いたけど、この曲はそれだけの要素が
揃ってしまい、緩くても素材だけで押し通すことができた例ですね。
傑作、という意味ではポール最高到達点ともいえる1曲でしょう。

ああそれからほんとにもうひとつだけ(笑)。
曲の中で一度しか出てこない中間部の歌詞はこうです。
 Love doesn't come in a minute
 (Sometimes it doesn't come at all)
 I only know that when I'm in it
 (It isn't silly, no isn't silly, love isn't silly at all...)
この部分の"minute"と"(I')m in it"が見事に韻を踏んでいるのです。
韻を踏むのは単語同士が多い、というかほとんどですが、
片方が単語でもう片方はそうではない、この言葉のセンスは
ポールならでは、舌を巻く、あっぱれ、さすがですね。
こんな韻の踏み方は見たことがない。
きっと、ポール自身も、見つけた時に膝を強く打ったでしょうね(笑)。

 

7曲目 Cook Of The House  Vocal Linda
イントロの前に目玉焼きを作るSEが入り、リンダが軽やかに歌う。
ツアーで忙しいからこそ、こういう曲が欲しかったんだろうなあ。
やっぱりポールは、あんな大物でも庶民感覚を忘れないのがいい。
と思う反面、これはやり過ぎ、と感じる人もいるかもしれない。
僕が勝手にKansas City系と呼ぶ、ポールに時々ある
4ビートの古風なロックンロール、趣味に走ってますね。
そう、趣味で作ったのがこの曲、そしてこのアルバムかもしれない。
ただ、趣味として考えると、この曲はアレンジ含めかなりいい。
管楽器が入っているのも、お父さんがクラリネット奏者だったという
ポールにとっては、「家」を象徴するものなのでしょうね。
そしてイントロ、台詞の後でギターが刺さってくる、やられたぁ。
この曲はもろ南部っぽいですね。


8曲目 Time To Hide  Vocal Denny
これもほの暗く、歌謡曲っぽいけれど、かなりいい歌。
演奏の途中からフェイドインしてくる曲の始まり方がいい。
デニー・レイン、前にも書いたけど、この手の曲にはいい声ですね。
ハーモニカも入って、ポールなりのブルーズ回帰なのでしょうね。
曲想としては前作のLetting Go路線、ジャジーで重たい。
ブルーズを感じる曲には弱いと、みうらじゅん氏も言っていたけれど
まさにそうですね、これはいい。
少なくともポールよりはブルージーなヴォーカリストですね(笑)。


9曲目 Must Do Something About It  - Vocal Joe
ジョー・イングリッシュ、上手いかどうかでいえば上手いと思う。
70年代アメリカのシンガーソングライター的な歌い方、声質で、
なかなかやるじゃんと思いつつ、この中では微妙に違うかな。
彼のハイトーンはウェストコーストっぽくもあり、70年代を感じますね。
でも、どこかじとっとした部分があって、からっとしていない。
それじゃウェストコーストじゃないじゃないか、と言われれば・・・
全体的にはなにかほのぼのとした、日本における「洋楽」の黄金期を
思い起こさせてくれる、こういう歌があってよかった、という曲ですね。


10曲目 San Ferry Anne
でもやっぱり、ポールが歌うとほっとする(笑)。
ポールお得意のカントリータッチの曲にトランペットが絡み、
ジャズの香りもする、よく聴くと奥深い曲。
ここまで来ると南部趣味は本当かな。
ただ弾き語りで歌うとポールらしい曲になるはずが、
トランペットの音でむしろポールらしくない部分が出ている
なんとも不思議な曲ですね。
まあそれだけポールの音楽への嗅覚と興味が強いのだと。


11曲目 Warm And Beautiful
アルバムの最後は意表をついて、今にも崩れそうな脆い曲。
ドラムスがないことが直接的にはそう感じさせる部分。
ポールの歌い方もどこか不安そう。
特にBメロの高い声なんて、普段ならもっとしっかりと出すはず。
そう、ポールはたまに意図的に下手に歌うんですよね。
そういう部分を臆面もなく出してしまえるのも、心が広いですね。
ピアノで始まるイントロは、ポール一連の名曲を彷彿とさせるけれど、
大上段に構えない、むしろ小品的な響きの曲。
内容はお得意の(?!)おのろけソングかな。
だとすれば、不安を取り去ってくれるのはリンダしかいない、ということか。
後半に出てくるスライドギターがなんとなくジョージ・ハリスン風。
と、ここまで11曲のうち、明るい曲は1、6、7、9くらいなもの。
9だってその裏にはじとっとした部分を感じないでもないし、
まあでも曲調としては過半がほの暗い曲というのが、いやはやなんとも。




