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映画『ロッキー』、『ベスト・キッド』の監督
ジョン・G・アビルドセンが亡くなりました。
1977年開催第49回アカデミー賞において
『ロッキー』は最優秀作品賞、アビルドセン監督は最優秀監督賞を
それぞれ受賞しています。
昼頃にそのニュースをネットで見てから、
今日は頭の中で「ロッキーのテーマ」が鳴りっ放し。
映画のテーマ曲で僕がいちばん好きなのは、
A Hard Day's Nightでもないし、Footlooseでもない、
「第三の男」でも「ゴッドファーザー愛のテーマ」でもない、
「ロッキーのテーマ」 Gonna Fly Nowなのです。
(次点はヴァンゲリス「炎のランナー」)。
いかにも1970年代フュージョンの時代という音作り、
特にギターソロの部分がそうですが、これが郷愁を誘う。
何より最初のトランペットが奏でる旋律は、
「勇気」という言葉をこれ以上上手く音で表した曲はない、
というくらいで、こんな僕でも勇気が湧いてきますね。
曲が頭の中に流れてくると、映画のシーンも思い出す。
『ロッキー』はほんとうにいい映画ですね。
全体の話もそうですが、シーンのひとつひとつに真実味があり、
説得力がありますね。
そんなシーンを思い出してみます(順不同というか覚えていない)。
・王者アポロが次の試合の相手を選ぶ時に渡された
ロッキーの資料には「イタリアの種馬」と書かれていたこと。
・エイドリアンが勤めるペットショップをロッキーが訪れ
亀と戯れること。
・ポーリーが飼っていた犬へのロッキーのあいさつ(吹き替え)
「よぉバッカス元気かぁ」(眠たげに話す)。
・ロッキーがトレーニングで精肉工場の肉を
サンドバッグ代わりに使うこと。
・早朝トレーニングの前に冷蔵庫から卵を出して
コップに割って飲む、それが確か12個も!
・フィラデルフィア市役所の階段を駆け上ってジャンプし
ガッツポーズをとる、これは映画史上に残る名シーン。
などなど。
近いうちにまた観たくなってきました。
というわけで曲を。
☆
Gonna Fly Now (Theme from "Rocky")
Bill Conti
アビルドセン監督、ありがとうございます。
R.I.P.