顔アップのジャケット写真集 ソロアーティスト編

guitarbird

2015年11月18日 18:54

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少し間が空きましたが、恒例、CDジャケット写真集の記事です。

今回のお題

顔アップのジャケット写真集 ソロアーティスト編

シンプルに、顔のアップの写真が使われたCDジャケットを集めました。
胸より上しか写っていない写真が条件です。

「ソロアーティスト編」とありますが、ただでさえ多いものを、
枚数を減らすために限定したもので、それ以上の意味はありません。
グループ編があるかどうかも、現在検討中です。

今回は31枚、それでも多い。
結果としてほとんどが名盤といわれているアルバムになりました。


長いので早速行きます。


その1、あの4人

☆1枚目


IMAGINE
John Lennon
(1971)

ジョン・レノンはこの頃精神的にしんどかった。
写真に見える雲は、ジョンが念力で呼んだものといわれています。


☆2枚目


McCARTNEY II
Paul McCartney
(1980)

ポール・マッカートニーにしては人相が悪いこの写真は、
東京で立ち寄ったさる施設にいた時のイメージだとか。
頭の陰が左右2つ写っているのが何やら意味深ですね。
そしてもうひとつ、この写真、ぼやけたイメージ、丸い襟元まで写る
白いシャツ、もしかしてひとつ上のジョンのを意識したのかも・・・


☆3枚目


GEORGE HARRISON
George Harrison
(1979)

ジョージ・ハリスンは上2人に比べると穏やかな顔つき。
ごたごたから漸く逃れ、やりたいことができるようになった頃。


☆4枚目


BLAST FROM YOUR PAST
Ringo Starr
(1975)

そしてリンゴ・スターはほのぼのとしたユーモアあふれる写真。



その2、男性アーティストABC順・前編

☆5枚目


COMMUNICATION
Bobby Womack
(1971)

ボビー・ウーマックが本格的にブレイクした名盤。
昔の流行り言葉でいえば「濃ゆい」、ですね。


☆6枚目


BOB DYLAN AT BUDOKAN
Bob Dylan
(1979)

ボブ・ディランの武道館公演のライヴ盤。
よく見ると鳥のような目つき顔つきで斜めに見ている。


☆7枚目


THE RIVER
Bruce Springsteen
(1980)

ブルース・スプリングスティーンは若くして貫禄があったんだなあ。
12月のこのアルバムのリイシュー盤が出ます、高いんですが・・・


☆8枚目


HUNKY DORY
David Bowie
(1971)

デヴィッド・ボウイがこの時点での自らの音楽を確立した1枚。
しかし、Changesと歌うように、この後変わり続ける、音楽も外見も。


☆9枚目


ELTON JOHN
Elton John
(1970)

エルトン・ジョンもこの頃はまだ派手ではない好青年。
まさにYour Song、そんなスナップですね。


☆10枚目


JOURNEYMAN
Eric Clapton
(1989)

エリック・クラプトンで僕がいちばん好きなアルバム。
ふと、気づいた、ひとつ上のエルトンとにた写真。
まあ、ハーフシャドウで撮るとそうなるでしょうね。
ちなみにこのジャケット、わが家では「水牛」と呼ばれています・・・


☆11枚目



☆12枚目


LEON RUSSELL AND THE SHELTER PEOPLE
Leon Russell
(1972)

レオン・ラッセルって意外とナルシストなのかな。
もちろんそれが決まっている写真ではありますが。



その3、女性アーティストABC順編

☆13枚目


ARETHA NOW
Aretha Franklin
(1969)

アレサ・フランクリン、「貴方を愛し続けて」のようなきらびやかな
写真もいいけれど、この写真も庶民的で親しみやすくていいですね。


☆14枚目


LINDA RONSTADT
Linda Ronstadt
(1972)

リンダ・ロンシュタットwithイーグルスという邦題のこのアルバム。
この目力で男たちを「手玉に取った」のでしょうか。


☆15枚目


MADONNA
Madonna
(1983)

マドンナのデビュー作、今見ると、コケティッシュではあるけれど、
意外と普通っぽい感じでもあったんだなあ。


☆16枚目


COME AWAY WITH ME
Norah Jones
(2002)