アルバムのアートワークの話。
この写真は、ロンドンのライチェスター・スクエア・シアターの看板に
実際に文字を飾り付けて撮影したもので、特別限定盤の本には
その取り付けて撮影するまでの様子が写真で紹介されています。
そしてこれ、意外なことにヒプノシスが手がけている。
エロティックな部分を探したけれど、残念ながら(?)ない。
まあ、一流デザイナー集団だから、顧客のニーズに合わせるのでしょうね。
ポールだって、そういう方向に弾けたくはなかっただろうから。
というか、ポールが女性も含めて広く人気があるのは、
暗示はしていても、直接的な性的表現がほとんどないからでしょうね。
もちろんポールだから、これとて例外はあるのですが・・・

何だかんんだ言いながら、じっくり聴くと結構いいアルバムです。
ポールの趣味に直接触れられるのが魅力かな。

さて、最後にもうひとつ。
今回の来日公演で、このアルバムジャケットのTシャツが
コンサートグッズとして売られていました。
ここからの曲は演奏しなかったのですが、でもそれはRAMも同じか。
僕はそのTシャツは買わなかったけれど、これがあったのは、
直接的には昨年リマスター盤が出たから、それは分かる。
そこから僕の邪推が始まる。
もし、今回の来日が「キャリアの締めくくり」的なものであるなら、
Silly Love Songsは演奏するはず、しない理由はない。
演奏しなかったということは・・・
ポール・マッカートニーは、少なくともあと1回は来日する!!
このTシャツは、そのことを示唆していたのだ!
と、思いたいですね(笑)。

コンサートといえば、アメリカツアーで初めてTemporary Secretaryを、
フランスでOu Est Le Soleil?を演奏したということで、
まだまだ気持ちが前進的なのは嬉しい限り。
しかもどちらも僕が大好きな曲。
ついでに前者はポールには珍しい助平心丸出しの曲・・・
それはともかく、だからこそ、また来日すると信じているのです。

最後はポールに誕生日の薔薇の花を贈ります。
マッカートニーではなく、レッドクイーン、ハウが渡してくれますよ。

05
WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日







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Posted by guitarbird at 20:54 │Paul
この記事へのコメント
ご無沙汰でする(^。^)

このアルバムが発売された時にまだ中学生だった私はおぼろげな英語力で、『これは激しい曲ばかりかな?』とタイトルから勝手に想像し、結果的に嬉しい裏切りを覚えた事を懐かしく思い出しましたる(^。^)

家の何処かにあるはずなんだけどあ(≧∇≦)

さがしてみようかな(^。^)
Posted by slowlifeslowlife at 2015年06月18日 21:14
こんばんは。

リアルタイムで聴いた時の
素直な気持ちは、

渾身の一曲を包み込む、
緩~いアルバム。
(3打席連続本塁打を
期待する気持ちはありつつ、
前作の民主主義的路線に
甘さを感じていたのも事実ですが。)

尤も、
こういうのに
付き合い続けていると、
また突然(殆ど)傑作が!

と言うことですね。

次が本当に楽しみです・・・・
Posted by ミグの父 at 2015年06月18日 21:25
slowlifeさん、こんばんわ、お久しぶりです
当時のお話、感想、ありがとうございます。
なるほど、このタイトルは、速い曲だと思わせておいて、
スロウな曲が充実している、と言いたかったのでしょうかね。
しかしそれが嬉しい裏切りというのは、いいですね。
ちなみに私は、中古で探して割と最近LPを買いました。
家の中から出てくるといいですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月18日 23:01
ミグの父さん、こんばんわ
やはりリアルタイムで聴かれたんですね。
そしてやはり緩いと感じられたということは、このアルバムは
そもそもそういう狙い、というかそうなってしまったのかな、と。
私はちなみに、高校入試合格記念で両親からお祝い金をもらい、
それでこの前の3冊、薔薇、バンド、金星を一気に買い、
高校に入るまでの休みの期間に聴き込んでいました。
しかし、そこで「4打席連続」に行かなかったのは本文で書いた通り。
で、余談ですが、私は「薔薇」は大好きです。
ポールのアルバムで五指に入ります。
でもこれも当時は甘すぎると言われたみたいですね。
まあ、ポールは結局求められるものが大きかったのでしょうね。
そして、時々傑作を出すのはやっぱりさすがだな、と。
次のアルバム、もちろんその後来日が楽しみです(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月18日 23:06
guitarbirdさん、おはようございます。

