飛行機のジャケット写真集

guitarbird

2013年10月12日 19:59

01


もはやおなじみ(!?)、CDジャケット写真集の記事です。

今回は

飛行機のジャケット写真集

最近は鉄道に凝っているはずなのに、なぜ?
まあ、夏以降に2度ほど空港に行くことがあったこともありますが、
きっかけについて詳しくは後ほど話します。
といって、たいしたきっかけじゃないのですが(笑)。

今回は18枚

早速行きます!


旅客機編

☆02


1枚目
FLIGHT 666 Iron Maiden (2009)

まずは旅客機編。
最初はやはりアイアン・メイデンのもはやおなじみのこれ!
Voのブルース・ディッキンソンは操縦士の資格を持っていて、
このアルバムに収められた世界ツアーの際には、このジャケットの
メイデンのペイントをされたボーイング757型機
自らが操縦して世界を飛び回り、日本にも来ました。
そしてこの飛行機の模型も制作され、うちにありますが、詳しくは
こちらのアイアン・メイデンの飛行機の模型の記事をどうぞ。
円熟のライヴで聴きやすいヘヴィメタルです。



☆03


2枚目
LICENSED TO ILL Beastie Boys (1986)

ビースティー・ボーイズのこれ、白人のラップとしておそらく初めて
大ヒットして、一世を風靡しましたね。
僕がそろそろ新しい音楽についてゆけなくなった頃でした(笑)。
しかし、10年以上経って買って聴いてみると、意外とよかった。
これはボーイング727型機でしょう。
僕は、この飛行機に小さい頃に一度だけ乗ったことがあるのですが、
確かな記憶がなく、自分が写った写真を見てそれを知りました・・・



☆04


3枚目
SAILING TO PHILADELPHIA Mark Knopfler (2000)

マーク・ノップラーのこのアルバムの飛行機は、鼻面が特徴的な、
「ジャンボジェット」ことボーイング747型機でしょう。
かつては世界のエアラインにおいて不動の主役を張っていましたが、
エンジンが4発で燃費が悪く、今ではほとんど厄介者に・・・
ジャンボ機がアウトフォーカスのこの写真は旅情を誘いますね。



☆05


4枚目
THE DAVE CLARK FIVE THE HITS

デイヴ・クラーク・ファイヴは略すとDC5。
ということはこれ、マクダネル・ダグラス社製のDC5かな、
と思ったところさにあらず、調べたところ、DC5というモデルは存在せず、
この飛行機はDC3型機であることが分かりました。
これは裏ジャケット、DC5がないのは本人たちも残念だったかな(笑)。



軍用機編

☆06


5枚目
NEVER SAY DIE Black Sabbath (1978)

ブラック・サバスのこのアートワークはヒプノシスの手になるもの。
まるで蝉のような飛行士の姿が印象的ですね。
サバスの重たい音楽に空という対比も面白い。

07


見開きでもお見せします。
オジー・オズボーンがこのアルバムを最後に脱退しましたが、
そのずっと後でまた入ったり、出たり・・・
なお、軍用機編については僕はまったく分からないので、
飛行機の型が分からないのが申し訳ないです、ご了承ください。



☆08


6枚目
COAST TO COAST : OVERTURE AND BEGINNERS
 ROD STEWART /FACES LIVE
 Rod Stewart (1974)

契約問題の関係で、名義はロッド・スチュワートですが、
中身はフェイシズとのライヴ盤です。
プロペラ機のイラストが印象的ですね。
ジョン・レノンJealous Guyのカバーが素晴らしい。
契約の関係か、リマスター盤がいまだに出ていないのが残念。



☆09


7枚目
SECRET TREATIES Blue Oyster Cult (1974)

ブルー・オイスター・カルトのこれは、犬ジャケットでも登場しましたが、
この飛行機はよく見るとジェット機だったんだ、と今気づく(笑)。
なかなか味わいがあるいい絵ですね。



☆10


8枚目
7 WISHES Night Ranger (1985)

ナイト・レンジャーのこれは僕が高校時代にヒットしていました。
全体にシャープな印象でカッコいいアートワークですね。
この写真の大きさでは分からないのが申し訳ないですが、
メンバーが楽しげな表情で飛行機に乗り込んでいたり、
アルバムタイトルが飛行機のマークになっていたりと面白い。
中にはこの飛行機の前でメンバーが記念撮影した写真もあります。
なお、このジャケット、CDケースに入っている状態では、
この写真から45度左に傾いて文字も横向きになっていますが、
ここでは分かりやすいようにこの向きで撮影しました。



こんなところに飛行機が

☆11


9枚目
SHAVED FISH John Lennon (1975)