ノラ・ジョーンズはデビュー作の方が大人っぽい顔つき。
僕は、後になるほど、彼女の顔がより好きになったのでして・・・(笑)。



◎その4、ジャズ編

☆17枚目


ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS
Art Blakey And The Jazz Messengers
(1958)

アート・ブレイキーのこれ、ジャズで真っ先に浮かんだ顔アップ写真。
今これを書いている瞬間から、Moanin'が頭の中で鳴りっ放し。


☆18枚目


TUTU
Miles Davis
(1986)

マイルス・デイヴィス晩年のこれ、当時「FMファン」の表紙で
この写真を見て、なんともいえない衝撃を受けたものでした。


☆19枚目


THE ALL SEEING EYE
Wayne Shorter
(1965)

ウェイン・ショーターのこれ、(多分)ジャズにしては珍しく
タイトルをそのまま視覚化した写真、クールですね。



その5、男性アーティストABC順・後編

☆20枚目


M.P.G.
Marvin Gaye
(1969)

マーヴィン・ゲイの「ソウル歌手」時代の1枚。
ううん、やっぱり日本では(女声には)人気がない顔かな・・・


☆21枚目


THE BEST OF MUDDY WATERS
Muddy Waters
(1958)

マディ・ウォーターズのこれ、ベスト盤ですが、
ブルーズを語る上では欠かせない写真の1枚。


☆22枚目


SUGAR MOUNTAIN
 LIVE AT CANTERBURY HOUSE 1968
Neil Young
(2008)

ニール・ヤングが過去の未発表音源からリリースしている
ARCHIVESシリーズの1枚で、1968年のライヴ。
なんというか、凄い顔つきの若者、ですね。
ニール・ヤングは意外とというか、顔が写ったジャケットが少ないんです。


☆23枚目


PLAY'S LIVE
Peter Gabriel
(1983)

ピーター・ガブリエル1983年のライヴ盤。
これも「FMファン」の表紙で衝撃を受けた1枚。
ステージの彼は、飛んでいるし、切れていますからね。


☆24枚目


FACES VALUE
Phil Collins
(1981)

フィル・コリンズのソロデビュー作。
フィル・コリンズはニール・ヤングとは逆で、顔が写った、
しかもアップの写真のジャケットが多い人です。


☆25枚目


FOOT LOOSE & FANCY FREE
Rod Stewart
(1977)

ロッド・スチュワートのこれはロッドでいちばん好きなジャケットかな。


☆26枚目


NIGHT BEAT
Sam Cooke
(1963)

サム・クックのこれは今でも通じるセンスですね、カッコいい。



◎その6、クラシック編

☆27枚目


MOZART
Helene Grimaud
(2011)

エレーヌ・グリモー様。
これを出したくてわざわざこのカテゴリを作ったんだろうって・・・
その通り(笑)。
彼女の2番目に好きなジャケット、なぜか服装がスポーツっぽい!?


☆28枚目


BRUCKNER: SYMPHONIE NO.9
Claudio Abbado
(2014)

いえいえ、クラウディオ・アバドのこれを取り上げたかったのです。
亡くなる少し前と思われるこの写真、職人でもあり芸術家でもある
アバドをよく表した素晴らしい写真。
ネットで見つけて即注文、いわばジャケット買いした1枚です。



今回のアイディア賞

☆29枚目


HIS BAND AND STREET CHOIR
Van Morrison

ヴァン・モリソンのこれは全身も写っているので反則かな。
いや、顔のアップに全身を重ねるというアイディアがしい。
しかも小さな顔がおでこのほくろのように見えるから面白い。
なお、このアルバムのボーナス音源つきリマスター・リイシュー盤が
今月出たばかり、それを宣伝したかった、というのもあるのでした。



今回のユーモア(!?)賞

☆30枚目


WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS
Joe Cocker
(1969)

ジョー・コッカーのこれ、うん、やっぱり大きなユーモアですよね。
ところでこれ、写真ですよね、今回絵は対象外なのですが、
写真を加工したものに見えたので取り上げました。






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いかがでしたか!












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