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2013年01月24日

糸井ショック

01
糸井ショック

北海道日本ハムファイターズの糸井嘉男選手が
昨日、オリックス・バファローズにトレードされました。


全体では2人対3人の大型トレードで、
ファイターズから出るのは、糸井選手、八木智哉投手、一方
来るのは、木佐貫洋選手、大引啓次選手、赤田将吾選手。

すべて1軍のよく知られた選手同士の大型トレードは久しぶり。

ご存知の方は多いでしょうけど、今日は僕なりに記事にまとめました。
なお、この記事はファイターズファン側からの視点で書いていますが、
逆の立場にはなれないこともあって、そこはどうかご了解ください。

長くなるので先に結論めいた僕の思いを書きます。

糸井選手個人については残念で寂しいけれど、
チームとしてみればこれでまた面白くなる、です。



一報に接したのは昨日15時過ぎ、Yahooのニュースで知りました。

昨日は、糸井選手が来季メジャーに挑戦したいと球団に伝えたと
スポニチでも1面の記事になり、朝から話題になっていて、
地元の朝のニュース番組でもいきなりその話をしていました。

僕は、そのことは噂としては聞いていたのですが、僕は噂は
信じないしそれについて話しもしない人間なので(ポールの件とか)、
どこまでほんとなのかなと思うだけでした。
ファイターズでは田中賢介選手もFAでメジャー挑戦しますが、
そのことも数年前からちらほらと噂には上がっていたけれど、
実際に賢介本人が会見するまでは信じていませんでした。

糸井選手は、その記事によれば実際に本人がそう話したということで、
これは本当なんだ、球団が認めるかは別にして(認めるだろうけど)、
となると今年は糸井選手が見られるのも最後だろうから、
昨年は1回しか行かなかった試合をもっと見に行こうと思いました。

ところが、午後にトレードの報が。

正直言えば、それはそれはショックでしたね。
ジャクソンズ(マイケル・ジャクソン)とミック・ジャガーの
State Of Shockが頭の中に流れ出してきたくらいに・・・(笑)・・・



糸井選手の天然系キャラクターが好きで、ヒーローインタビューでは
何を言うかいつもハラハラしながら見ていたものです。
もちろん選手として現在の日本の外野手ではトップのひとり、
というよりはトップの選手だと思っていたし、それが、
ファイターズのファンの誇りでもありました、これはみなそうでしょう。

北海道は当然ファイターズに関する情報量が多いですが、
糸井選手は、投手としてドラフト自由枠で入団してきたものの、
「ノーコン」で投手失格となり、野手として再出発を始めました。
2007年頃からその情報が増え、動向を密かに注目していました。
でも正直、最初は、ガンちゃんなどがこの人は稲葉選手以上かも、
と言っていても、正直僕にはよく分からなかった。
期待が大きすぎないか、と思っていたものです。

2008年はスタメンに定着しようという年でしたが、その年になると
その言葉はもしかしてほんとうかなと思えるようになりました。
そして2009年、スタメンに定着し3割、チームはリーグ優勝、
糸井選手は期待通り、いや、僕の期待以上の選手になったと。
以降昨年まで4年連続3割、押しも押されもしない一流選手に。
昨年は9月に怪我で離脱する前は2割8分台まで打率が落ちていて、
これは4年連続3割は危ないかなと思っていたら、怪我から復帰後、
大爆発して3割に乗せ、首位打者も狙えるところまで上がり、
さすがと思ったものです。

選手として、キャラクターとしても人気があった糸井選手。
まさかトレード、そりゃショックでしょう。

僕も昨日は暫くはショックを引きずっていました。

02 今朝撮れたゴジュウカラが逆さ向きなのは特に意味はない
糸井ショック

ファイターズは、良くも悪くもドライな球団だとよく言われます。

今回のトレードは、糸井選手が、まずは契約更改で保留し、
その上でメジャー挑戦を公言したことにより、球団幹部から
良い顔をされなかったと考えるのは自然なことでしょう。
糸井選手がトレード志願したという話もネットで見つけましたが、
正直、球団とはあまりいい関係ではなかったと思う部分はあります。
昨秋の契約更改では陽選手も一度保留していて、僕はなんとなく
嫌な感じがしたのですが、2度目の更改ではまるで保留したことが
嘘だったかのように陽選手は晴れやかな顔をしていたことが、
その時は不思議でした。
でも、今思うと、何か釘を刺されるようなことを言われたのかもしれない、
そう思うと納得できる部分があります。