発売された当時知ってはおりましたが・・・。
LPは高いので、買えなかった!が実情の私でした。(泣)
 ( ;∀;)

韻を踏む、のところ、さすがの「気づき」ですね!
そうだったんですね。

そして年間チャートでもNo.1だったんですね。

ヒプノシス・・・という情報も当時の私は知らなかったです。
今、そう聞いても、「え? これが?」・・・ヒプノシス・カラーは・・? 
(^^;
意外な感じですが、へぇ~~・・・と思わせるところがヒプノシス?
もしかしたら、そのロンドンの看板風景はもっと面白いのでしょうか。

1曲目。
そうでしたね、来日公演でもかかっていましたね。
そこでかかる、ということは本編では演奏しない・・?ということだったのでしょうが、この曲がかかった時も会場は盛り上がり・・。
やはりファンの皆さんに愛される曲なのでしょうね!
そしてこの中のブラス・バンド。
当時、洋楽自体に触れ始めてさほどたっていなかった自分でしたが、洋楽って色々な要素があるんだなー、面白いなーと思っていました。
だって・・・日本の歌謡曲を聞いていても、こんなに途中でがらっと変わる曲って当時、知りませんでしたから。
イエロー・サブマリンも なんだか行進できそうな面白い曲? 洋楽って、言葉では言い表せない不思議な世界だな、なんて感じていました。
guitarbirdさんが書かれておられるように、きっとそれはアメリカ南部のマーチングドラムを思い起こさせる・・・のかも、しれませんが、当時そんなことは思い浮かばず・・。
今、言われると、これはナニナニ風だ、とか 何とかっぽい、という想像はつきますが(詳しくは分からなくても) 当時、そんな知恵はなく。ただただ、色々なものが詰まっていて面白い、と引き込ませていってくれた・・・そんな「色々な音楽」との出会いをWingsは作ってくれた存在だったような気がいたします。
LPは買えませんでしたが・・。 (笑)
(^^;

そして、他のコメント欄で以前書かせていただきましたが、ジミーが亡くなった時はそれはそれはびっくりいたしました。 改めてご冥福を・・・。


最後の大輪の真っ赤なバラ。
マッカートニー・ローズではないけれど、ハウからのプレゼント、ポールもきっと大喜びでしょう!!
ハウの白と薔薇の赤が対照的で美しいですね!!
ポール、おめでとう。 (1日遅くなりごめんなさい。。。)
そして、guitarbirdさんの「読み」のように、再び素晴らしい公演が日本でありますように。

ではまた。 (^^)/
Posted by はるちゃん at 2015年06月19日 09:26
guitarbirdさんこんにちは
ご無沙汰しております

私も昨年当作品と「VENUS AND MARS」と例に漏れず入手しました。最初に聞いたのは1990年代に再発になっていた輸入盤でした。とにかくポール、ウィングスのオリジナル音源はすべて手元に置いておかなきゃっていう半ば義務的な感じで(笑)全部揃えたのですが、ウィングスでは「BAND~」と「VENUS~」を除くほとんどの作品は恥ずかしながらほとんど聞かずにCD棚にコレクション状態で…ポールは「FLOWERS~」から現在進行形で聴き始めたのですが、その当時にすでにウィングス、ソロと多くのアルバムが発表になっていたので、さしあたり廉価な輸入盤で集めました。ここ数年続いているアーカイヴコレクションで改めてじっくりと聞いていこうと思っています
「WINGS OVER AMERICA」のライヴフィルムでまず“Beware My Love”ってかっこいいな!やっぱりポールはシャウトヴォーカルだよなぁって、でスタジオ録音盤を装いも新たになった昨年のリマスター盤でじっくり聞きました。ライヴヴァージョンにはないアコースティックギターのイントロをまず気に入りましたね。この曲、コードをなかなかコピーできません。分数コードがあってもだいたい聞き取れるのですが、まだ途中です
それと“She's My Baby”のコーラス部の下降するコード進行も良かったなぁって。王道的な進行ですが、ポールもちゃんとやっていたんだなぁってなんか安心したような。余談ですが、この曲のエレキギターのメロディってこの5年あとにELOが発表する“Twilight”のイントロのキーボードのメロディそのままですね(笑)ジェフのお気に入りのフレーズだったのかなぁ。この曲にしろポールってだいたいどのアルバムにもあまり主張的ではないライヴでも演奏しないような“小粋な佳曲”をスッと入れてくれますよね。で、結局そのアルバムでいちばんのお気に入りになったりするんです。例えば「TUG~」では“Somebody Who Cares”、「Flaming~」では“Heaven On A Sunday”など。まぁ私の個人的な好みですがね(笑)
“Let 'Em In”に登場する人名のマイケルってマイケルジャクソンのことだったんですね。なにかの誌面でポールの実弟のマイクのことって説明があってずっとそうだと思ってました。ありがとうございます