ジョン・レノンの「主夫」時代に入る前のベスト盤。
素晴らしい編集ですが、今回もリマスター盤化は見送られました。
いつかでてほしい・・・
それはともかく、収録曲を1枚のイラストで表したジャケットの
どこに飛行機があるかというと

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右上のHappy X'mas (War Is Over)のイラストに。
軍用機が、爆弾ではなく赤い玉飾りを運んでいます。
ジョンとヨーコさんの気持ちが伝わってきます。



☆13


10枚目
LED ZEPPELIN III Led Zeppelin (1970)

レッド・ツェッペリンは飛行船だろうって!?
そうですね。
でも、あせらない、あせらない。
楽しい絵がたくさん描かれた3枚目のジャケットには、
飛行船ももちろんですが、飛行機もあるんですよ。

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ジャケット右上に、複葉機と思われる3機の飛行機の絵が。
これには、まだまだ僕が知らないものが描かれているかも(笑)。



☆15


11枚目
THE WORLD IS A GHETTO War (1972)

ウォーの名盤、街の雑踏を描いたこの絵の中にも飛行機が

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右上に小さく、しかも機体が半分切れて描かれていますが、
これは、アメリカでよくある、広告などのメッセージを書いた幕を
引っ張りながら飛びまわる飛行機ですね。
アルバムタイトルがそこに書かれているアイディアが秀逸ですね。



多分これは飛行機・・・

☆17


12枚目
WINGS OVER AMERICA Wings (1976)

バンドの名前からポール・マッカートニーを外した
ウィングスのまさに絶頂期の3枚組ライヴアルバム。
このジャケットですが、僕は昔から飛行機だと信じて疑っていません。
写真だと平面ですが筒状のものに見えますし、
金属的で機械的な質感は、飛行機のどこかをアップにしたもの。

18


裏ジャケットも一応載せましたが、違うかな・・・
違うかもしれないのでさっさと次へ



☆19


13枚目
FRAGILE Yes (1971)

イエスのアルバムは、ロジャー・ディーンによる
幻想的なアートワークが素晴らしいですが、このアルバムは、
地球の上を飛んでいるのが、架空の飛行機だと思われます。



Airplaneに敬意を表して

☆20


☆21


13枚目
JEFFERSON AIRPLANE TAKES OFF (1966)
14枚目
AFTER BATHING AT BAXTER'S (1967)
Jefferson Airplane

この記事を上げようと思った直接のきっかけは、
ジェファーソン・エアプレインの5枚組を買ったところ、
名前のごとく、5枚のうち2枚のジャケットに飛行機があって、
では他も集めてみたというわけでした。
彼らの1枚目と3枚目ですが、1枚目の裏に
"A JET AGE SOUND"と書かれているのが時代を感じます。
しかしその1枚目の写真の飛行機がプロペラ機なのが面白い。



今回のユーモア&アイディア賞

☆22


15枚目
BE ATTITUDE / RESPECT YOURSELF
 The Staple Singers
 (1972)

ステイプル・シンガーズの名曲を収録したこのアルバムジャケット、
父娘がジェット機のエンジンに乗っているアイディアが斬新。
しかも、ソウルでこれというのが僕にはインパクトが大きかった。
これもまた時代を感じさせますね。
今回のユーモア&アイディア賞は文句なくこれ。



今回の銀賞

☆23


16枚目
THE SMOKER YOU DRINK, THE PLAYER YOU GET
 Joe Walsh
 (1973)

アクティヴでぶっ飛んでいてしかし少し古くさい人。
ジョー・ウォルシュはそんなイメージに
この複葉機の絵のジャケットはぴったりですね。
Rocky Mountain Wayはまさに飛行機のような爽快感。



今回の金賞

☆24


17枚目
LANDING ON WATER Neil Young (1986)

今回の金賞は、ニール・ヤングのゲフィン時代のこのアルバム。
旅客機が不時着してしまったんですね。
脱出シューターが乗降口の下から出ていますが、
乗客はもう降りた後なのかな、それともこれから・・・
助かることを祈るのみですね。
これを見ると、飛行機に乗ると座席の前のポケットに入っている
非常時のご案内のシートを思い出します。
あるいは逆で、飛行機に乗るとこのジャケットを思い出す・・・
どうかそうはならないように(笑)。



◎最後に・・・おまけ

☆25


18枚目
ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND U2 (2000)

U2のこれ、撮影したのはおそらくどこかの空港ですよね。
飛行機は写っていないけど、最後に登場していただきました。
あ、別に「搭乗」とのダジャレじゃないですよ(笑)。
最近は、空港に行くとこのアルバムを思い出すようになりました。


いかがでしたか!

意外とあった、という感じですね。

次のこの記事はいつで、お題は何かなぁ・・・




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