過去に小笠原選手やダルビッシュ選手のように、
FAやポスティングで出て行く人は慰留しないというのも、
日本人として普通に考えるとかなりドライなことだと思うし、
マイケル選手(引退)や高橋選手(現オリックス前巨人)のように
人気があって優勝に貢献した人でも、ピークが過ぎたと見ると
あっさりと放出してしまうのも、どうなんだと思う部分はあります。

ネットの声でも、非情だ、冷たい、という声もありますが、
そういう見方も仕方ないでしょうね。
メジャー的な経営といわれる部分も日本では良し悪しというか。
ただ、ファンの声を無視するのか、という意見については、
どうかそうではないことを願っています。



しかし、僕は実のところかなりドライな人間で、
球団のこの姿勢は、評価もできるし共感する部分もあるし、
だから球団(チームではなく)が嫌いになるということもありません。
逆にいえば、ドライな僕には合っているのかもしれない。
何より、チームの方針がしっかりしていることは伝わってくるから。

それにもうひとつ、糸井選手がトレードに出されたと聞いた時、
心情的にはショックだったけど、でも、なぜか不思議とその時、
糸井選手が抜けると戦力的に影響が大きいことについては
あまり考えが及びませんでした。

ファイターズは若手が育ちやすい土壌があると思うから。
もちろんすぐには埋められないのは間違いないけれど、
だから今年は順位が落ちるかもしれないのは覚悟しているけれど、
でも、若手が育っていくのを見るのはファンの楽しみのひとつだから。
ファイターズが札幌に来て、現横浜の森本選手、賢介、小谷野選手、
そして何より糸井選手がほぼ無名からスターになっていった、
そういうことを何度も体験しているので、今の若手選手に対しても
大きな期待を持って臨んでいます。

昨秋のこと、優勝が決まった頃だったかな。
レフト中田選手、センター陽選手、ライト糸井選手という、
おそらく12球団いちの外野陣を見て、ふと、こう思いました。
「この外野陣なら5年は大丈夫」
その瞬間はとっても安心し、心強いものを感じました。
が、すぐにこう思いました。
「ということは5年は若手が出てこないのか・・・」
そう思うと寂しいというか、つまらなかった。
もちろんその3人にいなくなってほしいとは思わなかったけれど、
でも、まさか、僕が思ったことがこんなにも早く・・・

それと、大谷選手が入団したことにより、外野手として大谷選手を
起用するその布石として糸井選手をトレードに出した、
という話もちらほらと聞こえてきますが、どうなのかな。
ただ、入団していなければ、もしくはドラフト1位で投手だけの人を
とっていれば、こうはならなかったことは想像できます。



などと昨夜は、風呂に入っている間に、
Ebony & Ivoryを歌いながら(笑)考えているうちに、
自分がショックから立ち直り、吹っ切れた自分に気づきました。
ドライな(冷たい)人間ですからね、僕は(笑)。

決まってしまったものは仕方ない。
新しい選手について考えてみました。

ちなみにファイターズのファンは、新しく来る選手は
暖かく迎えるので、そこはオリックスのファンのかたも
どうかご安心ください(笑)。

03 こんな日に「ロマン亭」の白いモンブランを食べた
糸井ショック

木佐貫投手が入団するのは大きいですね。

先発陣がこれで、武田勝投手、吉川投手(怪我心配だけど)、
ウルフ投手、ケッペル投手(怪我からどれだけ復活できるかだけど)、
中村投手、そこに木佐貫投手が加わり、さらに谷元投手もいて、
()つきの選手の()が取れると7人で争うことになり、
不安だった先発陣が充実することになりそうです。
実はファイターズは若手の先発が意外と出てきていないので、
その間に若手の先発投手をもっと育ててほしい。

赤田選手はスイッチヒッターで、同じスイッチの杉谷選手の
先生にもなり得るだろうし、西武時代はそこそこ以上に活躍していた
という印象があるので、糸井選手並とはいかないかもだけど、
普通にレギュラーになれることを期待しています。
また、若手選手にとっても、赤田選手を追い越してやろうという
目標ができるのはいいことだと思います。
なお、外野については、稲葉選手が再びライトも考えられますね。
不惑の稲葉さんはコーチ兼任で大変でしょうけど(笑)。

大引選手、実はここが大きい。
ファイターズはショートの金子誠選手が満身創痍で続けているけど、
昨年も怪我で休んだことがあって、そろそろずっと頼り続けるのは
厳しくなってきた、これは一昨年くらいから言われていること。
でも、ショートはなかなか人材が育たない、難しいようで、だから
マックに頼らざるを得ないという一種の悪循環に陥っています。
大引選手が、打つ方はともかく守備でマックの補佐から代わりに
なることができれば、ファイターズの長年の悩みでもありこの先
数年では解決しそうにない問題が解決に向かうことになります。
もしかして、ファイターズははじめから大引選手を狙っていたのか。