古くからロックを築いてきた大物ミュージシャンがひとり、またひとりと旅立ってゆく昨今、ポールにはいつまでも元気に歌っていてほしいものですね
Happy Birthday Paul!!
Posted by fpshot at 2015年06月19日 19:37
はるちゃんさん、こんばんわ
このアルバムはやはりリアルタイムでご存知だったんですね。
私は知ったのは当然ビートルズを聴き始めた82年のことで、
既に「売れた」ことが伝説のようになっていました。
といって、当時はビートルズしか知らない人間だったのですが(笑)。

ヒプノシスはこの前の金星火星と後のAMERICAもそうですが、
どれも、一見ヒプノシスっぽくないですよね。
そういえばバッド・カンパニーの1枚目もヒプノシスっぽくなくて、
そこが逆に彼らの奥深さなのでしょうね。
で実は、ポールの「卵」のジャケットががヒプノシスっぽいけど
違うというオチまでついていますからね(笑)。

ポールは本当に音楽が好きだから、ウィングスに限らず
ビートルズの時代から「これは何々風」ということを、
ビートルズを通してそういう音楽を知ってゆきました。
私が音楽の形状に凝るのはそこが大元だからに過ぎません。
ロックという音楽の意味のひとつは、世界の各地の音楽を
そういうものがあると知らしめてくれることでしょうね。
もちろん本物とはまるで違う、安っぽいのですが、でも、
安っぽいというのもロックがロックである条件だとも思うし。
今はゴスペルは音楽が趣味とまでは言えない人でも知っている、
いわば常識化していますが、私が10代の頃、ゴスペルを
正しく言える人は日本にはほとんどいませんでした。
あと、カントリーっぽい音楽を通してカントリーを教えてくれたのも
私の場合はビートルズでしたからね。

ついでにいえば、韻を踏むことの楽しさを教えてくれたのも
もちろんジョンとポールとジョージとリンゴでした。
私の場合、その後でポリスのあの曲が出たのが決定打でした(笑)。

薔薇ですが、マッカートニーはいつになったら蕾がつくのか・・・
もしかして本来遅咲きなのかな。
葉は育っているので株自体は生きていて元気なのですが、
でもひと冬越した昨年もポールの誕生日には間に合わなかったけど、
7月までには咲いていたはずだから。
でも代わりに赤い薔薇が咲いてくれてよかったです。
そういえばポールがくわえている薔薇の品種は何だろう。
それの苗を買って植えたいです(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月19日 21:01
はるちゃんさん、補足ですが、ジャケット写真のの制作過程ですが、
写真として見ると面白いですよ。
前のを外してひと文字ずつ貼ってゆくのですが、多分、
劇場が閉まった夜中に作業していて、はしご車みたいなやつで
作業していて大変そうでした。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月19日 21:04
fpshotさん、こんばんわ、お久しぶりです
リイシューリマスター盤は聴き直したりそれまでおざなりだったものを
聴き込むにはいい機会ですよね、音も良くなっているし。
ポールのリイシューは、...DIRTまでデザインが統一されたものが
1990年代に出ましたが、それのことですねきっと。
あれは確か3回か4回に分けて短期間で揃えました。
...DIRTのような新しいのが出たのが驚きでした。

