自然と音楽を愛する者

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ヤマシギの写真が初めて撮れました！

あ、「！」がつくほどうれしいことなのです。
なんせ生れて初めてですから。

ヤマシギは夏鳥、A公園では例年4月上旬から中旬に初めて見ますが、
今年は3月下旬、僕がA公園で野鳥観察を初めてから最も早く来ました。

PM2.5に乗って来たのかな。

ヤマシギは笹薮の中にいてあまり開けた場所には出てきません。
外の様子をうかがい、人が近づくと勢いよく飛び出して遠くへ逃げます。

笹薮の中にいる鳥を人間が先に見つけることは難しく、
たいてい、飛んだ後に気づくことになります。

だから、ヤマシギの写真なんて一生撮れないと僕は思っていました。


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ところが昨日は、笹がない常緑針葉樹の林床にいました。

僕が気づいた時は20mくらい離れていたかな。
地面で何かが動いたのを横目で気づいてそちらを見て、
最初はキジバトかと思いましたが、それにしては歩くのが速い。

ちなみに、キジバトだとしてもこちらでは夏鳥であり、
今年はまだ確認していないので、ニュースではあるのですが。

何だろう。

探すと、トドマツの向こうに頭が見え、ヤマシギだと分かりました。

こうなると焦る。
犬たちの綱を持って不自由ななか急いで三脚を立てて構える。
どうか逃げないように、と祈りながら。

祈りが通じたようで、逃げませんでした。

15mくらい離れていて、まだ逃げる距離ではないと判断したのか、
または、こちらが見ていたので逃げるに逃げられなかったのか。

野生動物は、ある程度離れた場所でこちらが見ていると、
逃げても動きを追われるため逃げないことがあります。

より近くで撮ろうと僕も少しずつ様子を見ながら動き、
ヤマシギはその都度小走りで移動しましたが、でも、
飛んで逃げることはなくそこに留まっていました。

この写真は焦っていて露出補正が適正ではないですね。


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露出補正し、昨日の最終的な1枚。
逃げないのでそれくらい余裕がありました。

それにしても大きな目ですね。
ヤマシギは左目と右目で360度すべて見えるのです。
さらに前方と後方は両目で重なって見えるので、
視界は合計400度くらいあるそうです。

そして大きくて長い嘴。
じっくり見たことはなかったのですが、あらためてそう感じました。

僕は高さ10mほどの斜面の下で撮っていて、ヤマシギは
僕から離れるのに上へ上へと移動し、この時はもう上の縁にいました。

そこに人が通りかかり、ついに、ヤマシギは飛んで遠くに逃げました。

撮らせてくれてありがとう。


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これがその場所。

僕は下の方にいて、ヤマシギは上に。
左隅に僕のカメラとレンズが写っています。

どうしてすぐに逃げなかったのか。

僕が慎重に行動していたのはよかったのかもしれないけれど、
それだけではなさそう。

ヤマシギは笹の中にいると書きましたが、昨日はまだ
笹が出るほど解けている場所は、ゼロといっていいほどなかった。

この場所は南向きで日当たりがいい上に常緑針葉樹の下で、
雪が周りよりも少なくて、早く雪が解けて地面が出たのでしょう。

ヤマシギとしても、ここから逃げても他にいられる場所がない。
だったら粘れるだけ粘ろうと考えた、というのが僕の考えです。

でも、どうして早く来たのかな、南は暖かいのかな。

今朝はこの場所にヤマシギはいなかったのですが、
今頃、どこかで困っているかもしれませんね。


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A公園の展望台の1本桜。

今年の札幌の開花予想日は5月4日。
雪はまだ例年より多いけれど、このところ暖かい日が続いているので、
GW中には桜が見られるのかな。

PM2.5で、さてどうしたものかと思っていた朝でしたが、
ヤマシギという素敵なプレゼントをもらいました。

一生撮れないと思っていたけど、不思議なもので、
一度撮れてしまうと、また撮れるだろう、と思い始めました（笑）。


さて犬たち。

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目が大きいといえばキャバリアも負けていない、
いや、さすがにヤマシギには負けますね。

しかもマーサは目を細めていたし（笑）。


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目が大きいキャバリア、ポーラもしかし、
寝ていたところを無理矢理撮ったので、目は小さ目・・・


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ハウは、目を大きく写すことは不可能です（笑）。