その上、サードの小谷野選手も怪我がちな上に、一昨年から
予想以上に衰えが進んできているように感じています。
今のところ技量でカヴァーできていますが、でも、打点王をとった
時のような爆発力は感じられなくなってきました。
そこで僕が考えたのは、マックを負担が少ないサードも守ることにして、
小谷野選手と大引選手、3人で2つのポジションをうまくやりくりすること。
さらにその先、大引選手が打力も安定してショートに固定となれば、
小谷野選手かマックどちらかがサード、どちらかが代打という状況に。
右の強打の代打は二岡選手だけしか今はいないので、そうなると
守備以上に代打にも厚みが出てきます。

また、セカンドは今のところ西川選手を育てるのだと思うけれど、
充分に育つまでの間はセカンドに大引選手もしくはマックという
ことも考えら、だから余計に大引選手の加入は大きい。

大引選手の打力は僕は分からないけれど、大丈夫。
金子誠選手だってかつては守備だけの人と言われていたのが、
意外性の打撃で相手に恐れられる選手になりましたから。



というのがファンの勝手な青写真(笑)。
もちろん、3選手とも期待通りに働いてのことですが、
それを言ってしまえば何も話ができなくなるので。

僕はドライであるのと同時に、
意外とプラス思考の人間なのかな、と、昨日は思いました。
ただし、自分自身に関わることについては、自信がないので、
なかなかプラス思考にはなれないのですが・・・



八木選手についてまだ触れていませんでした。
八木投手は日本一になった年に大活躍をした功労者ですが、
このところ、いい時が1シーズンで何回かあるというくらいで
落ち着きかけていたのが残念でした。
ただ、彼は気持ちで投げる選手でもあり、微妙なバランスの上に
成り立っていてそこが崩れやすくて調子の波がある人だから、
ほんのちょっとのことで、二けたまで復活できると信じていました。
オリックスに行って、もう一度輝きを取り戻してほしいですね。

ところで、ファイターズは今年から道内各市町村に対し、
観光大使を任命して地元のPRに協力することになったのですが、
黒松内町の観光大使が、よりによって、糸井選手と八木選手。
2人ともいなくなってしまいましたが、代わりに入ってきた3人が
そのまま就任する、ということは、やはりいくらなんでも3人が
北海道になじむまではないかな、どうだろう。
黒松内町の人はさぞ驚いて、残念だったことでしょうね。




ところで、大型トレードといえば僕は、
先ずは中日の田尾選手を思い出します。
西武に行きましたが、僕もまだ中学生でかなりショックでした。

それより古くは、阪神の田淵選手と、西武(クラウンライター)の
真弓選手、若菜選手、竹ノ内選手、これもすごかった。

阪神の江川選手と巨人の小林選手も、そうだといえばそうですね。

トレードは選手個人への思いが反映され感情的になりやすいけれど、
でも、球界の活性化にはいい、ととることもできますね。
昔よりもそれをよしとする人も増えているように思います。



とここで写真を2枚。

04
糸井ショック

05
糸井ショック

2012年11月24日、ファイターズ優勝パレードの日。

糸井選手はバスに乗っていましたが、僕の前を通った時は、
選手とじゃれ合ったり写真を撮り合ったりしていて、
外を向いてはくれず、正面から撮ることができませんでした。

まあ、その時は、それはそれで糸井選手らしいと、
残念だったけどあまり気にしていなかったのですが、
今となってはやっぱり1枚は正面から撮りたかったですね。

まさか、こんなことになるとは。
もちろん、この写真がその予兆だとまでは言わないけれど(笑)。

糸井選手、もちろん、こうなったらオリックスに行っても応援します。
どうかインタビューで面白いことを言ってくださいね(笑)。

本音をいえば、僕はメジャーに行く選手も基本は応援するから、
今年1年ファイターズにいた上でメジャーに行って、日本人でも
これだけできるんだと見せつけてほしかったのですが、でも、
メジャーに行ってほしいというのはオリックスのファンのかたには
失礼にあたるので、その思いはもう捨てることにしました。

なんだかんだで積極的思考、早くプロ野球が開幕しないかな、
と、楽しみになってきました(笑)。

今日の最後は、犬たちの今朝の1枚で終わります。

06
糸井ショック






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