ウィングスのAMERICAにはSoilyが入っていますが、
あれもハードロック路線でかっこいいですよね。
ツェッペリンが好きだったのかもしれないですね(笑)。

ポールの魅力はやっぱり「小品」ですよね。
...DIRTのPut It Thereなんて泣きそうになりました。
TUG...には私がポールのソロでいちばん好きなWanderlustが、
そして私が死ぬ瞬間に聴いていたいTake It Awayが入ってますが、
Somebody...はその次に好きです。
ただ、この曲の歌詞には個人的な思い出があって・・・(笑)。
ちなみにポールで2番目に好きな曲はThis Oneですが、結局
私はリアルタイムで出たものへの思い入れが強いようです。
特に...DIRTは「復活」しましたから。
そうそう、FLAMING...ではCalico Skiesがいちばん好きです。
そこから私の最初の犬をキャリコと名付けました。
ついでにいえばPIPES...でいちばん好きな曲はThe OtherMe。
今年のリマスターはTUGとPIPESが出ますね。
私にとってポールのリアルタイムの始まりでもあり楽しみです。
既にそれの豪華限定盤を賄えるほどポイントがたまっています(笑)。

などなど、ポールの話は尽きないですね。
誕生日だから、というのもありますが、いつでもそうですね(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月19日 21:21
こんばんは。

そうですね。
McCartneyからほぼリアルタイムで
聴いていますが、
小6から中学生ですからね。

わぁ~!という曲と、
えぇ~?という曲の混在に
戸惑っていました。
その辺りを面白いと思えるようになったのは、White Albumを面白いと思う様に
なってからですね。

Wild Lifeなどは
「ヒット曲ないし」とか思っていたのでは。

そこで全曲わぁ~1!の
Band On The Run。
繰り返し、繰り返し、聞きました。

次のVenus & Marsも、
他メンバーの曲はやや、えぇ~?
でしたが、バンドに勢いがありましたから。

三部組曲形式のBand On The Runから、
Crossroad Themeの大団円へ。
大好きなAbbey RoadのB面が、
2枚のアルバムで再現されているように
聴いていたと思います。

あれだけPOPな創造性が一挙に出る時を
リアルタイムで聴けて幸運でした。
お蔭で、ぶつぶつ言いながらの長い
付き合いが続いていますが。
Posted by ミグの父 at 2015年06月20日 21:43
ミグの父さん、こんばんわ
ポールソロ最初からリアルタイムなのですね。
ポール1枚目ですが、私はCDの時代になって初めて聴きました。
かなり遅いですね、今思うと。
最初は音が良くないのがとにかく気になりました。
でも曲はいいじゃない、と、思うようになってからすぐに
UNPLUGGEDが出て、1枚目の曲がきれいな音で演奏され
アルバムもそこから本当に大好きになりました。

WILD LIFEももちろんというかCDが初めてですが、
リンダの声が恐かったのが最初の印象でした・・・

BAND...は私が初めて買ったポールのLPでした。
ピクチャーレコードがまだ売れ残っていてそれを買いました。
高校入学記念で薔薇バンド金星を一気に買ったと書きましたが、
バンドはそれが早くも2枚目ということです。
バンドはもう何も言わなくてもいいですね(笑)。

一方金星火星は、いい歌が多いけど何か不満でした。
ビートルズ狙いすぎと感じたのかな・・・
他のメンバーが歌っている曲は私はあまり気になりませんでした。
ただ、そう思ったのはリアルタイムじゃないからでしょうね。
勢いみたいなものは、文字や映像の情報では伝わってきますが
実感としては分からないものですよね。

そうですよね、それにしてもポールはメドレー好きで上手いですよね。
2枚でABBEYのというのは、なるほど、ですね。

ちなみに私は中一の時にジョンがあれで、中2からビートルズを
聴くようになりました。
TUG...はそれから出たのですが、当時はお小遣いが限られていて、
TUG...は今でも親交があるビートルズ友だちが買って、
私はカセットテープに録音してもらって聴きました。
カセットテープはそれ用にいいクロームテープを買いました。
買ったのはだからPIPES...からがリアルタイムですが、
聴いたのはTUG...からということになります。

ただ、私がポール・マッカートニーの名前と顔を知ったのは、
例の「事件」でした。
その直後に出たMcCARTNEY IIのジャケット写真が、
レコード店に並んでいたのを見て、悪そうな人だと思い、
ビートルズを聴くまではポールは嫌いでした。
それにしてもあのジャケット写真、おかしいですよね・・・(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月20日 22:17
fpshotさん、おはようございます
Brotherのことですが、家にある本を読んでみると
そのように書かれていました。
私の情報の出所が怪しい誤認の可能性があるので、
修正させていただきました。
ご指摘ありがとうございます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2015年06月22日 07:17

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WINGS AT THE SPEED OF SOUND ポール・マッカートニー誕生日